JP4272391B2 - コイン投出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機、両替機、自動販売機等に備えられるコイン投出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば遊技者がゲームで獲得した点数に応じた数量のコインを投出するために遊技機等は、コイン投出装置を備えている。
【0003】
図8は、従来のコイン投出装置の全体構造一例を示す正面図、図9は同側面図である。又、図10は、図9における矢視X部を拡大して示す断面図である。
【0004】
コイン投出装置100は、コイン102を順次送り出す送り出し機構104と、送り出し機構104から送り出されるコイン102を軌道に沿って整列状態で案内するガイドレール106と、コイン102を外部に投出するために通路106Aに連通するようにガイドレール106に配設された投出部108と、を含んで構成されている。
【0005】
送り出し機構104は、コイン溜まり110と、コイン溜まり110内のコイン102を回転搬送するためのディスク112と、ディスク112を回転駆動するためのアクチュエータ114と、を含んで構成されている。
【0006】
コイン溜まり110は、コイン102を多数収容可能とされ、一般的に底面が水平面に対して傾斜した傾斜面とされている。
【0007】
ディスク112はコイン溜まり110の底面に沿うように傾斜して配設されている。ディスク112には、コイン102の外径よりも若干大きな内径で該ディスク112を厚さ方向に貫通する誘導孔112Aが円周方向等分に複数形成されている。更に、ディスク112の下面側における該誘導孔112Aの間にはひれ112Bが突出して形成されている。
【0008】
アクチュエータ114は電動モータで、ディスク112を図10における反時計方向に回転駆動可能とされている。
【0009】
アクチュエータ114がディスク112を回転駆動すると、ディスク112の上方に堆積したコイン102はディスク112の誘導孔112Aを挿通してひれ112Bの間に案内されて、回転搬送される。
【0010】
ガイド115は、ディスク112のひれ112Bとの干渉を避けてコイン溜まり110の底面からディスク112の下面に向けて突出して形成されたピン状の部材で、回転搬送されるコイン102はガイド115に当接して出口104Aに案内される。尚、出口104Aにはクリック機構104Bが備えられ、コイン102は該クリック機構104Bの付勢力に抗して出口104Aから送り出されると共に送り出されたコイン102の送り出し機構104への逆流を防止している。
【0011】
ガイドレール106は、送り出し機構104の出口104Aに近傍に連結され、滑らかに曲折して上方に延在されている。
【0012】
図11はガイドレール106の構造を拡大して示す断面図である。
【0013】
ガイドレール106は、コイン102に厚さ方向両側から内接するような隙間幅106G及び前記コインに径方向両側から内接するような内幅106Hを有して所定の軌道で延在された通路106Aを備え、送り出し機構104から送り出されるコイン102を通路106Aに沿って整列状態で案内するようにされている。
【0014】
ガイドレール106は具体的には、コイン102を厚さ方向両側から挟むように、前記隙間幅106Gを有して対向して配置された一対のサイドカバー116と、コイン102を径方向両側から挟むように、前記内幅106Hを有して対向して配置された一対のガイドレール118と、を含んで構成されている。尚、ガイドレール118は厚さがコイン102の厚さよりも僅かに大きくされて一対のサイドカバー116の間に挟まれており、これにより、一対のサイドカバー116の隙間幅106Gがコイン102の厚さよりも僅かに大きく保持されている。
【0015】
投出部108は、ガイドレール106の上端近傍に配設されると共に鉛直上方から若干傾いて開口する投出口108Aが設けられ、コインを所定の一方向に投出するようにされている。又、投出部108はクリック機構108Bを備えている。
【0016】
コイン102は、送り出し機構104のクリック機構104B及び投出部108のクリック機構108Bの間に連続して整列状態で保持されている。ディスク112が回転して送り出し機構104の出口104Aからコイン102が送り出される度に、ガイドレール106内のコイン102は玉突状に上方に移動し、最も上方のコイン102が投出部108のクリック機構108Bに抗して投出口108Aから弾き出されるように外部に投出される。
【0017】
ここで、遊技機等の種類、形状、設置場所等の事情により多様な位置から、多様な方向にコインを投出したいという要望がある。
【0018】
これに対して、例えば特開平08−293051号及び特開平11−272903号に示されるような、コインの投出方向を2方向に選択的に切替可能とされたコイン投出装置が知られている。
【0019】
特開平08−293051号に示されるコイン投出装置は、2つの投出口と、投出口切替手段とを有し、投出口の切替えにより容易にコインの投出方向を切り替えることができる。尚、切替えは人手により行うため、コインを2方向に投出する遊技機等の場合は、2台のコイン投出装置を設置する必要がある。
【0020】
一方、特開平11−272903号に示されるコイン投出装置も投出部が揺動することで容易にコインの投出方向を切り替えることができる。更にアクチュエータによる自動的なコインの投出方向の切替えも可能であり、コインを2方向に投出する遊技機等であっても1台のコイン投出装置で対応することができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記コイン投出装置は、コインの投出方向を変更することはできるが、コインの投出位置を変更することはできず、市場の要請に充分に応えることができない場合があった。
【0022】
又、コインの投出方向の変更も二者択一的であり、この点でも市場の要請に充分に応えることができない場合があった。
【0023】
尚、コインの投出方向、投出位置が異なるコイン投出装置を複数設置すれば上記問題を解決しうるが、複数のコイン投出装置の設置はスペース上困難な場合が多く、更に高コストであるという問題がある。
【0024】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、多様な位置から、多様な方向にコインを投出することができるコンパクトで低コストなコイン投出装置を提供することをその課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コインを順次送り出す送り出し機構と、前記コインに厚さ方向両側から内接するような隙間幅及び前記コインに径方向両側から内接するような内幅を有して所定の軌道で延在された通路を備えると共に前記送り出し機構に連結されて該送り出し機構から送り出される前記コインを前記通路に沿って整列状態で案内するガイドレールと、前記コインを外部に投出するために前記通路に連通するように前記ガイドレールに配設された投出部と、を含んでなるコイン投出装置において、前記ガイドレールを、前記隙間幅の方向の軸廻りに相対回転して折り曲げ可能、且つ、相異なる折り曲げ態様で前記コインを案内可能であるように連結した第1及び第2の可動継手要素を含んで構成し、これら第1及び第2の可動継手要素の折り曲げ態様を変更することにより前記ガイドレールの軌道と共に前記投出部の配置を変更して前記コインを外部に投出可能としたことにより上記課題を解決したものである。
【0026】
又、前記第1の可動継手要素を、板状体で前記第2の可動継手要素側の端部に半円状突起が形成されると共に該半円状突起の少なくとも一部を含む部分の片面が前記通路の隙間幅方向の内周面を構成するように配設された第1のサイドプレートを含んでなる構成とし、前記第2の可動継手要素は、板状体で前記第1のサイドプレートの半円状突起の円周側面に沿う円弧形状の切欠きが前記第1の可動継手要素側の端部に形成されて前記第1のサイドプレートに隣接すると共に該円弧形状の切欠きの少なくとも一部を含む部分の片面が前記通路の隙間幅方向の内周面を構成するように配設された第2のサイドプレートを含んでなる構成とし、且つ、前記第1及び第2の可動継手要素を前記半円状突起の中心軸廻りに相対回転して折り曲げ可能であるように連結して、前記第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して前記第1及び第2のサイドプレートが前記半円状突起及び前記円弧形状の切欠きにおける隣接状態を保持しつつ相対回転可能であるようにしてもよい。
【0027】
尚、この場合、前記第1のサイドプレートの半円状突起を、中心軸が前記通路の内幅方向の中央近傍に位置するように形成するとよい。
【0028】
又、前記第1の可動継手要素は、前記コインよりも薄い板状体で側面が前記通路の内幅方向の内周面を構成すると共に先端が前記第2の可動継手要素側に突出するように配設した第1のガイドプレートを含んでなる構成とし、前記第2の可動継手要素は、前記コインよりも薄い板状体で側面が前記通路の内幅方向の内周面を構成すると共に先端が前記第1の可動継手要素側に突出して少なくとも先端近傍が第1のガイドプレートの少なくとも先端近傍と前記隙間幅方向に相互に重なるように配設した第2のガイドプレートを含んでなる構成とし、且つ、前記第1及び第2のガイドプレートが前記第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して前記隙間幅方向の重なりを保持しつつ相対的に進退動可能であるようにしてもよい。
【0029】
尚、この場合、前記第1及び第2のガイドプレートの少なくとも一方を前記隙間幅方向に櫛歯状に複数並設し、該櫛歯状の一方のガイドプレートの間に入り込むように他方のガイドプレートを配設してもよい。
【0030】
又、前記第1及び第2の可動継手要素を回転駆動するためのアクチュエータを備えてもよい。
【0031】
又、前記第1及び第2の可動継手要素を複数組備えてもよい。
【0032】
本発明によれば、様々な位置から、様々な方向にコインを投出することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0034】
図1は、本実施形態に係るコイン投出装置10の全体構造を示す正面図である。図2は、図1におけるII−II線に沿う断面図である。
【0035】
ガイドレール12はコイン102の厚さよりも若干大きな隙間幅12G及びコイン102の直径よりも若干大きな内幅12Hを有する通路12Aを備えている。
【0036】
図3は、ガイドレール12の構造を示す分解斜視図である。図4は、図3における可動継手要素の連結部の構造を拡大して示す分解斜視図、図5は同連結部を正面方向から見た断面図である。
【0037】
コイン投出装置10は、ガイドレール12が、通路12Aの隙間幅12Gの方向の軸周りに相対回転して折り曲げ可能、且つ、相異なる折り曲げ態様でコイン102を案内可能であるように連結された第1及び第2の可動継手要素14及び16を含んで構成され、これら第1及び第2の可動継手要素14及び16の折り曲げ態様を変更することによりガイドレール12の軌道と共に投出部108の配置を変更してコイン102を外部に投出可能とされたことを特徴としている。
【0038】
その他の構造については前記従来のコイン投出装置100と同様であるので、図8〜図10と同一符号を付することとして説明を適宜省略する。
【0039】
第1の可動継手要素14は、長方形の板状体で第2の可動継手要素16側の端部に半円状突起18Aが形成されると共に半円状突起18Aを含む部分の片面が通路12Aの隙間幅12G方向の内周面を構成するように配設された第1のサイドプレート18を備えている。
【0040】
半円状突起18Aは、中心軸が通路12の内幅12Hの方向の中央近傍に位置するように形成されている。半円状突起18Aの通路12Aと反対側の面には、円板状の軸受18Bが同軸的に軸支されている。
【0041】
尚、第1のサイドプレート18は、通路12Aの隙間幅12G方向の両側に対向して2枚配設されている。
【0042】
又、第1の可動継手要素14は、コイン102よりも薄い長方形の板状体で側面が通路12Aの内幅12H方向の内周面を構成すると共に先端が第2の可動継手要素16側に突出した第1のガイドプレート20を備えている。通路12Aの内幅12H方向の一方側の第1のガイドプレート20は、先端近傍、且つ、通路12Aに臨む側面が側先端方向に若干先細るようなテーパー部20Aとされている。尚、通路12Aの内幅12H方向の両側の第1のガイドプレートにテーパ-部20Aを設けるようにしてもよい。
【0043】
第1のガイドプレート20は、第1のサイドプレート18の第2の可動継手要素16側の端部近傍に配設されている。
【0044】
又、第1のガイドプレート20は、通路12Aの隙間幅12G方向に櫛歯状に複数(本実施形態では3枚)並設されている。これら3枚の第1のガイドプレート20の間には、それぞれスペーサ22が1枚ずつ合計2枚配設されている。スペーサ22は、第1のガイドプレート20よりも若干厚く、且つ、第1のガイドプレート20よりも短い長方形の板状体で、第1のガイドプレート20の基端近傍に重なるように配設されている。
【0045】
3枚の第1のガイドプレート20及び2枚のスペーサ22は合計の厚さがコイン102の厚さよりも若干厚くされており、2枚の第1のサイドプレート18の間に挟まれてこれらを貫通するボルト(図示省略)により第1のサイドプレート18に一体に締結されている。
【0046】
尚、第1のガイドプレート20は、通路12Aの内幅12H方向の両側に1セットずつ合計2セット配設されている。
【0047】
又、第1のガイドプレート20の基端側には断面が長方形の棒状のガイドバー24が隣接して配設されている。ガイドバー24は、第1のガイドプレート20と同様に側面が通路12Aの内幅12H方向の内周面を構成すると共に厚さがコイン102よりも若干厚くされており、2枚の第1のサイドプレート18の間に挟まれてこれらを貫通するボルト(図示省略)により第1のサイドプレート18に一体に締結されている。
【0048】
第1の可動継手要素14の第2の可動継手要素16と反対側には直線状のサブガイドレール26が連結されている。該サブガイドレール26の先端近傍には投出部108が配設されている。
【0049】
第2の可動継手要素16は、く字形状の板状体で第1の可動継手要素14側の端部に第1のサイドプレート18の半円状突起18Aの円周側面に沿う円弧形状の切欠き28Aが形成されて第1のサイドプレート18に隣接すると共に円弧形状の切欠き28Aを含む部分の片面が通路12Aの隙間幅12G方向の内周面を構成するように配設された第2のサイドプレート28を備えている。
【0050】
尚、第2のサイドプレート28は、通路12Aの隙間幅12G方向の両側に対向して2枚配設されている。
【0051】
第1の可動継手要素14の第1のサイドプレート18に軸支された軸受18Bの外周には連結部材29が嵌合すると共に連結部材29は第2の可動継手要素16側に固定支持されている。これにより、第1及び第2の可動継手要素14及び16が半円状突起18Aの中心軸周りに相対回転して折り曲げ可能に連結され、第1及び第2の可動継手要素14及び16の折り曲げに追従して第1及び第2のサイドプレート18及び28が半円状突起18A及び円弧形状の切欠き28Aにおける隣接状態を保持しつつ相対回転可能とされている。
【0052】
又、第2の可動継手要素16は、コイン102よりも薄い板状体で側面が通路12Aの内幅12H方向の内周面を構成すると共に先端が第1の可動継手要素14側に突出して第1のガイドプレート20と隙間幅12G方向に重なるように配設された第2のガイドプレート30を備えている。第2のガイドプレート30は、第1のガイドプレート20と同様の形状とされている。又、通路12Aの内幅12H方向の一方側の第2のガイドプレート30の先端近傍、且つ、通路12A側は先端方向に若干先細るようなテーパー部30Aとされている。
【0053】
第2のガイドプレート30は、第2のサイドプレート28の第1の可動継手要素14側の端部近傍に配設されている。
【0054】
又、第2のガイドプレート30も第1のガイドプレート20と同様に、通路12Aの隙間幅12G方向に櫛歯状に複数(本実施形態では2枚)並設され、これら第1及び第2のガイドプレート20及び30は相互に相手側に入り込むように配設されている。即ち、第1及び第2のガイドプレート20及び30は先端近傍が通路12Aの隙間幅12Gの方向に相互に重なるように配設されている。
【0055】
第1及び第2のガイドプレート20及び30は第1及び第2の可動継手要素14及び16の折り曲げに追従して隙間幅12Gの方向の重なりを保持しつつ相対的に進退動可能とされている。尚、通路12Aの内幅12H方向の一方側の第1及び第2のガイドプレート20及び30は先端、且つ、内幅12H方向の内側にテーパー部20A及び30Aが形成されており、一方が他方の内幅12H方向の内側の側面よりも内側に突出することを回避するようにされている。
【0056】
2枚の第2のガイドプレート30の間、及び隙間幅12G方向両側には、それぞれスペーサ32が1枚ずつ合計3枚配設されている。スペーサ32は、スペーサ22と同様の形状で第2のガイドプレート30よりも若干厚く、且つ、第2のガイドプレート30よりも短い長方形の板状体で、第2のガイドプレート30の基端近傍に重なるように配設されている。
【0057】
2枚の第2のガイドプレート30及び3枚のスペーサ32は合計の厚さがコイン102の厚さよりも若干厚くされており、2枚の第2のサイドプレート28の間に挟まれてこれらを貫通するボルト(図示省略)により連結部材29と共に第2のサイドプレート28に一体に締結されている。
【0058】
第2のガイドプレート30は、通路12Aの内幅12H方向の両側に1セットずつ合計2セット配設されている。
【0059】
又、第1のガイドプレート20の基端側には断面が長方形でく字形状に曲折した棒状のガイドバー34が隣接して配設されている。ガイドバー34は、第2のガイドプレート30と同様に側面が通路12Aの内幅12H方向の内周面を構成すると共に厚さがコイン102よりも若干厚くされており、2枚の第2のサイドプレート28の間に挟まれてこれらを貫通するボルト(図示省略)により第2のサイドプレート28に一体に締結されている。
【0060】
第2の可動継手要素16の第1の可動継手要素14と反対側には直線状のサブガイドレール36が連結されている。該サブガイドレール36の先端は送り出し機構104の出口104A近傍に連結されている。
【0061】
次に、コイン投出装置10の作用について説明する。
【0062】
まず、第1の可動継手要素14及び第2の可動継手要素16を折り曲げて、投出部108の投出口108Aを、所望の位置に配置する。
【0063】
この状態で、送り出し機構104のアクチュエータ114を回転させると、ディスク112が回転駆動されてガイドレール12内にコイン102を整列状態で送り出す。
【0064】
コイン102は、まずサブガイドレール36を通過して第2の可動継手要素16内に案内され、第1の可動継手要素14の近傍まで移動する。
【0065】
第2のサイドプレート28及び第1のサイドプレート18は円弧形状の切欠28A及び半円状突起18Aにおいて隣接しているので、コイン102は厚さ方向両側から連続的に案内されて第2のサイドプレート28から第1のサイドプレート18へ滑らかに移動する。
【0066】
又、第2のガイドプレート30及び第1のガイドプレート20は、隙間幅12Gの方向に重なるように配設されているので、コイン102は、径方向両側からも連続的に案内されて、第2のガイドプレート30から第1のガイドプレート20に確実に案内されて移動する。
【0067】
即ち、コイン102は、第2の可動継手要素16から第1の可動継手要素14に確実に案内されて滑らかに移動する。
【0068】
第1の可動継手要素14に移動したコイン102は、後続の他のコイン102に突き上げられるようにしてサブガイドレール26を通過して、投出部108まで移動する。
【0069】
更にコイン102は、所望の投出位置に配置された投出部108の投出口108Aからクリック機構108Bにより付勢され、弾き出されるようにして外部に投出される。
【0070】
コインの投出位置、投出方向を変更したい場合には、第1の可動継手要素14及び第2の可動継手要素16の折り曲げ態様を変更して、投出部108の投出口108Aの配置を変更する。このように投出口108Aの配置を変更した場合も、上記と同様に投出口108Aまで確実にコイン102Aを案内して外部に投出することができる。
【0071】
即ち、第1の可動継手要素14及び第2の可動継手要素16の折り曲げ態様を変更しても、第1及び第2のサイドプレート18及び28は、半円状突起18A及び円弧形状の切欠28Aにおいて隣接しているので、コイン102を第2のサイドプレート28から第1のサイドプレート18側に確実に案内することができる。
【0072】
又、第1の可動継手要素14及び第2の可動継手要素16の折り曲げ態様を変更しても、第1及び第2のガイドプレート20及び30は隙間幅12Gの方向に相互に重なるように配設されているので、折り曲げ態様に拘らず、第2のガイドプレート30から第1のガイドプレート20側にコイン102を確実に案内することができる。
【0073】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0074】
図6に示されるように、本第2実施形態に係るコイン投出装置40は、第1及び第2の可動継手要素14及び16を回転駆動するためのアクチュエータ42が備えられたことを特徴としている。
【0075】
他の構成については、前記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0076】
アクチュエータ42は、エアシリンダでシリンダ部42Aが第2の可動継手要素16側に揺動自在に枢支され、ロッド部42Bが第1の可動継手要素14側に揺動自在に枢支されており、シリンダ部42A及びロッド部42Bが伸縮することにより、第1及び第2の可動継手要素14及び16を回転駆動可能とされている。
【0077】
このように、アクチュエータ42を備えることにより、自動的にコインの投出位置を変更することができ、複数の投出位置からコインを投出する必要がある遊技機等であっても、1台のコイン投出装置で対応することができる。従って、設置スペースの制約を受けることが少なく、且つ、低コストである。
【0078】
尚、アクチュエータとしては、油圧シリンダ、電磁ソレノイド、電動モータ等を用いることも当然可能である。
【0079】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
【0080】
図7に示されるように、本第3実施形態に係るコイン投出装置50は、ガイドレール52が第1及び第2の可動継手要素54及び56を複数組(本実施形態では2組)備えたことを特徴としている。
【0081】
尚、第1、第2の可動継手要素54、56は前記第1実施形態に係る第1、第2の可動継手要素14、16と同様の構造であるが、前記第1実施形態に係る第2の可動継手要素16は軌道がく字形状であるのに対し、本発明の第3実施形態第2の可動継手要素56は軌道が直線状である。他の構成については、前記第1実施形態と同様であるので説明を適宜省略する。
【0082】
このように、第1、第2の可動継手要素54、56を複数組備えることにより、投出部108の配置の自由度を高めることができる。例えば、投出部108の投出口108Aを同一の投出位置に保持しつつ、投出方向を変更することができる。又、コインの投出方向を一定に保持しつつ、コインの投出位置を変更することもできる。即ち、多様な投出位置から多様な投出方向にコインを投出することが可能である。
【0083】
尚、図7における上側の第2の可動継手要素56と下側の第1の可動継手要素54とを一体とし、一の可動継手要素が第1及び第2の可動継手要素を兼ねるようにしてもよい。
【0084】
更に、第1、第2の可動継手要素54及び56を3組以上備えるようにすれば一層多様な投出位置から多様な投出方向にコインを投出することが可能である。
【0085】
更に又、前記第2実施形態のようにアクチュエータを備えるようにすれば、複数の投出位置から様々な投出方向にコインを投出する必要がある遊技機等であっても、1台のコイン投出装置で対応することができる。
【0086】
尚、前記第1〜第3実施形態において、第1及び第2のガイドプレート20及び30はいずれも櫛歯状に複数並設されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1及び第2のガイドプレートの一方又は両方を単数のみ備える構成としてもよい。例えば、通路の隙間幅とコインの厚さとの差が小さい場合には、第1及び第2のガイドプレートが単数であっても、コインがガイドプレートに乗り上げるようなことがなく、コインを確実に案内することができる。一方、通路の隙間幅とコインの厚さとの差が大きい場合には、前記第1〜第3実施形態のように第1及び第2のガイドプレートを櫛歯状に複数並設することが好ましい。
【0087】
又、前記第1〜第3実施形態において、第1及び第2のガイドプレート20及び30は第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して隙間幅方向の重なりを保持しつつ相互に進退動するようにされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動継手要素の折り曲げに追従して軌道の方向に若干離間するような構成としてもよい。第1及び第2のガイドプレートが軌道の方向に若干離間しても、隙間がコインの直径に対して充分小さい場合には、コインを確実に案内することが可能である。
【0088】
又、通路12Aの内幅12H方向の一方側の第1のガイドプレート20、第2のガイドプレート30にテーパー部20A、30Aが設けられ、他方側の第1のガイドプレート20、第2のガイドプレート30にはテーパー部20A、30Aが設けられていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、通路12Aの内幅12H方向の両側の第1のガイドプレート20、第2のガイドプレート30にテーパー部20A、30Aを設けるようにしてもよい。このようにすることで、第1及び第2の可動継手要素の折り曲げ方向に拘らず第1及び第2のガイドプレート20及び30の一方が他方の通路12A側の側面よりも内側に突出することを制限し、コインを常に滑らかに案内することができる。尚、テーパー部の有無、テーパー部を設けた場合のテーパー角はコイン投出装置の使用態様を考慮して適宜設計すればよい。
【0089】
又、前記第1〜第3実施形態において、第1、第2のサイドプレート18、28はそれぞれ半円状突起18A、円弧形状の切欠き28Aが形成されて隣接し、第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して隣接状態を保持しつつ相互に回転してコインを連続的に案内可能とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、突起、切欠きが形成されて近接し、第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して近接状態を保持しつつ相互に回転してコインを連続的に案内可能な第1、第2のサイドプレートとしてもよい。この場合、突起、切欠きは必ずしも円形に限定されない。
【0090】
又、前記第1〜第3実施形態において、第2の可動継手要素側から第1の可動継手要素側にコインを案内するように構成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1の可動継手要素側から第2の可動継手要素側にコインを案内するように構成してもよい。
【0091】
又、前記第1及び第2実施形態において、第2の可動継手要素は軌道がく字形状とされ、第1の可動継手要素は軌道が直線形状とされているが、本発明は第1及び第2の可動継手要素の連結部の構造に特徴を有するものであり、第1、第2の可動継手要素の軌道の形状は特に限定されない。従って、例えば、第3実施形態のように第1及び第2の可動継手要素双方の軌道を直線形状としてもよく、双方をく字形状としてもよい。更に、他の形状の軌道を有する第1、第2の可動継手要素としてもよい。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1台のコイン投出装置で多様な位置か、多様な方向にコインを投出することが可能となるという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコイン投出装置の全体構造を示す正面図
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図
【図3】図1におけるガイドレールの構造を拡大して示す分解斜視図
【図4】図3における可動継手要素の連結部周辺の構造を拡大して示す分解斜視図
【図5】同断面図
【図6】本発明の第2実施形態に係るコイン投出装置の全体構造を示す正面図
【図7】本発明の第3実施形態に係るコイン投出装置の全体構造を示す正面図
【図8】従来のコイン投出装置の全体構造の一例を示す正面図
【図9】同側面図
【図10】図9における矢視X部を拡大して示す平面図
【図11】図8におけるXI−XI線に沿う断面図
【符号の説明】
10、40、50、100…コイン投出装置
12、52、106…ガイドレール
12A…通路
12G…隙間幅
12H…内幅
14、54…第1の可動継手要素
16、56…第2の可動継手要素
18…第1のサイドプレート
18A…半円状突起
20…第1のガイドプレート
28…第2のサイドプレート
28A…円弧形状の切欠き
30…第2のガイドプレート
42…アクチュエータ
102…コイン
104…送り出し機構
108…投出部

Claims (6)

  1. コインを順次送り出す送り出し機構と、前記コインに厚さ方向両側から内接するような隙間幅及び前記コインに径方向両側から内接するような内幅を有して所定の軌道で延在された通路を備えると共に前記送り出し機構に連結されて該送り出し機構から送り出される前記コインを前記通路に沿って整列状態で案内するガイドレールと
    記コインを外部に投出するために前記通路に連通するように前記ガイドレールに配設された投出部と、を含んでなるコイン投出装置において、
    前記ガイドレールは、前記隙間幅の方向の軸廻りに相対回転して折り曲げ可能、且つ、相異なる折り曲げ態様で前記コインを案内可能であるように連結された第1及び第2の可動継手要素を含んで構成され
    前記第1の可動継手要素は、板状体で前記第2の可動継手要素側の端部に半円状突起が形成されると共に該半円状突起の少なくとも一部を含む部分の片面が前記通路の隙間幅方向の内周面を構成するように配設された第1のサイドプレートを含んでなり、
    前記第2の可動継手要素は、板状体で前記第1のサイドプレートの半円状突起の円周側面に沿う円弧形状の切欠きが前記第1の可動継手要素側の端部に形成されて前記第1のサイドプレートに隣接すると共に該円弧形状の切欠きの少なくとも一部を含む部分の片面が前記通路の隙間幅方向の内周面を構成するように配設された第2のサイドプレートを含んでなり、且つ、
    前記第1及び第2の可動継手要素が前記半円状突起の中心軸廻りに相対回転して折り曲げ可能であるように連結されて、該第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して前記第1及び第2のサイドプレートは前記半円状突起及び前記円弧形状の切欠きにおける隣接状態を保持しつつ相対回転可能とされており、
    れら第1及び第2の可動継手要素の折り曲げ態様を変更することにより前記ガイドレールの軌道と共に前記投出部の配置を変更して前記コインを外部に投出可能とされたことを特徴とするコイン投出装置。
  2. 記第1のサイドプレートの半円状突起は中心軸が前記通路の内幅方向の中央近傍に位置するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のコイン投出装置。
  3. 記第1の可動継手要素は、前記コインよりも薄い板状体で側面が前記通路の内幅方向の内周面を構成すると共に先端が前記第2の可動継手要素側に突出するように配設された第1のガイドプレートを含んでなり、
    前記第2の可動継手要素は、前記コインよりも薄い板状体で側面が前記通路の内幅方向の内周面を構成すると共に先端が前記第1の可動継手要素側に突出して少なくとも先端近傍が第1のガイドプレートの少なくとも先端近傍と前記隙間幅方向に相互に重なるように配設された第2のガイドプレートを含んでなり、且つ、
    前記第1及び第2のガイドプレートは前記第1及び第2の可動継手要素の折り曲げに追従して前記隙間幅方向の重なりを保持しつつ相対的に進退動可能とされたことを特徴とする請求項1または2いずれか1項に記載のコイン投出装置。
  4. 記第1及び第2のガイドプレートの少なくとも一方は前記隙間幅方向に櫛歯状に複数並設され、該櫛歯状の一方のガイドプレートの間に入り込むように他方のガイドプレートが配設されたことを特徴とする請求項3に記載のコイン投出装置。
  5. 記第1及び第2の可動継手要素を回転駆動するためのアクチュエータが備えられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコイン投出装置。
  6. 記第1及び第2の可動継手要素が複数組備えられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコイン投出装置。
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