JP4269636B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。特に、その感光体をコロナ放電器で帯電させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真技術を用いた画像形成装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により現像されたトナー像を転写対象である用紙等の記録材に転写させる転写手段とを有している。
感光体の外周面を帯電させる帯電手段としては、スコロトロン帯電器と呼ばれるコロナ放電器を利用したものが知られている。スコロトロン帯電器は、放電電極と、放電電極を支持する支持部材と、安定した放電を行うためのバックプレートと、感光体上の帯電電位を制御するためのグリッドとを有している。帯電を行う際には、例えば、放電電極に−4KV〜−6KVの電圧をかけ、グリッドには−600V(実際に帯電させたい電位に依存する電位)をかけ、バックプレートはアースまたはグリッドと同電位にすることにより、放電電極よりコロナ放電が発生し感光体を−600V程度に帯電させることができる。
【0003】
上記のようなスコロトロン帯電器により感光体を帯電させる場合、感光体の帯電電位に強く影響を及ぼすパラメータとしては、放電電極あるいはグリッドと感光体表面との距離がある。
したがって、従来のコロナ放電器は、放電電極と感光体表面との距離を一定にするための機構を備えていた(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、グリッドの開口パターンを、感光体移動方向に対して等方向的な開口率となるよう正六角形の微***により形成したスコロトロン帯電器も知られている(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公平2−10423号公報(第1頁左欄、第2頁右欄、第2〜5図)
【特許文献2】
実公平2−3554号公報(第2頁左欄、第2,3図)
【特許文献3】
実公平5−14282号公報(第2頁左欄、第5図)
【特許文献4】
実公平4−53650号公報(第1頁左欄、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
感光体表面の帯電電位は、感光層の静電容量に反比例する。すなわち、感光層の膜厚に比例し、厚い方が電位が上がる。
一方、感光層の膜厚は、製造上ある程度の膜厚偏差をもつ。例えば感光層として一般的に用いられている有機感光層などは、通常、ディッピング(浸漬塗布法:dippinng)により塗布される。浸漬塗布法は、リング塗布法などに比べて膜厚安定性に優れているが、それでもディップ上部と下部とでは、1〜2μmの膜厚偏差をもつことは珍しくない。特に、A3サイズ以上の大判印刷用感光体になると、この膜厚偏差は顕著になってくる。
このような感光体に対して帯電を行う場合、上述した従来技術のように放電電極と感光体表面との距離を一定に保つ、あるいはグリッドの開口パターンを感光体移動方向に対して等方向的な開口率となるように形成しても、感光体上の帯電電位は一定にはならない。例えば、感光体のディップ上部と下部とで1〜2μmの膜厚偏差があった場合、帯電電位は感光体の軸線方向において5〜12V程度の差が生じてしまう。これは、昨今のカラー画像形成の高画質化要求から考えて無視できない差である。通常、画像形成装置において良好なカラー画像を得るためには、帯電電位の面内ばらつき(感光体の軸線方向におけるばらつき)は20V以下にすることが望まれるが、これを達成することは、帯電器を構成する部品の公差などの影響で困難であり、このような状況下において初めから感光体の軸線方向における電位差が5〜12V程度となってしまうということは大きな問題である。
【0006】
この発明の目的は、以上のような問題を解決し、感光体表面の帯電電位の均一化を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本願第1の発明の画像形成装置は、ディッピングにより感光層を塗布した感光体と、この感光体に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極とバックプレートとを有する帯電器とを備えた画像形成装置であって、
前記バックプレートの開口率を、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくしたことを特徴とする。
また、第2の発明は、ディッピングにより感光層を塗布した感光体と、この感光体に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極とバックプレートとを有する帯電器とを備え、前記バックプレートに沿って気流を流して前記帯電器内の空気の排気を行う画像形成装置であって、
前記感光体を、そのディップ上部が前記気流の上流側に、ディップ下部が前記気流の下流側になるように配置するとともに、前記バックプレートには通気用の開口を設けて、バックプレートの開口率を、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくしたことを特徴とする。
【0008】
【作用効果】
バックプレートの開口率を大きくすると、帯電器による放電量は少なくなる。
本願第1の発明の画像形成装置は、ディッピングにより感光層を塗布した感光体と、この感光体に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極とバックプレートとを有する帯電器とを備えた画像形成装置であって、
前記バックプレートの開口率を、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくしたので、この画像形成装置によれば、感光体表面の帯電電位の均一化を図ることができる。
本願第2の発明の画像形成装置は、ディッピングにより感光層を塗布した感光体と、この感光体に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極とバックプレートとを有する帯電器とを備え、前記バックプレートに沿って気流を流して排気を行うので、この排気によって帯電器内からオゾンが排出される。
したがって、オゾンの滞留による放電電極の劣化が防止されて安定した帯電作用が得られることとなる。
そして、前記感光体は、そのディップ上部が前記気流の上流側に、ディップ下部が前記気流の下流側になるように配置されているとともに、前記バックプレートには通気用の開口が設けられて、バックプレートの開口率が、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくなっているので、感光体表面の帯電電位の均一化を図ることができる。
しかも、通気用の開口が感光体におけるディップ下部側すなわち前記気流の下流側に設けられていることにより、前記気流の流れが円滑になり帯電器内からオゾンが一層良好に排出されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態の内部構造を示す概略正面図である。
この画像形成装置は、A3サイズの用紙(記録材)の両面にフルカラー画像を形成することのできるカラー画像形成装置であり、ケース10と、このケース10内に収容された、像担持体ユニット20と、露光手段としての露光ユニット30と、現像手段としての現像器(現像装置)40と、中間転写体ユニット50と、定着手段としての定着ユニット(定着器)60とを備えている。
ケース10には装置本体の図示しないフレームが設けられており、このフレームに各ユニット等が取り付けられている。
【0010】
像担持体ユニット20は、外周面に感光層を有する感光体(像担持体)21と、この感光体21の外周面を一様に帯電させる帯電手段(スコロトロン帯電器)22とを有しており、この帯電手段22により一様に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット30からのレーザー光Lで選択的に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像に現像器40で現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を中間転写体ユニット50の中間転写ベルト51に一次転写部T1で一次転写し、さらに、二次転写部T2で、転写対象である用紙に二次転写させるようになっている。
像担持体ユニット20には、一次転写後に感光体21の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段(クリーニングブレード)23と、このクリーニング手段23で除去された廃トナーを収容する廃トナー収容部24が設けられている。
【0011】
ケース10内には、上記二次転写部T2により片面に画像が形成された用紙をケース10上面の用紙排出部(排紙トレイ部)15に向けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により用紙排出部15に向けて搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を形成すべく前記二次転写部T2に向けて返送する返送路17とが設けられている。
ケース10の下部には、複数枚の用紙を積層保持する給紙トレイ18と、その用紙を一枚ずつ上記二次転写部T2に向けて給送する給紙ローラ19とが設けられている。
【0012】
現像器40はロータリ現像器であり、回転体本体41に対して、それぞれトナーが収容された複数の現像器カートリッジが着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエロー用の現像器カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現像器カートリッジ42Mと、シアン用の現像器カートリッジ42Cと、ブラック用の現像器カートリッジ42Kとが設けられていて(図ではイエロー用の現像器カートリッジ42Yのみを直接描いてある)、回転体本体41が矢印方向に90度ピッチで回転することによって、感光体21に現像ローラ43を選択的に当接させ、感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっている。
【0013】
露光ユニット30は、板ガラス等で構成された露光窓31から上記レーザー光Lを感光体21に向けて照射するようになっている。
【0014】
中間転写体ユニット50は、図示しないユニットフレームと、このフレームで回転可能に支持された駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ56、一次転写部T1でのベルト51の状態を安定させるためのガイドローラ57,およびテンションローラ58と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56との間において前記一次転写部T1が形成されており、駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ10bとの圧接部において前記二次転写部T2が形成される。
二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可能であり、接触した際に二次転写部T2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ローラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接部(二次転写部T2)に用紙が供給されることによって用紙上にカラー画像(トナー像)が転写されることとなる。
トナー像が転写された用紙は、定着ユニット60の加熱ローラ対61を通ることでトナー像が溶融定着され、上記排紙トレイ部15に向けて排出される。
定着器60は、加熱ローラ61にオイルを塗布しないオイルレスの定着器で構成してある。
【0015】
例えば上記のようなカラー画像形成装置にあっては、感光体21の感光層を例えば図2に示すようなディッピング(浸漬塗布法:dippinng)によって形成する。
すなわち、図2に示すように、感光体基材21aを治具Jで把持し、矢印で示すように塗液Aに漬けて引き上げることによって、感光体基材21aの表面に感光層21bを形成する。
このようにして形成された感光層21bは、ディップ上部21b2とディップ下部21b1とで1〜2μmの膜厚偏差をもつ。ディップ上部21b2の膜厚の方が、ディップ下部21b1の膜厚に比べて1〜2μm薄くなる。
感光体表面の帯電電位は、感光層の静電容量に反比例する。すなわち、感光層の膜厚に比例し、厚い方が電位が上がる。
【0016】
図3は感光体膜厚と帯電電位との関係の一例を示したグラフである。
このグラフは次のようにして作成した。
(1)約5μm程度ずつ膜厚を変えて感光層を塗布した3本の感光体ドラムを用意した。
(2)その3本の感光体ドラムの膜厚を渦電流方式の膜厚計にて帯電電位測定位置で測定した。
(3)そくぞれの測定値から、1μmあたりの帯電電位を計算し、図3に示すグラフを作成した。
上記の結果から、感光体膜厚1μmあたり約5〜6Vの帯電電位の差が生じることが分かる。例えば、感光体ドラムのディップ上部と下部とで感光層の膜厚が2μm異なる場合、帯電電位は約10〜12Vの差をもつこととなる。
したがって、このような感光体に対して帯電を行う場合、前述した従来技術のように放電電極と感光体表面との距離を一定に保つ、あるいはグリッドの開口パターンを感光体移動方向に対して等方向的な開口率となるように形成しても、感光体上の帯電電位は一定にはならない。
そこでこの実施の形態では、バックプレートの開口率を、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくしてある。
【0017】
図4はこの実施の形態の要部を示す図で、(a)は感光体21の軸線方向における感光層21bの膜厚の変化を示すグラフ、(b)は像担持体ユニット20の概略図、(c)は帯電器22の正面図、(d)は帯電器22の底面図、(e)は帯電器22の平面図である。
図(b)(c)に示すように、この実施の形態の帯電器22は、ワイヤー状の放電電極22aと、安定した放電を行うためのバックプレート22cと、感光体21上の帯電電位を制御するためのグリッド22bとを有するスコロトロン帯電器である。この帯電器22は、図(d)に示すように、バックプレート22cの底板部22c1に細長台形の開口22c2を設け、感光体21におけるディップ上部側21b2に対向する開口幅t1を小さく、ディップ下部側21b2に対向する開口幅t2を大きくすることによって、バックプレート22cの開口率を、感光体21におけるディップ上部21b2側で小さく、ディップ下部側21b1で大きくしてある。
バックプレート22cの開口率を大きくすると、帯電器22による放電量は少なくなり、開口率を小さくすると、帯電器22による放電量は多くなる。
したがって、上記の帯電器22による帯電能力(感光体21を帯電させる能力)は、感光体21におけるディップ上部21b2側で大きく、ディップ下部側21b1で小さくなる。
【0018】
なお、図(b)において、20aは像担持体ユニット20のケースであり、このユニットケース20aに対して感光体21がその軸21cで回転可能に支持され、図示しない駆動機構により回転駆動される。A1は感光層塗布領域である。帯電器22は、ユニットケース20aに取り付けられている。22dは、放電電極22aとグリッド22bを支持する左右一対の支持部材であり、バックプレート22cの両端部に取り付けられている。
【0019】
以上のような画像形成装置は、ディッピングにより感光層21bを塗布した感光体21と、この感光体21に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極22aとバックプレート22cとを有する帯電器22とを備え、バックプレート22cの開口率を、感光体21におけるディップ上部側21b2で小さく、ディップ下部側21b2で大きくしたので、この画像形成装置によれば、感光体表面の帯電電位の均一化を図ることができる。
すなわち、上記の構成とすることにより、仮に、前述した従来技術のように放電電極と感光体表面との距離を一定に保つ、あるいはグリッドの開口パターンを感光体移動方向に対して等方向的な開口率となるように形成したならば生じるであろう感光体上の帯電電位差をキャンセルし、帯電電位の均一化を図ることができる。
【0020】
<第2の実施の形態>
図5は本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態の要部を示す図で、(a)は感光体21の軸線方向における感光層21bの膜厚の変化を示すグラフ、(b)は像担持体ユニット20の概略左側面図、(c)は図(b)を正面としたときの帯電器22の正面図、(d)は同じく帯電器22の底面図、(e)は同じく帯電器22の平面図である。図6は図5(b)におけるVI−VI断面図(概略図)である。これらの図において、前述した第1の実施の形態と同一部分ないし相当する部分には同一の符号を付してある。
この実施の形態の特徴は、バックプレート22cに沿って気流Bを流して帯電器22内の排気を行うようにし、感光体21を、そのディップ上部21b2が気流Bの上流側に、ディップ下部21b1が気流Bの下流側になるように配置するとともに、バックプレート22cには通気用の開口22c3を設けることにより、バックプレート22cの開口率を、感光体21におけるディップ上部21b2側で小さく、ディップ下部21b1側で大きくした点にある。
通気用の開口22c3は感光体21のディップ下部21b1に対向する部位において、バックプレート22cの一方の側板部22c5に設けられている。
【0021】
図6にも示すように、像担持体ユニット20のケース20aには、ダクト20bが設けられている。ダクト20bは、帯電器22の下方を包囲するように断面略U字形に設けられており、その一端側(感光体21のディップ上部21b2側)に空気の流入口20c(図5(b)参照)が設けられ、他端側(感光体21のディップ下部21b1側)に排気口20dが設けられている。
図5(d)に示すように、この実施の形態の帯電器22におけるバックプレート22cの底板部22c1にも開口22c4が設けられているが、この開口224cは長方形であって、第1の実施の形態おける開口22c2のような細長台形とはなっていない。すなわち、この開口22c4は帯電器22内に気流Bを導入するためのものであり、気流Bは図(b)において矢印bで示すように、開口22c4から帯電器22内に入って、側部の開口22c3およびダクトの排気口20dを経て像担持体ユニット20外へと排出されることとなる。
【0022】
この実施の形態によれば、バックプレート22cに沿って気流Bを流して排気を行うので、この排気によって帯電器20内からオゾンが排出される。
したがって、オゾンの滞留による放電電極22aの劣化が防止されて安定した帯電作用が得られることとなる。また、オゾンの滞留による感光体21の劣化も防止される。
そして、感光体21は、そのディップ上部21b2が気流Bの上流側に、ディップ下部21b1が気流Bの下流側になるように配置されているとともに、バックプレート22cには通気用の開口22c3が設けられていることにより、バックプレート22cの開口率が、感光体21におけるディップ上部側21b2で小さく、ディップ下部21b1側で大きくなっているので、感光体21表面の帯電電位の均一化を図ることができる。
しかも、通気用の開口22c3が感光体21におけるディップ下部21b1側すなわち前記気流Bの下流側に設けられていることにより、前記気流Bの流れが円滑になり帯電器22内からオゾンが一層良好に排出されることとなる。
【0023】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の内部構造を示す概略正面図。
【図2】ディッピングの説明図。
【図3】感光体膜厚と帯電電位との関係の一例を示したグラフの図。
【図4】(a)は感光体の軸線方向における感光層の膜厚の変化を示すグラフ、(b)は像担持体ユニットの概略図、(c)は帯電器の正面図、(d)は帯電器の底面図、(e)は帯電器の平面図。
【図5】第2の実施の形態の要部を示す図で、(a)は感光層の膜厚の変化を示すグラフ、(b)は像担持体ユニットの概略左側面図、(c)は図(b)を正面としたときの帯電器の正面図、(d)は同じく帯電器の底面図、(e)は同じく帯電器の平面図。
【図6】図5(b)におけるVI−VI断面図(概略図)。
【符号の説明】
21感光体、21b感光層、21b1ディップ下部、21b2ディップ上部、22帯電器、22a放電電極、22bグリッド、22cバックプレート、22c3通気用開口。

Claims (2)

  1. ディッピングにより感光層を塗布した感光体と、この感光体に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極とバックプレートとを有する帯電器とを備えた画像形成装置であって、
    前記バックプレートの開口率を、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. ディッピングにより感光層を塗布した感光体と、この感光体に対向配置され、感光体表面を帯電させる、放電電極とバックプレートとを有する帯電器とを備え、前記バックプレートに沿って気流を流して前記帯電器内の空気の排気を行う画像形成装置であって、
    前記感光体を、そのディップ上部が前記気流の上流側に、ディップ下部が前記気流の下流側になるように配置するとともに、前記バックプレートには通気用の開口を設けて、バックプレートの開口率を、感光体におけるディップ上部側で小さく、ディップ下部側で大きくしたことを特徴とする画像形成装置。
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