JP2004264646A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Hiroaki Miho
広晃 三保
Satoshi Nishida
聡 西田
Shigetaka Kurosu
重隆 黒須
Masashi Saito
正志 齊藤
Hiroshi Morimoto
浩史 森本
Mikihiko Takada
幹彦 高田
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Abstract

【課題】中間転写体を用いて画像形成を行う電子写真プロセスにおいては、非画像部において中間転写体に付着したトナーが記録材に付着してトナー汚れを起こすという問題がある。
【解決手段】現像バイアス又は転写電流を非画像部において、画像部における値と異なる値に設定する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式により画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法に関し、特に、中間転写体を用いた画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式により像形成体上にトナー像を形成し、形成されたトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体上のトナー像をさらに、記録材に転写し、記録材材上のトナー像を定着するという画像形成プロセスの画像形成装置が広く用いられている。またこのように、中間転写体を用い、像形成体上にトナー像を形成する画像形成部を複数備えることにより、中間転写体上にカラートナー像を形成することができるカラー画像形成装置が広く用いられている。
【0003】
一方、画質の向上、特に、高濃度で高いコントラストの画像を形成するために、現像において、DCバイアスにACバイアスの重畳する技術が開発されている(たとえば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−190959号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように、DCバイアスにACバイアスを重畳した現像バイアスを印加して現像を行う場合には、画像部では良好な現像が行われるが、中間転写体を用いた画像形成プロセスにおいては、非画像部、すなわち、連続画像形成における記録材と記録材との間において、像形成体へのトナー付着が起こって、記録材に転移し、記録材のトナー汚れの原因になるという問題があることが判明した。
【0006】
次に、このような問題について、図1を用いて説明する。
ローラ73、74に支持された中間転写体70上のトナー像は、ガイド110、111によりガイドされてローラ74と2次転写手段としての転写ローラ5A間に導入された記録材Pに転写される。中間転写体70上のトナー像は、転写ローラ5Aに転写電源TRV2により印加された転写電流により、記録材Pに転移して転写が行われる。112は、記録材Pを中間転写体70から確実に分離させる分離部材である。
【0007】
中間転写体70上の非画像部、すなわち、図1(b)に示すように、記録材Pに転写が行われる領域P1、P2の間の領域RにトナーTが存在すると、このトナーTが記録材Pの端部に付着して記録材Pの汚れとなる。また、中間転写体70上のトナーTは転写ローラ5Aに転移し、転写ローラ5Aから記録材Pに転移して記録材のトナー汚れとなることもある。
【0008】
カラー画像形成プロセスにおいては、中間転写体70上に4回のトナー像転写が行われるので、前記のトナー汚れの原因となる中間転写体70上のトナー量が多くなって、前述したトナー汚れが顕著になる。
【0009】
また、定着手段における記録材Pの搬送速度は、中間転写体70及び転写ローラ5Aの線速度よりも僅かに遅く設定されるのが普通であるが、このような設定では、転写位置と定着手段との間で記録材Pが撓む結果、記録材Pの後端が中間転写体70と転写ローラ5Aのニップを離れた瞬間において、該後端が移動を停止して中間転写体70や転写ローラ5Aに接触し、かぶりやトナー汚れが発生する。
【0010】
本発明は、前述した問題、すなわち、中間転写体の非画像部において付着したトナーによる記録材のトナー汚れを防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的は下記の発明の何れかによって達成される。
【0012】
1.像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
制御手段を有するとともに、前記現像手段は、現像領域に現像剤を搬送する現像スリーブ、該現像スリーブに、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加する現像バイアス電源を有し、前記制御手段は、前記現像バイアス電源を制御して、非画像部における前記DCバイアスの値を、かぶり補正電圧を大きくするように、画像部における値と異なる値に設定することを特徴とする画像形成装置。
【0013】
2.前記現像手段は反転現像を行うものであり、前記制御手段は、前記像形成体の帯電電位と前記DCバイアスとの差が前記非画像部において、前記画像部におけるよりも大きくなるように前記現像バイアス電源を制御することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
【0014】
3.非画像部における前記DCバイアスの値は、画像部における前記DCバイアスの値よりも低いことを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
【0015】
4.非画像部における前記DCバイアスの値は、画像部における前記DCバイアスの値よりも0〜100Vだけ低いことを特徴とする前記2又は前記3に記載の画像形成装置。
【0016】
5.前記定着手段における記録材の搬送速度は、前記2次転写手段における記録材の搬送速度よりも僅かに遅いことを特徴とする前記1〜4に記載の画像形成装置。
【0017】
6.像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
制御手段を有するとともに、前記現像手段は、現像領域に現像剤を搬送する現像スリーブ、該現像スリーブに、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加する現像バイアス電源を有し、前記制御手段は、非画像部における前記ACバイアスの振幅が、画像部における前記振幅よりも小さくなるように、前記現像バイアス電源を制御すること及び/又は前記非画像部における前記ACバイアスの周波数が、前記画像部におけるよりも高くなるように、前記現像バイアス電源を制御することを特徴とする画像形成装置。
【0018】
7.前記制御手段は、前記非画像部において、前記ACバイアスを印加しないように前記現像バイアス電源を制御することを特徴とする前記6に記載の画像形成装置。
【0019】
8.像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
制御手段を有するとともに、前記1次転写手段は、転写装置及び転写電源を有し、前記制御手段は、非画像部における転写電流の値が、画像部における値よりも小さくなるように前記転写電源を制御することを特徴とする画像形成装置。
【0020】
9.前記制御手段は、前記画像部においては転写電流を印加し、前記非画像部においては、前記転写電流を印加しないように前記転写電源を制御することを特徴とする前記8に記載の画像形成装置。
【0021】
10.像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
制御手段を有するとともに、前記現像手段は、現像領域に現像剤を搬送する現像スリーブ、該現像スリーブに、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加する現像バイアス電源を有し、かつ、前記1次転写手段は、転写装置及び転写電源を有し、さらに、前記制御手段は、非画像部における前記ACバイアスの値及び転写電流の値が、画像部における値と異なる値となるように、前記現像バイアス電源及び前記転写電源を制御することを特徴とする画像形成装置。
【0022】
11.前記非画像部において、前記ACバイアスを印加せず、かつ、前記転写電流を印加しないように、前記制御手段は、前記現像バイアス電源及び前記転写電源を制御することを特徴とする前記10に記載の画像形成装置。
【0023】
12.前記転写電源に対する前記非画像部における制御の時間長T1が、前記現像バイアス電源に対する前記非画像部における制御の時間長T2に対して、T1>T2であることを特徴とする前記10又は前記11に記載の画像形成装置。
【0024】
13.複数の画像形成部においてトナー像を形成した後、形成された複数のトナー像を中間転写体に1次転写し、
該中間転写体上のトナー像を記録材の第1面に2次転写し、
記録材上のトナー像を定着し、
前記複数の画像形成部においてトナー像を形成し、
形成された複数のトナー像を前記中間転写体に1次転写し、
前記中間転写体上のトナー像を記録材の第2面に2次転写し、
記録材上のトナー像を定着することにより記録材の両面に画像を形成する画像形成方法において、
前記複数の画像形成部のそれぞれの現像手段は、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加して現像を行うとともに、非画像部における前記DCバイアスの値を画像部における現像バイアスの値と異なる値とすることを特徴とする画像形成方法。
【0025】
14.複数の画像形成部においてトナー像を形成した後、形成された複数のトナー像を中間転写体に1次転写し、
該中間転写体上のトナー像を記録材の第1面に2次転写し、
記録材上のトナー像を定着し、
前記複数の画像形成部においてトナー像を形成し、
形成された複数のトナー像を前記中間転写体に1次転写し、
前記中間転写体上のトナー像を記録材の第2面に2次転写し、
記録材上のトナー像を定着することにより記録材の両面に画像を形成する画像形成方法において、
前記複数の画像形成部のそれぞれの現像手段は、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加して現像を行うとともに、非画像部における前記ACバイアスの値を画像部における現像バイアスの値と異なる値とすることを特徴とする画像形成方法。
【0026】
15.複数の画像形成部においてトナー像を形成した後、形成された複数のトナー像を中間転写体に1次転写し、
該中間転写体上のトナー像を記録材の第1面に2次転写し、
記録材上のトナー像を定着し、
前記複数の画像形成部においてトナー像を形成し、
形成された複数のトナー像を前記中間転写体に1次転写し、
前記中間転写体上のトナー像を記録材の第2面に2次転写し、
記録材上のトナー像を定着することにより記録材の両面に画像を形成する画像形成方法において、
非画像部における前記1次転写の転写電流の値を画像部における該転写電流の値と異なる値とすることを特徴とする画像形成方法。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例を示す図2により説明する。
【0028】
図示の画像形成装置は、4組の画像形成部を備えたカラー画像形成装置であり、画像形成部10Y、10M、10C、10K、無端ベルト状中間転写体を有する中間転写体ユニット7、給紙搬送手段及び定着装置24等を有する。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置されている。
【0029】
イエロー色のトナー像を形成する画像形成部10Yは、像形成体としてのドラム状の感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色のトナー像を形成する画像形成部10Mは、像形成体としてのドラム状の感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、一次転写手段としての一次転写ローラ5M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色のトナー像を形成する画像形成部10Cは、像形成体としてのドラム状の感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、一次転写手段としての一次転写ローラ5C、クリーニング手段6Cを有する。黒色トナー像を形成する画像形成部10Kは、像形成体としてのドラム状の感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、一次転写手段としての一次転写ローラ5K、クリーニング手段6Kを有する。
【0030】
感光体1Y、1M、1C、1Kには、有機半導体からなる感光層を有するOPC感光体、aSi感光体等が好ましく用いられる。帯電手段2Y、2M、2C、2Kには、制御グリッドを有するスコロトロン帯電装置が好ましく用いられる。露光手段3Y、3M、3C、3Kには、レーザを光源とする走査露光装置、LEDアレイを光源とする走査露光装置等が好ましく用いられるが、図示の例では、レーザを光源とする露光装置である。
【0031】
現像手段4Y、4M、4C、4Kには、1成分現像剤又は2成分現像剤を用いることができ、静電潜像と同極性のトナーを用いて感光体の露光部にトナーを付着させる反転現像方式の現像装置が好ましく用いられる。現像手段4Y、4M、4C、4Kは、後に説明するように、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアス電圧を印加した現像を行う。
【0032】
1次転写手段5Y、5M、5C、5Kには、転写ローラを有するものやコロナ放電器を有する転写装置が用いられる。転写ローラを用いる転写手段は、該転写ローラに転写電流を印加する転写電源を有する。
【0033】
中間転写体ユニット7は、複数のローラ71〜76及びこれらのローラに巻回され、循環移動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の中間転写体70を有する。
【0034】
感光体1Yの矢印で示す反時計方向の回転に従って、帯電手段2Yによる帯電、露光手段3Yによる像露光及び現像手段4Yによる現像が行われて感光体1Y上にトナー像が形成される。形成された感光体1Y上のトナー像は1次転写ローラ5Yにより中間転写体70に転写される。
【0035】
画像形成部10M、10C及び10Kにおいても前記と同様なプロセスでトナー像が形成され、中間転写体70に転写される。その結果、中間転写体70上には、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒のトナー像が重畳したカラートナー像が形成される。形成された中間転写体70上のトナー像は2次転写手段5Aにより記録材P上に転写され、記録材P上のトナー像は定着手段24により定着され、定着処理された記録材Pは排紙ローラ28により機外に排紙される。
【0036】
定着手段24としては、加熱ローラ24aと加圧ローラ24bとを有する熱ローラ定着装置が用いられるが、その搬送速度を中間転写体70及び2次転写手段としての転写ローラ5Aの線速度よりも僅かに遅くすることが望ましい。
【0037】
両面画像形成においては、前記のプロセスにより表面に画像が形成され定着処理された記録材Pは、定着排紙ローラ27を通過後、案内部材104により案内されて下方の搬送路100に進行し、反転路101でスイッチバックした後に、再給紙路102から搬送路ーラ103を経て再度転写手段5Aに導入され、転写手段5Aにより記録材Pの裏面にトナー像が転写され、裏面画像形成が行われる。
【0038】
裏面画像を形成するカラートナー像は前記したプロセスと同様なプロセスにより、中間転写体70上に形成され、中間転写体70から記録材Pの裏面に転写される。
【0039】
記録材Pは給紙トレイ20A、20B、20Cに収納されており、給紙手段21A、21B、21Cにより送り出されて、中間搬送ローラ22により搬送され、レジストローラ23に供給される。レジストローラ23は画像形成部10Y、10M、10C、10Kや中間転写体70と同期作動して記録材Pを転写手段5Aの位置に供給する。
【0040】
像転写後の中間転写体70はクリーニング手段6Aによりクリーニングされる。
【0041】
連続画像形成においては、給紙手段21A、21B、21C及びレジストローラ23は前後して搬送記録材間に非画像部が介在するような記録材搬送を行う。
【0042】
次に、本発明における現像バイアスの制御及び転写電流の制御について説明するが、まず、図3により、制御系を説明する。図3は、図2における現像手段4Y、4M、4C、4K及び1次転写手段5Y、5M、5C、5Kの制御系を示す。なお、現像手段4Y、4M、4C、4K及び転写手段5Y、5M、5C、5Kは共通の構造であるので、図3においてはそれぞれ4、5で示され、また、感光体1Y、1M、1C、1Kも共通の構造であるので1で示される。
【0043】
現像装置4では、感光体1に対向して配置され、黒矢印で示すように回転する現像スリーブ41上の現像剤により、現像が行われる。
【0044】
現像剤は攪拌搬送スクリュー45により攪拌されて白矢印のように、現像手段4の外部から供給されたトナーが現像剤に混合され、羽車状の搬送部材44により現像スリーブ41へ搬送されて、常に、所定のトナー濃度を有する現像剤が現像スリーブ41上に供給され、一定した現像性能が維持される。
【0045】
現像後の現像剤は、黒矢印のように回転するはぎ取りローラ47により現像スリーブ41からはぎ取られた後に、回収スクリュー46により、回収搬送されて攪拌搬送部材45が配置された部屋に戻る。42は現像スリーブ42の内側に配置された固定の磁石であり、48ははぎ取りローラ47の内側に配置された固定の磁石である、また、43は現像スリーブ43上の現像剤層の厚さを規制する規制部材、49ははぎ取りローラ47上のトナーをはぎ取るはぎ取り板である。
【0046】
現像スリーブ41には、バイアス電源としてのDC電源DVD及びAC電源DVAによりバイアス電圧が印加される。すなわち、DC電源DVDによるDCバイアスにAC電源DVAによるACバイアスを重畳した現像バイアスが印加される。
【0047】
DCバイアスとしては、図2に示す画像形成装置の例では、感光体1上の静電潜像の極性と同極性のバイアス電圧が印加され、該静電潜像と同極性に帯電されたトナーを感光体1に付着させる反転現像が行われる。そして、DCバイアスにACバイアスを重畳して印加することにより、高濃度、高コントラストの画像が形成される。
【0048】
制御手段CRはDC電源DVD及びAC電源DVAを制御して、適正濃度のトナー像を形成する。制御手段CRは、また、記録材と記録材との間の非画像部における不要なトナー付着が起こらないように、現像バイアス電源、すなわち、DC電源DVD及び/又はAC電源DVAを制御する。ここで、非画像部とは、記録材と記録材との間の領域を言い、実際的には、記録材の輪郭に所定の幅を加算した領域を画像部とし、該画像部間の領域を非画像部とされる。
【0049】
制御手段CRは、また、後に説明するように、1次転写手段5の転写電源TVを制御して、画像部と非画像部における転写の制御を行う。
【0050】
図4により、画像部と非画像部を説明する。
中間転写体70には、連続画像形成において、画像G1、G2が前後して形成される。画像G1と画像G2との間には、所定の間隙が形成されるが、画像先端の外側に先端境界領域Cを、画像後端の外側に後端境界領域Dをそれぞれ確保し、画像G1、G2のそれぞれに先端境界領域C、後端境界領域Dを加えた領域を画像部Aとする。そして、画像部A間の間隙を非画像部Bとする。画像部Aはほぼ記録材の領域に相当するが、記録材領域よりも若干大きく設定することが記録材のトナー汚れを防止する上で望ましい。
【0051】
先端境界領域C及び後端境界領域Dの値は、トナー汚れを防止するのに必要な値として設定され、画像のサイズや、現像バイアスの制御か転写電流の制御かという制御の違いにより個々に設定されることが好ましい。
【0052】
次に、非画像部Bにおけるトナー付着について説明する。
図5は反転現像の場合の画像形成プロセスにおける感光体表面の電位を示す。
【0053】
感光体の表面には、帯電により帯電電位Vhが形成され、露光により露光強度に対応した電位Vxが形成される。V0は最高濃度部の電位である。現像バイアス電位(DCバイアス)Vbは、帯電電位Vhより若干低い値に設定される。現像において感光体に付着するトナーの量は、Vb−Vxに従って変化し、露光量に応じた量のトナーが感光体に付着してトナー像が形成される。
【0054】
Vh−Vbはかぶり補正電圧であり、白紙原稿にかぶりが生じないような値に設定される。
【0055】
前記非画像部Bにおいては、露光が無いので、電位の減衰がなく、帯電電位Vhが保持されている。従って、理論的には、感光体にトナー付着は起こらない。しかしながら、実際のプロセスにおいては、非画像部Bにおける感光体へのトナー付着が起こる場合がある。このように非画像部Bにおけるトナー付着が起こった場合、前述したように、トナーが感光体から中間転写体に転移して記録材のトナー汚れを起こすことになる。
【0056】
本発明においては、このようなトナー汚れを防止したものであり、トナー汚れを防止する手段としては、次のようなものがある。
(1)非画像部Bにおける前記DCバイアスの値を、かぶり補正電圧を大きくするように、画像部Aにおける値と異なる値に設定する。
【0057】
図5に示す反転現像プロセスにおいては、かぶり補正電圧Vh−Vbが画像部Aにおけるよりも非画像部Bにおいて大きくなるように、DCバイアスのVbの値を設定する。
【0058】
このような設定によって、感光体の帯電電位が変動する等の不規則な現象が生じた場合にも、トナー付着が防止される。
【0059】
好ましくは、非画像部BにおけるDCバイアスの値を画像部Aにおける値よりも絶対値で低く設定し、特に好ましくは、画像部Aよりも0〜100V低くする。
(2)非画像部BにおけるACバイアスを画像部Aにおける値と異なる値に設定する。
【0060】
好ましくは、ACバイアスの振幅を非画像部Bにおいて、画像部Aよりも小さくするか、又はACバイアスの周波数を非画像部Bにおいて、画像部Aにおけるよりも高くする。特に好ましくは、非画像部BにおいてACバイアスを印加しない。
【0061】
このような制御により、現像領域における現像剤の振動が、非画像部Bにおいて少なくなって、非画像部Bにおけるトナー付着が防止される。前記の振幅の制御と周波数の制御を組み合わせて用いることもできる。
(3)1次転写手段への転写電流を非画像部Bにおいて画像部Aと異なる値とする。好ましくは、非画像部Bにおける転写電流を画像部Aにおける転写電流よりも少なくする。特に好ましくは、画像部Aにおいて1次転写電流を印加し、非画像部Bにおいて印加しない。
【0062】
このような制御により、感光体上で非画像部Bにおけるトナー付着が生じた場合でも、このトナーが中間転写体に転移することが防止され、記録材のトナー汚れが防止される。
(4)非画像部BにおけるACバイアスを画像部Aにおける値と異なる値に設定するとともに、非画像部における1次転写電流を画像部における値と異なる値に設定する。好ましくは、画像部AにおいてACバイアス及び1次転写電流を印加し、非画像部Bにおいて、ACバイアス及び1次転写電流を印加しない。
【0063】
(4)の制御において、1次転写電流の停止時間長T1を、ACバイアスの停止時間長T2よりも長くする事が好ましく、ACバイアスのオフからオンへの切り換え点において、トナー付着が起こりやすいので、該切り換え点近傍が1次転写手段を通過する時間に前記1次転写電流を停止させることが特に、望ましい。
【0064】
前記(1)〜(4)の制御により、画像部Aにおける良好な現像、転写が行われるとともに、非画像部Bにおける中間転写体への不要なトナー付着が防止され、中間転写体から記録材にトナーが転写することにより、記録材の先端及び/又は後端における汚れが良好に防止される。
【0065】
【実施例】
(1)実施例1
図2に示すカラー画像形成装置を用い、次のプロセス条件で画像形成を行った。
・プロセス速度:感光体及び中間転写体を220mm/secで移動させ、毎分50枚(A4版縦)の画像形成速度とした。
・帯電手段:スコロトロン帯電装置(放電ワイヤ)
・感光体:φ60mmの感光体ドラム、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネートに分散させたものを塗布して形成した、厚さ25μmの感光層を有する負帯電性のOPC感光体
・露光手段:パワー300μWの半導体レーザを光源とする走査露光方式の露光装置
・現像手段:2成分現像剤を用いた反転現像方式
・現像バイアス:AC+DC
・帯電電位Ah=−600V
画像部におけるDCバイアス=−500V、非画像部におけるDCバイアス=−450V
ACバイアス・・・・・・・・・振幅:1.4kV、周波数:3kHz
記録材の先端より5mm上流で−5OOVに設定し、記録材の後端より5mm下流で−450Vに変更した。
・中間転写体:シームレス半導電性ポリイミド樹脂であり、1×10cm・Ωの体積抵抗率を有し、厚さ100μmで、且つ、1×1011Ω/□の表面抵抗率を有する。
・1次転写手段:現像手段と対向する中間転写体の背面に発泡ローラ設置し、定電流制御された25μAの転写電流を印加
・2次転写手段:記録材背面から半導電性ローラを押し当て、定電流制御された80μAの転写電流を印加
・定着手段:内部にヒータを配置したローラ定着装置
線速度210mm
・現像剤中のトナー濃度:7%(質量)
・原稿パターン:イエロー、シアン、マゼンタ、黒各色について5%印字率のパターン
(2)実施例2
現像バイアスを次の条件とした他は実施例1と同一の条件とした。
・現像バイアス:DCバイアスについては、画像部、非画像部ともに−500VACバイアスについては、画像部において実施例1と同じ値に設定し、記録材の後端でオフし、記録材の先端より10mm上流で実施例と同一にした。
【0066】
(3)実施例3
DCバイアスを画像部、非画像部ともに、−500Vとするとともに、1次転写電流を記録材後端でオフ、記録材先端より8mm上流で、実施例と同一の転写電流にした他は、実施例1と同一の条件とした。
【0067】
(4)実施例4
DCバイアスを画像部、非画像部ともに、−500Vとするとともに、ACバイアスを記録材後端でオフし、記録材先端より10mm上流で実施例1と同一条件に切り替え、1次転写電流を記録材後端でオフし、記録材先端より8mm上流で実施例1と同一条件に切り替えた他は実施例1と同一条件とした。
【0068】
(5)比較例
画像部、非画像部ともに、DCバイアスを−500V一定とした他は、実施例1と同一条件に設定した。
【0069】
A3サイズの記録材を用いて、片面面画像形成1000枚、両面画像形成1000枚を行った実験結果を表1に示す。
【0070】
表1における評価は、図6、7に示す記録材の各部位に関して行ったものである。
【0071】
図6は片面画像形成における記録材の各部位を示す。
図6において、Side1は記録材の表面、すなわち、画像面であり、Side2は記録材の裏面、すなわち非画像面であり、A、Cは搬送される記録材の3mm幅の先端部を、B、Dは、記録材の幅3mmの後端部を、A’、C’は先端縁を、B’、D’は後端縁をそれぞれ示す。
【0072】
図7は両面画像形成における記録材の各部位を示す。
両面画像形成工程は、2回の画像形成工程からなり、1回目の画像形成工程で記録材の第1面に画像を形成し、2回目の画像形成工程において記録材の第2面に画像を形成するが、図7において、Side1は1回目の画像形成工程で画像が形成される面であり、以下において両面画像形成におけるSide1を表面という。Side2は2回目の画像形成工程で画像が形成される面であり、以下において両面画像形成におけるSide2を裏面という。
【0073】
図7におけるA〜D及びA’〜D’は、記録材の図6における部位と同一の部位を示す。ただし、両面画像形成においては、記録材が表裏反転するので、記録材の先端・後端は表面画像形成時と裏面画像形成時とで入れ替わる。従って、図7における記録材は、図6から記録材を矢印で示す記録材の搬送方向に反転したものであり、Side1とSide2との関係及び先端と後端の関係が入れ替わっている。なお、図7における記録材の中央に付した矢印は、裏面に画像を形成する際の記録材を進行方向を示し、先端・後端は矢印を基準にして言っている。
【0074】
記録材が転写位置を通過する際に、その後端側でトナー汚れが生ずることは前述したとおりであるが、前記のように両面画像形成においては、先端部と後端部とが入れ替わるので、トナー汚れの生ずる部位が、記録材の表面では後端側(A、A’)に多く、裏面では先端側(D、D’)に多い。
【0075】
表1から明らかなように、本発明の実施例では、
片面画像形成時に、記録材裏面の後端縁(D’)、
両面画像形成時に、記録材表面の後端部(A)、
両面画像形成時に、記録材表面の後端縁(A’)、
両面画像形成時に、記録材裏面の先端縁(D’)、
において若干のトナー汚れが見られる他は、トナー汚れがない。そして、△で示すトナー汚れは実用上問題とならない程度のものである。
【0076】
これに対して、比較例では、
片面画像形成時に、記録材裏面の後端縁(D)’、
両面画像形成時に、記録材表面の後端部(A)、
両面画像形成時に、記録材表面の後端縁(A’)、
両面画像形成時に、記録材裏面の先端縁(D’)、
に著しいトナー汚れが生じた。
【0077】
【表1】
Figure 2004264646
【0078】
表1の結果から明らかなように、本発明により、記録材の端部におけるトナー汚れが良好に防止された。
【0079】
【発明の効果】
請求項1〜15に記載のいずれかの発明により、非画像部における中間転写体へのトナー付着に起因する記録材の端部におけるトナー汚れが良好に防止され、品質の高い画像を形成する画像形成装置が実現される。
【0080】
請求項13〜15のいずれかの発明により、両面画像形成において発生しやすい記録材端部におけるトナー汚れが良好に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録材の端部におけるトーナ汚れ現象を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
【図3】現像手段及び1次転写手段の制御系を示す図である。
【図4】画像部及び非画像部を示す図である。
【図5】反転現像プロセスにおける感光体表面電位とDCバイアスの関係を示す図である。
【図6】記録材の端部におけるトナー汚れの発生状況を示す図である。
【図7】記録材の端部におけるトナー汚れの発生状況を示す図である。
【符号の説明】
1、1Y、1M、1C、1K 感光体
4、4Y、4M、4C、4K 現像手段
5、5Y、5M、5C、5K 1次転写ローラ
70 中間転写体
CR 制御手段
DVD DC電源
DVA AC電源
TV 転写電源
P 記録材

Claims (15)

  1. 像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
    制御手段を有するとともに、前記現像手段は、現像領域に現像剤を搬送する現像スリーブ、該現像スリーブに、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加する現像バイアス電源を有し、前記制御手段は、前記現像バイアス電源を制御して、非画像部における前記DCバイアスの値を、かぶり補正電圧を大きくするように、画像部における値と異なる値に設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像手段は反転現像を行うものであり、前記制御手段は、前記像形成体の帯電電位と前記DCバイアスとの差が前記非画像部において、前記画像部におけるよりも大きくなるように前記現像バイアス電源を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 非画像部における前記DCバイアスの値は、画像部における前記DCバイアスの値よりも低いことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 非画像部における前記DCバイアスの値は、画像部における前記DCバイアスの値よりも0〜100Vだけ低いことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着手段における記録材の搬送速度は、前記2次転写手段における記録材の搬送速度よりも僅かに遅いことを特徴とする請求項1〜4に記載の画像形成装置。
  6. 像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
    制御手段を有するとともに、前記現像手段は、現像領域に現像剤を搬送する現像スリーブ、該現像スリーブに、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加する現像バイアス電源を有し、前記制御手段は、非画像部における前記ACバイアスの振幅が、画像部における前記振幅よりも小さくなるように、前記現像バイアス電源を制御すること及び/又は前記非画像部における前記ACバイアスの周波数が、前記画像部におけるよりも高くなるように、前記現像バイアス電源を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記非画像部において、前記ACバイアスを印加しないように前記現像バイアス電源を制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
    制御手段を有するとともに、前記1次転写手段は、転写装置及び転写電源を有し、前記制御手段は、非画像部における転写電流の値が、画像部における値よりも小さくなるように前記転写電源を制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記画像部においては転写電流を印加し、前記非画像部においては、前記転写電流を印加しないように前記転写電源を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 像形成体、該像形成体を帯電する帯電手段、帯電された前記像形成体を像露光する露光手段、露光された前記像形成体に対して現像処理する現像手段及び現像により前記像形成体上に形成されたトナー像を転写する1次転写手段を有する画像形成部が複数、中間転写体に対向して配置され、前記1次転写手段により、前記像形成体から前記中間転写体にトナー像を転写して前記中間転写体上にトナー像を形成し、前記中間転写体上に形成されたトナー像を2次転写手段により、記録材に転写し、記録材上のトナー像を定着手段により定着する画像形成装置において、
    制御手段を有するとともに、前記現像手段は、現像領域に現像剤を搬送する現像スリーブ、該現像スリーブに、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加する現像バイアス電源を有し、かつ、前記1次転写手段は、転写装置及び転写電源を有し、さらに、前記制御手段は、非画像部における前記ACバイアスの値及び転写電流の値が、画像部における値と異なる値となるように、前記現像バイアス電源及び前記転写電源を制御することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記非画像部において、前記ACバイアスを印加せず、かつ、前記転写電流を印加しないように、前記制御手段は、前記現像バイアス電源及び前記転写電源を制御することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写電源に対する前記非画像部における制御の時間長T1が、前記現像バイアス電源に対する前記非画像部における制御の時間長T2に対して、T1>T2であることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 複数の画像形成部においてトナー像を形成した後、形成された複数のトナー像を中間転写体に1次転写し、
    該中間転写体上のトナー像を記録材の第1面に2次転写し、
    記録材上のトナー像を定着し、
    前記複数の画像形成部においてトナー像を形成し、
    形成された複数のトナー像を前記中間転写体に1次転写し、
    前記中間転写体上のトナー像を記録材の第2面に2次転写し、
    記録材上のトナー像を定着することにより記録材の両面に画像を形成する画像形成方法において、
    前記複数の画像形成部のそれぞれの現像手段は、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加して現像を行うとともに、非画像部における前記DCバイアスの値を画像部における現像バイアスの値と異なる値とすることを特徴とする画像形成方法。
  14. 複数の画像形成部においてトナー像を形成した後、形成された複数のトナー像を中間転写体に1次転写し、
    該中間転写体上のトナー像を記録材の第1面に2次転写し、
    記録材上のトナー像を定着し、
    前記複数の画像形成部においてトナー像を形成し、
    形成された複数のトナー像を前記中間転写体に1次転写し、
    前記中間転写体上のトナー像を記録材の第2面に2次転写し、
    記録材上のトナー像を定着することにより記録材の両面に画像を形成する画像形成方法において、
    前記複数の画像形成部のそれぞれの現像手段は、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアスを印加して現像を行うとともに、非画像部における前記ACバイアスの値を画像部における現像バイアスの値と異なる値とすることを特徴とする画像形成方法。
  15. 複数の画像形成部においてトナー像を形成した後、形成された複数のトナー像を中間転写体に1次転写し、
    該中間転写体上のトナー像を記録材の第1面に2次転写し、
    記録材上のトナー像を定着し、
    前記複数の画像形成部においてトナー像を形成し、
    形成された複数のトナー像を前記中間転写体に1次転写し、
    前記中間転写体上のトナー像を記録材の第2面に2次転写し、
    記録材上のトナー像を定着することにより記録材の両面に画像を形成する画像形成方法において、
    非画像部における前記1次転写の転写電流の値を画像部における該転写電流の値と異なる値とすることを特徴とする画像形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016114835A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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US7639961B2 (en) 2004-11-11 2009-12-29 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with means of preventing backside soil of transfer material
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