JP4268712B2 - Ds−cdmaシステムにおいて干渉抑圧のための通信装置および方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一般に、直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA)信号の受信に関する。さらに詳しくは、本発明は、DS−CDMA信号の干渉抑圧(interference suppression)に関する。
【0002】
【従来の技術】
スペクトル拡散通信システム(spread spectrum communication system)では、基地局から移動局へのダウンリンク送信は、パイロット・チャネルおよび複数のトラヒック・チャネルを含む。パイロット・チャネルは、すべてのユーザによって復号される。各トラヒック・チャネルは、一人のユーザによって復号されるためのものである。従って、各トラヒック・チャネルは、基地局および移動局の両方が知る符号を用いて符号化される。パイロット・チャネルは、基地局およびすべての移動局が知る符号を利用して符号化される。パイロット・チャネルおよびトラヒック・チャネルを符号化することは、システムにおける送信のスペクトルを拡散する。
【0003】
スペクトル拡散通信システムの一例として、米国電気通信工業会/米国電子工業会(TIA/EIA)暫定規格IS−95(Telecommunications Industry Association/Electronic Industry Association Interim Standard IS-95) "Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System"(「IS−95」)に基づくセルラ無線電話システムがある。システムにおける個別のユーザは同じ周波数を利用するが、個別の拡散符号(spreading code)を利用することにより互いに区別できる。他のスペクトル拡散システムには、一般にDCS1900と呼ばれる1900MHzで動作する無線電話システムがある。他の無線システムや無線電話システムもスペクトル拡散方法を利用する。
【0004】
IS−95は、直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA:direct sequence code division multiple access)通信システムの一例である。DS−CDMAシステムでは、送信は擬似雑音(PN:pseudorandom noise)符号によって拡散される。データはチップ(chip)によって拡散され、ここでチップとはスペクトル拡散最小期間キーイング要素(spread spectrum minimal-duration keying element)である。一つのシステム・パラメータに、チップ期間またはチップ時間がある。IS−95システムでは、チップ・クロック・レートは1.2288メガチップ/秒で、約0.814μ秒/チップのチップ時間に相当する。
【0005】
スペクトル拡散通信システムにおいて用いられる移動局は、一般にレーキ受信機(RAKE receiver)を採用する。レーキ受信機は、個別に無線周波数(RF)信号を受信する2つまたはそれ以上の受信分岐(receiver fingers)を含む。各分岐は、パイロット信号を利用してチャネル利得および位相を推定する。利得および位相推定量は、RF信号をコヒーレント復調するために用いられ、それにより各トラヒック・シンボルの推定量を生成する。個別の受信分岐のトラヒック・シンボル推定量はシンボル合成器(symbol combiner)において合成され、トラヒック・シンボルのより良好な推定量を得る。
【0006】
レーキ受信機は、マルチパス線(multipath rays)を合成し、それによりチャネル・ダイバーシチを利用するために、スペクトル拡散通信システムにおいて用いられる。マルチパス線は、送信機から直接受信される見通し線(line of sight rays)と、物体や地形から反射される線の両方を含む。受信機において受信されたマルチパス線は、時間的に分離される。時間分離または時間差は、一般に数チップ時間程度である。個別のレーキ分岐出力を合成することにより、レーキ受信機はパス・ダイバーシチ(path diversity)を達成する。
【0007】
一般に、レーキ受信機分岐(finger)はマルチパス線の最強セットに割り当てられる。すなわち、受信機は、チャネル・インパルス応答の局所最大値を見つける。第1分岐は、最も強い信号を受信すべく割り当てられ、第2分岐は次に強い信号を受信すべく割り当てられ、以下同様に割り当てられる。チャネルがフェージングや他の原因で変化すると、分岐割り当ても変化する。分岐割り当ての後、局所最大値の時間位置は徐々に推移し、これらの変化は各分岐における時間追跡回路(time tracking circuit)によって追跡される。
【0008】
DS−CDMA受信機性能の一つの制限は、受信機における多元接続干渉(multiple-access interference)である。分岐単位で考えると、基地局から加入者ユニットの順方向リンク上に2つの多元接続干渉源がある。第一の源は、目的の被受信信号として、同一基地局あるいは同一基地局の同一セクタから発生するマルチパスである。基地局から送信される多重トラヒック信号は、符号化する(covering)ウォルシュ符号(Walsh code)が直交なので、基地局送信機において直交となる。レーキ受信機では、直交受信トラヒック信号からの干渉は完全に抑圧される。しかし、基地局と受信機との間のチャネルにおけるマルチパスは、時間遅延を生じさせることによりウォルシュ符号の直交性を損なう。その結果、なんらかの多元接続干渉が発生する。一つのセクタからの信号に割り当てられた分岐について、多元接続干渉の第2の源は、分岐が割り当てられたセクタとは別のセクタであって、加入者ユニットとソフト・ハンドオフ(soft-handoff)を行うセクタと、加入者ユニットとソフト・ハンドオフを行わないセクタの両方からの干渉である。これら他のセクタから送信された信号は、チャネルに関係なく非直交であり、そのため何らかの多元接続干渉が受信機において発生する。
【0009】
上記のように、多元接続干渉の源は分岐単位に見なければならない。異なる分岐が異なるセクタに割り当てられることがある。従って、分岐1の同一セクタ多元接続干渉は、分岐2が異なるセクタに割り当てられる場合には、分岐2の他セクタ干渉となる。
【0010】
他の種類の通信システム用に開発された雑音抑圧システムは、特に加入者ユニットに適用する場合のように、DS−CDMAシステムには適用されない。これら従来のシステムの一部では、拡散シーケンスのシンボル当たりのチップ数が拡散シーケンスの期間に等しい。また他の従来システムでは、干渉抑圧は基地局において適用される。
【0011】
DS−CDMAシステムでは、拡散シーケンスはシンボル当たりのチップ数よりも数倍長いことがある。例えば、IS−95では、拡散シーケンスは512シンボルごとに反復する。拡散シーケンスの期間がシンボル当たりのチップ数に等しくなければ、干渉抑圧はさらに困難になる。このような場合における多元接続干渉は、もはや固定していない。むしろ、時変的(time-varying)となる。干渉および干渉抑圧受信機の係数はともに、シンボルごとに完全に変化する。多元接続干渉が時変的なので、干渉抑圧は適応的に実施できず、受信機は干渉の特定の特徴を明確に推定してからでないと、干渉を抑圧できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従って、当技術分野において、DS−CDMAシステム用の改善された干渉抑圧方法が必要とされる。
【0013】
【実施例】
本発明は、その更なる目的および効果とともに、添付の図面とともに以下の説明を参照することにより最もよく理解されよう。なお、いくつかの図面を通して、同様な参照番号は同一の要素を表すものとする。
【0014】
ここで図1を参照して、通信システム100は、無線電話104などの一つまたはそれ以上の移動局と無線通信するように構成された基地局102などの複数の基地局を含む。無線電話104は、基地局102を含む複数の基地局と通信するため直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA)信号を送受信するように構成される。図示の実施例では、通信システム100は、800MHz動作のTIA/EIA暫定規格IS−95 "Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular Systems"に従って動作する。あるいは、通信システム100は、1800MHzでのPCS(Personal Communication System)システムを含む他のDS−CDMAシステムや、任意の他の適切なDS−CDMAシステムに従って動作できる。
【0015】
基地局102は、ベースバンド信号とRF搬送波とを混合することによって形成される無線周波数(RF)信号を送信する一つまたはそれ以上の基地局のうちの一つの基地局である。ベースバンド信号は、シンボル当たりのチップ数よりも実質的に大きい期間を有する周期的な拡散シーケンスでデータ・シンボルを拡散することによって形成される。拡散シーケンスの期間はシンボル当たりのチップ数に等しくないので、無線電話104における多元接続干渉は固定ではなく、時変的である。
【0016】
基地局102は、スペクトル拡散信号を無線電話104に送信する。トラヒック・チャネル上のシンボルは、ウォルシュ・カバリング(Walsh covering)として知られるプロセスでウォルシュ符号を利用して拡散される。無線電話104などの各移動局には、基地局102によって固有のウォルシュ符号が割り当てられ、基地局102から各移動局へのトラヒック・チャネル送信は、基地局102から他のすべての移動局へのトラヒック・チャネル送信と直交する。
【0017】
トラヒック・チャネルとは別に、基地局102はパイロット・チャネル,同期チャネルおよびページング・チャネルを放送する。パイロット・チャネルは、ウォルシュ符号0によってカバーされるオール・ゼロ・シーケンスを利用して形成される。パイロット・チャネルは、範囲内のすべての移動局によって一般に受信され、またCDMAシステムの存在,初期システム獲得,アイドル・モード・ハンドオフ,通信基地局および干渉基地局の初期線および遅延された線の識別のために、さらに同期チャネル,ページング・チャネルおよびトラヒック・チャネルのコヒーレント復調のために、無線電話104によって用いられる。同期チャネルは、移動局タイミングを基地局タイミングと同期させるために用いられる。ページング・チャネルは、基地局102から、無線電話104を含む移動局にページング情報を送信するために用いられる。
【0018】
基地局によって送信されるすべてのチャネルは、ウォルシュ・カバリングだけでなく、拡散符号(spreading code)ともいう擬似雑音(PN:pseudorandom noise)シーケンスを利用して拡散される。基地局102および基地局102の大きな近隣内のすべての基地局は、開始時間または位相シフトともいう拡散符号用の固有開始位相(unique starting phase)を利用して固有に識別される。これらのシーケンスは215チップ長であり、1.2288メガチップ/秒のチップ・レートで生成され、そのため26−2/3ミリ秒毎に反復する。最小許容時間分離は64チップであり、全体で512個の異なるPN符号位相割り当てが可能となる。拡散されたパイロット・チャネルは無線周波数(RF)搬送波を変調し、基地局102が担当する地理的エリア内の無線電話104を含むすべての移動局に送信される。PNシーケンスは複雑で、同相(I)成分および直交(Q)成分によって構成される。なお、当業者であれば、本明細書に記載するパイロット信号のすべての処理はI成分およびQ成分の両方を伴うことが理解されよう。
【0019】
無線電話104は、アンテナ106,アナログ・フロントエンド108,アナログ/デジタル変換器(ADC)110と、レーキ受信機112と、サーチャ受信機(searcher receiver)114とを含む受信経路,コントローラ116および送信経路回路118と、デジタル/アナログ変換器120とを含む送信経路によって構成される。アンテナ106は、基地局102と、近傍の他の基地局とからRF信号を受信する。被受信RF信号の一部は、基地局によって送信された見通し線である。他の被受信RF信号は、反射線またはマルチパス線であり、時間的に遅延される。
【0020】
被受信RF信号は、アンテナ106によって電気信号に変換され、アナログ・フロントエンド108に与えられる。アナログ・フロントエンド108は信号を濾波し、ベースバンド信号への変換を行う。アナログ・ベースバンド信号はADC110に与えられ、このADC110はこれらの信号を更なる処理のためデジタル・データのストリームに変換する。
【0021】
レーキ受信機112は、受信分岐122,受信分岐124,受信分岐126,受信分岐128を含む受信分岐(receiver fingers)ともいう複数の受信回路を含む。図示の実施例では、レーキ受信機112は4つの受信分岐を含む。ただし、任意の適切な数の受信分岐を利用してもよい。受信分岐の構造および動作については、図2とともに以下で説明する。
【0022】
コントローラ116は、無線電話104の他の要素に結合される。このような相互接続は、図面をあまり複雑にしないために、図1において図示されていない。
【0023】
サーチャ受信機114は、基地局102を含む複数の基地局から無線電話104によって受信されたパイロット信号を検出する。サーチャ受信機114は、局所基準タイミングを利用して無線電話104において生成されたPN符号で相関器(correlator)を利用してパイロット信号を逆拡散(despread)する。
【0024】
レーキ受信機112の受信回路は、サーチャ受信機114によって識別されたパイロット信号に応答して割り当てられる。本発明に従って、受信回路は、無線電話104とソフト・ハンドオフを行うセクタと、無線電話104とソフト・ハンドオフを行わないセクタの両方に割り当てられる。ソフト・ハンドオフでは、無線電話104は2つまたはそれ以上の基地局またはセクタと無線通信を行う。無線電話104とソフト・ハンドオフを行う各基地局またはセクタは、同一データを無線電話に同時に送信する。ただし、基地局は異なる拡散シーケンスと、恐らくは異なるウォルシュ符合を利用してデータを符号化するので、受信機は各基地局の送信を個別に復調しなければならない。復調後、被送信トラヒック・チャネル・データの個別の推定量は無線電話104において合成できる。
【0025】
レーキ受信機112の分岐を割り当てるために、無線電話104は、十分な信号品質を有する第1マルチパス成分を識別し、第1受信分岐をこの第1マルチパス成分に割り当てる。本発明に従って、無線電話104は、第2受信分岐を第2マルチパス成分に割り当て、他の利用可能な受信分岐を他の検出されたマルチパス線に割り当てる。
【0026】
ここで図2を参照して、図1のレーキ受信機において用いられる受信回路200は、スイッチ202,逆拡散器(despreader)204,トラヒック逆拡散器206,加算器208,パイロット逆拡散器210および加算器212を含む。スイッチ202は、1倍,2倍,4倍または8倍チップ・レートなど、1.2288メガチップ/秒のチップ・レートの整数倍にて閉じる。逆拡散器204は、データを送信した基地局またはセクタに固有の拡散シーケンスを適用することによって、被受信データを逆拡散する。トラヒック逆拡散器206は、上記のように計算された逆拡散符号を適用することによってデータを逆拡散する。加算器208は、64などの所定の数の逆拡散データのチップを加算して、シンボルを生成し、このシンボルは被復調データとしてコントローラ116に与えられる。トラヒック逆拡散器206および加算器208は、相関器220を形成する。
【0027】
パイロット逆拡散器210は、パイロット・ウォルシュ符号を被受信信号に適用して、パイロット・チャネルを逆拡散する。逆拡散された信号は加算器212において加算され、パイロット・シンボルとなる。パイロット・シンボルは、チャネル利得および位相を推定するためにコントローラ116に与えられる。
【0028】
受信回路200によって受信された信号は、所望の信号と多元接続干渉の両方を含む。2つの多元接続干渉の源には、同一セクタからのマルチパス信号と、無線電話104とソフト・ハンドオフを行うセクタおよび無線電話104とソフト・ハンドオフを行わないセクタを含む他のセクタからの干渉とが含まれる。
【0029】
整合フィルタ受信機は、逆拡散された被受信信号と、無線電話の割り当てられたウォルシュ符号とを相関する。ウォルシュ符号の直交性はマルチパスのないチャネルでは保持されるので、整合フィルタ受信機はこのようなチャネルで最適であり、干渉抑圧は必要ない。このような受信機は、所望の信号に対して直交な信号を完全に抑圧する。図2において、所望の信号は、トラヒック・チャネルをカバーするウォルシュ符号によって指定される。同一セクタからのマルチパス信号は、所望の信号との直交性を失う。他のセクタからの干渉信号は直交でない。本発明に従って、所望のウォルシュ符号および抑圧すべき干渉ベクトルは、直交投影計算機(orthogonal projection calculator)216に与えられる。指定された干渉に対して直交な、所望の信号の投影が判定される。
【0030】
シンボル非同期干渉を解析するために用いられるモデルは、等価チップ同期モデル(equivalent chip synchronous model)という。また、このモデルは、多元接続干渉がマルチパスに起因するか、あるいは近傍の基地局からの干渉に起因するかに関係なく実質的に同じである。図3は、マルチパス・チャネル上で受信された信号の個別の成分を示し、またどのようにして多元接続干渉が発生するかを示す。この例では、基地局はパイロット(ウォルシュ符号0)および一つのトラヒック・チャネルを送信している。
【0031】
受信機では、受信回路または分岐は各マルチパス線に割り当てられる。各レーキ受信機分岐によって観測される干渉は、干渉信号のセットおよび干渉の相対的タイミング・オフセットの両方について異なる。この理由により、等価同期モデルおよび干渉を抑圧するために用いられる対応するゼロ強制相関器(zero-forcing correlator)は、各レーキ分岐について異なる。
【0032】
図3において、等価同期モデルはレーキ分岐の一つについて提示される。図3における例は、長さ8のウォルシュ符号を利用するシステム用である。第1ライン302および第2ライン304は、第1マルチパス成分を介して受信された信号のパイロット・チャネルおよびトラヒック・チャネルのチップおよびシンボル境界を示す。第3ライン306および第4ライン308は、第2のマルチパス成分のチップおよびシンボル境界を示す。第1マルチパス成分と整合したレーキ受信機の等価同期モデルは、この分岐によって観測される干渉の基底ベクトルのセットを与える。
【0033】
シンボルiについての目的のシンボルを図3に示す。ここで、目的のシンボルに重複する第2の線に整合したウォルシュ符号について考える。式(1−1)がウォルシュ符号i,マルチパス線jからの干渉を表すものとし、これが目的のシンボルの左側に重なるものとする。図3から、目的のシンボルの左側に重なる干渉ベクトルは式(1−2),(1−3)によって与えられる:
【0034】
【数1】
干渉ベクトルは、干渉ウォルシュ符号が目的のシンボルに重なる期間だけ、拡散シーケンスで乗じた干渉ウォルシュ符号に相当する。目的のシンボルとウォルシュ符号の重複の領域以外では、干渉ベクトルの成分は0に設定される。同様に、目的シンボルの右側に重なる第2の線に整合したウォルシュ符号は、次式の干渉ベクトルを生じる:
【0035】
【数2】
干渉を抑圧することを試みる際に、干渉の別の源が発生する。受信機が整合フィルタを採用する限り、同一セクタから送信され、かつ同一遅延で受信されたウォルシュ符号は直交となる。しかし、マルチパスからの干渉を抑圧すべく設計された相関器は、この状態を相関器の設計で強制しない限り、他のウォルシュ符号に直交しない。従って、この単純な例について、以下の干渉ベクトルがリストに追加される:
【0036】
【数3】
干渉ベクトルの定義について、2つの点を指摘したい。まず第1に、目的のシンボル期間に重なる2つのシンボルは独立したデータ・シンボルで独立して変調されるので、干渉ベクトルは左右半分づつに分割される。第2に、ウォルシュ符号は各シンボル毎に反復されるが、ウォルシュ符号を乗算するPNシーケンスは512シンボル毎でしか反復しない。その結果、干渉および上記の干渉ベクトルは時変的であり、干渉ベクトルは新たなシンボル毎に再計算しなければならない。
【0037】
ゼロ強制干渉抑圧で用いられる相関器は、干渉ベクトルによって定められる面(plane)に対して、PNシーケンスで拡散された所望のウォルシュ符号の直交投影(orthogonal projection)である。上記の例では、所望の信号は:
【0038】
【数4】
である。公式には、udesの直交投影は次式によって与えられる:
【0039】
【数5】
ここで、ベクトルczfはゼロ強制相関器であり、UIは干渉部分空間行列(interference subspace matrix)である。UIの列(column)は、上記の干渉ベクトルのセットに等しい。なお、行列(5−2)は、次元が抑圧される干渉ベクトルの数に等しい正方行列である。行列(5−2)がフル・ランクを有していない場合、擬似逆(pseudo-inverse)として逆演算(inverse operation)を行わなければならない。
【0040】
直交投影に対する近似は、演算の複雑さおよび/またはメモリ格納条件が大幅に低減された匹敵する性能が得られるという点で有用なことがある。有用な近似は:
【0041】
【数6】
を含み、ここで(6−2)はベクトルuのエネルギを表す。他の有用な近似は容易に明白である。
【0042】
従って、受信回路200(図2)は、干渉ベクトルによって定められる面(plane)に対してPNシーケンスによって拡散された所望のウォルシュ符号の直交投影を計算する直交投影計算機216を含む。この計算は、受信回路200によって受信されら所望のウォルシュ符号222と、抑圧すべき符号のセット224とに応答して行われる。直交投影は厳密に計算されるか、あるいは任意の適切な近似を用いて計算される。この直交投影は、トラヒック逆拡散器206に与えられる。直交投影に応答して、トラヒック逆拡散器206は、指定された符号または干渉ベクトルからの干渉を完全に抑圧する。
【0043】
ここで図4を参照して、図2の受信回路で用いられる干渉格付回路(interference ranking circuit)400のブロック図を示す。干渉格付回路400は、直交投影計算機216などの受信分岐で用いるために、抑圧すべき符号を判定するために用いられる。干渉格付回路400は、複数の高速アダマール変換(FHT)演算器402,セレクタ404,合成器(combiner)406および推定ブロック408ならびに格付回路410を含む。
【0044】
図示の実施例では、複数のFHT演算器402は、レーキ受信機112の各分岐毎に一つのFHT演算器を含む。他の実施例では、FHT演算器はレーキ分岐間で共用してもよい。FHT演算器は、どのチャネルが被受信DS−CDMA信号に存在するかの指示を生成する。FHT演算器は、逆拡散器204によって生成された逆拡散信号を、送信機によって送信されたであろう64個の可能なウォルシュ・シンボル(IS−95システムにおいて)に対して実質的に相関する。また、どのチャネルが存在するかの指示は、受信信号強度(received signal strength)または信号エネルギの指示も含んでもよい。
【0045】
セレクタ404は、合成器406において合成すべきFHT演算器出力を選択する。セレクタ404は、入力402において受信される制御信号によって制御される。制御信号は、例えば、コントローラ116(図1)によって与えられる。本発明に従って、レーキ受信回路の一部の分岐は、干渉パラメータを測定するためにのみ割り当てられる。無線電話104がソフト・ハンドオフを行うセクタに対して、一つまたはそれ以上の分岐を割り当ててもよい。さらに、干渉を測定する目的のために、無線電話104がソフト・ハンドオフを行わないセクタに対して、一つまたはそれ以上の分岐を割り当ててもよい。2つまたはそれ以上の分岐が同一セクタに割り当てられる場合、セレクタ404はこれらの2つまたはそれ以上の分岐を選択して、これらをともに合成器406に与えるべく動作し、これらの分岐は合成され、存在するトラヒック・チャネルおよびチャネル強度の最良の推定量を与える。
【0046】
チャネルが合成された後、必要に応じて、存在するチャネルの指示が推定ブロック408に与えられる。推定ブロック408は、各分岐に存在するチャネルの推定量を形成し、この推定量を格付回路410に与える。格付回路410は、所定の条件に従ってチャネルを格付する。格付回路は、第1分岐格付回路412,第2分岐格付回路414,第3分岐格付回路416および第4分岐格付回路418を含む。格付は、無線電話104とソフト・ハンドオフを行うセクタからのマルチパスに割り当てられた各分岐について個別に実施される。ソフト・ハンドオフを行わない分岐については、格付は必要ない。格付は、すべての干渉を抑圧すべきではないので実施される。抑圧される干渉の量と、失われる信号エネルギの量との間にはトレードオフが存在する。
【0047】
任意の受信回路または分岐の観点から、干渉は3つの種類、すなわち(i)この分岐によって復調されるセクタからのマルチパス,(ii)無線電話とソフト・ハンドオフを行うセクタからのマルチパスおよび(iii)無線電話とソフト・ハンドオフを行わない別のセクタからのマルチパス、の3つの種類のいずれかである。これらすべてのセクタは、干渉のリストに含めなければならない。源(ソース)(i)は、無線電話に割り当てられたウォルシュ符号で各分岐を相関する従来の受信機にとって干渉源ではないが、リストに含めなければならない。本発明による干渉抑圧受信機は、割り当てられたウォルシュ符号と単純に相関せず、同一セクタから同一遅延で受信された他のトラヒック・チャネルに対する直交性は失われる。
【0048】
特定の分岐について、各干渉ベクトルに割り当てられた強度または重みは、一般に次に比例する:(i)干渉ベクトルが該当する分岐のシンボル期間と重複する量;および(ii)干渉ベクトルの大きさ。干渉ベクトルとは、特定のセクタ/遅延に対応する特定のウォルシュ符号である。干渉を格付するために任意の適切な処理を利用してもよく、また格付のために任意の他の適切なパラメータを利用してもよい。好適な実施例では、干渉格付は、無線電話とソフト・ハンドオフを行うセクタからのマルチパスに割り当てられた各受信回路または受信分岐について個別に適用される。
【0049】
格付回路410は、抑圧すべき符号のセットを生成する。抑圧すべき符号は、該当する分岐について格付された干渉リストから選択された干渉ベクトルである。図示の実施例では、干渉ベクトルは、これおよび他のセクタ/遅延からの拡散ウォルシュ符号に部分的に重複している。ここで、拡散ウォルシュ符号(spread Walsh code)とは、PN拡散シーケンスで乗算されたウォルシュ符号のことである。抑圧すべき符号は、格付回路410から各分岐の直交投影計算機216(図2)に与えられる。
【0050】
抑圧すべき符号または干渉ベクトルと、所望の拡散ウォルシュ符号とに応答して、直交投影計算機216は、干渉ベクトルの選択されたセットに対して所望の拡散ウォルシュ符号の直交投影を計算する。図示のDS−CDMA実施例では、所望の符号は、PN拡散シーケンスの適切な位相で乗算された、分岐に割り当てられたウォルシュ符号である。直交投影を計算するための他の適切な処理についてはすでに説明した。演算の複雑さまたは格納条件を軽減するために、他の方法を代用してもよい。
【0051】
所望の拡散ウォルシュ符号の直交投影の計算の後、分岐は、(所望の符号またはウォルシュ符号そのものではなく)この直交投影をその相関器において利用する。直交投影は、トラヒック逆拡散器206に与えられる。トラヒック逆拡散器206は、直交投影を逆拡散符号として適用することにより、受信したチップ・データを逆拡散する。加算器208は、64などの所定の数の逆拡散データのチップを加算して、シンボルを生成し、このシンボルは被復調データとしてコントローラ116に与えられる。干渉に対して直交なウォルシュ符号の投影を取ることにより、指定された干渉は完全に抑圧される。
【0052】
なお、干渉キャンセレーションまたは減算などの他の方法は干渉を復調し、またこの干渉を減算するためにその振幅を推定しなければならない。このような方法は、干渉を復調する際に生じる誤差により誤差伝播が発生しやすい。しかし、本方法では、どの符号を抑圧すべきかを識別し、これらの信号が受信機に着信する時間を推定(あるいは送信機からの遅延を推定)するだけでよい。本発明による方法および装置は、振幅を復調または推定する必要はなく、振幅を格付するだけでよい。よって、誤差伝播の可能性はない。
【0053】
特定の分岐によって観測される干渉は、他の分岐/マルチパスの拡散ウォルシュ符号に起因する。ウォルシュ符号はシンボル毎に一定であるが、拡散ウォルシュ符号は、ウォルシュ符号に乗算するPNシーケンスが(図示のIS−95実施例では)512シンボル毎に反復するのみなので、一定ではない。この理由により、多元接続干渉は時変的であり、干渉ベクトルはシンボル毎に変化する。その結果、各分岐毎に直交投影を計算しなければならず、各シンボル毎に再計算しなければならない。
【0054】
ここで図5を参照して、フロー図は、本発明による図1の無線電話104のような通信装置を運用する方法を示す。本方法はステップ502から開始する。
【0055】
ステップ502において、分岐または他の受信回路は、もしあれば、通信装置とソフト・ハンドオフを行うセクタに割り当てられる。同様に、ステップ504において、分岐はソフト・ハンドオフを行わないセクタからのマルチパスに割り当てられる。好ましくは、すべての分岐は、無線電話とソフト・ハンドオフを行うセクタからのマルチパス、あるいはソフト・ハンドオフを行わないセクタからの強いマルチパスのいずれかに割り当てられる。すなわち、すべての分岐は割り当てられ、アイドル状態ではない。分岐は、ソフト・ハンドオフ・セクタからのマルチパスを合成するために用いられるか、あるいはソフト・ハンドオフではないセクタからの干渉を識別するために用いられる。各受信回路は、一つのマルチパス成分に割り当てられる。ステップ508において、各割り当てられた分岐について、マルチパス遅延が測定される。ステップ510において、各割り当てられた分岐においてどのトラヒック・チャネルが存在するか判定される。高速アダマール変換(FHT)はこれを達成するために適した方法である。
【0056】
本方法はステップ512に進み、ここで干渉は各分岐について格付される。干渉の振幅,シンボル期間との重複または任意の他の所定の条件によって格付された干渉のリストが作成される。図示の実施例では、干渉の振幅が格付に用いられる。あるセクタからの異なるトラヒック・チャネルは、異なる振幅を有する。好ましくは、干渉のリストは各分岐について作成され、この分岐によって受信された異なる干渉を格付する。あるいは、すべての干渉の単一のリストを作成してもよく、もしくは複数のリストを異なる分岐と関連付けてもよい。図示の実施例では、マルチパスに対応するウォルシュ符号が格付される。干渉の格付リストは、レーキ受信機内のメモリ、またはコントローラあるいは任意の他の適切な場所に格納される。従って、各受信回路では、干渉ベクトルまたは符号は所定の条件に従って格付される。
【0057】
ステップ514において、抑圧すべき干渉は干渉の格付リストを利用して選択される。選択は、任意の適切な条件を利用して行ってもよい。例えば、各分岐のリストからの上位5つの干渉ベクトルを選択してもよく、あるいはすべての格付干渉ベクトルの上位20を選択してもよい。従って、1つまたはそれ以上の干渉ベクトルまたは符号が格付に従って抑圧のために選択される。選択された干渉ベクトルは、抑圧すべき符号として与えられる。
【0058】
選択された干渉ベクトルを利用して、所望の符号または割り当てられた拡散ウォルシュ符号の直交投影がステップ516において計算される。直交投影は、選択された干渉のすべてと直交である。ステップ518において、被受信データは計算された直交投影を用いて相関または逆拡散される。直交投影を利用することにより、選択された干渉ベクトルに対応するすべての干渉は完全に抑圧される。好ましくは、ステップ516およびステップ518は分岐単位で実施され、各分岐において独立して相関が実施され、この分岐における干渉を抑圧する。
【0059】
ステップ520において、ソフト・ハンドオフを行うセクタからのマルチパスに割り当てられた分岐からの出力データ推定量は合成され、ステップ522において、被送信シンボルは更なる処理のために復号される。従って、干渉抑圧によって改善された、個別の分岐からのデータ推定量は合成され、被受信信号を形成する。本方法はステップ524において終了するが、以降のシンボルの誤差抑圧,検出および復号のために再開してもよい。
【0060】
以上からわかるように、本発明はDS−CDMAシステムにおいて指定された干渉のセットを完全に抑圧するための方法および装置を提供する。受信回路は、受信機とソフト・ハンドオフを行うおよびソフト・ハンドオフを行わない両方のセクタからのマルチパスに割り当てられる。各受信回路について、セクタの信号上に存在するトラヒック・チャネルのセットが判定される。各受信回路について、干渉が所定の条件に従って格付される。干渉ベクトルのセットが干渉の格付リストから選択され、干渉ベクトルの選択されたセットに対して受信機の所望の符号または拡散ウォルシュ符号の直交投影が計算される。次に、受信回路はその相関器において直交投影を利用して、被受信データを逆拡散する。
【0061】
本発明による方法および装置は、独自の特徴および効果を提供する。例えば、本方法は、多くのシンボルにまたがる拡散シーケンスを有する、IS−95ダウンリンクなどのDS−CDMAシステムに線形ゼロ強制干渉を適用する。この長い拡散シーケンスの結果、多重接続干渉は時変的となる。この干渉の時変特性にかかわらず、本方法は分岐単位で干渉の指定されたセットを完全に抑圧する。IS−95移動局では、レーキ受信機分岐はマルチパスを合成する目的のためだけではなく、干渉パラメータを測定する目的のためにも割り当てられる。どの干渉を抑圧すべきかを判定するために、干渉は格付される。図示の実施例では、この格付は分岐単位に実施され、干渉は分岐単位で抑圧される。
【0062】
本発明の特定の実施例について図説してきたが、修正を行うことができる。従って、特許請求の範囲は本発明の精神および範囲に入るこのような一切の変更および修正を網羅するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムのブロック図である。
【図2】受信分岐に対応する回路のブロック図である。
【図3】マルチパスによって発生した多重接続干渉を含む被受信データを示す図である。
【図4】図2の受信回路と用いられる干渉格付回路のブロック図である。
【図5】本発明による干渉抑圧を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 通信システム
102 基地局
104 無線電話
106 コントローラ
108 アナログ・フロントエンド
110 アナログ/デジタル変換器(ADC)
112 レーキ受信機
114 サーチャ受信機
116 コントローラ
118 送信経路回路
120 デジタル/アナログ変換器
122〜128 受信分岐
200 受信回路
202 スイッチ
204 逆拡散器
206 トラヒック逆拡散器
208 加算器
210 パイロット逆拡散器
212 加算器
216 直交投影計算機
220 相関器
222 所望のウォルシュ符号
224 抑圧すべき符号のセット
400 干渉格付回路
402 高速アダマール変換(FHT)演算器
404 セレクタ
406 合成器
408 推定ブロック
410 格付回路
412 第1分岐格付回路
414 第2分岐格付回路
416 第3分岐格付回路
418 第4分岐格付回路
Claims (5)
- 複数の受信分岐(122,124,126,128)を有するレーキ受信機(112)において無線信号を受信する方法であって:
(a)複数の信号を受信する段階(504,506);
(b)前記複数の信号のそれぞれについて信号品質パラメータを判定する段階(508);
(c)存在するトラヒック信号を識別するために、各受信分岐において高速アダマール変換を実行する段階(510)であって、存在するトラヒック・チャネルについてウォルシュ符号のリストを作成することを含む、高速アダマール変換を実行する段階(510);
(d)前記信号品質パラメータに従って前記複数の信号を格付する段階(512);
(e)格付に従って選択された信号を抑圧する段階(514,516,518)であって、
(e1)抑圧すべき信号に直交する所望のトラヒック・チャネルに対応するウォルシュ符号の投影を形成する段階;および
(e2)適切な直交投影を利用して、存在するトラヒック・チャネルのそれぞれを相関させる段階;
を含む、選択された信号を抑圧する段階(514,516,518);および
(f)残りの信号を被受信データとして合成する段階(520);
によって構成されることを特徴とする方法。 - 残りの信号を合成する前記段階は、前記受信機とソフト・ハンドオフを行う送信機から受信された信号のみを合成する段階からなることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記段階(a)は:
(a1)第1送信機からの第1マルチパス成分,第2送信機からの第2マルチパス成分および第3トランシーバからの第3マルチパス成分を含む一つまたはそれ以上のマルチパス成分であって、前記第1マルチパス成分および第2マルチパス成分のみが通信を開始するための十分な信号品質を有する、一つまたはそれ以上のマルチパス成分に受信分岐を割り当てる段階(504,506);
からなることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 受信分岐と干渉するマルチパス/ウォルシュ符号対は、他の受信分岐において実施される格付から独立して、前記信号品質パラメータに従って格付されることを特徴とする請求項3記載の方法。
- 前記段階(b)ないし(e)は、受信分岐単位に実施されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
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