JP4266776B2 - プラグイン接触子及びプラグイン接触子の接続構造 - Google Patents

プラグイン接触子及びプラグイン接触子の接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、所定の間隔をもって対向配置されている被接続体間に挿入され被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子及び該プラグイン接触子により被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接続構造に関するものである。
従来のプラグイン接触子及びプラグイン接続構造としては、特許文献1の様に、対向する接触片間に湾曲部の形成されたばね片を介在させ、そのばね片によって両側の接触片を互いに離間する方向に付勢した構造が開示されている。
また、特許文献2には、バスダクトの接続部にて分岐を行うための分岐用端子が開示されており、分岐用端子の先端近傍にバネ性を持たせた凸部を形成し、この分岐用端子を凸部側から接続用導体間に挿入して弾着せしめ、接続を行う構造が開示されている。
特開平11−262142号公報 特公昭49−44387号公報
しかし、上記特許文献1及び特許文献2の技術では、被接続体相互間にそれぞれ接触すべき接触片が互いに重ね合わされた状態で挿入され、重ね合わされた状態で、互いに逆(外)方向へ付勢する構成を取っている。すなわち、接触片は接触片相互間の中心線から内側へ移動する(接触片相互が交差する様に内側に曲がり込む)ことがないため、挿入接続された状態では、少なくとも2枚の接続片の厚さに加えて外方への付勢を行う距離が必要となる。
したがって、上記中心線の両側に接触片が位置すると共に付勢するための距離が確保された状態が必要であり、被接続体相互間の距離が十分確保されている場合は良いが、狭い間隔の場合に接触子が挿入できない状況が生じる。その間隔が狭い状況でも挿入動作では接触子自体が折れてしまう恐れも存する。この様な状況から、被接続体相互間の距離は、接触片が挿入を円滑に行いうるように十分に確保する必要があり、その結果、望ましくない被接続体の部分の大型化が生じることとなる。
また、被接続体相互間の距離を十分に取っている場合でも、挿入時には2つの接触片に、外方向への付勢力が同時にかかるため、挿入動作は相当の力を入れて行わなければならない状況であった。
特に、上記特許技術1及び特許文献2の技術のように、分岐用の接触子がバスダクトからの分岐手段として使用される場合には、バスダクトの厚さ方向が大型化してしまうという不具合が生じてくる。そして、特許文献1及び特許文献2のように、バスダクト相互の接続部からの分岐を行う構造を取る場合、結果的には分岐を行わない接続部についてもバスダクト本体よりも厚い構成となる。
この様にバスダクトや接続部が大型化することにより、施工性が悪くなると共に、バスダクトを敷設するための空間が大型化してしまう結果ともなり、特に複数系統並設したバスダクトの場合などは、よりバスダクト設置空間の大型化が顕著となる。
本発明は、上記種々の不具合を解消するものであって、その目的は、従来よりも狭い被接続体間の距離であっても、プラグイン接触子の挿入時の作業を容易に行うことのできるプラグイン接触子及びプラグイン接触構造を提供することにある。
上記目的を達成するため請求項1に係るプラグイン接触子は、
被接続体間に挿入されこの被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子において、弾性変形可能な挿入部を有し、該挿入部は前記被接続体の間への挿入時にそれぞれ別個に弾性変形可能で、それぞれの変形動作領域が互いに横方向にオフセットされて配置された2以上の接触片を有し、該2以上の接触片には、前記対向する被接続体の一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片がそれぞれ少なくとも1個ずつ含まれており、前記一方の被接続体に付勢力を与える接触片と前記他方の被接続体に付勢力を与える接触片とが、前記挿入状態において、側面視で交差するように配置されている。
各接触片は、上記のようにそれぞれの弾性変形動作領域が重複、干渉しないように互いに横方向(複数の接触片の並び方向を指す)にオフセットされて配置されているので、被接続体間に挿入されたときに被接続体に付勢力を与えるに伴って、上述した接触片の中心線の内側に曲がり込むことも可能になる。また、接触片の厚さ方向の中心位置もほぼ直線上に揃えることができ、これらの作用により、被接続体相互間の距離はより小さいもので足りることとなる。
そして、一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片は、前記被接続体の間に挿入された状態において側面視で交差するように配置されているので狭い幅の範囲で効果的に弾性変形して付勢力を奏する。すなわち、接触片による付勢が2枚の接触片が重なった状態で行われるのではなく、被接続体相互間の或る1断面で見た場合、常に一つの接触片のみを有する構成となることから、被接続体相互間の距離をより一層狭くすることが可能となる。すなわち、従来より狭い被接続体間に容易に挿入可能なプラグイン接触子を実現できる。
請求項2に係るプラグイン接触子は、
所定の間隔をもって対向配置されている被接続体の間に挿入され前記被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子において、弾性変形可能な挿入部を有し、該挿入部は、それぞれ別体に形成されて共通基板に固定されるとともに、前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされている2以上の接触片を有し、該2以上の接触片には、前記被接続体の間への前記挿入部の挿入状態において、前記対向する被接続体の一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片がそれぞれ少なくとも1個ずつ含まれている
これにより、各接触片は、上記のようにそれぞれの弾性変形動作領域が重複、干渉しないように互いに横方向(複数の接触片の並び方向を指す)にオフセットされて配置されているので、被接続体間に挿入されたときに被接続体に付勢力を与えるに伴って、上述した接触片の中心線の内側に曲がり込むことも可能になる。また、接触片の厚さ方向の中心位置もほぼ直線上に揃えることができ、これらの作用により、被接続体相互間の距離はより小さいもので足りることとなる。更に、挿入部が、それぞれ別体に形成されて共通基板に固定されるので、個々の接触片を一体化するだけでプラグイン接触子を製造することができるため、例えば分岐容量が異なる場合などであっても共通基板を変更するだけで対応でき、個別に設計する必要がない分だけ一体型のものよりも製造容易であり、製造コストを低減することが可能となる。すなわち、従来より狭い被接続体間に容易に挿入可能なプラグイン接触子を、容易且つ低コストで製造することができる。
請求項3に係るプラグイン接触子は、
所定の間隔をもって対向配置されている被接続体の間に挿入され前記被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子において、弾性変形可能な挿入部を有し、該挿入部は、前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされて配置された2以上の接触片を有し、該2以上の接触片には、前記被接続体の間への前記挿入部の挿入状態において、前記対向する被接続体の一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片がそれぞれ少なくとも1個ずつ含まれており、前記2以上の接触片による前記一方の被接続体への接触面積と前記他方の被接続体への接触面積が略同一となっている。
これにより、各接触片は、上記のようにそれぞれの弾性変形動作領域が重複、干渉しないように互いに横方向(複数の接触片の並び方向を指す)にオフセットされて配置されているので、被接続体間に挿入されたときに被接続体に付勢力を与えるにともなって、上述した接触片の中心線の内側に曲がり込むことも可能になる。また、接触片の厚さ方向の中心位置もほぼ直線上に揃えることができ、これらの作用により、被接続体相互間の距離はより小さいもので足りることとなる。更に、2以上の接触片による一方の被接続体への接触面積と他方の被接続体への接触面積が略同一となっているので、付勢力や電気の導通のバランスを保つことができる。すなわち、従来より狭い被接続体間に容易に挿入可能で、且つ接触片と被接続体との物理的接触や電気的接触を安定に確保可能なプラグイン接触子を実現できる。
請求項4に係るプラグイン接触子の接続構造は、
所定の間隔をもって対向配置されている被接続体間にプラグイン接触子の挿入部を挿入することで前記被接続体と他の素子との電気的接続を行なうプラグイン接触子の接続構造において、前記挿入部は、前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされて配置された2以上の接触片を有し、前記被接続体の間への前記接触子の挿入状態において前記2以上の接触片が接触する前記被接続体の部分には、前記接触片毎に対応して形成され、前記挿入部の挿入動作の際に前記2以上の接触片をそれぞれ隣り合う接触片とは逆方向に弾性変形させる突出部を設け、前記対向配置されている一方の被接続体への前記2以上の接触片の接触面積と他方の被接続体への接触面積が略同一となっている。
これにより、挿入部の構造を極めて簡単なものとすることができる。すなわち、被接続体側に突出部を設けて接触片を弾性変形させるので、挿入部の接触片側には膨出部を設ける必要がなくなり、従来より狭い被接続体間にプラグイン接触子を容易に挿入可能なプラグイン接触子の接続構造を低コストで製造できる。なお、接触片は上記突出部によって弾性変形されることによって付勢力を被接続体側に与えるものである。また、2以上の接触片による一方の被接続体への接触面積と他方の被接続体への接触面積が略同一となっているので、付勢力や電気の導通のバランスを保つことができる。すなわち、従来より狭い被接続体間に容易に挿入可能で、且つ接触片と被接続体との物理的接触や電気的接触を安定に確保可能なプラグイン接触子の接続構造を実現できる。
請求項5に係るプラグイン接触子、又はプラグイン接触子の接続構造は、
前記挿入部は、略平板状に形成され、前記2以上の接触片は、前記挿入部の一方の縁部に所定長さの1以上のスリットを設けることにより形成されている。
これにより、挿入部を薄く形成することができ、各接触片の構成も極めてシンプルなものとなり、より狭い被接続体間に挿入可能なプラグイン接触子やその接続構造を容易に安価で製造することができる。
本発明のプラグイン接触子及びプラグイン接触構造を使用することにより、従来より狭い被接続体間により容易に接触子を挿入することができ、これにより被接続体における接続構造スペースの縮小化を図ることができる。
本発明の好適な実施の形態に係るプラグイン接触子は、全体が略平板状の構成を有しており、被接続体間に挿入される側には挿入部が形成され、挿入部には弾性変形可能な2以上の接触片が設けられている。各接触片はスリットによって隣り合う接触片と分離されている。すなわち、各接触片は横にオフセットした配置で並んでいる。これにより、各接触片の弾性変形の動作範囲は重複することなく、互いの弾性変形に干渉しない状態が確保されている。
また、この複数の接触片は、被接続体間に挿入される時に弾性変形するようにそれぞれ膨出部を有している。この膨出部は、複数並んだ接触片について少なくとも1個ずつ交互に表裏反対側に膨出するように構成されている。この結果、接触子の装着状態では、各接触片の膨出部が被接続体に接触し、その接触により各接触片は互い違いの方向に弾性変形する。この弾性変形により接触片は被接続体に付勢力を与える。これにより、しっかりした接続状態が保たれ、また、交互に逆方向に付勢するので安定感のある接続状態が確保される。
上記のように、本発明のプラグイン接触子は、その挿入部に形成された2以上の接触片が、それぞれの弾性変形領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされて配置されており、接触片が厚さ方向に重なり合った状態が解消され、各接触片はそれぞれ内側(膨出側とは反対側)に曲がり込むことができる。したがって、この様な接触片を挿入する被接続体相互間の距離を狭くすることが可能となる。換言すれば、狭い被接続体相互間であっても容易に挿入することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説明する。図1から図5は本発明に係るプラグイン接触子の第1実施例を示しており、図1はプラグイン接触子を示す図である。
図1(A)、(B)、(C)に示すように、本発明の実施例に係るプラグイン接触子10は略平板状に形成されており、図上上部には基部12が設けられ、図上下部側に挿入部14が形成されている。挿入部14は接触片を有しているが、本実施例では4つの弾性変形可能な接触片16−1〜16−4が形成されている。接触片16の形成は挿入部14の下端側から所定長さの3本のスリットを設けることによって行われている。この様な構成により、各接触片は横方向、すなわち並び方向にオフセットされそれぞれ弾性変形領域が重複しない状態となっている。
各接触片16には、被接続体間への挿入時に的確な弾性変形を得るために膨出部が形成されるが、本例では、各接触片16に屈曲部を設けることにより形成されている。すなわち、それぞれ略中間部に山形突起部16aが形成されるように屈曲されている。この山形突起部16aは、同図(C)から理解されるように、隣り合う接触片16同士は表裏逆方向に突出するように交互に形成されている。
最下端部には角度付けのされていない、すなわち基部12と略同一平面上にある下片20が形成されている。これにより同図(B)及び(C)から理解されるように、基部12、挿入部14の上部及び下片20は側面視板厚のみからなっており、膨出部16aは略菱形を形成している。
図2(A)及び(B)は、以上の構成からなるプラグイン接触子10を2枚の被接続体22相互間に挿入する動作と挿入した状態をそれぞれ示している。同図(A)に示すように、接触子10は下片20側からが被接続体22間に挿入される。この下片20は、被接続体22間へ挿入する際の誘導片の役割を果たしている。更に、接触片16を挿入すると、膨出部である山形突起部16aが被接続体22上端に接触し、山形突起部16aの存在によりそれぞれの接触片16は変形する。この際、接触片16は弾性を有することから、山形突起部16aは被接続体22に付勢力を与え強固な接触状態となる。
また、図2(B)に示すように、4つの接触片16は交互に逆方向に弾性変形し、接触片16は側面視交差した状態となっている。したがって、狭い幅の範囲で効果的に弾性変形し付勢力を奏している。すなわち、接触片16による付勢が2枚の接触片16が重なった状態で行われるのではなく、被接続体相互間の或る1断面で見た場合、常に一つの接触片16のみを有する構成となることから、被接続体相互間の距離を狭くすることが可能となるものである。
以上の構成からなるプラグイン接触子及びプラグイン接触構造をバスダクトの分岐用として使用されるプラグイン分岐ボックスに用いた場合を図3から図5に示す。
図3は、バスダクト30相互間の接続部を示しており、同図(A)は正面図、同図(B)は一部切り欠き平面図、同図(C)は同図(B)のA−A断面図である。本例では、バスダクト30には、3本の導体32が、絶縁被覆されて装填されている。この接続部は、各バスダクト30の長さ方向両端部に形成されるもので、その部分では導体32は互いの間隔が拡開され、ハウジングは段差を有するものとなっている。また、本実施例における接続部分では、3本の導体32は絶縁物が除去され、先端面が所定間隔を置いて突き合わされている。また、導体32の端部を側方から被覆するため、バスダクト側板34が設けられており、このバスダクト30を対向配置して接続ユニットで接続することにより、バスダクト相互は強固に電気的に接続される。
本例のバスダクトの接続ユニットは、以上述べたように突き合わせて配置された同相の導体30の端部相互を電気的に接続するように接続導体36が双方の導体端部に同時に接触するように配設される。すなわち、突き合わされた同相導体32を接続導体36にて挟み、更にそれを絶縁するように接続導体36相互間、接続側板との間に絶縁セパレータ37が設けられる。これらをボルト40及びナット42、座金44からなる締着具にて一括締着している。
また、接続ユニットの幅方向両端側の開口部には、接続上板、下板46,48が固定される。これら接続上下板46,48には後述するプラグイン接触子の接触片16を挿入するためのプラグイン開口部50が形成されている(本実施例では接続上板46のみプラグイン開口部50が形成されている)。
以上のように接続されたバスダクト30の接続部において、プラグイン接触子を用いて他の電機素子への分岐接続を行う場合、図3(B)に符号Xで示した空間が用いられる。すなわち、所定間隔を持って先端面が突き合わされている同相の導体32相互間であって、両側から接続導体36で挟まれた空間である。この空間Xにプラグイン接触子10の接触片16が挿入されるものである。
本発明がバスダクトの分岐に適用される場合、プラグイン接触子の接触する被接続体は接続導体36である。
なお、本実施例では、上記空間Xを接触片16の挿入空間としたが、例えば接続導体36を幅方向に大きく形成することにより、その拡大した部分を接触片16の被挿入部とすることも可能であり、その場合、突き合わされた同相の導体32の端面間だけでなく、バスダクト導体32の幅方向の上(下)の空間も接触片16の挿入空間とすることが可能である。
図4(A)、(B)には、以上の構成からなるバスダクト接続部において、実際にプラグイン接触子10を有するプラグイン分岐ボックスにて分岐を行う場合の例が示されている。
本実施例に係るプラグイン分岐ボックス60には、3線の導体32が装填されたバスダクト30から分岐するために、3つのプラグイン接触子10が下方に突出するように設けられている(同図(B))。このプラグイン分岐ボックス60にて分岐された後はケーブル100を介して各電気機器への電力供給が行われる。なお、プラグイン分岐ボックス60の外部ケーシングは透明・半透明で形成すると好適であり、分岐の状態の目視やメンテナンスなどを容易に行うことが可能となる。
図5は、以上の構成からなるプラグイン分岐ボックス60をバスダクト30の接続ユニット上方から挿入した状態を示すものである。図示のように、バスダクト接続部の略中央領域である同相の接続導体36間で且つ同相のバスダクト導体30間(空間X)に接触片16が挿入されている。その挿入状態では、同図(B)に示されているように、接触片16は図2(B)で説明したと同様に弾性変形し互いに隣り合う接触片16と側面視交差した状態となって接続導体36を付勢している。4枚の接触片16は弾性変形の動作領域が重複しないように横にオフセットして並んでおり、各接触片16は互い違いに逆方向に接続導体36を付勢して、全体としてバランス良く接続導体36との接続が行われている。
プラグイン分岐ボックス60のケーシング部60aから突出しているプラグイン接触子10の基端部分には、本実施例では絶縁被覆62が施した例を示したが、これは接続ユニットの絶縁セパレータ37を補完するためのものであり、必要に応じて設ければ足り、絶縁セパレータ37を幅方向に十分に拡張できる場合は、省略することも可能である。
以上のように、本発明のプラグイン接触子及びプラグイン接触構造をバスダクトの分岐用として使用する場合、特に上述したバスダクト接続部で分岐する場合、導体が厚さ方向に並べられるため、接続部(接続ユニット)は従来から厚さ方向に大型化してしまう傾向にあったが、接続空間の縮小を図ることができるので、外形状は従来の厚さよりも小型化することが可能となる。したがって、バスダクト布設に必要な空間の縮小化が図られる。これは、複数系統のバスダクトを並設布設するような場合には、特に顕著な効果となる。
また、被接続体37相互間への挿入時に、プラグイン接触子10を斜めの状態で挿入すると、最初に挿入される接触片16は、被接続体37の片側の接触抵抗のみで挿入することができ、挿入作業の容易化も図られる。その他の接触片16は挿入後にテコに原理により挿入することが可能であるため、殆ど力を要せずに挿入動作を行うことが可能となる。
なお、上記第1の実施例では、バスダクト30の接続部で分岐する場合を例に取ったが、バスダクト30の中間部にて分岐する構成を取る場合にも本発明のプラグイン接触子やプラグイン接触子の接続構造を適用することができる。
この場合、通常はバスダクト30の中間部に厚さ方向に膨出する分岐のための構成を設けるが、この分岐用の膨出部の厚さをより薄くすることができ、省スペース化を達成することができ、美観の向上も図られる。
また、本発明に係るプラグイン接触子10の形状は必ずしも平板状に形成する必要はなく、接触片が付勢力をもって接続導体と接触できるものであれば、他の形状を取ることも可能である。被接続体については、接続導体36の間ではなく導体32自体の略中央位置に挿入用の穴を形成し、この穴の中にプラグイン接触子を挿入する構成など種々の変形例が考えられる。すなわち、プラグイン接触子10を挿入できる状態のものであれば全て適用可能である。
図6(A)、(B)は、本発明のプラグイン接触子の他の構成例に関する実施例を示している。本例では、上述した第1の実施例のプラグイン接触子10のスリット18の数を1つ減らし、全部で3つの接触片16とし、中央の接触片16−2を大きな幅に形成して構成したものである。膨出部である山型突起部16aは交互に逆方向に形成されている。なお、3つの接触片16のうち、真ん中の接触片16−2の幅は、左右の接触片16−1、16−3の幅のほぼ2倍に形成されているので、付勢力のバランスは保たれている。すなわち、被接続体への接触面積は略同一になっている。
このように、本発明のプラグイン接触子に関する接触片の数、換言すればスリットの数はいくつであっても良く、少なくとも接触片が2つ構成されれば足りるものである。但し、プラグイン接触子の挿入時に接触片の付勢力によってプラグイン接触子の基部に回転方向の力が加わるのを避けるためには、3個以上の接触片を設けるのが好適である。
図6(C)、(D)は、本発明のプラグイン接触子の他の構成例に関する実施例を示している。第1の実施例のプラグイン接触子に関する膨出部である山型突起部16aの突出端を円弧状とした構成であり、より挿入時及び抜き取り時の抵抗を減らすことが可能となる。被挿入側である被接続体を傷つけることも防止され、接触子の長寿命化を達成することができる。
以上のように、本発明のプラグイン接触子に関する膨出部の形状は、挿入時に被接続体に付勢力を与えることができ且つ接触片を弾性変形させることのできるものであれば、どのような形状であっても良く、且つ個数もいくつであっても良いが、本実施例のように膨出部の突出端部が角のない形状となっていることは好適である。
図6(E)、(F)は、本発明のプラグイン接触子の他の構成例に関する実施例を示している。本例では、膨出部を接触片16を山型に屈曲して形成するのではなく、後付けとして、溶接などで略半球形の導電性部材19を接触片の表面に固定する構成を取っている。この固定は、隣り合う接触片16で互いに反対の面に対して行われる。
図6(G)、(H)は、本発明のプラグイン接触子の他の構成例に関する実施例を示している。本例では、第1の実施例のように一体の平板状のプラグイン接触子10にスリットを設けることにより接触片16を形成するのではなく、予め一個ずつ形成された接触片16の上部を平板からなる2枚の基板13にて狭持し、締結具15(リベット等)にて締結することにより構成したものである。
この様な構成によれば、個々の接触片16を基板13にて一体化するだけでプラグイン接触子10を製造することができるため、製造工程が少なく、一体型のものよりもより製造容易であり、製造コストを低減することが可能となる。
また、分岐の際の分岐容量に応じて、接触片16の数を増減する必要があるが、このような場合であっても、本実施例のような分割形であれば、基部のみを新たに準備することで対応できるので、その接触片の増減が容易であり、プラグイン接触子の在庫管理、製造コストを低減することが可能となる。
図6(I)、(J)は、本発明のプラグイン接触子の他の構成例に関する実施例を示している。本例は、上記実施例5のプラグイン接触子の変形例であり、個々に形成された接触片16を2枚の基部にて狭持するのではなく、1枚の基板17の両外面に取り付けるようにしたものである。それぞれ接触片16の膨出部を有しない側の面が基板17に接触するように交互にリベット15等で固定する構成が取られている。
この場合、接触片16は従来の技術と同じく側面視2枚重なりの構成となっているが、この構成でも各接触片16は他の接触片の弾性変形に影響されず変形するので側面視交差した状態となることができ、従来技術より狭い幅内で付勢力を発揮することができる。この様な構成による作用効果は上記実施例5と同様である。また、この実施例では、下片20は側面視同一平面状となっていないが、同一平面状になるように更に延長して形成しても良い。
図6(K)、(L)は、本発明のプラグイン接触子の他の構成例に関する実施例を示している。本例は、上記実施例6のプラグイン接触子の変形例であり、1枚の基板17の両外面と、接触片の膨出部を有しない側の面を接触させてリベット等で固定するのではなく、基板17の両外面と、それぞれ接触片の膨出部を有する側の面が接触するように交互にリベット15等で固定する構成を取ったものである。
上記実施例5,6と同様の作用効果を発揮するものであり、狭い幅内での良好な付勢力の発揮も可能である。
図7及び図8は、本発明のプラグイン接触構造についての他の実施例を示している。図7(A)、(B)は本実施例に用いるプラグイン接触子70を同図(C)、(D)、(E)は被接続体80を示している。また、図8は図7に示した構成の部材によるプラグイン接触子と被接続体との挿入状態を示す図である。
図7(A)及び(B)に示すように、本実施例のプラグイン接触子70には、膨出部が設けられていない。すなわち、側面視は凹凸のない平板状となっている。一方、図7(C)、(D)及び(E)に示すように、被接続体側には突出部82が形成されている。この突出部82は、図7(A)に示された4枚の接触片72が挿入時に接触する位置に形成されている。この突出部82によりプラグイン接触子の接続片72を弾性変形させ、付勢力が加わるように構成したものである。
図8には弾性変形した状態が示されている。図示のようにプラグイン接触子70の接触片72は挿入動作により、被接続体80に形成された突出部82により変形され、反対側の被接続体80を付勢していることが理解される。
以上のように、プラグイン接触子の接触片側に膨出部を設けずに、被接続体側に突出部を設けることにより、上記実施例と同様の効果を発揮することが可能となる。これにより、被接続体に比し、取り替えの機会の多いプラグイン接触子自体の製造コストを極力低減することが可能となる。
なお、本実施例に関して、被接続体側の突出部を弾性力のある弾性片として構成し、プラグイン接触子の接触片を弾性力を有しない平板としたり、あるいはスリットを有しない平板等によって構成しても同様に良好な付勢力が得られる。また、これにより、プラグイン接触子自体の製造コストをより低減することが可能であると共に、挿入動作の容易性も確保される。
以上、本発明のプラグイン接触子及びその接続構造について種々の実施例を説明したが、本発明は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施例6及び実施例7のように基板17の両外側に接触片16を固定するのではなく、片側面のみに交互に並べて固定する構成であっても良い。
また、上記第1の実施例では、バスダクトの分岐用として説明したが、本発明のプラグイン接触子はバスダクトに限定されるものではなく、配電盤や分電盤など様々な用途に使用することが可能であり、プラグイン接触子を挿入可能な構成を有する、或いはプラグイン接触子を挿入可能な被接続体を作り出せるものであれば、どのような被接続体との関係でも適用されるものである。
また、接触片の付勢方向は、上記実施例の構成のように全て交互に設定する必要はなく、例えば接触片を4つ有する場合、順に前前後後方向、前後後前方向など種々の順番を設定することが可能である。更に、必ずしも前後同数である必要もなく、場合によっては接触面積が前後で異なっても良い。
また、上記実施例6及び実施例7の各接触片16の下端である下片20を他の実施例同様に側面視同一直線上に重なるように形成することも好適である。かかる構成により、他の実施例と同様に被接続体間への接触子の挿入がより容易なものとなる。すなわち、挿入動作時に動作の先端に位置する下片20が側面視一直線上に並ぶことで厚さの薄い先端部を構成することができ、挿入動作の容易かが図られるものである。したがって、被接続体間の間隔が狭い場合により有効な機能を発揮することができる。
また、上記第1の実施例で説明したバスダクトの構成や接続ユニット(接続部)、プラグイン分岐ボックスなどの構成等は上記実施例で示した構成に限定されるものではない。バスダクトに関しては、3線式以外に、2線式以下、或いは4線式以上のバスダクトにも使用することができ、また、絶縁被覆してなる所謂絶縁被覆型バスダクト以外にも導体相互間を一定距離離間して配置し、空気などで絶縁する所謂空気絶縁型バスダクトであっても良い。また、バスダクト導体相互の接続構造も上記実施形態の突き合わせ式に限らず、同相の導体端部を重ね合わせてボルト及びナットからなる締着具で接続する所謂重ね合わせ方式の接続部であっても良い。
実施例8の被接続体側の突出部の数や形状、突出割合などについても上記実施例や図面に記載の内容に限定されるものではなく、様々な数、形状、突出割合等を設定することができる。
(A)は本発明の第1実施例に関するプラグイン接触子の正面図、(B)は本発明の第1実施例に関するプラグイン接触子の側面図、(C)は本発明の第1実施例に関するプラグイン接触子の斜視図である。 (A)は図1のプラグイン接触子を被接続体間に挿入する前の状態を示す側面図、(B)は図1のプラグイン接触子を被接続体間に挿入した状態を示す側面図である。 (A)は本発明の第1実施例のプラグイン接触子をバスダクト用分岐に使用する場合のバスダクトの正面図、(B)は図3(A)に示したバスダクトの側面図、(C)は図3(B)に示したバスダクトのA−A矢視断面図である。 (A)は図3(A)のバスダクトに本発明のプラグイン接触子を有するプラグイン分岐ボックスを取り付ける前の状態を示す図、(B)は図3(C)のバスダクトに本発明のプラグイン接触子を有するプラグイン分岐ボックスを取り付ける前の状態を示す図である。 (A)は図4(A)のプラグイン分岐ボックスを取り付けた状態を示す一部拡大・一部切断図、(B)は図4(B)のプラグイン分岐ボックスを取り付けた状態を示す一部拡大図である。 (A)は第2実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(B)は第2実施例のプラグイン接触子を示す側面図、(C)は第3実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(D)は第3実施例のプラグイン接触子を示す側面図、(E)は第4実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(F)は第4実施例のプラグイン接触子を示す側面図、(G)は第5実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(H)は第5実施例のプラグイン接触子を示す側面図、(I)は第6実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(J)は第6実施例のプラグイン接触子を示す側面図、(K)は第7実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(L)は第7実施例のプラグイン接触子を示す側面図である。 (A)は第8実施例のプラグイン接触子を示す正面図、(B)は第8実施例のプラグイン接触子を示す側面図、(C)は第8実施例の被接続体を示す正面図、(D)は第8実施例の被接続体を示す側面図、(E)は第8実施例の被接続体を示す平面図である。 第8実施例のプラグイン接触子を被接続体相互間に挿入した状態を示す側面図である。
符号の説明
10 プラグイン接触子
12 基部
16 接触片
20 下片
22 被接続体
30 バスダクト
32 導体
36 接続導体
37 絶縁セパレータ
50 プラグイン開口
70 プラグイン接触子
80 被接続体
82 突出部

Claims (5)

  1. 所定の間隔をもって対向配置されている被接続体の間に挿入され前記被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子において、
    弾性変形可能な挿入部を有し、
    該挿入部は、前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされて配置された2以上の接触片を有し、
    該2以上の接触片には、前記被接続体の間への前記挿入部の挿入状態において、前記対向する被接続体の一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片がそれぞれ少なくとも1個ずつ含まれており、
    前記一方の被接続体に付勢力を与える接触片と前記他方の被接続体に付勢力を与える接触片とが、前記挿入状態において、側面視で交差するように配置されていることを特徴とするプラグイン接触子。
  2. 所定の間隔をもって対向配置されている被接続体の間に挿入され前記被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子において、
    弾性変形可能な挿入部を有し、
    該挿入部は、それぞれ別体に形成されて共通基板に固定されるとともに、前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされている2以上の接触片を有し、
    該2以上の接触片には、前記被接続体の間への前記挿入部の挿入状態において、前記対向する被接続体の一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片がそれぞれ少なくとも1個ずつ含まれていることを特徴とするプラグイン接触子。
  3. 所定の間隔をもって対向配置されている被接続体の間に挿入され前記被接続体と他の素子との電気的接続を行うプラグイン接触子において、
    弾性変形可能な挿入部を有し、
    該挿入部は、前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされて配置された2以上の接触片を有し、
    該2以上の接触片には、前記被接続体の間への前記挿入部の挿入状態において、前記対向する被接続体の一方の被接続体に付勢力を与える接触片と他方の被接続体に付勢力を与える接触片がそれぞれ少なくとも1個ずつ含まれており、
    前記2以上の接触片による前記一方の被接続体への接触面積と前記他方の被接続体への接触面積が略同一となっていることを特徴とするプラグイン接触子
  4. 所定の間隔をもって対向配置されている被接続体間にプラグイン接触子の挿入部を挿入することで前記被接続体と他の素子との電気的接続を行なうプラグイン接触子の接続構造において、
    前記挿入部は、
    前記被接続体の間への挿入時にそれぞれが弾性変形する領域が互いに重複しないように横方向にオフセットされて配置された2以上の接触片を有し、
    前記被接続体の間への前記接触子の挿入状態において前記2以上の接触片が接触する前記被接続体の部分には、
    前記接触片毎に対応して形成され、前記挿入部の挿入動作の際に前記2以上の接触片をそれぞれ隣り合う接触片とは逆方向に弾性変形させる突出部を設け
    前記対向配置されている一方の被接続体への前記2以上の接触片の接触面積と他方の被接続体への接触面積が略同一となっていることを特徴とするプラグイン接触子の接続構造。
  5. 前記挿入部は、略平板状に形成され、
    前記2以上の接触片は、前記挿入部の一方の縁部に所定長さの1以上のスリットを設けることにより形成されたことを特徴とする請求項1又は3に記載のプラグイン接触子、又は請求項4に記載のプラグイン接触子の接続構造。
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