JP4266606B2 - 屋外用エレベータのかご装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外に設置される展望用エレベータを含む各種の屋外用エレベータのかご装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、外部の景色を展望可能な屋外展望用エレベータや既存店舗或いは新規店舗の屋外に併設する屋外用エレベータ等の設置が増加傾向にある。
【0003】
このような屋外用エレベータでは、エレベータかご室上部にドア開閉機構、室外空調機、送風ダクト等の用品が設置され、これらエレベータかご室およびかご上部の用品は、かご室よりも上部に伸びるかご側面外装パネルとかご上面外装パネルとによって覆われている。
【0004】
また、屋外展望用エレベータのかご装置においては、かご室胴部に展望用ガラスが設けられ、この展望用ガラスの上下部に多面体形状の外装パネルで覆うことにより、かご室上部に設置されるかご上部用品を内装する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、以上のような屋外展望用エレベータを含む各種の屋外用エレベータでは、降雨時、雨水がかご上面外装パネルからかご側面外装パネルを伝わり、或いは屋根外装パネルから展望用ガラスを伝わることから、エレベータかごを汚したり、また最終的には雨水等がエレベータかごの下方に落ちるので、通行人に不快な気持ちを与えるなどの問題がある。
【0006】
さらに、降雪時、雪がかご上面外装パネルの上部に積もり、それが停車時や発車時の振動または風などにより、かご上面外装パネルから雪のかたまりが落下し、屋外エレベータ周辺を通行する通行人に怪我、転倒などの影響を与える恐れがある。
【0007】
さらに、雨水や雪のかたまりがかご側面外装パネルを伝わって落ちてくると、展望用ガラスが曇ったりし、乗客が外部の景色を見ることが難しいか、不快に感じる問題がある。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、雨水や降り積もった雪がかご側面外装パネルを伝わらずにかご下方に排出可能とし、よってエレベータ下方の通行人や乗客に不快な状況その他の影響を与えない屋外用エレベータのかご装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、本発明に係る雨水、積もった雪を排出する屋外エレベータのかご装置は、かご室およびかご室上部の用品を側方から覆うように設けられた側面外装パネルと、前記かご室の両側面側に対応して前記両側面外装パネルのほぼ中央部の縦方向に取り付けられた立枠と前記両側面外装パネルの正面側及び背面側の上端部近傍内側から前記両立枠に向けて下降傾斜された上面外装パネルと、前記かご室の両側面中央部に取り付けられた立枠にそって配置された排出管と、前記上面外装パネルの下降傾斜端部から前記排出管に設けられ、当該上面外装パネルに降った雨水または積もった雪の解けた水などを前記排出管に導くための導水手段と、前記かご室の下部に吊持され、前記排出管を通ってくる水を貯留する貯水手段とを設けた構成である。
【0010】
本発明は以上のような構成とすることにより、雨水または積もった雪の解けた水が下降傾斜する上面外装パネルにそって導水手段に流れ込むので、導水手段を通して容易に排出管に導き、側面外装パネルを伝わらずにかご装置の下方に導くことができ、ひいては側面外装パネルを汚さず、また展望用ガラスを曇らすような問題を無くすことができる。
【0011】
また、かご室の下部に排出管を通ってくる水を貯留する貯水手段を吊持するように設けることにより、かご装置の下方に落下させずに貯水手段に貯留でき、必要な時に配水することが可能となる。
【0012】
さらに、以上のような構成にさらに、貯水手段に常時は閉状態に設定される排水弁と、前記貯水手段に貯留される所定レベル以上の水位を検知する水位検知手段と、少なくとも前記かご装置が最下階に停止し、かつ、前記水位検知手段が所定レベル以上の水位を検知したとき、前記排水弁を開制御する手段とを設ければ、かご装置が最下階に停止し、かつ、貯水手段に所定量の水が貯留されたときに排水弁を自動的に開けて排水することができる。
【0013】
(2) また、以上のようなかご装置の構成に対し、さらにかご装置のかごドア上部に当該かごドア幅以上の長さをもつ雨水受け樋を取付けると、かごドア側に吹き付けてくる雨水などを受け止め、乗客の乗降に影響の無いところに落とすことができ、乗客に不快感を与えることを少なく出来る。
【0014】
また、上面外装パネルの下面部またはその近傍に通電により発熱する加温手段を設け、上面外装パネルに積もった雪を解かして導水手段に流し込むようにすれば、かご上面外装パネルに積もった雪を解かし、導水手段を介して排出管に導くことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図1ないし図3を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明に係わる屋外用エレベータのかご装置の一部を切り欠いた外観斜視図、図2はかご装置の側面図、図3はかご装置のかごドアを除去した正面図である。
【0017】
このかご装置は、正面側にかごドア1が取付けられたかご本体となるかご室2が設けられ、このかごドア1を除くかご室2の四方を囲み、かつ、かご室2よりも上方に伸びるようにかご側面外装パネル3が設けられている。このかご側面外装パネル3のうち、かご室2の両側面側に対応するかご側面外装パネル3のほぼ中央部の縦方向にそれぞれ立枠4a,4bが取付けられている。
【0018】
これら立枠4a,4bの上端部および下端部には両立枠4a,4bを前後側から挟み込んで支持するようにそれぞれ一対の上梁5および下梁6が当該両立枠4a−4b間に架設されている。
【0019】
なお、これら立枠4a,4bの上下端部にはかご上ガイド7およびかご下ガイド8が取付けられ、これらガイド7,8がそれぞれガイドレール9に沿ってかご装置を昇降する構成となっている。
【0020】
ところで、本発明に係わるかご装置は、かご室2の上部に設置される例えばドア開閉機構、室外空調機、送風ダクト等のかご上部用品をかご側面外装パネル3とかご上面外装パネル10とにより覆うような構成するが、特にかご上面外装パネル10としては、正面側および背後側に配置されるかご側面外装パネル3の上端よりやや低い位置がパネル取付部11とし、これら取付部11から両立枠4a,4bを結ぶライン近傍に向けて下降傾斜し、この両下降傾斜端部が溝12に接続されている。
【0021】
この溝12は、図3に示すように両立枠4a,4bを結ぶライン方向に延在され、各立枠4a,4bに沿ってかご室外側下方に取付けられている排出管13,13に接続されている。従って、上空から降ってくる雨水は、かご上面外装パネル10の下降傾斜にそって溝12に流れ込み、この溝12内を流れて排出管13,13の上端に達し、これら排出管13,13を通ってかご室2の下方に落下する。
【0022】
なお、溝12は、その一方端が立枠4a側に沿って設けられる排出管13に接続され、他方端が図示左側の立枠4b近傍で塞き止められている構成であってもよい。つまり、かご上面外装パネル10に落ちる雨水が立枠4a側に沿う排出管13だけを利用してかご室2の下方に落とす構成である。
【0023】
これら排出管13,13の下端部は、かご室2下部の下梁6などに吊持される貯水タンク14に導入されている。この貯水タンク14には常時は閉状態にある電磁弁等の排水弁15および所定レベル以上のタンク内の水位を検知するフロートを含む水位検知器16が設けられている。これら排水弁15および水位検知器16の入出力端はエレベータ制御盤等(図示せず)などに接続されている。
【0024】
なお、図1に示す符号17は展望用ガラス、図3に示す18は非常止め装置である。
【0025】
次に、以上のようなかご装置の動作について説明する。
【0026】
降雨時、雨水がかご上面外装パネル10に落ちると、かご上面外装パネル10がほぼV状に下降傾斜されているので、かご上面外装パネル10の傾斜にそって流れて中央側に集められ、溝12に流れ込む。従って、かご上面外装パネル10に落ちた雨水は全てかご上面外装パネル10の下降傾斜にそって溝12に流れ込むので、従来のようにかご側面外装パネル3を伝わってかご装置下方に落下することがなくなり、かご装置の外側を汚したり、かご装置上部に貯まった雨水等が急にかご装置下方に落下することがなくなり、通行人に悪影響を与えることが少なくなる。
【0027】
また、溝12が両立枠4a,4bを結ぶライン方向に配置されていることから、かご上面外装パネル10から溝12に流れ込んだ雨水が溝12を介して立枠4a,4b方向に向かって流れ、これら立枠4a,4bに沿う各排出管13,13を経由してかご室下部に流すので、かご側面外装パネル3を伝わることがなく、確実にかご装置の下方に導くことができる。
【0028】
この排出管13,13の下端部は、かご室2下部の貯水タンク14に接続されているので、かご上面外装パネル10に落ちた雨水の全部が貯水タンク14に導いて貯水することができる。
【0029】
さらに、かご上面外装パネル10に降った雨水を溝12を経由させて排出管13に流すことにより、展望用ガラス17が曇ることがなく、乗客が外部の景色を楽しみながら利用することができる。
【0030】
次に、貯水タンク14に貯留された雨水の処理について図4を参照して説明する。
【0031】
エレベータ制御盤等は、所要の運転プログラムに基づいてかご装置を昇降運転しているが、このとき周期的にかご装置が停止しているか否かを判断し(S1)、かご装置が停止していると判断されたとき、次に移行し、かご装置が最下階に停止しているか否かを判断する(S2)。かご装置が最下階に停止していると判断されたとき、貯水タンク14に取付けられている水位検知器16の出力信号からタンク内の水位が所定レベルを越えているか否かを判断し(S3)、所定水位を越えていると判断されたときには弁開制御信号を排水弁15に送信し、排水弁15を開弁し(S4)、タンク内に貯留されている水を排水する。
【0032】
なお、各ステップS1〜S3において、かご装置が走行中であったり、最下階以外の階に停止していたり、或いは貯水タンク14に水がそれほど貯留されていないなどのとき、排水弁15が閉じた状態となっているので(S5)、貯水タンク14の水が例えばかご装置の走行中に落ちたり、かご装置が高い階にあるときに急に落ちてきたり、さらに僅かの雨水が貯水タンク14に貯まる度に落ちてくるようなことが無くなり、通行人に雨の影響を与えない状態を作り出すことができる。
【0033】
(他の実施の形態)
(1) 図5は本発明に係わる屋外用エレベータのかご装置の他の実施の形態を示す一部切り欠き側面図である。
【0034】
上記実施の形態では、かご上面外装パネル10が前面・背面方向にほぼV字状に形成したが、例えば図5に示すように逆V字状である屋根型形状に形成してもよい。
【0035】
このようにかご上面外装パネル10が屋根型形状の場合、かご上面外装パネル10の下端部側にそれぞれ溝21を形成し、これら溝21の両端部または片端部と排出管13,13の上端部との間に溝21に流れ込む雨水を排出管13,13に導くための配管、溝等の導水部22が配置されている。
【0036】
このような構成とすることにより、かご上面外装パネル10に降った雨水は前記溝21−導水部22を経由して排出管12,12に導き、貯水タンク14に導くことができる。よって、上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0037】
(2) 図6および図7は本発明に係わる屋外用エレベータのかご装置の他の実施の形態を説明する図である。かご装置全体の構成は図1ないし図3と同様であるので、ここでは省略し、当該図1ないし図3の説明に譲る。
【0038】
以下、特に異なる部分について説明する。
【0039】
すなわち、上記実施の形態では、かご上面外装パネル10に降る雨水の排出例について説明したが、例えばかご上面外装パネル10以外の部分、例えばかご室2正面の側面外装パネル3に吹き付ける雨水については、例えばかごドア1の比較的近い上部に断面L字状の雨水受け樋31を取り付け、かご側面外装パネル3から伝わって流れてくる雨水を雨水受け樋31により受け取るような構成である。
【0040】
この雨水受け樋31は、かごドア6相当幅以上の長さに形成され、かご室2の前面側に吹き付けてくる雨水が雨水受け樋21を通って樋両端から落とすようにし、かごドア1から出入りする乗客などが雨の影響を受けないようにする。
【0041】
(3) 図8は本発明に係わる屋外用エレベータのかご装置のさらに他の実施の形態を示す一部切り欠き側面図である。
【0042】
この実施の形態は、かご上面外装パネル10下面側に電気発熱体41が添設され、当該電気発熱体41への通電によってかご上面外装パネル10を加温し、かご上面外装パネル10に降り積もった雪を解かすことにより、図1ないし図3に示す溝12を通して排出管13に流す込む構成である。
【0043】
従って、以上のような構成とすることにより、かご上面外装パネル10上面に所定以上の雪が積もることがなくなり、停車時や発車時の振動または風などにより、かご装置のかご上面外装パネル10から雪のかたまりが落下し、屋外エレベータ周辺を通行する通行人に怪我、転倒などを負わせる心配がなくなる。
【0044】
さらに、かご上面外装パネル10に降り積もった雪を電気発熱体41で解かして排出管13に流す込むことにより、積雪時でも展望用ガラス17が曇ることがなく、乗客が外部の景色を楽しむことができる。
【0045】
なお、電気発熱体41への通電は、降雪時に手動により通電するとか、或いはある周期ごと、例えば午前および午後の予め決められた時刻に一回ずつ所定時間の間自動的に通電し、かご上面外装パネル10に積もった雪を解かすようにしてもよい。
【0046】
(4) 図9は本発明に係わる屋外用エレベータのかご装置のさらに他の実施形態を示す一部切り欠き側面図である。
【0047】
このかご装置は、かご側面外装パネル3の内側にかご装置の装飾目的で電球等の複数の照明灯42を設置する場合があるが、この照明灯42をかご上面外装パネル10の近傍に設置することにより、この照明灯42の発熱を利用してかご上面外装パネル10を温め、図8と同様にかご上面外装パネル10降り積もった雪を解かし、図1ないし図5に示す実施の形態と同様に溝12、21,22を通して排出管13に流し込むようにしてもよい。
【0048】
このような構成においても、図8と同様な効果を奏することができる。
【0049】
(5) その他、かご側面外装パネル3、かご上面外装パネル10、溝12(21,22)、排出管13の表面に撥水加工を施せば、雨水や降った雪が貯まらずに容易に排水できるとともに、汚れ難くすることができる。
【0050】
また、通常、かご側面外装パネル3、かご上面外装パネル10、溝12(21,22)、排出管13等に鉄板が使用することが多いが、例えば合成樹脂などの材料を用いれば、耐寿命の面で優れたものとすることができる。
【0051】
さらに、展望用ガラス17に複層ガラスを用いれば、複層ガラスの中間ある空気の層により、外気温度とかご室内の温度との断熱を図ることができ、展望用ガラス17の曇りを無くすことができる。
【0052】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えばかご室を2つ設けたダブルデッキエレベータにも同様に適用できることは言うまでもない。
【0053】
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、雨水や積もった雪がかご側面外装パネルを伝わらずにかご下方に確実に排出でき、よってかご汚れがなくなり、また雨水や積もった雪のかご下への落下を未然に回避でき、かご装置下方の通行人に影響を与えることがなく、また乗客に快適な環境を確保できる屋外用エレベータのかご装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る屋外用エレベータのかご装置の一実施の形態を示す一部切り欠き外観斜視図。
【図2】 図1に示す屋外用エレベータのかご装置の側面図。
【図3】 図1に示す屋外用エレベータからかごドアを除去した概略正面図。
【図4】 雨水や積もった雪の解けた水を排出する処理例を説明するフローチャート。
【図5】 本発明に係る屋外用エレベータのかご装置の他の実施形態を示す側面図。
【図6】 本発明に係る屋外用エレベータのかご装置のさらに他の実施形態を示す一部分の正面図。
【図7】 図6に示すかご装置の一部分の側面図。
【図8】 同じく本発明に係る屋外用エレベータのかご装置の他の実施形態を示す側面断面図。
【図9】 同じく本発明に係る屋外用エレベータのかご装置のさらに他の実施形態を示す側面断面図。
【符号の説明】
1…かごドア
2…かご室
3…かご側面外装パネル
4a,4b…立枠
9…ガイドレール
10…かご上面外装パネル
12…溝
13…排出管
14…貯水タンク
15…排水弁
16…水位検知器
17…展望用ガラス
21…溝
22…導水部
31…雨水受け樋
41…電気発熱体
42…照明灯

Claims (4)

  1. かご室およびかご室上部の用品を側方から覆うように設けられた側面外装パネルと、
    前記かご室の両側面側に対応して前記両側面外装パネルのほぼ中央部の縦方向に取り付けられた立枠と
    前記両側面外装パネルの正面側及び背面側の上端部近傍内側から前記両立枠に向けて下降傾斜された上面外装パネルと、
    前記かご室の両側面中央部に取り付けられた立枠にそって配置された排出管と、
    前記両上面外装パネルの下降傾斜端部から前記排出管に設けられ、当該上面外装パネルに降った雨水または積もった雪の解けた水などを前記排出管に導くための導水手段と
    前記かご室の下部に吊持され、前記排出管を通ってくる水を貯留する貯水手段と
    を備えたことを特徴とする屋外用エレベータのかご装置。
  2. 請求項1に記載の屋外用エレベータのかご装置において、
    前記貯水手段に常時は閉状態に設定される排水弁と、前記貯水手段に貯留される所定レベル以上の水位を検知する水位検知手段と、少なくとも前記かご装置が最下階に停止し、かつ、前記水位検知手段が所定レベル以上の水位を検知したとき、前記排水弁を開制御する手段とを備えたことを特徴とする屋外用エレベータのかご装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の屋外用エレベータのかご装置において、
    前記かご装置のかごドア上部に当該かごドア幅以上の長さをもつ雨水受け樋を取付けたことを特徴とする屋外用エレベータのかご装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の屋外用エレベータのかご装置において、
    前記上面外装パネルの下面部またはその近傍に通電により発熱する加温手段を設け、前記上面外装パネルに積もった雪を解かして前記導水手段に流し込むことを特徴とする屋外用エレベータのかご装置。
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