JP2002003131A - エレベーターの浸水防止装置 - Google Patents

エレベーターの浸水防止装置

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JP2002003131A
JP2002003131A JP2000193267A JP2000193267A JP2002003131A JP 2002003131 A JP2002003131 A JP 2002003131A JP 2000193267 A JP2000193267 A JP 2000193267A JP 2000193267 A JP2000193267 A JP 2000193267A JP 2002003131 A JP2002003131 A JP 2002003131A
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JP
Japan
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rainwater
water
water pipe
receiving container
elevator
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Pending
Application number
JP2000193267A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takanashi
哲也 高梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ハッチドアを案内するシル溝内か
ら昇降路に雨水が飛散するのを防止しえるエレベーター
の浸水防止装置を提供する。 【解決手段】 ハッチドアを案内するシル溝内の下方に
設置されてシル溝の穴から落下してきた雨水を受ける雨
水受け容器と、この雨水受け容器から溢れた雨水を水タ
ンク内に導く第1導水管と、この第1導水管に接続され
て前記ハッチドアを設けた階とは別の下階にある排水施
設に第1導水管からの雨水を排水させる第2導水管とか
らなる構成の浸水防止装置とすることにより達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの浸
水防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に開放廊下形のマンションに設置さ
れたエレベーターにおいては、強風雨時、乗場に雨水が
吹き込み、その雨がハッチドアを案内するシル溝内に流
れ込んでいた。そして、シル溝内底にはシル溝内に落下
した塵埃などを取り除くための穴が設けられている。そ
のために、その穴からシル溝内に流れ込んだ雨水は、昇
降路に入り、下階のドア廻りや乗りかご上に飛散してし
まっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の開放廊下形
のマンションに設置されたエレベーターではドア廻りに
雨水がかかることによってドア開閉異常が発生したり、
乗りかごの意匠部品に錆が発生したりするなどの問題点
が発生していた。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を簡単な構成
によって解決しえるエレベーターの浸水防止装置を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ハッチドア
を案内するシル溝内の下方に設置されて、シル溝底部に
設けた穴から落下する雨水を受ける雨水受け容器と、こ
の雨水受け容器から溢れた雨水を昇降路内底に導く可撓
性の第1導水管と、この第1導水管からの雨水を溜める
ために前記昇降路内底に設置した水タンクと、前記第1
導水管に接続されて前記ハッチドアを設けた階とは別の
下階にある排水施設に前記第1導水管からの雨水を排水
させる可撓性の第2導水管とを少なくとも備える構成と
したことにより達成される。
【0006】かかる構成によれば、乗場側からシル溝内
に流れてきた雨水は、シル溝底部に設けた穴から雨水受
け容器内に溜められる。そして、雨水受け容器から溢れ
た雨水は、水タンク内に第1導水管によって溜められ
る。雨水受け容器及び水タンクの両方に雨水が溜まる前
に、第1導水管に第2導水管を接続することで、乗場側
から流れ込む雨水が多量であっても、その雨水を排水施
設に流出させることができ、乗りかご上に雨水を飛散さ
せたり、あるいは昇降路内底に直接雨水を溜めてしまっ
たりすることを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0008】図1において、開放廊下形のマンションに
設置されたエレベーター1に設置された浸水防止装置2
は、雨水容器3と、第1導水管4と、第2導水管5と、
水タンク6と水検出センサー7と、浸水警報装置8とを
備えている。エレベーター1の昇降路9の内底には、持
ち運び可能な水タンク6が設置されている。エレベータ
ー1の最下階のハッチドア10上方に設けられているヘ
ッダーカバー11には、雨水受け容器3が固定されてい
る。雨水受け容器3は、とい状とすることが好ましい。
エレベーター1の最下階のすぐ上への階に設けたハッチ
ドア12を案内するシル溝13には、1個以上の穴1
4、14Aが設けられている。この穴14、14Aはシ
ル溝13内に入った塵埃を除去するためのものである。
雨水受け容器3は、シル溝13の穴14、14Aから落
下していた雨水を受けることができるように配設してあ
る。雨水受け容器3の側壁上部には、図3に示すよう可
撓性の材料からなる第1導水管4の上端が水パッキン1
5を介して固定されている。第1導水管4の下端は、通
常は水タンク6内に収納されている。第1導水管4に
は、図1の点線で示すように、雨水が強くなり、乗場側
に流れ込む雨水が多くなってきた場合には、第2導水管
5が接続される。第2導水管5は、第1導水管4の下端
に接続具を用いて水密的に接続してもよいし、切換弁を
介して第1導水管5に接続しても良い。浸水警報装置8
は、図4に示すように、配線16、16Aを介して水検
出センサー7に接続されている。水検出センサー7が雨
水受け容器3内の水を検出すると信号を発して、浸水警
報装置8を作動させる。浸水警報装置8は、雨水受け容
器3と同様に、ヘッダーカバー11上に設置される。浸
水警報装置8は作動すると、「雨水が溢れる」旨の音声
が流れるか、「雨水が溢れる」旨の表示がなされるか
の、いずれか一方若しくは、両方が行われる。
【0009】以上の構成において、雨風が強くなり、乗
場に雨水が吹き込まれると、その雨水がシル溝13の穴
14、14Aから雨水受け容器3内に落下して、その雨
水受け容器3に溜められる。雨水受け容器3内に溜まっ
た雨水が第1導水管4との接続口3Aに達すると、その
接続口3Aから雨水が第1導水管4側に溢れる。第1導
水管4側に溢れた雨水は、第1導水管4を流下して水タ
ンク6内に落下する。一方、第1導水管4側に雨水が溢
れる状態になると、水検出センサー7が雨水を検出して
浸水警報装置8側に信号を発信する。浸水警報装置8
は、水検出センサー7からの信号を受信すると、「雨水
が溢れる」旨の表示が行われるか、若しくは警報音が発
せられる。したがって、この表示若しくは警報音によっ
て、保守員等は、雨水受け容器3から雨水が溢れ始めた
ことを知ることができるので、水タンク6内に雨水が満
杯にならないうちに、第1導水管4に第2導水管5を接
続して、その第2導水管5によって排水施設にシル溝1
3の穴14、14Aから落下する雨水を排水させること
ができる。このようにして、乗場側からシル溝13に流
れ込んだ雨水は、雨水受け容器3と水タンク6に溜める
かあるいは第2導水管5によって排水施設側に排出させ
ることができるので昇降路9内や昇降路9内を昇降する
乗りかご上に飛散するのを阻止できる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、きわめ
て簡単な構成により、乗場から流れ込んだ雨水がシル溝
の穴から昇降路内に入って飛散するのを阻止でき、ドア
廻りの部品や乗りかご廻りの部品の故障や発錆を防止で
きるエレベーターの浸水防止装置がえられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、エレベーターの浸
水防止装置の全体構成の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、要部分解斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態を示し、要部拡大斜視図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態を示し、浸水警報機構部分
の斜視図である。
【符号の説明】
1 エレベーター 2 浸水防止装置 3 雨水受け容器 4 第1導水管 5 第2導水管 6 水タンク 7 水検出センサー 8 浸水警報装置 9 昇降路 10 ハッチドア 11 ヘッダーカバー 12 ハッチドア 13 シル溝 14、14A 穴 15 水パッキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハッチドアを案内するシル溝内の下方に
    設置されて、シル溝底部に設けた穴から落下する雨水を
    受ける雨水受け容器と、この雨水受け容器から溢れた雨
    水を昇降路内底に導く可撓性の第1導水管と、この第1
    導水管からの雨水を溜めるために前記昇降路内底に設置
    した水タンクと、前記第1導水管に接続されて前記ハッ
    チドアを設けた階とは別の下階にある排水施設に前記第
    1導水管からの雨水を排水させる可撓性の第2導水管と
    を少なくとも備えてなるエレベーターの浸水防止装置。
  2. 【請求項2】 前記雨水受け容器は、とい状としたこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベーターの浸水防止装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1導水管を、前記水タンクに脱着
    自在に接続したことを特徴とする請求項1若しくは2記
    載のエレベーターの浸水防止装置。
  4. 【請求項4】 前記雨水受け容器内若しくは水タンク内
    に、雨水が一定量溜まると信号を発する水検出センサー
    を設けるとともに、この水検出センサーからの信号によ
    り作動する浸水警報装置を設置したことを特徴とする請
    求項1、2若しくは3記載のエレベーターの浸水防止装
    置。
JP2000193267A 2000-06-27 2000-06-27 エレベーターの浸水防止装置 Pending JP2002003131A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102398832A (zh) * 2010-09-08 2012-04-04 东芝电梯株式会社 电梯的门装置的防水构造
CN102627209A (zh) * 2012-04-03 2012-08-08 林智勇 电梯洒水装置
US8336268B2 (en) 2010-02-02 2012-12-25 Delaquis Daniel N J Floor drainage system for a building and assembly therefor
JP2013180851A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Hitachi Ltd エレベーターの乗場止水装置及びこれを備えたエレベーターシステム
CN104760854A (zh) * 2014-09-03 2015-07-08 华侨大学 一种电梯井错位重力喷淋装置
CN108502682A (zh) * 2017-02-27 2018-09-07 日立电梯(中国)有限公司 一种防电梯轿顶进水***

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