JP4263263B2 - 利用者の好みの演奏注文を加えて希望曲をカラオケ装置に予約可能な予約端末 - Google Patents

利用者の好みの演奏注文を加えて希望曲をカラオケ装置に予約可能な予約端末 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ伴奏音楽の演奏キーや演奏テンポあるいはコーラス効果の付加など、利用者の好みに応じて選択したり調節できる嗜好的演奏制御機能を備えたカラオケ装置に関し、とくに、それらの嗜好的演奏制御機能のプリセットに関連した選曲予約方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な業務用カラオケ装置は、カラオケ伴奏音楽の演奏キーや演奏テンポあるいはコーラス効果の付加など、利用者の好みに応じて選択したり調節できる嗜好的演奏制御機能を備えている。最近の通信カラオケシステムでは、カラオケ伴奏音楽をMIDI形式に従って電子楽譜的なデジタルデータで記述し、カラオケ装置のMIDIシンセサイザによって種々の楽器の演奏音を合成出力する。このタイプのカラオケ装置の場合は、デジタル信号処理を応用した実にさまざまな種類の嗜好的演奏制御機能が搭載されているし、今後も新たな工夫が盛り込まれるであろう。
【0003】
なお、カラオケデータベースに登録されている全楽曲について、すべて同じ嗜好的演奏制御機能を使えるわけではない。キー調節やテンポ調節は基本機能として共通の項目であるが、コーラス効果は使える楽曲も使えない楽曲もある。ある種のコーラス効果付加用のデータがカラオケデータに付属している楽曲でしか、そのコーラス効果を演出できない。またコーラス効果付加用のデータを既存楽曲のカラオケデータに後で補充することも行われている。つぎつぎと開発される嗜好的演奏制御の新機能については、その機能に相応しい少数の楽曲から導入され、評判が良ければより多くの楽曲に適用していく。そういった運用がなされている。
【0004】
ところで、利用者はつぎの手順で、嗜好的演奏制御の機能項目について選択や調節の操作を行う。自分がリクエストした曲の順番になり、その楽曲を演奏する準備が整うと、ディスプレイに曲名などが表示される。この段階で、演奏キーや演奏テンポあるいはコーラス効果などについて、リモコンや本体操作パネルからの嗜好入力を行うことになる。嗜好的演奏制御の各機能項目にはデフォルト値が決められているので、利用者は必ずしも各機能項目の嗜好入力を行う必要はない。自分がデフォルト値と異なる設定にしたい機能項目についてだけ嗜好入力を行えばよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
いろいろな種類の嗜好的演奏制御機能が利用できる楽曲を演奏する場合、それら機能項目の内容とデフォルト値を確認し、どの項目をどのように変更したいかを考えてそのように嗜好入力するが、これを歌い出しのタイミングまでに終わらせるのは簡単なことではない。この作業に熟練した常連客でないと難しい。一般の利用者にとっては、よく分からないままデフォルト値で演奏が始まるか、あたふたと作業を行って中途半端に演奏が始まり、曲の冒頭から気持ちよく歌うことができない場合が多くなる。
【0006】
なお周知のように、カラオケ常連客向けの個人用リモコンが使えるカラオケ装置がある。その個人用リモコンには、それを所有する利用者の好みの楽曲のリクエスト番号(楽曲ID)を多数プリセットしておく機能がある。さらに、プリセットした楽曲については、キーとテンポという全楽曲共通の基本的機能の嗜好入力値もプリセットしておくことができる。このタイプのリモコンによれば、キー調節とテンポ調節を演奏開始時にあわてて行う必要はない。しかし、あらかじめ決まったキーとテンポの項目についてしか有効でなく、その他の各種コーラス効果やガイドメロディー・音質変換効果・演奏省略指定・採点・歌詞のルビなど、楽曲ごとに異なる多くの機能項目については、やはり演奏開始時に検討して設定することになる。したがって前記の問題点の多くは温存されている。
【0007】
この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、多くの種類の嗜好的演奏制御の機能項目があったり、楽曲ごとに利用できる機能項目が異なったりしていても、それらを選曲予約時に事前にゆっくりと検討して嗜好入力を行うことができるようにしたカラオケ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る予約端末は、利用者の好みの演奏注文を加えて希望曲をカラオケ装置に予約可能なものであって、つぎの事項(1)〜(11)により特定されるものである。
(1)通信手段と、利用者入力手段と、表示手段と、カラオケデータベース登録楽曲についての目次データベースと、制御手段を備え、目次データベースにアクセスして楽曲検索を行う予約端末であること
(2)目次データベースは、楽曲ごとに、楽曲IDと、曲名と、アーチスト名と、機能項目データを対応づけて集約すること
(3)機能項目データは、カラオケ装置における複数項目にわたる嗜好的演奏制御機能について、当該楽曲で利用可能な機能項目を示すこと
(4)通信手段は、カラオケ装置と通信可能とすること
(5)利用者入力手段は、利用者による操作入力を受付可能とすること
(6)表示手段は、制御手段の制御により情報を表示すること
(7)制御手段は、利用者入力により希望曲が特定された際、第1〜第3処理を行うこと
(8)第1処理は、特定された楽曲の曲名・アーチスト名・機能項目データを目次データベースより抽出し、当該曲名・アーチスト名と、当該機能項目データに基づく嗜好機能メニューを表示手段に表示させ、嗜好機能メニュー中のデフォルト値を変更する利用者入力を受け付けること
(9)嗜好機能メニューは、各機能項目と、各機能項目のデフォルト値を記述すること
(10)第2処理は、第1処理で受け付けたデフォルト値変更情報に基づいて演奏注文データを作成すること
(11)第3処理は、予約を指示する利用者入力があった際、希望曲の楽曲IDと、第2処理で作成された演奏注文データとを対応付けて通信手段よりカラオケ装置に送信させること
【0009】
以上の基本的な要件に加えて、つぎのような要件を適宜に組み合わせてこの発明を実施することができる。
(ア)前記カラオケデータベースや前記演奏処理手段を含んだ本体装置と、前記予約用操作部と前記予約用表示部および前記予約受付手段を含んだ予約端末とが別体に装置構成され、これら本体装置と予約端末とがデータ伝送手段により結合されている。
(イ)前記予約端末は、前記カラオケデータベースに登録されている楽曲の目次データベースを保有し、前記操作部からの検索入力に従って前記目次データベースから該当する楽曲データを検索して前記表示部に表示出力する。
(ウ)通信媒体を介してホスト装置から配信されてくるカラオケデータを前記カラオケデータベースに登録するとともに、前記ホスト装置から配信されてくる前記機能項目データを前記記憶部に集約する。
【0010】
【発明の実施の形態】
===カラオケ装置の基本的な構成と動作===
この発明の一実施例によるカラオケ装置のシステム構成を図1に示している。この図はカラオケ装置1のハードウェア構成を中心にして表現している。多数のカラオケ装置1とホスト装置2とが電話回線3で結合されており、これらによりコンピュータ・ネットワークが構成されている。
【0011】
カラオケ装置1の構成を中心に説明を進める。システム制御部4はCPU・ROM・RAMを含んだコンピュータの中枢であり、このカラオケ装置1を統括している。システム制御部4はモデム5を介して電話回線3に接続されてホスト装置2と通信する。ホスト装置2からカラオケ装置1に配信されるカラオケデータの主体は、MIDI形式データなどで表現された伴奏音楽生成データと、伴奏と時間的に同期結合する歌詞描画データとである。カラオケデータは楽曲単位で楽曲IDをキーとして管理される。ホスト装置2から配信されてきた多数の楽曲のカラオケデータがハードディスク装置6に蓄積される。なお、ホスト装置2から配信される新しい楽曲のカラオケデータをハードディスク装置6に蓄積するのに加えて、古い楽曲のカラオケデータをCD−ROM化して提供し、そのCD−ROMをチェンジャ式CD−ROMプレーヤー7に装填してある。
【0012】
カラオケ装置1の本体には表示器とキーボードを含むユーザインターフェース用の操作パネル8があり、またリモコン送信器(図示省略)に対応したリモコン受信部9も付属している。操作パネル8やリモコン受信部9は操作制御部10を介してシステム制御部4に結合されており、カラオケ利用者は本体の操作パネル8またはリモコン送信器により選曲などの各種操作入力を行い、その操作内容や操作入力に対する装置の応答情報が操作パネル8に表示される。
【0013】
この実施例においては、カラオケ装置1の本体の操作制御部10のユーザインタフェース系とは別に、専用の予約端末20を備えている。本体のインタフェース部11と予約端末20のインタフェース部21とがたとえば赤外線を用いた無線伝送路で結合されている。
【0014】
楽曲の再生はシステム制御部4の制御のもとでつぎの経路で行われる。指定された楽曲IDのカラオケデータをハードディスク装置6またはCD−ROMプレーヤー7から読み出す。伴奏音楽生成データのMIDIデータが順次シンセサイザー12に入力されてオーディオ信号に変換され、ミキシングアンプ13を経てスピーカー14から出力される。ミキシングアンプ13ではマイク15からの歌唱音声信号がミキシングされる。
【0015】
この音声出力と同期して、システム制御部4は歌詞描画データを順次文字列に変換してビデオRAM16に書き込むとともに、歌詞文字列に曲の進行を示す色変えの処理を加える。ビデオRAM16に作成されたビットマップ画像データが映像制御部17により読み出されてCRTディスプレイ18に表示される。また以上のカラオケ演奏処理と並行して、ディスプレイ18に歌詞の背景映像が表示される。その背景映像はCD−ROMプレーヤー7から再生出力され、ビデオRAM16の歌詞画像とスーパーインポーズ合成されて映像出力される。
【0016】
===嗜好的演奏制御機能===
この実施例にカラオケ装置1では、利用者の好みに応じて選択したり調節できる嗜好的演奏制御機能として、つぎのような機能項目を備えている。なおカッコ内の記述は選択・調節内容を示唆している。
【0017】
1…キー調節(b/標準/#)
2…テンポ調節(−/標準/+)
3…バックコーラス(ON/OFF)
4…自声合成ハーモニー(ON/OFF 合成音レベル調節)
5…自声合成ユニゾン(ON/OFF 合成音レベル調節)
6…声質変換(男→女や女→男などのモード選択 変換強度レベル調節)
7…ガイドボーカル(なし/弱/標準/強)
8…ガイドメロディー(なし/弱/標準/強)
9…テロップ色変え(あり/なし)
10…ガイドのルビ(あり/なし)
11…演奏省略モード(前奏省略/1番だけ/2番まで/間奏省略/後奏省略)
12…採点(なし/あり)
13…歌唱アドバイス(なし/あり)
14…楽譜表示(なし/あり)
15…歌唱録音(なし/あり)
16…照明制御(なし/あり)
なお、以上の各項目の嗜好的演奏制御の機能自体は既知のものであるし、またその機能をどのようなデータ処理や制御によって実現するのかは本発明の要旨に直接関わらない。したがって本明細書では、これらの機能の内容については深く立ち入らない。本実施例のカラオケ装置1は、これら16項目の嗜好的演奏制御機能を実行可能であり、カラオケデータベースに登録されている各楽曲ごとにこれら16項目の機能を選択的に利用できるようになっているのである。
【0018】
===予約端末20===
前述したように、予約端末20は赤外線通信によりカラオケ装置1と交信するコードレス機器であり、外観的には液晶ディスプレイ22と操作パネル23とを有するノートパソコンのような携帯型の情報端末である。CPU・ROM・RAMを含む端末制御部26が予約端末20の中枢となるコンピュータである。端末制御部26がインタフェース部21を介してカラオケ装置1と通信するとともに、表示制御部27を介してディスプレイ22に各種の情報を表示する処理を行う。また、操作パネル23と、リモコン送信器(図示していない)に対応するリモコン受信部24とが操作制御部25を介して端末制御部26に結合されており、利用者は操作パネル23またはリモコン送信器により選曲・嗜好入力・楽曲検索などの各種操作を行う。
【0019】
===カラオケデータベースと機能項目データ===
CD−ROMプレーヤー7に装填されている数枚のCD−ROMおよびハードディスク装置6に合計1万数千曲のカラオケデータが存在し、その全体をシステム制御部4がカラオケデータベースとして管理している。
1曲分のカラオケデータのデータ形式の概念を図2に示している。前述したように、伴奏音楽生成データの主体はMIDI形式データであり、楽曲によってはADPCM符号化されたコーラスなどのデータが付属する。歌詞描画データには再生時に伴奏の進行に合わせるためのタイミング規定データが含まれる。これらがカラオケデータの本体であり、これにヘッダーが付いている。
なお先に一覧で示した16項目の嗜好的演奏制御のうち、「自声合成ハーモニー」「自声合成ユニゾン」「音質変換」「ガイドボーカル」などの多くの項目で、それを実現するためには伴奏音楽生成データに所定の制御用データをあらかじめ付帯させておく必要がある。この明細書では、そのような制御用データも伴奏音楽生成データの一部と捉える。
【0020】
ヘッダーには固有の楽曲IDがキーとして記入されている。曲名・アーチスト名(歌手名)・作曲者・作詞者・ジャンルなどの属性記入欄がヘッダーにあり、各欄に該当の属性データが記入される。よく知られているように、ある楽曲のカラオケデータを再生するとき、伴奏音楽の冒頭部分で曲名やアーチスト名などの属性データがディスプレイに文字表示される。また、カラオケデータ群の曲目検索処理に属性データが活用される。
【0021】
また図2にも示しているように、ヘッダーには機能項目データの記入欄もある。この機能項目データは、当該楽曲が16項目の嗜好的演奏制御機能のうちのどれとどれに対応しているか(利用可能か)を所定形式で記述するデータである。
【0022】
カラオケデータベースに登録されている全楽曲についての前記ヘッダー情報がハードディスク装置6に集約されていて、システム制御部4がこれを管理する。またシステム制御部4は、前記ヘッダー情報を集約したものを予約端末20にも適時に転送する。これを受け取った端末制御部26は、前記ヘッダー情報を電子目次本の形式に集約してRAMに格納しておくとともに、楽曲ごとの前記機能項目データを適当な形式でRAMに格納しておき、つぎに説明する嗜好機能メニューの情報源として利用する。
【0023】
なお、ホスト装置2から新しい楽曲のカラオケデータが配信されてきた場合、システム制御部4はカラオケデータベースを更新するとともに、新曲分のヘッダー情報を予約端末20にも転送し、端末制御部26における前記のRAM情報も更新させる。またカラオケデータベースの既存楽曲について、新たな嗜好的演奏制御項目を利用できるようになり、そのためのカラオケデータが更新された場合も、そのヘッダー情報を予約端末20にも転送し、端末制御部26における前記RAM情報を更新させる。
【0024】
===選曲予約と嗜好入力===
カラオケ装置1の操作パネル8あるいはリモコン送信器から所定の手順で希望の楽曲のID(楽曲番号)を入力すると、その楽曲IDが予約リストに加入される。一方、予約端末20の操作パネル23あるいはリモコン送信器から所定の手順で希望の楽曲のIDを入力すると、ディスプレイ22に図3に例示するような嗜好機能メニューが表示される。利用者が楽曲IDを入力する。端末制御部27が、その楽曲IDに従ってRAM上の目次本情報および前記機能項目データを調べ、楽曲IDに対応する曲名やアーチスト名などを表示するとともに、その楽曲で利用可能な嗜好的演奏制御の機能項目を記述した嗜好機能メニューを作成して表示する。
【0025】
図3に例示した楽曲の場合、「キー調節」「テンポ調節」「バックコーラス」「自声合成ハーモニー」「自声合成ユニゾン」「ガイドボーカル」「演奏省略」の7項目の機能が利用可能であり、各項目の選択・調節内容がデフォルト値とともに表示されている。すべての項目についてデフォルト値のままでよければ、利用者は何もしなくてもよい。変更したい項目があれば、操作パネル23によりカーソルをその項目に合せて選択・調節の操作を行う。これが嗜好入力である。嗜好入力を終了したならば確認キーを押す。あるいは所定の時間が経過すると確認キーを押したのと同じ扱いになる。
【0026】
確認キーが押されると、端末制御部26は、嗜好入力によって変更された(またはデフォルト値のままで変更されていない)嗜好機能メニューの内容に基づいて、演奏注文データを作成する。その演奏注文データとは、カラオケ装置1のシステム制御部4に対し、「当該楽曲についての嗜好的演奏制御のデフォルト値から変更になった項目の設定値」を伝えるためのデータのことであり、その表現形式はどのようなものでもよい。
【0027】
予約端末20で受け付けられた予約楽曲IDが前記演奏注文データとともにカラオケ装置1に転送され、システム制御部4が管理する予約リストに加入される。システム制御部4は予約リストの先頭から順に演奏処理を進める。つまり、予約リスト第1順位の楽曲IDが示すカラオケデータをデータベースから取り出して演奏の準備をする。同時に、その楽曲IDに対応づけされている前記機能項目データ(これで各項目のデフォルト値が分かる)と前記演奏注文データ(デフォルト値からの変更設定値が分かる)を取得し、これらに従って演奏実行時の嗜好的演奏制御機能の動作モードをコントロールする。
【0028】
===その他===
以上の実施例では、カラオケ装置1と完全に並列的に動作する別体の予約端末20を設けているが、本発明はこのような構成例に限定されない。カラオケ装置1におけるシステム制御部4のマルチタスク機能により、カラオケデータの演奏処理と前記の予約受付処理とを実質的に並列実行させることも可能である。
【0029】
前記実施例のような別体の予約端末20を設ける場合、ディスプレイ22と操作パネル23を一体化したタッチディスプレイを用い、電子目次本機能や予約リストの閲覧機能なども持たせることで、より充実した機能の実用性の高い予約端末を実現できる。
【0030】
【発明の効果】
この発明のカラオケ装置によれば、多くの種類の嗜好的演奏制御の機能項目があったり、楽曲ごとに利用できる機能項目が異なったりしていても、それらを選曲予約時に事前にゆっくりと検討して嗜好入力を行うことができる。したがって、嗜好的演奏制御の各機能項目がどのような内容なのかを熟知していない一般的な顧客にとって、リクエストしようとする楽曲に関する嗜好機能メニューを眺めて、それらがどんな内容なのか、自分はどのように設定変更しようか、といった事柄を十分に時間をかけて楽しみながら行うことができる。これにより嗜好的演奏制御の本来の目的が果たせるともいえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるカラオケ装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】同上実施例におけるカラオケデータのデータ形式の概念図である。
【図3】同上実施例における嗜好機能メニューの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 カラオケ装置
2 ホスト装置
4 システム制御部
20 予約端末
22 ディスプレイ(予約用表示部)
23 操作パネル(予約用操作部)
26 端末制御部

Claims (1)

  1. つぎの事項(1)〜(11)により特定される予約端末。
    (1)通信手段と、利用者入力手段と、表示手段と、カラオケデータベース登録楽曲についての目次データベースと、制御手段を備え、目次データベースにアクセスして楽曲検索を行う予約端末であること
    (2)目次データベースは、楽曲ごとに、楽曲IDと、曲名と、アーチスト名と、機能項目データを対応づけて集約すること
    (3)機能項目データは、カラオケ装置における複数項目にわたる嗜好的演奏制御機能について、当該楽曲で利用可能な機能項目を示すこと
    (4)通信手段は、カラオケ装置と通信可能とすること
    (5)利用者入力手段は、利用者による操作入力を受付可能とすること
    (6)表示手段は、制御手段の制御により情報を表示すること
    (7)制御手段は、利用者入力により希望曲が特定された際、第1〜第3処理を行うこと
    (8)第1処理は、特定された楽曲の曲名・アーチスト名・機能項目データを目次データベースより抽出し、当該曲名・アーチスト名と、当該機能項目データに基づく嗜好機能メニューを表示手段に表示させ、嗜好機能メニュー中のデフォルト値を変更する利用者入力を受け付けること
    (9)嗜好機能メニューは、各機能項目と、各機能項目のデフォルト値を記述すること
    (10)第2処理は、第1処理で受け付けたデフォルト値変更情報に基づいて演奏注文データを作成すること
    (11)第3処理は、予約を指示する利用者入力があった際、希望曲の楽曲IDと、第2処理で作成された演奏注文データとを対応付けて通信手段よりカラオケ装置に送信させること
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