JP4262054B2 - 整圧器の稼働試験方法および装置、ならびに待機用圧力設定方法 - Google Patents

整圧器の稼働試験方法および装置、ならびに待機用圧力設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、都市ガスなどの流体の配管網で用いる整圧器の稼働試験方法および装置、ならびに待機用圧力設定方法に関する。
従来から、都市ガスなどの配管網では、たとえば顧客に大気圧よりも少し高い程度の圧力で安定して流体を供給するために、整圧器を用いて、大気圧の数倍程度の圧力で輸送する流体の圧力を低下させている。整圧器は、ガバナとも呼ばれる。
図10は、都市ガスの配管網の概略的な構成を示す。1つの地区1に対して中圧導管2で都市ガスが供給され、地区1内の顧客3,4,5,…には、低圧導管10を介して都市ガスが供給される。中圧導管2は、大気圧の数倍程度の圧力で都市ガスを輸送する。低圧導管10は、大気圧より少し高い程度の圧力で都市ガスを輸送する。低圧導管10は網状に敷設され、中圧導管2との接続は、複数の整圧器11,12,13,…を介して行われる。各箇所の整圧器11,12,13,…、たとえば整圧器11では、複数系統の整圧器を設置し、常時動作させる整圧器11と、通常は待機しているバックアップ用の整圧器11aとを設けることもある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−218717号公報
図10に示すような整圧器11,12,13,…は、常時安定に動作を続け、顧客3,4,5,…に安定した圧力で都市ガスの供給を続けなければならない。各整圧器11,12,13,…は、中圧導管1側の一次圧を、低圧導管10側の二次圧まで減圧し、一次圧や流量が変動しても二次圧の変動は抑制されるように弁体の開度が変化する。整圧器11,12,13,…は、使用の継続や時間の経過とともに性能が劣化すると考えられる。ただし、低圧導管10は、複数の整圧器11,12,13,…を介して中圧導管2に接続されているので、たとえば整圧器11の性能が少しだけ劣化する程度では、他の整圧器12,13,…の動作でカバーされ、低圧導管10の圧力変動などとしての影響は生じにくい。さらに整圧器11の劣化が進行すると、その整圧器11が特許文献1のようにバックアップされていれば、動作中の整圧器11からバックアップ用の整圧器11aに切換えられる。
ただし、バックアップ用の整圧器11aは、二次圧が常時動作用の整圧器11,12,13,…よりも低く設定されるので、バックアップ用の整圧器11aに切換えられると、低圧導管10の圧力が若干低下する可能性がある。また、常時動作用の整圧器11とバックアップ用の整圧器11aとを同時に設置している場合、バックアップ用の整圧器11aが常に待機していて動作は行わなくても、時間経過の影響は受ける。整圧器11の性能低下が時間経過によるものであれば、バックアップ用の整圧器11aに切換えても、同様に性能低下の影響を受けている可能性がある。さらに、バックアップ用の整圧器11a自体の性能には劣化がなくても、二次圧の設定値が不適切であると、バックアップすることができなかったり、バックアップへの切換えで、大きな圧力低下が生じたりするおそれがある。
都市ガスを長期間にわたって安定に供給するためには、各整圧器11,12,13,…が稼働中に、稼働特性を測定したりテストを行い、性能や劣化の程度などを把握することが重要となる。しかしながら、図9のような配管網で稼働している整圧器11,12,13,…では、たとえば整圧器11の稼働特性を測定しようとして二次圧の設定値を変更しても、他の整圧器12,13,…の動作で二次圧の変動がカバーされ、動作特性の測定が困難となる。二次圧に変動が生じる程度に二次圧の設定値を変更すると、低圧導管10を介して都市ガスの供給を受ける顧客3,4,5,…への供給圧力が変動してしまう。整圧器11をバックアップ用の整圧器11aに切換えるテストを行う場合も、二次圧に変動が生じる可能性がある。
したがって、たとえば整圧器11に対し、設置現場での稼働テスト、特性確認、設定圧調整などを行う場合、供給上の理由から、下流側の圧力や流量を人為的にコントロールしながら整圧器11を作動させる必要がある。特に、整圧器11がパイロット式などの大型ガバナであれば、下流側への影響が大きく、測定やテストは非常に大がかりな作業となってしまう。
本発明の目的は、供給上の支障がなく、容易に実行可能な整圧器の稼働試験方法および装置、ならびに待機用圧力設定方法を提供することである。
本発明は、流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験方法であって、
前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、稼動状態から前記弁体の二次側から下流側管路へ流体を導く接続管路と前記下流側管路との間の流路抵抗を増大させ、
前記接続管路内の圧力を測定しながら、前記弁体の二次圧力の設定値を変化させ、
弁体の前記二次圧力の設定値の変化に対する前記接続管路内の圧力の変化を測定し、この測定結果に基づいて、整圧器の稼働特性を求めることを特徴とする整圧器の稼働試験方法である。
さらに本発明は、流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験方法であって、
前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、稼動状態から前記上流側管路から弁体へ流体を導く接続管路と前記上流側管路との間の流路抵抗を増大させ、
前記弁体の開度、弁体の一次側の圧力および弁体の二次側の圧力を測定して、
弁体の開度に対する前記一次側の圧力および二次側の圧力の関係に基づいて、整圧器の稼働特性を求めることを特徴とする整圧器の稼働試験方法である。
さらに本発明は、流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、上流側管路から弁体の一次側への接続管路の途中から分岐して、弁体の二次側から下流側管路への接続管路の途中で合流するパイロット管路でパイロット駆動圧を発生させ、パイロット駆動圧で弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験方法であって、
前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、稼動状態から上流側管路から弁体の一次側への接続管路で、パイロット管路への分岐位置と弁体の一次側との間を閉鎖し、
弁体の二次側から下流側管路への接続管路で、弁体の二次側とパイロット管路の合流位置との間を閉鎖しておき、
整圧器の弁体の開度、パイロット駆動圧および弁体の二次圧力を測定しながら、二次圧力の設定値を変化させ、
設定値の変化に対する弁体の開度とパイロット駆動圧との応答特性に基づいて、整圧器の稼働特性を測定することを特徴とする整圧器の稼働試験方法である。
さらに本発明は、流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、上流側管路から弁体の一次側への接続管路の途中から分岐して、弁体の二次側から下流側管路への接続管路の途中で合流するパイロット管路でパイロット駆動圧を発生させ、パイロット駆動圧で弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験装置であって、
上流側管路から弁体の一次側への接続管路に流路抵抗を挿入可能な上流側抵抗挿入手段と、
弁体の二次側から下流側管路への接続管路に流路抵抗を挿入可能な下流側抵抗挿入手段と、
上流側管路から弁体の一次側への接続管路で、パイロット管路への分岐位置と弁体の一次側との間を開閉可能な一次側開閉手段と、
弁体の二次側から下流側管路への接続管路で、弁体の二次側とパイロット管路の合流位置との間を開閉可能な二次側開閉手段と、
前記弁体の二次圧力の設定値を変化可能な設定値変化手段と、
前記弁体の一次側の圧力を測定する一次圧測定手段と、
前記弁体の二次側の圧力を測定する二次圧測定手段と、
前記弁体のパイロット駆動圧を測定するパイロット圧測定手段と、
前記弁体の開度を検出する開度検出手段と、
前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、一次圧測定手段、二次圧測定手段およびパイロット圧測定手段によって測定される圧力値がそれぞれ入力され、開度検出手段によって検出される弁体の開度が入力され、上流側抵抗挿入手段、下流側抵抗挿入手段、設定値変化手段、一次側開閉手段および二次側開閉手段をそれぞれ制御して、前記整圧器の稼働試験を実行する制御手段とを含むことを特徴とする整圧器の稼働試験装置である。
さらに本発明は、流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、弁体を開閉させて整圧する整圧器を複数系列設置し、待機系列とする整圧器の待機用の二次圧を設定する方法であって、
前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、整圧器の弁体の開度、弁体の一次側の圧力および弁体の二次側の圧力を測定して、予め、待機用とする整圧器で、二次圧力の設定操作量と設定される二次圧力との対応関係を求めておき、
待機用とする整圧器に設定する圧力を上昇させて、設定圧力が稼働中の整圧器の二次圧力に達して待機用の整圧器が稼働を開始する状態となるのを確認し、
その稼働開始状態に対応する設定圧力から、待機用として設定すべき設定圧力の差分に相当する二次圧力の設定操作量を前記対応関係に基づいて求め、当該設定操作量だけ、待機用とする整圧器の設定操作量を操作し、待機用とする整圧器の設定圧力を下降させることを特徴とする整圧器の待機用圧力設定方法である。
本発明によれば、下流側管路の圧力変動を抑制した状態で、弁体の二次側から下流側配管網へ流体を導く接続管路と下流側配管との間の流路抵抗を増大させ、整圧器の二次圧を測定するのでこの測定時に弁体の二次圧力の設定値を変化させても、下流側配管網への影響が少なくなり、流体の供給に支障が生じないようにして、設定値の変化に対する二次圧の変化の応答特性に基づく整圧器の稼働特性を測定することができる。
さらに本発明によれば、下流側管路の圧力変動を抑制した状態で、上流側管路から弁体へ流体を導く接続管路と上流側管路との間の流路抵抗を増大させので、弁体の一次側に供給される流体の圧力が低下し、弁体の開度を大きくしても二次が過大にならないので、下流側の圧力を大きく変えることなく、弁体の開度が大きい状態での稼働特性を測定することができる。
さらに本発明によれば、上流側管路から弁体の一次側への接続管路で、パイロット管路への分岐位置と弁体の一次側との間を閉鎖し、弁体の二次側から下流側管路への接続管路で、弁体の二次側とパイロット管路の合流位置との間を閉鎖しておくので、弁体には流体が供給されないけれども、パイロット駆動圧は供給され、整圧器の弁体の開度とパイロット駆動圧との関係としての稼働特性を、下流側に影響を与えずに、容易に測定することができる。
さらに本発明によれば、整圧器の稼働試験を、下流側に大きな影響を与えないようにしながら、自動的に行うことができる。
さらに本発明によれば、整圧器の弁体の開度、弁体の一次側の圧力および弁体の二次側の圧力を測定して、待機用とする整圧器で、二次圧力の設定操作量と設定される二次圧との対応関係を求めておき、下流側への影響を小さくして、待機用とする整圧器に適切な圧力を容易に設定することができる。
図1は、本発明の実施の第1、第2および第3形態で整圧器20の稼働特性を測定するための試験を行うのに必要な構成を示す。整圧器20は、メインバルブ21、パイロットバルブ22、パイロット管路23a,23bを含む。メインバルブ21をパイロットバルブ22で調整されるローディング圧力に基づいて開閉し、一次圧を二次圧に減圧しながら、流量の変化や一次圧の変化があっても、二次圧の変動を抑制するように動作する。パイロット管路23aは、パイロットバルブ22の一次側に接続され、パイロット管路23bはパイロット管路22の二次側に接続される。
パイロット管路23aの入口側とメインバルブ21の一次側との間には、一次側開閉弁24が設けられる。パイロット管路23bの出口側とメインバルブ21の二次側との間には、二次側開閉弁25が設けられる。一次側開閉弁24は、上流側接続管路26に設けられ、上流側接続管路26の途中が分岐してパイロット管路23aの入口側に接続される。二次側開閉弁25は、下流側接続管路27に設けられ、下流側接続管路27の途中に、パイロット管路23bの出口側が合流する。上流側接続管路26の上流側には、上流側開閉弁28が設けられる。下流側接続管路27の下流側には、下流側開閉弁29が設けられる。パイロットバルブ22の駆動圧であるローディング圧力は、パイロット圧力計30によって測定する。
上流側開閉弁28および下流側開閉弁29は、その上流側および下流側で、上流側管路31および下流側管路32にそれぞれ接続される。上流側管路31および下流側管路32は、図10の中圧導管2および低圧導管10にそれぞれ相当する。上流側管路31、上流側接続管路26、下流側接続管路27および下流側管路32の圧力を測定するために、上流側圧力計33、一次側圧力計34、二次側圧力計35および下流側圧力計36がそれぞれ設けられる。
図2は、本発明の実施の第1形態としての稼働特性の試験を、図1の整圧器20を対象として行う概略的な手順を示す。整圧器20が稼働している状態では、メインバルブ21に目的の二次圧が設定され、一次側開閉弁24、二次側開閉弁25、上流側開閉弁28および下流側開閉弁29はすべて全開の状態となっている。試験を開始すると、ステップa1で下流側開閉弁29を、全開と全閉との中間の中途開度まで絞る。ステップa2では、メインバルブ21の圧力設定ばねなどの調節で、二次圧の設定値を変更する。ステップa3では、一次側圧力計34、二次側圧力計35およびパイロット圧力計30で、一次圧力、二次圧力およびパイロット圧力をそれぞれ測定する。ステップa4では、メインバルブ21の開度を検出する。ステップa5では、稼働特性把握のために必要な試験が終了したか否かを判断する。終了していないと判断するときは、ステップa2に戻り、二次圧設定値を変更して、試験を続ける。このようにして、ステップa5で試験終了と判断するまで、圧力設定、圧力測定および開度検出を繰返し、整圧器20の稼働特性を把握することができる。
整圧器20では、稼働特性の試験を行うので、二次圧として、下流側接続管路27までの圧力は変動する。しかしながら、下流側開閉弁29を中途開度まで絞って流路抵抗を増大させているので、下流側管路32に対しては圧力変動を抑えることができる。下流側管路32に対して下流側接続管路27の方が高圧力となる可能性も生じるけれども、下流側開閉弁29の開度を中途開度に絞って、下流側開閉弁29での圧力降下を大きくし、差圧を保つことができる。したがって、下流側管路32での背圧を急激に変化させることなく、ローディング圧や二次圧を変化させ、パイロット圧力計30や二次側圧力計35で測定して、整圧器20の稼働試験を行うことができる。
図3は、図1の整圧器20の概略的な構成を示す。ガバナ20は、メインバルブ21内部に弁体37を有し、その開閉状態で一次圧を二次圧に減圧しながら、二次圧をほぼ一定に保つ。弁体37はスピンドル38の下端に装着され、スピンドル38の中間部分にはダイヤフラム39が接続される。ダイヤフラム39は、アクチュエータ室40に収容され、スピンドル38の上端41は、外部から視認可能で、弁体37の開度指示計41として利用される。アクチュエータ室40内は、ダイヤフラム39によって仕切られる。ダイヤフラム39の下側には、パイロットバルブ22の二次側のローディング圧が印加される。ダイヤフラム39の上側には、圧力設定用のばね42の押圧力がパイロット管路23bを介して導入される二次側圧力とともに作用する。
図4は、本発明の実施の第2形態としての稼働特性の試験を、図1の整圧器20を対象として行う概略的な手順を示す。整圧器20が稼働している状態では、メインバルブ21に目的の二次圧が設定され、一次側開閉弁24、二次側開閉弁25、上流側開閉弁28および下流側開閉弁29はすべて全開の状態となっている。試験を開始すると、ステップb1で上流側開閉弁28を、全開と全閉との中間のある開度まで絞る。ステップb2では、メインバルブ21の開度を、たとえば図3の開度指示計41によって検出する。ステップb3では、一次側圧力計34、二次側圧力計35およびパイロット圧力計30で、一次圧力、二次圧力およびローディング圧力をそれぞれ測定する。ステップb4では、稼働試験が終了か否かを判断し、終了と判断するまで、ステップb1からステップb3までを繰返す。
整圧器20の稼働時に、上流側開閉弁28を絞ることによって、整圧器20を通過する流体の流量、下流背圧を大きく変えることなく、メインバルブ21の開度を変化させることができ、一次圧力、二次圧力およびローディング圧力の測定で、容易に大開度までの作動チェック、および開度毎の特性確認テストなどを行うことができる。
図5は、本発明の実施の第3形態としての稼働特性の試験を、図1の整圧器20を対象として行う概略的な手順を示す。整圧器20が稼働している状態では、メインバルブ21に目的の二次圧が設定され、一次側開閉弁24、二次側開閉弁25、上流側開閉弁28および下流側開閉弁29はすべて全開の状態となっている。試験を開始すると、ステップc1およびステップc2で、一次側開閉弁24および二次側開閉弁25を、それぞれ全閉にする。ステップc3では、メインバルブ21の二次圧の設定値を変更する。ステップc4では、メインバルブ21の開度を、たとえば図3の開度指示計41によって検出する。ステップc5では、二次側圧力計35およびパイロット圧力計30で、二次圧力およびローディング圧力をそれぞれ測定する。ステップc6では、稼働試験が終了か否かを判断し、終了と判断するまで、ステップc3からステップc5までを繰返す。
一次側開閉弁24および二次側開閉弁25を全閉としたまま、パイロット管路23a,23bでパイロットバルブ22を作動させ、メインバルブ21の二次圧設定値を、図3のばね42の調整などで変更することによって、メインバルブ21に流体を流すことなく、弁体37をストロークさせることができる。パイロット圧力計30および二次側圧力計35によって測定するローディング圧力および二次圧力に異常があるか否かで、作動異常の有無を確認することができる。
図6は、本発明の実施の第4形態で整圧器50システムで待機用の整圧器20に適切な二次圧を設定するために必要な構成を示す。本構成で、図1に示す構成に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。整圧器システム50では、複数の整圧器20が常用系統51とともに、待機系統52として用いられる。たとえば全部でn(n≧2)系統の整圧器20を使用する場合、1系統を待機系統52とし、他のn−1系統は常用系統51とすることができる。待機系統52の整圧器20には、常用系統51の整圧器20よりも低い二次圧を設定する。二次側での流体の需要が多くなって流量が増大すると、メインバルブ21が全開となっても二次圧が設定値よりも低下するようになる。二次圧が待機系統52の整圧器20に設定されている圧力まで低下すると、待機系統52の整圧器20も二次側に流体を通すようになり、二次圧の低下は抑制される。したがって、待機系統52の整圧器20に適切な二次圧が設定されていないと、流量増大時に二次圧の変動が大きくなってしまう。もしくは上流側開閉弁28を昇圧防止遮断弁にし、メインバルブ21が故障昇圧したとき、その上流の昇圧防止遮断弁が稼働するようなシステムとすることもできる。
図7は、本発明の実施の第4形態として、整圧器システム50に対して待機用の整圧器20に二次圧を設定する概略的な手順を示す。整圧器20が稼働している状態では、メインバルブ21に目的の二次圧が設定され、一次側開閉弁24、二次側開閉弁25、上流側開閉弁28および下流側開閉弁29はすべて全開の状態となっている。ただし、待機系統52のメインバルブ21には、常用系統51のメインバルブ21よりも低い二次圧が設定されている。また、ステップd1として、事前に、メインバルブ21の二次圧の設定を行う図3のばね42の操作に対して、設定圧変化を把握しておく。設定を開始すると、ステップd2で、待機系統52の待機用の整圧器20の設定圧を少しずつ上昇させる。ステップd3では、待機用の整圧器20の開度を検出する。待機用の整圧器20は、設定圧が常用系統51の整圧器20の二次圧よりも低い範囲では稼働しないので、開度は全閉状態を保つ。二次圧が設定圧よりも低下すると、待機用の整圧器20も稼働を開始し、開度が変化するようになる。ステップd4では、待機用の整圧器20の開度が変化して稼働が開始しているか否かを判断する。稼働を開始していないと判断するときには、ステップd2に戻る。稼働を開始していると判断すれば、ステップd5で、ステップd1で把握しているばね42の設定圧変化に基づき、待機用として適切とされる圧力に設定する操作を行い、手順を終了する。
図8は、実施の第1〜第4形態による稼働特性試験で得られる効果を、従来技術と対比して示す。従来技術では、前述のように、下流側の圧力や流量を人為的にコントロールしながら整圧器を作動させる必要がある。Aの通常稼働状態での整圧チェック可否は、従来技術と、実施の第1形態および第2形態とで可能である。Bの圧力変動、流量変動について、下流側配管への伝達を低減させる効果は、従来技術では得られず、実施の第1〜第3形態では得られる。Cの圧力変動、流量変動について、下流側配管へほとんど影響を与えない程の効果は、従来技術と実施の第1形態では得られないけれども、実施の第2形態および第3形態では得られる。Dの全閉状態までのチェック可否は、従来技術と実施の第1形態では不可能であるけれども、実施の第2形態および第3形態では可能である。ただし、流量が極端に少ない場合は、実施の第2形態では不可能になる。Eの整圧器本体に流体を流さずにテスト実施は、従来技術と実施の第1および第2形態では不可能であるけれども、実施の第3形態では可能になる。Fの全開度域での弁特性確認可否では、実施の第2形態のみ可能である。ただし、流量が極端に少ない場合は不可能になる。Gの背圧を変化させずに待機系列の二次側圧力を調整する効果は、実施の第4形態でのみ可能となる。実施の第1〜第4形態は、併用してもよいことはもちろんである。
図9は、実施の第1〜第3形態の稼働試験を自動的に実行可能な装置の該略的な構成を示す。制御装置60には、上流側圧力計33、一次側圧力計34、パイロット圧力計30、二次側圧力計35および上流側圧力計36によってそれぞれ測定される圧力値が入力される。また、上流側開閉弁28、一次側開閉弁24、メインバルブ21、二次側開閉弁25および下流側開閉弁29には、それぞれアクチュエータ61,62,63,64,65が設けられ、制御装置60による制御で、開度を変化させることができる。ただしメインバルブ21に対しては、アクチュエータ63によって、弁体37の開度を直接変化させるのではなく、ばね42によって二次圧の設定値を変化させる。アクチュエータ63には、開度指示計41に基づいて、メインバルブ21の開度を検出する機能も設けておく。検出した開度は、制御装置60に入力される。
すなわち、この装置は、流体、たとえば都市ガスの供給経路に設ける整圧器20の稼働特性を測定する試験を行う。整圧器20は、上流側配管網を構成する上流側管路31からメインバルブ21の弁体37の一次側に供給される都市ガスの圧力を一次圧とし、弁体37の二次側から下流側配管網を構成する下流側管路32に供給する都市ガスの圧力を二次圧として、一次圧が設定される二次圧まで減圧する。整圧器20では、上流側管路31から弁体37の一次側への接続管路である上流側接続管路26の途中から分岐して、弁体37の二次側から下流側管路32への接続管路である下流側接続管路27の途中で合流するパイロット管路23a,23bでパイロット駆動圧を発生させ、パイロット駆動圧で弁体37を開閉させて、流量が変化しても二次圧の変化を抑えるように整圧する。
アクチュエータ61は、通常の使用状態では全開の上流側開閉弁28の開度を減少させて、上流側管路31から弁体37の一次側への上流側接続管路26に流路抵抗を挿入可能な上流側抵抗挿入手段として機能する。アクチュエータ65は、通常使用状態では全開の下流側開閉弁29の開度を減少させて、弁体37の二次側から下流側管路32への下流側接続管路27に流路抵抗を挿入可能な下流側抵抗挿入手段として機能する。アクチュエータ62は、上流側管路32から弁体37の一次側への上流側接続管路26で、パイロット管路23aへの分岐位置と弁体37の一次側との間に設けられ、通常使用状態では全開の一次側開閉弁24を開閉可能な一次側開閉手段として機能する。アクチュエータ64は、弁体37の二次側から下流側管路32への下流側接続管路27で、弁体37の二次側とパイロット管路23bの合流位置との間に設けられ、通常使用状態では全開の二次側開閉弁25を開閉可能な二次側開閉手段と指摘の宇する。アクチュエータ63は、整圧器20の二次圧の設定値を変化可能な設定値変化手段として機能する。
一次側圧力計34は、整圧器20の一次圧を測定する一次圧測定手段として機能する。二次側圧力計35は、整圧器20の二次圧を測定する二次圧測定手段として機能する。パイロット圧力計30は、整圧器20のパイロット駆動圧を測定するパイロット圧測定手段として機能する。アクチュエータ63には、前述のように、開度指示計41に基づいて、整圧器20の弁体37の開度を検出する開度検出手段としての機能も設けられる。制御装置60は、一次側圧力計34、二次側圧力計35およびパイロット圧力計30によって測定される圧力値がそれぞれ入力され、開度指示計41に基づいて検出される弁体37の開度が入力され、上流側抵抗挿入手段、一次側開閉手段、設定値変化手段、二次側開閉手段、および下流側抵抗挿入手段であるアクチュエータ61,62,63,64,65をそれぞれ制御して、整圧器20の稼働試験を実行する制御手段として機能する。
アクチュエータ61,62,63,64,65は、各弁に組込んでおくこともでき、また試験時に、外部から装着するようにしてもよい。制御装置60が図2、図4または図5の手順に従って制御を行い、得られた圧力測定値や開度検出値を記録したり、情報通信で解析を行う部門に転送したりして、稼働試験を自動的に実行することができる。
なお、実施の第1形態、第2形態および第4形態では、パイロット式の整圧器20に限らずに実施することができる。また各実施の形態で、流体は都市ガスに限らないことはもちろんである。
本発明の実施の第1、第2および第3形態で整圧器20の稼働特性を測定するための試験を行うのに必要な構成を示す配管系統図である。 本発明の実施の第1形態としての稼働特性の試験を、図1の整圧器20を対象として行う概略的な手順を示すフローチャートである。 図1の整圧器20の概略的な構成を示す簡略化した断面図である。 本発明の実施の第2形態としての稼働特性の試験を、図1の整圧器20を対象として行う概略的な手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の第3形態としての稼働特性の試験を、図1の整圧器20を対象として行う概略的な手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の第4形態で整圧器50システムで待機用の整圧器20に適切な二次圧を設定するために必要な構成を示す配管系統図である。 本発明の実施の第4形態として、整圧器システム50に対して待機用の整圧器20に二次圧を設定する概略的な手順を示すフローチャートである。 実施の第1〜第4形態による稼働特性試験で得られる効果を、従来技術と対比して示す図表である。 実施の第1〜第3形態の稼働試験を自動的に実行可能な装置の該略的な電気的構成を示すブロック図である。 従来からの都市ガスの配管網の一部を示す図である。
符号の説明
20 整圧器
21 メインバルブ
22 パイロットバルブ
23a,23b パイロット管路
24 一次側開閉弁
25 二次側開閉弁
26 上流側接続管路
27 下流側接続管路
28 上流側開閉弁
29 下流側開閉弁
30 パイロット圧力計
31 上流側管路
32 下流側管路
34 一次側圧力計
35 二次側圧力計
37 弁体
41 開度指示計
42 ばね
50 整圧器システム
51 常用系統
52 待機系統
60 制御装置
61〜65 アクチュエータ

Claims (5)

  1. 流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験方法であって、
    前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、稼動状態から前記弁体の二次側から下流側管路へ流体を導く接続管路と前記下流側管路との間の流路抵抗を増大させ、
    前記接続管路内の圧力を測定しながら、前記弁体の二次圧力の設定値を変化させ、
    弁体の前記二次圧力の設定値の変化に対する前記接続管路内の圧力の変化を測定し、この測定結果に基づいて、整圧器の稼働特性を求めることを特徴とする整圧器の稼働試験方法。
  2. 流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験方法であって、
    前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、稼動状態から前記上流側管路から弁体へ流体を導く接続管路と前記上流側管路との間の流路抵抗を増大させ、
    増大した状態における前記弁体の開度、弁体の一次側の圧力および弁体の二次側の圧力を測定して、
    弁体の開度に対する前記一次側の圧力および二次側の圧力の関係に基づいて、整圧器の稼働特性を求めることを特徴とする整圧器の稼働試験方法。
  3. 流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、上流側管路から弁体の一次側への接続管路の途中から分岐して、弁体の二次側から下流側管路への接続管路の途中で合流するパイロット管路でパイロット駆動圧を発生させ、パイロット駆動圧で弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験方法であって、
    前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、稼動状態から上流側管路から弁体の一次側への接続管路で、パイロット管路への分岐位置と弁体の一次側との間を閉鎖し、
    弁体の二次側から下流側管路への接続管路で、弁体の二次側とパイロット管路の合流位置との間を閉鎖しておき、
    整圧器の弁体の開度、パイロット駆動圧および弁体の二次圧力を測定しながら、二次圧力の設定値を変化させ、
    設定値の変化に対する弁体の開度とパイロット駆動圧との応答特性に基づいて、整圧器の稼働特性を測定することを特徴とする整圧器の稼働試験方法。
  4. 流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、上流側管路から弁体の一次側への接続管路の途中から分岐して、弁体の二次側から下流側管路への接続管路の途中で合流するパイロット管路でパイロット駆動圧を発生させ、パイロット駆動圧で弁体を開閉させて整圧する整圧器の稼働特性を測定する試験装置であって、
    上流側管路から弁体の一次側への接続管路に流路抵抗を挿入可能な上流側抵抗挿入手段と、
    弁体の二次側から下流側管路への接続管路に流路抵抗を挿入可能な下流側抵抗挿入手段と、
    上流側管路から弁体の一次側への接続管路で、パイロット管路への分岐位置と弁体の一次側との間を開閉可能な一次側開閉手段と、
    弁体の二次側から下流側管路への接続管路で、弁体の二次側とパイロット管路の合流位置との間を開閉可能な二次側開閉手段と、
    前記弁体の二次圧力の設定値を変化可能な設定値変化手段と、
    前記弁体の一次側の圧力を測定する一次圧測定手段と、
    前記弁体の二次側の圧力を測定する二次圧測定手段と、
    前記弁体のパイロット駆動圧を測定するパイロット圧測定手段と、
    前記弁体の開度を検出する開度検出手段と、
    前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、一次圧測定手段、二次圧測定手段およびパイロット圧測定手段によって測定される圧力値がそれぞれ入力され、開度検出手段によって検出される弁体の開度が入力され、上流側抵抗挿入手段、下流側抵抗挿入手段、設定値変化手段、一次側開閉手段および二次側開閉手段をそれぞれ制御して、請求項1〜3のいずれかに記載の整圧器の稼働試験を実行する制御手段とを含むことを特徴とする整圧器の稼働試験装置。
  5. 流体の供給経路で、所定圧力で流体を輸送する上流側管路から弁体の一次側に供給される流体の圧力を一次圧力とし、弁体の二次側から前記所定圧力より低い圧力で流体を輸送する下流側管路に供給する流体の圧力を二次圧力として、一次圧力が二次圧力の設定値となるように、弁体を開閉させて整圧する整圧器を複数系列設置し、待機系列とする整圧器の待機用の二次圧を設定する方法であって、
    前記上流側管路及び前記下流側管路の流体圧力が維持される活管状態で、整圧器の弁体の開度、弁体の一次側の圧力および弁体の二次側の圧力を測定して、予め、待機用とする整圧器で、二次圧力の設定操作量と設定される二次圧力との対応関係を求めておき、
    待機用とする整圧器に設定する圧力を上昇させて、設定圧力が稼働中の整圧器の二次圧力に達して待機用の整圧器が稼働を開始する状態となるのを確認し、
    その稼働開始状態に対応する設定圧力から、待機用として設定すべき設定圧力の差分に相当する二次圧力の設定操作量を前記対応関係に基づいて求め、当該設定操作量だけ、待機用とする整圧器の設定操作量を操作し、待機用とする整圧器の設定圧力を下降させることを特徴とする整圧器の待機用圧力設定方法。
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