JP4259977B2 - 立体高架橋構造及びその施工方法 - Google Patents

立体高架橋構造及びその施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4259977B2
JP4259977B2 JP2003357317A JP2003357317A JP4259977B2 JP 4259977 B2 JP4259977 B2 JP 4259977B2 JP 2003357317 A JP2003357317 A JP 2003357317A JP 2003357317 A JP2003357317 A JP 2003357317A JP 4259977 B2 JP4259977 B2 JP 4259977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pier
arch
bridge
bridge axis
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003357317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005120719A (ja
Inventor
均 浅野
弘明 朝倉
裕介 海野
敬一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toda Corp filed Critical Toda Corp
Priority to JP2003357317A priority Critical patent/JP4259977B2/ja
Publication of JP2005120719A publication Critical patent/JP2005120719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4259977B2 publication Critical patent/JP4259977B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

本発明は、立体高架橋構造及びその施工方法に関し、特に、プレキャストコンクリート部材を用いた立体高架橋構造及びその施工方法に関する。
一般に、連続立体高架橋は、経済性などの理由から柱、梁、床版より構成される標準化された3または4径間の立体ラーメン構造を場所打ちコンクリートにより構築している。
しかし、近年では、景観配慮の面から曲線的な形状特性を採用する場合が増え、施工の煩雑さや工費の増大を招く要因となっている。
その解決策の1つとして、特許文献1に示すようなプレハブ化が提案されている。
特開平11−13015号公報
しかし、前述の特許文献1に示すような提案では、プレキャストコンクリート製のものは地中梁と柱部材のみで、桁部材と跳ね出し部床板はハーフプレキャスト製となっており、後打ちコンクリートにより上半床を形成しなければならず、大幅な施工の省力化や工期短縮は期待できない。
また、柱部材上に桁部材を橋架した場合に、柱部材が倒れないように柱部材の根元における固定を確実にしなければならず、しかも、柱部材と桁部材との接合は後打ちコンクリートで行うため、施工手間となる。
さらに、柱部材の根元の固定を確実にしてしまうと、桁部材と柱部材の接合位置誤差調整が困難となり、桁部材のプレキャストコンクリート化を妨げる一因ともなっている。
本発明の目的は、橋脚を仮固定した状態で、上部施工ができ、継手も簡略化でき、梁の接合位置誤差矯正も容易にできて、施工の省力化、工期短縮を可能にした立体高架橋構造及びその施工方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の立体高架橋構造は、地盤または基礎上に立設された橋脚と、前記橋脚上に橋軸方向に架設支持される縦梁と、前記縦梁に前記橋軸と交差方向に架設される横梁と、前記横梁上に構築されるスラブとを有する立体高架橋構造において、
少なくとも前記橋脚及び前記縦梁は、プレキャストコンクリート製とされ、
前記縦梁は、前記橋脚への取付部と、前記取付部から両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部とを有する半割アーチ梁とされていることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも橋脚及び縦梁をプレキャストコンクリート製とし、縦梁は、橋脚への取付部と、取付部から両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部とを有する半割アーチ梁とすることで、縦梁を橋脚上に組み付けた状態で、縦梁が橋脚に対して倒れる方向への荷重をかけることがなく、橋脚はバランスよく自立できる状態となるため、橋脚の根元の取り付けを簡略にした仮固定状態で上部の施工を行うことができ、しかも、縦梁同士の連結は、曲げ荷重が比較的小さくなるアーチ頂部位置で連結するため、継手を簡略化することができ、しかも、縦梁同士の接合位置誤差は、橋脚の根元が仮固定状態であるため、容易に調整を行うことができ、施工の簡略化、工期短縮を可能にすることができる。
本発明においては、前記橋脚は、橋軸方向で幅狭、橋軸と交差方向で幅広に形成されたものとすることができる。
このような構成とすることにより、橋脚間の空間を広げ、高架橋直下の空間を駐車場等に活用する場合、薄壁構造となるため従来の柱構造に比べ利用効率を向上させることができる。
また、橋脚は橋軸と交差方向で幅広に形成されているため、橋軸と直交方向の耐荷重性能を向上させることができる。
本発明の立体高架橋構造の施工方法は、プレキャストコンクリート製の橋脚を地盤または基礎上に設置して仮固定する工程と、
前記橋脚への取付部から両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部とを有するプレキャストコンクリート製の半割アーチ梁の前記取付部を前記橋脚上に設置して橋脚と連結し、隣接する半割アーチ梁の端部同士を連結して前記橋脚上に橋軸方向に縦梁を架設支持する工程と、
前記縦梁に前記橋軸と交差方向に横梁を架設し、前記横梁上にスラブを構築する工程と、
前記スラブを構築後、地盤を掘削してコンクリートを打設して地中梁を構築し、前記橋脚を固定する工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、プレキャストコンクリート製の橋脚を地盤または基礎上に設置して仮固定した後、橋脚への取付部から両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部とを有するプレキャストコンクリート製の半割アーチ梁の取付部を橋脚上に設置して橋脚と連結することで、橋脚を仮固定した状態でも、半割アーチ梁が橋脚に倒れる方向の荷重をかけることがなく、橋脚はバランスよく独立して立設した状態とすることができる。
この場合、半割アーチ梁は一対の半割アーチ部がアーチ頂部で連結される状態となり、曲げ荷重が比較的小さくなる位置での連結を行うことができ、半割アーチ梁の端部同士の連結を簡略な継手にて行うことができる。
この状態で横梁及びスラブを構築し、スラブ構築後、地盤を掘削してコンクリートを打設し、地中梁を構築し橋脚と一体化させる。
橋脚の仮固定状態で、上部施工を構築し、その後地中梁を構築する方法により、施工の省力化、工期短縮を可能にすることができる。
また、半割アーチ梁同士の連結は、橋脚の仮固定状態で行うことができるので、半割アーチ梁の接合位置誤差を容易に調整することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図8は、本発明の一実施の形態に係る立体高架橋構造を示す図である。
図1は、本実施の形態に係る立体高架橋構造を示す全体概略斜視図である。
この立体高架橋構造10は、例えば鉄道立体高架橋として用いられるもので、基礎杭12と、地中梁14と、橋脚16と、縦梁である半割アーチ梁18と、横梁20と、スラブ22と、遮音壁24とを有している。
基礎杭12は、図3及び図4にも示すように、橋脚16の立設位置に橋軸方向と直交する方向に一対ずつ橋軸方向に沿って所定間隔で設けられるようになっている。
また、この基礎杭12は、地盤条件に応じて合理的な工法及び杭種を選定して構築し、特に硬質地盤上に橋脚を立設する場合には省略することができる。
地中梁14は、橋脚16の立設位置で橋軸方向に沿って形成される一対の縦地中梁26と、図4、図5に示されるように、一対の橋脚16の立設位置で、橋軸方向と直交する方向で形成される複数の横地中梁28とを有している。
また、縦地中梁26の一部が、橋脚16の立設時に先行して形成されて基礎杭12と連結され、上部施工終了後残りの縦地中梁26及び横地中梁28が形成されて橋脚16と一体化されるようになっている。
この地中梁14は、場所打ちコンクリートの打設によって構築されるようになっている。
橋脚16は、プレキャストコンクリート製のもので、橋軸方向で幅W1が幅狭、橋軸と交差方向で幅W2が幅広に形成されている。
このように、橋脚16の橋軸方向での幅W1が幅狭とされることで、橋脚16間を駐車場として用いる場合に、その空間を有効に利用することができる。
また、橋軸と交差方向の幅W2を幅広とすることで、橋軸と交差方向での耐荷重性能を高め、地震時の荷重に十分に耐えるようにすることができる。
また、橋脚16は、下端に幅広の脚部30を有し、この脚部30が図6に示すように、アンカーボルト32を介して地中梁14に固定されるようになっている。
また、橋脚16の上端には、半割アーチ梁18を取り付け支持するための支持部34が上方に向けて広がった状態で形成されている。
半割アーチ梁18は、プレキャストコンクリート製のもので、図2にも示すように、橋脚16への取付部36と、この取付部36から橋軸方向両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部38とを有している。
取付部36は、橋脚16の支持部34の上面にほぼ相応した形状となっており、図3及び図7に示すように、橋脚16の支持部34に対しPC鋼棒40を介して連結、固定されるようになっている。
一対の半割アーチ部38は、橋脚16の幅W2に相応した幅とされ、それぞれの端部が隣接して設けられた半割アーチ部38の端部とアーチ頂部位置でPC鋼棒42を介して連結、固定されるようになっている。
また、各半割アーチ部38の中間位置上面には、横梁20を支持するための梁受台44が上方に突出した状態で形成されている。
また、この半割アーチ梁18は、橋脚16上に取り付けられた状態で、ほぼY字状に形成されることとなり、橋脚16を立設した状態で、左右のバランスが取れた状態となり、橋脚16が自立できる状態となるため、橋脚16の脚部30における固定状態は、仮固定の状態でも上部施工が可能となる。
さらに、隣接する半割アーチ部38の端部同士の連結は、曲げ荷重が比較的小さくなるアーチ頂部で行われるため、その継手であるPC鋼棒42を簡略化することができる。
また、この半割アーチ梁18が、組み立て状態でアーチ状の縦梁を構成するため景観にすぐれたものとすることができる。
横梁20は、橋軸方向と交差する方向で隣り合う半割アーチ梁18の梁受台44上に掛けわたされ、図5及び図8に示すように、PC鋼棒46を介して半割アーチ梁18に連結、固定されるようになっている。
なお、この横梁20の下面48は、図2及び図5に示すように、アーチ状に形成された状態となっており、景観上良好な状態となっている。
スラブ22は、プレキャストコンクリート製のもので、その両端には、図8に示すように、ループ鉄筋60を張り出しておき、横梁20上に設置した後、場所打ちコンクリートである間詰コンクリート54により隣接するスラブ22と横梁20との一体化を図るようにしており、橋軸交差方向のスラブ22同士は、PC鋼棒による連結を行うようになっている。
このスラブ22は、薄型のプレキャストコンクリート版の上に、場所打ちコンクリートを打設することによって形成してもよい。
遮音壁24は、スラブ22の両側部に橋軸方向に沿って取り付けられるようになっている。
次に、このような立体高架橋構造の施工方法について図9〜図13に基づいて説明する。
まず、図9(1)に示すように、橋脚16を立設する位置で、複数本、例えば4本の基礎杭12を構築し、この基礎杭12を橋軸方向で一体化するように現場打ちコンクリートを打設して2本の縦地中梁26を構築する。
この縦地中梁26は、同図(2)に示すように、縦地中梁の一部が構築されるもので、幅狭な状態とされている。
次に、図10に示すように、各基礎杭12上に位置する縦地中梁26上にそれぞれ橋脚16を設置し、橋脚16の脚部30と縦地中梁26とを連結する。
この場合、縦地中梁26と橋脚16との連結は、仮固定状態となっている。
次に、図11に示すように、立設した橋脚16の支持部34上に半割アーチ梁18の取付部36を載置し、半割アーチ梁18の取付部36と橋脚16の支持部34とを連結、固定するとともに、橋軸方向で隣接する半割アーチ梁18の半割アーチ部38の端部同士を連結固定して橋脚16上に橋軸方向にアーチ状の縦梁を架設、支持させる。
この場合、半割アーチ梁18は、橋脚の上部両側にバランス良く突出した状態となっているため、橋脚16に倒れる方向の荷重がかかることがなく、脚部30を仮固定の状態のままで上部施工を行うことができ、しかも、半割アーチ梁18同士の連結位置調整も、脚部30の仮固定の状態で容易に行うことができ、さらには、半割アーチ梁18同士の連結は、アーチ頂部で行われ、荷重レベルの小さい連結位置となるため、半割アーチ梁18同士の継手構造を簡略化することができる。
次いで、図12(1)及び(2)に示すように、各半割アーチ梁18の梁受台44上に横梁20を設置し、半割アーチ梁18と横梁20とを連結固定して半割アーチ梁18同士を横梁20にて橋軸方向と直交する方向で連結する。
次いで、横梁20上にスラブ22を設置してスラブ22同士を連結するとともに、スラブ22の両側部に遮音壁24を取り付ける。
この状態で、地上部の施工が終了し、次に、図13(1)及び(2)に示すように、縦地中梁26の残りの部分及び横地中梁28部分の地盤を掘削し、場所打ちコンクリートの打設によって縦地中梁26及び横地中梁28を構築して、地中梁14と橋脚16の脚部30とを一体化し埋め戻しを行うことで1スパンの立体高架橋構造10部分の施工が完了することとなる。
この1スパンの地上部の構築中に、次のスパンの基礎杭12及び縦地中梁26の構築を行い、最初のスパンの地中梁構築中に次のスパンの地上部の構築を行えば、施工の省力化及び工期の短縮化ができ、急速施工を可能とすることができる。
図14〜図17は、本発明の他の実施の形態に係る立体高架橋構造を示す図である。
この実施の形態では、図14に示すように、立体高架橋が例えば右側から左側にかけて所定角度θ1で下降傾斜する状態で、かつ、図15(2)に示すように、所定曲率半径Rをもって平面的に湾曲する状態となっている。
この場合、図16に示すように、半割アーチ梁18の一方、例えば右側の半割アーチ部38を所定高さの高さ補充部50だけずらしたプレキャスト部材を製造することで、左側の半割アーチ部38に対し右側の半割アーチ部38の高さを高くして立体高架橋の勾配に対応するようにしている。
また、スラブ22の下降傾斜に伴って、例えば、横梁20の上面と右側のスラブ22の下面との間に隙間52が生じることとなるが、スラブ22の橋軸方向の連結を行う間詰コンクリート54によってこの隙間52を埋めることで、立体高架橋の勾配に対応するようにしている。
さらに、立体高架橋の湾曲に対しては、図15(1)に示すように、湾曲する外側のスラブ22に対し内側に位置するスラブ22の長さを順次短くしていくことで対応するようにしている。
このように、立体高架橋の縦断勾配及び湾曲に対し容易に対応し得るようになっている。
図18には、本発明の他の実施の形態に係る立体高架橋構造を示す図である。
この実施の形態では、立体高架橋構造10の両側に車道56を形成するもので、橋軸と直交する方向の2つの橋脚16を隣り合わせて配置し、半割アーチ梁18上に設けられる横梁58を橋脚16より張り出す形状とし、その上にスラブ22を支持させることで、車道56を確保し得るようにしている。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
例えば、前記本実施の形態では、地上構造物をすべてプレキャストコンクリート製としたが、この例に限らず、スラブ及び横梁をハーフプレキャストコンクリート製とし、場所打ちコンクリートにて連結するようにすることも可能である。
また、前記実施の形態では、鉄道立体高架橋構造について説明したが、この例に限らず、例えば道路立体高架橋に応用することも可能である。
本発明の一実施の形態に係る立体高架橋構造を示す全体概略斜視図である。 図1の地上構造物の状態を示す分解斜視図である。 図1の立体高架橋構造の側面図である。 図3の平面図で、右半分は基礎杭及び地中梁の状態を示す図である。 図3及び図4の立体高架橋構造の正面図である。 図3における橋脚と地中梁との連結状態を示す拡大断面図である。 半割アーチ梁と橋脚との連結及び隣接する半割アーチ梁同士の連結状態を示す部分拡大図である。 半割アーチ梁、横梁及びスラブとの連結状態を示す部分拡大断面図である。 (1)は、基礎杭及び縦地中梁を構築する状態を示す断面図で、(2)は、その平面図である。 図9の状態から橋脚を立設する状態を示す側面図である。 図10の状態から橋脚上に半割アーチ梁を取り付けた状態を示す側面図である。 (1)は、図11の状態から半割アーチ梁上に横梁、スラブ及び遮音壁を取り付けた状態を示す側面図で、(2)は、その正面図である。 (1)は、図12の状態から、地中梁を構築して橋脚と一体化させる状態を示す側面図で、(2)はその正面図で、(3)は地中梁の平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る勾配を有する立体高架橋構造を示す側面図である。 (1)は、平面上で湾曲する状態の立体高架橋構造を示す図14の平面図、(2)は(1)の曲率状態を示す概略平面図である。 図14及び図15の立体高架橋構造に用いる半割アーチ梁を示す側面図である。 図14及び図15の立体高架橋構造における横梁とスラブの関係を示す部分拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る立体高架橋構造を示す正面図である。
符号の説明
10 立体高架橋構造
12 基礎杭
14 地中梁
16 橋脚
18 半割アーチ梁
20、58 横梁
22 スラブ
26 縦地中梁
28 横地中梁
36 取付部
38 半割アーチ部

Claims (3)

  1. 地盤あるいは基礎上に立設された橋脚と、前記橋脚上に橋軸方向に架設支持される縦梁と、前記縦梁に前記橋軸と交差方向に架設される横梁と、前記横梁上に構築されるスラブとを有する立体高架橋構造において、
    少なくとも前記橋脚及び前記縦梁は、プレキャストコンクリート製とされ、
    前記縦梁は、前記橋脚への取付部と、前記取付部から両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部とを有する半割アーチ梁とされていることを特徴とする立体高架橋構造。
  2. 請求項1において、
    前記橋脚は、橋軸方向で幅狭、橋軸と交差方向で幅広に形成されていることを特徴とする立体高架橋構造。
  3. プレキャストコンクリート製の橋脚を地盤あるいは基礎上に設置して仮固定する工程と、
    前記橋脚への取付部から両側に延びるアーチ頂部で半割にされた一対の半割アーチ部とを有するプレキャストコンクリート製の半割アーチ梁の前記取付部を前記橋脚上に設置して橋脚と連結し、隣接する半割アーチ梁の端部同士を連結して前記橋脚上に橋軸方向に縦梁を架設支持する工程と、
    前記縦梁に前記橋軸と交差方向に横梁を架設し、前記横梁上にスラブを構築する工程と、
    前記スラブを構築後、地盤を掘削してコンクリートを打設して地中梁を構築し、前記橋脚を固定する工程と、
    を含むことを特徴とする立体高架橋構造の施工方法。
JP2003357317A 2003-10-17 2003-10-17 立体高架橋構造及びその施工方法 Expired - Lifetime JP4259977B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003357317A JP4259977B2 (ja) 2003-10-17 2003-10-17 立体高架橋構造及びその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003357317A JP4259977B2 (ja) 2003-10-17 2003-10-17 立体高架橋構造及びその施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005120719A JP2005120719A (ja) 2005-05-12
JP4259977B2 true JP4259977B2 (ja) 2009-04-30

Family

ID=34614239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003357317A Expired - Lifetime JP4259977B2 (ja) 2003-10-17 2003-10-17 立体高架橋構造及びその施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4259977B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110904833A (zh) * 2019-12-11 2020-03-24 刘士英 一种桥梁限位承重结构

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4526990B2 (ja) * 2005-03-28 2010-08-18 石川島建材工業株式会社 高架橋
JP4680803B2 (ja) * 2006-03-07 2011-05-11 戸田建設株式会社 立体高架橋構造の施工方法
JP2007291801A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Fujita Corp 高架道路構造体とその構築方法
JP5713747B2 (ja) * 2010-03-24 2015-05-07 戸田建設株式会社 立体高架橋構造及びその施工方法
CN102864745B (zh) * 2012-09-07 2016-01-20 中铁十二局集团有限公司 Pc梁预应力管道三维定位仪
JP6251096B2 (ja) * 2014-03-20 2017-12-20 公益財団法人鉄道総合技術研究所 超連続基礎を有する構造物の構築工法
CN108374338B (zh) * 2018-04-04 2023-08-29 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种无下横梁的斜拉桥或悬索桥桥塔
CN110107311A (zh) * 2019-04-28 2019-08-09 北京万兴建筑集团有限公司 一种从斜坡进入暗挖管廊隧道洞口加固方法
CN110130203B (zh) * 2019-05-30 2024-05-03 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种上承式拱-刚构连续梁组合桥及施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110904833A (zh) * 2019-12-11 2020-03-24 刘士英 一种桥梁限位承重结构
CN110904833B (zh) * 2019-12-11 2022-02-08 姜丽萍 一种桥梁限位承重结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005120719A (ja) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5713747B2 (ja) 立体高架橋構造及びその施工方法
JP4680803B2 (ja) 立体高架橋構造の施工方法
JP2007077630A (ja) プレキャスト主桁セグメントを使用した連続桁およびその架設方法
JP4259977B2 (ja) 立体高架橋構造及びその施工方法
JP5405337B2 (ja) 鉄道rcラーメン構造高架橋の構築方法
KR101638093B1 (ko) 힌지 거동형 pc 벽체를 이용한 라멘교 및 이 시공 방법
KR102181805B1 (ko) 무조인트 교량의 수직벽체형 블록 조립유닛 및 이를 이용한 무조인트 교량 조립 시공방법
JP2001336117A (ja) 断面分割型プレキャストセグメント工法
JP2006316495A (ja) 橋脚基礎構造とその施工方法
JPH11247109A (ja) ラーメン高架橋の構築方法
JP3671344B2 (ja) 基礎杭と柱脚部との接合構造およびその構築方法
JP3841493B2 (ja) PCaコンクリート部材を用いた高架橋の施工法
KR101293646B1 (ko) 아치형 지점부 연결부재를 이용한 교량 시공방법
JP6849491B2 (ja) 鉄骨柱の露出型柱脚構造及びその施工方法
JP2003328320A (ja) プレキャスト柱頭部及び橋脚柱頭部の施工方法
JP4780618B2 (ja) 高架橋の耐震補強構造
JP2003160944A (ja) プレキャストコンクリート製貯水槽の構築工法
KR100620366B1 (ko) 복합 철근 콘크리트 보를 포함한 지하구조물의 시공방법
KR20100045740A (ko) 교량 바닥판의 캔틸레버 부분 시공을 위한 지지 조립체, 이를 이용한 캔틸레버 부분의 시공방법, 이러한 캔틸레버 부분을 구비한 교량 및 교량의 시공방법 및 교량 최외측 거더 외부의 반두께 프리캐스트 바닥판 시공방법
JP6917720B2 (ja) 複合吊り構造物の構築方法
JP4282507B2 (ja) 軽量盛土構造体およびそれを利用した軽量盛土構造体の拡幅施工方法
JP6529241B2 (ja) 建物基礎構造、及び建物基礎構造の構築方法
JPH10140521A (ja) 外ケーブルを併用した吊床版橋及びその構築方法
JP2857995B2 (ja) メッセルシールド機
KR102479370B1 (ko) 확장전이블록을 이용하여 단부를 확대강성구조로 형성한 하이브리드 복합합성거더 및 이를 이용한 교량 급속시공방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4259977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150220

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term