JP4259428B2 - 色変換装置および色変換方法 - Google Patents
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Description
特に、現行の画像表示装置においては、画像データの画素周波数に近い高い周波数の雑音成分が目立つ場合が多い。これは、現行の画像表示装置の画素間隔では、隣り合う画素データが雑音成分の影響により頻繁に互いに関連性なく変化すると、人間には大きな雑音成分としてとして視認されるからである。ここで、画素周波数とは、連続する複数画素データが、例えば、0,1,0,1,0…のように1画素おきに変化する場合の周波数であり、画像データのクロック周波数の1/2となる。
こうした雑音成分は、画像データに含まれる高周波成分を遮断または減衰させ、低周波成分を透過するローパスフィルタによって除去することができる。しかし、雑音成分とともに本来の画像を構成する高周波成分もまた遮断されるため、画像にボケが発生するという問題が発生する。
上記第1の色データにより表される色の色相を量子化した識別符号を出力する手段と、
上記第1の色データを用いて、当該第1の色データにより表されるカラー画像における、特定の色相成分において0以外の値となり、当該特定の色相成分以外の色相成分において0となる複数の色相領域データを算出する色相領域データ算出手段と、
上記識別符号に基づいて、上記複数の色相領域データのうち、上記第1の色データにより表される各画素の色において0以外の値となるデータを選択し、第1の有効色相領域データとして出力する手段と、
予め設定した方式に従い、上記識別符号に応じて、上記第1の有効色相領域データとして入力される信号の周波数特性を変換し、上記第1の有効色相領域データに対応する第2の有効色相領域データを出力する手段と、
上記第2の有効色相領域データの各々について設定される所定のマトリクス係数を出力する係数発生手段と、
上記第2の色相領域データを演算項とし、上記マトリクス係数を上記第2の色相領域データに乗じる乗算を含むマトリクス演算を行うことにより、上記第1の色データの明度および/または彩度を上記色相成分毎に独立に補正するための補正量を算出するマトリクス演算手段と、
上記第1の色データを上記補正量に基づいて補正した上記第2の色データを算出する色補正手段とを備えたものである。
上記第1の色データにより表される色の色相を量子化した識別符号を出力する工程と、
上記第1の色データを用いて、当該第1の色データにより表されるカラー画像における、特定の色相成分において0以外の値となり、当該特定の色相成分以外の色相成分において0となる複数の色相領域データを算出する工程と、
上記識別符号に基づいて、上記複数の色相領域データのうち、上記第1の色データにより表される各画素の色において0以外の値となるデータを選択し、第1の有効色相領域データとして出力する工程と、
予め設定した方式に従い、上記識別符号に応じて、上記第1の有効色相領域データとして入力される信号の周波数特性を変換し、上記第1の有効色相領域データに対応する第2の有効色相領域データを出力する工程と、
上記第2の有効色相領域データの各々について設定される所定のマトリクス係数を出力する工程と、
上記第2の色相領域データを演算項とし、上記マトリクス係数を上記第2の色相領域データに乗じる乗算を含むマトリクス演算を行うことにより、上記第1の色データの明度および/または彩度を上記色相成分毎に独立に補正するための補正量を算出する工程と、
上記第1の色データを上記補正量に基づいて補正した上記第2の色データを算出する工程とを備えたものである。
図1は、この発明に関わる色変換装置の一実施形態を示すブロック図である。図1に示すように、本発明による色変換装置は、色補正量算出部1および色補正量加算手段2により構成される。色補正量算出部1および色補正量加算手段2には、カラー画像を表す第1の色データRi,Gi,Biが入力される。
色補正量算出部1は、αβ算出手段3、有彩色成分データ算出手段4、色相領域データ算出手段5、第1の有効色相領域データ算出手段6、第2の有効色相領域データ算出手段7、マトリクス演算手段8、係数発生手段9により構成される。色補正量算出部1に入力された第1の色データRi,Gi,Biは、αβ算出手段3および有彩色成分データ算出手段4にそれぞれ送られる。
なお、Ri=Gi=Biの場合、第1の色データは無彩色、つまりグレイを表し、この場合は識別符号S1として12が出力される。
第1の有効色相領域データ算出手段6により出力された第1の有効色相領域データh1p1,h1q1は、第2の有効色相領域データ算出手段7に送られる。
例えば、画像データの画素周波数付近の高い周波数の雑音成分を除去する場合、入力されたデータ中の高周波成分を遮断または大きく減衰させ、低周波成分を透過するローパスフィルタによって周波数特性変換手段10a,10bを構成することができる。具体的には、画素周波数の約1/4.5以上、すなわち画素データのクロック周波数の1/9以上の周波数成分に遮断、または減衰帯域を有するローパスフィルタを用いることができる。
周波数特性変換手段10aにより算出される第2の有効色相領域データh1p2は以下の式により表される。
上記式(2)において、h1p1[n]の重み付け係数を1とし、他を0とすると、周波数特性変換処理は行なわれずh1p1=h1p2となり、入力された第1の有効色相領域データがそのまま出力される。
なお、もう一方の第1の有効色相領域データh1q1についても上記式(2)同様に表される。
図10において、演算係数U(Eij)は色補正量R1,G1,B1毎に与えられ、R1,G1,B1の色補正量が順次算出されるが、同様の回路を3つ設けることにより、並列処理を行うよう構成してもよい。
ここで、明度および/または彩度の調整量、ならびに調整を行う色相成分については式(3)のマトリクス係数Fijにより適宜設定することができる。
Claims (10)
- カラー画像を表す第1の色データの明度および/または彩度を画素毎に変換して上記第1の色データに対応する第2の色データを出力する色変換装置において、
上記第1の色データにより表される色の色相を量子化した識別符号を出力する手段と、
上記第1の色データを用いて、当該第1の色データにより表されるカラー画像における、特定の色相成分において0以外の値となり、当該特定の色相成分以外の色相成分において0となる複数の色相領域データを算出する色相領域データ算出手段と、
上記識別符号に基づいて、上記複数の色相領域データのうち、上記第1の色データにより表される各画素の色において0以外の値となるデータを選択し、第1の有効色相領域データとして出力する手段と、
予め設定した方式に従い、上記識別符号に応じて、上記第1の有効色相領域データとして入力される信号の周波数特性を変換し、上記第1の有効色相領域データに対応する第2の有効色相領域データを出力する手段と、
上記第2の有効色相領域データの各々について設定される所定のマトリクス係数を出力する係数発生手段と、
上記第2の色相領域データを演算項とし、上記マトリクス係数を上記第2の色相領域データに乗じる乗算を含むマトリクス演算を行うことにより、上記第1の色データの明度および/または彩度を上記色相成分毎に独立に補正するための補正量を算出するマトリクス演算手段と、
上記第1の色データを上記補正量に基づいて補正した上記第2の色データを算出する色補正手段とを備えたことを特徴とする色変換装置。 - 色相領域データ算出手段は、第1の色データにより表されるカラー画像における、赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの色相成分の各々において0以外の値となり、当該色相成分以外の色相成分において0となる色相領域データを算出することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
- 第2の有効色相領域データを出力する手段は、識別符号に基づいて、第1の有効色相領域データ中の特定の周波数成分を遮断または減衰させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の色変換装置。
- カラー画像を表す第1の色データの明度および/または彩度を画素毎に変換して上記第1の色データに対応する第2の色データを出力する色変換方法において、
上記第1の色データにより表される色の色相を量子化した識別符号を出力する工程と、
上記第1の色データを用いて、当該第1の色データにより表されるカラー画像における、特定の色相成分において0以外の値となり、当該特定の色相成分以外の色相成分において0となる複数の色相領域データを算出する工程と、
上記識別符号に基づいて、上記複数の色相領域データのうち、上記第1の色データにより表される各画素の色において0以外の値となるデータを選択し、第1の有効色相領域データとして出力する工程と、
予め設定した方式に従い、上記識別符号に応じて、上記第1の有効色相領域データとして入力される信号の周波数特性を変換し、上記第1の有効色相領域データに対応する第2の有効色相領域データを出力する工程と、
上記第2の有効色相領域データの各々について設定される所定のマトリクス係数を出力する工程と、
上記第2の色相領域データを演算項とし、上記マトリクス係数を上記第2の色相領域データに乗じる乗算を含むマトリクス演算を行うことにより、上記第1の色データの明度および/または彩度を上記色相成分毎に独立に補正するための補正量を算出する工程と、
上記第1の色データを上記補正量に基づいて補正した上記第2の色データを算出する工程とを備えたことを特徴とする色変換方法。 - 色相領域データは、第1の色データにより表されるカラー画像における、赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの色相成分の各々において0以外の値となり、当該色相成分以外の色相成分において0となるデータであることを特徴とする請求項6に記載の色変換方法。
- 第2の有効色相領域データは、識別符号に基づいて、第1の有効色相領域データ中の特定の周波数成分を遮断または減衰させることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の色変換方法。
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