JP4256416B2 - データ構造変換システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表形式データを構造化文書に変換するのに好適なデータ構造変換システム及びプログラムに関する。
構造化文書では、タグと呼ばれる文字列で階層的な構造が表現される。構造化文書の代表として、例えばXML(Extensible Markup Language)形式の文書、つまりXML文書が良く知られている。XMLは、意味付けされたタグによるデータの階層化や構造の自由な拡張性という特長を持つ。
ところで、企業等において利用されるデータを検索可能なように管理するには、従来は、リレーショナルデータベース(RDB)のようなデータベースを活用し、当該データをテーブルにマッピングして表形式データとして扱うのが一般的である。
しかし、情報の高度化により管理すべき情報が複雑化するにつれ、上述のような自由にデータを記述できるXML文書、さらには、XML文書を検索・分析するのに用いられるXMLデータベースへの要求が高まっている。これに伴い、例えば企業において利用される様々なデータをXML文書(XML文書データ)に変換し、今後の業務成長に合わせてデータが加工しやすいように保管・管理する機能の提供が望まれている。
そこで近年は、企業内に存在する種々のデータソース(例えばRDB)からデータ(表形式データ)を収集(抽出)し、当該収集(抽出)されたデータを所定の形式(XML形式)に変換して、データベース(XMLデータベース)に格納するための種々のデータ統合ツールが開発されている。これらのツールでは、変換前のデータと変換後のデータを対比表のように並べ、その間のマッピングを線で引くというマッピング形式がサポートされている。RDBなどで適用される表形式では、1行をスキーマとして扱いマッピングする形式となっている。
例えば特許文献1には、構造化文書とRDB上のテーブル(表形式データ)との間でデータ構造の変換を行う技術が記載されている。この特許文献1に記載の技術では、例えばRDB上の表形式データの1行につき1つの変換定義が記述される。表形式データを構造化文書(XML文書)のデータに変換する処理では、変換定義を呼び出す際にSQL(Structured Query Language)を発行することによりRDBからデータが取得される。そして、変換定義の記述に合わせてデータ1行毎に変換が行われる。ここでは、変換定義を入れ子に記述することができる。
特開2005−56085号公報
特許文献1に記載されたデータ構造変換技術(従来技術)では、表形式のデータ(表形式データ)1行がXMLのタグのひとまとまりに対応付けされる。これにより、例えば社員の表形式データは、各社員のデータが繰り返し出現するXML形式のデータ(XML文書)に変換される。このデータ構造の変換により得られるXML文書は、同一構造が規則的に繰り返される平坦な表現の文書となる。つまりデータ構造の変換により得られるXML文書は、元の表形式データと形式が異なるだけで、当該表形式データでの記述と同様の表現となる。このため上述の従来技術は、XMLの柔軟な記述性という特長を生かすには必ずしも十分でない。
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、表形式データに含まれる繰り返される項目をグループ化することにより、当該表形式データを当該表形式データの複数行がまとめられた構造を含む構造化文書に変換できるデータ構造変換システム及びプログラムを提供することにある。
本発明の1つの観点によれば、表形式データを構造化文書へ変換するデータ構造変換システムが提供される。このシステムは、表形式データを構造化文書に変換する際に適用されるルールを定義した変換定義データであって、複数行で値が共通の項目をグループ化することを指定するための、当該項目が繰り返しの条件の属性値として付された、条件付き繰り返し指定記述を含むと共に、表形式データが要素の内容として挿入される部分に当該データの項目名を対応付けた値挿入の指定の記述を含む変換定義データを格納する変換定義データ記憶手段と、外部から指定された変換対象となる表形式データを前記変換定義データに従って構造化文書に変換する変換手段であって、前記表形式データのうちの、前記条件付き繰り返し指定記述で指定された項目の値が同一の複数行をグループ化して変換すると共に、前記値挿入の指定の記述で指定される部分に当該記述で対応付けられた項目名の値を埋め込む変換手段とを具備する。
本発明によれば、表示形式データに含まれる、変換定義データで指定された項目(繰り返し項目)の値が同じであれば、その項目がグループ化されて変換される。つまり本発明によれば、表形式データを、1行で1つの構造に変換するのではなくて、当該表形式データの複数行がまとめられた構造を含む構造化文書に変換することにより、表形式データを構造化文書らしい表現で記述することができる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るデータ構造変換システムを含むクライアント−サーバシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。このクライアント−サーバシステムは、主として、データ構造変換システム10と、XMLDB(XMLデータベース)管理システム20と、RDB(リレーショナルデータベース)管理システム30と、クライアント端末40と、ネットワーク50とから構成される。データ構造変換システム10、XMLDB管理システム20、RDB管理システム30及びクライアント端末40は、ネットワーク50によって相互接続されている。
データ構造変換システム10は、データ構造変換サーバ(データ構造変換サーバコンピュータ)11と、磁気ディスク装置のような外部記憶装置12とから構成される。外部記憶装置12は、データ構造変換(表形式−構造化文書変換)プログラム121及び変換定義ファイル122を格納する。データ構造変換プログラム121は、データ構造変換サーバ11に、表形式データを構造化文書に変換するデータ構造変換処理(表形式−構造化文書変換処理)を実行させるのに用いられる。変換定義ファイル122は、表形式データを構造化文書に変換する際に適用されるルール(変換ルール)を定義したXML形式のデータ(XML文書)である。ここでは変換定義ファイル122は、表形式データに含まれる繰り返される項目(表形式データの複数行で共通の値)をグループ化する指定の記述を保持する。更に詳細に述べるならば、変換定義ファイル122は、変換後のXML文書(つまり期待される構造のXML文書)の中の、表形式データをマッピングする部分に、値挿入(埋め込み)の指定の記述を保持する。また変換定義ファイル122は、繰り返し部分に、繰り返し指定のノードと条件の記述を保持する。データ構造変換サーバ11は、外部記憶装置12からデータ構造変換プログラム121を読み込んで実行することにより、表形式データを構造化文書に変換するデータ構造変換処理を、変換定義ファイル122の定義に基づいて行う。
XMLDB管理システム20は、XMLDB管理サーバ(XMLDB管理サーバコンピュータ)21と、磁気ディスク装置のような外部記憶装置22とから構成される。外部記憶装置22は、XMLDB(XMLデータベース)220を格納する。XMLDB220は、XML文書(XML文書データ)の集合、例えば、ネットワーク50を介して外部のデータソース(XML文書データソース)から収集されたXML文書及びデータ構造変換サーバ11によって変換されたXML文書の集合を保存する。XMLDB管理サーバ21は、XMLDB220にXML文書を保存する処理と、外部(例えばクライアント端末40)からの検索要求に基づき当該検索要求で指定された検索条件に合致するXML文書(または当該XML文書の部分)をXMLDB220から検索する処理とを行う。
RDB管理システム30は、RDB管理サーバ(RDB管理サーバコンピュータ)31と、磁気ディスク装置のような外部記憶装置32とから構成される。外部記憶装置32は、RDB(リレーショナルデータベース)320を格納する。RDB管理サーバ31は、RDB320に表形式データを保存する処理と、外部(例えばクライアント端末40)からの検索要求に基づき当該検索要求で指定された検索条件に合致する表形式データをRDB320から検索する処理とを行う。
図2は図1に示されるデータ構造変換システム10の主として機能構成を示すブロック図である。データ構造変換システム10は、キーリスト作成部101、表形式データ取得・ソート部102、行データ読み込み部103、値比較部104、新規XML文書作成判定部105、変換テンプレート決定部106、キーリスト更新部107、変換部108及びXML文書出力部109の各処理部を含む。データ構造変換サーバ11はまた、変換定義ファイル記憶部110、キーリスト記憶部111、表形式データ記憶部112及びXML文書記憶部113を含む。
処理部101乃至109は、図1のデータ構造変換サーバ11が外部記憶装置12に格納されているデータ構造変換プログラム121を読み込んで実行することにより実現される。処理部101乃至109の機能については後述する。データ構造変換プログラム121は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、このデータ構造変換プログラム121が、ネットワーク50を介してデータ構造変換サーバ11にダウンロードされても構わない。記憶部110乃至113は、図1のデータ構造変換サーバ11が有する主メモリのようなメモリ(図示せず)内に確保される。
次に、変換定義ファイル122の具体例について図3乃至図5を参照して説明する。図3は変換の対象となる表形式データの例、図4は図3の表形式データに対する変換後の期待されるXML文書(XML構造)の例、図5は図3の表形式データを図4の構造のXML文書に変換するのに用いられる変換定義ファイル122の例をそれぞれ示す。
期待されるXML文書(変換後のXML文書)を図4のように設計した場合、図3の表形式データから図4のXML文書(XML構造)に変換するのに用いられる変換定義ファイル122は、図5のようなXML形式となる。
変換定義ファイル122は、データ(項目の値)が要素の内容として挿入される部分、つまり要素名を表す1組のタグ(開始タグ及び終了タグ)によって囲まれた部分に、表形式データの項目名を対応付けた値挿入の指定の記述(情報)“${項目名}”を保持する。項目名とは、表形式データが例えばCSV(Comma Separated Value)形式の場合は、データの先頭に項目名が記載されていれば項目名、記載されていなければ先頭からの列番号(${0},${1},…)であり、RDBのデータの場合はカラム名となる。
変換定義ファイル122はまた、繰り返して出現する項目のデータをグループ化して変換するために、繰り返し部分に繰り返し指定のノード(繰り返し指定タグ)と条件(繰り返しの条件)の記述(情報)を保持する。図4の変換後のXML文書では、同じ部門の複数行のデータが「社員」タグの中に繰り返し記述されている。ここでは、繰り返しの条件である項目「部門」で繰り返す部分は、「部門名」タグより下位の要素となる。この場合、図5に示されるように、繰り返し指定タグ51(<sys1:repeat 条件="部門">)が、「部門名」タグ52の次に設定される。この繰り返し指定タグ51には、上述の条件(条件="部門")が当該繰り返し指定タグ51の属性として付与されている。つまり繰り返し指定タグ51は、条件付き繰り返し指定タグである。ここで、条件="部門"の左辺、つまり「条件」は、属性名であり、右辺、つまり「部門」は属性値である。
図5の変換定義ファイル122の例では、当該ファイル122の先頭タグ(ルートタグとしての部門別タグ)と、次のタグ(部門タグ)との間に、条件が付与されていない繰り返し指定タグ(条件なし繰り返し指定タグ)53が設定されている。本実施形態で適用される繰り返し指定タグは、変換定義ファイル122用の名前空間(sys1)が付加されたrepeat(リピート)タグである。
次に、データ構造変換システム10において実行される表形式データを構造化文書(XML文書)に変換するデータ構造変換処理について、図6A及び図6Bのフローチャートを参照して説明する。
今、例えばクライアント端末40からデータ構造変換システム10に対して、ある表形式データをXML文書に変換する変換要求が与えられたものとする。この変換要求は、変換に用いられるべき変換定義ファイル122のファイル名及び変換対象となる表形式データを指定する情報を含む。
データ構造変換システム10のキーリスト作成部101は、変換要求に含まれているファイル名の変換定義ファイル122を外部記憶装置12から変換定義ファイル記憶部110に読み込む(ステップS1)。このステップS1においてキーリスト作成部101は、変換定義ファイル記憶部110に読み込まれた変換定義ファイル122、つまりXML形式の変換定義ファイル122を構文解析(パース)する。
キーリスト作成部101は、変換定義ファイル122の構文解析により、その先頭から順にデータを読み込み、条件付きの繰り返し指定タグを抽出する(ステップS2)。このステップS2においてキーリスト作成部101は、抽出された条件付きの繰り返し指定タグに含まれている条件を表す属性の値(図5の変換定義ファイル122の例であれば「部門」)をキーリストの項目(キー名)として、キーリスト記憶部111に記憶されるキーリストに追加する。キーリスト作成部101は、変換定義ファイル122の最後まで構文解析することにより、キーリストを作成する。
作成されたキーリストは、XML文書への変換対象となる表形式データをソートするキーのリストである。キーは、キーリストの項目であるキーの名前(キー名)とキーの値(キー値)とから構成される。この段階では、キーリストにはキーの値は存在しない。このキーリストへのキー(属性値)の格納順が、ソートの優先度順となる。もし、Nを2以上の整数であるとして、キーリストにN個のキー(繰り返しの条件となる属性値)が格納されているものとすると、i番目(i=1,…,N)のキーはi次キーとして用いられる。明らかなように、先頭(1番目)のキーは1次キーとして用いられ、最後(N番目)のキーはN次キーとして用いられる。
キーリスト作成部101はキーリストを作成すると、表形式データ取得・ソート部102に制御を渡す。表形式データ取得・ソート部102は、変換対象となる表形式データをクライアント端末40またはRDB管理システム30(内のRDB320)から取得して表形式データ記憶部112に読み込む(ステップS3)。表形式データの指定には、CSVなどのファイル形式であればファイル名が、RDBであればSQLが用いられる。ステップS3において表形式データ取得・ソート部102は、表形式データ記憶部112に読み込まれた表形式データに対して、ステップS2で作成されたキーリスト内のキー(繰り返しの条件となる属性値、つまり項目の値)の順番に基づき順にソートする。キーリスト内のキーがN個の場合、1次キー、2次キー、…N次キーの順で、表示形式データのソートが行われる。ソート後の表形式データは表形式データ記憶部112に格納される。
表形式データ取得・ソート部102は、表形式データをソートすると、行データ読み込み部103に制御を渡す。行データ読み込み部103は、ソート後の表形式データの先頭から1行ずつ変換対象行データとして読み込む処理を開始する(ステップS4,S5)。
行データ読み込み部103は先頭行(第1行)のデータを変換対象行データとして読み込んだ場合(ステップS6)、変換テンプレート決定部106に制御を渡す。すると変換テンプレート決定部106は、変換定義ファイル122の先頭(ルートタグ)より下位の要素を、変換対象行データをXML形式に変換するのに用いられる変換テンプレートとして決定(抽出)する(ステップS7)。
また行データ読み込み部103は、先頭行以外のデータ(第2行以降のデータ)を変換対象行データとして読み込んだ場合には(ステップS6)、値比較部104に制御を渡す、値比較部104は、キーリスト中のキー(項目)について、先頭のキー(1次キー)から順に、当該キーの値と読み込まれた1行のデータ(変換対象行データ)の対応する項目の値とを不一致が検出されるまで比較する(ステップS8)。値比較部104は、この比較の結果から、キーリストの先頭のキーについて、当該キーの値と変換対象行データの対応する項目の値とが一致するかを判定する(ステップS9)。
もし、ステップS9で一致が判定されたならば、変換テンプレート決定部106によって、ステップS10が実行される。このステップS10において、変換テンプレート決定部106は、キーリスト中のキーの値と変換対象行データの対応する項目の値との比較の結果に基づき、変換定義ファイル122のうち、最後に一致したキーに対応する項目の条件付き繰り返し指定タグより下位の要素を変換テンプレートとして決定(抽出)する。
これに対し、ステップS9で不一致が判定されたならば、新規XML文書作成判定部105によって、ステップS11が実行される。このステップS11において、新規XML文書作成判定部105は、変換定義ファイル122中の条件なし繰り返し指定タグがルートタグであるかを判定する。
もし、条件なし繰り返し指定タグがルートタグでない場合(ステップS11)、新規XML文書作成判定部105は変換テンプレート決定部106に制御を渡す。すると変換テンプレート決定部106は、変換定義ファイル122における条件なし繰り返し指定タグより下位の要素を、変換対象行データをXML形式に変換するのに用いられる変換テンプレートとして決定(抽出)する(ステップS12)。一方、条件なし繰り返し指定タグがルートタグである場合、新規XML文書作成判定部105は、次に決定(抽出)される変換テンプレートを用いて新規のXML文書(XMLファイル)を作成すべきことを決定する(ステップS13)。すると変換テンプレート決定部106は、変換定義ファイル122における条件なし繰り返し指定タグより下位の要素を、変換対象行データをXML形式に変換するのに用いられる変換テンプレートとして決定(抽出)する(ステップS12)。
変換テンプレート決定部106によって変換テンプレートが決定(抽出)されると(ステップS7、S10またはS12)、当該変換テンプレート決定部106からキーリスト更新部107に制御が渡される。キーリスト更新部107は、キーリスト記憶部111に格納されているキーリストを変換対象行データに基づいて更新する(ステップS14)。即ちキーリスト更新部107は、キーリスト中のキー(項目)の値(キー値)を、変換対象行の対応する項目の値で更新する。1回目のステップS14では、キーリスト中のキーは値を持たないため、当該キーの値として、変換対象行の対応する項目の値が設定される。
キーリスト更新部107はキーリストを更新すると(ステップS14)、変換部108に制御を渡す。変換部108は、変換テンプレート決定部106によって決定された変換テンプレート中の値挿入の指定箇所に、変換対象行データ中の指定項目の値を埋め込むことにより、当該変換対象行データ(表形式データ)をXML形式のデータに変換する(ステップS15)。このステップS15において、変換部108は、変換対象行データから変換されたXML形式のデータを、XML文書記憶部113に格納されている現在作成中のXML文書に設定する。
変換部108はステップS15を実行すると、行データ読み込み部103に制御を渡す。行データ読み込み部103は変換対象行をソート後の表示形式データの次の行に進める(ステップS16)。もし、次の行が存在するならば、つまりソート後の表形式データの最終行まで処理が終了していないならば(ステップS4)、当該次の行のデータについて前記ステップS5以降の処理が行われる。
このようにして、ソート後の表形式データの最終行まで行毎の処理が終了したならば(ステップS4)データ構造変換処理は終了となる。このときXML文書記憶部113に格納されているXML文書は、表形式データ記憶部112に格納されている表形式データが変換定義ファイル122に基づいてXML形式に変換されたものとなる。このXML文書は、XML文書出力部109によって例えばXMLDB管理システム20に送出され、当該システム20のXMLDB220に格納される。
上述のデータ構造変換処理の具体例を、図3に示す表形式データを図5に示す変換定義ファイル122に基づいてXML文書に変換する場合について、図7乃至図12を参照して説明する。
前述したように、キーリスト作成部101は、変換定義ファイル122において条件付き繰り返し指定タグに含まれている条件を表す属性の値をキーリストの項目(キー名)とするキーリストをキーリスト記憶部111内に作成する(ステップS2)。本実施形態において、変換定義ファイル122に含まれている条件付き繰り返し指定タグは、繰り返し指定タグ51である<sys1:repeat 条件="部門">のみである。この場合、キーリスト作成部101は、「部門」をキーリストの1次キーとする。このキーリストを図7に示す。
表形式データ取得・ソート部102は、図3に示す表形式データを、図7に示すキーリスト内のキーの順番に基づき順にソートする(ステップS3)。ここでは、表形式データは、「部門」(1次キー)のみで五十音順にソートされる。このソートにおける、キーリスト、表形式データ(元データ)及びソート後(ソート済み)の表形式データの関係を図8に示す。
変換テンプレート決定部106は、図8に示すソート後の表形式データの先頭行(第1行)のデータが変換対象行データとして行データ読み込み部103によって読み込まれた場合(ステップS5,S6)、変換定義ファイル122の先頭(ルートタグ)より下位の要素(部門別要素)を変換テンプレートとして決定する(ステップS7)。
すると、図9に示すように、キーリストのキー(1次キー)の値として、第1行のデータ「1(社員番号),田中(名前),営業(部門)」中の部門の値「営業」がキーリスト更新部107によって設定される(ステップS14)。
次に、現在変換テンプレート決定部106によって決定されている変換テンプレート、つまり変換定義ファイル122の先頭より下位の要素である部門別要素(のコピー)を用いて、その中の値挿入の指定箇所に、第1行(変換対象行)のデータ中の指定項目の値が変換部108によって埋め込まれる(ステップS12)。ここでは、${部門}、${社員番号}及び${名前}の箇所に、それぞれ、「営業」、「1」及び「田中」が埋め込まれる。これにより、第1行のデータが、部門別要素を含むXML形式のデータに変換される。部門別要素は部門要素を含み、部門要素は部門名要素及び社員要素を含む。
次に、変換対象行がソート後の表形式データの第2行に切り替えられる(ステップS16)。ソート後の表形式データの第2行のデータは「3(社員番号),鈴木(名前),営業(部門)」である(図8参照)。この場合、図10に示すように、キーリストの1次キーの値「営業」と変換対象行データ(第2行のデータ)の対応する項目「部門」の値「営業」とは一致する(ステップS8,S9)。このときのキーリストは1次キーのみしか持たないため、最後に一致したキーは最初に一致した1次キーである。したがって、図5に示される変換定義ファイル122のうち、1次キーに対応する項目「部門」の条件付き繰り返し指定タグ51より下位の要素(社員要素)が、変換テンプレートとして決定される(ステップS10)。
次に、キーリストの1次キーの値が、当該1次キーに対応する、第2行のデータ「1(社員番号),田中(名前),営業(部門)」中の項目「部門」の値「営業」に更新される(ステップS14)。ここで更新前のキーリストの1次キーの値は「営業」である(図10参照)。更新後のキーリストの1次キーの値は、更新前と同じ「営業」であり、キーリストが更新されなかったのと等価である。
次に、現在変換テンプレート決定部106によって決定されている変換テンプレート、即ち変換定義ファイル122のうちの条件付き繰り返し指定タグ51(<sys1:repeat 条件="部門">)より下位の要素である社員要素(のコピー)中の値挿入の指定箇所に、第2行のデータ中の指定項目の値が埋め込まれる(ステップS15)。ここでは、${社員番号}及び${名前}の箇所に、それぞれ、「3」及び「鈴木」が埋め込まれる。
これにより、第2行のデータが、社員要素から構成されるXML形式のデータに変換される。このXML形式のデータ(社員要素)は、現在作成中のXML文書の、第1行のデータに対応するXML形式のデータの社員要素の後に追加設定される。社員要素は、社員番号要素および名前要素から構成される。つまり本実施形態においては、ソート後の表形式データのうち、条件付き繰り返し指定タグ51(<sys1:repeat 条件="部門">)に付されている条件で指定される項目「部門」の値が共通の、第1行のデータ「1(社員番号),田中(名前),営業(部門)」及び第2行のデータ「3(社員番号),鈴木(名前),営業(部門)」が、当該項目「部門」の値「営業」でグループ化される。
次に、変換対象行がソート後の表形式データの第3行(最終行)に切り替えられる(ステップS16)。第3行のデータは「2(社員番号),佐藤(名前),技術(部門)」であることから、図11に示すように、キーリストの1次キーの値「営業」と変換対象行データ(第3行のデータ)の対応する項目「部門」の値「技術」とは一致しない(ステップS8,S9)。また、変換定義ファイル122中の条件なし繰り返し指定タグ53はルートタグではない(ステップS11)。この場合、図5に示される変換定義ファイル122中の条件なし繰り返し指定タグ53(<sys1:repeat>)より下位の要素(部門要素)が、変換テンプレートとして決定される(ステップS10)。
条件なし繰り返し指定タグ53は、キーリストの1次キーの値と変換対象行データの対応する項目の値とが一致せず、且つ当該タグ53が本実施形態のようにルートタグでない場合には、変換対象行データを、先行するグループのXML文書部分に後続する新たなグループのXML文書部分に変換することを指定する。なお、条件なし繰り返し指定タグ53が本実施形態と異なってルートタグの場合には、当該タグ53は、先行するグループのXML文書部分を含むXML文書とは異なる新規XML文書のXML文書部分に変換することを指定する。
次に、キーリストの1次キーの値「営業」が、図11に示すように、当該1次キーに対応する、第3行のデータ「2(社員番号),佐藤(名前),技術(部門)」中の項目「部門」の値「技術」に更新される(ステップS14)。
そして、現在変換テンプレート決定部106によって決定されている変換テンプレート、即ち変換定義ファイル122の条件なし繰り返し指定タグ53(<sys1:repeat>)より下位の要素である部門要素(のコピー)中の値挿入の指定箇所に、第3行のデータ中の指定項目の値が埋め込まれる(ステップS15)。ここでは、${部門}、${社員番号}及び${名前}の箇所に、それぞれ、「技術」、「2」及び「佐藤」が埋め込まれる。これにより、第3行のデータが部門要素から構成されるXML形式のデータに変換される。このXML形式のデータは、現在作成中のXML文書の、第1行及び第2行のデータが部門「技術」でグループ化されたXML形式のデータの部門要素の後に追加設定される。
このようにして、図3に示す表形式データが、図4に示すXML文書に変換される。このXML文書は、従来技術とは異なり、表形式データが1行で1つの構造に変換されたものではない。即ち図4に示すXML文書は、表形式データに含まれる着目する繰り返し項目(変換定義ファイル122内の条件付き繰り返し指定タグ51で指定される項目)「部門」の値が同じであればグループ化することにより、複数行を1つの構造にまとめてXML形式に変換されたものである。よって、図4に示すXML文書は、XMLの柔軟な記述性という特長を十分に生かしたものとなっている。
図12(a)に、図3に示す表形式データを図6A及び図6Bのフローチャートに従って項目「部門」でグループ化することにより、当該表形式データを図4に示すXML文書に変換する様子を示す。また、図12(b)に、図3に示す表形式データを従来技術で行毎にXML形式に変換することにより、当該表形式データをXML文書に変換する様子を示す。
ここで、図5の例とは異なって、条件なし繰り返し指定タグ53が変換定義ファイル122のルートタグである場合について簡単に説明する。この場合、ソート後の第3行のデータ「2(社員番号),佐藤(名前),技術(部門)」は、第1行及び第2行が変換されたXML文書とは別の新規XML文書に、変換定義ファイル122のルートタグより下位の要素を用いて変換される。
[変形例]
上記実施形態で適用される変換定義ファイル122には、条件繰り返し指定タグが1つだけ設定されている。しかし、複数の条件付き繰り返し指定タグが例えば入れ子で変換定義ファイルに設定されていても良い。このような変換定義ファイルの変形例について図13乃至図15を参照して説明する。図13は変換の対象となる表形式データの例、図14は図13の表形式データに対する変換後の期待されるXML文書(XML構造)の例、図15は図13の表形式データを図14の構造のXML文書に変換するのに用いられる変換定義ファイル222の例をそれぞれ示す。
期待されるXML文書(変換後のXML文書)を図14のように設計した場合、図13の表形式データから図14のXML文書(XML構造)に変換するのに用いられる変換定義ファイル222は、図15のようなXML形式となる。図14の変換後のXML文書では、同じ社員番号の複数行のデータが「地域別顧客」タグの中に繰り返し記述されている。ここでは、繰り返しの条件である「社員番号」で繰り返す部分は、「地域別顧客」タグより下位の要素となる。この場合、図15の変換定義ファイル222では、条件付き繰り返し指定タグ151(<sys1:repeat 条件="社員番号">)が、「地域別顧客」タグ152の次に設定される。
同様に図14の変換後のXML文書では、「担当地域」が同じデータは「担当地域」タグの中に繰り返し記述され、「顧客名」が同じデータは「顧客名」タグの中に繰り返し記述されている。この場合、図15の変換定義ファイル222では、条件付き繰り返し指定タグ153(<sys1:repeat 条件="担当地域">)が、「担当地域」タグ154の次に設定され、条件付き繰り返し指定タグ155(<sys1:repeat 条件="顧客名">)が、「顧客名」タグ156の次に設定される。
このように、図15の変換定義ファイル222では、3つの条件付き繰り返し指定タグ151,153及び155が入れ子で設定されている。しかし、この入れ子で設定される条件付き繰り返し指定タグの数は3つに限らない。つまり、条件付き繰り返し指定タグが複数個、変換定義ファイルに入れ子で設定されていても構わない。
なお、本発明は、上記実施形態またはその変形例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、上記実施形態またはその変形例では、構造化文書としてXML文書を例にとって説明したが、これに限るものではない。本発明は、例えば、SGML(Standard Generalized Markup Language)文書のようなXML文書以外の構造化文書にも同様に適用できる。
また、上記実施形態またはその変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態またはその変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
本発明の一実施形態に係るデータ構造変換システムを含むクライアント−サーバシステムのハードウェア構成を示すブロック図。 図1に示されるデータ構造変換システム10の主として機能構成を示すブロック図。 表形式データの例を示す図。 図3の表形式データに対する変換後の期待されるXML文書(XML構造)の例を示す図。 図3の表形式データを図4の構造のXML文書に変換するための変換定義ファイルの例を示す図。 表形式データを構造化文書(XML文書)に変換するデータ構造変換処理の手順を示すフローチャート。 表形式データを構造化文書(XML文書)に変換するデータ構造変換処理の手順を示すフローチャート。 図5の変換定義ファイルから作成されるキーリストの例を示す図。 キーリストのキーに基づくソートにおける、キーリスト、表形式データ(元データ)及びソート後の表形式データの関係を示す図。 キーリストのキーの値が変換対象の第1行(ソート後の表形式データの第1行)の対応する項目の値に更新される様子を説明するための図。 キーリストのキーの値と変換対象の第2行(ソート後の表形式データの第2行)の対応する項目の値との比較を説明するための図。 キーリストのキーの値と変換対象の第3行(ソート後の表形式データの第3行)の対応する項目の値との比較、及びキーリストの更新を説明するための図。 図3に示す表形式データを図6A及び図6Bのフローチャートに従って項目「部門」でグループ化することにより、当該XML文書を図4に示すXML文書に変換する様子を、従来技術で表形式データをXML文書に変換する様子と対比させて示す図。 上記実施形態の変形例で適用される変換定義ファイルを説明するのに用いられる表形式データの例を示す図。 図13の表形式データに対する変換後の期待されるXML文書(XML構造)の例を示す図。 上記実施形態の変形例で適用される変換定義ファイルであって、図13の表形式データを図14の構造のXML文書に変換するための変換定義ファイルの例を示す図。
符号の説明
10…データ構造変換システム、11…データ構造変換サーバ(コンピュータ)、12,22,32…外部記憶装置、20…XMLDB管理システム、21…XMLDB管理サーバ、30…RDB管理システム、31…RDB管理サーバ、51,151,153,155…条件付き繰り返し指定タグ、53…条件なし繰り返し指定タグ、101…キーリスト作成部、102…表形式データ取得・ソート部、103…行データ読み込み部、104…値比較部、105…新規XML文書作成判定部、106…変換テンプレート決定部、107…キーリスト更新部、108…変換部、109…XML文書出力部、110…変換定義ファイル記憶部(変換定義データ記憶部)、111…キーリスト記憶部、112…表形式データ記憶部、113…XML文書記憶部、121…データ構造変換プログラム、122,222…変換定義ファイル(変換定義データ)、220…XMLDB、320…RDB。

Claims (6)

  1. 表形式データを第1の構造化文書へ変換するデータ構造変換システムにおいて、
    表形式データを第1の構造化文書に変換する際に適用されるルールを定義した、タグを用いて構造が表現された第2の構造化文書から構成される変換定義データであって、表形式データの複数行で値が共通の項目をグループ化することを指定するための、当該項目の項目名が繰り返しの条件として付された、特定のタグである条件付き繰り返し指定タグを含むと共に、前記第2の構造化文書の要素として、表形式データの項目名を要素名とし、当該項目名を対応付けた値挿入の指定の記述を要素内容とする特定の要素を含む変換定義データを格納する変換定義データ記憶手段と、
    外部から指定された変換対象となる表形式データを前記変換定義データに従って第1の構造化文書に変換するために、前記変換対象となる表形式データのうちの、前記変換定義データに含まれている前記条件付き繰り返し指定タグで指定された項目名の項目の値が同一の複数行をグループ化して変換すると共に、前記変換定義データに含まれている前記特定の要素のコピーを用いて、当該コピーの前記値挿入の指定の記述の部分に、前記変換対象となる表形式データのうちの、当該記述で対応付けられた項目名の値を埋め込む変換手段であって、前記特定の要素が前記条件付き繰り返し指定タグよりも前記第2の構造化文書上で下位の要素の場合、当該条件付き繰り返し指定タグで指定された項目名の項目の値が同一の行に対応するグループ毎に、当該グループの各行について、前記特定の要素のコピーを作成し、当該コピーの前記値挿入の指定の記述の部分に、前記変換対象となる表形式データのうちの当該行における当該記述で対応付けられた項目名の値を埋め込む変換手段と
    を具備することを特徴とするデータ構造変換システム。
  2. 前記変換定義データを先頭から順に解析することにより、当該変換定義データに含まれている前記条件付き繰り返し指定タグの指定する条件となる項目をキー名とするキーリストを作成するキーリスト作成手段と、
    前記キーリストを格納するキーリスト記憶手段と、
    前記変換対象となる表形式データを、前記キーリストの項目の順にソートするソート手段と、
    前記ソート後の表形式データを格納する表形式データ記憶手段と、
    前記ソート後の表形式データを1行ずつ変換対象行データとして読み込む行データ読み込み手段と、
    前記キーリストの項目について先頭から順に、当該キーリストの値と前記変換対象行データの値とを不一致が検出されるまで比較する値比較手段と、
    前記キーリストの項目の値を前記変換対象行データの対応する項目の値で更新するキーリスト更新手段と
    を更に具備し、
    前記変換手段は、前記値比較手段による比較の結果、少なくとも、前記キーリストの先頭項目について値が一致している場合、前記変換定義データのうちの最後に一致した項目の前記条件付き繰り返し指定タグよりも前記第2の構造化文書上で下位の要素のコピーに従って、現在の前記変換対象行データを、前回の変換対象行データが変換された構造化文書部分に後続する新たな構造化文書部分であって、前記下位の要素のコピーに含まれている前記値挿入の指定の記述部分に前記現在の変換対象行データのうちの当該記述で対応付けられた項目名の値が埋め込まれた新たな構造化文書部分に変換する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ構造変換システム。
  3. 前記変換定義データは、前記繰り返し条件が付されていない条件なし繰り返し指定タグを含み、
    前記変換手段は、前記値比較手段による比較の結果、前記キーリストの先頭項目について値が一致していない場合、前記変換定義データのうちの前記条件なし繰り返し指定タグよりも前記第2の構造化文書上で下位の要素のコピーに従って、現在の前記変換対象行データを、先行するグループの構造化文書部分に後続する新たなグループの構造化文書部分であって、前記条件なし繰り返し指定タグより下位の要素のコピーに含まれている前記値挿入の指定の記述部分に前記現在の変換対象行データのうちの当該記述で対応付けられた項目名の値が埋め込まれた新たなグループの構造化文書部分に変換する
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ構造変換システム。
  4. 前記変換手段は、前記条件なし繰り返し指定タグが前記変換定義データを構成する前記第2の構造化文書のルートタグである場合には、前記変換定義データのうちの前記条件なし繰り返し指定タグよりも前記第2の構造化文書上で下位の要素のコピーに従って、現在の前記変換対象行データを、先行するグループの構造化文書部分を含む構造化文書とは異なる新規構造化文書の構造文書部分に変換する
    ことを特徴とする請求項3記載のデータ構造変換システム。
  5. 前記変換定義データが、前記条件付き繰り返し指定タグを複数個、入れ子で含むことを特徴とする請求項記載のデータ構造変換システム。
  6. 変換定義データ記憶手段と、表形式データ記憶手段と、変換定義データ読み込み手段と、表形式データ読み込み手段と、変換手段とを備えたコンピュータに、
    表形式データを第1の構造化文書に変換する際に適用されるルールを定義した、タグを用いて構造が表現された第2の構造化文書から構成される変換定義データであって、表形式データの複数行で値が共通の項目をグループ化することを指定するための、当該項目の項目名が繰り返しの条件として付された、特定のタグである条件付き繰り返し指定タグを含むと共に、前記第2の構造化文書の要素として、表形式データの項目名を要素名とし、当該項目名を対応付けた値挿入の指定の記述を要素内容とする特定の要素を含む変換定義データを、前記変換定義データ読み込み手段が前記変換定義データ記憶手段に読み込むステップと、
    外部から指定された変換対象となる表形式データを前記表形式データ読み込み手段が前記表形式データ記憶手段に読み込むステップと、
    前記表形式データ記憶手段に読み込まれた表形式データを前記変換定義データ記憶手段に読み込まれた変換定義データに従って前記変換手段が第1の構造化文書に変換するために、前記読み込まれた表形式データのうちの、前記変換定義データに含まれている前記条件付き繰り返し指定タグで指定された項目名の項目の値が同一の複数行をグループ化して変換すると共に、前記変換定義データに含まれている前記特定の要素のコピーを用いて、当該コピーの前記値挿入の指定の記述の部分に、前記読み込まれた表形式データのうちの、当該記述で対応付けられた項目名の値を埋め込むステップであって、前記特定の要素が前記第2の構造化文書上で前記条件付き繰り返し指定タグよりも下位の要素の場合、当該条件付き繰り返し指定タグで指定された項目名の項目の値が同一の行に対応するグループ毎に、当該グループの各行について、前記変換手段が、前記特定の要素のコピーを作成し、当該コピーの前記値挿入の指定の記述の部分に、前記変換対象となる表形式データのうちの当該行における当該記述で対応付けられた項目名の値を埋め込むステップと
    を実行させるためのプログラム。
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