JP4255339B2 - 商品管理システム、及び商品管理方法 - Google Patents

商品管理システム、及び商品管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4255339B2
JP4255339B2 JP2003313787A JP2003313787A JP4255339B2 JP 4255339 B2 JP4255339 B2 JP 4255339B2 JP 2003313787 A JP2003313787 A JP 2003313787A JP 2003313787 A JP2003313787 A JP 2003313787A JP 4255339 B2 JP4255339 B2 JP 4255339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic tag
product
information
box
packaging box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003313787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005084781A (ja
Inventor
康俊 三樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Precision Inc filed Critical Seiko Precision Inc
Priority to JP2003313787A priority Critical patent/JP4255339B2/ja
Publication of JP2005084781A publication Critical patent/JP2005084781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4255339B2 publication Critical patent/JP4255339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明はRFID(Radio Frequency IDentification)タグを利用して商品の流通管理を行う商品管理システム、及び商品管理方法に関する。
近年、電子タグを非接触で検知して当該電子タグ内部のICチップに記録された情報を読み取る技術、いわゆるRFIDの研究が盛んに行われている。
この中でも特に、2.45GHz帯のマイクロ波によりデータの送受信を行うRFIDは、外来ノイズによる通信の影響が少なく、電子タグに電池が不要で通信距離が0〜1.5mと長いという利点がある。このため、離れた距離からでも確実に電子タグを認識することができるので、物流の管理や人の入退場の管理などさまざまな分野での利用が期待されている。
電子タグを利用した商品の管理方法の例を以下に説明する。特許文献1の物流システムでは、服飾衣類、貴金属、アクセサリーなどの個々の商品に電子タグを取り付けると共に、これらを梱包する梱包箱にも電子タグを取り付けている。よって、梱包された商品の確認作業を行う際に、開梱することなく瞬時に梱包箱内の商品の確認を行うことができるとしている。
また、特許文献2の医薬品の保管管理方法でも、異なる識別情報が書き込まれた電子タグを医薬品の包装体に取り付けると共に、これらの包装体を複数包装する集積包装体にも異なる識別情報が書き込まれた電子タグを取り付けている。従って、集積包装の中が見えなくても、集積包装内の医薬品の数が正規の数であるか否かを確認することができるとしている。また、電子タグの識別情報がそれぞれに異なるので、医療機関や医薬品卸会社において医薬品の保管管理を行うことができるとしている。
特開2002−37413号公報 特開2003−63535号公報
しかしながら電子タグから必要な情報を取り出す時には、梱包箱の電子タグと、梱包された商品の電子タグのすべてと交信を行わなければならない。これは、複数の商品と、商品を梱包する梱包箱とに取り付けた電子タグとが近接して配置されているため、これらの電子タグはすべてリーダライタからの読み出し電波の受信可能範囲内に入ってしまうからである。
リーダライタからの読み出し電波により複数の電子タグが反応すると、リーダライタは全ての電子タグと交信しながら内容を読み出すので、交信回数が増え処理時間が長くなるという問題が発生する。また、通信環境の悪い状態(電子タグが近接して複数存在する環境では、電波が電子タグで反射してリーダライタが誤った信号を受信する誤作動を起こす可能性が高い)では通信が正常にできず、リトライを行うと、交信回数はさらに増加し処理時間が長くなる。ベルトコンベア等によって運ばれる梱包箱からID情報を読み取って梱包箱の中身を確認する流通段階において、電子タグとの交信時間がかかり過ぎると、ベルトコンベアの速度を遅くする、またはベルトコンベアを一時停止させなければならない。これにより一定の物流量を確保するためベルトコンベアを増設したり、人員を配置したり等のコストがかかるという問題が発生する。
また、リーダライタからの電波により電子タグに電力を供給しているので、同時に交信する電子タグの数が多いと、電子タグへ供給される電力が不足し、交信ができない場合もある。
また、リーダライタには電子タグに通し番号などの識別情報を付け、識別情報のあった電子タグだけを読み出す機能もあるが、実際にはすべての電子タグと交信し、識別情報の一致を確認しているため、通信機会はさほど少なくならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、所望とする電子タグとだけ通信を行うことで、商品管理の効率化を図った商品管理システム、及び商品管理方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1記載の商品管理システムは、商品に取り付けた第1の電子タグと、前記商品を梱包する梱包箱に取り付けた第2の電子タグと、前記第1の電子タグ及び前記第2の電子タグへのID情報の書き込みと、読み出しを行うリーダライタと、を有し、前記ID情報を読み出す電子タグに応じて、前記リーダライタから出力する電波を、前記梱包箱内に梱包された前記商品の前記第1の電子タグが受信可能な第1の偏波面を有する電波と、前記梱包箱の前記第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面を有する電波とに切り換えることを特徴としている。
請求項1記載の発明は、リーダライタから出力する電波を、梱包箱内に梱包された商品の第1の電子タグが受信可能な第1の偏波面を有する電波と、梱包箱の第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面を有する電波とに切り換えている。このため、リーダライタからの交信可能範囲に商品に取り付けた第1の電子タグが複数あっても、梱包箱に取り付けた第2の電子タグとだけ交信を行うことができる。従って、必要な情報を取り出すために第1の電子タグと交信する必要がなくなり、情報の取り出しにかかる時間を低減することができる。また、複数の電子タグの中から所望の電子タグとだけ交信することができるので、交信の必要のない電子タグに電力を取られることがない。従って、電子タグとの交信時に電力供給不足で交信できないといった問題が発生しない。
請求項2記載の商品管理システムは、請求項1記載の商品管理システムにおいて、前記梱包箱内に梱包された前記商品の前記第1の電子タグは、前記リーダライタから照射される、前記梱包箱の前記第2の電子タグが受信可能な前記第2の偏波面の電波から、前記リーダライタへの応答が可能なだけの電力を受けることができず、交信不通状態となることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、商品の第1の電子タグが、リーダライタから照射される第2の偏波面の電波を受信しても、リーダライタへの応答が可能なだけの電力を受けることができず、交信不通状態となる。従って、第2の偏波面の電波を商品が梱包された梱包箱に照射することで、梱包箱に取り付けた第2の電子タグだけからID情報を取り出すことができる。従って、必要な情報を取り出すために第1の電子タグと交信する必要がなくなり、情報の取り出しにかかる時間を低減することができる。また、複数の電子タグの中から所望の電子タグとだけ交信することができるので、交信の必要のない電子タグに電力を取られることがない。従って、電子タグとの交信時に電力供給不足で交信できないといった問題が発生しない。
請求項3記載の商品管理システムは、請求項1または2記載の商品管理システムにおいて、前記リーダライタから出力される円偏波の電波に対して、前記商品の前記第1の電子タグと前記梱包箱の前記第2の電子タグとは、共に応答信号を出力することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、円偏波の電波をリーダライタから出力することで、商品に取り付けた第1の電子タグと、梱包箱に取り付けた第2の電子タグの両方からID情報を読み出すことができる。従って、第2の電子タグに記録された梱包箱の梱包内容と、実際に梱包されている商品との整合性を確認する時などに有効となる。
請求項4記載の商品管理システムは、請求項1から3の何れか1項に記載の商品管理システムにおいて、複数の梱包箱を収納する輸送箱と、該輸送箱に取り付けた第3の電子タグと、を有し、前記輸送箱の前記第3の電子タグは、前記複数の梱包箱に取り付けた前記第2の電子タグが受信可能な前記第2の偏波面の電波を受信可能に配置されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、商品を梱包した梱包箱を納品先へ輸送する時に、輸送用の輸送箱に収納している。輸送箱に取り付けた第3の電子タグは、第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面の電波を受信可能に配置されている。すなわち、第2の偏波面の電波をリーダライタから照射することで、第2の電子タグと第3の電子タグの両方から情報を取り出すことができる。従って、第3の電子タグに記録された輸送箱内の梱包箱の数と、実際に梱包されている梱包箱の数との整合性を確認する時などに有効となる。また、輸送箱内に収納した梱包箱の第2の電子タグは、梱包箱内に梱包した商品のように複数の第1の電子タグが近接して配置されてはいない。従って、第2の電子タグと第3の電子タグが両方同時に読み出し可能であっても、交信に頻繁に失敗するといった問題の発生もほとんどない。
請求項5記載の商品管理方法は、商品に取り付けた第1の電子タグと、前記商品を梱包した梱包箱に取り付けられた第2の電子タグとにID情報を記録して商品管理を行う商品管理方法であって、前記ID情報を読み出す電子タグに応じて、リーダライタから出力する電波を、前記梱包箱内に梱包された商品の前記第1の電子タグが受信可能な第1の偏波面を有する電波と、前記梱包箱の前記第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面を有する電波とに切り換えることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、リーダライタから出力する電波を、梱包箱内に梱包された商品の第1の電子タグが受信可能な第1の偏波面を有する電波と、梱包箱の第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面を有する電波とに切り換えている。このため、リーダライタからの交信可能範囲に商品に取り付けた第1の電子タグが複数あっても、梱包箱に取り付けた第2の電子タグとだけ交信を行うことができる。従って、必要な情報を取り出すために第1の電子タグと交信する必要がなくなり、情報の取り出しにかかる時間を低減することができる。また、複数の電子タグの中から所望の電子タグとだけ交信することができるので、交信の必要のない電子タグに電力を取られることがない。従って、電子タグとの交信時に電力供給不足で交信できないといった問題が発生しない。
請求項6記載の商品管理方法は、商品の梱包箱への梱包時に、前記商品に取り付けた第1の電子タグの記録情報を読み出し、前記梱包箱内に収納した商品リストとして管理装置に記録するリスト作成工程と、前記梱包箱に取り付けた第2の電子タグに、前記商品の第1の電子タグの識別情報を書き込む識別情報書き込み工程と、前記梱包箱の前記第2の電子タグだけが受信可能な偏波面を有する電波を用いて、前記第2の電子タグから前記商品の前記識別情報を取り出し、該識別情報と前記商品リストとから前記梱包箱の梱包内容を確認する梱包内容確認工程と、を有することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、商品の梱包箱への梱包時に、梱包箱内に収納した商品の情報を記録して商品リストを作成し、梱包箱の電子タグには、梱包した商品の電子タグを識別する識別情報を登録しておく。これにより、梱包箱の識別情報を読み出すだけで梱包された商品の詳細を知ることができる。
本発明は、所望とする電子タグとだけ通信を行うことが可能となるので、商品や梱包箱に取り付けた電子タグとの交信時間を短縮し、商品管理の効率化を図ることができる。
次に、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
まず、図1を参照しながら本実施例の構成を説明する。図1に示されるように本実施例は、梱包される複数の商品2それぞれに取り付けられた第1RFIDタグ1と、第1RFIDタグ1を取り付けた商品2を梱包する梱包箱4と、梱包箱4に取り付けられた第2RFIDタグ3とからなる。
商品2及び梱包箱4に取り付けられる第1、第2RFIDタグ1,3は、1つの商品2及び1つの梱包箱4に1つずつ取り付けられる。また、複数の商品2に付けられる第1RFIDタグ1は、商品2が同じ種類のものの場合には同じ位置に取り付けられる。同様に梱包箱4に取り付けられる第2RFIDタグ3も、複数の梱包箱4で同じ位置に取り付けられる。これは同じ商品の場合、同じ位置にタグを取り付けたほうが効率やコストの面で有利なためである。また、複数個まとめて置かれた商品2や梱包箱4の情報を取り出す際に、第1、第2RFIDタグ1,3に書き込まれたID情報を読み出しやすくするため、第1、第2RFIDタグ1,3の位置をずらす構成とすることも可能である。
商品2としては、本、雑誌、書籍、手帳など形状が同じで、梱包時に同じ向きに梱包できるものが好ましいが、梱包箱4に間仕切りを設けるなどによって第1RFIDタグ1が同じ向きになるように梱包できるものであればよい。また、同じように梱包箱4に間仕切りを付けることで1つの梱包箱4に複数種類の商品2を収納することもできる。
ここで、図2を参照しながら商品2と梱包箱4に取り付けられる第1、第2RFIDタグ1,3について説明する。図2に示されるように第1、第2RFIDタグ1,3は、回路基板にデータを記憶するICチップ5が搭載されると共に、当該データを非接触で送受信するアンテナ6がプリント配線技術によりパターニングされている。また、用途によって異なるが通常はこの回路基板を水や埃等から保護するためのフィルムが回路基板を封止している。この第1、第2RFIDタグ1,3は、アンテナ6にリーダライタ7からの電波(本実施例では2.45GHz帯のマイクロ波)が照射されると、ICチップ5の送受信回路と交信を行い、リーダライタ7から電力の供給と応答要求信号を受ける。ICチップ5内には、この第1、第2RFIDタグ1,3を取り付けた商品2や梱包箱4に関する情報であるID情報が記録されている。例えば、商品2に取り付けられた第1RFIDタグ1であれば、商品2を識別するための識別番号や、商品の製造年月日、製造場所などがID情報として記録されている。また、梱包箱4に取り付けられた第2RFIDタグ3であれば、梱包箱4内に梱包した商品2の個数や、梱包した各商品を識別する識別番号などがID情報として記録されている。ICチップ5はリーダライタ7より電力の供給を受けて起動し、受信した応答要求信号に対する応答信号としてICチップ5内に記憶したID情報をリーダライタ7に出力する。
次に、図3を参照しながら第1RFIDタグ1、または第2RFIDタグ3と交信を行うリーダライタ7について説明する。図3(A)〜(C)に示されるようにリーダライダ7には、第1、第2RFIDタグ1,3と電波の送受信を行うアンテナ部8と、アンテナ部8から出力される電波のオンオフを制御するアンテナ制御部9とを有している。後述する偏波面の違いによりアンテナ部8には異なるタイプのアンテナが採用される。円偏波の電波を利用する場合には、図3(A)のようにアンテナは1つでよく、アンテナ部8に円偏波用アンテナ81が組み込まれる。また、直線偏波の電波を利用する場合には、図3(B)及び(C)のようにアンテナは2つ必要で、図3(B)の場合、水平用直線偏波アンテナ82と垂直用直線偏波アンテナ83とをそれぞれ内蔵したリーダライタ7を管理装置10に接続する。リーダライタ7と管理装置10とはイーサネット(登録商標)などのLANで接続される。また、図3(C)のようにリーダライタ7に水平用直線偏波アンテナ82と垂直用直線偏波アンテナ83を切り換える切り換え部91を内蔵することも可能である。本実施例のアンテナ部8から出力される電波は、円偏波、直線偏波の特性を示す2.45GHz帯のマイクロ波であるが、特にこの周波数の電波に限定されるものではない。例えば、UHF(Ultra High Frequency)帯域の電波であってもよい。リーダライタ7は、第1、第2RFIDタグ1,3に書き込まれたID情報を読み込み、接続された管理装置10へ転送する。管理装置10では第1、第2RFIDタグ1,3のID情報を登録して管理する。
ここで、図4を参照しながらアンテナ部8から送信される電波の偏波面について説明する。電波は、直交する電界と磁界の相互作用によって空間を伝播して行く。このとき、電界の方向と電波の進行方向が常に一定平面(偏波面)内にある電波のうち、大地に垂直な電界をもつものを垂直偏波の電波、また、大地に水平な電界をもつものを水平偏波の電波と呼ぶ。図4に垂直偏波の電波と水平偏波の電波を示す。垂直偏波の電波と水平偏波の電波とは、これらの電波間では同一周波数であっても干渉し合うことがないという特性を有している。すなわち、受信側の偏波面がずれると、受信感度が弱まり、90度ずれるとほとんど受信できなくなってしまう。
この特性を利用して本実施例では、梱包箱4内の商品2に取り付けた第1RFIDタグ1の受信可能な電波の偏波面と、梱包箱4に取り付けた第2RFIDタグ3の受信可能な電波の偏波面とが略90度異なるように配置している。従って、梱包箱4内に梱包された商品2の第1のRFIDタグ1は、リーダライタ7から照射される、梱包箱4の第2RFIDタグ3が受信可能な偏波面の電波から、リーダライタ7への応答が可能なだけの電力を受けることができず、交信不通状態となる。
ここで、図5、及び図6を参照しながら梱包箱4への商品2の収納例を説明する。なお、以下では、第1、第2RFIDタグ1,3のアンテナ6は、電波の偏波面が、図2に示す第1、第2RFIDタグ1、3の長手方向と一致(電波の電界の振動方向と第1、第2RFIDタグ1、3の長手方向とが一致)した場合にこの電波を受信できるものとして説明する。まず、図5に示す例では、第1RFIDタグ1の長手方向と、第2RFIDタグ3の長手方向とが略90度異なるように配置すると共に、これらのRFIDタグ1,3がそれぞれ同一の方向を向くように配置している。また、図6に示す例では、第1RFIDタグ1の長手方向と、第2RFIDタグ3の長手方向とが略90度異なるように配置すると共に、第1RFIDタグ1の向きが第2RFIDタグ3の向きとは異なる方向を向くように配置している。なお、第1、第2RFIDタグ1,3の向きとは、RFIDタグの法線方向を指しているものとする。また、商品2の梱包箱4への配置は、第1RFIDタグ1の長手方向と、第2RFIDタグ3の長手方向とが90度異なるように配置することが好ましいが、所定の範囲(好ましくは90±5度の範囲)内にあれば第1、第2RFIDタグ1,3は垂直偏波の電波と水平偏波の電波を両方受信することがない。
このように本実施例は、梱包箱4内の商品2に取り付けた第1RFIDタグ1の受信可能な電波の偏波面と、梱包箱4に取り付けた第2RFIDタグ3の受信可能な電波の偏波面とが略90度異なるようにしている。そこで、リーダライタ7により出力する電波を、梱包箱4内に梱包された商品2の第1RFIDタグが受信可能な偏波面を有する電波と、梱包箱4の第2RFIDタグ3が受信可能な偏波面を有する電波とで切り換えることで、ID情報を読み出すRFIDタグを選択することができる。
従って、大量のRFIDタグがリーダライタ7との交信可能領域に存在しても、所望とするRFIDタグとだけ交信を行うことができる。従って、1回のデータの取り出しで交信するRFIDタグの数を減らすことができる。これにより、データの取り出しにかかる時間を短縮させることができる。また、不必要なRFIDタグに電力を供給することがないので、交信に使用する電力量を低減させ、必要なRFIDタグへの電力の供給が供給不足となることがない。
次に、リーダライタ7により読み取ったID情報を読み出して管理する管理装置10の構成について図7を参照しながら説明する。図7に示されるように管理装置10には、リーダライタ7との通信を行う通信制御装置11と、登録した第1、第2RFIDタグ1,3のID情報などを表示する表示装置12と、第1、第2RFIDタグ1,3から読み込んだID情報を登録するハードディスク装置13と、これらの装置を制御する中央制御装置14とがバス15を介して接続されている。
第1、第2RFIDタグ1,3から読み込んだID情報を登録する管理テーブルについて図8を参照しながら説明する。この管理テーブルは、中央制御装置14の制御によってデータをハードディスク装置13に書き込むことで実現される。図8(A)には、第2RFIDタグ3から読み込んだID情報を管理する梱包内容管理テーブルの一例が示されている。図8(A)に示されるようにこの梱包内容管理テーブルでは、梱包箱4に取り付けた第2RFIDタグ3の識別番号と、この第2RFIDタグ3に記録されたデータとが対応づけて記録されている。第2RFIDタグ3の識別番号と、この第2RFIDタグ3に記録されたデータとを合わせて第2RFIDタグ3のID情報と呼ぶ。第2RFIDタグ3に記録されたデータには、梱包箱4内に収納した商品の個数や、収納した各商品に取り付けられた第1RFIDタグ1の識別番号が記録されている。
また、図8(B)には、第1RFIDタグ1から読み込んだID情報を管理する個人情報管理テーブルの一例が示されている。図8(B)に示されるようにこの個人情報管理テーブルでは、各商品に取り付けた第1RFIDタグ1を識別するための識別番号と、この第1RFIDタグ1に登録されたデータとが対応付けて記録されている。第1RFIDタグ1を識別するための識別番号と、この第1RFIDタグ1に登録されたデータとを合わせて第1RFIDタグ1のID情報と呼ぶ。第1RFIDタグ1に登録されたデータには、商品の製造年月日、商品を製造した製造所を識別する製造所番号、この商品を管理する管理責任者番号などが記録されている。
次に、図9に示されたフローチャートを参照しながら梱包箱4に商品2を梱包する手順を説明する。まず、梱包箱4に取り付けられた第2RFIDタグ3のID情報をリーダライタ7から読み込む(ステップS1)。読み込んだID情報は、管理装置10に転送される。次に、梱包する商品2に付けられた第1RFIDタグ1のID情報を読み込み(ステップS2)、読み込んだID情報を管理装置10に転送する。管理装置10では、転送された第2RFIDタグ3のID情報と第1RFIDタグ1のID情報とから、梱包箱4とこの梱包箱4に収納する商品2とを対応づけて管理テーブルに登録する(ステップS3)。
第1RFIDタグ1の読み込みが終了すると(ステップS2)、該当商品を梱包箱4に収納する。このとき、図5、及び図6に示されるように第1RFIDタグ1の長手方向と、第2RFIDタグ3の長手方向とが略90度異なるように商品2を梱包箱4に対して配置する。すべての第1RFIDタグ1の読み込みと、商品2の梱包箱4への収納が終了すると(ステップS4/YES)、梱包箱4に梱包したすべての商品2の識別番号を当該梱包箱4の第2RFIDタグ3にID情報として書き込む(ステップS5)。管理装置10は、梱包した商品の識別番号をリーダライタ7により第2RFIDタグ3に書き込む。
以上の手順で、梱包箱4のID情報と、この梱包箱4に梱包した商品2のID情報とを対応付けて管理装置10に登録することができる。また、梱包箱4の第2RFIDタグ3に、梱包した商品2の識別番号をID情報として書き込むことができる。
なお、第2RFIDタグ3に記録されたID情報(収納している商品2の識別番号)と、実際に収納している商品2との整合性を確認する際には、円偏波の電波を使用して第1RFIDタグ1と第2RFIDタグ3の両方からID情報を読み出すこともできる。円偏波の電波は、受信側のアンテナの偏波面がどのような角度になっていても必ず受信側で受信することができる電波である。
次に、図10に示されたフローチャートを参照しながら梱包箱4内に梱包された商品のリストを商品納入先の管理装置10に表示する手順を説明する。なお、梱包の際に管理装置10に登録した情報は、商品納入先の管理装置10に送信され、この装置に登録されているものとする。まず、商品納入先の管理装置10は、梱包箱4の第2RFIDタグ3からID情報を読み込む(ステップS10)。このときID情報を読み出すためにリーダライタ7から出力される電波は、第2RFIDタグ3だけが受信することができる電波であって、第1RFIDタグ1は偏波面が90度異なるため、この電波を受信することはできない。
商品納入先の管理装置10は、読み込んだ梱包箱4のID情報(第1RFIDタグ1の識別番号)により梱包内容管理テーブルを検索して、この梱包箱4に梱包されている商品のID情報を取り出す(ステップS11)。次に、管理装置10は、商品のID情報から商品情報管理テーブルを参照して、梱包箱4に梱包された商品リストを表示装置12に表示する。
このようにして本実施例では、商品2が小さく、梱包状態では商品2に付けた第1RFIDタグ1が接近しすぎてしまい、商品2の第1RFIDタグ1からID情報を読み出し難い状態であっても、梱包箱4に付けた第2RFIDタグ3だけから商品2のID情報を読み出すことができる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。本実施例は、図11に示されるように商品2を梱包した梱包箱4を複数個まとめて輸送用の輸送箱20に収納する。輸送箱20にも上述した梱包箱4のように第3RFIDタグ21が取り付けられる。
輸送箱20に取り付けた第3RFIDタグ21と、梱包箱4に取り付けた第2RFIDタグ3とは、図11に示されるようにこれらの長手方向が同一方向で、RFIDタグの向きが同じ向きを向くように配置されている(RFIDタグの向きとは、RFIDタグの法線方向を指すものとする)。すなわち、梱包箱4に取り付けた第2RFIDタグ3と、輸送箱4に取り付けた第3RFIDタグ21とは偏波面の方向が同じ電波を受信する。しかしながら、輸送箱20内に収納した梱包箱4の第2RFIDタグ3は、梱包箱4内に梱包した商品2のように複数のRFIDタグが近接して配置されてはいない。従って、交信に頻繁に失敗するといった問題の発生もほとんどないため、第2RFIDタグ3と第3RFIDタグ21の両方のID情報が読み込まれるものであってもよい。
次に、1つの梱包箱4に10個の手帳を収納し、この梱包箱4の10個ずつをさらに輸送箱20に収納する場合を例に挙げて本実施例の動作手順を説明する。梱包作業を行う場合には、図12のように梱包箱4に収納した手帳、及び輸送箱20に収納した梱包箱4の対応関係を表わすリストを管理装置10に作成する。なお、梱包箱4に手帳(商品)を収納する手順は、図9に示す手順で説明済みなので説明を省略し、手帳を収納した梱包箱4を輸送箱20に収納する手順を図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、輸送箱20に付けられた第3RFIDタグ21のID情報をリーダライタ7から読み込む(ステップS20)。リーダライタ7により読み込まれた第3RFIDタグ21のID情報は、管理装置10に転送される。管理装置10では、転送されたID情報から、この輸送箱20に収納される梱包箱4のリストを作成する。リーダライタ7により第2RFIDタグ3からID情報を読み取ると(ステップS21)、読み取ったID情報を管理装置10に転送する。管理装置10は、輸送箱20に収納する梱包箱4としてリストに記録する(ステップS22)。梱包箱4のID情報の読み取りが終了すると、輸送箱20に収納する。このとき、図11に示されるように第3RFIDタグ21と第2RFIDタグ3とは、これらの長手方向が同一方向で、RFIDタグの向きが同じ向きを向くように配置する。
上述した手順を輸送箱20が梱包箱4で満たされるまで(収納される梱包箱4のID情報をすべて読み取り、輸送箱20内に10個の梱包箱4を収納するまで)繰り返す(ステップS23)。輸送箱20が梱包箱4で満たされると(ステップS23/YES)、管理装置10に作成したリストを第3RFIDタグ21に書き込む(ステップS24)。管理装置10は、作成したリストをリーダライタ7を介して第3RFIDタグ21に書き込む。また、作成したリストは、管理装置10内で図12に示す輸送箱収納内容管理テーブルに登録される。
このようにして、輸送箱20内に収納した梱包箱4の情報と、梱包箱4内に収納した手帳の情報とを管理装置10に記録すると共に、各箱に取り付けたRFIDタグに、箱内の収納物に関する情報を記録することができる。
輸送箱20内に収納された手帳の情報を取り出す時には、第3RFIDタグ21と第2RFIDタグ3だけが受信することができる偏波面の電波を出力する。これにより、第3RFIDタグ21及び第2RFIDタグ3と交信を行い、梱包箱4内の商品情報を取得することができる。なお、梱包箱4内の手帳に付けた第1RFIDタグ1もリーダライタ7からの電波の受信可能範囲内にあるが、偏波面が異なるため受信することができない。
例えば、手帳が10単位で梱包され、さらに10梱包で1箱とすると、1箱の出荷形態の中身を読み出すには、10×10=100個のRFIDタグの内容を読み出さなければならなかった。しかし、梱包するときに手帳の第1RFIDタグ1の情報を梱包箱4の第2RFIDタグ3に移しているので、10個の梱包箱4に付いている第2RFIDタグ3を読み出せばよいことになる。このとき、商品が小さく、梱包状態では第1RFIDタグ1が近接してしまいすぎ、読み出しにくくなっていても、梱包箱4の第2RFIDタグ3にID情報が記録されているので内容を確認することができる。また、直線偏波の電波をリーダライタ7から出力することで、偏波面が異なるRFIDタグには電力も供給されないので、不必要なRFIDタグに電源を取られることがない。従って、読み出したいRFIDタグにのみ給電して、必要な交信だけを行うことができる。
なお、上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
第1、第2RFIDタグ1,3の商品2及び梱包箱4への取り付け位置を示す図である。 第1、第2RFIDタグ1,3の構成を示す図である。 リーダライタ7の構成と、リーダライタ7と管理装置10との接続構成を示す図である。 偏波面を説明するための図である。 梱包箱4内への商品2の配置例を示す図である。 梱包箱4内への商品2の配置例を示す図である。 管理装置10の構成を示す図である。 (A)は、梱包内容管理テーブルの構成を示す図であり、(B)は商品情報管理テーブルの構成を示す図である。 梱包箱4への商品2の詰め込み手順を示すフローチャートである。 梱包箱4のID情報により商品2のID情報を検索して表示する手順を示す図である。 梱包箱4の輸送箱20への収納例を示す図である。 輸送箱収納内容管理テーブルの構成を示す図である。 輸送箱20への梱包箱4の詰め込み手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1RFIDタグ 2 商品
3 第2RFIDタグ 4 梱包箱
5 ICチップ 6 アンテナ
7 リーダライタ 8 アンテナ部
9 アンテナ制御部 10 管理装置
11 通信制御装置 12 表示装置
13 ハードディスク 14 中央処理装置
20 輸送箱 21 第3RFIDタグ
81 円偏波用アンテナ 82 水平用直線偏波アンテナ
83 垂直用直線偏波アンテナ 91 切り換え部

Claims (6)

  1. 商品に取り付けた第1の電子タグと、
    前記商品を梱包する梱包箱に取り付けた第2の電子タグと、
    前記第1の電子タグ及び前記第2の電子タグへのID情報の書き込みと、読み出しを行うリーダライタと、を有し、
    前記ID情報を読み出す電子タグに応じて、前記リーダライタから出力する電波を、前記梱包箱内に梱包された前記商品の前記第1の電子タグが受信可能な第1の偏波面を有する電波と、前記梱包箱の前記第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面を有する電波とに切り換えることを特徴とする商品管理システム。
  2. 前記梱包箱内に梱包された前記商品の前記第1の電子タグは、前記リーダライタから照射される、前記梱包箱の前記第2の電子タグが受信可能な前記第2の偏波面の電波から、前記リーダライタへの応答が可能なだけの電力を受けることができず、交信不通状態となることを特徴とする請求項1記載の商品管理システム。
  3. 前記リーダライタから出力される円偏波の電波に対して、前記商品の前記第1の電子タグと前記梱包箱の前記第2の電子タグとは、共に応答信号を出力することを特徴とする請求項1または2記載の商品管理システム。
  4. 複数の梱包箱を収納する輸送箱と、該輸送箱に取り付けた第3の電子タグと、を有し、
    前記輸送箱の前記第3の電子タグは、前記複数の梱包箱に取り付けた前記第2の電子タグが受信可能な前記第2の偏波面の電波を受信可能に配置されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の商品管理システム。
  5. 商品に取り付けた第1の電子タグと、前記商品を梱包した梱包箱に取り付けられた第2の電子タグとにID情報を記録して商品管理を行う商品管理方法であって、
    前記ID情報を読み出す電子タグに応じて、リーダライタから出力する電波を、前記梱包箱内に梱包された商品の前記第1の電子タグが受信可能な第1の偏波面を有する電波と、前記梱包箱の前記第2の電子タグが受信可能な第2の偏波面を有する電波とに切り換えることを特徴とする商品管理方法。
  6. 商品の梱包箱への梱包時に、前記商品に取り付けた第1の電子タグの記録情報を読み出し、前記梱包箱内に収納した商品リストとして管理装置に記録するリスト作成工程と、
    前記梱包箱に取り付けた第2の電子タグに、前記商品の第1の電子タグの識別情報を書き込む識別情報書き込み工程と、
    前記梱包箱の前記第2の電子タグだけが受信可能な偏波面を有する電波を用いて、前記第2の電子タグから前記商品の前記識別情報を取り出し、該識別情報と前記商品リストとから前記梱包箱の梱包内容を確認する梱包内容確認工程と、を有することを特徴とする商品管理方法。
JP2003313787A 2003-09-05 2003-09-05 商品管理システム、及び商品管理方法 Expired - Fee Related JP4255339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313787A JP4255339B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 商品管理システム、及び商品管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313787A JP4255339B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 商品管理システム、及び商品管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005084781A JP2005084781A (ja) 2005-03-31
JP4255339B2 true JP4255339B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=34414613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003313787A Expired - Fee Related JP4255339B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 商品管理システム、及び商品管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4255339B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7463155B2 (en) * 2005-06-03 2008-12-09 Sensormatic Electronics Corporation Techniques for radio frequency identification and electronic article surveillance receivers
JP2007080102A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Brother Ind Ltd 物体姿勢検出システム及びこれを備えた移動体並びに無線タグラベル及び無線タグ情報読み取り装置
JP4766380B2 (ja) * 2005-10-19 2011-09-07 ブラザー工業株式会社 タグラベル作成装置
JP4645545B2 (ja) * 2006-07-19 2011-03-09 株式会社デンソーウェーブ 通信システム及びタグリーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005084781A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2067272B1 (en) Radio frequency identification (rfid) system for item level inventory
JP4234167B2 (ja) Rfidタグ付物品収容ケースおよびrfidシステム
US8922346B2 (en) Masked container RFID tag communications system
US6595418B1 (en) Enhanced article management system and method
US20140015642A1 (en) Communicating with rfid tags on masked containers
JPH10324405A (ja) 商品配送システム
US20100066561A1 (en) Sensor transponder unit and method for operating it
JP5185533B2 (ja) ネスト化され近接したコンテナのアイテムレベル可視化技術
US8106773B2 (en) System and method of identifying products enclosed in electrostatic discharge protective packaging
EP2235663B1 (en) Rfid system with distributed read structure
CN101018712A (zh) 物品输送器材
US20110163882A1 (en) Passive Low Frequency Inductive Tagging
JP2007031043A (ja) 物流管理システム
US8115688B2 (en) RF conduit and systems implementing same
JP5098587B2 (ja) 非接触型icタグ及び非接触型icタグの製造方法
JP4255339B2 (ja) 商品管理システム、及び商品管理方法
Potdar et al. Improving RFID read rate reliability by a systematic error detection approach
JP2005134958A (ja) 物品管理システム
JP3802717B2 (ja) 物品及び物品管理システム
BR112020013189A2 (pt) aparelho e método de múltipla interação de tecnologia rfid para dar informações adicionais, segurança e desempenho
JP5061495B2 (ja) 検品装置
US20140339314A1 (en) Rfid tag and package using same
JP4412975B2 (ja) 収納品検索装置
JP2008305183A (ja) 構成管理装置
JP2003016413A (ja) 非接触icタグ及び包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090127

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees