JP4255022B2 - 車両用ホイールの横装填式リム構造およびホイールアッセンブリの組立方法 - Google Patents

車両用ホイールの横装填式リム構造およびホイールアッセンブリの組立方法 Download PDF

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Description

本発明は車両用ホイールの横装填式リム構造、およびこのリム構造を有するホイールとタイヤのアッセンブリを組み立てる方法に関する。
一般的な車両用ホイールのリムは、幅方向中間部に小径のドロップ部を有しており、その幅方向両側に第1,第2のビードシート部を有し、さらにその外側に第1,第2のフランジ部を有している。このリムでは、タイヤのビードを一旦ドロップ部に落し込んでからビードシート部に乗せるため、タイヤの装填作業が煩雑であった。
そこで、特許文献1に示すような横装填式のリム構造が開発されている。このリム構造では、リム本体とサイドリングの2つの部品により構成されている。リム本体は、ドロップ部を含まず、ほぼ円筒形状をなしており、一方の周縁部に第1ビードシート部と第1フランジ部を有し、他方の周縁部にサイドリングが着脱可能に取り付けられるようになっている。上記サイドリングは、第2ビードシート部と第2フランジ部とを有している。
なお、上記リム本体の他方の周縁部には、周方向に間隔をおいて複数の第1係合突起が形成され、上記サイドリングにも周方向に間隔をおいて複数の第2係合突起が形成され、これら第1,第2の係合突起の係合により上記サイドリングのリム本体への装着がなされている。
上記リム構造におけるタイヤ装填作業について説明する。最初にタイヤを真横からホイールの軸方向に沿って移動させながら、リム本体に装填する。第2フランジ部がサイドリングに形成されリム本体に形成されておらず、第2フランジ部がタイヤ装填時の障害とならないため、このようなタイヤの横装填が可能になる。しかも特許文献1ではテーパをなす第2ビードシート部もサイドリングに形成されリム本体に形成されていないので、タイヤを、変形を伴わずにリム本体に装填することができる。その結果、タイヤの装填作業を円滑かつ簡単に行なうことができる。
上記タイヤ装填により、タイヤの一方のビードが上記リム本体の第1ビードシート部に乗る。このタイヤ装填後にサイドリングを装着する。詳述すると、サイドリングの第2係合突起をリム本体の第1係合突起間の間隙に一致させた状態で、サイドリングを押し込む。これにより、サイドリングの第2ビードシート部にタイヤの他方のビードが乗る。この状態でサイドリングを所定角度回わすことにより、第2係合突起を第1係合突起の背後に位置させる。これにより、第1,第2係合突起同士を係合させる。
特開2004−17727号公報(図1,図7)
上記リム構造では、タイヤ装填の後にサイドリングを押し回す際に、サイドリングのビードシート部とタイヤのビードとの間で摩擦が働くため、サイドリングを回すのに力を要し、サイドリングの装着作業に手間取る不都合があった。
上記課題を解決するため、本発明に係わる車両用のホイールの横装填式リム構造は、リム本体と、環状のカラーと、サイドリングとを備え、上記リム本体の一方の周縁部には、外周面がテーパをなしてタイヤの一方のビードを乗せる第1ビードシート部が形成されるとともに、第1フランジ部が上記第1ビードシート部よりも上記リム本体の幅方向外側に形成され、上記リム本体の他方の周縁部には周方向に間隔をおいて複数の第1係合突起が形成されるとともに、当該他方の周縁部の外周には装着面が形成され、上記サイドリングには、第2フランジ部が形成されるとともに、周方向に間隔をおいて複数の第2係合突起が形成され、この第2係合突起が上記第1係合突起より幅方向内側に位置するようにして第1係合突起と係合することにより、上記サイドリングが上記リム本体の他方の周縁部に装着され、上記カラーは、その外周面がテーパをなしてタイヤの他方のビードを乗せる第2ビードシート部となり、上記リム本体の装着面に嵌められ、上記カラーの幅方向外側の周縁が上記サイドリングに係止されている。
上記構成によれば、第2フランジ部,第2ビードシート部に邪魔されずに円滑かつ簡単な作業でタイヤをリム本体に装填することができる。また、サイドリングとタイヤとの摩擦が小さくなるので、サイドリングを押し回してリム本体に装着する作業も円滑かつ簡単に行うことができる。
好ましくは、上記リム本体の装着面は、上記リム本体の中間部より小径をなしている。これによれば、カラーの装着面への嵌め込み状態を安定して維持できる。
好ましくは、上記第1係合突起が上記リム本体の内周に形成され、上記サイドリングがベース部を有し、このベース部が、円筒部とこの円筒部の幅方向外側の周縁から径方向外方向に突出する環状鍔部とを有し、上記円筒部の外周に上記第2係合突起が形成され、上記環状鍔部に上記第2フランジ部が連なり、上記環状鍔部で上記カラーの幅方向外側の周縁を係止する。これによれば、リム本体の周縁部の内周にサイドリングを装着し外周にカラーを装着するので、狭い領域にカラーとサイドリングを配置することができ、ひいてはリム構造の幅の増大を回避できる。
好ましくは、上記第1係合突起が、上記リム本体において上記装着面より幅方向外側の部位の外周に形成され、上記第1係合突起の外径が上記装着面の外径以下であり、上記サイドリングはベース部を有し、このベース部の内周に上記第2係合突起が形成され、このベース部の外周に上記第2フランジ部が形成され、このベース部で上記カラーの外側の周縁を係止する。これによれば、リム本体の内側の空間を広く確保でき、例えば種々の構成要素を当該空間に余裕を持って配置することができる。
好ましくは、上記ベース部の上記カラー寄りの部位は、その外周面がテーパをなして上記カラーの外周面とほぼ一致し、これにより第2ビードシート部の一部をなしている。これによれば、カラーを狭い幅にすることができるので、第2係合突起とカラーがリム本体の外周に配置されているにも拘わらず、カラーとサイドリングを比較的狭い領域に配置することができる。
本発明に係るホイールアッセンブリの組立方法は、
(イ)リム本体を含み、このリム本体の一方の周縁部に、テーパをなす第1ビードシート部が形成されるとともに、第1フランジ部が上記第1ビードシート部より上記リム本体の幅方向外側に形成され、上記リム本体の他方の周縁部に周方向に間隔をおいて複数の第1係合突起が形成されるとともに、当該他方の周縁部の外周に装着面が形成されたホイール本体と、
(ロ)第2フランジ部を有するとともに、周方向に間隔をおいて形成された複数の第2係合突起を有するサイドリングと、
(ハ)外周面がテーパをなし、第2ビードシート部として提供される環状のカラーと、
(ニ)タイヤと、
を用意し、
上記タイヤを上記リム本体の他方の周縁部から上記ホイールの軸方向に移動させてリム本体の外周に装填し、これにより、タイヤの一方のビードを上記リム本体の第1ビードシート部に乗せ、
次に、上記カラーを上記リム本体の装着面に嵌めることにより、上記タイヤの他方のビードをこのカラーに乗せ、
次に、上記サイドリングの第2係合突起を上記リム本体の第1係合突起間の間隙に位置させてサイドリングをリム本体に向かって押し込み、さらにサイドリングを所定角度回すことにより、上記第2係合突起を第1係合突起より上記リム本体の幅方向内側に位置するようにして第1係合突起と係合させ、これにより、上記サイドリングを上記リム本体の他方の周縁部に装着するとともに、このサイドリングで上記カラーの幅方向外側の周縁を係止することを特徴とする。
上記方法によれば、リム本体へのタイヤ,カラー,サイドリングの装着を円滑かつ簡単に行なうことができる。
本発明によれば、タイヤの装填作業およびサイドリングの装着作業を簡単にすることができる。
以下、本発明の第1実施形態について、図1を参照しながら説明する。図1は乗用車用(車両用)のホイールアッセンブリを示す。このホイールアッセンブリは、ホイールAとタイヤ50からなる。ホイールAは、互いに別体をなすホイール本体10とカラー20とサイドリング30の3つの部品からなる。
上記ホイール本体10は、リム本体11と、このリム本体11の一方の周縁部に連なるディスク19とを有している。このリム本体11と上記カラー20とサイドリング30により、本発明のリム構造が構成されている。
上記リム本体11の中間部12(幅方向の中間部)の外周面は、広い領域で円筒面をなしている。リム本体11の一方の周縁部には、第1ビードシート部13が形成されるとともに、第1フランジ部14が第1ビードシート部13より幅方向外側(リム本体11の幅方向外側)に形成されている。第1ビードシート部12の外周面は幅方向内側に向かって小径となるようにテーパをなしている。第1ビードシート部12の外周面と第1フランジ部13の内側の面は連なっている。さらにこの周縁部にはバルブ装着穴18が形成されており、このバルブ装着穴18には図示しないエアバルブが装着されている。
上記リム本体11の他方の周縁部の外周には、中間部12の外周面より低い小径円筒面からなる装着面15が形成されている。また、この周縁部の内周には、環状のシール壁16が形成されるとともに、このシール壁16から幅方向外方向に離れて複数例えば8つの第1係合突起17が形成されている。シール壁16,第1係合突起17は径方向,内方向に突出している。第1係合突起17は、周方向に所定長さを有するとともに互いに周方向に等間隔をなして離れている。
上記カラー20は第2ビードシート部として提供されるものであり、円筒状をなし、その内周が上記リム本体11の装着面15とほぼ等しい径の円筒面をなしており、この装着面15に嵌められている。装着面15には環状の収容溝が形成されており、この収容溝に収容されたエアシール用のOリング41により、カラー20とリム本体11との間のエアシールがなされている。カラー20の外周面21は幅方向内側に向かって小径となるようにテーパをなしている。なお、ビードシート部13,カラー20の外径はリム本体11の中間部12の外径以上である。
上記サイドリング30は、断面L字形のベース部31と、第2フランジ部35とを一体に有している。ベース部31は、円筒部31aと、この円筒部31aの幅方向外側の周縁から径方向外方向に突出する環状鍔部31bとを有している。第2フランジ部35は環状鍔部31aと面一をなして連なり、径方向,外方向に突出している。上記円筒部31aの外周には径方向,外方向に突出する第2係合突起32が形成されている。この第2係合突起32は、第1係合突起17と同数設けられ、周方向に等間隔をなして離れている。第2係合突起32の周方向長さは、第1係合突起17とほぼ等しく、第1係合突起17間の間隙の周方向長さ以下である。
上記サイドリング30の第2係合突起32がリム本体11の第1係合突起17の背後(幅方向内側)に位置した状態で係合することにより、サイドリング30がリム本体11に着脱可能に装着されている。上記円筒部31aの外周には上記第2係合突起32より幅方向内側に位置して環状の収容溝が形成されており、この収容溝にはダストシール用のOリング42が収容されている。上記サイドリング30の装着状態において、このOリング42にはリム本体11のシール壁16が当たり、これにより、係合突起17,32同士の係合箇所にダストが侵入するのを防止でき、サイドリング30を取り外す際に固まったダストが障害となるのを防止できる。また、このダストシール用のOリング42によりエアシール用のOリング41に外気や水等が触れるのを防止できるので、エアシール用のOリング41の劣化を防止できる。
上記タイヤ50は、一方のビード51がリム本体11の第1ビードシート部13に乗り、他方のビード52がカラー20に乗るようにして、リム本体11の外周に装着されている。
上記タイヤ50のビード51,52はそのエア圧により外側に開く力を受けるが、フランジ部14、35で規制され、しかもビードシート部13,カラー20がテーパをなしているので、ビードシート部13,カラー20に密着することができる。カラー20は、タイヤ50のビード52から幅方向,外方向の力を受けるが、上記カラー20の幅方向外側の周縁は、サイドリング30の環状鍔部31bの内側の面に係止されているので、ビード52をしっかりと支持することができる。
上記構成のリム構造では、カラー20の径方向内側にサイドリング30の装着構造が配置されているので、カラー20とサイドリング30の配置領域を狭くすることができ、ひいてはリム構造の幅の増大を回避することができる。
上記構成をなすタイヤアッセンブリの組立方法について説明する。リム本体11のバルブ装着穴18にエアバルブを装着しておく。図2に示すように、タイヤ50を第1フランジ部13の反対側の周縁部からリム本体11に横装填する。すなわち、タイヤ50を上記ホイール本体10と同軸に維持したまま、ホイール本体10の軸方向に移動してリム本体11の外周に装填する。この横装填に際して、リム本体11には第2フランジ部も第2ビードシート部も形成されていないので、タイヤ50の一方のビード51は、障害なくリム本体11の周縁部を通過し、さらに円筒面をなす中間部12を大きな抵抗なく通過して、第1シード12に乗せることができる。その結果、タイヤ50の装填作業を簡単かつ円滑に行なうことができる。なお、タイヤ50のリム本体11への装填状態において、他方のビード52は、リム本体11の装着面15と間隙を介して対峙している。
次に、図3に示すように、上記カラー20をホイール本体10と同軸に維持したまま移動させてリム本体11の装着面15に嵌める。この際、カラー20が上記タイヤ51のビード52の内周に入り込み、カラー20の外周面21にビード52が乗る。カラー20は、その外周面21とビード52との間の摩擦による抵抗を受けるが、回動操作が不要で単に押し込むだけであるから、カラー20の装着作業は簡単である。なお、カラー20の装着に先だって装着面15に形成された収容溝にはエアシール用のOリング41が収容されており、カラー20と装着面15との間のエアシールが得られる。
次に、図1に示すように、上記サイドリング30をリム本体11に装着する。詳述すると、上記サイドリング30の第2係合突起32を上記リム本体11の第1係合突起17間の間隙に位置させてサイドリング30を押し込み、さらにこれを所定角度回して、第2係合突起32を第1係合突起17の背後(幅方向内側)に位置させて係合させる。ダストシール用のOリング42を取付けるため、サイドリング30を更に押し込み、サイドリング30の第2フランジ部35の内周面が、リム本体11の第1係合突起17の外周面と接面するようにする。Oリング溝はシール壁16から覆われなくなるため、Oリング42をOリング溝に装着することができる。この後、図示しない周知の回り止め手段により、サイドリング30の回り止めを行なう。このサイドリング30の押し回しの際に、サイドリング30がタイヤ50のビード52の内周に接していないので、ビード52から大きな摩擦抵抗を受けずに済み、装着を簡単かつ円滑に行なうことができる。
最後に、タイヤ50に圧縮空気を供給する。これにより、タイヤ50のビード51,52が、第1のビードシート部13,カラー20に密着する。また、タイヤ50のサイドウォールは第1,第2のフランジ部14、35に密着し幅方向外側に押すことにより、サイドリング30が幅方向外側にずれて、シール壁16がOリング42を押しつぶし、Oリング42によるシールが完全となる。
次に、本発明の第2実施形態を、図4を参照しながら説明する。図4において第1実施形態に対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。第2実施形態は、サイドリング30Aの装着構造が第1実施形態と異なるので、以下に詳述する。リム本体11において第1フランジ部14と反対側の周縁部外周には、装着面15と第1係合突起17が形成されている。第1係合突起17は装着面15より幅方向外側に位置し、径方向外方向に突出している。なお、第1係合突起17の幅方向外側にはダストシール用のOリング42を嵌め込む収容溝が形成されている。上記第1係合突起17の外径は上記装着面15の外径以下である。
上記サイドリング30Aはベース部31Aを有し、このベース部31Aの内周には、径方向,内方向に突出する第2係合突起32と環状シール壁39が幅方向に離れて形成されている。シール壁39は第2係合突起32より幅方向外側に位置していてOリング42に当たっている。ベース部31Aはカラー20の幅方向外側の周縁を係止している。第2実施形態ではサイドリング30がリム本体11の外周に装着されるので、リム本体11の径方向内側の空間を広くすることができる。
また、第2実施形態ではカラー20の幅が第1実施形態より狭く、その代わりにベース部31Aのカラー20寄りの外周面31xがテーパをなして、上記カラー20の外周面とほぼ一致し、第2ビードシート部の一部となっている。これにより、サイドリング30の装着構造とカラーがリム本体の外周に配置されているにも拘わらず、カラーとサイドリングを比較的狭い領域に配置することができる。
上記第2実施形態のホイールアッセンブリの組立方法は第1実施形態と基本的に同じであるので、説明を省略する。
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、リム本体11の中間部12の外周には、タイヤパンク時にタイヤを介して車両重量を受け車両走行を継続可能にする環状の中子や、高強度のタイヤがパンクした時にタイヤのビードの横移動を防止して車両走行継続を可能にする環状のストッパ等を装着してもよい。この場合、中子やストッパは、カラー装着前にリム本体に装着される。
本発明の第1実施形態に係わるリム構造を備えたホイールアッセンブリの要部拡大縦断面図である。 同ホイールアッセンブリの組立工程において、リム本体にタイヤを装填した状態を示す要部拡大縦断面図である。 同ホイールアッセンブリの組立工程において、リム本体にカラーを嵌めた状態を示す要部拡大縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係わるリム構造を備えたホイールアッセンブリの要部拡大縦断面図である。
符号の説明
A ホイール
10 ホイール本体
11 リム本体
12 リム本体の中間部
13 第1ビードシート部
14 第1フランジ部
15 装着面
17 第1係合突起
20 カラー(第2ビードシート部)
21 カラーの外周面
30,30A サイドリング
31,31A ベース部
31a 円筒部
31b 環状鍔部
32 第2係合突起
35 第2フランジ部
50 タイヤ
51,52 ビード

Claims (6)

  1. リム本体と、環状のカラーと、サイドリングとを備え、
    上記リム本体の一方の周縁部には、外周面がテーパをなしてタイヤの一方のビードを乗せる第1ビードシート部が形成されるとともに、第1フランジ部が上記第1ビードシート部よりも上記リム本体の幅方向外側に形成され、上記リム本体の他方の周縁部には周方向に間隔をおいて複数の第1係合突起が形成されるとともに、当該他方の周縁部の外周には装着面が形成され、
    上記サイドリングには、第2フランジ部が形成されるとともに、周方向に間隔をおいて複数の第2係合突起が形成され、この第2係合突起が上記第1係合突起より幅方向内側に位置するようにして第1係合突起と係合することにより、上記サイドリングが上記リム本体の他方の周縁部に装着され、
    上記カラーは、その外周面がテーパをなしてタイヤの他方のビードを乗せる第2ビードシート部となり、上記リム本体の装着面に嵌められ、上記カラーの幅方向外側の周縁が上記サイドリングに係止されていることを特徴とする車両用ホイールの横装填式リム構造。
  2. 上記リム本体の装着面は、上記リム本体の中間部より小径をなしていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイールの横装填式リム構造。
  3. 上記第1係合突起が上記リム本体の内周に形成され、上記サイドリングがベース部を有し、このベース部が、円筒部とこの円筒部の幅方向外側の周縁から径方向外方向に突出する環状鍔部とを有し、上記円筒部の外周に上記第2係合突起が形成され、上記環状鍔部に上記第2フランジ部が連なり、上記環状鍔部で上記カラーの幅方向外側の周縁を係止することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ホイールの横装填式リム構造。
  4. 上記第1係合突起が、上記リム本体において上記装着面より幅方向外側の部位の外周に形成され、上記第1係合突起の外径が上記装着面の外径以下であり、上記サイドリングはベース部を有し、このベース部の内周に上記第2係合突起が形成され、このベース部の外周に上記第2フランジ部が形成され、このベース部で上記カラーの外側の周縁を係止することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ホイールの横装填式リム構造。
  5. 上記ベース部の上記カラー寄りの部位は、その外周面がテーパをなして上記カラーの外周面とほぼ一致し、これにより第2ビードシート部の一部をなしていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ホイールの横装填式リム構造。
  6. (イ)リム本体を含み、このリム本体の一方の周縁部に、テーパをなす第1ビードシート部が形成されるとともに、第1フランジ部が上記第1ビードシート部より上記リム本体の幅方向外側に形成され、上記リム本体の他方の周縁部に周方向に間隔をおいて複数の第1係合突起が形成されるとともに、当該他方の周縁部の外周に装着面が形成されたホイール本体と、
    (ロ)第2フランジ部を有するとともに、周方向に間隔をおいて形成された複数の第2係合突起を有するサイドリングと、
    (ハ)外周面がテーパをなし、第2ビードシート部として提供される環状のカラーと、
    (ニ)タイヤと、
    を用意し、
    上記タイヤを上記リム本体の他方の周縁部から上記ホイールの軸方向に移動させてリム本体の外周に装填し、これにより、タイヤの一方のビードを上記リム本体の第1ビードシート部に乗せ、
    次に、上記カラーを上記リム本体の装着面に嵌めることにより、上記タイヤの他方のビードをこのカラーに乗せ、
    次に、上記サイドリングの第2係合突起を上記リム本体の第1係合突起間の間隙に位置させてサイドリングをリム本体に向かって押し込み、さらにサイドリングを所定角度回すことにより、上記第2係合突起を第1係合突起より上記リム本体の幅方向内側に位置するようにして第1係合突起と係合させ、これにより、上記サイドリングを上記リム本体の他方の周縁部に装着するとともに、このサイドリングで上記カラーの幅方向外側の周縁を係止することを特徴とするホイールアッセンブリの組立方法。
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