JP4254656B2 - 自動演奏装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、表示機能を有する自動演奏システムに関する。
従来より、自動演奏装置においては、例えば、特許文献1に示されるように、歌詞データが含まれる楽曲データを記憶し、楽曲データの再生に伴って歌詞データも読み出し、歌詞を表示する表示機能付きのものが知られている。
特開平10−254468号公報
しかしながら、このような表示機能付き自動演奏装置では、単に歌詞を表示するだけであり、インタラクティブ性が無く、面白みが少ない。
この発明は、このような事情に鑑み、インタラクティブ性があり面白みのある自動演奏を実現することができる自動演奏システムを提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、ユーザにより演奏操作される演奏操作子(14)を備えた演奏操作手段(14,2)と、楽曲の進行に従って、演奏イベント、演奏操作に応じて所定の態様で楽音信号を生成するように制御する所定の演奏機能(例えば、エニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能など)の実行を指示する制御コマンドを表わす機能制御イベント(Ca〜Cc)、及び、上記演奏機能に関する演奏操作をユーザに案内する演奏機能関連メッセージを表わすメッセージイベント(Ma〜Mc)がタイミングデータと共に順次記録された楽曲データ(Si;Sa〜Sc)を記憶する楽曲データ記憶手段(2〜4)と、楽曲データ記憶手段(2〜4)に記憶された楽曲データ(Si)から順次イベントを読み出して楽曲データの再生を進める楽曲データ再生手段(F1)と、楽曲データ再生手段(F1)により楽曲データ(Si)から読み出される機能制御イベント(Ca〜Cc)に基づいて上記演奏機能(例えば、エニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能など)を実行する演奏機能実行手段(F2;F2a〜F2c:P3)と、楽曲データ再生手段(F1)により楽曲データ(Si)から読み出されるメッセージイベント(Ma〜Mc)に基づいて上記演奏機能関連メッセージを順次表示するメッセージ表示手段(7,16;P5)と、楽曲データ再生手段(F1)により楽曲データ(Si)から読み出される演奏イベントに基づいて楽音信号を生成する楽音信号生成手段(8:P6)とを具備し、演奏機能実行手段(F2:P3)は、ユーザによる演奏操作子(14)の演奏操作に応じて、楽音信号生成手段(8:P6)により上記演奏機能に対応する所定の態様で楽音信号を生成するように、楽曲データ再生手段(F1)による楽曲データ(Si)の再生動作を制御する自動演奏装置(電子音楽装置)〔請求項1〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために実施例における参照記号や用語、参照箇所等を例示的に付加したものであり、以下においても同様である。
また、この特徴に従うと、ユーザにより演奏操作される演奏操作子(14)を備えた演奏操作手段(14,2)と、楽曲の進行に従って、演奏イベント、ユーザの演奏操作に応じて所定の態様で楽音信号を生成するように制御する所定の演奏機能(例えば、エニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能など)の実行を指示する制御コマンドを表わす機能制御イベント(Ca〜Cc)、及び、上記演奏機能に関する演奏操作をユーザに案内する演奏機能関連メッセージを表わすメッセージイベント(Ma〜Mc)がタイミングデータと共に順次記録された楽曲データ(Si;Sa〜Sc)を記憶する楽曲データ記憶手段(2〜4)とを具備し、自動演奏装置として機能するコンピュータ(電子音楽装置)に、楽曲データ記憶手段(2〜4)に記憶された楽曲データ(Si)から順次イベントを読み出して楽曲データの再生を進める楽曲データ再生ステップ(F1)と、楽曲データ再生ステップ(F1)で楽曲データ(Si)から読み出される機能制御イベント(Ca〜Cc)に基づいて上記演奏機能(例えば、エニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能など)を実行する演奏機能実行ステップ(F2;F2a〜F2c:P3)と、楽曲データ再生ステップ(F1)で楽曲データ(Si)から読み出されるメッセージイベント(Ma〜Mc)に基づいて上記演奏機能関連メッセージを順次表示するメッセージ表示ステップ(P5)と、楽曲データ再生ステップ(F1)で楽曲データ(Si)から読み出される演奏イベントに基づいて楽音信号を生成する楽音信号生成ステップ(P6)とから成り、演奏機能実行ステップ(F2:P3)では、ユーザによる演奏操作子(14)の演奏操作に応じて、楽音信号生成ステップ(P6)で上記演奏機能に対応する所定の態様で楽音信号を生成するように、楽曲データ再生ステップ(F1)における楽曲データ(Si)の再生動作を制御する手順を実行させる自動演奏プログラム〔請求項2〕が提供される。
この発明による自動演奏システムによると、自動演奏装置(電子音楽装置、コンピュータ)には、ユーザにより演奏操作される鍵盤などの演奏操作子(14)を備えた演奏操作手段(14,5)が設けられ、エニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能など、ユーザの演奏操作に応じて所定の態様で楽音信号を生成するように制御する各種演奏機能が搭載されており、自動演奏装置の楽曲データ記憶手段(2〜4)には、演奏イベントに加えて、このような演奏機能の実行を指示する制御コマンドを表わす機能制御イベント(Ca〜Cc)と、演奏機能に関する演奏操作をユーザに案内する多数の演奏機能関連メッセージを表わすメッセージイベント(Ma,Mb,Mc)を、タイミングデータと共に、順次時系列的に記録した楽曲データ(Si;Sa,Sb,Sc)が記憶されている。自動演奏時には、楽曲データ記憶手段(2〜4)に記憶された楽曲データ(Si)から順次イベントを読み出して楽曲データの再生を進め(F1)、楽曲データ(Si)から機能制御イベント(Ca〜Cc)を読み出すと、演奏機能(例えば、エニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能など)を実行し(F2;F2a〜F2c:P3)、その際、楽曲データ(Si)から読み出されるメッセージイベント(Ma〜Mc)に基づいて演奏機能関連メッセージを順次表示し、演奏機能に関する演奏操作がユーザに案内される(P5)。そして、ユーザが、演奏機能関連メッセージの表示に合わせて演奏操作子(14)を演奏操作すると、演奏機能の実行により、ユーザの演奏操作に応じて、演奏機能に対応する所定の態様で楽曲データ(Si)の演奏イベントに基づく楽音信号を生成するように、楽曲データ(Si)の再生動作(F1)が制御される(P6)。つまり、演奏機能関連メッセージの表示に合わせてユーザが演奏操作を行う(例えば、鍵盤を弾く)と、この演奏操作に応じて、楽曲データの再生動作が制御され、演奏機能に対応する所定の態様で演奏イベントに基づく楽音信号が生成される。例えば、エニーキー機能実行時は、エニーキー機能関連メッセージの表示に合わせて、ユーザが任意の鍵をタイミングよく操作すれば、楽曲データの再生が正常に進んで楽音信号が生成されて行く。
従って、この発明によれば、楽曲データの再生に従って、ユーザの演奏操作に応じて所定の態様で楽音信号を生成するように制御する各種演奏機能が実行され、演奏機能関連メッセージが順次表示され、表示された演奏機能関連メッセージに合わせてユーザが演奏操作を行うと、ユーザの演奏操作に応じて、演奏機能に対応する所定の態様で楽曲データに基づく楽音信号が生成され、インタラクティブ性の有る面白い自動演奏を実現することができる。
以下、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明する。しかしながら、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による自動演奏システムのハードウエア構成ブロック図を示す。この自動演奏システムの本体となる電子音楽装置には、電子楽器や音楽情報処理機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)のような音楽情報処理装置(コンピュータ)が用いられ、このような電子音楽装置は、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、MIDIインターフェース(I/F)10、通信インターフェース(I/F)11などを備え、これらの要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
CPU1は、所定の制御プログラムに従い、タイマ13によるクロックを利用して、自動演奏処理を含む種々の音楽データ処理を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられる。また、ROM3には、これらの処理を実行するために、自動演奏プログラムを含む各種制御プログラムやデモンストレーション用の楽曲データ、各種データ、パラメータ等が予め記憶される。
外部記憶装置4は、ハードディスク(HD)等の内蔵記憶媒体の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、スマートメディア(登録商標)等の小型メモリカード、等々、種々の可搬性の外部記録媒体を含み、任意の外部記憶装置4に記憶された任意の楽曲データをこの電子音楽装置で処理することができる。
演奏操作検出回路5は、鍵盤などの演奏操作子14の演奏操作内容を検出し、設定操作検出回路6は、キースイッチやマウス等の設定操作子15の設定操作内容を検出し、それぞれ、検出内容に対応する情報をシステム本体に導入する。例えば、設定操作子15には楽曲データの再生動作を開始/停止するためのスタート/ストップスイッチが含まれる。
表示回路7は、各種画面を表示するディスプレイ16やガイドランプ、各種インジケータを備え、これらの表示/点灯内容をCPU1からの指令に従って制御し、各操作子14,15の操作に対する表示援助を行う。例えば、ディスプレイ16には、システムの動作モードに応じてメッセージや歌詞を表示することができ、演奏操作子14の鍵盤近傍に各鍵に対応して設けられたガイドランプは、所定の動作モードにおいて楽曲データの自動演奏に従って点灯し押鍵をガイドすることができる。
音源回路8は、演奏操作子14の実演奏に基づく楽音データや記憶手段3,4の楽曲データに基づく楽音データに対応する楽音信号を生成する。効果付与DSPを有する効果回路9は楽音信号に所定の効果を付与し、これに後続するサウンドシステム17は、D/A変換部やアンプ、スピーカを備え、効果が付与された楽音信号に基づく楽音を発生する。
また、MIDII/F10には他のMIDI音楽機器EDが接続され、この電子音楽装置と他の音楽機器EDとの間で、演奏データを含むMIDI楽曲データを授受し、このシステムで利用することができる。また、通信I/F11には、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)などの通信ネットワークCNが接続され、外部のサーバコンピュータSV等から制御プログラムをダウンロードしたり、楽曲データをRAM2に一時記憶し或いは更に外部記憶装置4に保存して、このシステムで利用することができる。
〔各種機能の実行とメッセージ表示〕
この発明の一実施例による自動演奏システムにおいては、電子音楽装置に搭載された操作応答性演奏機能の制御コマンドと当該機能の関連メッセージを含む楽曲データを再生して当該機能を実行しつつ関連メッセージを順次表示したり、多数の占いメッセージを含む楽曲データを再生して占いメッセージを順次切換え表示すると共に楽曲データの停止に応じてその時点の占いメッセージ表示を静止させることができる。
図2は、この発明の一実施例による自動演奏システムの機能を概略的に表わす機能ブロック図である。ここで、図2を用いて、この自動演奏システムの機能の概要を説明しておく。このシステムは、ユーザの演奏操作(14)に応答してエニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能などの演奏機能を実行することが可能な機能実行手段F2a〜F2cを搭載しており、記憶手段2〜4に記憶されている楽曲データSi;Sa〜Scには、各演奏機能の実行を指示する制御コマンド(Ca〜Cc)と当該演奏機能に関連した複数のメッセージ(Ma〜Mc)が順次テキストで埋め込まれている。自動演奏時には、再生対象となる楽曲データSa〜Scの制御コマンド(Ca〜Cc)に基づいて、対応する演奏機能の実行を対応する機能実行手段F2a〜F2cに指示し、また、当該楽曲データSa〜Sc中のメッセージ(Ma〜Mc)を順次表示してユーザ操作を案内する。また、楽曲データSiには、曲の進行に従って多数の占いメッセージ(Md)が順次テキストで埋め込まれた楽曲データSdもあり、楽曲データSdの自動演奏時には、高速で切り換えられる占いメッセージ(Md)の表示をストップ操作で保持して静止させることができる。
以下、図2に従って詳しく説明する。この自動演奏システムでは、CPU1は、楽曲再生モジュールF1、各種機能実行モジュールF2及び実演奏処理モジュールF3の処理機能を有する。楽曲再生モジュールF1は、設定操作子6のスタート/ストップスイッチから検出回路6を通じて、スタート/ストップスイッチのユーザ操作(スタート操作/ストップ操作)に基づく開始/停止指示が入力され、この開始/停止指示に従って、それぞれ、記憶手段2〜4に記憶されている楽曲データSiの再生動作を開始/停止する。
各種機能実行モジュールF2は、記憶手段2〜4から所望の楽曲データSiを読み出して再生する際に、当該楽曲データSiに含まれる制御コマンドに従って、「エニーキー」機能、「一致進行」機能又は「演奏補助」機能と呼ばれる各種の操作応答性演奏機能(ユーザ操作に応答して、予め定められた自動演奏の進行態様を制御する機能)を実行し、楽曲再生モジュールF1の再生動作を制御する。また、実演奏処理モジュールF3は、各種機能実行モジュールF2による各種機能がオフのときに、鍵盤などの演奏操作子14の操作(演奏操作)に対応する演奏操作信号が演奏操作検出回路5を通じて入力され、演奏操作に基づく楽音信号を音源8から生成させる。
各種機能実行モジュールF2は、エニーキー、一致進行又は演奏補助機能を実行するエニーキー機能実行部F2a、一致進行機能実行部F2b及び演奏補助機能実行部F2cを備え、楽曲再生モジュールF1は、楽曲データSi;Sa,Sb,Scから制御コマンドを読み出すと、読み出された制御コマンドの種類に応じて機能実行部F2a,F2b,F2cの何れかを能動化する。能動化された機能実行部F2a,F2b,F2cは、夫々の機能に対応する態様で、演奏操作入力(14→5)に応じた楽曲データ再生制御を行う。
例えば、エニーキー機能制御コマンド(Ca)を含む「エニーキー用楽曲データSa」が再生される場合、この制御コマンド(Ca)によりエニーキー機能実行部F2aが動作して「エニーキー」機能を実行し、システムの動作モードはエニーキーモード(A)となる。エニーキーモード(A)では、楽曲データSaから順次読み出されるエニーキー機能関連メッセージ(Ma)が表示回路7を通じてディスプレイ16の画面に表示され、楽曲データSaの曲進行に従ってユーザが演奏操作子14の任意の鍵をタイミングよく操作すれば、楽曲再生モジュールF1により楽曲データSaの再生が正常に進んで行く。これにより、音源8を通じて楽曲データSa中の演奏データ(自動演奏データ)に基づく楽音信号が生成されて行き、ディスプレイ16には、随時、その後のエニーキー機能関連メッセージ(Ma)が表示される。なお、タイミングを逸すれば楽曲データSaの再生は一時停止され、スタート操作(スタートスイッチの操作)により再生を再開することができる。
次に、一致進行機能制御コマンド(Cb)を含む「一致進行用楽曲データSb」が再生される場合は、この制御コマンド(Cb)に従って一致進行機能実行部F2bが「一致進行」機能を実行して一致進行モード(B)となる。一致進行モード(B)では、楽曲データSbから順次読み出される一致進行機能関連メッセージ(Mb)がディスプレイ16に表示され、楽曲データSb中の演奏データに基づき点灯されるガイドランプの案内に従ってユーザが演奏操作子14のガイド対応鍵を操作して行けば、楽曲再生モジュールF1により楽曲データSbの再生が順調に進められる。また、許容時間内にガイド対応鍵の操作がなければ楽曲データSbの再生は一時停止され、スタート操作で再生が再開される。楽曲データSbの再生が進行している間、音源8を通じて演奏データに基づく楽音信号が順次生成され、随時、その後の一致進行機能関連メッセージ(Mb)が画面に表示される。
さらに、演奏補助機能制御コマンド(Cc)を含む「演奏補助用楽曲データSc」が再生される場合は、演奏補助機能実行部F2cはこのコマンド(Cc)により「演奏補助」機能を実行してシステムを演奏補助モード(C)で動作させる。演奏補助モード(C)では、楽曲データSc中の演奏補助機能関連メッセージ(Mc)がディスプレイ16に順次表示され、楽曲の進行に従ってユーザが適当に演奏操作子14の鍵を操作すると、楽曲再生モジュールF1により読み出されている楽曲データSc中の演奏データ(和音データ)に基づき、操作された鍵の音高が演奏補助機能実行部F2cにおいて、この和音データに適合する音高に修正され、音源8を通じて、修正された音高の楽音信号が生成されていき、また、随時、その後の演奏補助機能関連メッセージ(Mc)が画面に表示される。
また、楽曲再生モジュールF1は、多数の占いメッセージ(Md)を含む「占い入り楽曲データSd」を再生することもでき、この場合のシステムの動作モードは占いモード(D)と呼ばれる。この占いモード(D)では、楽曲再生モジュールF1は、設定操作子6のスタート操作(スタートスイッチの操作)により再生動作を行っている間、楽曲データSdの演奏データに従って、順次、音源8を通じて楽音信号を生成させると共に、表示回路7を通じてディスプレイ16の画面に多数の占いメッセージ(Md)を、ユーザが認知できないような高速で、順次、表示して行く。ストップ操作があると、この再生動作は一時停止し、音源8による楽音信号の生成を停止させ、表示回路7には、その時点で画面に表示されている占いメッセージ(Md)を保持させる。これにより静止表示された占いメッセージは、ユーザに視認可能となり、占い結果としてユーザに提示される。一時停止後、ユーザは、スタート操作で再生動作を再開させることにより再び占いに挑戦することができる。
なお、演奏補助モード(C)では、更に歌詞データ(Ly)を含む楽曲データScを用いることにより、楽音信号の生成に合わせて、歌詞データに基づく歌詞を表示して行くことができる。また、上述した何れの動作モード(A〜D)においても、楽曲データSi;Sa〜Sd中の演奏データに連係する楽譜表示データを用意しておき、楽音信号の生成に合わせて、対応する楽譜を進行的にディスプレイ画面に背景表示することができる。
〔楽曲データの構成例〕
この発明の一実施例による自動演奏システムでは、上述したように、通常の演奏データ含む楽曲データに、制御コマンド乃至メッセージを埋め込むだけで簡単に作成される楽曲データを用いてインタラクティブに楽曲再生(楽音の生成、メッセージや歌詞の表示)を行い自動演奏を楽しむことができる。図3は、この発明の一実施例による自動演奏システムでインタラクティブな楽曲再生に用いることができる楽曲データの種類例を示す。
図3(a)の楽曲データは、通常の演奏データに「エニーキー機能制御コマンドCa」と多数の「エニーキー機能に関するメッセージMa」が埋め込まれたエニーキー用楽曲データSaである。この自動演奏システムは、エニーキー楽曲データSaを利用して、エニーキー機能実行部F2aによりエニーキーモード(A)で動作することができる。また、図3(b)の楽曲データは、「一致進行機能制御コマンドCb」と多数の「一致進行機能に関するメッセージMb」が埋め込まれた一致進行用楽曲データSbである。この一致進行楽曲データSaを用いると、一致進行機能実行部F2bによりシステムを一致進行モード(B)で動作させることができる。
さらに、図3(c)の楽曲データは、「演奏補助機能制御コマンドCc」と多数の「演奏補助機能に関するメッセージMc」が埋め込まれた演奏補助用楽曲データScである。この演奏補助楽曲データScを利用すると、演奏補助機能実行部F2cによりシステムを演奏補助モード(C)で動作させることができる。なお、演奏補助用楽曲データScには、図3(c)の括弧内に示されるように、更に歌詞データLyを含ませることができる。
また、図3(d)の楽曲データは、多数の「占いメッセージMd」が埋め込まれた占い入り楽曲データSdである。この占い入り楽曲データSdを再生に利用する占いモード(D)では、ユーザのスタート/ストップ操作に応じて、複数の占いメッセージMdを高速で切換え表示したり、ストップ操作時点のメッセージMdを静止表示することができる。
図4は、この発明の一実施例による自動演奏システムで利用される楽曲データのフォーマット例を示す。この自動演奏システムで利用される楽曲データSi;Sa,Sb,Sc,Sd,…のフォーマットは、例えば、従来からあるSMF(Standard MIDI File)形式と同様の方法で記述することができ、図4の左側に示されるように、初期設定データDsで始まり、タイミング(データ)Tm1,Tm2,…とこれらの夫々に続くイベント(データ)Ev1,Ev2,…とが対応して時系列的に配列される。
初期設定情報Dsには、当該楽曲データSiの概要や仕様を文字列で説明したヘッダ情報や最初の再生態様を設定するための再生設定情報が記録されており、再生設定情報には、例えば、初期音色や初期テンポなどがある。イベントデータEv1,Ev2,…は、図4の左側に示されるように、対応する夫々のタイミングTm1,Tm2,…において、楽曲を再生するための各種の処理を音源8や表示回路7などに指示するデータであり、図4の左側に示されるように、通常の演奏イベントや、演奏終了を示す末尾のエンドデータEdがあり、さらに、これらのイベントに加えて、各種機能制御コマンドや、メッセージや歌詞などのテキスト、文字列表示制御情報などがメタイベントとして埋め込まれる。
例えば、演奏イベントには、音符の発音/消音を指示するノートオン/ノートオフのイベント、音量(ボリューム)、音色、効果などを指示するイベントがある。各種機能制御コマンドには、既に説明したように、エニーキー機能実行のオン/オフを指令するためのエニーキー機能制御コマンドCa、一致進行機能実行のオン/オフを指令するための一致進行機能制御コマンドCb、演奏補助機能実行のオン/オフを指令するための演奏補助機能制御コマンドCcなどがある。なお、各機能のオフを指令するためのコマンドは、各楽曲データの末尾近くに埋め込まれており、楽曲の再生終了に伴い、オンコマンドにより動作可能にセットされた各機能の動作を解除するために用いられる。
メッセージテキストは、各機能制御コマンドCa,Cb,Ccにより実行が指令されるエニーキー機能、一致進行機能、演奏補助機能に関してユーザに説明/案内するための機能関連メッセージや、占いの内容を表わす占いメッセージを文字列で表わすイベントであり、占いメッセージは、機能関連メッセージに比べて非常に短いタイミング周期(例えば、16分音符毎)で現われる。歌詞テキストは、演奏イベントにより表わされる楽曲の進行に対応する歌詞を構成する文字列を表わすイベントである。なお、メッセージ/歌詞テキストには、それぞれ、メッセージ/歌詞テキストが後続することを表わすテキスト識別イベント(メッセージ/歌詞識別イベント)が先行する。文字列表示に関係するイベントには、更に、これらのテキストイベントによる文字列に対して改行や改ページを指令する改行/改ページコマンドや、文字列表示のオフを指令する表示オフコマンド、等々の文字列表示制御コマンドがある。
なお、歌詞テキストの表示については、カラオケ演奏装置における歌詞文字の色塗りに相当する所謂“ワイプ”処理が施される。このワイプ処理は、改ページコマンドで区切られる一連の歌詞テキスト及び改行コマンドのグループを先読みして1グループ分の歌詞テキストをディスプレイ16の画面に表示しておき、当該グループに含まれる各歌詞テキストの再生タイミングが実際に到来する毎に、対応する歌詞テキストの色を順次塗り替えて行くことにより、実現される。これに対して、メッセージテキストにはこのようなワイプ処理が行われない。
〔表示例〕
図5は、この発明の一実施例による自動演奏システムの各動作モードにおける画面表示の例を示す。図5(a)は、エニーキー機能制御コマンドCaとエニーキー機能関連メッセージMaが入ったエニーキー用楽曲データSaを再生する「エニーキーモードA」においてディスプレイ16に表示されるメッセージの一例を示している。エニーキーモードAでは、CPU1は、楽曲データSaからエニーキー機能制御(オン)コマンドCaを読み出すことで、各種機能実行モジュールF2のエニーキー機能実行部F2aを動作させるようにセットし、楽曲データSaから同一タイミングのエニーキー機能関連メッセージテキストや文字列表示制御コマンドを読み出す毎に、対応するエニーキー機能関連メッセージMaを文字列表示制御コマンドに従った配列でディスプレイ16の画面に表示させる。
図5(a)の表示例は、楽曲データSaの再生を開始した後エニーキー機能が実際に稼働する前又は稼働中の或るタイミングにおけるメッセージを表わしている。このメッセージは、楽曲データSa中に、或る時点を表わすタイミングデータとメッセージ識別イベント(メッセージテキストが後続することを表わす)とを対応させて埋め込み、更に、その後の同一時点を表わす6つのタイミングデータと、メッセージテキスト=「タイミングだけをあわせ、」、改行コマンド、メッセージテキスト=「鍵盤を適当に弾いて」、改行コマンド、メッセージテキスト=「みましょう。」及び改ページコマンドという6つのイベントデータとを夫々対応させて、順次、埋め込んでおくことによって、表示することができる。
エニーキーモードAにおいては、図5(a)のメッセージに示されるように、ユーザは、タイミングだけをあわせて任意の鍵盤を適当に弾いてみるだけで、楽曲データSa中の演奏データによる演奏を順調に進めていくことができる。エニーキー機能に関するメッセージを曲の進行に沿って複数箇所に埋め込んでおくことで、メッセージが表示され、ユーザがそれに合わせて鍵盤を適当に弾く、という動作が繰り返されることになり、ユーザは、あたかも電子音楽装置と対話をしている感覚で、自動演奏をインタラクティブに楽しむことができる。
図5(b)は、一致進行機能制御コマンドCbと一致進行機能関連メッセージMbが入った一致進行用楽曲データSbを再生する「一致進行モードB」においてディスプレイ16に表示されるメッセージの一例を示す。一致進行モードBでは、CPU1は、楽曲データSbから一致進行機能制御(オン)コマンドCbを読み出すことで、各種機能実行モジュールF2の一致進行機能実行部F2bを動作させるようにセットし、楽曲データSbから同一タイミングの一致進行機能関連メッセージテキストや文字列表示制御コマンドを読み出す度に、対応する一致進行機能関連メッセージMbを文字列表示制御コマンドに従った文字配列でディスプレイ16の画面に表示させる。
図5(b)の表示例は、楽曲データSbの再生を開始した後一致進行機能が実際に稼働する前又は稼働中の或るタイミングにおけるメッセージを表わしている。この表示例の場合、一致進行モードBでは、音高の連続的な変化が周期的に現われる演奏データを含む一致進行用楽曲データSbが用いられる。ユーザは、このような楽曲データSbに基づくガイドランプの案内に従って、正しい鍵をタイミングよく操作し、丁度ピンポン球を鍵盤の左右で交互に打ち返して卓球ゲームをプレイするようなイメージで演奏操作を行うと、楽曲データSb中の演奏データに従って周期的に音高が変化するメロディが持続的に生成されて行く。一致進行機能に関するメッセージを曲の進行に沿って複数箇所に埋め込んでおくことで、メッセージが表示され、ユーザがそれに合わせて正しい鍵盤を弾く、という動作が繰り返されることになり、ユーザは、あたかも電子音楽装置と対話をしている感覚で、アミューズメント的な演奏操作でインタラクティブに自動演奏を楽しむことができる。
すなわち、この楽曲データSb中の演奏イベントは、ノートの音高が、例えば、低音高から或る最高音高へと連続的に変化し、最高音高に達すると逆に次の最低音高へと連続的に変化し、最低音高に達すると、再び、次の最高音高へと連続的に変化することを周期的に繰り返すような演奏メロディを表わす。そして、システムがこのような楽曲データSbにより一致進行モードBで動作する際には、一致進行機能実行部F2bは、音源8で生成される楽音が或る最高音高に到達した時点で当該最高音高の鍵に対応するガイドランプを点灯させ、この時点の許容時間範囲内に当該ガイド鍵のユーザ操作があると、次の最低音高に向かって音高が変化する楽音を生成させて行き、最低音高に到達すると当該最低音高の鍵に対応するガイドランプを点灯させて当該ガイド鍵のユーザ操作を待つという動作を繰り返し、許容時間範囲内にガイド鍵のユーザ操作がなければ、楽音の生成を停止する。
もちろん、上述のような周期的音高変化がなく任意の音高変化を持つ演奏データを一致進行用楽曲データSbに含ませて、例えば、周期的に現れる強拍ノートに対応する鍵をガイドランプで案内してもよいし、或いは、通常の教習用演奏ガイドと同様に、演奏データの各ノートオンに対応して操作すべき鍵を順次ガイドランプで案内してもよい。
図5(c)は、演奏補助機能制御コマンドCcと演奏補助機能関連メッセージMcが入った演奏補助用楽曲データScを再生する「演奏補助モードC」においてディスプレイ16に表示されるメッセージの一例を示している。演奏補助モードCでは、楽曲データScから演奏補助機能制御(オン)コマンドCcを読み出すことで、各種機能実行モジュールF2の演奏補助機能実行部F2cを動作させるようにセットされる。そして、楽曲データScから同一タイミングの演奏補助機能関連メッセージテキストや文字列表示制御コマンドを読み出す度に、対応する演奏補助機能関連メッセージMcを文字列表示制御コマンドに従った配列でディスプレイ16の画面に表示させる。
図5(c)の表示例は、楽曲データScの再生を開始した後演奏補助機能が実際に稼働する前又は稼働中の或るタイミングにおけるメッセージを表わしている。演奏補助モードCでは、この表示例に示されるように、適当に鍵盤を弾くだけで、楽曲の和音に適合した楽音が生成される。例えば、演奏操作子14の鍵盤の上鍵域ではスケール音が鳴り、下鍵域では和音構成音ベース音が鳴るというように、鍵盤のどこを弾いてもコードネームに合った楽音が生成される。また、補助機能関連メッセージMcだけでなく歌詞データLyが埋め込まれた演奏補助用楽曲データScを用いることにより、図5(c)に括弧書きで示すように、楽音の生成に合わせて歌詞を表示し、ユーザが演奏操作に合わせて歌をうたう「弾き語り」を援助することができる。
このように、演奏補助モードCにおいては、ユーザは、鍵盤を適当に弾くだけで、これに応じて、楽曲データSa中の演奏データ(和音データ)に適合した楽音が生成される。演奏補助機能に関するメッセージを曲の進行に沿って複数箇所に埋め込んでおくことで、メッセージが表示され、ユーザがそれに合わせて鍵盤を適当に弾く、という動作が繰り返されることになり、ユーザは、あたかも電子音楽装置と対話をしている感覚で、演奏をインタラクティブに楽しむことができる。
図5(d)は、複数の占いメッセージMdが比較的短い時間間隔(例えば、8分音符或いはそれより短い間隔)で入れられた占い入り楽曲データSdを再生する「占いモードD」においてディスプレイ16に表示されるメッセージの一例を示している。占いモードDでは、楽曲データSdから同一タイミングの占いメッセージテキストや文字列表示制御コマンドを読み出す度に、当該占いメッセージMdを文字列表示制御コマンドに従ってディスプレイ16の画面に表示させる。図示の表示例は、占いモードDにおいて或るタイミングで表示されるメッセージを表わしている。
占いモードDでは、楽曲データSd中の演奏データに基づく楽音を生成している間は、占いメッセージMdが楽曲データSdの進行に従って順次高速で切り換えられるので、ユーザは、占いメッセージの内容を認知することができないが、ストップ操作を行えば、楽音生成は一時的に停止されると同時にその時点の占いメッセージが静止表示されるので、ストップ操作のタイミングによって異なる占い結果を視ることができる。占いメッセージとともに、ユーザに対してストップ操作を促すメッセージを曲の進行に沿って複数箇所に埋め込んでおくことで、占いメッセージやストップ操作を促すメッセージが表示され、ユーザがそれに合わせて楽曲の再生をストップさせたり、再開させたりする、という動作が繰り返されることになり、ユーザは、あたかも電子音楽装置と対話をしている感覚で、占いゲームを伴う自動演奏をインタラクティブに楽しむことができる。
〔自動演奏処理フロー例〕
図6は、この発明の一実施例による自動演奏プログラムによる自動演奏処理を表わすフローチャートである。スタート操作によりこの自動演奏処理がスタートすると、まず、CPU1は、第1ステップP1にて、現在の時点がイベント再生タイミングであるか否かを判定し、イベント再生タイミングでなければ(P1→NO)、イベント再生タイミングになるまで待機する。イベント再生タイミングになると(P1→YES)、ステップP2に進み、現タイミングのイベントが機能制御コマンドCa〜Ccであるか否かを判定する。
ここで、現タイミングのイベントが機能制御コマンドCa〜Ccであると判定されたときは(P2→YES)、ステップP3にて、判定された機能制御コマンドに対応する機能の実行を制御する。すなわち、機能制御オンのコマンドであれば、このコマンドに対応する機能実行部F2a〜F2cを動作可能にセットして、以後、演奏操作の入力に応じて対応する機能を実行するように当該機能実行部F2a〜F2cに指令する。また、機能制御オフのコマンドであれば、当該機能実行部F2a〜F2cを不能化(動作停止)する。
一方、現タイミングのイベントが機能制御コマンドでないときは(P2→NO)、ステップP4で、当該イベントがメッセージMa〜Mdであるか否かを判定し、メッセージMa〜Mdであるときは(P4→YES)、ステップP5にて当該メッセージMa〜Mdを、例えば、図5(a)〜(d)のように、ディスプレイ16の画面に表示する。
これに対して、当該イベントが機能制御コマンドCa〜CcでもメッセージMa〜Mdでもない「その他イベント」であるときには(P4→NO)、ステップP6において当該その他イベントの処理を行う。その他イベントには、例えば、ノートオン/オフ、音量、音色、効果等の演奏イベントや、歌詞テキスト(Ly)、改行/改ページコマンドなどの表示制御イベント、エンドデータEdがあり、これらのイベントが検出されたときは、対応する処理を行う。なお、エンドデータEdが検出されたときには、この自動演奏処理を終了する。
ステップP3,P5,P6の処理(エンドデータEdによる終了処理を除く)の後は、ステップP7にて、ストップ操作があったか否かを判定し、ストップ操作がないときは(P7→NO)ステップP1に戻り、上述したステップP1〜P7の処理動作を繰り返す。
一方、ストップ操作があったときは(P7→YES)、ステップP8で、現在表示されている内容を保持したまま、楽曲データの再生を停止し、さらに、ステップP9に進んで、スタート操作があったか否かを判定する。ステップP9でスタート操作がないときは(P1→NO)スタート操作がなされるまで待機し、スタート操作があったときに(P1→YES)、ステップP1に戻って上述したステップP1〜P9の処理動作を繰り返す。
〔種々の実施態様〕
以上、この発明の一実施形態について説明したが、種々の変更が可能である。例えば、電子音楽装置に搭載されている機能は、例示したものに限らない。
この発明の一実施例による自動演奏システムのハードウエア構成ブロック図である。 この発明の一実施例による自動演奏システムの機能を概略的に表わす機能ブロック図である。 この発明の一実施例による自動演奏システムで利用可能な楽曲データの種類例である。 この発明の一実施例による自動演奏システムで利用可能な楽曲データのフォーマット例である。 この発明の一実施例による自動演奏システムの各動作モードにおける画面表示の例である。 この発明の一実施例による自動演奏プログラムによる自動演奏処理を表わすフローチャートである。
符号の説明
Si;Sa,Sb,Sc,Sd 楽曲データ、
F1,F2,F3 楽曲再生、各種機能実行及び実演奏処理モジュール、
F2a,F2b,F2c エニーキー機能、一致進行機能及び演奏補助機能実行部、
Ca,Cb,Cc エニーキー機能、一致進行機能及び演奏補助機能制御コマンド、
Ma,Mb,Mc エニーキー機能、一致進行機能及び演奏補助機能関連メッセージ、
Md 占いメッセージ。

Claims (2)

  1. ユーザにより演奏操作される演奏操作子を備えた演奏操作手段と、
    楽曲の進行に従って、演奏イベント、ユーザの演奏操作に応じて所定の態様で楽音信号を生成するように制御する所定の演奏機能の実行を指示する制御コマンドを表わす機能制御イベント、及び、上記演奏機能に関する演奏操作をユーザに案内する演奏機能関連メッセージを表わすメッセージイベントがタイミングデータと共に順次記録された楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
    楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データから順次イベントを読み出して楽曲データの再生を進める楽曲データ再生手段と、
    楽曲データ再生手段により楽曲データから読み出される機能制御イベントに基づいて上記演奏機能を実行する演奏機能実行手段と、
    楽曲データ再生手段により楽曲データから読み出されるメッセージイベントに基づいて上記演奏機能関連メッセージを順次表示するメッセージ表示手段と、
    楽曲データ再生手段により楽曲データから読み出される演奏イベントに基づいて楽音信号を生成する楽音信号生成手段と
    を具備し、
    演奏機能実行手段は、ユーザによる演奏操作子の演奏操作に応じて、楽音信号生成手段により上記演奏機能に対応する所定の態様で楽音信号を生成するように、楽曲データ再生手段による楽曲データの再生動作を制御する
    ことを特徴とする自動演奏装置。
  2. ユーザにより演奏操作される演奏操作子を備えた演奏操作手段と、楽曲の進行に従って、演奏イベント、ユーザの演奏操作に応じて所定の態様で楽音信号を生成するように制御する所定の演奏機能の実行を指示する制御コマンドを表わす機能制御イベント、及び、上記演奏機能に関する演奏操作をユーザに案内する演奏機能関連メッセージを表わすメッセージイベントがタイミングデータと共に順次記録された楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段とを具備し、自動演奏装置として機能するコンピュータに、
    楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データから順次イベントを読み出して楽曲データの再生を進める楽曲データ再生ステップと、
    楽曲データ再生ステップで楽曲データから読み出される機能制御イベントに基づいて上記演奏機能を実行する演奏機能実行ステップと、
    楽曲データ再生ステップで楽曲データから読み出されるメッセージイベントに基づいて上記演奏機能関連メッセージを順次表示するメッセージ表示ステップと、
    楽曲データ再生ステップで楽曲データから読み出される演奏イベントに基づいて楽音信号を生成する楽音信号生成ステップと
    から成り、
    演奏機能実行ステップでは、ユーザによる演奏操作子の演奏操作に応じて、楽音信号生成ステップで上記演奏機能に対応する所定の態様で楽音信号を生成するように、楽曲データ再生ステップにおける楽曲データの再生動作を制御する
    手順を実行させる自動演奏プログラム。
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