JP4252523B2 - 硬質表面処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は硬質表面の処理方法に関し、更に詳しくはFRP等のプラスチック、ステンレスなどの疎水性硬質表面に適した処理方法に関する。
従来、硬質表面に防汚性を付与する手段としては、撥水性付与と親水性付与の相異なる方法が知られている。
そのうち、撥水性付与は、表面に水との接触性を下げることで水に含まれる汚れを付着させないことを目的とするものであり、特許文献1、2には、疎水性基を有するポリマーを用いて、疎水性単量体により硬質表面に前記ポリマーを吸着させて持続性を付与する技術が開示されている。
一方、親水性付与は、硬質表面を親水性化することで、疎水性の汚れが付着しても、新たな水が接触することにより、汚れが剥がれやすくなるため防汚性が発揮できるというものである。例えば特許文献3には3級アミノ基を有するモノマー単位を含む重合体、並びに界面活性剤を含有する硬質表面用洗浄剤組成物が記載されており、特許文献4には4級アミノ基を有するモノマー単位を含む重合体、並びに界面活性剤を含有する硬質表面用洗浄剤組成物が記載されている。
特開2001−181601号公報 特開2004−51839号公報 特開2002−146397号公報 特開2003−238991号公報
しかしながら、撥水性付与の方法では、表面を完全に撥水化させることは難しく、度重なる水との接触により、水に含まれる汚れが硬質表面に蓄積するため、十分な防汚効果を発揮することが難しい。前記特許文献1、2でも、十分な防汚効果は得られない。
また、親水性付与の方法は、確かに便器やタイルなど陶器でできた親水性硬質表面に対しては、これら技術は優れた防汚性能を示す。しかしながら浴室、浴槽、又は流し台において多用されている強化プラスチック(FRP)などのプラスチック、ステンレス等の疎水性硬質表面については、防汚効果が不十分であることが見出された。更に、特許文献1、3、4のような高分子化合物を用いた場合には、処理した直後には十分な親水化効果があるものの、長時間水に触れると親水化効果が低下する傾向がある。
硬質表面が水と接触することで乾燥が促進されるならば、例えば流し台、浴槽等において、カビ発生防止や水あか発生防止等の点から望ましいと考えられるが、従来の技術では、このような効果を簡易な処理で付与できる硬質表面の表面処理方法は見いだされていない。
従って、本発明の課題は、硬質表面に対して良好な親水効果やその持続性、あるいは乾燥促進効果を付与できる技術を提供することである。
本発明は、疎水性重合単位(a1)及び水素結合能若しくはイオン結合能を有する重合単位(a2)を構成単位として含む共重合体(a)〔以下、共重合体(a)という〕を含有する水性組成物(I)を硬質表面に適用する工程(1)と、工程(1)により処理された硬質表面に、前記共重合体(a)と水素結合若しくはイオン結合し得る重合単位(b1)及びカルボキシル基を有する重合単位(b2)を構成単位として含む共重合体(b)〔以下、共重合体(b)という〕を含有する水性組成物(II)を適用する工程(2)とを有する、硬質表面処理方法に関する。
本発明によれば、硬質表面に対して優れた親水化効果を持続性良く付与できる硬質表面の処理方法が提供される。本発明では、硬質表面を処理した後、水で濯ぎを伴うような工程を含んでいても、組成物中の有効成分である共重合体(a)、(b)が対象面に吸着して表面に水膜を形成することで防汚性を発現させることができる。また、本発明により処理された硬質表面は乾燥促進効果も付与される。
以下、本発明に用いられる水性組成物中の共重合体(a)、(b)、水性組成物(I)、(II)を中心に説明する。
<共重合体(a)>
共重合体(a)は、疎水性重合単位(a1)及び分子中に水素結合能若しくはイオン結合能を有する重合単位(a2)とを構成単位として含む共重合体であり、好適には、前記重合単位(a1)として下式(I)で示される構成単位を、また、前記重合単位(a2)として下式(II)〜(IV−2)で示されるを構成単位として含む。
Figure 0004252523
〔式中、
1;水素原子又は炭素数1〜12のアルキル基であり、好ましくは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基である。
2;水素原子又はメチル基であり、好ましくは水素原子である。
3;水素原子、アリール基、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜20のアルケニル基、アリールアルキル基、アルキルアリール基、−OR4、−COOR4、−CONHR4、−OCOR4、及び−R5OCOR4から選ばれる基(ここで、R4、R5は、それぞれ独立して、アリール基、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜20のアルケニル基、アリールアルキル基、及びアルキルアリール基から選ばれる基)であり、好ましくはアリール基、アリールアルキル基、アルキルアリール基及び炭素数1〜10のアルキル基、さらに好ましくはアリール基、アリールアルキル基、アルキルアリール基であり、特に好ましくはアリール基、アリールアルキル基である。〕
Figure 0004252523
〔式中、
1;カルボキシル基、スルホン酸基、及びリン酸基から選ばれるイオン性基又はこれらの塩であり、好ましくはカルボキシル基である。
6;水素原子又はメチル基であり、好ましくは水素原子である。
7;水素原子又は−Y1(Y1は前記と同じ)であり、好ましくは−Y1である。
8;水素原子、メチル基、又は−R10−Y1(ここで、Y1は前記と同じ。R10は炭素数1〜12のアルキレン基)であり、好ましくは水素原子である。
a1;0又は1の整数であり、好ましくは0の整数である。
9;炭素数1〜12のアルキレン基、−OR11−、−COOR11−、及び−CONHR11−から選ばれる基(ここで、R11はエーテル基を含んでいてもよい、炭素数1〜20のアルキレン基)
である。ただし、R7とR8が同時にY1を含むことはない。〕
Figure 0004252523
〔式中、
12;水素原子又はメチル基であり、好ましくは水素原子である。
13;炭素数1〜12のアルキレン基、−OR14−、−COOR14−、−CONHR14−、−OCOR14−、及び−NHCOR14−から選ばれる基(ここで、R14はエーテル基又はヒドロキシ基を含んでいてもよい、炭素数1〜6のアルキレン基)
a2;0又は1の整数
2;−N(R15)(R16)、及び−N+(R17)(R18)(R19)・X1-から選ばれる基
である。ただし、
15、R16;それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
17、R18;それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
19;炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又はベンジル基
X1-;ハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい芳香族スルホン酸イオン、又はヒドロキシイオン
である。〕
Figure 0004252523
ただし、
20;水素原子、炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又はベンジル基であり、好ましくは水素原子である。
21;炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又はベンジル基であり、好ましくはメチル基である。
22;炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、好ましくはメチル基である。
X2-;ハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい芳香族スルホン酸イオン、又はヒドロキシイオン
である。〕
これらの重合単位を含む目的の重合物(a)を得る方法としては、重合単位(a1)、(a2)の起源となりうる単量体(それぞれ、単量体(a’1)、(a’2)とする)を共重合することにより得ることができる。単量体(a’1)の例としては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、ジイソブチレンなどのα−オレフィン類;アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸エステル類;アクリル酸アミド、メタクリル酸アミド等の(メタ)アクリル酸アミド類;メチルビニルエーテルなどのビニルエーテル類;酢酸ビニルなどのビニルエステル類;スチレンなどが挙げられる。中でも、アクリル酸ベンジル、メタクリル酸ベンジル、フェニルビニルエーテル、スチレンなど芳香環を有するもの、すなわち重合性不飽和芳香族化合物が好ましく、スチレンが特に好ましい。
単量体(a’2)の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸などの不飽和カルボン酸類及びその塩(不飽和多価カルボン酸の場合、それらの酸無水物);アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸などのスルホン酸類及びその塩;不飽和基炭化水素基を含むリン酸エステル類及びその塩;ビニルアミン、アリルアミン、メタリルアミンなどの第1級アミン類及びその塩;ジアリルアミン、アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジアリルメチルアミンなどの第2級又は第3級アミン類及びその塩;〔2−(メタクリロイルオキシ)エチル〕トリメチルアンモニウム塩、〔3−(メタクリロイルアミノ)プロピル〕トリメチルアンモニウム塩、ジアリルジメチルアンモニウム塩などの重合性不飽和第4級アンモニウム塩類などが挙げられる。これらのうち、アニオン性を示すイオン性基を含むものが好ましく、中でもカルボキシル基を含むもの、すなわち重合性不飽和カルボン酸が特に好ましい。カルボキシル基を含む単量体としてマレイン酸やイタコン酸などを用いる場合は、それらの酸無水物を代わりに用いて重合を行い、得られた重合物を加水分解して目的とする共重合物(a)を得る方法も利用することができる。
共重合体(a)における疎水性重合単位(a1)の割合は10〜95モル%が好ましく、更に30〜70モル%が好ましい。なお、共重合体(a)には重合単位(a1)、(a2)以外の重合単位〔ただし、重合単位(b1)に該当しないもの〕を構成単位として含むこともできるが、全重合単位中、重合単位(a1)、(a2)の割合は50〜100モル%、更に70〜100モル%が好ましい。また、共重合体(a)の重量平均分子量は1,000〜6,000,000、更に10,000〜3,000,000、特に50,000〜1,000,000が好ましい。ここでいう重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリエチレングルコールを標準として求めることができる。
<共重合体(b)>
共重合体(b)は、共重合体(a)の水素結合能を有する重合単位と水素結合し得る重合単位若しくは共重合体(a)のイオン結合能を有する重合単位とイオン結合し得る重合単位を有する重合単位(b1)及びカルボキシル基を有する重合単位(b2)とを構成単位として含む共重合体であり、好適には、前記重合単位(b1)として下式(V)〜(VII−2)で示される構成単位を、また、前記重合単位(b2)として、下式(VIII)で示される構成単位を含む。
Figure 0004252523
〔式中、
4;カルボキシル基、スルホン酸基、及びリン酸基から選ばれるイオン性基又はこれらの塩
23;水素原子又はメチル基であり、好ましくは水素原子である。
24;水素原子又は−Y4(Y4は前記と同じ)であり、好ましくは水素原子である。
25;水素原子、メチル基、又は−R27−Y4(ここで、Y4は前記と同じ。R27は炭素数1〜12のアルキレン基)であり、好ましくは水素原子である。
a3;0又は1の整数、好ましくは0の整数である。
26;炭素数1〜12のアルキレン基、−OR28−、−COOR28−、及び−CONHR28−から選ばれる基(ここで、R28はエーテル基を含んでいてもよい、炭素数1〜20のアルキレン基)
である。ただし、R24とR25が同時にY4を含むことはない。〕
Figure 0004252523
〔式中、
29;水素原子又はメチル基であり、好ましくは水素原子である。
30;炭素数1〜12のアルキレン基、−OR31−、−COOR31−、−CONHR31−、−OCOR31−、及び−NHCOR31−から選ばれる基(ここで、R31はエーテル基又はヒドロキシ基を含んでいてもよい、炭素数1〜6のアルキレン基)
a4;0又は1の整数
5;−N(R32)(R33)、−N+(R34)(R35)(R36)・X3-から選ばれる基
である。ただし、
32、R33;それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、好ましくは水素原子である。
34、R35;それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、好ましくはメチル基である。
36;炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又はベンジル基であり、好ましくはメチル基である。
X3-;ハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい芳香族スルホン酸イオン、又はヒドロキシイオン
である。〕
Figure 0004252523
ただし、
37;水素原子、炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又はベンジル基であり、好ましくは水素原子である。
38;炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、又はベンジル基であり、好ましくは炭素数1〜2のアルキル基、より好ましくはメチル基である。
39;炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、好ましくは炭素数1〜2のアルキル基、より好ましくはメチル基である。
X4-;ハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい芳香族スルホン酸イオン、又はヒドロキシイオン
である。〕
Figure 0004252523
〔式中、
7;カルボキシル基又はその塩
40;水素原子又はメチル基であり、好ましくは水素原子である。
41;水素原子又は−Y7であり、好ましくは−Y7である。
42;水素原子、メチル基、又は−R44−Y7(ここで、Y7は前記と同じ。R44は炭素数1〜12のアルキレン基)であり、好ましくは水素原子である。
43;炭素数1〜12のアルキレン基
a5;0又は1の整数、好ましくは0の整数である。
である。〕
前記共重合体(a)中の重合単位(a2)が式(II)で示されるようなアニオン性基を含有する場合には、共重合体(b)中の重合単位(b1)としては式(VI)又は(VII−1)もしくは(VII−2)で示されるような、カチオン性基を有するものが好適に選ばれる。すなわち、疎水性基及びアニオン性基を有する共重合体(a)と、カチオン性基(共重合体(a)とイオン結合し得るカチオン性基)とカルボキシル基とを有する共重合体(b)との組み合わせである。この組み合わせで好ましいものは、重合体不飽和芳香族化合物と重合性不飽和カルボン酸とを構成単量体とする共重合体(a)と、重合性不飽和第4級アンモニウム塩と重合性不飽和カルボン酸とを構成単量体とする共重合体(b)との組み合わせである。また、前記共重合体(a)中の重合単位(a2)が式(III)又は(IV−1)もしくは(IV−2)で示されるようなカチオン性基を含有する場合には、共重合体(b)中の重合単位(b1)としては式(V)で示されるような、アニオン性基を有するものが好適に選ばれる。すなわち、疎水性基及びカチオン性基を有する共重合体(a)と、アニオン性基とカルボキシル基(少なくともカルボキシル基は共重合体(a)とイオン結合し得るアニオン性基となる)とを有する共重合体(b)との組み合わせである。この場合、重合単位(b1)と重合単位(b2)は同一でも異なっていてもよい。
これらの重合単位を含む目的の重合物(b)は、重合単位(b1)、(b2)の起源となりうる単量体(それぞれ、単量体(b’1)、(b’2)とする)を共重合することにより得ることができる。
単量体(b’1)の例としては、前記単量体(a’2)で挙げたものと同様のものが挙げられる。
カルボキシル基を含有する単量体(b’2)の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸などのカルボン酸類及びその塩、もしくは多価カルボン酸無水物などが挙げられる。
共重合体(b)における重合単位(b1)の割合は10〜95モル%が好ましく、更に30〜70モル%が好ましい。重量平均分子量は1,000〜6,000,000、好ましくは10,000〜3,000,000である。なお、共重合体(b)には重合単位(b1)、(b2)以外の重合単位を構成単位として含むこともできるが、全単量体中、重合単位(b1)、(b2)の割合は50〜100モル%、更に70〜100モル%が好ましい。また、共重合体(b)においては、必要に応じて-SO2-で表される重合単位(b3)を含有してもよい。
<水性組成物(I)及び水性組成物(II)>
水性組成物(I)は、共重合体(a)を0.0001〜15質量%、更に0.001〜10質量%、特に0.01〜10質量%含有することが好ましい。残部は水である。
また、水性組成物(II)は、共重合体(b)を0.0001〜15質量%、更に0.001〜10質量%、特に0.01〜10質量%含有することが好ましい。残部は水である。
水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)には、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤を、好ましくは組成物中0.0001〜40質量%、更に好ましくは0.001〜10質量%の割合で配合することができる。
陰イオン界面活性剤としては、高級脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル、高級アルコールスルホン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、スルホン化脂肪酸塩、リン酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸エステルのスルホン酸エステル塩、高級アルコールエーテルのスルホン酸エステル塩、高級アルコールエーテル置換の酢酸塩、脂肪酸とアミノ酸の縮合物、脂肪酸アミドのアルキロール化硫酸エステル塩、脂肪酸アミドのアルキル化スルホン酸塩、スルホコハク酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェノールスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゾイミダゾールスルホン酸塩、アミドエーテルカルボン酸又はその塩、エーテルカルボン酸又はその塩、N−アシル−N−メチルタウリン又はその塩、アミドエーテル硫酸又はその塩、N−アシルグルタミン酸又はその塩、N−アミドエチル−N−ヒドロキシエチル酢酸又はその塩、アシルオキシエタンスルホン酸又はその塩、N−アシル−β−アラニン又はその塩、N−アシル−N−カルボキシエチルタウリン又はその塩、N−アシル−N−カルボキシエチルグリシン又はその塩、及びアルキル又はアルケニルアミノカルボニルメチル硫酸又はその塩等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグリセリンエーテル等が挙げられる。
陽イオン界面活性剤としては、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド等のアルキルトリメチルアンモニウム塩;ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジアルキル(炭素数12〜18)ジメチルアンモニウムクロライド等のジアルキルジメチルアンモニウム塩;アルキル(炭素数12〜14)ジメチルベンジルアンモニウムクロライド等のアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;置換ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩等のモノカチオン化合物の他、N−アルキル−N,N,N’,N’,N’−ペンタメチル−プロピレンアンモニウム塩等のポリカチオン化合物等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミンオキサイド等のアミンオキサイド、アルキルジメチルアミノ脂肪酸ベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン等のベタイン等が挙げられる。
また、水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)には、炭素数1〜5の1価アルコール、炭素数4〜8の多価アルコール等の水溶性溶剤を、好ましくは組成物中0.001〜20質量%、更に好ましくは0.001〜10質量%の割合で配合することができる。水溶性溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル及びアルキル基の炭素数が3〜8のモノアルキルグリセリルエーテルから選ばれる水溶性溶剤が挙げられる。
また、水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)には、キレート剤を、好ましくは組成物中0.001〜15質量%、更に好ましくは0.01〜10質量%の割合で配合することができる。キレート剤としては、トリポリリン酸、ピロリン酸、オルソリン酸、ヘキサメタリン酸及びこれらのアルカリ金属塩;エチレンジアミン四酢酸、ヒドロキシイミノ二酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸及びこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩;アミノトリメチレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン酸、及びこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩;アクリル酸及びメタクリル酸から選ばれるモノマーの単一重合体又は共重合体、アクリル酸−マレイン酸共重合体、ポリα−ヒドロキアクリル酸及びこれらのアルカリ金属塩;クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸から選ばれる多価カルボン酸及びそれらのアルカリ金属塩から選ばれる1種以上;アルキルグリシン−N,N−ジ酢酸、アスパラギン酸−N,N−ジ酢酸、セリン−N,N−ジ酢酸、グルタミン酸二酢酸、エチレンジアミンジコハク酸又はこれらの塩等が挙げられる。
また、水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)には、ハイドロトロープ剤を、好ましくは組成物中0.001〜15質量%、更に好ましくは0.01〜10質量%の割合で配合することができる。ハイドロトロープ剤としては、炭素数1〜3のアルキル基が1〜3個置換したベンゼンスルホン酸又はその塩を挙げることができる。より具体的に好ましい例としては、p−トルエンスルホン酸、m−キシレンスルホン酸、p−クメンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸等が挙げられ、塩を用いる場合にはナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が良好である。
また、水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)には、上記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、例えば香料、抗菌剤、粘度調整剤、顔料、染料、懸濁剤などを添加することができる。
水性組成物(I)、水性組成物(II)は、硬質表面の処理に応じて組成を調整する。また、それぞれの濃厚溶液を調製しておき、使用時に希釈して用いることもできる。
また、水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)の20℃におけるpHは、2〜11、更に3〜10、特に4〜8が作業時の安全性、及び基材に対する損傷性の点から好適である。pH調節剤としては塩酸や硫酸など無機酸や、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸などの有機酸などの酸剤や、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、アンモニアやその誘導体、モノエタノールアミンやジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアミン塩など、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ剤を、単独もしくは複合して用いても構わない。また、これらの酸剤とアルカリ剤を組み合わせて緩衝剤系として用いても構わない。
<硬質表面処理方法>
本発明では、最初に水性組成物(I)で硬質表面を処理し、更に、水性組成物(II)で硬質表面を処理することが効果の点から好ましい。さらに、水性組成物(I)で硬質表面を処理した後、流水等で洗い流し、更に、該硬質表面を水性組成物(II)で処理することが、効果の点からより好ましい。硬質表面を水性組成物(I)及び水性組成物(II)で処理することで本発明の効果が得られるが、水性組成物(I)及び水性組成物(II)で処理した後、流水等で洗い流い流した方が、本発明の効果がより高まるからである。本発明では、水性組成物(I)中の共重合体(a)を硬質表面に吸着させ、次いで水性組成物(II)中の共重合体(b)が共重合体(a)と水素結合あるいはイオン結合することで、何らかの複合体を形成して硬質表面の表面改質が行われるものと推察される。そのため、水性組成物(I)、更には水性組成物(II)を適用した硬質表面は軽く流水すすぎする程度でよい。
硬質表面への水性組成物(I)、(II)の適用方法は、硬質表面の広さ(面積)等に応じて選択できる。例えば10cm2あたり0.05mLの水性組成物(I)の0.5質量%水溶液をスプレーしてスポンジ等を用いて薄く塗りのばし、全面に行き渡らせることができる。その後流水シャワーなどで洗い流した後に、10cm2あたり0.05mLの水性組成物(II)の0.5質量%水溶液をスプレーしてスポンジ等を用いて薄く塗りのばして処理することにより行うことができる。
本発明では、疎水性の硬質表面に対して良好な親水性を付与することができ、しかもその持続効果にも優れる。また、単に硬質表面を親水化するのみではなく、乾燥が促進される。これらの効果を付与した硬質表面は、カビが発生し難いため、本発明の方法は防カビ処理として好適である。また、親水性が良好であるため硬質表面に付着した汚れ、特に疎水性汚れを水で容易に洗い流すことができるため、本発明の方法は防汚処理として好適である。また、親水性が良好であることから、硬質表面に付着した水滴(水蒸気等)は均一な水膜となり、硬質表面が曇ることを防止できるため、本発明の方法は防曇処理として好適である。これら各処理の目的にあった基剤を水性組成物(I)及び/又は水性組成物(II)に配合することもできる。
本発明は、プラスチック、セラミックス及び金属から選ばれる材質からなる疎水性の硬質表面に対して適用されることが好ましく、具体的にはFRP、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、ナイロン、ステンレス、タイルなどに対して適用されることが好ましい。
以上述べた本発明によれば、水性組成物(I)と水性組成物(II)とを備えた、本発明の硬質表面処理を行うための硬質表面処理剤キットが提供される。また、本発明の硬質処理表面処理を行うために用いられるものである旨の表示を付した、共重合体(a)を含有する水性組成物、並びに、本発明の硬質処理表面処理を行うために用いられるものである旨の表示を付した、共重合体(b)を含有する水性組成物が提供される。
実施例1
以下の水性組成物(I)及び水性組成物(II)を用いて表1の各種硬質表面を処理し、親水化効果とその持続性を評価した。
<水性組成物(I)>
・共重合体(a)の合成及び水性組成物(I)の調製
撹拌装置、冷却管、窒素導入管を備えた500mLセパラブルフラスコに、メチルエチルケトン(以下、MEKとする)30.0g、無水マレイン酸10.9gを入れ、フラスコ内を窒素で置換しながら均一に溶解させた。(1)スチレン11.6gをMEK15.0gに溶解させた液、(2)V−65(2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル);和光純薬工業(株)製)0.028gをMEK20.0gに溶解させた液、をそれぞれ準備した。反応容器を65℃まで昇温し、反応液を撹拌しながら、(1)と(2)を同時に2時間かけて容器内へ滴下した。滴下終了後、更に6時間反応を継続し、ポリ(スチレン/無水マレイン酸)のMEK溶液を得た。
該MEK溶液を室温まで冷却し撹拌しながら3%水酸化ナトリウム水溶液220gをゆっくり加えた。次第に反応液が懸濁状態となったが、そのまま19時間撹拌を続けた。撹拌しながらMEKを減圧で留去し、ポリ(スチレン/マレイン酸ナトリウム)水溶液を得た。以上により得られたポリ(スチレン/マレイン酸ナトリウム)を0.5質量%含有する水溶液(20℃におけるpHは5)を水性組成物(I)とした。
なお、水酸化ナトリウムを加える直前のポリ(スチレン/無水マレイン酸)を用いてGPC(カラム;TSKgel α−M(東ソー(株)製)、溶離液;リン酸添加ジメチルホルムアミド)により分子量を測定した結果、重量平均分子量44万(ポリエチレングリコール換算)であった。
<水性組成物(II)>
下記高分子1〜5の何れかを0.5質量%含有する水溶液(20℃におけるpH7)を水性組成物(II)とした。
・高分子1;マーコート280、Nalco社製、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド(以下DADMACと表記する)/アクリル酸=64/36(モル比)、重量平均分子量20万
・高分子2;マーコート370、Nalco社製、DADMAC/アクリル酸=50/50(モル比)、重量平均分子量100万
・高分子3;DM−21、日東紡績(株)製、DADMAC/マレイン酸=100/50(モル比)、重量平均分子量10万
・高分子4;DM−11、日東紡績(株)製、DADMAC/マレイン酸=50/50(モル比)、重量平均分子量2万
・高分子5;PAS−84、日東紡績(株)製、DADMAC/SO2/マレイン酸=100/50/50(モル比)、重量平均分子量2万
<処理方法>
PVC板、FRP板、SUS304板、PP板、(いずれも(株)エンジニアリングテストサービス製、形状は25×75×2mm)ガラス板(MATSUNAMI MICRO SLIDE GLASSプレクリン水縁磨76×26×0.9〜1.2mm、S-7213)のそれぞれに水性組成物(I)を1.0mL塗布し、25℃の水道水(流速50mL/秒)で30秒間濯いだ。次いで、各板の水性組成物(I)で処理した面に水性組成物(II)を1.0mL塗布し、25℃の水道水(流速50mL/秒)で30秒間濯いだ後、乾燥させてSessile drop法により静止接触角を測定した(25℃30%RH)。また、一部の組成物については、水性組成物(II)での処理後、25℃の水道水(流速50mL/秒)で10秒間濯ぎ、30秒後に80%以上の面積が濡れていれば合格とし、この濯ぎ処理を何回行うことができるか(不合格となるまでの回数)で親水化の持続性を評価した。その際、濯ぎ処理の間隔は60秒間とした。これらの結果を表1に示す。
Figure 0004252523
実施例2
実施例1の水性組成物(I)と、高分子2を0.5質量%含有する水性組成物(II)とを用いて、プラスチック表面に対する乾燥促進効果を評価した。すなわち、塩化ビニル製の浴室の壁に、水性組成物(I)を200mLスプレーし、スポンジで薄く塗り広げ、30℃の水道水シャワーにより濯いだ。次いで水性組成物(II)を200mLスプレーし、スポンジで薄く塗り広げ、30℃の水道水シャワーにより濯ぎ20分後に壁に残留した水をタオルで拭き取り、拭き取り前後の質量の差から壁に残留した水の量を測定した。その際20分間の条件は、(条件1)換気扇オン/ドア閉鎖(浴室気温20℃±2℃)、(条件2)換気扇オフ/ドア開放(浴室気温20℃±2℃)とした。なお、浴室の空間容積は4.94m3、浴室の壁総面積9.43m2であり、何れの処理も浴槽にお湯をためずに行った。結果を表2に示す。
Figure 0004252523
表2に示されるように、本発明により処理された壁には、ほとんど水滴がみられず、乾燥が促進されていることがわかる。

Claims (7)

  1. 疎水性重合単位(a1)及び水素結合能若しくはイオン結合能を有する重合単位(a2)を構成単位として含む共重合体(a)を含有する水性組成物(I)を硬質表面に適用する工程(1)と、工程(1)により処理された硬質表面に、前記共重合体(a)と水素結合若しくはイオン結合し得る重合単位(b1)及びカルボキシル基を有する重合単位(b2)を構成単位として含む共重合体(b)を含有する水性組成物(II)を適用する工程(2)とを有する、硬質表面処理方法。
  2. 硬質表面処理が親水化処理である請求項1記載の硬質表面処理方法。
  3. 硬質表面処理が、防カビ処理、防汚処理及び防曇処理から選ばれる1種以上である請求項1記載の硬質表面処理方法。
  4. 硬質表面が、プラスチック、セラミックス及び金属から選ばれる材質からなる請求項1〜3の何れか1項記載の硬質表面処理方法。
  5. 共重合体(a)を含有する水性組成物による処理の後、及び共重合体(b)を含有する水性組成物による処理の後、それぞれ硬質表面を水ですすぐ、請求項1〜4の何れか1項記載の硬質表面処理方法。
  6. 疎水性重合単位(a1)及び水素結合能若しくはイオン結合能を有する重合単位(a2)を構成単位として含む共重合体(a)を含有する水性組成物(I)と、前記共重合体(a)と水素結合若しくはイオン結合し得る重合単位を有する重合単位(b1)及びカルボキシル基を有する重合単位(b2)を構成単位として含む共重合体(b)を含有する水性組成物(II)とを備えた、請求項1〜5の何れか1項記載の硬質表面処理を行うための硬質表面処理剤キット。
  7. 硬質表面処理が、防カビ処理、防汚処理及び防曇処理から選ばれる1種以上である請求項6記載の硬質表面処理剤キット。
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