JP4252099B2 - 圧入の良否の判定方法および装置 - Google Patents

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本発明は、圧入の良否を判定する判定方法及び判定装置に関する。
一般に、ワーク部材の圧入に際しては、被圧入部材の圧入位置にワーク部材を載置した状態で、シリンダを駆動してプランジャを移動させる。被圧入部材は、ワーク部材の当たり面である押切り端を有しており、ワーク部材の下端面が押切り端に当接するまで、プランジャは圧入開始位置から圧入終了位置までの圧入判定区間を移動する。
従来の判定方法では、圧入判定区間において、シリンダの推力、つまりプランジャによるワーク部材の圧入力が検出される。また、推力の最大ピーク及び最小ピークが検出され、これに基づいて圧入の良否の判定が行われる。
しかし、この従来の判定方法によると、押切り端に近い位置での圧入力の検出ができず、そのため圧入の良否を正確に判定することができなかった。これに対して、本出願人は、改良された判定方法を特許文献1により提案した。それによると、プランジャの推力情報と位置情報とを取得し、推力情報の位置情報に対する変化の割合が所定の大きさ以上になる位置を圧入終了直前位置として検出し、その圧入終了直前位置に基づいて判定終了位置を決定し、圧入中における所定の判定開始位置から判定終了位置までの間において、推力情報が所定の範囲内にあるか否かによって圧入の良否を判定する。
これによって、押切り端にできるだけ近い位置での圧入力を検出することができ、圧入の良否をより正確に判定することができる。
特開2000−158244
しかし、上に述べた従来の判定方法では、圧入の良否の判定を判定終了位置の近傍のみで行っているため、圧入工程の途中で異常がなかったかどうかを検知することができない。
そのため、例えば、圧入工程の途中において、異物のかみこみ、ワーク部材の引っ掛かりまたはかじりなどを検知することができなかった。また、従来において、圧入工程の途中で何らかの判定を行う場合に、そのような判定のチェックポイントを圧入を開始してからの距離に基づいて設定している。しかし、圧入開始位置から圧入終了位置までの距離は、ワーク部材によってばらつき、また、圧入装置の経時変化によってもばらつく。
そのため、それぞれのチェックポイントに対して設定した判定条件が、それぞれのワーク部材の実際の状態と一致しないことが起こり、そのため正確な判定ができないことがあった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、判定終了位置を基点として複数のチェックポイントのそれぞれに対して上限値及び下限値をそれぞれ設定することとし、ワーク部材などのばらつきによる判定の不正確さをなくし、正確な圧入判定を行うことを目的とする。
本発明に係る方法は、直線駆動するプランジャによって、押切り端を有する被圧入部材にワーク部材を圧入したときの圧入の良否を判定する方法であって、前記プランジャが前記ワーク部材を圧入する際の所定のストローク範囲において前記プランジャの推力情報と位置情報とを取得し、前記推力情報の前記位置情報に対する変化の割合が所定の大きさ以上になる圧入終了直前位置に基づいて判定終了位置を決定し、前記判定終了位置が決定された後に、前記判定終了位置を基点として、複数の設定された距離だけ逆上った複数の位置をチェックポイントとしてそれぞれ設定し、前記複数のチェックポイントのそれぞれに対して上限値及び下限値をそれぞれ設定し、前記チェックポイントにおける推力情報が、それぞれのチェックポイントにおいて設定された前記上限値及び前記下限値によって定まる範囲内にあるときに、圧入が良であると判定する。
本発明によると、判定終了位置を基点として複数のチェックポイントのそれぞれに対して上限値及び下限値をそれぞれ設定することにより、ワーク部材などのばらつきによる判定の不正確さをなくし、正確な圧入判定を行うことができる。
図1は本発明に係る判定装置1を用いた圧入システムPFの構成を示す図、図2は判定装置1における動作を説明するための図、図3は図2の要部を拡大して示す図である。図2及び図3において、縦軸はシリンダCYの推力THつまりプランジャPRによる圧入力を表し、横軸はプランジャPRの位置LLを表す。
図1に示すように、圧入システムPFは、圧入装置、判定装置1、及びシーケンサ18などからなる。圧入装置は、シリンダCY、ロードセル11、及びポジションセンサ12などからなる。判定装置1は、増幅器13,14、演算処理部15、設定部16、及びメモリ17などから構成される。判定装置1は、CPU、適切なプログラムが格納されたROM及びRAM、その他のメモリ、周辺素子、及び適当なハードウエア回路などを用いて構成することができる。
シリンダCYのピストンロッドPDの先端にはプランジャPRが取り付けられている。シリンダCYの下方には被圧入部材BZが配置される。被圧入部材BZの圧入位置APにワーク部材WKを載置した状態で、シリンダCYを駆動してプランジャPRを下方へ移動させることにより、ワーク部材WKを被圧入部材BZに圧入する。被圧入部材BZは、ワーク部材WKの当たり面である押切り端KTを有しており、ワーク部材WKの下端面が押切り端KTに当接するまで、プランジャPRは圧入開始位置LL1から圧入終了位置LLEまでの圧入区間RAを移動する。
ロードセル11は、ピストンロッドPDの途中に取り付けられており、シリンダCYの推力TH、つまりプランジャPRによるワーク部材WKの圧入力を検出する。増幅器14は、ロードセル11の出力信号を増幅し、推力信号S1を出力する。
ポジションセンサ12は、シリンダCYにおけるピストンロッドPDの位置を検出することによって、プランジャPR及びワーク部材WKの位置LLを検出する。増幅器13は、ポジションセンサ12からの出力に基づいて位置信号S2を出力する。
演算処理部15は、圧入終了直前位置検出演算部15a、判定演算部15b、及び範囲設定部15cを有し、圧入の良否の判定、ワーク部材WKの下端部が押切り端KTに当接する直前であるか否かの判断などを行い、シーケンサ18に制御信号CSを送る。演算処理部15の処理内容については後述する。
設定部16は、次に述べるデータ取得開始位置LL2、判定開始位置LLH及び距離LA、圧入終了位置判定範囲RE、最大推力基準値FFH、最小推力基準値FFL、圧入終了推力判定値FFB、及び圧入終了直前傾きBPIなどの各値の設定を行うためのものである。
また、設定部16は、圧入工程中における判定位置P1,P2,P3…、各判定位置における上限値H1,H2,H3…、下限値L1,L2,L3…の設定を行うことができる。なお、それぞれを代表して、「判定位置P」「上限値H」「下限値L」と記載することがある。
データ取得開始位置LL2とは、メモリ17が推力信号S1及び位置信号S2の記憶を開始するときのプランジャPRの位置である。つまり、データ取得開始位置LL2から圧入終了位置LLEまでの間(データ取得区間RM)のデータがメモリ17に記憶される。
判定開始位置LLHとは、圧入の良否の判定を開始するときのプランジャPRの位置である。判定開始位置LLHは、後述する判定終了位置LLQから距離LAだけ手前の位置である。圧入の良否の判定は、圧入中における判定開始位置LLHから判定終了位置LLQまでの判定区間RD内において、推力信号S1の大きさが所定の範囲内にあるか否かによって行われる。
圧入終了位置判定範囲REは、圧入終了位置LLEがこの範囲内に入っているか否かを判定し、これによって、圧入終了位置LLEつまり押切り端が正常な位置であるか否かを判定する。
最大推力基準値FFHとは、圧入を「良」であると判定する際の判定基準となる推力信号の最大値である。最小推力基準値FFLとは、圧入を「良」であると判定する際の判定基準となる推力信号の最小値である。圧入終了直前傾きBPIとは、ワーク部材WKの下端部が押切り端KTに当接する直前であるか否かを判断するための基準値である。
また、圧入終了推力判定値FFBは、プランジャPRによる圧入力がシリンダCYの推力THの最大値FFMに達した否かを判断するための基準値であり、圧入終了推力判定値FFBを越えたときに最大値FFMに達したものと判定する。圧入終了推力判定値FFBを越えた場合に、圧入終了位置LLEつまり押切り端KTに正常に達したことになる。
判定位置Pは、圧入工程の途中において、圧入工程が正常に進行しているか否かをチェックするためのチェックポイントである。これら判定位置Pは、上に述べた判定終了位置LLQを基点として、そこから逆上るべき距離によって設定される。つまり、各判定位置Pは、判定終了位置LLQからそれぞれに設定された距離だけ逆上った位置である。したがって、判定終了位置LLQが決定された後でなければ、判定位置Pは決定されない。
上限値H及び下限値Lは、各判定位置Pにおける正常な圧入力の範囲を決める値である。つまり、各判定位置Pにおいて、推力信号S1により表される圧入力が、上限値H及び下限値Lによって定まる範囲内にある場合に、その判定位置Pにおける圧入工程は正常に進行していると判定される。全ての判定位置Pにおいて正常であった場合に、圧入工程は正常に進行したと判定される。
このように、各判定位置Pにおいて圧入工程が正常であるか否かを判定することは、本実施形態における技術上の特徴である。さらに、各判定位置Pを、圧入開始位置LL1または押切り端KTなどの固定した位置を基点とするのでなく、ワーク部材WK毎に計測された判定終了位置LLQを基点とすることも、本実施形態における技術上の特徴である。これらによって、ワーク部材WKのばらつきによる判定の不正確さがなくなり、正確な圧入判定が行われる。詳しくは後述する。
メモリ17は、推力信号記憶部17a、位置信号記憶部17b、及び設定値記憶部17cを有する。推力信号記憶部17aは、推力信号S1のうち、データ取得開始位置LL2から圧入終了位置LLEまでのデータ取得区間RMにおける推力信号S1を記憶する。位置信号記憶部17bは、位置信号S2のうち、データ取得区間RMにおける位置信号S2を記憶する。位置信号S2と推力信号S1とは互いに対応づけられて記憶される。
設定値記憶部17cは、設定部16で設定されたデータ取得開始位置LL2、判定開始位置LLH、圧入終了位置判定範囲RE、最大推力基準値FFH、最小推力基準値FFL、圧入終了推力判定値FFB、圧入終了直前傾きBPI、判定位置P、上限値H、及び下限値Lなどを記憶する。
シーケンサ18は、演算処理部15から送られる制御信号CSに基づいて、圧入システムPFの全体の制御を行う。次に、演算処理部15の動作及び処理について説明する。
圧入終了直前位置検出演算部15aは、データ取得区間RMにおいて、推力信号S1の位置信号S2に対する変化の割合(変化率)RSが圧入終了直前傾きBPI以上になる位置を圧入終了直前位置LLPとして検出する。圧入終了直前傾きBPIの値は、図3においては、tanθ1である。割合RSを求めるには、例えば、推力信号記憶部17a及び位置信号記憶部17bにそれぞれ記憶された連続する複数のデータに基づいて直線の傾きを求めればよい。
圧入終了直前位置LLPは、ワーク部材WKの下端面が押切り端KTに当接し始めた位置といえる。次に、圧入終了直前位置LLPに基づいて判定終了位置LLQを決定する。本実施形態においては、圧入終了直前位置LLPと判定終了位置LLQとは一致する。判定終了位置LLQより所定の距離LAだけ手前の判定開始位置LLHを求める。距離LAは、例えば0.1mm程度に設定される。
判定演算部15bは、判定開始位置LLHから判定終了位置LLQまでの判定区間RDにおいて、推力信号記憶部17aに記憶された推力信号S1と設定値記憶部17cに記憶された最大推力基準値FFH及び最小推力基準値FFLとの大小を比較する。推力信号S1が最小推力基準値FFL以上で且つ最大推力基準値FFH以下であることにより、ワーク部材WKが、所定の圧入力で圧入されたと判断する。
さらに、シリンダCYの推力THが圧入終了推力判定値FFBを越えており、且つ圧入終了位置LLEが圧入終了位置判定範囲RE内に入っている場合に、圧入が正常に行われたものと判定し、圧入の結果を「良」としてその旨の制御信号CSを出力する。
シーケンサ18は、制御信号CSに基づいて、次の圧入に必要な指示ASをリアルタイムでシリンダCYなどに対して出力する。このように、圧入の結果の良否の判定は、データ取得区間RMにおいてメモリ17に記憶された推力信号S1及び位置信号S2に基づいて、判定区間RDにおいて行われる。したがって、従来のように最小又は最大のピーク点と基準値との比較のみでなく、記憶されたデータの全体について判定を行うことが可能であり、圧入の良否を正確に判定することができる。
また、判定終了位置LLQを決定するに当たり、推力信号S1の位置信号S2に対する割合RSを圧入終了直前傾きBPIと比較して圧入終了直前位置LLPを求め、圧入終了直前位置LLPに基づいて決定している。つまり、判定終了位置LLQは、固定的に決定されているのではなく、実際の圧入の状態を検出し、ワーク部材WKが押切り端KTに当接し始める位置を実測し、その実測の結果に基づいて決定されているのである。したがって、判定終了位置LLQを実際の押切り端KTにできるだけ近づけることができ、それだけ押切り端KTの近くまで圧入力を検出することができる。したがって、圧入の良否を正確に判定することができる。
また、複数個のワーク部材WKが圧入方向に互いに接するように連続的に圧入を行う場合がある。例えば、複数個のベアリングを順次圧入していく場合がある。そのような場合には、ベアリングの幅寸法の公差が累積するので、従来のように判定終端位置が固定的に決定されている場合には、公差の累積の影響によって正確な判定が行われ難くなるが、本実施形態の判定装置1によると、判定終了位置LLQをワーク部材WKが押切り端KTに当接し始める位置を実測してその実測の結果に基づいて決定するので、各ワーク部材WKの公差の累積による悪影響が表れることなく、圧入の良否を正確に判定することができる。つまり、実測で求められた圧入終了位置LLEに基づいて、連続する次のワーク部材WKの圧入終了位置判定範囲REを設定すればよいので、判定に当たってワーク部材WKなどの公差が累積されず、正確な判定が行われる。
さらに、本実施形態においては、圧入の良否をさらに正確に判定するために、上に述べたように圧入工程が正常に進行したか否かをチェックする。図3において、各判定位置Pは、判定終了位置LLQが決定された後で、それを基点として決定される。各判定位置Pにおいて、判定位置Pに対応する位置信号S2が抽出され、それに対応する推力信号S1から圧入力が取得される。各判定位置Pでの圧入力が、それぞれの上限値H及び下限値Lで決定される範囲内に入っていれば、圧入工程が正常に進行したと判定される。もし、いずれかの判定位置Pにおいて圧入力が範囲内に入っていなければ、圧入工程に何らかの異常があったと判定される。
そして、上に述べた全ての判定結果に基づいて、総合的に圧入の良否を判定する。このように、本実施形態の判定装置1によると、圧入の良否判定の信頼性を高めることができる。
図4は他のワーク部材WKに適用した場合の推力信号S1の変化の例を示す図である。図4において、推力信号S1は滑らかな曲線を描いており、圧入の進行とともに、圧入開始位置LL1から圧入終了位置LLEの間において、圧入力が上昇している。
この場合において、データ取得開始位置LL2は、圧入開始位置LL1よりも以前の位置となっている。圧入終了位置LLEとして、押切り端KTが適用されているが、上に述べたように、判定終了位置LLQを適用してもよい。
10箇所において判定位置P1〜10が設定されており、それぞれの判定位置Pについて、上限値H及び下限値Lが設定されている。各判定位置Pでの圧入力が、上限値H及び下限値Lで決定される範囲内に入っている場合に、圧入工程が正常に進行したと判定する。なお、判定位置Pとして、任意の個数を設定できるようにしてもよい。
このように、圧入工程が正常に進行したか否かを判定することにより、ワーク部材WKへの異物のかみこみ、ワーク部材WKの引っ掛かりまたはかじりなどを検知することができる。判定位置Pの決定に当たり、ワーク部材WKの圧入終了位置LLEを基点とするので、押切り端(圧入端)KTのバラツキによる判定のバラツキがなくなり、正確な圧入判定が行われる。
なお、判定位置P、上限値H、及び下限値Lの設定に当たっては、操作パネルをユーザが操作し、表示面に表示に基づいて入力を行う。判定位置Pとして、ユーザの希望する個数を入力して設定することができる。
上述の実施形態において、圧入距離の上限値及び下限値を設定するようにし、圧入開始位置LL1から圧入終了位置LLEまでの距離が、設定された圧入距離の範囲内に入っているか否かをさらに判定してもよい。
上述の実施形態において、データ取得区間RMをデータ取得開始位置LL2から圧入終了位置LLEとしたが、データ取得の開始位置を例えば圧入開始位置LL1として広くしてもよい。また、データ取得区間RMを判定区間RDと一致させてもよい。判定区間RDをもっと広げてもよい。
上述の実施形態においては、判定終了位置LLQを圧入終了直前位置LLPと一致させたが、これらを互いに異ならせてもよい。例えば、判定終了位置LLQを圧入終了直前位置LLPよりも一定の寸法だけ手前としてよい。その場合の一定の寸法として、例えば、0.1mm程度の値を用いることができる。
また、判定に当たって、判定区間RD内における位置信号S2と推力信号S1との波形のパターンなどによって良否を判定するようにしてもよい。プランジャPRの形状、寸法、材質などは種々のものとすることができる。プランジャPRをピストンロッドPDの先端に取り付けたが、ピストンロッドPDと一体としてもよい。ロードセル11は、シリンダCYのヘッド側に取り付けてもよい。また、シリンダCYとシリンダCYを取り付けるフレームとの間にロードセル11を取り付けてもよい。
上述の実施形態において、判定装置1及び圧入システムPFの全体または各部の構成、構造、寸法、形状、材質、個数などは、本発明の主旨に沿って種々変更することができる。
本発明に係る判定装置を用いた圧入システムの構成を示す図である。 本発明に係る判定装置における動作を説明するための図である。 図2の要部を拡大して示す図である。 他のワーク部材に適用した場合の推力信号の変化の例を示す図である。
符号の説明
1 判定装置
11 ロードセル(推力検出手段)
12 ポジションセンサ(位置検出手段)
15b 判定演算部(判定手段)
16 設定部(設定する手段)
17 メモリ(記憶手段)
PR プランジャ
WK ワーク部材
RM データ取得区間(所定のストローク範囲)
S1 推力信号(推力情報)
S2 位置信号(位置情報)
LLP 圧入終了直前位置
LLQ 判定終了位
LLE 圧入終了位
P 判定位置(チェックポイント)

Claims (2)

  1. 直線駆動するプランジャによって、押切り端を有する被圧入部材にワーク部材を圧入したときの圧入の良否を判定する方法であって、
    前記プランジャが前記ワーク部材を圧入する際の所定のストローク範囲において前記プランジャの推力情報と位置情報とを取得し、
    前記推力情報の前記位置情報に対する変化の割合が所定の大きさ以上になる圧入終了直前位置に基づいて判定終了位置を決定し、前記判定終了位置が決定された後に、前記判定終了位置を基点として、複数の設定された距離だけ逆上った複数の位置をチェックポイントとしてそれぞれ設定し、
    前記複数のチェックポイントのそれぞれに対して上限値及び下限値をそれぞれ設定し、
    前記チェックポイントにおける推力情報が、それぞれのチェックポイントにおいて設定された前記上限値及び前記下限値によって定まる範囲内にあるときに、圧入が良であると判定する、
    ことを特徴とする圧入の良否の判定方法。
  2. 直線駆動するプランジャによって、押切り端を有する被圧入部材にワーク部材を圧入したときの当該圧入の良否を判定する装置あって、
    前記プランジャの所定のストローク範囲における推力情報を得るための推力検出手段と、
    前記プランジャの所定のストローク範囲における位置情報を得るための位置検出手段と、
    前記推力情報と前記位置情報とを記憶するための記憶手段と、
    前記推力情報の前記位置情報に対する変化の割合が所定の大きさ以上になる位置を圧入終了直前位置として検出する手段と、
    前記圧入終了直前位置に基づいて判定終了位置を決定する手段と、
    前記判定終了位置を基点として、複数の設定された距離だけ逆上った複数の位置をチェックポイントとしてそれぞれ設定する手段と、
    前記複数のチェックポイントのそれぞれに対して上限値及び下限値をそれぞれ設定する手段と、
    前記チェックポイントにおける推力情報が、それぞれのチェックポイントにおいて設定された前記上限値及び前記下限値によって定まる範囲内にあるときに圧入が良であると判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする圧入の良否の判定装置。
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