JP2014036969A - 加工機におけるワーク板厚検出装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワークの板厚に応じて、より正確にワークのピンチング位置を検出することができ、正確なベンディング加工を行うことができる。
【解決手段】 ワークの設定板厚情報および前記基準ゲージの板厚情報からワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択し、その選択されたゲージへ、板厚検知カメラを移動して、ゲージの板厚を検知する。次に、ワークへ板厚検知カメラを移動し、ワークの板厚を検知し、検知されたゲージの板厚と検知されたワークの板厚とを減算し、得られた減算値に、選択されたゲージの板厚の公称値を加算して、ワークの板厚値とする。
【選択図】図4
【解決手段】 ワークの設定板厚情報および前記基準ゲージの板厚情報からワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択し、その選択されたゲージへ、板厚検知カメラを移動して、ゲージの板厚を検知する。次に、ワークへ板厚検知カメラを移動し、ワークの板厚を検知し、検知されたゲージの板厚と検知されたワークの板厚とを減算し、得られた減算値に、選択されたゲージの板厚の公称値を加算して、ワークの板厚値とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、ベンディングマシン等の板状のワークを加工する加工機におけるワーク板厚検出装置および方法に関し、特に、ワークの板厚に関係なく、正確なワーク板厚を測定することができるワーク板厚検出装置および方法に関するものである。
一般に、従来のベンディングマシン等の板状のワークを曲げ加工する加工機においては、曲げデータとして、正確な板厚でなく公称板厚を入力することが多く、その板厚の差が曲げ角度の加工精度に影響を与えていた。
板厚を事前に測定して入力する方法も考えられるが手間がかかり、簡単で安価そして正確な計測装置が望まれていた。
従来、ワーク板厚の検出方法としては、以下のような方法があった。
図5は、従来のワーク板厚の検出方法の説明図である。
図5(a)に示すように、まず、従来のワーク板厚検出装置は、ダイ1aの上端位置と同じ高さに、その上端が位置するように配置された第1の測定部材3aと、第1の測定部材3aに対して上下に移動するように設けられた第2の測定部材3bと、その第2の測定部材3bに設けられた電圧計5とを有している。
そして、第2の測定部材3bは、その先端が円錐状に尖っており、第1の測定部材3aに対して上下に移動して先端が第1の測定部材3aに接触するようになっており、図5(a)に示すように、第2の測定部材3bの先端を第1の測定部材3aに接触させ、その状態で、電圧計5により第2の測定部材3bへ流れる電流電圧を測定し、その測定された電流電圧をゼロと認識して、原点出しゼロリセット処理を行う。
次に、図5(b)に示すように、ダイ1aおよび第1の測定部材3aの上にワークWを載置し、第2の測定部材3bを下方へ移動させ、第1の測定部材3a上のワークWの上面に、第2の測定部材3bの先端を接触させ、その状態で、電圧計5により第2の測定部材3bへ流れる電流電圧を測定し、その測定された電流電圧に所定の係数を掛けて板厚としていた。
なお、先行技術文献はありませんでした。
しかしながら、上記従来のワーク板厚検出方法では、比較的に板厚が薄いワークにおいては、測定誤差も小さいが、板厚が厚いワークの場合、大きな測定誤差が生じてしまう問題があった。
すなわち、例えば、ゼロリセット処理後に、板厚が1〜2mmのワークを測定する場合、測定精度を+1%とすると、測定誤差は、0.01〜0.02mmとさほど大きくならないが、板厚が6mmのワークを測定する場合、測定精度を+1%とすると、測定誤差は、0.06mmとなり、測定精度を5%とすると、測定誤差は、0.3mmと非常に大きくなってしまう。
従って、特に、板厚が厚いワークにおいては、正確なワーク板厚の測定ができず、それにより、不明確に測定されたワーク板厚に基づいてベンディング加工を行うと、所望の曲げ角度を得られない問題が生じていた。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、ワークの加工を行う加工機において、前記ワークの板厚を検出するワーク板厚検出装置であって、
対象物の板厚を検知する板厚検知手段と、
前記板厚検知手段で検知されて複数の基準の板厚を提供する複数のゲージからなる基準ゲージと、
前記ワークと前記基準ゲージとの間で前記板厚検知手段を移動させる移動手段と、
前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有するワーク板厚検出装置である。
対象物の板厚を検知する板厚検知手段と、
前記板厚検知手段で検知されて複数の基準の板厚を提供する複数のゲージからなる基準ゲージと、
前記ワークと前記基準ゲージとの間で前記板厚検知手段を移動させる移動手段と、
前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有するワーク板厚検出装置である。
(A)前記記憶手段よりの前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報から前記ワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択する工程と、
(B)前記工程(A)において選択されたゲージへ、前記板厚検知手段を前記移動手段により移動する工程と、
(C)前記板厚検知手段により前記選択されたゲージの板厚を検知する工程と、
(D)前記ワークへ、前記板厚検知手段を前記移動手段により移動する工程と、
(E)前記板厚検知手段により前記ワークの板厚を検知する工程と、
(F)前記工程(C)において検知された前記選択されたゲージの板厚と、前記工程(E)において検知された前記ワークの板厚とを減算する工程と、
(G)前記工程(F)において得られた減算値に、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報を加算して、前記ワークの板厚とする工程。
(B)前記工程(A)において選択されたゲージへ、前記板厚検知手段を前記移動手段により移動する工程と、
(C)前記板厚検知手段により前記選択されたゲージの板厚を検知する工程と、
(D)前記ワークへ、前記板厚検知手段を前記移動手段により移動する工程と、
(E)前記板厚検知手段により前記ワークの板厚を検知する工程と、
(F)前記工程(C)において検知された前記選択されたゲージの板厚と、前記工程(E)において検知された前記ワークの板厚とを減算する工程と、
(G)前記工程(F)において得られた減算値に、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報を加算して、前記ワークの板厚とする工程。
請求項2に係る発明は、前記板厚検知手段が、前記ワークを位置決めするための突き当てのワーク接触面に設けられた板厚検知カメラからなることを特徴とする請求項1に記載のワーク板厚検出装置である。
請求項3に係る発明は、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報が、前記選択されたゲージの公称値であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のワーク板厚検出装置である。
請求項4に係る発明は、前記加工機がベンディングマシンからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のワーク板厚検出装置である。
請求項5に係る発明は、対象物の板厚を検知する板厚検知手段と、前記板厚検知手段で検知されて複数の基準の板厚を提供する複数のゲージからなる基準ゲージと、ワークと前記基準ゲージとの間で前記板厚検知手段を移動させる移動手段と、前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報を記憶する記憶手段とを有して、制御手段の制御の基に前記ワークの加工を行う加工機において、前記ワークの板厚を検出するワーク板厚検出方法であって、
(A)前記制御手段により、前記記憶手段よりの前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報から前記ワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択する工程と、
(B)前記制御手段により、前記工程(A)において選択されたゲージへ、前記板厚検知手段を前記移動手段を用いて移動する工程と、
(C)前記制御手段により、前記板厚検知手段により前記選択されたゲージの板厚を検知する工程と、
(D)前記制御手段により、前記ワークへ、前記板厚検知手段を前記移動手段を用いて移動する工程と、
(E)前記制御手段により、前記板厚検知手段により前記ワークの板厚を検知する工程と、
(F)前記制御手段により、前記工程(C)において検知された前記選択されたゲージの板厚と前記工程(E)において検知された前記ワークの板厚とを減算する工程と、
(G)前記制御手段により、前記工程(F)において得られた減算値に、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報を加算して、前記ワークの板厚とする工程と、を有するワーク板厚検出方法である。
(A)前記制御手段により、前記記憶手段よりの前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報から前記ワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択する工程と、
(B)前記制御手段により、前記工程(A)において選択されたゲージへ、前記板厚検知手段を前記移動手段を用いて移動する工程と、
(C)前記制御手段により、前記板厚検知手段により前記選択されたゲージの板厚を検知する工程と、
(D)前記制御手段により、前記ワークへ、前記板厚検知手段を前記移動手段を用いて移動する工程と、
(E)前記制御手段により、前記板厚検知手段により前記ワークの板厚を検知する工程と、
(F)前記制御手段により、前記工程(C)において検知された前記選択されたゲージの板厚と前記工程(E)において検知された前記ワークの板厚とを減算する工程と、
(G)前記制御手段により、前記工程(F)において得られた減算値に、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報を加算して、前記ワークの板厚とする工程と、を有するワーク板厚検出方法である。
請求項6に係る発明は、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報が、前記選択されたゲージの公称値であることを特徴とする請求項5に記載のワーク板厚検出方法である。
本発明によれば、ワークの板厚に応じて、より正確にワークのピンチング位置を検出することができ、正確なベンディング加工を行うことができるようになる。
図1は、本発明を実施した加工機の概略を示す全体正面図であり、図2は、図1に示したダイとパンチ回りの概略図であり、(a)は、側面側から見た側面図であり、(b)、(c)は、背面側から見た背面図である。
図1に示すように、この加工機(ベンディングマシン)7は、下部に設けられた第1の曲げ工具としてのダイ7aに対して、上部に設けられた第2の曲げ工具としてのパンチ7bをD軸(図2(a)参照)に沿ってスライド動作させることにより、ダイ7aとパンチ7bとの間に搬入されたワークを、ダイ7aとパンチ7bとによって曲げ加工するように構成されている。
そして、図2および図3に示すように、このベンディングマシン7には、ワークWの板厚を測定するワーク板厚検出装置が設けられ、このワーク板厚検出装置は、ワークWを位置決めするための突き当て13のワーク接触面13aに設けられた板厚検知カメラ15と、突き当て13の板厚検知カメラ15で検知されて複数の基準の板厚を提供する複数のゲージからなる基準ゲージ17と、板厚検知カメラ15をワークWと基準ゲージ17との間で移動させる移動手段19(図3参照)と、板厚検知カメラ15で検知された基準ゲージ17の板厚の情報と、板厚検知カメラ15で検知されたワークWの厚さの情報との差分を得て、その差分と基準ゲージ17の公称値とからワークWの板厚を計算する制御装置9とを有している。なお、制御装置9は、後述するように、加工機全体の制御をつかさどるようになっている。
ここで、図2(b)、(c)に示すように、基準ゲージ17は、複数の基準の板厚を提供する複数の板厚のゲージ17a〜17eを有しており、ワーク板厚検知カメラ15は、基準ゲージ17およびワークWの間を移動し、基準ゲージ17およびワークWの画像情報を得るようになっている。なお、ここでは、ゲージ17aは、公称値が1mmのゲージとなっており、ゲージ17bは、公称値が1.5mmのゲージとなっており、ゲージ17cは、公称値が3mmのゲージとなっており、ゲージ17dは、公称値が6mmのゲージとなっており、ゲージ17eは、公称値が9mmのゲージとなっている。
なお、上記カメラ移動手段19は、図2(b)、(c)に示すように、板厚検知カメラ15をワークWと基準ゲージ17との間で移動させるものであり、例えば、バックゲージの軸を用いてモーターやアキュームレータを動力として設け、その動力を、CPU25の制御の基にドライバで制御するようにしても良いし、他の機構で移動させるようにしても良い。
なお、ここでは、ワーク板厚検知カメラ15は、図2(b)、(c)に示すように、基準ゲージ17およびワークWの間を、水平方向に移動する構成となっていたが、基準ゲージ17を、ワークWに対して垂直方向に設け、ワーク板厚検知カメラ15を、基準ゲージ17およびワークWの間を垂直方向に移動する構成としても良い。なお、ここでは、その基準ゲージ17は、ワークWの水平方向に、例えば、支持部材等に取り付けられた構成となっている。
また、板厚検知カメラ15を、突き当て13のワーク接触面13aに設けるように構成したが、突き当て13と離れて独立して設けても良い。
また、図1に示すように、制御装置9には、所定画像の表示を行うと共に、オペレータからの指示を入力する入力表示部11が設けられている。
そして、制御装置9の制御の基に、入力表示部11により入力設定された曲げ加工動作に従い、上述した曲げ加工が行われるようになっている。
図3は、図1に示したベンディングマシン7の制御装置9の概略構成を示すブロック図である。
この制御装置9は、前述した板厚検知カメラ15よりの検知結果に基づいて、ワークWの板厚の検出を行うワーク板厚検出装置としても機能するようになっている。
図3に示すように、ベンディングマシン7の制御装置9は、ROM21およびRAM23がバスを介して接続されたCPU25を有しており、CPU25には、さらに、バスを介して、上述した板厚検知カメラ15、板厚検知カメラ15の移動手段19、入力部と表示部とを兼ねる上記入力表示部11、ワークWおよび基準ゲージ17の情報を記憶したデータベース27が接続されている。
また、上記CPU25には、バスを介して、パンチ7bの装着された上部テーブルを上下に駆動するためのシリンダ29を駆動するためのドライバ31も接続されるようになっている。
ここでは、CPU25が、入力表示部11よりのオペレータからの設定や指示に従い、データベース27内のパンチやダイのデータおよび製品形状データや被加工部材(ワークW)のデータおよび基準ゲージ17のデータを用いると共に、ROM21よりのコンピュータプログラムに従ってRAM23を用いて、後述するようにワークWの板厚の検出を行うと共に、入力設定された曲げ加工動作を行うようになっている。
次に、図4および図2を参照してワーク板厚検出装置によるワーク板厚検出方法について説明する。
図4は、図3に示したワークW板厚検出装置によるワークW板厚検出動作のフローチャートである。
まず、動作モードがワーク板厚検出モードとなると、図4のステップ101において、これから測定しようとするワークWの設定板厚に一番近い板厚のゲージが基準ゲージ17より選択される。
すなわち、CPU25は、加工処理する予定のワークWの設定板厚情報および基準ゲージ17の公称値を、データベース27等より得て、そのワークWの設定板厚情報を基準ゲージ17の公称値の情報と比較し、そのワークWの板厚に一番近い板厚のゲージを選択する。
この実施形態では、ワークWの設定板厚が、7mmとなっており、選択されるゲージは、板厚6mmのゲージ17dとなる。
次に、ステップ103において、板厚検知カメラ15が、カメラ移動手段により、選択されたゲージの撮像位置に移動させる。この実施形態では、図2(b)に示すように、板厚検知カメラ15が、板厚6mmのゲージ17dの撮像位置に移動される。
そして、ステップ105において、板厚検知カメラ15により、選択されたゲージが撮像される。この実施形態では、板厚検知カメラ15が、ゲージ17dを撮像する。
そして、ステップ107において、板厚検知カメラ15により撮像されたゲージ17dの画像情報から、ゲージ17dの板厚測定値が得られる。ここでは、CPU25により、ゲージ17dの画像情報が解析されてゲージ17dの板厚測定値が得られる。この実施形態では、ゲージ17dの板厚測定値は、測定精度を3%とすると、6.18mmとなる。
次に、ステップ109において、図2(c)に示すように、板厚検知カメラ15が、カメラ移動手段により、板厚7mmのワークWの撮像位置に移動される。
そして、ステップ111において、板厚検知カメラ15により、板厚7mmのワークWが撮像される。
そして、ステップ113において、板厚検知カメラ15により撮像されたワークWの画像情報から、ワークWの板厚測定値が得られる。ここでは、CPU25により、ワークWの画像情報が解析されてワークWの板厚測定値が得られる。この実施形態では、ワークWの板厚測定値は、測定精度を+3%とすると、7.21mmとなる。すなわち、このままでは、0.21mmの測定誤差が生まれることとなる。
次に、ステップ115において、CPU25により、ワークWの板厚測定値から選択されたゲージの板厚測定値が減算されて減算値が得られる。
この実施形態では、ワークWの板厚測定値である7.21mmから、ゲージ17dの板厚測定値である6.18mmが減算されて、1.03mmの減算値が得られる。
次に、ステップ117において、CPU25により、基準ゲージ17dの公称値に、ステップ115において得られた減算値が加算され、ワークWの正式な板厚の測定値が得られる。
この実施形態では、基準ゲージ17dの6mmの公称値に、1.03mmの減算値を加算して、7.03mmのワークWの正式な板厚測定値が得られる。
すなわち、この7.03mmのワークWの正式な板厚測定値を、ステップ113において得られたワークWの板厚測定値である7.21mmと比較すると、より誤差の少ない測定が達成されたこがわかる。
このように、このワークW板厚検出方法によれば、板厚検知カメラ15により、直接的にワークWを測定した場合と比べて、より正確な測定値を得ることができることがわかる。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、以下のように適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
上述した実施形態では、板厚検知カメラ15により、ワークおよび基準ゲージを測定するようにしていたが、図5に示すような電圧計を使用した測定装置を使用してワークおよび基準ゲージを測定するようにしても良い。
1a ダイ
3a 第1の測定部材
3b 第2の測定部材
5 電圧計
7 加工機(ベンディングマシン)
7a ダイ
7b パンチ
9 制御装置
11 入力表示部
13a ワーク接触面
15 板厚検知カメラ
17 基準ゲージ
19 カメラ移動手段
27 データベース
29 シリンダ
31 ドライバ
3a 第1の測定部材
3b 第2の測定部材
5 電圧計
7 加工機(ベンディングマシン)
7a ダイ
7b パンチ
9 制御装置
11 入力表示部
13a ワーク接触面
15 板厚検知カメラ
17 基準ゲージ
19 カメラ移動手段
27 データベース
29 シリンダ
31 ドライバ
Claims (6)
- ワークの加工を行う加工機において、前記ワークの板厚を検出するワーク板厚検出装置であって、
対象物の板厚を検知する板厚検知手段と、
前記板厚検知手段で検知されて複数の基準の板厚を提供する複数のゲージからなる基準ゲージと、
前記ワークと前記基準ゲージとの間で前記板厚検知手段を移動させる移動手段と、
前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有するワーク板厚検出装置。
(A)前記記憶手段よりの前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報から前記ワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択する工程と、
(B)前記工程(A)において選択されたゲージへ、前記板厚検知手段を前記移動手段により移動する工程と、
(C)前記板厚検知手段により前記選択されたゲージの板厚を検知する工程と、
(D)前記ワークへ、前記板厚検知手段を前記移動手段により移動する工程と、
(E)前記板厚検知手段により前記ワークの板厚を検知する工程と、
(F)前記工程(C)において検知された前記選択されたゲージの板厚と、前記工程(E)において検知された前記ワークの板厚とを減算する工程と、
(G)前記工程(F)において得られた減算値に、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報を加算して、前記ワークの板厚とする工程。 - 前記板厚検知手段が、前記ワークを位置決めするための突き当てのワーク接触面に設けられた板厚検知カメラからなることを特徴とする請求項1に記載のワーク板厚検出装置。
- 前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報が、前記選択されたゲージの公称値であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のワーク板厚検出装置。
- 前記加工機がベンディングマシンからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のワーク板厚検出装置。
- 対象物の板厚を検知する板厚検知手段と、前記板厚検知手段で検知されて複数の基準の板厚を提供する複数のゲージからなる基準ゲージと、ワークと前記基準ゲージとの間で前記板厚検知手段を移動させる移動手段と、前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報を記憶する記憶手段とを有して、制御手段の制御の基に前記ワークの加工を行う加工機において、前記ワークの板厚を検出するワーク板厚検出方法であって、
(A)前記制御手段により、前記記憶手段よりの前記ワークの情報および前記基準ゲージの情報から前記ワークWの設定板厚に近い基準板厚のゲージを基準ゲージより選択する工程と、
(B)前記制御手段により、前記工程(A)において選択されたゲージへ、前記板厚検知手段を前記移動手段を用いて移動する工程と、
(C)前記制御手段により、前記板厚検知手段により前記選択されたゲージの板厚を検知する工程と、
(D)前記制御手段により、前記ワークへ、前記板厚検知手段を前記移動手段を用いて移動する工程と、
(E)前記制御手段により、前記板厚検知手段により前記ワークの板厚を検知する工程と、
(F)前記制御手段により、前記工程(C)において検知された前記選択されたゲージの板厚と前記工程(E)において検知された前記ワークの板厚とを減算する工程と、
(G)前記制御手段により、前記工程(F)において得られた減算値に、前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報を加算して、前記ワークの板厚とする工程と、を有することを特徴とするワーク板厚検出方法。 - 前記記憶手段よりの前記選択されたゲージの板厚情報が、前記選択されたゲージの公称値であることを特徴とする請求項5に記載のワーク板厚検出方法。
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WO2016098882A1 (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | 株式会社サタケ | 穀粒品位判別装置 |
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