JP4249210B2 - 経路数監視装置及び経路数監視方法ならびに経路数監視プログラム - Google Patents

経路数監視装置及び経路数監視方法ならびに経路数監視プログラム Download PDF

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Description

本発明は、経路数監視装置及び経路数監視方法ならびに経路数監視プログラムに関し、特に、インターネット・プロトコル(Internet protocol: IP)を用いたネットワークの経路情報処理装置においてパケットを転送する経路を決めるための経路情報の監視を行う、経路数監視装置及び経路数監視方法並びに経路数監視プログラムに関する。
インターネットとは、インターネット・サービス・プロバイダ(Internet Service Provider: ISP)や企業や大学などの異なる組織によって運営される1万以上の自律システム(Autonomous System: AS)が有機的に接続されたものである。上述のAS間は、専用線或いは インターネット・エクスチェンジ(Internet Exchange: IX)によって接続され、ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル(Border Gateway Protocol: BGP)により経路情報を交換する。また、後述するように、各ピアASに少なくとも1つの経路情報処理装置が備えられており、以下、あるピアASに経路情報処理装置を介して有機的に接続された少なくとも1つのピアASを、“ピアASのピアAS”と称する。
BGPは、AS間で経路情報を交換する際に用いられるパスベクトル型のルーティングプロトコルであって、あるASが広告した経路情報は、各ASをホップバイホップにて伝播し、インターネット中に拡散する。ASが経路情報を隣接ASに広告する際、経路情報に含まれるASパス属性の先頭に、そのAS番号を1つ付与する。このことから、隣接するASであるピアASのピアAS番号は、ASパス属性の先頭であり、標準的な表記として最左端のAS番号を見ることによって把握することができる。このような経路情報の伝播の過程で、経路フィルタリングや経路情報のパス属性の操作等を行うことで、各AS独自の運用ポリシーに基づいたルーティング制御を行なっている。
経路情報処理装置は、IPアドレスを持つパケットを受信すると、保持している経路表に登録されている経路情報を探し、該パケットを該経路情報におけるNEXTHOPの値に記載された経路情報処理装置宛に、該パケットを転送する。
図18は、BGPによる経路情報の伝播の一例を示す図である。図18において、インターネットには、例えば、AS1〜AS 6に設けられたルータR1〜R6は、メッシュ状またはスター状に接続され、同一のAS1〜AS6内のルータは、各AS1〜AS 6を含むインターネット上の全ての経路情報を共有することができる。
例えば、AS2のR2aとR2bからAS1のR1にそれぞれ経路情報15万経路が広告され、AS3のR3aとR3bからAS1のR1にそれぞれ経路情報15万経路が広告され、AS1のR1は15万経路の経路情報を保持したとする。次に、R1は保持した15万経路の経路情報のうち、最適な経路選択によって、ピアASをAS2とする経路が10万経路、ピアASをAS3とする経路が5万経路であるとする。
更に、ピアASがAS2であり、ピアASのピアASがAS4である経路が6万経路、ピアASがAS2であり、ピアASのピアASがAS5である経路が4万経路、ピアASがAS3であり、ピアASのピアASがAS5である経路が3万経路、ピアASがAS3であり、ピアASのピアASがAS6である経路が2万経路であるとする。
また、ピアASがAS2であり、R2aをNEXTHOPとする経路が7万経路、ピアASがAS2であり、R2bをNEXTHOPとする経路が3万経路、ピアASがAS3であり、R3aをNEXTHOPとする経路が3万経路、ピアASがAS3であり、R3bをNEXTHOPとする経路が2万経路であるとする。
このとき、経路情報の変更やルータ等の経路情報処理装置の故障や機器間を接続するケーブルの故障などによって、経路が変更することがある。
例えば、経路情報の変更によって、R1において、ピアASをAS2とする経路が8万経路となり、ピアASをAS3とする経路が7万経路、となる場合がある。
その際、ピアASがAS2であり、ピアASのピアASがAS4である経路が6万経路、ピアASがAS2であり、ピアASのピアASがAS5である経路が2万経路、ピアASがAS3であり、ピアASのピアASがAS5である経路が6万経路、ピアASがAS3であり、ピアASのピアASがAS6である経路が1万経路、となる場合がある。
更に、ピアASがAS2であり、R2aをNEXTHOPとする経路が7万経路、ピアASがAS2であり、R2bをNEXTHOPとする経路が1万経路、ピアASがAS3であり、R3aをNEXTHOPとする経路が5万経路、ピアASがAS3であり、R3bをNEXTHOPとする経路が2万経路、となる場合がある。
ネットワーク(NW)管理者は、このように、ルータにおいて、経路の変更として、どれくらいの経路数がどのピアASを向いているか、又は、そのピアASを向いている経路のうち、さらにピアASのピアASが、どこを向いているか、及び、どのNEXTHOPを向いているかを把握することで、NWの障害の早期発見や精度の高い経路制御が可能になる。
また、自AS以外にも他ASにおいて、自ASの経路が他ASに広告されているかを監視する方法が開示されている(例えば、特許文献1又は非特許文献1参照)。
また、自ASの経路が隣接するどのASにどれだけの経路数を広告しているかを把握する方法が開示されている(例えば、非特許文献2参照)。
特開平11−243422号公報 明石修他4名、"リフレクターエージェントを用いた自律組織間診断システム"、情報処理学会研究報告、日本、社団法人情報処理学会、1998年2月6日、Vol.98、No.15、pp.161−166、98−DPS−87−28 Packet Design, Inc.、"Route Explorer"(Route ExplorerTM)、 [online] 、 [2006年 7月 20日検索] 、インターネット〈http://www.packetdesign.com/products/bgproot.htm〉
しかしながら、特許文献1、非特許文献1及び2においては、自ASの経路が他ASに広告されているかを監視する方法や、自ASの経路が隣接するどのASにどれだけの経路数を広告されているかを把握する方法は開示されているが、あるピアASを向いている経路数が、一定時間の後にどれだけの経路数に変動したかの監視を行うことはできないため、変動した事象を把握することができず、NW管理において支障を来たしていた。
本発明の目的は、ピアAS毎の経路数を把握して経路変動を確認することができる経路数監視装置及び経路数監視方法並びに経路数監視プログラムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る経路数監視装置は、少なくとも1つのネットワーク端末と、BGP(ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル)を用いて経路情報を処理する少なくとも1つの経路情報処理装置とを備えるネットワークシステムにおいて、前記経路情報処理装置の各々に接続する経路数監視装置であって、前記経路情報処理装置の各々が広告する経路情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した各経路情報から広告経路、該広告経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値を経路表として保持する保持手段と、前記経路表内の経路情報が持つASパス属性から判明するピアASについて、ピアAS 毎の経路数、及び該ピアAS 毎のピアASの経路数を集計するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数を集計する経路数集計手段と、集計された各経路数の情報を保持する経路数保持手段と、前記経路数保持手段によって保持されている前回集計された各経路数の情報と、今回集計された対応する各経路数の情報とを比較して、当該ピアASにおける各経路数の増減比率、該ピアAS毎のピアASにおける経路数の増減比率を算出するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎における経路数の増減比率を算出する差分計算手段と、前記経路表内の経路における各増減比率の変動を定期的に監視し、各ピアAS番号、各ピアASのNEXTHOPの値、今回集計の各経路数、前回集計の各経路数、及び今回集計と前回集計との間の増減比率を表す情報を、経路情報に関する通知リストとして作成し、定期的に前記少なくとも1つのネットワーク端末に通知する通知手段と、を有している。
また、本発明に係る経路数監視方法は、少なくとも1つのネットワーク端末と、BGPを
用いて経路情報を処理する少なくとも1つの経路情報処理装置とを備えるネットワークシステムにおいて、前記経路情報処理装置の各々に接続するコンピュータに実行させる経路数監視方法であって、前記経路情報処理装置の各々が広告する経路情報を受信するステップと、該ステップによって受信した各経路情報から広告経路、及び該広告経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値を経路表として保持するステップと、前記経路表内の経路情報が持つASパス属性から判明するピアASについて、ピアAS 毎の経路数、該ピアAS 毎のピアASの経路数を集計するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数を集計するステップと、集計された各経路数の情報を保持するステップと、該ステップによって保持されている前回集計された各経路数の情報と、今回集計された対応する各経路数の情報とを比較して、当該ピアASにおける各経路数の増減比率、該ピアAS毎のピアASにおける経路数の増減比率を算出するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎における経路数の増減比率を算出するステップと、前記経路表内の経路における各増減比率の変動を定期的に監視し、各ピアAS番号、各ピアASのNEXTHOPの値、今回集計の各経路数、前回集計の各経路数、及び今回集計と前回集計との間の増減比率を表す情報を、経路情報に関する通知リストとして作成し、定期的に前記少なくとも1つのネットワーク端末に通知するステップと、を含んでいる。
また、本発明に係る経路数監視プログラムは、少なくとも1つのネットワーク端末と、BGPを用いて経路情報を処理少なくとも1つの経路情報処理装置とを備えるネットワーク
システムにおいて、前記経路情報処理装置の各々に接続するコンピュータに、前記経路情報処理装置の各々が広告する経路情報を受信するステップと、該ステップによって受信した各経路情報から広告経路、及び該広告経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値を経路表として保持するステップと、前記経路表内の経路情報が持つASパス属性から判明するピアASについて、ピアAS 毎の経路数、該ピアAS 毎のピアASの経路数を集計するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数を集計するステップと、集計された各経路数の情報を保持するステップと、該ステップによって保持されている前回集計された各経路数の情報と、今回集計された対応する各経路数の情報とを比較して、当該ピアASにおける各経路数の増減比率、該ピアAS毎のピアASにおける経路数の増減比率を算出するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎における経路数の増減比率を算出するステップと、前記経路表内の経路における各増減比率の変動を定期的に監視し、各ピアAS番号、各ピアASのNEXTHOPの値、今回集計の各経路数、前回集計の各経路数、及び今回集計と前回集計との間の増減比率を表す情報を、経路情報に関する通知リストとして作成し、定期的に前記少なくとも1つのネットワーク端末に通知するステップと、を実行させる。
本発明によれば、経路数監視装置が有する経路数集計手段により、BGPを用いて経路情報を処理する経路情報処理装置から受信した経路情報が持つピアASのAS番号毎の経路数が集計され、経路数監視装置が有する通知手段により、ピアASのAS番号毎の経路数の集計結果の変動が監視され、ピアASのAS番号毎の経路数を把握して、経路変動を確認することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る経路数監視装置を示し、(a)はインターネット上の適用例の説明図、(b)は構成ブロック図である。図1に示すように、ピアASのAS番号毎に経路数を監視する経路数監視装置(ピアAS毎経路数監視装置)10は、一例として、インターネット20の自律システム−A(AS−A)に適用され、AS−Aは、経路情報処理装置(例えば、ルータ)30に接続している。即ち、経路数監視装置10は、経路情報処理装置30を介してインターネット20に接続している(図1(a)参照)。また、NW管理者が利用するネットワーク端末は、インターネット20及び各ピアASを含むネットワークシステム上に接続することができる(図示せず)。即ち、経路情報処理装置30は、各ピアASに少なくとも1つ備えられ、経路数監視装置10は、各ピアASの経路情報処理装置30及びNW管理者が利用するネットワーク端末と通信可能である。
ここで、経路とは、IPネットワークにおけるIPアドレスの連続した束を指す。具体的には、例えば、“10.0.0.0/24”(IPアドレス10.0.0.0〜10.0.0.255の束)のように表す。また、ここで、経路情報とは、経路と該経路のNEXTHOPの値と該経路のASパス(AS_PATH)の値を含んだものを指す。具体的には、例えば、“経路:10.0.0.0/24、NEXTHOPの値:192.168.10.1、ASパスの値:100 200 300”のように表す。
経路数監視装置10は、経路情報収集部11、判定処理部12、通知部13、及びデータ部14を有しており(図1(b)参照)、自ASに属する経路情報処理装置30に接続することによって機能することを前提とする。経路情報収集部11は、経路情報処理装置30が広告する経路情報を受信する受信部(受信手段)11aと、経路情報処理装置30から受信した経路情報を表にした経路表(保持手段)11bを保持している。ここで、経路数監視装置10として機能させるためのコンピュータを好適に用いることができ、そのようなコンピュータは、中央演算処理装置(CPU)及び少なくとも1つの記憶手段(メモリ)を有している(図示せず)。また、そのようなコンピュータに、経路情報収集部11、判定処理部12及び通知部13の有する機能をCPUによって実現させるためのプログラム、及び、データ部14の有する後述の各データは、メモリに格納させることができる。
判定処理部12は、BGPを用いて経路情報を処理する経路情報処理装置30から受信した経路情報が持つピアASのAS番号毎に経路数を一定間隔又は任意間隔で集計する経路数集計手段として機能すると共に、経路表11bによって保持されている前回集計されたピアASのAS番号毎の経路数と、今回集計されたピアASのAS番号毎の経路数を一定間隔又は任意間隔で差分計算を行う差分計算手段として機能する。
通知部(通知手段)13は、判定処理部12による経路数の差分計算の結果が閾値より大きい場合、経路数情報をNW管理者が利用するネットワーク端末に通知する。データ部(経路数保持手段)14は、経路数集計手段により、経路表内の経路情報が持つピアASのAS番号毎に経路数を集計し、集計されたピアASのAS番号毎の経路数を保持する。そして、通知部13は、通知リスト13aを、データ部14は、前回リスト14aと今回リスト14bを、それぞれ保持している。また、経路情報処理装置30は経路表31を保持している。
図2は、図1の経路情報収集部11が保持する経路表11bの一例を示す説明図である。図2に示すように、経路表11bには、経路と、その経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値が示されている。例えば、“10.11.0.0/16”は経路を、“192.168.10.10”はNEXTHOPの値を、“1111 2000 3000 4000”はASパスを、それぞれ示している。
図3Aと図3Bは、図1のデータ部が保持する前回リストの一例を示す説明図であり、図4Aと図4Bは、図1のデータ部が保持する今回リストの一例を示す説明図である。図3A及び図4Aに示すように、前回PPリスト14a及び今回PPリスト14cには、ピアASのAS番号と、ピアAS毎の経路数、ピアAS毎のピアAS番号、ピアAS毎のピアASの経路数、及び広告された経路が示されている。
図3B及び図4Bに示すように、前回PNリスト14b及び今回PNリスト14dには、ピアASのAS番号と、ピアAS毎の経路数、ピアAS毎のNEXTHOPの値、ピアAS毎のNEXTHOP毎の経路数、及び広告された経路が示されている。
以下、経路数監視装置10における監視動作について説明する。経路数監視装置10における監視の動作は以下の(1)〜(3)となる。
(1)経路情報処理装置30から経路情報を受信し今回リスト14c及び14dを作成。
(2)前回リスト14aと今回リスト14bを用いて集計。
(2-1)ピアAS毎の経路数を集計。
(2-2)ピアAS毎にピアAS毎の経路数を集計。
(3)前回リスト14bと今回リスト14dを用いて集計。
(3-1)ピアAS毎の経路数を集計。
(3-2)ピアAS毎のNEXTHOP値毎の経路数を集計。
つまり、先ず、経路情報収集部11の受信部11aにより、経路情報処理装置30から経路情報を受信し、データ部14により今回リスト14c及び14dを作成する。
次に、判定処理部12により、データ部14の前回リスト14aと今回リスト14cを用いて、ピアAS番号毎の経路数を集計すると共にピアASのピアAS番号毎の経路数を集計する。
また、判定処理部12により、データ部14の前回リスト14bと今回リスト14dを用いて、ピアAS毎の経路数を集計すると共にピアASのNEXTHOPの値毎の経路数を集計する。
更に、判定処理部12により、ピアAS毎の経路数集計結果とピアASのピアAS番号毎の経路数集計結果とピアASのNEXTHOPの値毎の経路数集計結果の変動を定期監視し、通知部13により、ピアAS番号毎の経路数集計結果、ピアASのピアAS番号毎の経路数集計結果、及び、ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数集計結果を出力する。
図5は、経路情報処理装置から経路情報を受信し、今回PPリスト14cと今回PNリスト14dを作成する処理の流れを示すフローチャートである。尚、図5で示される処理は、一定間隔又は任意間隔で実施される。
図5に示すように、先ず、今回PPリスト14cを前回PPリストに14aに移し、今回PPリスト14cを空にし、今回PNリスト14dを前回PNリスト14bに移し、今回PNリスト14dを空にする。(ステップS101)。
次に、経路数監視装置10が保持する経路表11bに保持されている経路情報を1つ取得する。(ステップS102)。この経路情報は、例えば、“経路:10.11.0.0/16、NEXTHOP:192.168.10.10、ASパス:1111 2000 3000 4000”(図2参照)である。
次に、取得した経路情報に含まれている経路と、ピアASであるASパスの最左端のAS番号を取得し、データベース内の今回PPリスト14cと今回PNリスト14dに登録する。このとき、ピアAS毎の経路数に“1”を加算する(ステップS103)。
次に、取得した経路情報に含まれている、ピアASのピアASであるASパスの最左端のAS番号の1つ右隣のAS番号を取得し、データベース内の今回PPリスト14cに登録する。このとき、ピアASのピアAS毎の経路数に“1”を加算する(ステップS104)。
更に、取得した経路情報に含まれている、NEXTHOPの値を取得し、データベース内の今回PNリスト14dに登録する。このとき、ピアAS毎のNEXTHOP毎の経路数に“1”を加算する(ステップS105)。
つまり、取得した経路情報、“経路:10.11.0.0/16、NEXTHOP:192.168.10.10、ASパス:1111 2000 3000 4000”において、“ASパス:1111 2000 3000 4000”の最左端のAS番号である“1111”を、今回PPリスト14cと今回PNリスト14dの“ピアAS番号”に登録する。登録後、今回PPリスト14cと今回PNリスト14dの“ピアAS毎の経路数”に“1”を加算する。
その後、“ASパス:1111 2000 3000 4000”の最左端の1つ右隣の、AS番号である“2000”を、今回PPリスト14cの“ピアAS毎のピアASの番号”に登録する。
登録後、今回PPリスト14cの“ピアAS毎のピアAS毎の経路数”に“1”を加算する。加算後、“経路:10.11.0.0/16”を、今回PPリスト14cの“広告された経路”に登録する。
更に、“NEXTHOP:192.168.10.10”を、今回PNリスト14dの“ピアAS毎のNEXTHOP値”に登録する。
登録後、今回PNリスト14dの“ピアAS毎のNEXTHOP毎の経路数"に“1”を加算する。加算後、“経路:10.11.0.0/16”を、今回PNリスト14dの“広告された経路”に登録する。
次に、経路表11bに保持されている全ての経路情報を今回PPリスト14cと今回PNリスト14dに登録したか否かを判断する(ステップS106)。判断の結果、全ての経路を登録した(YES)場合、今回ppリスト14cと今回PNリスト14dの作成処理を終了し、全ての経路を登録していない(NO)場合、ステップS102へ戻り、未登録の経路を今回PPリスト14cと今回PNリスト14dに登録する。
次に、ピアAS毎の経路数の集計について説明する。
(ピアAS毎の経路数の集計)
図6は、ピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その1)であり、図7は、ピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。尚、図6及び図7で示される処理は、一定間隔又は任意間隔で実施される。
図6及び図7に示すように、先ず、今回PPリスト14cの未取得の“ピアAS番号”と“ピアAS毎の経路数”を取得する。例えば、今回PPリスト14cにおいて、未取得のピアAS番号として“1111”と、このピアAS毎の経路数として“100”を取得する(ステップS201)。
次に、そのピアAS番号が前回PPリスト14aに登録されている“1”か否かを判断する(ステップS202)。判断の結果、登録されている(YES)場合、前回PPリスト14aの該ピアAS毎の経路数の値として“90”を取得する(ステップS203)。一方、登録されていない(NO)場合、前回PPリスト14aの該ピアASの経路数を“0”とする(ステップS204)。
登録されているか否かの判断において、例えば、このピアAS番号“1111”は、前回PPリスト14aに登録されていると判断され、取得したピアAS番号が“1112”の場合は、前回PPリスト14aに登録されていないと判断される。
そして、前回PPリスト14aのピアAS番号のピアAS毎の経路数の値を取得し、或いは前回PPリスト14aのピアAS番号のピアAS毎の経路数を“0”とした後、該ピアAS番号に関する今回PPリスト14cのピアAS毎の経路数と前回PPリスト14aのピアAS毎の経路数の差分計算を行う(ステップS205)。
例えば、ピアAS番号“1111”の今回PPリスト14cのピアAS毎の経路数は“100”であり、このピアAS番号“1111”の前回PPリスト14aのピアAS毎の経路数は“90”である。
差分計算として、例えば、
|(今回PPリスト14cのピアAS毎の経路数)
−(前回PPリスト14aのピアAS毎の経路数)|
/(今回PPリスト14cのピアAS毎の経路数)=|100−90|/100=0.1
を行う。ここで、||は絶対値を表し、この場合、差分計算の結果は0.1となる。
次に、該ピアAS番号、今回PPリスト14cの経路数、前回PPリスト14aの経路数、今回PPリスト14cの経路数と前回PPリスト14aの経路数の差、及び差分計算の結果を、1レコードとして、該レコードを通知リスト13aに登録する(ステップS206)。
例えば、ピアAS番号“1111”、今回PPリスト14cのピアAS毎の経路数“100”、前回PPリスト14aのピアAS毎の経路数“90”、今回PPリスト14cの経路数と前回PPリストのピアAS毎の経路数の差分“+10(=100−90)”、及び差分計算の結果“0.1”を通知リスト13aに登録する(図12参照)。
次に、今回PPリスト14cに登録されているピアAS番号を全て取得したか否かを判断する(ステップS207)。判断の結果、ピアAS番号を全て取得した(YES)場合、前回PPリスト14aに未取得のピアAS番号があるか否かを判断する(ステップS208)。一方、ピアAS番号を全て取得していない場合、即ち、未取得のピアAS番号がある(NO)場合、ステップS201へ戻り、今回PPリスト14cの未取得の“ピアAS番号”と“その経路数”を取得する。
そして、前回PPリスト14aに未取得のピアAS番号があるか否かの判断(ステップS208)の結果、未取得のピアAS番号がある、即ち、登録されている(YES)場合、前回PPリスト14aの未取得のピアAS番号の値と、その経路数を取得し(ステップS209)、未取得のピアAS番号がない、即ち、登録されていない(NO)場合、処理を終了する。
未取得のピアAS番号があるか否かの判断において、例えば、この実施例の場合、前回PPリスト14aのピアAS番号“1122”が今回PPリスト14cのピアAS番号に登録されていないため、登録されていないと判断される。
また、前回PPリスト14aの未取得のピアAS番号と、そのピアAS番号の経路数を取得すると共に、今回PPリスト14cの該ピアAS番号のピアAS番号毎の経路数を“0”とし、該ピアAS番号のピアAS番号毎の今回PPリスト14cの経路数と前回リスト14aの経路数の差分計算を行う。
例えば、前回PPリスト14aのピアAS番号“1122”と、このピアAS番号毎の経路数“200”を取得し、今回PPリスト14cのピアAS番号“1122”のピアAS毎の経路数を“0”とする。よって、差分計算として、例えば、
|(今回PPリスト14cのピアAS番号毎の経路数)
−(前回PPリスト14aのピアAS番号毎の経路数)|
/(今回PPリスト14cのピアAS番号毎の経路数)
を行うが、このとき、今回PPリスト14cのピアAS番号毎の経路数が“0”の場合は計算が行えないため、差分計算の結果を“1”とする。
次に、該ピアAS番号と、今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数、前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数、及び、今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数と前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数との間の差と差分計算の結果を、1レコードとして、該レコードを通知リスト13aに登録する(ステップS210)。
次に、前回PPリスト14aに登録されているピアAS番号を全て取得したか否かを判断する(ステップ211)。判断の結果、登録されているピアAS番号を全て取得した(YES)場合、処理を終了し、登録されているピアAS番号を全て取得していない(NO)場合、ステップS209へ戻り、前回PPリストの未取得のピアAS番号の値と、その経路数を取得する。尚、登録された各通知リストは、一定間隔又は任意間隔でNW管理者が利用するネットワーク端末に送信される。
次に、ピアASのピアAS毎の経路数の集計について説明する。
(ピアASのピアAS毎の経路数の集計)
図8は、ピアAS毎にピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その1)であり、図9は、ピアAS毎にピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。尚、図8及び図9で示される処理は一定間隔又は任意間隔で実施される。
図8及び図9に示すように、先ず、今回PPリスト14cの未取得の“ピアAS番号”と“ピアAS毎の経路数”を参照及び取得する(ステップS301)。例えば、今回PPリスト14cにおいて、未取得のピアAS番号として“1111”と、このピアAS毎の経路数として“100”を取得する。
次に、今回PPリスト14cの該ピアAS番号に関連付けられた未取得の該ピアASのピアAS番号と、該ピアASのピアAS番号毎の経路数を取得する(ステップS302)。例えば、該ピアAS番号“1111”に関連付けられた未取得の該ピアASのピアAS番号“2000”と、該ピアASのピアAS番号毎の経路数として“25”を取得する。
次に、前回PPリスト14aに該ピアAS番号が登録され、且つ、該ピアASのピアAS番号が登録されているか否かを判断する(ステップS303)。判断の結果、登録されている(YES)場合、前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数を取得し(ステップS304)、登録されていない(NO)場合、前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数を“0”とする(ステップS305)。
該ピアAS番号が登録され、且つ、該ピアASのピアAS番号が登録されている否かの判断に際し、例えば、該ピアAS番号“1111”と該ピアASのピアAS番号“2000”は、前回PPリスト14aに登録されていると判断し、該ピアAS番号“1111”と該ピアASのピアAS番号“2150”は、前回PPリスト14aに登録されていないと判断する。
そして、登録されている(YES)場合、例えば、前回リスト14aの該ピアAS“1111”のピアAS番号“2000”毎の経路数“10”を取得し、登録されていない(NO)場合、例えば、前回PPリストaの該ピアAS“1111”のピアAS番号“2150”毎の経路数を“0”とする。
その後、該ピアASのピアAS番号に関する今回PPリスト14cの経路数と、前回PPリスト14aの経路数の差分計算を行う(ステップS306)。
例えば、該ピアAS“1111”の今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号“2000”毎の経路数は“25”であり、前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号“2000”毎の経路数は“10”である。よって、差分計算として、例えば、
|(今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数)
−(前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数)|
/(今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数)
=|25−10|/25=0.6
を行う。このとき、差分結果は“0.6”となる。
次に、該ピアAS番号、該ピアASのピアAS番号、今回PPリスト14cの経路数、前回PPリスト14aの経路数、今回PPリスト14cの経路数と前回PPリスト14aの経路数の差、及び差分計算の結果を、1レコードとして、該レコードを通知リスト13aに登録する(ステップS307)。
例えば、該ピアAS番号“1111”の今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号“2000”毎の経路数は“25”、前回PPリスト14aの該ピアAS番号“1111”の前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号“2000”毎の経路数は“10”、今回PPリストの該ピアASのピアAS番号毎の経路数と今回PPリストの該ピアASのピアAS番号毎の経路数の差分“15(=25−10)”及び差分計算結果“0.6”を、1レコードとして、通知リスト13aに登録する。
次に、該ピアAS番号に関連付けられたピアASのピアAS番号を全て取得したか否かを判断する(ステップS308)。判断の結果、全て取得した(YES)場合は、今回PPリスト14cのピアAS番号を全で取得した否かを判断し(ステップS309)、全て取得していない(NO)の場合は、ステップS302に戻って、今回PPリスト14cの該ピアASに関連付けられた未取得のピアAS番号と、該ピアASのピアAS番号毎の経路数を取得する。
そして、今回PPリスト14cのピアAS番号を全て取得した否かの判断(ステップS309)において、全て取得した(YES)場合は、前回PPリスト14aに未取得のピアAS番号が登録されているか否かを判断し(ステップS310)、全て取得していない(NO)場合、ステップS301へ戻って、今回PPリスト14cの未取得のピアAS番号を取得する。
次に、前回PPリスト14aに未取得のピアAS番号が登録されているか否かの判断(ステップS310)において、未取得のピアAS番号が登録されていない、即ち、全て取得した(NO)場合は、処理を終了し、未取得のピアAS番号が登録されている、即ち、全て取得していない(YES)場合は、前回PPリスト14aの未取得のピアAS番号を取得する(ステップS311)。例えば、前回PPリスト14aの未取得のピアAS番号として“1122”がある。
次に、前回PPリスト14aの該ピアAS番号に関連付けられた未取得のピアASのピアAS番号と、該ピアASのピアAS番号毎の経路数を取得する(ステップS312)。今回PPリスト14cの該ピアAS番号毎の経路数を“0”とする。該ピアASのピアAS番号に関する今回PPリスト14cの経路数と前回PPリスト14aの経路数の差分計算を行う。
例えば、該ピアAS番号“1122”の該ピアASのピアAS番号“2000”の前回PPリストの14aの経路数は“100”である。該ピアAS“1122”のピアAS番号“2000”の今回PPリスト14cの経路数は“0”である。差分計算として、例えば、
|(今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数)
−(前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数)|
/(今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数)
を行うが、このとき、今回PPリスト14cが“0”の場合は、計算ができないため、差分計算の結果を“1”とする。
次に、該ピアAS番号、該ピアAS番号に関連付けられた該ピアASのピアAS番号、今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数、前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数、今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数と前回PPリスト14aの該ピアASのピアAS番号毎の経路数の差分、及び、差分計算の結果を、1レコードとして、該レコードを通知リスト13aに登録する(ステップS313)。
例えば、該ピアAS番号“1122”と、該ピアASのAS番号“2000”と、今回PPリスト14cのピアASのピアAS番号毎の経路数“0”と、前回PPリスト14cのピアASのピアAS番号毎の経路数“100”と、今回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数と前回PPリスト14cの該ピアASのピアAS番号毎の経路数の差分“−100(=0−100)”と、差分計算の結果“1”を、通知リスト13aに登録する。
次に、前回PPリスト14aに登録されている該ピアASに関連付けられた該ピアASのピアAS番号を全て取得したか否かを判断する(ステップS314)。判断の結果、全て取得し(YES)場合は、ステップS310へ戻って、前回リスト14aに未取得のピアAS番号が登録されているか否かを判断し、全てを取得していない(NO)場合は、ステップS312へ戻って、前回PPリスト14aの該ピアASに関連付けられた未取得の該ピアASのピアAS番号と、ピアAS番号毎の経路数を取得する。尚、登録された各通知リストは、一定間隔又は任意間隔でNW管理者が利用するネットワーク端末に送信される。
次に、ピアASのNEXTHOP毎の経路数の集計について説明する。
(ピアASのNEXTHOP毎の経路数の集計)
図10は、ピアAS毎にNEXTHOP毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その1)であり、図11は、ピアAS毎にNEXTHOP毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。尚、図10及び図11で示される処理は、一定間隔又は任意間隔で実施される。
図10及び図11に示すように、先ず、今回PNリスト14dの未取得の“ピアAS番号”と“ピアAS毎の経路数”を参照及び取得する(ステップS401)。例えば、今回PNリスト14dにおいて、未取得のピアAS番号として“1111”と、このピアAS毎の経路数として“100”を取得する。
次に、今回PNリスト14dの該ピアAS番号に関連付けられた未取得の該ピアASのNEXTHOPの値と、該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数を取得する(ステップS402)。例えば、該ピアAS番号“1111”に関連付けられた未取得の該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”と、該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数として“25”を取得する。
次に、前回PNリスト14bに該ピアAS番号が登録され、且つ、該ピアASのNEXTHOPの値が登録されているか否かを判断する(ステップS403)。判断の結果、登録されている(YES)場合、前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数を取得し(ステップS404)、登録されていない(NO)場合、前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数を“0”とする(ステップS405)。
該ピアAS番号が登録され、且つ、該ピアASのNEXTHOPの値が登録されている否かの判断に際し、例えば、該ピアAS番号“1111”と該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”は、前回PNリスト14bに登録されていると判断し、該ピアAS番号“1111”と該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.25”は、前回PNリスト14bに登録されていないと判断する。
そして、登録されている(YES)場合、例えば、前回リスト14aの該ピアAS“1111”のNEXTHOPの値“192.168.10.10”毎の経路数“10”を取得し、登録されていない(NO)場合、例えば、前回PNリストbの該ピアAS番号“1111”のNEXTHOPの値“192.168.10.25”毎の経路数を“0”とする。
その後、該ピアASのNEXTHOPの値に関する今回PNリスト14dの経路数と、前回PNリスト14bの経路数の差分計算を行う(ステップS406)。
例えば、該ピアAS番号“1111”の今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”毎の経路数は“25”であり、前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”毎の経路数は“10”である。よって、差分計算として、例えば、
|(今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数)
−(前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数)|
/(今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数)
=|25−10|/25=0.6
を行う。このとき、差分結果は“0.6”となる。
次に、該ピアAS番号、該ピアASのNEXTHOPの値、今回PNリスト14dの経路数、前回PNリスト14bの経路数、今回PNリスト14dの経路数と前回PNリスト14bの経路数の差、及び差分計算の結果を、1レコードとして、該レコードを通知リスト13aに登録する(ステップS407)。
例えば、該ピアAS番号“1111”の今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”毎の経路数は“25”、前回PNリスト14bの該ピアAS番号“1111”の前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”毎の経路数は“10”、今回PPリストの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数と今回PPリストの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数の差分“15(=25−10)”及び差分計算結果“0.6”を、1レコードとして、通知リスト13aに登録する。
次に、該ピアAS番号に関連付けられたピアASのNEXTHOPの値を全て取得したか否かを判断し(ステップS408)。判断の結果、全て取得した(YES)場合は、今回PNリスト14dのピアAS番号を全て取得した否かを判断し(ステップS409)、全て取得していない(NO)の場合は、ステップS402に戻って、今回PNリスト14dの該ピアASに関連付けられた未取得のNEXTHOPの値と、該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数を取得する。
そして、今回PNリスト14dのピアAS番号を全て取得した否かの判断(ステップS409)において、全て取得した(YES)場合は、前回PNリスト14bに未取得のピアAS番号が登録されているか否かを判断し(ステップS410)、全て取得していない(NO)場合、ステップS401へ戻って、今回PNリスト14dの未取得のピアAS番号を取得する。
次に、前回PNリスト14bに未取得のピアAS番号が登録されているか否かの判断(ステップS410)において、未取得のピアAS番号が登録されていない、即ち、全て取得した(NO)場合は、処理を終了し、未取得のピアAS番号が登録されている、即ち、全て取得していない(YES)場合は、前回PNリスト14bの未取得のピアAS番号を取得する(ステップS411)。例えば、前回PNリスト14bの未取得のピアAS番号として“1122”がある。
次に、前回PNリスト14bの該ピアAS番号に関連付けられた未取得のピアASのNEXTHOPの値と、該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数を取得する(ステップS412)。今回PNリスト14dの該ピアAS番号毎の経路数を“0”とする。該ピアASのNEXTHOPの値に関する今回PNリスト14dの経路数と前回PNリスト14bの経路数の差分計算を行う。
例えば、該ピアAS番号“1122”の該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”の前回PNリスト14bの経路数は“100”である。該ピアAS番号“1122”のNEXTHOPの値“192.168.10.10”の今回PNリスト14dの経路数は“0”である。差分計算として、例えば、
|(今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数)
−(前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数)|
/(今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数)
を行うが、このとき、今回PNリスト14dが“0”の場合は、計算ができないため、差分計算の結果を“1”とする。
次に、該ピアAS番号、該ピアAS番号に関連付けられた該ピアASのNEXTHOPの値、今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数、前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数、今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数と前回PNリスト14bの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数の差分、及び、差分計算の結果を、1レコードとして、該レコードを通知リスト13aに登録する(ステップS413)。
例えば、該ピアAS番号“1122”と、該ピアASのNEXTHOPの値“192.168.10.10”と、今回PNリスト14dのピアASのピアAS番号毎の経路数“0”と、前回PPリスト14cのピアASのピアAS番号毎の経路数“100”と、今回PNリスト14dの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数と前回PPリスト14cの該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数の差分“−100(=0−100)”と、差分計算の結果“1”を、通知リスト13aに登録する。
次に、前回PNリスト14bに登録されている該ピアASに関連付けられた該ピアASのNEXTHOPの値を全て取得したか否かを判断する(ステップS414)。判断の結果、全て取得した(YES)場合は、ステップS410へ戻って、前回リスト14aに未取得のピアAS番号が登録されているか否かを判断し、全てを取得していない(NO)場合は、ステップS412へ戻って、前回PNリスト14bの該ピアASに関連付けられた未取得の該ピアASのNEXTHOPの値と、NEXTHOPの値毎の経路数を取得する。
そして、上述したステップS101〜ステップS414の処理を定期的に実施し、ピアAS毎の経路数と、ピアAS毎の該ピアASのピアAS番号毎の経路数の状態と、ピアAS毎の該ピアASのNEXTHOPの値の状態を、通知部13の通知リスト13aに登録する。尚、登録された各通知リストは、一定間隔又は任意間隔でNW管理者が利用するネットワーク端末に送信される。
次に、今回リストと前回リストとの間で関連付けられたピアAS番号毎の経路数に関する通知リスト、及び、ネットワーク端末への通知内容について説明する。
(通知リスト/通知内容)
図12は、前述しているように、ピアAS番号毎の経路数に関する通知リストを表で示す説明図である。図13は、ピアAS毎のピアAS番号毎の経路数に関する通知リストを表で示す説明図である。図14は、ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数に関する通知リストを表で示す説明図である。図15は、ピアAS番号毎の経路数に関する通知内容を表で示す説明図である。図16は、ピアAS毎のピアAS番号毎の経路数に関する通知内容を表で示す説明図である。図17は、ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数に関する通知内容を表で示す説明図である。
図12に示すように、例えば、ピアAS番号毎の経路数に関する通知リストには、“ピアAS番号”として“1122”、“今回リストのピアAS番号毎の経路数”として“0”、“前回リストのピアAS番号毎の経路数”として“550"、“差”として“−550”、及び、“差分計算の結果”として“1”、がそれぞれ登録されている。
例えば、通知する閾値が“0.2以上”である場合、“差分計算の結果”は“1”であり“0.2以上”に該当するため、ピアAS番号毎の経路数に関する通知内容(図15参照)に登録され、メール等の通知手段によって、オペレータ(例えばNW管理者)の利用するネットワーク端末に通知される。
図13に示すように、例えば、ピアASのピアAS番号毎の経路数に関する通知リストには、“ピアAS番号”として“1111”、“ピアASのピアAS番号として“2000”、“今回リストのピアASのピアAS番号毎の経路数”として“25”、“前回リストのピアASのピアAS番号毎の経路数”として“10”、“差”として“+15”、及び、“差分計算の結果”として“0.6”、がそれぞれ登録されている。
例えば、通知する閾値が“0.2以上”である場合、“差分計算の結果”は“0.6”であり“0.2以上”に該当するため、ピアAS番号毎の経路数に関する通知内容(図16参照)に登録され、メール等の通知手段によって、オペレータ(例えばNW管理者)の利用するネットワーク端末に通知される。
図14に示すように、例えば、ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数に関する通知リストには、“ピアAS番号”として“1111”、“ピアASのNEXTHOPの値”として“192.168.10.10”、“今回リストのピアASのNEXTHOPの値毎の経路数”として“25”、“前回リストのNEXTHOPの値毎の経路数”として“10”、“差”として“+15”、及び、“差分計算の結果”として“0.6”、がそれぞれ登録されている。
例えば、通知する閾値が“0.2以上”である場合、“差分計算の結果”は“0.6”であり“0.2以上”に該当するため、ピアAS番号毎の経路数に関する通知内容(図17参照)に登録され、メール等の通知手段によって、オペレータ(例えばNW管理者)の利用するネットワーク端末に通知される。
上述したように、本発明の実施例に係る経路数監視装置10は、判定処理部12により、経路情報処理装置30が保持する経路表31に登録されている全ての経路情報を対象として、経路情報の持つピアAS番号毎の情報の数を一定間隔又は任意間隔で集計すると共に、該ピアAS番号毎の経路を対象として、該経路情報を広告したAS毎の経路情報の数を一定間隔又は任意の間隔で集計する。
そして、この判定処理部12によって、集計されたピアAS番号毎の経路数の変動を定期的または不定期的に監視すると共に、集計された該ピアASのピアAS番号毎の経路数の変動を定期的又は不定期的に監視し、更に、集計された該ピアASのNEXTHOPの値毎の経路数の変動を定期的又は不定期的に監視し、また、通知部13によって、集計されたピアAS番号毎の経路数が一定の閾値以上に変動した場合、通知リスト13aに登録される情報をオペレータ(例えばNW管理者)の利用するネットワーク端末に通知する。
つまり、本発明に係る経路数監視装置10は、経路情報収集部11が保持する経路表11bに登録されている全ての経路情報を対象として、経路情報の持つピアAS番号毎の経路情報の数を一定間隔又は任意間隔で集計することと、更に、ピアAS番号毎の経路を対象として、該経路情報を広告したAS毎の経路情報の数を一定間隔又は任意間隔で集計することと、該経路情報を広告した経路情報処理装置のNEXTHOPの値毎の経路情報の数を一定間隔又は任意間隔で集計することで、集計された経路情報の数に変動があった経路情報を出力するピアAS番号毎の経路数の監視を行う。
このように、本発明によれば、経路数監視装置10が有する経路数集計手段により、BGPを用いて経路情報を処理する経路情報処理装置から受信した経路情報が持つピアAS番号毎の経路数を集計し、経路数監視装置10が有する通知手段により、ピアAS番号毎の経路数の集計結果の変動を監視し、ピアAS番号毎の経路数集計結果をオペレータ(例えばNW管理者)の利用するネットワーク端末に通知するので、オペレータはピアAS番号毎の経路数を把握して経路変動を確認することができる。そして、ピアAS番号毎の経路数を把握することができることにより、経路制御が意図した通りであるか否かを確認することや、経路制御誤りに対して迅速に対応することが可能となるので、適切な経路制御によるネットワークの安定化に貢献することができる。
また、本発明の実施例に係る経路数監視装置10を利用して、経路情報の持つピアAS番号毎の経路情報の数、ピアAS番号毎の経路を対象として該経路情報を広告したAS毎の経路情報の数、及び、該経路情報を広告した経路情報処理装置のNEXTHOPの値毎の経路情報の数を、一定間隔で集計することは、経路数変動の予測計算の基礎データとして役立つ。同様に、各経路数の変動を定期的に監視すること、集計されたピアAS番号毎の経路数に係る通知リストを通知するか否かの判断に一定の閾値を設けること、及び、オペレータ(例えばNW管理者)の利用するネットワーク端末に該通知リストの情報を一定間隔で通知することは、経路数変動の予測計算の基礎データとして役立つ。
更に、経路数監視装置として機能させるコンピュータを経路情報処理装置に接続し、そのようなコンピュータに本発明の実施例に係る各ステップを実行させるためのプログラムを、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することができる。
上述の実施例については代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換することができることは当業者に明らかである。例えば、上述の実施例では、一定間隔又は任意間隔でピアAS番号毎の経路数を集計し、その集計結果を含む通知リストを作成してネットワーク端末に送信する例を説明したが、ネットワーク端末を介してオペレータの要求に応じて機能させてもよい。また、そのようなネットワーク端末は、オペレータの必要に応じて該ネットワークシステムに接続することができ、更に各経路情報の集計結果の通知を受信することを目的とする場合、好適に1つのネットワーク端末を用いることができるが、複数のネットワーク端末を用いてもよいことは言うまでもない。従って、本発明は、上述の実施例によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲によってのみ制限される。
本発明によれば、ピアAS番号毎の経路数を把握して経路変動を確認することができ、また、ピアAS番号毎の経路数を把握することができることにより、経路制御が意図した通りであるのを確認すること及び/又は経路制御誤りに対して迅速に対応することが可能となるため、適切な経路制御が要求されるネットワークに有用である。
本発明による一実施例の経路数監視装置を示す図であり、(a)はインターネット上の適用例の説明図、(b)は構成ブロック図である。 本発明による一実施例の経路情報収集部が保持する経路表の一例を示す説明図である。 本発明による一実施例のデータ部が保持する前回リストの一例を示す説明図である。 本発明による一実施例のデータ部が保持する前回リストの一例を示す説明図である。 本発明による一実施例のデータ部が保持する今回リストの一例を示す説明図である。 本発明による一実施例のデータ部が保持する今回リストの一例を示す説明図である。 経路情報処理装置から経路情報を受信し、今回PPリストと今回PNリストを作成する処理の流れを示すフローチャートである。 ピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 ピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 ピアAS毎にピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 ピアAS毎にピアAS毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 ピアAS毎にNEXTHOP毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 ピアAS毎にNEXTHOP毎の経路数を集計する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 ピアAS番号毎の経路数に関する通知リストを表で示す説明図である。 ピアAS毎のピアAS番号毎の経路数に関する通知リストを表で示す説明図である。 ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数に関する通知リストを表で示す説明図である。 ピアAS番号毎の経路数に関する通知内容を表で示す説明図である。 ピアAS毎のピアAS番号毎の経路数に関する通知内容を表で示す説明図である。 ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数に関する通知内容を表で示す説明図である。 BGPによる経路情報の伝播の一例を示す図である。
符号の説明
10 経路数監視装置
11 経路情報収集部
11a 受信部
11b 経路表
12 判定処理部
13 通知部
13a 通知リスト
14 データ部
14a 前回PPリスト
14b 前回PNリスト
14c 今回PPリスト
14d 今回PNリスト
20 インターネット
30 経路情報処理装置

Claims (3)

  1. 少なくとも1つのネットワーク端末と、BGP(ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル)を
    用いて経路情報を処理する少なくとも1つの経路情報処理装置とを備えるネットワークシステムにおいて、前記経路情報処理装置の各々に接続する経路数監視装置であって、
    前記経路情報処理装置の各々が広告する経路情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した各経路情報から広告経路、該広告経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値を経路表として保持する保持手段と、
    前記経路表内の経路情報が持つASパス属性から判明するピアASについて、ピアAS 毎の経路数、及び該ピアAS 毎のピアASの経路数を集計するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数を集計する経路数集計手段と、
    集計された各経路数の情報を保持する経路数保持手段と、
    前記経路数保持手段によって保持されている前回集計された各経路数の情報と、今回集計された対応する各経路数の情報とを比較して、当該ピアASにおける各経路数の増減比率、該ピアAS毎のピアASにおける経路数の増減比率を算出するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎における経路数の増減比率を算出する差分計算手段と、
    前記経路表内の経路における各増減比率の変動を定期的に監視し、各ピアAS番号、各ピアASのNEXTHOPの値、今回集計の各経路数、前回集計の各経路数、及び今回集計と前回集計との間の増減比率を表す情報を、経路情報に関する通知リストとして作成し、定期的に前記少なくとも1つのネットワーク端末に通知する通知手段と、
    を有する経路数監視装置。
  2. 少なくとも1つのネットワーク端末と、BGP(ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル)を
    用いて経路情報を処理する少なくとも1つの経路情報処理装置とを備えるネットワークシステムにおいて、前記経路情報処理装置の各々に接続するコンピュータに実行させる経路数監視方法であって、
    前記経路情報処理装置の各々が広告する経路情報を受信するステップと、
    ステップによって受信した各経路情報から広告経路、該広告経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値を経路表として保持するステップと、
    前記経路表内の経路情報が持つASパス属性から判明するピアASについて、ピアAS 毎の経路数、及び該ピアAS 毎のピアASの経路数を集計するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数を集計するステップと、
    集計された各経路数の情報を保持するステップと、
    該ステップによって保持されている前回集計された各経路数の情報と、今回集計された対応する各経路数の情報とを比較して、当該ピアASにおける各経路数の増減比率、該ピアAS毎のピアASにおける経路数の増減比率を算出するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎における経路数の増減比率を算出するステップと、
    前記経路表内の経路における各増減比率の変動を定期的に監視し、各ピアAS番号、各ピアASのNEXTHOPの値、今回集計の各経路数、前回集計の各経路数、及び今回集計と前回集計との間の増減比率を表す情報を、経路情報に関する通知リストとして作成し、定期的に前記少なくとも1つのネットワーク端末に通知するステップと、
    を含む経路数監視方法。
  3. 少なくとも1つのネットワーク端末と、BGP(ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル)を
    用いて経路情報を処理する少なくとも1つの経路情報処理装置とを備えるネットワークシステムにおいて、前記経路情報処理装置の各々に接続するコンピュータに、
    前記経路情報処理装置の各々が広告する経路情報を受信するステップと、
    ステップによって受信した各経路情報から広告経路、該広告経路に対応するNEXTHOPの値及びASパスの値を経路表として保持するステップと、
    前記経路表内の経路情報が持つASパス属性から判明するピアASについて、ピアAS 毎の経路数、及び該ピアAS 毎のピアASの経路数を集計するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎の経路数を集計するステップと、
    集計された各経路数の情報を保持するステップと、
    該ステップによって保持されている前回集計された各経路数の情報と、今回集計された対応する各経路数の情報とを比較して、当該ピアASにおける各経路数の増減比率、該ピアAS毎のピアASにおける経路数の増減比率を算出するとともに、当該ピアAS毎のNEXTHOPの値毎における経路数の増減比率を算出するステップと、
    前記経路表内の経路における各増減比率の変動を定期的に監視し、各ピアAS番号、各ピアASのNEXTHOPの値、今回集計の各経路数、前回集計の各経路数、及び今回集計と前回集計との間の増減比率を表す情報を、経路情報に関する通知リストとして作成し、定期的に前記少なくとも1つのネットワーク端末に通知するステップと、
    を実行させるための経路数監視プログラム
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