JP4248426B2 - 給紙カセット - Google Patents

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Description

本発明は、機器に供給する用紙を予め多数ストックしておくために用いられる給紙カセットに関する。
給紙カセットは、複写機やプリンタに代表される画像形成装置において、カットペーパー等の給紙用として用いられる。画像形成装置における給紙装置には、給紙カセットに印刷前の用紙を予め多数ストックしておき、カセット内に積み上げられた用紙の最上層から1枚ずつ用紙を分離供給するものが多い。
一方、近年の画像形成装置の小型化推進により、画像形成装置の設置床面積が小さくなり、給紙カセットも小さくする必要があった。これにより、予め多数ストックしておくことが可能な用紙サイズが小さいものに限定された。これには、通常の使用においては特に問題ないが、大きなサイズの用紙を多数印刷したい場合に、印刷ができない、或いは大きいサイズの給紙カセットを用意する必要がある等の問題があった。
そこで、通常は画像形成装置に合わせたサイズの給紙カセットであるが、必要に応じてサイズを大きくすることが可能な給紙カセットが提案された。このような給紙カセットの例を、特許文献1〜3に見ることができる。
実開平7−12346号公報(第2頁、図1) 特開平9−110191号公報(第3−4頁、図1) 特開平11−292311号公報(第3頁、図2)
特許文献1〜3に記載の給紙カセットは、ともに、メインフレームと、このメインフレームに係合して用紙供給方向に移動可能なスライドフレームとを備える。このスライドフレームを移動することにより、給紙カセットを用紙供給方向に大きくすることが可能である。
特許文献1に記載の給紙カセットは、一方のフレームに形成された弾性を有する係止爪と、他方のフレームに形成された係止孔との係合により、スライドフレームの位置決めを行うものである。しかしながら、この給紙カセットには、スライドフレームの位置をロックするロック機構が備わっていない。したがって、スライドフレームが、不用意に移動せしめられてしまうようなことが起こり得る。
特許文献2に記載の給紙カセットは、一方のフレームに形成された係止用ボスと、他方のフレームに備えられ、先端に係止部を備えたロックレバーとの係合により、スライドフレームの位置決めとロックを行うものである。しかしながら、このロック機構では、スライドフレームを大きく形成すればするほど、ロックレバーを長くする必要があり、ロックレバーを樹脂成型にて作成するとなるとその強度に疑問があり、しっかりとロック状態を保持できない可能性がある。
特許文献3に記載の給紙カセットは、一方のフレームに形成された2本の爪を有する鉤状部材と、他方のフレームに備えられ、ロック位置とロック解除位置との間で移動可能なピン状部材との係合により、スライドフレームの位置決めとロックを行うものである。しかしながら、このロック機構は、使用者が、意図してピン状部材をロック位置に移動しないと、スライドフレームをロックすることができないので、操作性が悪い。ロックを忘れた場合、スライドフレームが意図せず移動し、用紙が給紙位置からずれて給紙不良が発生してしまう。また、ピン状部材が備えられた台が、フレームの内面から用紙が存在する方向に大きく出っ張るので、給紙カセットに積載可能な用紙サイズが小さくなってしまう。これを回避するために、フレーム内面の底部にこのロック機構を配置することは、鉤状部材、及びピン状部材の構成から察するに困難である。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、用紙を多数ストックする給紙カセットにおいて、用紙サイズに応じてスムーズに伸縮でき、ロック操作を簡単に行うことが可能な給紙カセットを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、本体と、この本体に係合し、用紙サイズに応じて移動可能なスライド部材と、これら本体とスライド部材との間に設けられ、スライド部材の移動をロックするロック機構とを備え、このロック機構が、スライド部材の移動方向に位置をずらした複数のロック溝と、スライド部材の移動方向と直角をなす方向に移動して前記ロック溝に係合するロック片と、このロック片をロック位置に付勢する付勢手段と、この付勢手段に抗して変位せしめられたロック片に係合し、ロック片をロック解除位置に拘束する係合部と、前記複数のロック溝間に設けられ、スライド部材を移動する際ロック片に接触し、前記係合部からロック片を解放するスロープとで構成されることとした。
また、前記本体が、用紙の供給方向下流側を支持するメインフレームであり、前記スライド部材が、メインフレームに係合して、用紙の供給方向上流側を支持し、用紙サイズに応じて用紙供給方向に移動可能なスライドフレームであるとともに、前記ロック機構が、これらメインフレームとスライドフレームが重なり合う部分に設けられることとした。
また、前記ロック片と前記係合部とが係合しあう部分が、ロック片と係合部との間に前記付勢手段によるロック解除状態維持の分力を発生させる斜面で構成されていることとした。
また、前記付勢手段は、前記ロック片のロック解除状態維持を強める方向に、ロック片の移動方向とは角度を変えてロック片を付勢することとした。
また、前記付勢手段は、圧縮コイルばねで構成され、その端部を受ける受座の角度設定及び/または位置設定により前記ロック解除状態維持の分力を発生させることとした。
また、前記ロック片の、前記圧縮コイルばねの端部を受ける前記受座に、圧縮コイルばねの軸線方向をロック片の移動方向とは異なる角度に変える突起が設けられていることとした。
また、前記本体の、前記圧縮コイルばねの端部を受ける前記受座が、圧縮コイルばねの軸線方向を前記ロック片の移動方向と異なる角度に変える斜面で構成されていることとした。
本発明の構成によれば、スライド部材の移動をロックするロック機構が、複数のロック溝と、このロック溝に係合するロック片と、このロック片をロック位置に付勢する付勢手段と、この付勢手段に抗して変位せしめられたロック片をロック解除位置に拘束する係合部と、前記複数のロック溝間に設けられ、スライド部材を移動する際ロック片に接触し、前記係合部からロック片を解放するスロープとで構成されることとしたので、ロック片を手で移動するだけでロック解除位置に拘束できるとともに、スライド部材を移動するだけで、ロック解除位置に拘束されたロック片を解放でき、ロック片がロック溝位置に到達した段階で自動的にスライド部材をロックすることが可能である。したがって、スライド部材のロック操作を必要としないので、たいへん操作性が良く、便利である。そして、ロックを忘れて、スライド部材が意図せず移動せしめられるようなこともない。
また、前記本体が、用紙の供給方向下流側を支持するメインフレームであり、前記スライド部材が、メインフレームに係合して、用紙の供給方向上流側を支持し、用紙サイズに応じて用紙供給方向に移動可能なスライドフレームであることとしたので、給紙カセットには、用紙供給方向に、より大きな用紙を積載することができる。したがって、給紙カセットの用途を広げることが可能となる。また、前記ロック機構が、メインフレームとスライドフレームが重なり合う部分に設けられることとしたので、例えばロック機構をフレーム内面底部に設けることによって、用紙の積載の邪魔になることがなく、給紙カセットの内壁に沿った大きなサイズの用紙を積載することが可能である。
また、ロック片と係合部とが係合しあう部分が、ロック片と係合部との間に付勢手段によるロック解除状態維持の分力を発生させる斜面で構成されていることとしたので、この斜面作用により、ロック片がロック解除位置から容易に移動してしまうことがない。これにより、給紙カセットを操作する時の振動等で、意図せずスライド部材がロック状態になることを防止でき、給紙カセットの操作性が向上する。
また、付勢手段は、ロック片のロック解除状態維持を強める方向に、ロック片の移動方向とは角度を変えてロック片を付勢することとしたので、ロック片がロック解除位置に留まり易くなるようにすることができる。これにより、給紙カセットを操作する時の振動等で、意図せずスライド部材がロック状態になることを抑制でき、給紙カセットの操作性を高めることが可能である。
また、付勢手段は、圧縮コイルばねで構成され、その端部を受ける受座の角度設定及び/または位置設定によりロック解除状態維持の分力を発生させることとしたので、受座の構造を工夫して設計することにより、ロック片の付勢方向を簡単に変化させ、ロック片のロック解除状態の維持を強めることが可能である。
また、ロック片の、圧縮コイルばねの端部を受ける受座に、圧縮コイルばねの軸線方向をロック片の移動方向とは異なる角度に変える突起が設けられていることとしたので、突起をロック片の圧縮コイルばねとの連結部に設けるだけで、圧縮コイルばねにロック解除状態維持の分力を簡単に発生させることができる。
また、本体の、圧縮コイルばねの端部を受ける受座が、圧縮コイルばねの軸線方向をロック片の移動方向と異なる角度に変える斜面で構成されていることとしたので、斜面を本体の圧縮コイルばねとの連結部に設けるだけで、圧縮コイルばねにロック解除状態維持の分力を簡単に発生させることができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図23に基づき説明する。
最初に、本発明の給紙カセットについて、図1〜図2を用いてその構造の概略を説明する。図1は本発明の実施形態に係る給紙カセットの斜視図にして、縮小状態を示すもの、図2は同じく拡張状態を示すものである。
給紙カセット1は、図示しない複写機等の画像形成装置の下部に収容されるものであり、側面に設けられた水平突条2を画像形成装置内部のレールに係合させ、図に示す矢印Aの方向に水平にスライドして挿入される。給紙カセット1の前面にはパネル3が備えられ、このパネル3が画像形成装置の前面下部のハウジングの一部を構成する役割を担う。給紙カセット1は、上面が開口した平たい箱で構成され、その上面方向から用紙を積載して収容する。給紙カセット1の前部上方には、図示しない給紙手段が備えられ、用紙は図に示す矢印Bの方向に供給される。
給紙カセット1を構成する主な要素は、本体であるメインフレーム10と、スライド部材であるスライドフレーム20とである。用紙は、これらのフレームの内面に設けられたトレイ部11、21に積載される。メインフレーム10は、用紙の供給方向下流側を支持するものである。スライドフレーム20は、メインフレーム10に係合して、用紙の供給方向上流側を支持し、用紙サイズに応じて用紙供給方向に移動可能である。なお、図2は給紙カセット1の拡張状態を示すものであるが、スライドフレーム20は、図示しないストッパが移動限界となり、この図2に示す位置を超えてメインフレーム10から引き抜かれるようなことはない。そして、これらメインフレーム10とスライドフレーム20が重なり合う部分には、スライドフレーム20の移動をロックするロック機構30が備えられている。ロック機構30は、用紙供給方向と直角をなす方向の中央から左右両側に各1箇所ずつ、計2個設けられている。
次に、本発明の第1の実施形態に係る給紙カセット1のロック機構30の詳細な構成について、図3〜図9を用いて説明する。図3は給紙カセットの部分拡大斜視図にして、拡張状態を示すもの、図4は図3に示すロック溝、及びスロープの垂直部分断面図である。図5は図3に示すロック片の上面斜視図、図6は同じく下面斜視図である。図7は図3と同様の給紙カセットの部分拡大斜視図にして、縮小状態を示すもの、図8は図7のロック部分を示す水平断面斜視図にして、ロック状態を示すもの、図9は図8のロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。
ロック機構30は、ロック溝31、ロック片32、ばね33、ロック片係合部34、及びスロープ35で構成されている。
ロック溝31は、図3に示すように、スライドフレーム20のトレイ部21の底面22に設けられている。ロック溝31は、用紙供給方向であるスライドフレーム20の移動方向に位置をずらして、3個設けられている。用紙供給方向最上流側に第1のロック溝31aが、次に下流側にずらして第2のロック溝31bが、さらに下流側にずらして図示しない第3のロック溝が設けられている。図3は、この第3のロック溝にロック片32が係合している状態を示している。底面22には、スライドフレーム20の移動方向と直角をなす方向(以下、用紙幅方向と称す)の中央よりやや外側に、下方に窪んだ、スライドフレーム20の移動方向に伸びるロック片滑走面23と、このロック片滑走面23に隣接して、さらにスライドフレーム20の中央寄りに配置された段差24とが設けられている。ロック溝31は、この段差24の垂直壁24a(図4参照)に、スライドフレーム20の外側から内側に向かって凹となるように設けられている。
ロック片32は、図8、及び図9に示すように、メインフレーム10のトレイ部11の底面12に設けられたロック片収納部13に収納されている。ロック片32は、このロック片収納部13内で用紙幅方向に移動して、上記ロック溝31に係合する。図5、及び図6において、ロック片32には、ロック片32を移動する時に指で操作する操作部32aが設けられている。使用者は、ロック片収納部13の上方に設けられた開口14(図3、図7参照)から指を入れて操作部32aに触れることができる。操作部32aの一側面は、ロック片係合部34に当接して係合する係合部当接面32bとして機能する。ロック片32の一端には、ばね33の端部を受ける受座であるピン32cが設けられている。ピン32cは、ロック片32の移動方向と平行に設けられている。ロック片32の下部には、スライドフレーム20のロック片滑走面23と接触する支持突起32dが設けられている。ロック片32の上面には、ロック位置からロック解除位置に向かう方向を指す矢印32eが一体成型されている。
ばね33は、図8、及び図9に示すように、ロック片収納部13内のメインフレーム10とロック片32との間に備えられている。ばね33は、ロック片32をロック位置に付勢する付勢手段である。ばね33は、その一端がメインフレーム10に設けられた受座であるピン15に、他端がロック片32に設けられたピン32cに挿入される。これにより、ばね33は、ロック片32を、用紙幅方向の外側から内側に向かう方向、すなわちロック位置へと向かう方向に付勢する。なお、ばね33は圧縮コイルばねで構成されるが、ゴムや板ばね等を付勢手段として用いることも可能である。
ロック片係合部34は、図8、及び図9に示すように、ロック片収納部13の、ロック片32の操作部32aが存在する部分の近傍に設けられている。ロック片係合部34は、ロック片収納部13の内壁からロック片32の方に向かって突出する突起である。図8、及び図9に示すロック状態において、ロック片係合部34は、ロック片32の操作部32aの下方に位置する。そして、ロック片係合部34は、ロック片32をばね33に抗してロック解除方向に移動した時に、ロック片32の係合部当接面32bに当接して係合し、ロック片32をロック解除位置に拘束するものである(図10、図11参照)。
スロープ35は、図3、及び図4に示すように、スライドフレーム20のトレイ部21の底面22に設けられたロック片滑走面23の一部分として構成されている。ロック片滑走面23は、前述のようにスライドフレーム20の移動方向に伸び、ロック溝31が存在する最も低い面23aと、各ロック溝間の中央部分に存在する最も高い面23bと、これらの間に存在するスロープ35とで構成されている。ロック片32は、スライドフレーム20が移動するのに従って、このロック片滑走面23上を、その支持突起32dを滑らせながら移動する。スロープ35は、このロック片32の移動過程で、ロック片32を上方に押し上げて、ロック解除位置に拘束されたロック片32をロック片係合部34から解放するものである。
続いて、ロック機構30の動作について、給紙カセット1が縮小状態であって、第1のロック溝31aの位置でロックされている状態から、拡張されて第2のロック溝31bの位置でロックされる状態へと移り変わる過程を、図7〜図9に加え、図10〜図15を用いて説明する。
図10は図7のロック部分を示す水平断面斜視図にして、ロック解除状態を示すもの、図11は図10のロック片係合部を示す部分拡大斜視図、図12は図10のロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。図13は図7と同様の給紙カセットの部分拡大斜視図にして、拡張途中の状態を示すもの、図14は図13のロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。図15は第2のロック溝位置でロックされた給紙カセットの部分拡大斜視図である。
給紙カセット1が、図7に示す縮小状態である時、スライドフレーム20は第1のロック溝31a(図3参照)の位置でロックされている。図8、及び図9に示すように、ロック片32が第1のロック溝31aに係合し、スライドフレーム20は拡張状態へと移動することができないようになっている。
次に、指をロック片32の操作部32aに掛け、ロック片32を用紙幅方向外側へ、すなわちロック片32上に成型された矢印32eに従って、ばね33に抗して移動させる。移動が進み、操作部32aが、ロック片係合部34との重なりから外れると、指の力によりロック片32が下方に沈み込む。ここで、図10〜図12に示すように、ロック片32の係合部当接面32bがロック片係合部34の端面に当接し、ロック片32が拘束される。ロック片32は、ロック片32をロック位置に付勢するばね33の作用と、係合部当接面32bとロック片係合部34の当接面同士の摩擦により、このロック解除位置に留まり、ロック位置に移動してしまうことはない。
上記のようにしてスライドフレーム20のロック解除がなされたので、スライドフレーム20を拡張状態に向けて移動することが可能となる。スライドフレーム20を移動すると、続いてロック片32の下部に設けられた支持突起32d(図12参照)が、スロープ35(図13参照)に接触することになる。さらに、スライドフレーム20の移動が進むと、このスロープ35の斜面作用によりロック片32が上方へと押し上げられる。引き続きスライドフレーム20が移動してロック片32が押し上げられると、図14に示すように、操作部32aがロック片係合部34よりも上方へ位置するようになり、ロック片32がロック片係合部34から解放される。これにより、ロック片32は、ばね33の作用によりロック位置に移動せしめられるはずであるが、ロック片滑走面23横の段差24に突き当たるので、スライドフレーム20がロックされることはない。
そして、図15に示すように、ロック片32が第2のロック溝31bの位置に到達すると、ロック片32は、ばね33の作用により自動的にロック位置に移動せしめられる。したがって、ロック片32と第2のロック溝31bとが係合して、スライドフレーム20が再びロック状態となる(図9参照)。
このようにして、スライド部材の移動をロックするロック機構30が、複数のロック溝31と、このロック溝に係合するロック片32と、このロック片32をロック位置に付勢する付勢手段であるばね33と、このばね33に抗して変位せしめられたロック片32をロック解除位置に拘束するロック片係合部34と、前記複数のロック溝間に設けられ、スライド部材を移動際ロック片32に接触し、ロック片係合部34からロック片32を解放するスロープ35とで構成されるので、ロック片32を手で移動するだけでロック解除位置に拘束できるとともに、スライド部材を移動するだけで、ロック解除位置に拘束されたロック片32を解放でき、ロック片32がロック溝位置に到達した段階で自動的にスライド部材をロックすることが可能である。したがって、スライド部材のロック操作を必要としないので、たいへん操作性が良く、便利である。そして、ロックを忘れて、スライド部材が意図せず移動せしめられるようなこともない。
また、本体が、用紙の供給方向下流側を支持するメインフレーム10であり、前記スライド部材が、用紙の供給方向上流側を支持し、メインフレーム10に係合して、用紙サイズに応じて用紙供給方向に移動可能なスライドフレーム20であるので、給紙カセット1には、用紙供給方向に、より大きな用紙を積載することができる。したがって、給紙カセット1の用途を広げることが可能となる。また、前記ロック機構30が、メインフレーム10とスライドフレーム20が重なり合う部分に設けられることとしたので、例えばロック機構30をフレーム内面底部に設けることによって、用紙の積載の邪魔になることがなく、給紙カセット1の内壁に沿った大きなサイズの用紙を積載することが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る給紙カセット1のロック機構30の詳細な構成について、図16〜図18を用いて説明する。図16はロック片の上面斜視図、図17は同じく側面図である。図18は、給紙カセットのロック解除状態にあるロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。なお、この実施形態の基本的な構成は、図3〜図15を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
図16、及び図17において、ロック片32には、ロック片32を移動する時に指で操作する操作部32aが設けられている。操作部32aの一側面には、メインフレーム10の底面12のロック片収納部13に設けられたロック片係合部34に当接して係合する係合部当接面32bが設けられている。係合部当接面32bは、ロック片32の移動方向(図17矢印C)に対して垂直ではなく、斜面で構成されている。
ロック片係合部34は、図18に示すように、ロック片収納部13の、ロック片32の操作部32aが存在する部分の近傍に設けられている。ロック片係合部34において、ロック片32の係合部当接面32bが係合する面には、ロック片当接面34aが設けられている。このロック片当接面34aは、ロック片32の係合部当接面32bが有する傾斜と同じ方向に、ほぼ同じ角度で傾斜する斜面で構成されている。
図18に示すロック解除状態においては、ロック片32がばね33によりロック方向、すなわち左方に付勢され、ロック片32とロック片係合部34とが接触する部分の斜面作用により、ロック片32が下方に移動しようとする力が働く。ロック片32をロック位置に変位させるためには、ロック片32を上方に移動して、ロック片係合部34との係合を解除しなければならないので、このロック片32に働く下向きの力により、ロック解除状態が維持される。このようにして、ロック片32、及びロック片係合部34に設けられた斜面である係合部当接面32b、及びロック片当接面34aは、ロック片32とロック片係合部34との間に、ロック解除状態維持の分力を発生させる。
上記構成のように、ロック片32とロック片係合部34とが係合しあう部分である各々の当接面32b、34aが、ロック片32とロック片係合部34との間に、付勢手段であるばね33によるロック解除状態維持の分力を発生させる斜面で構成されているので、この斜面作用により、ロック片32がロック解除位置から容易に移動してしまうことがない。これにより、給紙カセット1を操作する時の振動等で、意図せずスライド部材であるスライドフレーム20がロック状態になることを防止でき、給紙カセット1の操作性が向上する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る給紙カセット1のロック機構30の詳細な構成について、図19〜図22を用いて説明する。図19はロック片の上面斜視図、図20は同じく下面斜視図、図21は同じく側面図である。図22は、給紙カセットのロック解除状態にあるロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。なお、この実施形態の基本的な構成は、図3〜図15を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
図19〜図21において、ロック片32の、ばね33の端部を受ける受座部分には、ピン32cと、受座突起32fとが設けられている。ピン32cは、ロック片32の移動方向(図21矢印C)と平行に設けられている。図21に示すように、受座突起32fは、ピン32cの付け根において、ピン32cのほぼ上半分と重なるようにしてロック片32の本体部から突出している。受座突起32fの突出長さは、ピン32cの突出長さよりも短い。
図22に示すように、ロック片32の、ピン32c、及び受座突起32fが設けられた受座部分に、ばね33を連結すると、ばね33の端部の角度がロック片32の移動方向に対して傾斜をなし、ばね33は湾曲する。このため、ばね33に曲げの力が作用し、ロック片32は、その移動方向である水平左方とは角度を変えて、やや斜め下方に向けて付勢される。ロック片32をロック位置に変位させるためには、ロック片32を上方に移動して、ロック片係合部34との係合を解除しなければならないので、このロック片32に働く下向きの力により、ロック解除状態を維持する作用が強められる。このようにして、ロック解除状態において、ロック片32の、ばね33の端部を受ける受座に設けられた受座突起32fは、ロック片32とロック片係合部34との間に、ロック解除状態維持の分力を発生させる。
上記構成のように、付勢手段であるばね33は、ロック片32のロック解除状態維持を強める方向に、ロック片32の移動方向とは角度を変えてロック片32を付勢するので、ロック片32がロック解除位置に留まり易くなるようにすることができる。これにより、給紙カセット1を操作する時の振動等で、意図せずスライド部材であるスライドフレーム20がロック状態になることを抑制でき、給紙カセット1の操作性を高めることが可能である。
また、付勢手段であるばね33は、圧縮コイルばねで構成され、その端部を受ける受座の角度設定及び/または位置設定によりロック解除状態維持の分力を発生させるので、受座の構造を工夫して設計することにより、ロック片32の付勢方向を簡単に変化させ、ロック片32のロック解除状態の維持を強めることが可能である。
また、ロック片32の、ばね33の端部を受ける受座に、ばね33の軸線方向をロック片32の移動方向とは異なる角度に変える受座突起32fが設けられているので、受座突起32fを、ロック片32のばね33との連結部に設けるだけで、ばね33にロック解除状態維持の分力を簡単に発生させることができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る給紙カセット1のロック機構30の詳細な構成について、図23を用いて説明する。図23は、給紙カセットのロック解除状態にあるロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。なお、この実施形態の基本的な構成は、図3〜図15を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
図23において、本体であるメインフレーム10の、ばね33の端部を受ける部分には、受座16が設けられている。受座16のばね33端部当接面は、ばね33の反対側の端部、すなわちばね33のロック片32側の端部が上方を向くような、斜面で構成されている。
図のように、メインフレーム10とロック片32との間にばね33を連結する時、ばね33は、受座16の斜面の影響を受けて、湾曲して取り付けられる。このため、ばね33に曲げの力が作用し、ロック片32は、その移動方向である水平左方とは角度を変えて、やや斜め下方に向けて付勢される。このようにして、ロック解除状態において、メインフレーム10の、ばね33の端部を受ける斜面で構成された受座16は、ロック片32とロック片係合部34との間に、ロック解除状態維持の分力を発生させる。
上記構成のように、本体であるメインフレーム10の、ばね33の端部を受ける受座16が、ばね33の軸線方向をロック片32の移動方向と異なる角度に変える斜面で構成されているので、斜面を、メインフレーム10のばね33との連結部に設けるだけで、ばね33にロック解除状態維持の分力を簡単に発生させることができる。
なお、上記実施形態では、スライドフレーム20が用紙供給方向に移動するものについて説明したが、用紙供給方向と直角をなす用紙幅方向に移動するものであっても構わない。そして、ロック機構30は、用紙幅方向の中央部分から左右両側に2個設けられているが、いずれか一方だけでも構わない。また、ロック溝を3箇所に設け、給紙カセット1が3段階で縮小/拡張できるものとしたが、ロック溝は3個に限定されるものではない。
上記のように本発明の実施形態を示したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、用紙サイズに応じて縮小/拡張が可能な給紙カセット全般において利用可能である。
は、本発明の実施形態に係る給紙カセットの斜視図にして、縮小状態を示すものである。 は、本発明の実施形態に係る給紙カセットの斜視図にして、拡張状態を示すものである。 は、本発明の第1の実施形態に係る給紙カセットの部分拡大斜視図にして、拡張状態を示すものである。 は、図3に示す給紙カセットのロック溝、及びスロープの垂直部分断面図である。 は、図3に示すロック片の上面斜視図である。 は、図3に示すロック片の下面斜視図である。 は、図3と同様の給紙カセットの部分拡大斜視図にして、縮小状態を示すものである。 は、図7のロック部分を示す水平断面斜視図にして、ロック状態を示すものである。 は、図8のロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。 は、図7のロック部分を示す水平断面斜視図にして、ロック解除状態を示すものである。 は、図10のロック片係合部を示す部分拡大斜視図である。 は、図10のロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。 は、図7と同様の給紙カセットの部分拡大斜視図にして、拡張途中の状態を示すものである。 は、図13のロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。 は、第2のロック溝位置でロックされた給紙カセットの部分拡大斜視図である。 は、本発明の第2の実施形態に係る給紙カセットのロック片の上面斜視図である。 は、図16に示すロック片の側面図である。 は、給紙カセットのロック解除状態にあるロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。 は、本発明の第3の実施形態に係る給紙カセットのロック片の上面斜視図である。 は、図19に示すロック片の下面斜視図である。 は、図19に示すロック片の側面図である。 は、給紙カセットのロック解除状態にあるロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。 は、本発明の第4の実施形態に係る給紙カセットのロック解除状態にあるロック部分を示す垂直断面図にして、用紙供給方向下流側から見たものである。
符号の説明
1 給紙カセット
10 メインフレーム(本体)
13 ロック片収納部
16 受座
20 スライドフレーム(スライド部材)
23 ロック片滑走面
24 段差
30 ロック機構
31 ロック溝
32 ロック片
32a 操作部
32b 係合部当接面
32c ピン
32d 支持突起
32f 受座突起
33 ばね(付勢手段)
34 ロック片係合部
34a ロック片当接面
35 スロープ

Claims (7)

  1. 本体と、この本体に係合し、用紙サイズに応じて移動可能なスライド部材と、これら本体とスライド部材との間に設けられ、スライド部材の移動をロックするロック機構とを備え、
    このロック機構が、スライド部材の移動方向に位置をずらした複数のロック溝と、スライド部材の移動方向と直角をなす方向に移動して前記ロック溝に係合するロック片と、このロック片をロック位置に付勢する付勢手段と、この付勢手段に抗して変位せしめられたロック片に係合し、ロック片をロック解除位置に拘束する係合部と、前記複数のロック溝間に設けられ、スライド部材を移動する際ロック片に接触し、前記係合部からロック片を解放するスロープとで構成されることを特徴とする給紙カセット。
  2. 前記本体が、用紙の供給方向下流側を支持するメインフレームであり、前記スライド部材が、メインフレームに係合して、用紙の供給方向上流側を支持し、用紙サイズに応じて用紙供給方向に移動可能なスライドフレームであるとともに、前記ロック機構が、これらメインフレームとスライドフレームが重なり合う部分に設けられることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット。
  3. 前記ロック片と前記係合部とが係合しあう部分が、ロック片と係合部との間に前記付勢手段によるロック解除状態維持の分力を発生させる斜面で構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給紙カセット。
  4. 前記付勢手段は、前記ロック片のロック解除状態維持を強める方向に、ロック片の移動方向とは角度を変えてロック片を付勢することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給紙カセット。
  5. 前記付勢手段は、圧縮コイルばねで構成され、その端部を受ける受座の角度設定及び/または位置設定により前記ロック解除状態維持の分力を発生させることを特徴とする請求項4に記載の給紙カセット。
  6. 前記ロック片の、前記圧縮コイルばねの端部を受ける前記受座に、圧縮コイルばねの軸線方向をロック片の移動方向とは異なる角度に変える突起が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の給紙カセット。
  7. 前記本体の、前記圧縮コイルばねの端部を受ける前記受座が、圧縮コイルばねの軸線方向を前記ロック片の移動方向と異なる角度に変える斜面で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の給紙カセット。
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