JP4246756B2 - 集合住宅 - Google Patents

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本発明は長屋風の集合住宅に関し、いわゆるマンション等の共同住宅と戸建住宅がそれぞれ備えた両方のメリットを有し、特に各住戸間のプライバシーと独立性が高く、かつ住戸ごとの建て替えや増築を近隣住戸に支障を与えずに行うことができ、将来に渡って継続して住み続けられるようにしたものである。
一般に、マンション等の共同住宅は敷地全体にセキュリティをかけることができ、また駐車場や中庭、植栽などは共用部分として広いスペースを確保することができるため、戸建住宅や長屋住宅よりも安全でゆとりのある居住環境を提供することができる。
しかし、各住戸どうしが共通の壁や床・天井を介して接しているため、プライバシーや独立性を確保することが難しく、生活騒音などのトラブルが発生しやすい。また、少なくとも二面は隣接住戸に接していることから、窓のない部屋ができやすく、開放された採光可能な居住空間を確保しにくい。
さらに、住戸ごとの建て替えや増築はほぼ不可能であり、このため、家族構成やライフスタイルの変化、さらには建物の老朽化などにより建て替えが必要な場合、建物全体の建て替えを強いられる。
一方、戸建住宅は住戸ごとに独立しているためプライバシーや独立性が高く、生活騒音などの問題は発生しにくい。また、窓などの開口部を必要に応じて設けることが可能なため、明るく開放的な居住空間も容易に確保することができる。さらに、建て替えや増築なども隣接住戸に支障を及ぼすことなく、住戸ごと自由に行うことができる。
しかし、多くの戸建住宅は限られた敷地内に敷地境界線に近接して建てられているため、不審者が侵入しやすく安全な居住環境を確保しにくい。またそのためのセキュリティ対策は住戸ごとに行う必要がある。
さらに、各住戸の周囲のわずかなスペースに駐車場や庭などを確保せざるを得ないため、いずれも充分なスペースを確保しにくく、ゆとりのある快適な居住環境が望めない。
ところで近年、特定の空間領域内に複数の住戸を長屋風に配置し、その周囲に共用の中庭や駐車場を配置して一つのコミュニティの集合体を構成することにより、各住戸間の独立性とプライバシーを確保しつつ、安全でゆとりのある居住環境を作り出すようなプランが注目されている。
特開平11−200647号公報 特開平9−170241号公報 特開平9−3022957号公報 実開平3−120751号公報
しかし、限られた一つの敷地内に複数の住戸を単に長屋風に連ねて配置しただけでは、防火やプライバシー等の問題があり、特に木造住宅の場合、防音性や防火性に劣るため問題がある。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、特に各住戸間の独立性とプライバシーを確保でき、かつ居住性と安全性にすぐれ、しかも住戸ごとの建て替えや増築が可能で将来に渡って継続して住み続けられるようにした集合住宅を提供することを目的とする。
請求項1記載の集合住宅は、特定の空間領域内に複数の住戸を互いに隣接させて配置して長屋風に連続した一体の集合体として構築してなる集合住宅において、前記各住戸間に、隣接する住戸間の騒音および視線を遮断して各住戸間のプライバシーと独立性を確保するとともに、火災時の延焼などを未然に防ぐためのRC構造、補強ブロック構造、鉄骨構造などの不燃構造の軸組にプレキャストコンクリート板などからなる遮蔽板を取り付けた構造のもの、または表面に防火処理を施した間伐材を複数互いに密着させて建て付け壁状に形成したものからなる壁状の区画構造体を、該区画構造体と隣接する前記各住戸との間に所定幅の隙間を設けて自立した構造体として構築するとともに、当該各住戸間に前記区画構造体と空域部を平面上前記住戸の奥行き方向に隣接して配置し、前記各住戸と前記区画構造体をエキスパンションジョイントによって接続してなり、前記空域部における住戸間の間隔が前記エキスパンションジョイント位置における住戸間の間隔より大きくなっていることを特徴とするものである。
本発明は、特定の空間領域内に複数の住戸を互いに隣接して配置することにより長屋風に連続した一つの集合体を構築する際に、隣接する各住戸間に区画構造体を配置することで、隣接する住戸間の生活騒音や視線を遮断して各住戸間のプライバシーと独立性を確保するとともに、火災時の延焼等を防止できるようにしたものである。
また、各住戸間に一定幅の空域部を設けることで、住戸どうしが互いに近接した状態で配置されていても、各住戸の対向する側にも必要な窓や出入り口などの開口部を設けられるようにして、各住戸に明るく開放的な居住空間も容易に確保することができる。
さらに、マッション等の共同住宅では不可能な各住戸の増改築を、近隣住戸に何らの支障を及ぼすことなく住戸ごと自由に行えるようにして将来の家族構成やライフスタイルの変化に自由に対応できるようにしたものである。
その際、各住戸と区画構造体がエキスパンションジョイントによって接続されていることで、近隣住戸および区画構造体に何ら支障をきたすことなく住戸の建てかえ等を行うことができる。
この場合のエキスパンションジョイントは、区画構造体と住戸との間に一定の隙間を設け、その外周部にジョイントカバーを取り付けた構造にしてあるので、区画構造体を取り壊さないで住戸の増改築を行うことができる。なお、ジョイントカバーには地震時の揺れに追従可能なように伸縮自在な蛇腹状に形成されたものがよい。
各住戸は将来的に増改築を予定していることから、在来の木造軸組構造や枠組壁構造などの木質系、主要部を軽量鉄骨や重量鉄骨構造とした鉄骨系、補強ブロック構造、さらに後の取り壊しを考慮した構造にしてあれば、RC構造などの非木質系の構造によって構築されていてもよい。
また、各住戸の階数、平面および立面の形態、さらには各住戸の配置形態は特に限定されるものではなく、間取りや周辺の環境に合わせて自由な形態とすることができ、用途地域にもよるが二階建てないし三階建ての低層住宅が望ましい。
さらに、住戸数が相当な戸数になるときは、複数のユニットに区画し、複数のコミュニティの集合体とすることで、総住戸数に関わらず安全な生活環境を容易に確保することができる。
また、敷地の周囲に主にセキュリティを目的とした境界構造物を設置することで、集合住宅全体に対してマンションに近いセキュリティを確保できるようにしたものである。この場合の境界構造物としては、フェンスや塀などの工作物の他、防犯カメラ等を設置することができる。また、中庭や植栽、駐車場などを共用スペースとして配置することで、これらのスペースを広く確保して通常の戸建住宅では望めない広いゆとりのある居住環境を確保することができる。
請求項2記載の集合住宅は、特定の空間領域内に複数の住戸を互いに隣接させて配置して長屋風に連続した一体の集合体として構築してなる集合住宅において、前記各住戸間に、隣接する住戸間の騒音および視線を遮断して各住戸間のプライバシーと独立性を確保するとともに、火災時の延焼などを未然に防ぐためのRC構造、補強ブロック構造、鉄骨構造などの不燃構造の軸組にプレキャストコンクリート板などからなる遮蔽板を取り付けた構造のもの、または表面に防火処理を施した間伐材を複数互いに密着させて建て付け壁状に形成したものからなる壁状の区画構造体を、該区画構造体と隣接する前記各住戸との間に所定幅の隙間を設けて自立した構造体として構築するとともに、当該各住戸間の下側に前記区画構造体を、当該区画構造体の上側に空域部をそれぞれ配置し、前記各住戸と前記区画構造体をエキスパンションジョイントによって接続してなり、前記空域部における住戸間の間隔が前記エキスパンションジョイント位置における住戸間の間隔より大きくなっていることを特徴とするものである。
本発明は、特に住戸の二階部分ないし三階部分にルーフバルコニーを設ける場合に適している。この場合、住戸の一部を突出させて住戸突出部とし、その屋上部分をルーフバルコニーとすることができる。また、空域部も住戸突出部の周囲に容易に確保することができる。
請求項3記載の集合住宅は、請求項1または2記載の集合住宅において、前記住戸は木質系の構造によって構築してあることを特徴とするものである。
本発明は特に、住戸部分は将来的に増改築を予定していることから、在来の木造軸組工法や枠組壁工法などの木質系の材料を用いた構築工法などによって構築してあれば、取り壊しが容易で住戸の増改築をスムーズに行うことができる。
本発明は、特定の空間領域内に複数の住戸を互いに隣接させて配置して長屋風に連続した一体の集合体を構築する際に、隣接する各住戸間に区画構造体を配置したことで、隣接する住戸間の生活騒音や視線を遮断して各住戸のプライバシーと独立性を確保することができ、しかも火災時の延焼等も防止することができる。
また、各住戸間に一定幅の空域部が設けられていることで、住戸どうしが互いに近接した状態で配置されていても、各住戸の対向する側にも必要な窓や出入り口などの開口部を設けることができるため、各住戸のすべての面に明るく開放的な居住空間を提供することができる。
また、各住戸と区画構造体はエキスパンションジョイントによって接続されているため、マンション等の共同住宅では不可能な各住戸の増改築を近隣住戸に何らの支障を及ぼすことなく自由に行うことができ、将来の家族構成やライフスタイルの変化に対応しながら半永久的に住み続けることができる。
また、中庭や植栽、駐車場などを共用スペースとして配置することにより、これらのスペースを広く確保することが可能なため、通常の戸建住宅では到底望めない広いゆとりのある居住環境を確保することができる。さらに、敷地全体に対してセキュリティ対策を講ずることで防犯上安全な居住環境を容易に提供することもできる。
図1〜図7は、本発明の一例を示し、図において、整地された一つの敷地内に複数の住戸1が公道2と接する敷地境界線を除く三方の敷地境界線に沿って平面ほぼコの字状に配置され、長屋風の集合住宅を構成している。
また、敷地のほぼ中央に敷地内通路3が公道2から各住戸1の戸口に向かって配置され、当該敷地内通路3は共用の中庭を兼ねている。さらに、公道2と接する側に共用の駐車場4が配置され、また各住戸1および駐車場4の周囲と通路3内には敷地全体の緑化を図るべく必要な植栽がなされている。
そして、敷地の周囲には敷地境界線に沿ってフェンスや塀、防犯カメラなど(図省略)を配置することにより、敷地全体に対して必要なセキュリティ対策が講じられている。
各住戸1は木造により2階建てないし3階建ての低層に構築され、当該各住戸1,1間には所定幅、所定奥行きを有する空域部5と区画構造体6がそれぞれ設けられ、かつ各区画構造体6と隣接する各住戸1,1間に所定幅の隙間7が設けられている。
空域部5は、隣接する住戸1,1の対向する側に外壁を確保して窓や出入り口などの開口部を設けられるようにするためのもので、当該空域部5は住戸1,1の外壁の一部を少し後退させて配置することにより60cmから1m程度の幅に設けられている。
区画構造体6は、隣接する住戸1,1間の騒音や視線などを遮断して各住戸1,1間のプライバシーと独立性を確保するとともに、火災時の延焼などを未然に防ぐ目的で設けられており、RC構造や補強ブロック構造などにより自立した構造体として構築されている。
なお、住戸1と区画構造体6の施工に際しては、最初に区画構造体6を構築し、その後当該区画構造体6の両側に住戸1,1をそれぞれ構築するが、その際、各住戸1,1の区画構造体6と対向する側の外壁は、区画構造体6にかなり近接して配置されるため屋外側からの外装仕上げは困難である。
この点に関しては、外壁は施工済みの床の上で軸組を組み立て、当該軸組に外装材を取り付けて仕上げまで完了し、これを土台または梁の上に建て付けることにより軸組の建て込みと外装仕上げを同時に行う、いわゆる建て起こし工法などを利用することができる。
具体例として、奥行き10m程度で建築面積100m程度の住戸を考慮した場合、一回の作業で建て起こす壁の長さは、人力による建て起こしのことも考慮すると、5m程度が望ましい。本発明では区画構造体6より先の部分は、空域部5になっているため、区画構造体6の長さを住戸1の奥行き方向の1/2程度(5m程度)とすれば、人力による1回の建て起こしが可能である。これより先の空域部5は、外壁施工用の作業用スペースにもなるため、屋外側から外壁の施工が可能である。
例えば、図2(a),(b)に図示する例の場合、隣接住戸1,1間の通路3側に空域部5、当該空域部5の先端側に区画構造体6がそれぞれ住戸1の奥行き方向のほぼ1/2の範囲に互いに隣り合って配置されている。また、区画構造体6と各住戸1,1間に一定の隙間7がそれぞれ設けられている。
なお、一般にかなり長い外壁を建て起こし工法で施工するときは、外壁を複数に分割して行うが、建て起こした後の隣接する外壁間の接合と防水処理が必要なことを考慮すると、外壁間の接続部は手の届く範囲に設けるのが望ましい。
空域部5と区画構造体6は共に地上から屋上まで連続し、空域部5に面する住戸1の一階部分と二階部分には窓8がそれぞれ設けられている。
また、区画構造体6および隙間7の外周には、当該区画構造体6および隙間7,7が外部に露出しないようにジョイントカバー9が取り付けられ、ジョイントカバー9には伸縮可能な蛇腹状に形成されたものが用いられ、エキスパンションジョイントを形成している。
図3(a)、(b)に図示する例においては、図2(a),(b)の例においてさらに、区画構造体6が空域部5まで延長して設けられている。この場合、区画構造体6の延長部分6aの反対側にも空域部5が設けられている。空域部5は区画構造体6の延長部分6aと対向する住戸1の外壁を施工するための作業用スペースとしても利用される。
図4(a),(b)に示す例においては、隣接する住戸1,1の一方に、平屋の住戸突出部1aが通路3側から住戸1の奥行き方向に住戸1のほぼ1/2の長さ(奥行き)を有して設けられている。
また、隣接する住戸1,1間の住戸突出部1aと重なる位置に、区画構造体6が住戸突出部1aと同じ長さを有して設けられ、当該区画構造体6より先端側の位置に空域部5が設けられている。
さらに、図5(a),(b)の例においては、区画構造体6は空域部5まで延長して設けられ、当該延長部分6aの反対側に空域部5と同様の空域部5が設けられている。
図4および図5の例において、住戸突出部1aは住戸1の一部分であり、当該住戸突出部1aの屋上部分はルーフバルコニーになっている。
図6(a),(b)の例においては、図5の例と同様に、隣接する住戸1,1の一方に平屋の住戸突出部1aが通路3側から住戸1の奥行き方向のほぼ1/2の長さ(奥行き)を有して設けられ、当該住戸突出部1aの屋上部分が住戸1,1間の空域部5と住戸1のルーフバルコニーになっている。
区画構造体6は、隣接する住戸1,1間のルーフバルコニー部分を除いた一階部分と二階部分の全体を覆うように設けられている。
いずれの例においても、区画構造体6とその両側の住戸1,1は、伸縮自在な蛇腹状のジョイントカバー9によって接続され、エキスパンションジョイントを形成している。
集合住宅の一例を示す平面図である。 図1の集合住宅における区画構造体と隣接する住戸の位置関係を示し、(a)はその一部斜視図、(b)は一部平面図である。 図1の集合住宅における区画構造体と隣接する住戸の位置関係を示し、(a)はその一部斜視図、(b)は一部平面図である。 図1の集合住宅における区画構造体と隣接する住戸の位置関係を示し、(a)はその一部斜視図、(b)は一部平面図である。 図1の集合住宅における区画構造体と隣接する住戸の位置関係を示し、(a)はその一部斜視図、(b)は一部平面図である。 図1の集合住宅における区画構造体と隣接する住戸の位置関係を示し、(a)はその一部斜視図、(b)は一部平面図である。 図1の集合住宅における区画構造体と隣接する住戸の位置関係を示し、(a)は図1におけるイ−イ線断面図、(b)は図1におけるロ−ロ線断面図である。
符号の説明
1 住戸
2 公道
3 敷地内通路
4 駐車場
5 空域部
6 区画構造体
7 隙間
8 窓
9 ジョイントカバー

Claims (3)

  1. 特定の空間領域内に複数の住戸を互いに隣接させて配置して長屋風に連続した一体の集合体として構築してなる集合住宅において、前記各住戸間に、隣接する住戸間の騒音および視線を遮断して各住戸間のプライバシーと独立性を確保するとともに、火災時の延焼などを未然に防ぐためのRC構造、補強ブロック構造、鉄骨構造などの不燃構造の軸組にプレキャストコンクリート板などからなる遮蔽板を取り付けた構造のもの、または表面に防火処理を施した間伐材を複数互いに密着させて建て付け壁状に形成したものからなる壁状の区画構造体を、該区画構造体と隣接する前記各住戸との間に所定幅の隙間を設けて自立した構造体として構築するとともに、当該各住戸間に前記区画構造体と空域部を平面上前記住戸の奥行き方向に隣接して配置し、前記各住戸と前記区画構造体をエキスパンションジョイントによって接続してなり、前記空域部における住戸間の間隔が前記エキスパンションジョイント位置における住戸間の間隔より大きくなっていることを特徴とする集合住宅。
  2. 特定の空間領域内に複数の住戸を互いに隣接させて配置して長屋風に連続した一体の集合体として構築してなる集合住宅において、前記各住戸間に、隣接する住戸間の騒音および視線を遮断して各住戸間のプライバシーと独立性を確保するとともに、火災時の延焼などを未然に防ぐためのRC構造、補強ブロック構造、鉄骨構造などの不燃構造の軸組にプレキャストコンクリート板などからなる遮蔽板を取り付けた構造のもの、または表面に防火処理を施した間伐材を複数互いに密着させて建て付け壁状に形成したものからなる壁状の区画構造体を、該区画構造体と隣接する前記各住戸との間に所定幅の隙間を設けて自立した構造体として構築するとともに、当該各住戸間の下側に前記区画構造体を、当該区画構造体の上側に空域部をそれぞれ配置し、前記各住戸と前記区画構造体をエキスパンションジョイントによって接続してなり、前記空域部における住戸間の間隔が前記エキスパンションジョイント位置における住戸間の間隔より大きくなっていることを特徴とする集合住宅。
  3. 前記住戸は木質系の住戸であることを特徴とする請求項1または2記載の集合住宅。
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