JP4244146B2

JP4244146B2 - Back door lock device

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Publication number: JP4244146B2
Application number: JP2003039566A
Authority: JP
Inventors: 良太門西
Original assignee: Shiroki Corp
Current assignee: Shiroki Corp
Priority date: 2003-02-18
Filing date: 2003-02-18
Publication date: 2009-03-25
Anticipated expiration: 2023-02-18
Also published as: JP2004250879A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックドアの引き込み、バックドアのロック解除を駆動源を用いて行なうバックドアロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
最初に、図１３を用いてバックドアロック装置の基本的な構成を説明する。図１３（ａ）はアンロック状態、図１３（ｂ）はハーフロック状態、図１３（ｃ）はフルロック状態を示している。図において、車体とバックドアのうちの一方に設けられたボデー１には、車体とバックドアのうちの他方に設けられたストライカ２が進入可能なストライカ挿入溝３が形成されている。ストライカ挿入溝３の一方の側のボデー１には、ピン５を用いてフック７が回転可能に設けられている。ストライカ挿入溝３の他方の側のボデー１には、ピン９を用いてラチェット１１が回転可能に設けられている。
【０００３】
フック７には、ストライカ２が進入可能な係合溝１３が形成されている。フック７には、フック７がアンロック位置とフルロック位置との中間位置であるハーフロック位置にある時（図１３（ｂ）参照）に、ラチェット１１の係止部１５が係合するハーフロック係止部１７と、フルロック位置にある時（図１３（ｃ）参照）に、ラチェット１１の係止部１５が係合するフルロック係止部１９とが形成されている。そして、フック７は図示しない第１付勢手段により矢印Ｉ方向（アンロック位置方向）へ、又、ラチェット１１は図示しない第２付勢手段により矢印ＩＩ方向（フック７に係合する方向）へそれぞれ付勢されている。
【０００４】
次に、上記構成の作動を説明する。図１３（ａ）に示すアンロック状態で、ストライカ２とボデー１とを相対的に近づけていくと、フック７の係合溝１３にストライカ２が進入し、ストライカ２が係合溝１３の壁面を押すことにより、フック７は第１付勢手段の付勢力に抗してロック方向（矢印Ｉ方向と反対方向）へ回転する。
【０００５】
フック７が回転すると、ラチェット１１の係止部１５はフック７のハーフロック係止部１７に係合し、図１３（ｂ）に示すハーフロック状態となる。更に、ストライカ２とボデー１とを相対的に近づけていくと、フック７は更に回転し、ラチェット１１の係止部１５はフック７のフルロック係止部１９に係合し、図１３（ｂ）に示すフルロック状態となる。
【０００６】
このロック状態を解除するには、図１３（ｃ）において、ラチェット１１を矢印ＩＩ方向と逆方向に回転させ、ラチェット１１の係止部１５と、フック７のフルロック係止部１９との係合を解除する。フック７は、図示しない第１付勢手段の付勢力により、アンロック位置方向に回転し、図１３（ａ）のアンロック状態に復帰する。
【０００７】
このような構成のバックドアロック装置において、モータ等の駆動源を用い、バックドアが半開状態まで閉められると、バックドアを全閉状態まで引き込みロック状態とし、又、モータ等の駆動源によりロック状態のバックドアのロック解除を行なうバックドアロック装置はいろいろ提案されている。
【０００８】
一例を図１４、図１５を用いて説明する。図において、車体側にはストライカ２が設けられている。バックドア２３の下端面には、フック７、ラチェット１１、第１付勢手段、第２付勢手段が設けられたロック本体２５が設けられている。又、バックドア２３内には、フック７がアンロック位置とロック位置との間であるハーフロック位置にある場合、フック７をロック位置まで回転させるクローザ手段、ロック位置にあるフック７に係合しているラチェット１１をフックより離脱させ、フック７をアンロック位置へ移動させるオープナ手段からなるクローザ・オープナ手段７が設けられている（例えば、特許文献１参照。）。
これらのバックドアロック装置は、いずれも、モータ等の駆動源は、バックドア側に設けられている。
【０００９】
【特許文献１】
特開２００２−８１２４９号公報（第２頁〜第４頁、図１、図２）
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
従来提案されてきたバックドアロック装置は、いずれも図１４、図１５に示すように、車体側にストライカ２が設けられ、バックドア２３側にロック本体２５及びクローザ・オープナ手段２７が設けられている。しかし、図１６に示すように、バックドア２３側にストライカ２を設け、車体２９側にロック本体２５及びクローザ・オープナ手段２７を設ける場合、以下に示すような問題点がある。
【００１１】
（１）バックドア２３からの荷物の出し入れを容易にするために、バックドア２３の下端はバンパ１０まであることが多く、バックドア２３の下端部と対向する車両側の部位（ロアバック３３）のスペース、特に、高さ方向のスペースが狭い。一方、従来のバックドアロック装置は、ロック本体２５上にクローザ・オープナ手段２７が配置され、高さが高い構成である。従って、ロアバック３３に穴をあけ、ロアバック３３内にクローザ・オープナ手段２７を設けなければならず、ロアバック３３内にクローザ・オープナ手段２７が収まらない場合が多い。たとえ、ロアバック３３内にクローザ・オープナ手段２７が収まったとしても、他車種では収まらない場合がある。又、ロアバック３３内にクローザ・オープナ手段２７が収まったとしても、装置の異常で、クローザ・オープナ手段の駆動源を取り外す場合、取り外すことが困難である。
【００１２】
（２）従来のドアロック装置では、バックドア２３のインナパネルに形成された大きな穴からロック本体５およびクローザ・オープナ手段２７をバックドア２３内に配設できる。しかし、図１６に示すようなロアバック３３にロック本体２５およびクローザ・オープナ手段２７を設ける場合、ロアバック３３の外部に露出している部分の面積が狭いので、ロアバック３３のロック本体２５が設けられる部分に、ロック本体２５およびクローザ・オープナ手段２７が挿通する大きな穴をあけなければならない。よって、車体の強度が落ちる。
【００１３】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第１の課題は、ロック本体、クローザ手段、オープナ手段を車体側に取付けることが可能なバックドアロック装置を提供することにある。第２の課題は、クローザ手段の駆動源の取り外しが容易なバックドアロック装置を提供することにある。第３の課題は、クローザ手段が簡単な構成でスムーズな作動であるバックドアロック装置を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項１記載の発明は、バックドア側に設けられたストライカと、車体側に設けられ、前記ストライカが進入可能な係合溝が形成され、該係合溝に前記ストライカが進入可能なアンロック位置と、前記係合溝に進入した前記ストライカが離脱不可能なロック位置との間を回転可能なフック、前記車体側に回転可能に設けられ、前記ロック位置にあるフックに係合することにより前記フックのアンロック位置方向への回転を禁止するラチェット、前記フックをアンロック位置方向へ付勢する第１付勢手段、前記ラチェットを前記フックに係合する方向に付勢する第２付勢手段を有するロック本体と、前記フックが前記アンロック位置とロック位置との間であるハーフロック位置にある場合、前記フックをロック位置まで回転させるクローザ手段と、前記ロック位置にある前記フックに係合している前記ラチェットを前記フックより離脱させ、前記フックをアンロック位置へ移動させるオープナ手段と、を備え、前記クローザ手段は、駆動源と、該駆動源が係合し、前記駆動源によって回転駆動される回転体と、基端部が前記回転体に回転可能に取り付けられ、先端部側が前記フックに係脱可能なリンクと、該リンクの側面に形成されたカム面、前記リンクのカム面が当接可能な固定ピン、前記カム面が前記固定ピンに当たるように前記リンクを付勢する第３付勢手段からなり、前記回転体が回転駆動されると、前記カム面に案内されて前記リンクの先端部側を前記フックに係合させ、前記フックをロック方向へ回転させるガイド手段とからなることを特徴とするバックドアロック装置である。
【００１５】
前記クローザ手段は、駆動源と、該駆動源が係合し、前記駆動源によって回転駆動される回転体と、基端部が前記回転体に回転可能に取り付けられ、先端部側が前記フックに係脱可能なリンクと、該リンクの側面に形成されたカム面、前記リンクのカム面が当接可能な固定ピン、前記カム面が前記固定ピンに当たるように前記リンクを付勢する第３付勢手段からなり、前記回転体が回転駆動されると、前記カム面に案内されて前記リンクの先端部側を前記フックに係合させ、前記フックをロック方向へ回転させるガイド手段とからなることにより、構成が簡単で作動もスムーズである。
【００１６】
請求項２記載の発明は、前記クローザ手段は、前記フックがアンロック位置側から移動しハーフロック位置直前になると応動するハーフロック検出スイッチと、前記フックがフルロック位置を通り過ぎると応動するフルロック検出スイッチと、前記ハーフロック検出スイッチ、前記フルロック検出スイッチ、前記フルロック検出スイッチからの信号を取り込んで、前記フックがアンロック位置側から移動しハーフロック位置直前になると前記駆動源を駆動し、前記フックがフルロック位置を通り過ぎると前記駆動源を停止する制御部と、からなることを特徴とする請求項１記載のバックドアロック装置である。
【００１８】
請求項３記載の発明は、前記駆動源は、前記回転体が設けられるボデーに対して、前記回転体の軸と直交する方向に配置される締着手段を用いて取り付けられ、前記駆動源と前記回転体との係脱は、前記回転体の軸と直交する方向、前記回転体の軸方向のどちらかの方向に前記駆動源を移動することにより行われることを特徴とする請求項１又は２記載のバックドアロック装置である。
【００１９】
前記駆動源は、前記回転体が設けられるボデーに対して、前記回転体の軸と直交する方向に配置される締着手段を用いて取り付けられ、前記駆動源と前記回転体との係脱は、前記回転体の軸と直交する方向、前記回転体の軸方向のうちのどちらかの方向に前記駆動源を移動することにより行われることにより、バックドアが閉まった状態でも、締着手段の締着を解除し、駆動源を前記回転体の軸と直交する方向、前記回転体の軸方向のうちのどちらかの方向に移動することにより、クローザ手段の駆動源と前記回転体が設けられるボデーとの分離が容易にできる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
次に、図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。最初に、図１〜図３、図１１を用いて、本実施の形態例のバックドアロック装置の全体構成を説明する。図１は本発明の実施の形態例のバックドアロック装置の機構を説明する平面図、図２は図１の切断線Ａ−Ａでの断面図、図３は実施の形態例のバックドアロック装置の平面図、図１１はバックドアロック装置が設けられた車両の断面図である。
【００２１】
図１〜図３に示すように、本実施の形態例のバックドアロック装置５００は、大別して、ケースとして機能し、かしめピン５０５、かしめピン５０７で一体化されたロアボデー５０１、アッパボデー５０３と、ロアボデー５０１、アッパボデー５０３の内部に設けられたロック本体１００、クローザ手段２００、オープナ手段３００と、クローザ手段２００の駆動源であるモータユニット６００とからなる。そして、ロアボデー５０１、アッパボデー５０３の内部に設けられたロック本体１００、クローザ手段２００、オープナ手段３００は、同一平面上で一列に配置されている。更に、図１１に示すように、ストライカ４００がバックドア４０１側に設けられ、車体側のロアバック３３上に設けられている。
【００２２】
（１）ロック本体１００
従来例で説明したバックドアロック装置の基本的な構成と同じである。即ち、アッパボデー５０３上には、ストライカ４００が挿通するストライカ係合溝５０９が形成されている。ストライカ係合溝５０９の一方の側には、ロアボデー５０１、アッパボデー５０３にかしめられたピン５１１を用いて、係合溝５１２が形成されたフック５１３が回転可能に設けられている。ストライカ係合溝５０９の他方の側には、ロアボデー５０１、アッパボデー５０３にかしめられたピン５１５を用いてラチェット５１７が回転可能に設けられている。フック５１３には、フック５１３がアンロック位置とフルロック位置との中間位置であるハーフロック位置にある時に、ラチェット５１７の係止部５１９が係合するハーフロック係止部５２１と、フルロック位置にある時に、ラチェット５１７の係止部５１９が係合するフルロック係止部５２３とが形成されている。そして、フック５１３は図示しない第１付勢手段により矢印Ｉ方向（アンロック位置方向）へ、又、ラチェット５１７は図示しない第２付勢手段により矢印ＩＩ方向（フック５１３に係合する方向）へそれぞれ付勢されている。
【００２３】
（２）クローザ手段２００、モータユニット６００
モータユニット６００は、ケースとして機能するかしめピン５０５、かしめピン５０７で一体化されたロアボデー５０１、アッパボデー５０３に対して、ロック本体１００、クローザ手段２００に設けられる回転体の軸と直交する方向に配置される締着手段としてのボルト６０１、ボルト６０３を用いて取り付けられる。更に詳しく説明すると、アッパボデー５０３にモータユニット６００を挟むような折り曲げ部５５０、折り曲げ部５５３を形成し、折り曲げ部５５１、モータユニット６００、折り曲げ部５５３を挿通するボルト６０１、ボルト６０３で、モータユニット６００は取り付けられる。モータユニット６００内には、クローザモータ６１１及びクローザモータ６１１の出力を減速する減速歯車列６３１が設けられている。
【００２４】
減速歯車列６３１は、クローザモータ６１１の出力軸に設けられたウォーム６１３に噛合するヘリカルギア６３３と、ヘリカルギア６３３と一体化された小歯車６３５と、小歯車６３５に噛合する大歯車６３７と、大歯車６３７と一体化された小歯車６３９と、小歯車６３９に噛合する大歯車６４１と、大歯車６４１と一体化された出力歯車６４３とからなっている。出力歯車６４３の軸の上部は、アッパボデー５０３に形成された溝５５７に係合している。従って、ボルト６０１、ボルト６０３を取り外し、モータユニット６００を図３において矢印ＩＩＩ方向（回転体であるセクタギア２０１の軸と直交する方向）に移動させることで、モータユニット６００は容易に取り外すことができるようになっている。アッパボデー５０３には、ピン２０３を用いてセクタギア（回転体）２０１が回転可能に取り付けられている。このセクタギア２０１は、モータユニット６００の出力歯車６４３に噛合している。
【００２５】
セクタギア２０１には、リンク２０５の基端部がピン２０７を用いて回転可能に取り付けられている。リンク２０５の先端部側は、かしめピン５０５．かしめピン５０の間を通ってフック５１３方向に延出している。フック５１３の下面には、ピン５３１が形成され、リンク２０５の先端には、フック５１３のピン５３１に係脱可能な二股状の係脱部２１３が形成されている。ロアボデー５０１には、かしめピン５０５とリンク２０５との間に配置される固定ピン２１１が設けられている。リンク３０５の固定ピン２１１側の側面は、カム面２１５となっている。そして、中間部がピン２０７に巻回され、一方の端部がリンク２０５に係止され、他方の端部がセクタギア２０１に係止されたスプリング（第３付勢手段）２３１により、リンク２０５はそのカム面２１５が固定ピン２１１に当接する方向（矢印ＩＶ方向）に付勢されている。よって、リンク２０５のカム面２１５と、固定ピン２１１と、スプリング２３１でとガイド手段が構成されている。そして、リンク２０５のカム面２１５は、セクタギア２０１が回転することにより、リンク２０５の係脱部２１３がハーフロック位置にあるフック５１３のピン５３１に係合するような形状に設定されている。
【００２６】
（３）オープナ手段３００
ロアボデー５０１上に設けられたオープナモータ３０１の出力軸には、ウォーム３０３が取り付けられている。ロアボデー５０１、アッパボデー５０３の間には、ヘリカルギア３０７が回転可能に設けられている。ヘリカルギア３０７の上面にはカムストッパ３０９が一体的に形成されている。
【００２７】
次に、図４を用いてラチェットの説明を行う。図４（ａ）は正面図、図４（ｂ）は図４（ａ）の右側面図である。ラチェット５１７は芯金５５１と樹脂とからなり、射出成形法等により製造されるものである。又、ラチェット５１７には、ストッパ当接部５４３とカム当接部５４１が形成されている。
【００２８】
次に、図５を用いてヘリカルギアの説明を行う。図５（ａ）はヘリカルギアの斜視図、図５（ｂ）は図５（ａ）の上面図である。カムストッパ３０９は、ラチェット５１７のカム当接部５４１が当接するカム部３１１と、ラチェット５１７のストッパ当接部５４３が当接するストッパ部３１３とから構成されている。カム部３１１は、ヘリカルギア３０７の回転軸上に形成され、そのカム面３１１ａは、図４（ｂ）の範囲Ｃで示す面であり、ヘリカルギア３０７の回転軸からカム面３１１ａまでの距離が徐々に長くなるうずまき線状となっている。又、ストッパ部３１３はカム部３１１上に形成されている。そして、ラチェット５１７のストッパ当接部５４３には、図４（ｂ）に示すように、ヘリカルギア３０７のカムストッパ３０９のカム部３１１と干渉するのを避けるために、切欠５４３ａが形成されている。
【００２９】
次に、図６を用いて、本実施の形態例の電気的構成を説明する。７０１は、フック５１３のピン５３１の位置を検出し、フック５１３がアンロック位置側から移動しハーフロック位置直前になると応動し、更に、フック５１３がフルロック位置を通り過ぎると応動するハーフロック・フルロック検出スイッチ（図２参照）である。７０３はバックドアが閉じられると応動するロータリスイッチでなるカーテシスイッチ、７０５はセクタギア２０１が元位置から回転すると応動するリミットスイッチ等でなるセクタギア元位置スイッチ（図２参照）、７０７はバックドアのアウトサイドハンドルが操作されると応動するアウトサイドハンドルスイッチである。７０９は、ハーフロック・フルロック検出スイッチ７０１、カーテシスイッチ７０３、セクタギア元位置スイッチ７０５、アウトサイドハンドルスイッチ７０７からの信号を取り込み、クローザモータ６１１、オープナモータ３０１を駆動する制御部である。尚、本実施の形態例での制御部７０９はタイマ７１１を有している。
【００３０】
次に、上記構成のバックドアロック装置の作動を説明する。
（バックドアを閉じるとき）
図７〜図９を用いて説明する。図７、図８は図１に示すバックドアロック装置でロックする場合のセクタギア、リンク、フック、ラチェットの動きを説明する図、図９は図６の電気的構成のタイミングチャートである。バックドアが開いた状態では、図７（ａ）に示すように、セクタギア２０１は元位置（初期位置）にあり、リンク２０５の係脱部２１３はフック５１３のピン５３１から離反している。ここで、バックドアが開いた状態からバックドアを閉めていくと、フック５１３の係合溝５１２にストライカ４００が進入し、ストライカ４００が係合溝５１２の壁面を押すことにより、フック５１３は第１付勢手段の付勢力に抗してロック方向（矢印Ｉ方向と反対方向）へ回転する。フック５１３が回転すると、ラチェット５１７の係止部５１９はフック５１３のハーフロック係止部５２１に係合し、図７（ｂ）に示すハーフロック状態となる。この際、図９に示すように、フック５１３がハーフロック（Ｈ／Ｌ）状態になる直前まで回転すると、ハーフロック・フルロック検出スイッチ７０１が応動（ＯＮからＯＦＦ）する。カーテシスイッチ７０３がＯＮで、ハーフロック・フルロック検出スイッチ７０１が応動すると、制御部７０９はタイマ７１１を見て、所定時間（ｔ１）後にクローザモータ６１１を正転させる。クローザモータ６１１が正転すると、減速歯車列６３１を介してセクタギア２０１が図７（ｂ）の元位置から矢印Ｖ方向に回転する。セクタギア２０１が回転すると、セクタギア元位置スイッチ７０５がＯＦＦからＯＮになる。セクタギア２０１の回転により、固定ピン２１１とリンク２０５のカム面２１５からなるガイド手段に案内されて、リンク２０５がフック５１３方向に移動し、リンク２０５の係脱部２１３がフック５１３のピン５３１に係合し、更に、フック５１３を第１付勢手段の付勢力に抗してロック方向へ回転させる。そして、ラチェット５１７の係止部５１９がフック５１３のフルロック係止部５２３に係合する図７（ｃ）に示すフルロック（Ｆ／Ｌ）状態となる。尚、図９に示すように、フルロック直前で、カーテシスイッチ７０３はＯＮからＯＦＦとなる。クローザモータ６１１は更に正転し、フック５１３がフルロック状態から更に回転したオーバストローク（Ｏ／Ｓ）状態まで正転すると、ハーフロック・フルロック検出スイッチ７０１が応動（ＯＦＦからＯＮ）する。カーテシスイッチ７０３がＯＦＦで、ハーフロック・フルロック検出スイッチ７０１が応動すると、制御部７０９はタイマ７１１を見て、所定時間（ｔ２）後にクローザモータ６１１を停止させ、所定時間（ｔ３）後に逆転させる。このクローザモータ６１１の逆転により、セクタギア２０１は元位置方向へ回転し、リンク２０５の係脱部２１３が降るロック状態にあるフック５１３のピン５３１から離反した図８の状態となる。セクタギア２０１が元位置まで回転すると、図９に示すように、セクタギア元位置スイッチ７０５がＯＮからＯＦＦとなり、制御部７０９は所定時間（ｔ４）後に、クローザモータ６１１の逆転を停止する。
【００３１】
（バックドアを開けるとき）
図９及び図１０を用いて説明する。図１０は図１に示すバックドアロック装置でロック解除する場合のラチェットとカムストッパのカム部の作動を説明する図である。バックドアを開けようとして、アウトサイドハンドルを操作すると、図９に示すように、アウトサイドハンドルスイッチ７０７がＯＮになる。制御部７０９はアウトサイドハンドルスイッチ７０７がＯＮになると、所定時間（ｔ５）後に、オープナモータ３０１を正転させる。このオープナモータ３０１の正転により、ウォーム３０３を介してヘリカルギア３０７が図１０（ａ）で反時計方向に回転する。カムストッパ３０９のカム部３１１（カム面３１１ａ）がラチェット５１７のカム当接部１５５を押す。カム部３１１（カム面３１１ａ）は、ヘリカルギア３０７の回転軸からカム面３１１ａまでの距離が徐々に長くなるうずまき線状となっているので、図１０（ａ）→図１０（ｂ）に示すように、ラチェット５１７は第２付勢手段の付勢力に抗して矢印ＩＩと反対方向に回転し始める。そして、図１０（ｃ）に示すように、ラチェット５１７の矢印ＩＩと反対方向の回転により、ラチェット５７１の係止部５１９がフック５１３のフルロック係止部５２３から離反し、両者の係合が解除される。フック５１３は第１付勢手段の付勢力により、アンロック状態に復帰し、ロックが解除される。
【００３２】
本実施の形態例のバックドアはガスダンパ等により、開く方向に付勢されているので、ロックが解除されると、バックドアは開く方向に回転し、図９に示すように、カーテシスイッチ７０３がＯＦＦからＯＮになる。そして、フック５１３がハーフロック位置を過ぎると、ハーフロック・フルロック検出スイッチがＯＦＦからＯＮになる。制御部７０９は所定時間（ｔ５）後に、オープナモータ３０１の正転を停止する。この所定時間内ｔ５内に、カムストッパ３０９が一回転し、カムストッパ３０９のストッパ部３１３がラチェット５１７のストッパ当接部５４３に当接し、カムストッパ（ヘリカルギア３０７）３０９の回転が禁止される図１０（ａ）に示すアンロック状態へ復帰する。
【００３３】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
（１）ロック本体１００、クローザ手段２００、オープナ手段３００を同一平面上で一列に配置したことにより、バックドアロック装置５００の高さが低くなり、クローザ手段２００、オープナ手段３００はロック本体１００が取り付けられる面と同じ面上に設けられる。よって、ロアバック３３上に、ロック本体１００、クローザ手段２００、オープナ手段３００を設けることができ、バックドアロック装置５００を車体側に容易に取付けることが可能となる。又、バックドアロック装置５００の高さが低くなり、ロアバック３３上に設けることが可能となることにより、車両側に大きな穴を開けることもなくなり、車体側の強度の低下を最小限にすることができる。
【００３４】
（２）クローザ手段２００は、駆動源であるモータユニット６００と、モータユニット６００によって回転駆動される回転体であるセクタギア２０１と、基端部がセクタギア２０１に回転可能に取り付けられ、先端部側がフック５１３のピン５３１に係脱可能なリンク２０５と、リンク２０５の側面に形成されたカム面２１５、リンク２０５のカム面２１５が当接可能な固定ピン２１１、カム面２１５が固定ピン２１１に当たるようにリンク２０５を付勢する第３付勢手段としてのスプリング２３１からなるガイド手段とでなることにより、構成が簡単でスムーズな作動を得ることができる。
【００３５】
（３）電動のクローザ手段２００がある場合、クローザ作動中に停止した場合、駆動を解除する手段が必要である。本実施の形態例では、ドアロック装置５００を覆うカバー８０１に開口８０３を設け、この開口８０３を塞ぐ蓋８０５を開けて、ボルト６０１、ボルト６０３を取り外し、モータユニット６００を図３において矢印ＩＩＩ方向に移動させることで、バックドア４０１が閉まった状態でもモータユニット６００を容易に取り外すことができる。
【００３６】
（４）バックドア４０１を閉めるとき、ハーフロック直前で閉めるのをやめた場合、フック５１３は元位置に戻るが、クローザ動作が行われる場合がある（空クローザ）。このような場合、図１２に示すように、リンク２０５はフック５１３のピン５３１とかしめピン５０７とに当接しながら移動し、かしめピン５０７でバックドア４０１の荷重を受けることができる。
【００３７】
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では、出力歯車６４３の軸の上部は、アッパボデー５０３に形成された溝５５７に係合させたが、アッパボデー５０３に形成した穴に係合させても良い。この場合、モータユニット６００を取り外す場合、ボルト６０１、ボルト６０３を取り外し、モータユニット６００を回転体であるセクタギア２０１の軸方向に移動させた後、図３において矢印ＩＩＩ方向に移動させることで、モータユニット６００を容易に取り外すことができる
【００３８】
【発明の効果】
以上述べたように請求項１記載の発明によれば、前記クローザ手段は、駆動源と、該駆動源が係合し、前記駆動源によって回転駆動される回転体と、基端部が前記回転体に回転可能に取り付けられ、先端部側が前記フックに係脱可能なリンクと、該リンクの側面に形成されたカム面、前記リンクのカム面が当接可能な固定ピン、前記カム面が前記固定ピンに当たるように前記リンクを付勢する第３付勢手段からなり、前記回転体が回転駆動されると、前記カム面に案内されて前記リンクの先端部側を前記フックに係合させ、前記フックをロック方向へ回転させるガイド手段とからなることにより、構成が簡単で作動もスムーズである。
【００４１】
請求項３記載の発明によれば、前記駆動源は、前記回転体が設けられるボデーに対して、前記回転体の軸と直交する方向に配置される締着手段を用いて取り付けられ、前記駆動源と前記回転体との係脱は、前記回転体の軸と直交する方向、前記回転体の軸方向のうちのどちらかの方向に前記駆動源を移動することにより行われることにより、バックドアが閉まった状態でも、締着手段の締着を解除し、駆動源を前記回転体の軸と直交する方向、前記回転体の軸方向のうちのどちらかの方向に移動することにより、クローザ手段の駆動源と前記回転体が設けられるボデーとの分離が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態例のバックドアロック装置の機構を説明する平面図である。
【図２】図１の切断線Ａ−Ａでの断面図である。
【図３】実施の形態例のバックドアロック装置の平面図である。図１は、図２は、図３は、図１１は
【図４】図１のラチェットを説明する図で、（ａ）図は正面図、（ｂ）図は（ａ）図の右側面図である。
【図５】図１のオープナ手段のヘリカルギアを説明する図で、（ａ）図はヘリカルギアの斜視図、（ｂ）図は（ａ）図の上面図である。
【図６】図１のバックドアロック装置の電気的構成を説明するブロック図である。
【図７】図１に示すバックドアロック装置でロックする場合のセクタギア、リンク、フック、ラチェットの動きを説明する図である。
【図８】図１に示すバックドアロック装置でロックする場合のセクタギア、リンク、フック、ラチェットの動きを説明する図である。
【図９】図６の電気的構成のタイミングチャートである。
【図１０】図１に示すバックドアロック装置でロック解除する場合のラチェットとカムストッパのカム部の作動を説明する図である。
【図１１】バックドアロック装置が設けられた車両の断面図である。
【図１２】空クローザ時の作動を説明する図である。
【図１３】バックドアロック装置の基本的な構成を説明する図で、（ａ）図はアンロック状態、（ｂ）図はハーフロック状態、（ｃ）図はフルロック状態を示している。
【図１４】クローザ手段、オープナ手段を有する従来のバックドアロック装置の側面図である。
【図１５】図１４の正面図である。
【図１６】図１４、図１５に示すバックドアロック装置の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
１００ロック本体
２００クローザ手段
３００オープナ手段
４００ストライカ
５１３フック
５１７ラチェット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a back door lock device that pulls a back door and unlocks the back door using a drive source.
[0002]
[Prior art]
First, a basic configuration of the back door lock device will be described with reference to FIG. 13A shows an unlocked state, FIG. 13B shows a half-locked state, and FIG. 13C shows a full-locked state. In the figure, a striker insertion groove 3 into which a striker 2 provided on the other of the vehicle body and the back door can enter is formed on a body 1 provided on one of the vehicle body and the back door. A hook 7 is rotatably provided on the body 1 on one side of the striker insertion groove 3 using a pin 5. A ratchet 11 is rotatably provided on the body 1 on the other side of the striker insertion groove 3 using a pin 9.
[0003]
An engagement groove 13 into which the striker 2 can enter is formed in the hook 7. The hook 7 has a half-lock that engages with the engaging portion 15 of the ratchet 11 when the hook 7 is in a half-lock position that is an intermediate position between the unlock position and the full-lock position (see FIG. 13B). A locking portion 17 and a full lock locking portion 19 with which the locking portion 15 of the ratchet 11 engages when in the full lock position (see FIG. 13C) are formed. The hook 7 is moved in the direction of arrow I (unlock position direction) by a first biasing means (not shown), and the ratchet 11 is moved in the direction of arrow II (direction engaged with the hook 7) by a second biasing means (not shown). Each is energized.
[0004]
Next, the operation of the above configuration will be described. When the striker 2 and the body 1 are relatively brought closer to each other in the unlocked state shown in FIG. 13A, the striker 2 enters the engagement groove 13 of the hook 7, and the striker 2 moves to the wall surface of the engagement groove 13. By pushing, the hook 7 rotates in the locking direction (the direction opposite to the arrow I direction) against the urging force of the first urging means.
[0005]
When the hook 7 rotates, the latching portion 15 of the ratchet 11 is engaged with the half-lock latching portion 17 of the hook 7 and the half-lock state shown in FIG. Further, when the striker 2 and the body 1 are brought relatively close to each other, the hook 7 further rotates, and the locking portion 15 of the ratchet 11 engages with the full lock locking portion 19 of the hook 7, and FIG. The full lock state shown in FIG.
[0006]
To release this locked state, in FIG. 13C, the ratchet 11 is rotated in the direction opposite to the direction of arrow II, and the engagement between the latching portion 15 of the ratchet 11 and the full lock latching portion 19 of the hook 7 is established. Release the match. The hook 7 is rotated in the unlock position direction by the urging force of the first urging means (not shown), and returns to the unlocked state shown in FIG.
[0007]
In the back door lock device having such a configuration, when a drive source such as a motor is used and the back door is closed to a half-open state, the back door is pulled into a fully closed state to be locked, and locked by a drive source such as a motor. Various back door lock devices for unlocking the back door in the state have been proposed.
[0008]
An example will be described with reference to FIGS. In the figure, a striker 2 is provided on the vehicle body side. On the lower end surface of the back door 23, there is provided a lock body 25 provided with a hook 7, a ratchet 11, first urging means, and second urging means. Further, in the back door 23, when the hook 7 is in the half-lock position between the unlock position and the lock position, the closer means for rotating the hook 7 to the lock position and the hook 7 in the lock position are engaged. Closer / opener means 7 comprising opener means for detaching the ratchet 11 from the hook and moving the hook 7 to the unlocked position is provided (for example, see Patent Document 1).
In any of these back door lock devices, a drive source such as a motor is provided on the back door side.
[0009]
[Patent Document 1]
JP 2002-81249 A (2nd to 4th pages, FIGS. 1 and 2)
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
As shown in FIGS. 14 and 15, the conventionally proposed back door lock devices are provided with the striker 2 on the vehicle body side and the lock body 25 and the closer / opener means 27 on the back door 23 side. Yes. However, as shown in FIG. 16, when the striker 2 is provided on the back door 23 side and the lock body 25 and the closer / opener means 27 are provided on the vehicle body 29 side, there are the following problems.
[0011]
(1) In order to facilitate loading and unloading of luggage from the back door 23, the lower end of the back door 23 is often up to the bumper 10, and the vehicle side portion (the lower back 33) facing the lower end of the back door 23 Space, especially space in the height direction is narrow. On the other hand, the conventional back door lock device has a structure in which the closer / opener means 27 is disposed on the lock body 25 and the height is high. Therefore, it is necessary to make a hole in the lower back 33 and provide the closer / opener means 27 in the lower back 33, and the closer / opener means 27 often does not fit in the lower back 33. Even if the closer opener means 27 is accommodated in the lower back 33, it may not be accommodated in other vehicle types. Even if the closer / opener means 27 is accommodated in the lower back 33, it is difficult to remove the closer / opener means when the drive source of the closer / opener means is removed due to an abnormality in the apparatus.
[0012]
(2) In the conventional door lock device, the lock body 5 and the closer / opener means 27 can be disposed in the back door 23 from a large hole formed in the inner panel of the back door 23. However, when the lock main body 25 and the closer / opener means 27 are provided in the lower back 33 as shown in FIG. 16, the area of the portion exposed to the outside of the lower back 33 is small, so the portion of the lower back 33 where the lock main body 25 is provided. In addition, a large hole through which the lock body 25 and the closer / opener means 27 are inserted must be formed. Therefore, the strength of the vehicle body decreases.
[0013]
The present invention has been made in view of the above problems, and a first object thereof is to provide a back door lock device capable of attaching a lock main body, a closer means, and an opener means to the vehicle body side. The second problem is to provide a back door lock device in which the drive source of the closer means can be easily removed. The third problem is to provide a back door lock device in which the closer means has a simple configuration and is smoothly operated.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1, which solves the above problem, includes a striker provided on the back door side, an engagement groove provided on the vehicle body side, into which the striker can enter, and the striker is provided in the engagement groove. A hook that can rotate between an unlock position where it can enter and a lock position where the striker that has entered the engaging groove cannot be removed, and a hook that is rotatably provided on the vehicle body side, A ratchet that prohibits rotation of the hook in the unlock position direction by engaging, a first biasing means that biases the hook in the unlock position direction, and a bias in the direction in which the ratchet is engaged with the hook. A lock body having a second urging means for rotating the hook to the lock position when the hook is in a half lock position between the unlock position and the lock position. Closing means, and opener means for detaching the ratchet engaged with the hook in the locked position from the hook and moving the hook to the unlocked position, the closer means comprising a drive source A rotating body that is engaged with the driving source and is rotationally driven by the driving source, a link having a base end portion rotatably attached to the rotating body, and a tip end side that can be engaged with and disengaged from the hook; A cam surface formed on a side surface of the link, a fixing pin with which the cam surface of the link can abut, and a third urging means for urging the link so that the cam surface contacts the fixing pin. When the rotating body is driven to rotate, the tip of the link is engaged with the hook guided by the cam surface, and the hook is rotated in the locking direction. And a back door lock device.
[0015]
The closer means includes A driving source, a rotating body engaged with the driving source and driven to rotate by the driving source, a link having a base end portion rotatably attached to the rotating body, and a distal end side being engageable / disengageable with the hook; A cam surface formed on the side surface of the link, a fixing pin with which the cam surface of the link can abut, and a third urging means for urging the link so that the cam surface contacts the fixing pin. Thus, when the rotating body is driven to rotate, the guide member is guided by the cam surface, engages the tip end of the link with the hook, and rotates the hook in the locking direction. Therefore, the configuration is simple and the operation is smooth.
[0016]
According to a second aspect of the present invention, the closer means is ,in front The half-lock detection switch that responds when the hook moves from the unlock position side and immediately before the half-lock position, the full-lock detection switch that responds when the hook passes the full-lock position, the half-lock detection switch, and the full-lock When a signal from the detection switch and the full lock detection switch is received and the hook moves from the unlock position side and immediately before the half lock position, the drive source is driven, and when the hook passes the full lock position, the drive source The back door lock device according to claim 1, further comprising a control unit that stops the operation.
[0018]
According to a third aspect of the present invention, the drive source is attached to a body provided with the rotating body using fastening means disposed in a direction orthogonal to the axis of the rotating body, The engagement / disengagement with the rotating body is performed by moving the drive source in either the direction orthogonal to the axis of the rotating body or the axial direction of the rotating body. 1 or 2. The back door lock device according to 2.
[0019]
The drive source is attached to a body provided with the rotating body using fastening means arranged in a direction orthogonal to the axis of the rotating body, and the engagement and disengagement of the driving source and the rotating body is performed. Even if the back door is closed by moving the drive source in either the direction orthogonal to the axis of the rotating body or the axial direction of the rotating body, the fastening means By releasing the tightening and moving the driving source in either the direction orthogonal to the axis of the rotating body or the axial direction of the rotating body, the driving source of the closer means and the rotating body are provided. Easy separation from the body.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the overall configuration of the back door lock device according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 3 and FIG. 11. 1 is a plan view for explaining the mechanism of a back door lock device according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1, and FIG. 3 is a back door lock according to the embodiment. FIG. 11 is a sectional view of a vehicle provided with a back door lock device.
[0021]
As shown in FIGS. 1 to 3, the back door lock device 500 according to the present embodiment is roughly divided into a lower body 501 and an upper body 503 that function as a case and are integrated with a caulking pin 505 and an caulking pin 507. The lower body 501 and the upper body 503 include a lock main body 100, a closer means 200, an opener means 300, and a motor unit 600 that is a drive source of the closer means 200. The lock body 100, the closer means 200, and the opener means 300 provided in the lower body 501 and the upper body 503 are arranged in a line on the same plane. Furthermore, as shown in FIG. 11, the striker 400 is provided on the back door 401 side, and is provided on the lower back 33 on the vehicle body side.
[0022]
(1) Lock body 100
This is the same as the basic configuration of the back door lock device described in the conventional example. That is, a striker engagement groove 509 through which the striker 400 is inserted is formed on the upper body 503. On one side of the striker engagement groove 509, a hook 513 formed with an engagement groove 512 is rotatably provided using a pin 511 crimped to the lower body 501 and the upper body 503. On the other side of the striker engagement groove 509, a ratchet 517 is rotatably provided using a pin 515 that is caulked to the lower body 501 and the upper body 503. The hook 513 includes a half-lock engaging portion 521 to which the engaging portion 519 of the ratchet 517 engages when the hook 513 is in a half-lock position that is an intermediate position between the unlock position and the full-lock position, and a full-lock position. The full lock locking part 523 with which the locking part 519 of the ratchet 517 is engaged is formed. The hook 513 is moved in the direction of arrow I (unlock position direction) by a first biasing means (not shown), and the ratchet 517 is moved in the direction of arrow II (direction engaged with the hook 513) by a second biasing means (not shown). Each is energized.
[0023]
(2) Closer means 200 and motor unit 600
The motor unit 600 is arranged in a direction perpendicular to the axis of the rotating body provided in the lock body 100 and the closer means 200 with respect to the lower body 501 and the upper body 503 integrated by the caulking pin 505 and the caulking pin 507 functioning as a case. They are attached using bolts 601 and 603 as fastening means. More specifically, a bent portion 550 and a bent portion 553 are formed on the upper body 503 so as to sandwich the motor unit 600, and the motor unit 600 includes the bent portion 551, the motor unit 600, and the bolt 601 and the bolt 603 that pass through the bent portion 553. Is attached. In the motor unit 600, a closer motor 611 and a reduction gear train 631 for reducing the output of the closer motor 611 are provided.
[0024]
The reduction gear train 631 includes a helical gear 633 that meshes with a worm 613 provided on the output shaft of the closer motor 611, a small gear 635 that is integrated with the helical gear 633, a large gear 637 that meshes with the small gear 635, A small gear 639 integrated with the large gear 637, a large gear 641 meshing with the small gear 639, and an output gear 643 integrated with the large gear 641 are included. The upper part of the shaft of the output gear 643 is engaged with a groove 557 formed in the upper body 503. Therefore, the motor unit 600 can be easily removed by removing the bolts 601 and 603 and moving the motor unit 600 in the direction of arrow III in FIG. 3 (the direction perpendicular to the axis of the sector gear 201 as a rotating body). It is like that. A sector gear (rotating body) 201 is rotatably attached to the upper body 503 using a pin 203. The sector gear 201 is meshed with the output gear 643 of the motor unit 600.
[0025]
A base end portion of a link 205 is rotatably attached to the sector gear 201 using a pin 207. The front end side of the link 205 is a caulking pin 505. It passes between the caulking pins 50 and extends toward the hook 513. A pin 531 is formed on the lower surface of the hook 513, and a bifurcated engaging / disengaging portion 213 that can be engaged / disengaged with the pin 531 of the hook 513 is formed at the tip of the link 205. The lower body 501 is provided with a fixing pin 211 disposed between the caulking pin 505 and the link 205. A side surface of the link 305 on the fixing pin 211 side is a cam surface 215. Then, the link 205 is wound by a spring (third urging means) 231 in which the intermediate portion is wound around the pin 207, one end is locked to the link 205, and the other end is locked to the sector gear 201. The cam surface 215 is urged in a direction (arrow IV direction) in contact with the fixing pin 211. Therefore, the cam means 215 of the link 205, the fixing pin 211, and the spring 231 constitute a guide means. The cam surface 215 of the link 205 is set to a shape such that when the sector gear 201 rotates, the engaging / disengaging portion 213 of the link 205 engages with the pin 531 of the hook 513 at the half-lock position.
[0026]
(3) Opener means 300
A worm 303 is attached to the output shaft of the opener motor 301 provided on the lower body 501. A helical gear 307 is rotatably provided between the lower body 501 and the upper body 503. A cam stopper 309 is integrally formed on the upper surface of the helical gear 307.
[0027]
Next, the ratchet will be described with reference to FIG. 4A is a front view, and FIG. 4B is a right side view of FIG. 4A. The ratchet 517 is made of a core metal 551 and a resin, and is manufactured by an injection molding method or the like. Further, the ratchet 517 is formed with a stopper contact portion 543 and a cam contact portion 541.
[0028]
Next, the helical gear will be described with reference to FIG. FIG. 5A is a perspective view of the helical gear, and FIG. 5B is a top view of FIG. The cam stopper 309 includes a cam portion 311 with which the cam contact portion 541 of the ratchet 517 comes into contact and a stopper portion 313 with which the stopper contact portion 543 of the ratchet 517 comes into contact. The cam portion 311 is formed on the rotating shaft of the helical gear 307, and the cam surface 311a is a surface indicated by a range C in FIG. 4B, and the distance from the rotating shaft of the helical gear 307 to the cam surface 311a is set. It is a spiral line that gradually becomes longer. The stopper portion 313 is formed on the cam portion 311. A notch 543a is formed in the stopper contact portion 543 of the ratchet 517 in order to avoid interference with the cam portion 311 of the cam stopper 309 of the helical gear 307, as shown in FIG.
[0029]
Next, the electrical configuration of this embodiment will be described with reference to FIG. 701 detects the position of the pin 531 of the hook 513, responds when the hook 513 moves from the unlock position side and immediately before the half lock position, and further responds when the hook 513 passes the full lock position. This is a lock detection switch (see FIG. 2). 703 is a courtesy switch that is a rotary switch that responds when the back door is closed, 705 is a sector gear original position switch (see FIG. 2) that is a limit switch that responds when the sector gear 201 is rotated from its original position, and 707 is an out of the back door It is an outside handle switch that responds when the side handle is operated. Reference numeral 709 denotes a control unit that takes in signals from the half lock / full lock detection switch 701, the courtesy switch 703, the sector gear original position switch 705, and the outside handle switch 707 and drives the closer motor 611 and the opener motor 301. Note that the control unit 709 in this embodiment has a timer 711.
[0030]
Next, the operation of the back door lock device configured as described above will be described.
(When closing the back door)
This will be described with reference to FIGS. 7 and 8 are diagrams for explaining the movement of the sector gear, the link, the hook, and the ratchet when locked by the back door lock device shown in FIG. 1, and FIG. 9 is a timing chart of the electrical configuration of FIG. In the state where the back door is opened, as shown in FIG. 7A, the sector gear 201 is in the original position (initial position), and the engaging / disengaging portion 213 of the link 205 is separated from the pin 531 of the hook 513. Here, when the back door is closed from the opened state, the striker 400 enters the engagement groove 512 of the hook 513, and the striker 400 pushes the wall surface of the engagement groove 512. It rotates in the locking direction (the direction opposite to the arrow I direction) against the urging force of one urging means. When the hook 513 rotates, the engaging portion 519 of the ratchet 517 engages with the half lock engaging portion 521 of the hook 513, and the half lock state shown in FIG. At this time, as shown in FIG. 9, when the hook 513 is rotated until just before the half-lock (H / L) state is reached, the half-lock / full-lock detection switch 701 is actuated (ON to OFF). When the courtesy switch 703 is ON and the half-lock / full-lock detection switch 701 responds, the control unit 709 looks at the timer 711 and rotates the closer motor 611 forward after a predetermined time (t1). When the closer motor 611 rotates in the forward direction, the sector gear 201 rotates in the direction of arrow V from the original position in FIG. When the sector gear 201 rotates, the sector gear original position switch 705 is turned from OFF to ON. The rotation of the sector gear 201 guides the guide means including the fixed pin 211 and the cam surface 215 of the link 205, the link 205 moves in the direction of the hook 513, and the engaging / disengaging portion 213 of the link 205 is engaged with the pin 531 of the hook 513. In addition, the hook 513 is rotated in the locking direction against the urging force of the first urging means. Then, the locking portion 519 of the ratchet 517 is engaged with the full lock locking portion 523 of the hook 513, and the full lock (F / L) state shown in FIG. As shown in FIG. 9, the courtesy switch 703 is turned from ON to OFF immediately before full lock. The closer motor 611 further rotates forward, and when the hook 513 rotates forward from the full lock state to the overstroke (O / S) state in which the hook 513 further rotates, the half lock / full lock detection switch 701 responds (OFF to ON). When the courtesy switch 703 is OFF and the half-lock / full-lock detection switch 701 responds, the control unit 709 looks at the timer 711, stops the closer motor 611 after a predetermined time (t2), and reverses the rotation after a predetermined time (t3). . By the reverse rotation of the closer motor 611, the sector gear 201 is rotated in the original position direction, and the state shown in FIG. 8 is released from the pin 531 of the hook 513 in the locked state where the engaging / disengaging portion 213 of the link 205 is lowered. When the sector gear 201 rotates to the original position, as shown in FIG. 9, the sector gear original position switch 705 is turned from ON to OFF, and the control unit 709 stops the reverse rotation of the closer motor 611 after a predetermined time (t4).
[0031]
(When opening the back door)
This will be described with reference to FIGS. FIG. 10 is a diagram for explaining the operation of the ratchet and the cam portion of the cam stopper when the lock is released by the back door lock device shown in FIG. When the outside handle is operated to open the back door, the outside handle switch 707 is turned on as shown in FIG. When the outside handle switch 707 is turned on, the control unit 709 causes the opener motor 301 to rotate forward after a predetermined time (t5). Due to the forward rotation of the opener motor 301, the helical gear 307 rotates counterclockwise in FIG. The cam portion 311 (cam surface 311a) of the cam stopper 309 presses the cam contact portion 155 of the ratchet 517. Since the cam portion 311 (cam surface 311a) has a spiral line shape in which the distance from the rotation shaft of the helical gear 307 to the cam surface 311a is gradually increased, it is shown in FIG. 10 (a) → FIG. 10 (b). Thus, the ratchet 517 begins to rotate in the direction opposite to the arrow II against the biasing force of the second biasing means. Then, as shown in FIG. 10 (c), by the rotation of the ratchet 517 in the direction opposite to the arrow II, the locking portion 519 of the ratchet 571 is separated from the full lock locking portion 523 of the hook 513, and the engagement between the two is Canceled. The hook 513 is returned to the unlocked state by the urging force of the first urging means, and the lock is released.
[0032]
Since the back door of this embodiment is biased in the opening direction by a gas damper or the like, when the lock is released, the back door rotates in the opening direction, and as shown in FIG. 9, the courtesy switch 703 is It turns from OFF to ON. When the hook 513 passes the half lock position, the half lock / full lock detection switch is turned from OFF to ON. The control unit 709 stops the forward rotation of the opener motor 301 after a predetermined time (t5). Within this predetermined time t5, the cam stopper 309 rotates once, the stopper portion 313 of the cam stopper 309 contacts the stopper contact portion 543 of the ratchet 517, and rotation of the cam stopper (helical gear 307) 309 is prohibited (FIG. 10). Return to the unlocked state shown in a).
[0033]
According to the above configuration, the following effects can be obtained.
(1) Since the lock main body 100, the closer means 200, and the opener means 300 are arranged in a line on the same plane, the height of the back door lock device 500 is reduced, and the closer means 200 and the opener means 300 are Provided on the same surface as the surface to be attached. Therefore, the lock main body 100, the closer means 200, and the opener means 300 can be provided on the lower back 33, and the back door lock device 500 can be easily attached to the vehicle body side. Further, the height of the back door lock device 500 is reduced and can be provided on the lower back 33, so that a large hole is not formed on the vehicle side, and a decrease in strength on the vehicle body side is minimized. Can do.
[0034]
(2) The closer means 200 includes a motor unit 600 that is a driving source, a sector gear 201 that is a rotating body that is rotationally driven by the motor unit 600, a base end portion that is rotatably attached to the sector gear 201, and a distal end side that is a hook. The link 205 that can be engaged with and disengaged from the pin 531 of the reference numeral 513, the cam surface 215 formed on the side surface of the link 205, the fixed pin 211 on which the cam surface 215 of the link 205 can come into contact, and the cam surface 215 hit the fixed pin 211 By comprising the guide means comprising the spring 231 as the third urging means for urging the link 205, a simple operation and a smooth operation can be obtained.
[0035]
(3) In the case where the electric closer means 200 is provided, a means for releasing the driving is required when the electric closer means 200 is stopped during the operation of the closer. In this embodiment, an opening 803 is provided in a cover 801 that covers the door lock device 500, a lid 805 that closes the opening 803 is opened, the bolt 601 and the bolt 603 are removed, and the motor unit 600 is moved in the direction of arrow III in FIG. The motor unit 600 can be easily removed even when the back door 401 is closed.
[0036]
(4) When closing the back door 401 just before half-locking, the hook 513 returns to the original position, but a closer operation may be performed (empty closer). In such a case, as shown in FIG. 12, the link 205 moves while contacting the pin 531 of the hook 513 and the caulking pin 507, and can receive the load of the back door 401 by the caulking pin 507.
[0037]
The present invention is not limited to the above embodiment. In the above embodiment, the upper part of the shaft of the output gear 643 is engaged with the groove 557 formed in the upper body 503, but it may be engaged with a hole formed in the upper body 503. In this case, when removing the motor unit 600, the bolts 601 and 603 are removed, and the motor unit 600 is moved in the axial direction of the sector gear 201 as a rotating body, and then moved in the direction of arrow III in FIG. Unit 600 can be easily removed
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in claim 1, The closer means includes A driving source, a rotating body engaged with the driving source and driven to rotate by the driving source, a link having a base end portion rotatably attached to the rotating body, and a distal end side being engageable / disengageable with the hook; A cam surface formed on the side surface of the link, a fixing pin with which the cam surface of the link can abut, and a third urging means for urging the link so that the cam surface contacts the fixing pin. Thus, when the rotating body is driven to rotate, the guide member is guided by the cam surface, engages the tip end of the link with the hook, and rotates the hook in the locking direction. Therefore, the configuration is simple and the operation is smooth.
[0041]
According to a third aspect of the present invention, the drive source is attached to a body on which the rotating body is provided using fastening means arranged in a direction orthogonal to the axis of the rotating body, and the drive The back door is engaged and disengaged between the source and the rotating body by moving the drive source in either the direction orthogonal to the axis of the rotating body or the axial direction of the rotating body. Even in a closed state, the fastening means is released, and the closer means is moved by moving the drive source in either the direction orthogonal to the axis of the rotating body or the axial direction of the rotating body. It is possible to easily separate the drive source and the body provided with the rotating body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view illustrating a mechanism of a back door lock device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along a cutting line AA in FIG.
FIG. 3 is a plan view of the back door lock device according to the embodiment. 1, FIG. 2, FIG. 3, FIG.
4A and 4B are diagrams for explaining the ratchet of FIG. 1, wherein FIG. 4A is a front view, and FIG. 4B is a right side view of FIG.
5A and 5B are views for explaining a helical gear of the opener means of FIG. 1, wherein FIG. 5A is a perspective view of the helical gear, and FIG. 5B is a top view of FIG.
6 is a block diagram illustrating an electrical configuration of the back door lock device of FIG. 1. FIG.
7 is a diagram for explaining movements of a sector gear, a link, a hook, and a ratchet when the back door lock device shown in FIG. 1 is used for locking.
8 is a diagram for explaining movements of sector gears, links, hooks, and ratchets when locked by the back door lock device shown in FIG. 1. FIG.
9 is a timing chart of the electrical configuration of FIG.
10 is a view for explaining the operation of the ratchet and the cam portion of the cam stopper when unlocking is performed by the back door lock device shown in FIG. 1; FIG.
FIG. 11 is a cross-sectional view of a vehicle provided with a back door lock device.
FIG. 12 is a diagram for explaining an operation at the time of an empty closer.
13A and 13B are diagrams illustrating a basic configuration of the back door lock device, in which FIG. 13A shows an unlocked state, FIG. 13B shows a half-locked state, and FIG. 13C shows a full-locked state.
FIG. 14 is a side view of a conventional back door lock device having a closer means and an opener means.
15 is a front view of FIG. 14;
16 is a diagram for explaining problems of the back door lock device shown in FIGS. 14 and 15. FIG.
[Explanation of symbols]
100 lock body
200 closer means
300 opener means
400 striker
513 hook
517 Ratchet

Claims

バックドア側に設けられたストライカと、
車体側に設けられ、前記ストライカが進入可能な係合溝が形成され、該係合溝に前記ストライカが進入可能なアンロック位置と、前記係合溝に進入した前記ストライカが離脱不可能なロック位置との間を回転可能なフック、前記車体側に回転可能に設けられ、前記ロック位置にあるフックに係合することにより前記フックのアンロック位置方向への回転を禁止するラチェット、前記フックをアンロック位置方向へ付勢する第１付勢手段、前記ラチェットを前記フックに係合する方向に付勢する第２付勢手段を有するロック本体と、
前記フックが前記アンロック位置とロック位置との間であるハーフロック位置にある場合、前記フックをロック位置まで回転させるクローザ手段と、
前記ロック位置にある前記フックに係合している前記ラチェットを前記フックより離脱させ、前記フックをアンロック位置へ移動させるオープナ手段と、を備え、
前記クローザ手段は、
駆動源と、
該駆動源が係合し、前記駆動源によって回転駆動される回転体と、
基端部が前記回転体に回転可能に取り付けられ、先端部側が前記フックに係脱可能なリンクと、
該リンクの側面に形成されたカム面、前記リンクのカム面が当接可能な固定ピン、前記カム面が前記固定ピンに当たるように前記リンクを付勢する第３付勢手段からなり、前記回転体が回転駆動されると、前記カム面に案内されて前記リンクの先端部側を前記フックに係合させ、前記フックをロック方向へ回転させるガイド手段とからなることを特徴とするバックドアロック装置。A striker provided on the back door side,
An engagement groove that is provided on the vehicle body side and into which the striker can enter is formed, an unlock position in which the striker can enter the engagement groove, and a lock in which the striker that has entered the engagement groove cannot be removed. A hook that is rotatable between positions, a ratchet that is provided rotatably on the vehicle body side and prohibits rotation of the hook in the unlock position direction by engaging with the hook in the locked position. A lock body having first urging means for urging in the unlock position direction, and second urging means for urging the ratchet in a direction to engage the hook;
Closer means for rotating the hook to the locked position when the hook is in a half-locked position between the unlocked position and the locked position;
Opener means for detaching the ratchet engaged with the hook in the locked position from the hook and moving the hook to the unlocked position;
The closer means includes
A driving source;
A rotating body engaged with the driving source and driven to rotate by the driving source;
A link in which a base end portion is rotatably attached to the rotating body, and a tip end side is detachable from the hook;
Cam surface formed on the side surface of the link, Ri cam surface contactable fixed pin of said link, said cam surface is Do from the third biasing means for biasing said link to impinge on the fixed pin, wherein When the rotating body is rotated, while being guided by the cam surface engaging the front end portion of said link to said hook, characterized by comprising the guide means you want to rotate. the hook in the locking direction back Door lock device.

前記クローザ手段は、
前記フックがアンロック位置側から移動しハーフロック位置直前になると応動するハーフロック検出スイッチと、
前記フックがフルロック位置を通り過ぎると応動するフルロック検出スイッチと、
前記ハーフロック検出スイッチ、前記フルロック検出スイッチ、前記フルロック検出スイッチからの信号を取り込んで、前記フックがアンロック位置側から移動しハーフロック位置直前になると前記駆動源を駆動し、前記フックがフルロック位置を通り過ぎると前記駆動源を停止する制御部と、
からなることを特徴とする請求項１記載のバックドアロック装置。The closer means includes
A half-lock detection switch that responds when the hook moves from the unlock position side and immediately before the half-lock position;
A full lock detection switch that responds when the hook passes the full lock position;
The signals from the half-lock detection switch, the full-lock detection switch, and the full-lock detection switch are captured, and when the hook moves from the unlock position side and immediately before the half-lock position, the drive source is driven, and the hook A control unit that stops the drive source when passing a full lock position;
The back door lock device according to claim 1, comprising:

前記駆動源は、前記回転体が設けられるボデーに対して、前記回転体の軸と直交する方向に配置される締着手段を用いて取り付けられ、
前記駆動源と前記回転体との係脱は、前記回転体の軸と直交する方向、前記回転体の軸方向のうちのどちらかの方向に前記駆動源を移動することにより行われることを特徴とする請求項１又は２記載のバックドアロック装置。The drive source is attached to a body provided with the rotating body using fastening means arranged in a direction orthogonal to the axis of the rotating body,
The engagement and disengagement between the driving source and the rotating body is performed by moving the driving source in either the direction orthogonal to the axis of the rotating body or the axial direction of the rotating body. The back door lock device according to claim 1 or 2.