JP4242860B2 - 芯先隠蔽式ボールペン - Google Patents

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本発明は不使用時にボールペンの芯先を隠蔽するボールペンに関する。
従来の不使用時に芯先を隠蔽するボールペンとしては、ノック式と伸縮式のものがある。前者ノック式のものは、ノックを繰り返すことにより交互にリフィルが前進、後退を繰り返し筆記、収納ができるようになっている。然しこのノック式の場合は、リフィルを後退させた状態でバッグやポケットに収納している時に不用意にノックされてリフィルが筆記状態となって衣服や書類などを汚す恐れがある。
又伸縮式のボールペンの場合は、単にノックするのとは異なり、伸縮操作をするには両手で持って行うものであるため不用意に伸長して筆記状態になることは少ないが、両手操作という不便さは免れない。
そこで本発明は、全体の長さを殆ど変えることなくボールペンリフィルの芯先を片手操作によって露出、隠蔽操作を自在とすると共に、不用意に衣服などを汚すことのない芯先隠蔽式のボールペンを提供しようとするものである。
胴部と、該胴部の後部内に摺動自在に嵌入して押し込み自在で回転操作の自在な天冠とよりなり、胴部は、先端に口金を設けた軸本体と、該軸本体に胴中子を介して内設した芯筒に挿脱自在に緊入して口金より芯先を突出させたボールペンリフィルと、該ボールペンリフィルの中間位置において軸本体の内部段差と後述の摺動先金のストッパーとの間にスプリングを介してボールペンリフィルの芯先を隠蔽する位置まで突出自在とした摺動先金と、前記胴中子を貫遊し先端を摺動先金のストッパーに直接又は間接に接しスプリングに抗して押圧自在とした押棒と、軸本体に内設したロック機構とよりなり、ロック機構は押棒の他端に当接し軸本体の後部にホルダーを介してスライド自在に嵌合しているロック筒と、胴中子の後端部に突設した規制コマとよりなり、この規制コマはロック筒の軸線方向に設けた直線溝に侵入しており、この直線溝の終端部は軸線からずれた位置に傾斜する傾斜誘導面と掛止凹面とを設けた三角形状の誘導穴に連続してあって、該掛止凹面に規制コマの停止を自在としており、天冠は、ロック筒の後端に固定してあって胴中子と軸本体に圧入固定してあるホルダーにスライド自在で前記誘導穴の範囲内で回動自在なるよう嵌入してあって、天冠の回動と押し出しにより芯先を露出させると共に、摺動先金の先端をボールペンリフィルの芯先の隠蔽位置まで突出、停止自在とした芯先隠蔽式ボ−ルペンである。
本発明の効果として、片手操作によって芯先の露出、隠蔽操作ができて便利であり、且つ芯先の隠蔽状態そのまま維持して不用意に書類、衣服などを汚すことがない。
図1から図7にしたがって詳記すると、胴部4と、該胴部4の後部内に摺動自在に嵌入して押し込み自在で回転操作の自在な天冠11とよりなり、胴部4は、先端に口金14を設けた軸本体19と、該軸本体19に胴中子6を介して内設した芯筒3に挿脱自在に緊入して口金14より芯先13’を突出させたボールペンリフィル13と、該ボールペンリフィル13の中間位置において軸本体19の内部段差20と後述の摺動先金1のストッパー2との間にスプリング12を介してボールペンリフィル13の芯先13’を隠蔽する位置まで突出自在とした摺動先金1と、前記胴中子6を貫遊し先端を摺動先金1のストッパー2に直接に接しスプリング12に抗して押圧自在とした押棒5と、軸本体19に内設したロック機構21とよりなり、ロック機構21は押棒5の他端に当接し軸本体19の後部に胴中子6、軸本体19に圧入固定したホルダー9を介してスライド、回転自在に嵌合しているロック筒7と、胴中子6の後端部に突設した規制コマ8とよりなり、この規制コマ8はロック筒7の軸線方向に設けた直線溝22に侵入しており、この直線溝22の終端部は軸線からずれた位置に傾斜する傾斜誘導面23と掛止凹面24とを設けた三角形状の誘導穴25に連続してあって、該掛止凹面24に規制コマ8の停止を自在としており、天冠11は、ロック筒7の後端に固定してあって胴中子6と軸本体19に圧入固定してあるホルダー9に、前記三角状の誘導穴25の範囲内で回動自在なるよう嵌入してあって、天冠11の回動と押し出しにより芯先13’を露出させると共に、摺動先金1の先端をボールペンリフィル13の芯先の隠蔽位置まで突出、停止自在とした芯先隠蔽式ボ−ルペンである。図中10はクリップである。なおホルダー9は組立作業時において支障なければ必ずしも必要としない。
口金14は、後方に延びる筒状部14’有していて表面にグリップ15を覆設すると共に基端に継手16を固定してあり、この継手16が軸本体19の先端に螺着して取外し自在となっている。又摺動先金1は、先端金具部26と後端にストッパー2を設けた摺動軸部27とよりなっていてなっていて互いに固定されている。
以上の図示のものは押棒5が比較的長くなっていてボールペンリフィル13の脇空間位置にまで跨っている。そのため軸本体19とリフィル13の間に押棒5を配置する空間が必要になるので軸本体19が比較的太くなる構造上の必然性がある。
図8〜13は比較的軸本体19を細くし太いボールペンリフィル13を装填できるようにした他実施例に関するもので、芯筒3と胴中子6の間に押カバー5’と芯筒3に固定しこの押カバー5’を貫遊する補助軸28を設け、押棒5の押圧力を押カバー5’、ストッパー2と間接的に伝達自在とし、摺動先金1の先端金具部26を芯先13の隠蔽位置まで突出自在としたものである。
作用
以下その作用を説明する。図1、図8は芯先13’を摺動先金1の先端より露呈させて筆記状態にした縦断面図であるが、この筆記状態から芯先13’を隠蔽状態にするには、天冠11を押圧することによってロック筒7は規制コマ8によって先ず直線溝22、誘導穴25の傾斜誘導面23に沿って直線移動、回動移動し、それに従って押棒5、ストッパー7がスプリング12に抗して摺動先金1を先方に押し出し、芯先13’余裕を持った状態で隠蔽する。この時の規制コマ17は図5、図12に示すように傾斜誘導面23の終点位置にあるが、天冠11の押圧を解くことによりスプリング12によってロック筒15は少し後方に移動し、規制コマ8は掛止凹面24に停止して(図6、図13)、芯先13’は摺動先金1の先端金具部26に隠蔽され、収納状態になる。
図3(図6)、図10(図13)の芯先13’の隠蔽状態から筆記状態にするには天冠11を図において下側に回転操作することにより、その回転操作によって規制コマ8と掛止凹面24の係合が解け、同時にスプリング12の押圧力によってストッパー2、押棒5、ロック筒7が移動して芯先が露呈し、図1(図8)の筆記状態となる。
本発明に係る芯先隠蔽式ボ−ルペンの筆記時の断面説明図 同芯先隠蔽作業途中時の断面説明図 同芯先隠蔽時の断面説明図 図1の筆記時の内部機構説明図 図2の作業途中の内部機構説明図 図3の芯先隠蔽時の内部機構説明図 グリップ部分の拡大断面説明図 他実施例に係る芯先隠蔽式ボ−ルペンの筆記時の断面説明図 同芯先隠蔽作業途中時の断面説明図 同芯先隠蔽時の断面説明図 図8の筆記時の内部機構説明図 図9の作業途中の内部機構説明図 図10の芯先隠蔽時の内部機構説明図
符号の説明
1:摺動先金
2:ストッパー
3:芯筒
4:胴部
5:押棒
5’:押カバー
6:胴中子
7:ロック筒
8:規制コマ
9:ホルダー
10:クリップ
11:天冠
12:スプリング
13:ボールペンリフィル
13’:芯先
14:口金
14’:筒状部
15:グリップ
16:継手
17:規制コマ
19:軸本体
20:内部段差
21:ロック機構
22:直線溝
23:傾斜誘導面
24:掛止凹面
25:誘導穴
26:先端金具部
27:摺動軸部
28:補助軸

Claims (2)

  1. 胴部と、該胴部の後部内に摺動自在に嵌入して押し込み自在で回転操作の自在な天冠とよりなり、胴部は、先端に口金を設けた軸本体と、該軸本体に胴中子を介して内設した芯筒に挿脱自在に緊入して口金より芯先を突出させたボールペンリフィルと、該ボールペンリフィルの中間位置において軸本体の内部段差と後述の摺動先金のストッパーとの間にスプリングを介してボールペンリフィルの芯先を隠蔽する位置まで突出自在とした摺動先金と、前記胴中子を貫遊し先端を摺動先金のストッパーに直接又は間接に接しスプリングに抗して押圧自在とした押棒と、軸本体に内設したロック機構とよりなり、ロック機構は押棒の他端に当接し軸本体の後部にホルダーを介してスライド自在に嵌合しているロック筒と、胴中子の後端部に突設した規制コマとよりなり、この規制コマはロック筒の軸線方向に設けた直線溝に侵入しており、この直線溝の終端部は軸線からずれた位置に傾斜する傾斜誘導面と掛止凹面とを設けた三角形状の誘導穴に連続してあって、該掛止凹面に規制コマの停止を自在としており、天冠は、ロック筒の後端に固定してあって胴中子と軸本体に圧入固定してあるホルダーにスライド自在で前記誘導穴の範囲内で回動自在なるよう嵌入してあって、天冠の回動と押し出しにより芯先を露出させると共に、摺動先金の先端をボールペンリフィルの芯先の隠蔽位置まで突出、停止自在とした芯先隠蔽式ボ−ルペン。
  2. 芯筒と胴中子の間に押カバーと、芯筒3に固定しこの押カバー5’を貫遊する補助軸28を設け、押棒5の押圧力を押カバー、ストッパーと間接的に伝達自在とし、摺動先金の先端金具部を芯先の隠蔽位置まで突出自在とした請求項1記載の芯先隠蔽式ボ−ルペン
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