JP4241145B2 - 柔軟袋の格納スタンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水等の液体が装填される柔軟袋の格納スタンドに関し、柔軟性のために自立性に乏しい柔軟袋を収納し、剛性容器と同様の使用状態を実現する格納スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミネラル水等の商品化、その運搬及び保管には、ペットボトルと称される合成樹脂容器が多用されているが、この合成樹脂容器は、軽量で剛性が高く、内容物の多寡に関係なく一定形状を呈し、この形状維持性が廃棄上、扱い難いという指摘がある。このような剛性容器に対し、合成樹脂フィルムで袋状に形成された柔軟袋が普及している。柔軟袋は内容物の容積に応じて形状が変化し、その体積が小さなるとともに、任意に折り曲げたり、重ねたりできるため、ペットボトルのような嵩張りがない。このような柔軟袋の格納スタンドに関し、次のような特許文献が存在している。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−142730号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2001−328674号公報
【0005】
特許文献1には、柔軟袋の格納スタンドや、柔軟袋の開口部である注出口を閉じるクリップが開示されている。また、特許文献2には、柔軟袋の格納スタンドの収納及び配送に関する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、格納スタンドに格納された柔軟袋の注出口を閉じるには、格納スタンドと別部品であるクリップが用いられ、このクリップによって注出口を挟み、内容物である水の流出を阻止している。このようなクリップは使用の度に取り外し、使用後に取り付けなければならず、開閉の度に柔軟袋から外したクリップの置き場所を記憶に止めておく等の煩わしさがあった。
【0007】
また、クリップの把持力によっては、柔軟袋の注出口を強固に把持し、しかも、冷蔵庫による保管で注出口がクリップを外しても閉止状態が維持され、内容物の取出しが妨げられるという不都合もある。
【0008】
また、柔軟袋の格納スタンドは、水等が装填された柔軟袋を維持するに必要な剛性容器であるため、柔軟袋が柔軟性を有していても、配送時等に嵩張るという不都合がある。
【0009】
そこで、本発明の第1の目的は、柔軟袋を格納する格納スタンドで柔軟袋の開閉を可能にして別部品であるクリップの不要化を実現した柔軟袋の格納スタンドを提供することにある。
【0010】
また、本発明の第2の目的は、組立て可能にして嵩張りを防止した柔軟袋の格納スタンドを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、本発明の柔軟袋の格納スタンドは、液体を入れた柔軟袋14を格納する格納スタンド2であって、複数の周壁板20A、20B、22、24、26と屈曲部28とを交互に備える連鎖体を前記屈曲部で屈曲させ、且つ前記連鎖体の端部側の周壁板に設けた連結部で連結することにより、前記柔軟袋を包囲する格納空間10を形成し、格納された前記柔軟袋の側壁部を支持する周壁部4と、前記周壁板の底部6側に形成された係止部46、48に係止させて前記格納空間の底部側を閉塞し、前記柔軟袋を底部側で支持する底板44と、前記周壁部の開口部56の、対向する前記周壁板に形成された一対の軸受け部34と、閉じられた際に前記開口部を閉じる閉塞部58、この閉塞部から延長された一対のアーム部62、このアーム部に設けられて前記軸受け部にその対向面側から挿入される軸部64、前記アーム部間に形成されて前記格納空間に格納された前記柔軟袋を露出させる切欠部60を備えて、前記軸受け部に前記アーム部の前記軸部により開閉可能に支持され、閉じられた際に前記周壁部の前記開口部に被せられる蓋部8と、前記周壁部の前記開口部に設置され、前記柔軟袋の開口部に至る部分を受ける受け板40と、この受け板とで前記柔軟袋を把持する把持手段(把持部18)を構成し、前記蓋部から前記周壁部の前記開口部側に突出し、前記蓋部が閉じられた際に前記受け板上の前記柔軟袋の前記開口部に至る部分を押え、前記受け板との間で前記柔軟袋を閉じる押え板70とを備え構成である。
【0012】
係る構成によれば、周壁部と底部で柔軟袋の格納空間が形成され、この格納空間は周壁部に設けられた蓋部によって閉じられる。格納空間に格納された柔軟袋の開口部は、周壁部と蓋部との間に設けられた把持手段によって把持され、その開口部が弾性的に把持されて閉じられる。従って、格納空間に柔軟袋は内容物の多寡に関係なく、格納スタンドによって自立状態に保持され、その開口部が格納スタンドで開閉可能に閉じられ、しかも、その開口部が弾性的に把持されて閉じられるので、蓋部を開いた際、その開口部から内容物の取出しが妨げられることがない。
【0013】
上記第1の目的又は上記第2の目的を達成するためには、前記周壁部は、前記格納空間を形成する複数の周壁板を屈曲部により折畳み可能である構成としてもよい。
【0014】
係る構成とすれば、周壁部は、複数枚の周壁板を屈曲部で屈曲させて偏平状態に折り畳むことができるとともに、格納空間を囲い込む容器として構成することができる。また、底板を周壁板の係合部に取り付けることで、その格納空間の底部を構成することができる。
【0015】
上記第1の目的を達成するためには、前記把持手段は、その把持を解除した際に前記柔軟袋の前記開口部が開口状態に復帰可能に弾性を以て把持する構成としてもよい。係る構成によれば、柔軟袋の開口部の閉塞状態を防止できる。
【0016】
上記第1の目的を達成するためには、前記蓋部が前記周壁部の上部を包囲して覆うフランジ部66を備えるとともに、前記蓋部が閉じられた際に前記蓋部を前記周壁部に閉止状態に維持する拘止手段(拘止突部36、72)を備えた構成としてもよい。斯かる構成とすれば、蓋部を周壁部に開閉可能にすることができるとともに、拘止手段によって閉塞状態を維持することができる。
また、前記連結部は、一方の周壁板に複数の嵌合溝と嵌合凹部とを交互に備え、前記周壁板と連結される他方の周壁板に前記嵌合溝に対応する嵌合突部と、前記嵌合凹部に対応する嵌合突部とを交互に備えればよい。
また、前記周壁部は、角筒状の前記格納空間を形成する。
また、前記格納空間に格納された前記柔軟袋の開口部が、前記蓋部が閉じられた際に前記把持手段の把持によって閉塞状態に維持され、前記蓋部が開かれた際に前記把持手段による閉塞状態が解かれて開口状態に復帰可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1ないし図3を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る柔軟袋の格納スタンドの分解斜視図、図2は組立後の格納スタンドを示す斜視図、図3は柔軟袋を収納した格納スタンドの縦断面図を示している。この実施形態は、本発明の一例であって、本発明は、係る実施形態の構造、材質等に限定されるものではない。
【0018】
この格納スタンド2は、例えば、合成樹脂で形成された周壁部4、底部6及び蓋部8を備え、周壁部4は例えば、角筒状に形成されて格納空間10を形成し、この周壁部4の下部には底部6が取り付けられ、また、周壁部4の上部にはヒンジ部12を介して蓋部8が開閉可能に取り付けられている。格納空間10に格納される柔軟袋14は、底部6及び周壁部4によって支持され、自立状態に保持される。柔軟袋14の開口部16は、蓋部8と周壁部4とに設けられた把持部18によって開閉可能に保持される。
【0019】
周壁部4は、合成樹脂等の柔軟性を持つ軽量材料で例えば、角部を湾曲させた角筒状に形成され、この実施形態では、周壁板20A、20B、22、24、26と、屈曲部28とを以て構成されている。周壁板22、26には、滑り止めとしての複数のリブを傾斜方向に形成してなる凹凸部30が形成されるとともに、補強部としての肉厚部32が高さ方向に形成されている。周壁部4の上部には、蓋部8を回転可能に支持するためのヒンジ部12の軸受け部34が形成されるとともに、閉じられた蓋部8を拘止する拘止突部36が形成されている。軸受け部34の周囲部には、蓋部8を所定の角度で係止させる手段として複数の係止突部35が形成され、各係止突部35は蓋部8を係止すべき角度に対応して放射状に形成されている。周壁板24の両側には、上方に傾斜して周壁部4に広がりを持たせる傾斜壁部38が形成され、この傾斜壁部38の上部には、これら傾斜壁部38と周壁板24とで包囲されて柔軟袋14の開口部16側を把持するための把持部18の一部を構成する受け板40が形成されている。そして、周壁板20A、20Bは、その対向縁部に形成された連結部42によって結合されている。
【0020】
底部6は、周壁部4の下部側の開口形状に対応し、この実施形態では、角部を湾曲させた底板44で形成され、この底板44は周壁板20A〜26に設けられた係止部46、48に把持されて係止されている。底板44は、周壁部4と一体化されて格納空間10を底面側から閉塞し、格納される柔軟袋14を支持する。この底板44には、強度を維持する手段としてリブ50が形成されているとともに、ごみ等の残留物を廃棄する手段として、冷蔵庫等の冷気を取り込む手段として複数の透孔部52が形成され、更には、周壁板20A、20Bの連結部42を回避する凹部54が形成されている。
【0021】
そして、蓋部8には、周壁部4の開口部56を覆う閉塞部58と、格納空間10に格納された柔軟袋14を露出させる例えば、半円状の切欠部60とが設けられ、切欠部60の縁部には軸受け部34の対向面側に挿入されるアーム部62が形成され、このアーム部62の端部側には周壁部4の軸受け部34に挿入されて蓋部8を回動可能に支持する軸部64が形成されている。この軸部64の後方にあるアーム部62の表面には、軸受け部34の周囲に形成された係止突部35に係合させて蓋部8を所定の角度で係止させる係止突部65が形成されている。各アーム部62は、蓋部8の閉塞部58の背面側に延長されて蓋部8の補強手段を構成し、周壁部4の開口部56内に挿入される。また、閉塞部58の周囲部には、周壁部4の周壁板22、24、26の上縁部を包囲するフランジ部66が形成されている。切欠部60の縁部にも、蓋部8を補強する手段として同様のフランジ部68が形成されている。
【0022】
また、蓋部8の下面部には、周壁部4側の受け板40の上面に対応する位置に押え板70が突設され、この押え板70の下縁部はテーパ状に形成されている。この押え板70と受け板40とを以て、柔軟袋14の開口部16を把持する把持部18が構成されている。この把持部18により柔軟袋14を把持させるため、周壁部4の上部側に形成された拘止突部36に対応する拘止突部72が蓋部8のフランジ部66にも形成されている。これら拘止突部36、72は、各周壁板22、26側のそれぞれに形成され、蓋部8が周壁部4側に閉じられた際に、各拘止突部36の下側に各拘止突部72が係合して拘止状態となり、蓋部8と周壁部4とが閉止し、その状態が保持される。図3は、蓋部8の閉止による柔軟袋14の閉止状態を示している。
【0023】
次に、格納スタンド2の組立てを図4ないし図8を参照して説明する。図4は組立て前の格納スタンドを外面側から示した図、図5は組立て前の格納スタンドを内面側から示した図、図6は組立て前の格納スタンドの連結部側を示した側面図、図7は組立て前の格納スタンドを上面側から見た平面図、図8は偏平に折り畳まれた組立て前の格納スタンドを示す斜視図である。
【0024】
既述したように、格納スタンド2は、図4及び図5に示すように、複数枚の周壁板20A〜26と屈曲部28とからなる連鎖体であり、屈曲部28は、例えば、合成樹脂で形成される場合、肉薄にすることにより、その素材が持つ柔軟性を利用して屈曲可能にしたものである。
【0025】
周壁板20A、20Bは、周壁板24の対向面を構成しており、その中間部に連結部42が形成されている。この実施形態の位置に連結部42を形成するのは、角部の屈曲部28を避け、強固な結合状態を維持し、形状保持性等の要請によるが、連結部42は、屈曲部28や他の周壁板22、26に形成してもよい。
【0026】
この連結部42において、周壁板20Aの縁部には、図6の(A)に示すように、複数の嵌合溝74と嵌合凹部76とが交互に形成され、また、周壁板20Bの縁部には、図6の(B)に示すように、嵌合溝74に対応する嵌合突部78、嵌合凹部76に対応する嵌合突部80とが交互に形成されている。
【0027】
このような構成とすれば、周壁板20Aと周壁板22とを屈曲部28で屈曲させて重ね合わせるとともに、周壁板24と周壁板26とを屈曲部28で屈曲させて重ね合わせることにより、例えば、図8に示すように、周壁部4は折り畳まれて偏平化することができ、収納や搬送等の便宜に供することができる。
【0028】
次に、格納スタンド2における柔軟袋14の開口部16の把持構造を図9ないし図12を参照して説明する。図9は把持部18の拡大断面図、図10及び図11は受け板40を示す図、図12は柔軟袋14の開口部16の把持前及び把持後の形態を示す図である。
【0029】
図9に示すように、受け板40は周壁部4の周壁板24と傾斜壁部38によって支持され、周壁板24の前縁側には、周壁板24を延長して突出部82が設けられている。この受け板40の後方側上面部には蓋部8の押え板70の先端部が当接される。この実施形態では、受け板40は例えば、図10に示すように、台形板であって、短辺部と各傾斜辺部とが支持され、長辺部が自由端とされており、周壁部4の周壁板24の傾斜によって前方に張り出している。蓋部8は、受け板40を覆うように張り出しており、そのフランジ部66と、周壁板24の突出部82との間に把持される柔軟袋14を通過させる通路84が形成されている。このため、格納空間10の柔軟袋14は、その開口部16側が受け板40と押え板70との間に把持されて引き出されるとともに、通路84に突出する突出部82で上方に押し上げられ、周壁部4の前方に張り出している蓋部8の閉塞部58及びフランジ部66の内壁面で案内される。
【0030】
そして、受け板40は、図10に示すように、この実施形態では台形板であり、その下面側には、図11の(A)に示すように、一定の間隔で複数の溝部86が押え板70と直交方向に形成されており、各溝部86は例えば、図11の(B)に示すように、角度θのV字形であって、受け板40の肉厚をt、溝部86の深さをt1 、溝部86の最深部側の肉厚をt2 とすると、t=t1 +t2 であり、t1 >t2 の関係がある。このため、受け板40は、例えば、合成樹脂であるとすれば、その合成樹脂板の持つ柔軟性により屈曲可能である。
【0031】
このような受け板40と剛性の高い押え板70とを用いれば、例えば、図12の(A)に示すように、受け板40と押え板70との間に柔軟袋14の開口部16が臨ませられ、図3に示すように、周壁部4が蓋部8で閉じられると、図12の(B)に示すように、押え板70の下縁が水平であるのに対し、柔軟袋14の開口部16側の厚みに応じて受け板40が撓んで変形する。この結果、柔軟袋14の開口部16は、押え板70と撓んで変形した受け板40との間に把持されて閉塞される。
【0032】
このような柔軟袋14の閉塞状態は受け板40側の撓み及び弾性による把持で維持されるので、図12の(B)の把持状態から、図2に示すように、蓋部8が開かれ、図12の(A)に示すように、押え板70が上方に移動すると、柔軟袋14の素材が持つ弾性により、開口部16が開状態に復帰する。このため、格納スタンド2とともに柔軟袋14が冷蔵庫等で冷やされても、把持状態の解除により、柔軟袋14の開口部16を閉塞状態から、開口状態に即座に復帰させることができ、内容物である液体の注出が妨げられることがない。
【0033】
(他の実施形態)
上記実施形態では、周壁部4と蓋部8とがヒンジ部12によって合体する構成について例示したが、ヒンジ部12を蓋部8側に持った開閉部を備えた構成とし、その開閉部を周壁部4に取り付ける構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
a 格納スタンドに格納した柔軟袋の開口部を格納スタンドの蓋部で開閉することができ、格納スタンド側の操作のみで柔軟袋の開口部の開閉を容易に行うことができ、その開口部の開閉に必要としていたクリップ等の付属部品が不要であり、利便性を高めることができる。
b 周壁部が、格納空間を形成する複数の周壁板を屈曲部により折畳み可能に形成され、周壁板に底部を形成する底板を係合させる係合部を形成した構成とすれば、偏平状態に折り畳むことにより、固定容器のような嵩張りを防止でき、搬送等の取扱いを容易化することができる。
c 把持手段が、その把持を解除した際に柔軟袋の開口部が開口状態に復帰可能に弾性を以て把持される構成とすれば、冷蔵庫に保管されて冷却される等しても、閉止状態から開口状態に復帰させることができ、柔軟袋から内容物の取出しを妨げることがない。
d 蓋部が、周壁部の上部にヒンジ部を介して回動可能に取り付けられ、閉じられた際に周壁部に蓋部を閉止状態に維持する拘止手段を備えた構成とすれば、蓋部の開閉と柔軟袋の開口部の開閉の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る柔軟袋の格納スタンドを示す分解斜視図である。
【図2】組み立てられた格納スタンドを示す分解斜視図である。
【図3】水が装填されている柔軟袋を格納した格納スタンドを示す縦断面図である。
【図4】外面側から見た組立前の格納スタンドを示す図である。
【図5】内面側から見た組立前の格納スタンドを示す図である。
【図6】周壁板の縁部に設けられた結合部の嵌合凹部及び嵌合突部を示し、(A)はその嵌合凹部を示す図、(B)は嵌合突部を示す図である。
【図7】周壁部の上縁側を示す図である。
【図8】偏平に折り畳まれた状態の格納スタンドの周壁部を示す斜視図である。
【図9】把持部の構成を示す断面図である。
【図10】把持部の受け板を示す図である。
【図11】把持部の受け板を示し、(A)は周壁部の内側から見た受け板を示す図、(B)は受け板の溝部を示す図である。
【図12】把持部による柔軟袋の把持前及び把持後を示し、(A)は把持前の状態を示す図、(B)は把持状態を示す図である。
【符号の説明】
2 格納スタンド
4 周壁部
6 底部
8 蓋部
10 格納空間
12 ヒンジ部
14 柔軟袋
16 開口部
18 把持部(把持手段)
20A、20B、22、24、26 周壁板
28 屈曲部
36、72 拘止突部(拘止手段)
46、48 係止部
44 底板

Claims (7)

  1. 液体を入れた柔軟袋を格納する格納スタンドであって、
    複数の周壁板と屈曲部とを交互に備える連鎖体を前記屈曲部で屈曲させ、且つ前記連鎖体の端部側の周壁板に設けた連結部で連結することにより、前記柔軟袋を包囲する格納空間を形成し、格納された前記柔軟袋の側壁部を支持する周壁部と、
    前記周壁板の底部側に形成された係止部に係止させて前記格納空間の底部側を閉塞し、前記柔軟袋を底部側で支持する底板と、
    前記周壁部の開口部の、対向する前記周壁板に形成された一対の軸受け部と、
    閉じられた際に前記開口部を閉じる閉塞部、この閉塞部から延長された一対のアーム部、このアーム部に設けられて前記軸受け部にその対向面側から挿入される軸部、前記アーム部間に形成されて前記格納空間に格納された前記柔軟袋を露出させる切欠部を備えて、前記軸受け部に前記アーム部の前記軸部により開閉可能に支持され、閉じられた際に前記周壁部の前記開口部に被せられる蓋部と、
    前記周壁部の前記開口部に設置され、前記柔軟袋の開口部に至る部分を受ける受け板と、
    この受け板とで前記柔軟袋を把持する把持手段を構成し、前記蓋部から前記周壁部の前記開口部側に突出し、前記蓋部が閉じられた際に前記受け板上の前記柔軟袋の前記開口部に至る部分を押え、前記受け板との間で前記柔軟袋を閉じる押え板と、
    を備えることを特徴とする柔軟袋の格納スタンド。
  2. 前記周壁部は、前記格納空間を形成する複数の周壁板を屈曲部により折畳み可能であることを特徴とする請求項1記載の柔軟袋の格納スタンド。
  3. 前記把持手段は、その把持を解除した際に前記柔軟袋の前記開口部が開口状態に復帰可能に弾性を以て把持することを特徴とする請求項1記載の柔軟袋の格納スタンド。
  4. 前記蓋部が前記周壁部の上部を包囲して覆うフランジ部を備えるとともに、前記蓋部が閉じられた際に前記蓋部を前記周壁部に閉止状態に維持する拘止手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の柔軟袋の格納スタンド。
  5. 前記連結部は、一方の周壁板に嵌合溝と嵌合凹部とを交互に備え、前記周壁板と連結される他方の周壁板に前記嵌合溝に対応する嵌合突部と、前記嵌合凹部に対応する嵌合突部とを交互に備えることを特徴とする請求項1記載の柔軟袋の格納スタンド。
  6. 前記周壁部は、角筒状の前記格納空間を形成することを特徴とする請求項1記載の柔軟袋の格納スタンド。
  7. 前記格納空間に格納された前記柔軟袋の開口部が、前記蓋部が閉じられた際に前記把持手段の把持によって閉塞状態に維持され、前記蓋部が開かれた際に前記把持手段による閉塞状態が解かれて開口状態に復帰可能としたことを特徴とする請求項1記載の柔軟袋の格納スタンド。
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