JP4240438B2 - エンジン始動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン始動装置に関し、特に、エンジンのリングギヤに噛合する噛合位置ならびに前記リングギヤとの噛合を解除する噛合解除位置間での移動を可能とするとともに前記噛合解除位置側にばね付勢されるピニオンと、該ピニオンと平行な回転軸線のモータ軸を有する電動モータと、前記モータ軸の一方向への回転動力を減速して前記ピニオンに伝達する減速機構と、前記モータ軸の一方向への回転動力を前記ピニオンの噛合解除位置から噛合位置に向けての推力に変換する動力変換機構と、前記ピニオンから電動モータ側への動力伝達を遮断するようにして前記ピニオンおよびモータ軸間の動力伝達系に介設されるクラッチとを備えるエンジン始動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるエンジン始動装置は、たとえば実公平3−6863号公報等で既に知られており、このものでは、電動モータのモータ軸に固着される小径スパーギヤと、小径スパーギヤに噛合する大径スパーギヤとで減速機構が構成され、動力変換機構は、大径スパーギヤと一体に回転する回転軸がクラッチのクラッチアウタにヘリカルスプラインを介して結合されることで動力変換機構が構成され、クラッチは、前記クラッチアウタと、ピニオンと一体であるクラッチインナとの間に複数のローラが介装されて成るローラ式のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来のエンジン始動装置が備えるローラ方式のクラッチは、信頼性や伝達能力は大きいが、部品点数が多くなり、大型化してしまうだけでなくコスト増になる。また動力変換機構を構成するために、回転軸の外周面およびクラッチアウタの内周面に、ヘリカルスプラインを形成するための転造やブローチ加工等の機械加工を行うための設備が必要であり、それによってもコスト増大を招くことになる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の低減および小型化を可能とするとともに低コスト化を図ることを可能としたエンジン始動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、エンジンのリングギヤに噛合する噛合位置ならびに前記リングギヤとの噛合を解除する噛合解除位置間での移動を可能とするとともに前記噛合解除位置側にばね付勢されるピニオンと、該ピニオンと平行な回転軸線のモータ軸を有する電動モータと、前記モータ軸の一方向への回転動力を減速して前記ピニオンに伝達する減速機構と、前記モータ軸の一方向への回転動力を前記ピニオンの噛合解除位置から噛合位置に向けての推力に変換する動力変換機構と、前記ピニオンから電動モータ側への動力伝達を遮断するようにして前記ピニオンおよびモータ軸間の動力伝達系に介設されるクラッチとを備えるエンジン始動装置において、前記モータ軸に形成される伝動軸部と、該伝動軸部と同一外径を有して伝動軸部に対向しつつモータ軸に回転自在に支承される伝動筒と、前記モータ軸の前記一方向への回転に伴なう前記伝動軸部の回転に応じて伝動軸部および伝動筒を締付ける方向で伝動軸部および伝動筒に巻装されるコイルばねとで前記クラッチが構成され、前記伝動筒に同軸に固設される駆動はすばギヤと、前記ピニオンに同軸に固設されて駆動はすばギヤに噛合する被動はすばギヤとで、前記減速機構および前記動力変換機構が構成されることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、モータ軸の伝動軸部と、モータ軸に回転自在に支承される伝動筒とにコイルばねが巻装されてクラッチが構成されるようにして、クラッチの部品点数低減およびクラッチの小型化を可能とし、また相互に噛合する駆動はすばギヤおよび被動はすばギヤで、減速機構および動力変換機構を構成するので、ヘリカルスプライン形成のために従来必要であった機械加工を不要としつつ、減速機構および動力変換機構を少ない部品点数でコンパクトに構成することができ、エンジン始動装置全体の部品点数をより一層低減し、エンジン始動装置全体の小型化および低コスト化を図ることが可能となる。
【0007】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記電動モータのモータハウジングで一端部を支持された支軸に、前記ピニオンおよび被動はすばギヤが軸方向の移動および軸線まわりの回転を可能として支承されることを特徴とし、かかる構成によれば、部品点数をより低減し、エンジン始動装置をよりコンパクトに構成することができる。すなわちピニオンを両持ち支持の回転軸で支承するようにしていた従来のものと比べれば、回転軸の両端の軸受が不要となることで部品点数を低減することが可能であり、また支軸を片持ち支持とすることでエンジン始動装置をよりコンパクトに構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1〜図6は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジン始動装置の側面図、図2は図1の2矢視図、図3はピニオンが噛合解除位置にある状態での図2の3−3線に沿う断面図、図4はエンジン始動装置の要部の分解斜視図、図5はクラッチの拡大縦断面図、図6はピニオンが噛合位置にある状態での図3の要部拡大図である。
【0010】
先ず図1〜図3において、このエンジン始動装置は、たとえば除雪機に搭載される小型のエンジンEを、家庭等の商用電源を整流して印加するようにした直流電動モータ5を備える。
【0011】
この直流電動モータ5のモータハウジング6は、磁性金属により有底円筒状に形成されるハウジング主体7と、該ハウジング主体7の開口端部を気密に閉じるようにしてハウジング主体7に締結される合成樹脂またはアルミニウム製の蓋体8とで構成され、ハウジング主体7の内周面には複数の永久磁石9が固着される。またハウジング主体7の閉塞端中央部には閉塞端を外方側に配置して外方側に突出した有底円筒状の軸受ハウジング10が一体に形成され、蓋体8の中央部には、円筒状の軸受筒部11が一体に形成される。
【0012】
前記軸受ハウジング10には、前記軸受筒部11を貫通するモータ軸13の一端が円筒状の軸受部材12を介して回転自在に支承され、軸受筒部11およびモータ軸13間には円筒状の軸受部材14が介装されるとともにリング状のシール部材15が介装される。
【0013】
永久磁石9に対応する部分でモータ軸13にはアーマチュア16が装着されており、蓋体8寄りの部分でモータ軸13にはコンミテータ17が装着される。一方、蓋体8の内面側にはブラシホルダ18が締結されており、該ブラシホルダ18で保持された一対のブラシ(図示せず)が前記コンミテータ17に弾発的に摺接される。
【0014】
蓋体8にはグロメット19が装着され、前記ブラシに一端が接続されてグロメット19を貫通する電気コード20の他端がスイッチボックス40に接続される。このスイッチボックス40には、商用電源接続用のコンセント41が設けられるとともに、図示しないスイッチおよび整流器が内蔵される。
【0015】
図4を併せて参照して、蓋体8には、電動モータ5とは反対側で筒状に形成されるギヤハウジング21が一体に設けられており、蓋体8を回転自在にかつ気密に貫通したモータ軸13の他端部はギヤハウジング21内に配置される。
【0016】
ギヤハウジング21内でモータ軸13の他端部には駆動はすばギヤ31が相対回転自在に支承されており、モータ軸13および駆動はすばギヤ31間にクラッチ22が設けられる。
【0017】
図5をさらに併せて参照して、クラッチ22は、モータ軸13に形成される伝動軸部23と、該伝動軸部23と同一外径を有して伝動軸部23に対向しつつモータ軸13に回転自在に支承される伝動筒24と、伝動軸部23および伝動筒24に巻装されるコイルばね25とで構成される。
【0018】
モータ軸13の他端部には、駆動はすばギヤ31側に臨む環状の第1段部26と、第1段部26の内周に一端を連ならせた伝動軸部23と、伝動軸部23の他端に外周を連ならせて前記駆動はすばギヤ31側に臨む環状の第2段部27と、伝動軸部23よりも小径に形成されて第2段部27の内周に一端を連ならせた軸支部28とが同軸に形成される。
【0019】
伝動筒24は、伝動軸部23と同一外径を有して円筒状に形成されており、伝動軸部23の他端すなわち第2段部27に一端を対向させつつモータ軸13の軸支部28で回転自在に支承される。しかも伝動筒24は、駆動はすばギヤ31に同軸にかつ一体に固設されるものであり、駆動はすばギヤ31は伝動筒24とともに軸支部28で回転自在に支承され、軸支部28には、駆動はすばギヤ31の外面に係合して該駆動はすばギヤ31が軸支部28から離脱しないようにするための止め輪29が装着される。
【0020】
またコイルばね25は、モータ軸13の一方向30への回転に伴なう伝動軸部23の回転に応じて伝動軸部23および伝動筒24を締付ける方向で伝動軸部23および伝動筒23に巻装される。
【0021】
このようなクラッチ22では、電動モータ5のモータ軸13が一方向30に回転したときに、コイルばね25には伝動軸部23との摩擦により伝動軸部23および伝動筒24に巻きついて締付ける方向の力が作用し、伝動軸部23および伝動筒24間がコイルばね25を介して連結されることにより、伝動軸部23すなわちモータ軸13から伝動筒24すなわち駆動はすばギヤ31に、一方向30の回転動力が伝達されることになる。一方、駆動はすばギヤ31および伝動筒24の前記一方向30への回転速度が、伝動軸部23すなわちモータ軸13よりも大きくなると、コイルばね25には伝動筒24および伝動軸部23への巻付けを緩める方向の力が作用し、コイルばね25による伝動筒24および伝動軸部23間の動力伝達が遮断されることになり、クラッチ22は遮断状態となる。
【0022】
ギヤハウジング21内で蓋体8には、モータ軸13と平行な軸線を有する支軸33の一端が支持されており、この支軸33には、前記駆動はすばギヤ31よりも大径である被動はすばギヤ32が、軸方向の移動および軸線まわりの回転を可能として支承され、被動はすばギヤ32は駆動はすばギヤ31に噛合される。
【0023】
支軸33の他端はギヤハウジング21から外方に突出した位置に配置されており、該支軸33の他端部には止め輪34が装着される。また支軸33は、リング板状のストッパ35に挿通されており、ストッパ35の外面に前記止め輪34が係合される。
【0024】
被動はすばギヤ32には、ピニオン36が同軸にかつ一体に固設されており、ピニオン36および前記ストッパ35間には戻しばね38が縮設される。而して被動はすばギヤ32およびピニオン36は、前記ストッパ35に摺接させたピニオン36が図6で示すようにエンジンEのリングギヤ37に噛合する噛合位置と、図3で示すように被動はすばギヤ32を電動モータ5のモータハウジング6における蓋体8に摺接させてピニオン36がリングギヤ37との噛合を解除する噛合解除位置との間で、支軸33に沿う移動が可能であり、戻しばね38により噛合解除位置側にばね付勢されている。
【0025】
而して被動はすばギヤ32の軸線方向長さは、その噛合解除位置および噛合位置間での軸方向移動にかかわらず、駆動はすばギヤ31との噛合状態を維持するようにして、駆動はすばギヤ31の軸線方向長さよりも大きく設定される。
【0026】
このような駆動はすばギヤ31および被動はすばギヤ32によれば、電動モータ5からクラッチ22を介して入力される回転動力が減速してピニオン36に伝達されることになり、また駆動はすばギヤ31および被動はすばギヤ32は、駆動はすばギヤ31の回転に応じて、噛合解除位置から噛合位置側に向けての推力が被動はすばギヤ32に作用するようにして噛合されるものである。すなわち相互に噛合する駆動はすばギヤ31および被動はすばギヤ32により、モータ軸13の一方向30への回転動力を減速してピニオン36に伝達する減速機構と、モータ軸13の一方向30への回転動力をピニオン36の噛合解除位置から噛合位置に向けての推力に変換する動力変換機構とが構成されることになる。
【0027】
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジンEを始動する際には、電動モータ5を一方向30に回転作動せしめればよく、モータ軸13からの回転動力がクラッチ22を介して駆動はすばギヤ31に伝達され、駆動はすばギヤ31および被動はすばギヤ32の噛合により、ピニオン36には戻しばね38のばね力に抗して噛合解除位置から噛合位置に向けての推力が作用し、噛合位置でストッパ38に摺接しつつリングギヤ37に噛合したピニオン36に、駆動はすばギヤ31および被動はすばギヤ32で減速された回転動力が伝達され、ピニオン36からリンギギヤ37に回転動力が伝達される回転動力によりエンジンEが始動することになる。
【0028】
エンジンEの始動により、ピニオン36は高速で回転するようになるが、その高速回転に伴ってクラッチ22は遮断状態となり、電動モータ5にエンジンEからの動力が伝達されることはない。而してクラッチ22の遮断によって駆動はすばギヤ31が自由回転状態となることにより、被動はすばギヤ32は戻しばね38のばね力によって噛合位置から噛合解除位置側に戻ることになる。
【0029】
このようなエンジン始動装置において、ピニオン36から電動モータ5側への動力伝達を遮断するようにしてピニオン36およびモータ軸13間の動力伝達系に介設されるクラッチ22が、モータ軸13に形成される伝動軸部23と、伝動軸部23と同一外径を有して伝動軸部23に対向しつつモータ軸13に回転自在に支承される伝動筒24と、モータ軸13の一方向30への回転に伴なう伝動軸部23の回転に応じて伝動軸部23および伝動筒24を締付ける方向で伝動軸部23および伝動筒24に巻装されるコイルばね25とで構成されており、従来用いられていたローラ式のクラッチに比べて、クラッチ22の部品点数を低減することができ、クラッチ22の小型化を図ることが可能となる。
【0030】
また前記伝動筒24に同軸にかつ一体に固設される駆動はすばギヤ31と、ピニオン36に同軸にかつ一体に固設されて駆動はすばギヤ31に噛合する被動はすばギヤ32とで、モータ軸13の一方向30への回転動力を減速してピニオン36に伝達する減速機構、ならびにモータ軸13の一方向30への回転動力をピニオン36の噛合解除位置から噛合位置に向けての推力に変換する動力変換機構が構成されるので、ヘリカルスプライン形成のために従来必要であった機械加工を不要とすることができ、減速機構および動力変換機構を少ない部品点数でコンパクトに構成することができる。
【0031】
このようにクラッチ22の部品点数を低減するとともに減速機構および動力変換機構の部品点数を低減することで、エンジン始動装置全体の部品点数低減および低コスト化を図ることができ、またクラッチ22をコンパクトに構成するとともに減速機構および動力変換機構をコンパクトに構成することで、エンジン始動装置全体の小型化を図ることが可能となる。
【0032】
また電動モータ5のモータハウジング6における蓋体8で一端部を支持された支軸33にピニオン36および被動はすばギヤ32が軸方向の移動および軸線まわりの回転を可能として支承されているので、部品点数をより一層低減し、エンジン始動装置をよりコンパクトに構成することができる。
【0033】
すなわちピニオン36を両持ち支持の回転軸で支承するようにしていた従来のものと比べれば、回転軸の両端の軸受が不要となることで部品点数を低減することが可能であり、また支軸33を片持ち支持とすることでエンジン始動装置をよりコンパクトに構成することができる。
【0034】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、クラッチの部品点数低減およびクラッチの小型化を可能とし、また相互に噛合する駆動はすばギヤおよび被動はすばギヤで、減速機構および動力変換機構を構成するようにして、機械加工を不要としつつ、減速機構および動力変換機構を少ない部品点数でコンパクトに構成することができ、エンジン始動装置全体の部品点数をより一層低減し、エンジン始動装置全体の小型化および低コスト化を図ることが可能となる。
【0036】
また請求項2記載の発明によれば、部品点数をより低減し、エンジン始動装置をよりコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン始動装置の側面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】ピニオンが噛合解除位置にある状態での図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】エンジン始動装置の要部の分解斜視図である。
【図5】クラッチの拡大縦断面図である。
【図6】ピニオンが噛合位置にある状態での図3の要部拡大図である。
【符号の説明】
5・・・電動モータ
6・・・モータハウジング
13・・・モータ軸
22・・・クラッチ
23・・・伝動軸部
24・・・伝動筒
25・・・コイルばね
30・・・一方向
31・・・駆動はすばギヤ
32・・・被動はすばギヤ
33・・・支軸
36・・・ピニオン
37・・・リングギヤ
E・・・エンジン
Claims (2)
- エンジン(E)のリングギヤ(37)に噛合する噛合位置ならびに前記リングギヤ(37)との噛合を解除する噛合解除位置間での移動を可能とするとともに前記噛合解除位置側にばね付勢されるピニオン(36)と、該ピニオン(36)と平行な回転軸線のモータ軸(13)を有する電動モータ(5)と、前記モータ軸(13)の一方向(30)への回転動力を減速して前記ピニオン(36)に伝達する減速機構と、前記モータ軸(13)の一方向(30)への回転動力を前記ピニオン(36)の噛合解除位置から噛合位置に向けての推力に変換する動力変換機構と、前記ピニオン(36)から電動モータ(5)側への動力伝達を遮断するようにして前記ピニオン(36)およびモータ軸(13)間の動力伝達系に介設されるクラッチ(22)とを備えるエンジン始動装置において、前記モータ軸(13)に形成される伝動軸部(23)と、該伝動軸部(23)と同一外径を有して伝動軸部(23)に対向しつつモータ軸(13)に回転自在に支承される伝動筒(24)と、前記モータ軸(13)の前記一方向(30)への回転に伴なう前記伝動軸部(23)の回転に応じて伝動軸部(23)および伝動筒(24)を締付ける方向で伝動軸部(23)および伝動筒(24)に巻装されるコイルばね(25)とで前記クラッチ(22)が構成され、前記伝動筒(24)に同軸に固設される駆動はすばギヤ(31)と、前記ピニオン(36)に同軸に固設されて駆動はすばギヤ(31)に噛合する被動はすばギヤ(32)とで、前記減速機構および前記動力変換機構が構成されることを特徴とするエンジン始動装置。
- 前記電動モータ(5)のモータハウジング(6)で一端部を支持された支軸(33)に、前記ピニオン(36)および被動はすばギヤ(32)が軸方向の移動および軸線まわりの回転を可能として支承されることを特徴とする請求項1記載のエンジン始動装置。
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