JP4239128B2 - カメラシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラシステムに係り、特にGPS(Global Positioning System ) を利用して撮影を行う機能を備えたカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、GPSを利用したカメラシステムが数多く提案されており、特開平5−240724号公報にはGPSを用いるナビゲーション装置が開示されている。また、特開平8−184436号公報にはGPS受信機から得られる位置情報と、測定地点から対象物までの距離情報と、カメラの方位及び仰角を測定するセンサからの情報と、に基づいて、対象物の位置を特定し、その撮影位置情報を画像上に記録する機能を備えたカメラが開示されている。
【0003】
更に、特開平10−300503号公報には、航空機に搭載する画像収集機能付きナビゲーションシステムが開示され、GPS受信機からの情報に基づき、撮影地点及び撮影時刻を瞬時に把握できる手段が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、GPSから得られた位置情報や日付などの情報を画像とともに記録するシステムは従来から提案されているが、設定した位置情報を撮影などに積極的に使用するものは提案されていない。
【0005】
車で観光地を周遊する時など、景色のよい場所や観光名所などで、撮影したい場面に遭遇しても、駐車場がなかったり、後ろに車が連なっていたりというように、車を止めて撮影することが困難な場合が意外に多い。運転しながら撮影するのは危険であり、景色のよい場所を見つけて、いざ撮影しようとカメラを取り出し、停車スペースを探すうちに、良い撮影ポイントを通過してしまい、折角のシャッターチャンスを逃すことがあった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、予め設定しておいた地点に到達したら、自動的に撮影を実行することができるカメラシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係るカメラシステムは、GPS衛星からの電波を受信し、前記電波から位置情報を解析するGPS受信手段と、撮影を行って画像を記録するカメラと、前記カメラによる撮影を実行しようとする位置に関する情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された設定情報を記憶する記憶手段と、前記GPS受信手段で得た現在の位置情報が前記設定情報で規定されている設定位置に相当するものと判断した場合に前記カメラによる撮影を実行する制御手段と、地図を表示する画面を有する表示手段と、前記カメラが搭載される移動体の速度を検出する速度検出手段と、を備え、前記制御手段は、前記表示手段の前記画面に地図が表示されている状態で前記入力手段を用いて描かれた閉曲線で規定される撮影範囲を前記記憶手段に記憶させ、前記入力手段により前記地図上で指定されたポイントに前記移動体の現在位置が近づくと、前記移動体の速度を指定速度以下に落とすように注意を促すメッセージを出力し、前記現在の位置情報が前記閉曲線で規定される前記撮影範囲内であり、且つ前記カメラが搭載される前記移動体の速度が指定速度以下になったことを条件に前記カメラによる撮影を実行するとともに、前記速度検出手段によって検出される前記移動体の速度が遅くなるにつれて撮影時の前記カメラのズーム倍率を大きくする制御を行うことを特徴としている。
【0008】
本発明のカメラシステムによれば、予め入力手段から撮影ポイントを特定するための位置情報を入力しておく。入力された位置情報は設定情報として記憶手段に記憶される。カメラを自動車などの移動体に取り付け、撮影ポイントへ移動する。移動体の現在位置はGPS受信手段によって把握されており、制御手段は、前記設定に係る撮影ポイントに移動体が到達したものと判断した時にカメラを作動させて撮影を行う。
【0009】
これにより、予めセットしておいた撮影ポイントで自動的に撮影できるので、自動車などを運転しながらの自動撮影が可能となり、従来撮影できなかった撮影ポイントの画像を記録に残すことができる。また、本発明によれば、撮影時の画像ブレを防止することができる。なお、移動体には、自動車、鉄道車両、自動二輪車、船舶、航空機などが含まれる。
【0010】
前記入力手段からは、撮影開始位置、撮影終了位置のうち少なくとも一つの情報が入力されるようにしてもよい
【0011】
本発明の他の態様に係るカメラシステムは、上記構成に加えて、撮影時間間隔及び撮影枚数のうち少なくとも一つの条件を設定する設定手段を備え、前記記憶手段には、前記設定手段による設定情報が記憶され、前記制御手段は、前記設定手段で指定された条件に従って撮影を実行させることを特徴としている。
【0014】
本発明の他の態様に係るカメラシステムは、前記GPS受信手段として、前記カメラが搭載される移動体に設けられているナビゲーション装置が兼用されることを特徴としている。ナビゲーション装置とカメラとをインターフェースにより接続し、システムを構成する態様により、カメラ本体にGPS受信機能を搭載しない構成が可能である。
【0016】
また、本発明の他の態様に係るカメラシステムは、上述したカメラシステムの構成に加えて、モータ駆動により前記カメラの撮影方向を可変し得る電動雲台を備え、前記制御手段は、前記電動雲台を制御することにより、当該電動雲台に取り付けられている前記カメラの向きを変更し得ることを特徴としている。
【0017】
また、前記カメラシステムに適用されるカメラは、光学像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段から出力される信号を処理する信号処理手段と、前記信号処理手段で処理された信号を画像情報として記録媒体に記録する記録手段と、を備えた電子カメラであることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るカメラシステムの好ましい実施の形態について説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステムの全体構成を示すブロック図である。同図に示すカメラ10は、GPS受信機12を搭載したデジタルカメラである。カメラ10の撮影レンズ14は、1枚又は複数枚のレンズで構成され、単一の焦点距離(固定焦点)のレンズでもよいし、ズームレンズや望遠/広角の二焦点切替式レンズの如く焦点距離可変のものでもよい。
【0020】
撮影レンズ14を介して入射した光は、撮像素子としてのCCDイメージセンサ(以下、CCDという。)16の受光面に結像される。CCD16は、感光画素に相当する受光センサが二次元的に配列された構造を有し、Gストライプやベイヤー配列など所定のカラーフィルター配列構造を備えている。
【0021】
CCD16には、シャッターゲートを介してシャッタードレインが設けられており、シャッターゲートをシャッターゲートパルスによって駆動することにより、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出すことができる。すなわち、CCD16は、シャッターゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機能を有している。
【0022】
CCD16の受光面に結像された被写体像は、各受光センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路(ドライバ)18から加えられるCCD駆動パルスによって読み出され、信号電荷に応じた電圧信号(アナログ画像信号)として順次CCD16から出力される。
【0023】
CCD16から読み出された信号は、アナログ処理部20に加えられる。アナログ処理部20はサンプリングホールド回路やゲイン調整回路を含み、CCD16から出力された画像信号はアナログ処理部20において相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
【0024】
アナログ処理部20から出力された信号は、A/D変換器22によりR,G,Bのデジタル信号に変換された後、デジタル系の信号処理部24へと送られる。タイミングジェネレータ(TG)26は、システムコントローラ28の指令に従ってCCD駆動回路18、アナログ処理部20、A/D変換器22、及び信号処理部24に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。
【0025】
信号処理部24は、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、輝度・色差信号生成回路、ホワイトバランス補正回路等を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成された画像処理手段であり、システムコントローラ28からのコマンドに従って撮像信号を処理する。
【0026】
信号処理部24に入力されたR,G,B画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリコントローラ30を介してメモリ32に格納される。
【0027】
システムコントローラ28は、GPS受信機12からの位置情報を読み込み、現在の位置が予め設定されている撮影地点であると判断すると、撮像系を作動させて撮影を実行する。当該撮影動作により前記メモリ32に格納された輝度・色差信号は、メモリコントローラ30によって読み出され、カードインターフェース34を介してメモリカード36に記録される。
【0028】
このとき、必要に応じて圧縮伸張回路38を用いて画像データの圧縮処理が行われ、JPEGその他の所定の形式に従って圧縮された画像データがメモリカード36に書き込まれる。
【0029】
画像データを保存する手段としてのメモリカード36には、例えば、スマートメディア(Solid-State Floppy Disk Card)が用いられる。記録メディアの形態は上記のものに限らず、PCカード、コンパクトフラッシュ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、又は光学的若しくはこれらの組み合わせによる方式に従って読み書き可能な種々の媒体を用いることができる。使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。
【0030】
異種、同種の記録メディアを問わず、複数の媒体をカメラ10に装着できる構成にしてもよい。また、カメラ10に着脱自在な記録メディア(リムーバブルメディア)を利用する代わりに、若しくはこれと併用して、カメラ10の内部メモリに撮影画像を保存し、有線又は無線の通信インターフェースを介して画像データを外部に転送し得る構成にしてもよい。
【0031】
システムコントローラ28は中央演算処理装置(CPU)を含むブロックであり、カメラ10の各回路を統括制御する。システムコントローラ28には、EEPROMなどの不揮発性メモリ40、ROM42及びRAM44といった記憶手段が接続されている。不揮発性メモリ40には、撮影地点として設定される位置情報、撮影範囲情報、カメラ方位、仰角などに関する情報が格納される。ROM42にはCPUが処理するプログラム、制御に必要な各種データ等が格納されている。RAM44はCPUが各種の演算処理等を行う際の作業用エリアとして利用される。
【0032】
システムコントローラ28は操作部46から受入する入力信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、撮影レンズ14のズーミング動作や焦点調節(AF)動作の制御、並びに自動露出調節(AE)の制御等を行う。すなわち、システムコントローラ28はCCD16から出力される撮像信号に基づいて、焦点評価演算やAE演算などの各種演算を行い、その演算結果に基づいてフォーカスモータやアイリスモータ等の駆動部(不図示)を制御して撮影レンズ14を合焦位置に移動させるとともに適正な絞りに設定し、かつCCD16の電荷蓄積時間を制御する。なお、AE、AFはCCD16から取得される撮像信号に基づいて制御する方法の他、周知の測光センサやAF投光/受光センサからなる測距センサ等を用いてもよい。
【0033】
操作部46は、カメラ10のモード、撮影すべき地点の位置情報、撮影を行う範囲、撮影方向、撮影枚数、撮影時間間隔その他の各種設定を入力するための手段並びにカメラ10の向き、画角、画質などの調整を行うカメラ操作手段に相当するブロックである。操作部46から設定した情報は不揮発性メモリ40に格納され、システムコントローラ28は必要に応じて不揮発性メモリ40のデータを参照する。
【0034】
GPS受信機12は、GPS衛星からの電波を受信するアンテナを含み、受信電波を解析して位置情報並びに時刻情報を取得する手段である。GPS受信機12で得られる位置情報等はシステムコントローラ28に入力される。システムコントローラ28はGPS受信機12から得られる位置情報と前記不揮発性メモリ40に記憶されている設定情報に基づいてカメラ10による記録用の撮影動作を制御する。
【0035】
カメラ10は図示せぬ電動雲台に取り付けられており、システムコントローラ28は、必要に応じてモータコントローラ48を制御して、前記電動雲台のパン駆動用モータ50又はチルト駆動用モータ52若しくはこれら両方を作動させ、カメラ10を所望の方向に向けさせる。なお、電動雲台にはカメラ10の高さを可変する手段としてハイト駆動用モータが付加されていてもよい。
【0036】
方位計54はカメラ10の撮影レンズ14が向けられている方位、すなわちパンニング角度(水平方向角度)を検出するための手段であり、その検出信号はシステムコントローラ28に通知される。図示されていないが、本システムには、カメラ10の仰角(チルト角度)を検出するためのセンサや、カメラ10の高さを検出するためのセンサも設けられており、これら各センサの検出信号はシステムコントローラ28に入力される。
【0037】
カメラ10の電源部56はDC/DCコンバータを含み、図示せぬ電池又は外部電源入力端子に接続される外部電源から提供される電力は電源部56によって所要の電圧に変換され、所定の回路ブロックに電源供給される。
【0038】
上記の如く構成されたカメラ10によれば、操作部46から予め撮影ポイントを特定するための位置情報、撮影枚数(動画の場合は撮影時間)、撮影時間間隔などの撮影条件の情報を入力しておく。具体的には、撮影地点の緯度経度情報、撮影目標(対象物)の方位、撮影を行う範囲などの情報を入力することになる。
【0039】
このような設定情報は、操作部46から入力する態様に限らず、メモリカード36や図示せぬ通信部から入力することも可能である。入力された設定情報は不揮発性メモリ40に記憶される。カメラ10を前記電動雲台その他の支持手段によって自動車等の車両に取り付け、撮影ポイントへと移動する。
【0040】
車両の現在位置はGPS受信機12によって把握されており、システムコントローラ28は、予め設定しておいた撮影ポイントに近づくと自動的にカメラ10の撮像系電源をオンし、撮影ポイント又は指定した撮影範囲に到達したものと判断した時に記録指示信号(静止画の場合はレリーズ信号、動画の場合は撮影開始信号及び撮影停止信号)を発する。そして、撮影完了後、システムコントローラ28は自動的に撮像系電源をオフする。連写又はインターバル撮影の場合には、一連の撮影が終了したら電源をオフするが、インターバル撮影において、次の撮影までに十分な時間間隔がある場合には電源をオフする制御態様が好ましい。
【0041】
このように、本例のカメラ10によれば、予めセットしておいた撮影ポイント又は撮影範囲において自動的に撮影が実行されるので、自動車などを運転しながらの自動撮影が可能となり、従来撮影できなかった撮影ポイントの画像を記録に残すことができる。
【0042】
次に、本発明のカメラシステムを自動車のナビゲーション装置を活用して実現する態様について説明する。図2は車載GPS装置を用いたカメラシステムの構成図である。
【0043】
図2において、符号60はカメラ、符号62は車載GPS装置、符号64は表示装置(モニタ)である。カメラ60は通信インターフェース部66を備えており、カメラ60は通信ケーブル68又は車内に構築されたLANを介して車載GPS装置62と接続される。なお、有線の通信インターフェースに代えて、赤外線やBluetooth その他の無線方式の通信規格によるインターフェースを適用してもよく、この場合には通信ケーブル68を省略できる。
【0044】
車載GPS装置62を活用することで、カメラ本体側にGPS受信機12を具備しない構成が可能となる。また、車載GPS装置62の場合、GPS電波を受信する受信部70のアンテナ70Aが車外に設けられるため、アンテナ内蔵型のカメラと比較して電波の受信感度が向上するという利点がある。
【0045】
車載GPS装置62はCD−ROM、DVDその他の記録メディアを読み込むためのメディア読取装置72を備えており、メディア読取装置72に挿入される記録メディア74から地図データ等を読み込み、これを表示装置64に表示することができるようになっている。
【0046】
図中符号75は車載GPS装置62を操作するためのリモコン送信機であり、このリモコン送信機75をカメラ60の操作手段として兼用する態様も可能である。
【0047】
また、車載GPS装置62には、方位センサ76、ジャイロ78、及び車速センサ80が接続されている。建物の陰や木の陰に入った場合など、GPS衛星が測位に必要な数補足できない状況においては、前記方位センサ76、ジャイロ78及び車速センサ80のうち少なくとも一つを利用して測位を継続する。これにより、測位の中断や停止を回避でき、撮影チャンスを逃す機会を減らすことができる。
【0048】
GPS単独で測位した場合、通常数十〜数百メートルの誤差がある。そのため、カメラ60は設定されている撮影ポイントに対して規定範囲内であると判断したら撮影を実行する。本システムにおいて、FM無線、携帯電話、PHS、CDMA、衛星電話などの通信手段を利用してデイファレンシャルGPS(以下、DGPSという。)基地局からのデータを得て、DGPSによる位置補正を行う手段を付加する態様が好ましい。DGPSの利用により、測位精度を高めることができる。
【0049】
また、設定した撮影地点に相当する位置に到達した際に、車速センサ80から走行速度の情報を読み込み、車両の走行速度が指定速度以下になった場合に撮影を実行するという制御を行う態様が好ましい。これにより、撮影時の画像のブレを防止することができる。なお、この場合、撮影ポイントに近づいたら運転者に対して車両の速度を指定速度以下に落とすように注意を促すメッセージを前記表示装置64に表示させたり、図示せぬスピーカーから音声メッセージを出力してもよい。
【0050】
車両の速度に応じてカメラ60の動作を制御する他の態様として、車両の速度に応じて撮影時のズーム倍率を変更するという制御態様もある。車両の速度が速い時はズーム倍率を小さく(広角側に設定)し、速度が遅くなるにつれてズーム倍率を大きく(望遠側に設定)する。かかる制御態様によっても、画像のブレを低減することが可能であり、指定速度以下になったら撮影を実行するという制御シーケンスとの組み合わせることにより、一層効果的である。
【0051】
カメラ60は車両の室内又は車外に固定しておいてもよいし、電動雲台を介して取り付けてもよい。車両の前方のみならず、左右、後方、上方向など、複数の撮影方向をプリセットし、各撮影方向について自動的に撮影を実行するようにプログラムしておく態様も好ましい。かかる態様によれば、いろいろな角度から撮影を行うことで、撮影できない場面を減らすことができ、撮影後にこれら複数の撮影画面を合成して周囲全体の写真の概略を得ることができる。
【0052】
また、撮影実行時における実際の位置情報、撮影方向の情報、車両速度の情報、ズーム倍率を示す情報等を画像と関連付けて自動記録する態様がある。例えば、これら撮影情報を画像ファイルの付属情報として記録したり、撮影情報を記述したファイルのファイル名として当該撮影に係る画像のファイルを特定し得る文字列(記号列を含む)を自動付与する態様がある。
【0053】
図3は、パソコンを用いて撮影ポイントの情報を入力する方法を示す説明図である。カメラ10(又は60でも同じ)はインターフェースケーブル82を介してパソコン84と接続される。接続形態としては、イーサネット、パラレル、シリアル、USB、IEEE1394など種々の形態が可能である。また、有線のインターフェースに代えて、赤外線やBluetooth その他の無線方式の規格によるインターフェースを適用することもできる。
【0054】
パソコン84は入力装置としてキーボード85及びマウス86を備えており、ディスプレイ88に表示される地図の拡大/縮小、スクロール、撮影地点に相当する位置情報や撮影方向の入力などパソコン84に対する指示・入力は、キーボード85又はマウス86を用いて行う。
【0055】
また、パソコン84は、CD−ROM90、DVDその他の記録メディア用のドライブ92と、メモリカード94やMOといったカメラ10と共通する記録メディア用のドライブ96と、を備えている。パソコン84には、ドライブ92に装填されるCD−ROM90等からGPS地図閲覧ソフトウェアがインストールされ、ディスプレイ88の画面に地図が表示される。なお、地図のデータはCD−ROM90等から供給してもよいし、インターネットを利用して所定のWebサイトからダウンロードしてきてもよい。
【0056】
図4には撮影ポイントの情報を入力するための画面例が示されている。利用者は、ナビゲーション用のソフトウェアや地図ソフトを使い、ディスプレイ88の画面に表示される地図上で、撮影地点や撮影する範囲、撮影方位、撮影間隔、撮影枚数などの情報を入力することができる。
【0057】
ディスプレイ88に地図が表示されている状態で、当該表示されている地図上で撮影ポイントとなる位置(例えばポイント1〜5)をマウス86等により指定すると、その地点の緯度経度のデータが自動入力される。これにより、簡単な情報入力が実現できる。もちろん、キーボード85などを用いて緯度経度のデータを数値で入力することも可能である。
【0058】
図4に示した画面において、撮影ポイントを囲む任意の領域を指定することにより、撮影範囲を設定できる。例えば、マウス86を用いてポイント2を囲む閉曲線98を描くことにより、当該閉曲線98で規定される領域が撮影範囲として設定される。また、撮影ポイント及び撮影目標(撮影対象)を指定すると、撮影方位(方向)が自動的に計算され、磁北からの角度に換算された数値が入力される。例えば、ポイント2の撮影地点から撮影目標Aを指定することにより、その撮影方向のデータが自動的に入力される。
【0059】
こうして設定された情報は、図3で説明した通り、インターフェースケーブル82を介してカメラ10に伝達可能であるとともに、メモリカード94その他のリムーバブルメディアを介してカメラ10に入力することができる。
【0060】
本発明のカメラシステムの適用範囲は上述した実施の形態に限らず、航空機を使った上空からの撮影や、列車の車窓からの撮影用途などにも利用することができる。また、本発明は撮像素子を用いて光学像を電気信号に変換する電子カメラのみならず、光学像を写真フイルムに記録する方式のカメラ(銀塩カメラ、インスタントカメラなど)を利用するシステムにも適用できる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るカメラシステムによれば、撮影ポイントを特定するための位置情報を予め設定しておき、GPS受信手段によってカメラ搭載車両の位置を把握しながら、前記設定に係る撮影ポイントに車両等が到達したとの判断を得た時に自動的にカメラによる撮影を実行するようにしたので、自動車などを運転しながらの自動撮影が可能となり、従来撮影できなかった撮影ポイントの画像を記録に残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカメラシステムの全体構成を示すブロック図
【図2】車載GPS装置を用いたカメラシステムの構成図
【図3】パソコンを用いて撮影ポイントの情報を入力する方法を示す説明図
【図4】撮影ポイントに関する情報を入力する画面の一例を示す図
【符号の説明】
10,60…カメラ、12…GPS受信機(GPS受信手段)、16…CCD(撮像手段)、20…アナログ処理部(信号処理手段)、24…信号処理部(信号処理手段)、28…システムコントローラ(制御手段、自動電源制御手段)、34…カードインターフェース(記録手段)、36…メモリカード(記録媒体)、40…不揮発性メモリ(記憶手段、設定記憶手段)、46…操作部(入力手段、設定手段)、50…パン駆動用モータ、52…チルト駆動用モータ、62…車載GPS装置(ナビゲーション装置)、70…受信部(GPS受信手段)、80…車速センサ(速度検出手段)

Claims (7)

  1. GPS衛星からの電波を受信し、前記電波から位置情報を解析するGPS受信手段と、
    撮影を行って画像を記録するカメラと、
    前記カメラによる撮影を実行しようとする位置に関する情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記GPS受信手段で得た現在の位置情報が前記設定情報で規定されている設定位置に相当するものと判断した場合に前記カメラによる撮影を実行する制御手段と、
    地図を表示する画面を有する表示手段と、
    前記カメラが搭載される移動体の速度を検出する速度検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段の前記画面に地図が表示されている状態で前記入力手段を用いて描かれた閉曲線で規定される撮影範囲を前記記憶手段に記憶させ、前記入力手段により前記地図上で指定されたポイントに前記移動体の現在位置が近づくと、前記移動体の速度を指定速度以下に落とすように注意を促すメッセージを出力し、前記現在の位置情報が前記閉曲線で規定される前記撮影範囲内であり、且つ前記カメラが搭載される前記移動体の速度が指定速度以下になったことを条件に前記カメラによる撮影を実行するとともに、前記速度検出手段によって検出される前記移動体の速度が遅くなるにつれて撮影時の前記カメラのズーム倍率を大きくする制御を行うことを特徴とするカメラシステム。
  2. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、該システムは、撮影時間間隔及び撮影枚数のうち少なくとも一つの条件を設定する設定手段を備え、
    前記記憶手段には、前記設定手段による設定情報が記憶され、前記制御手段は、前記設定手段で指定された条件に従って撮影を実行させることを特徴とするカメラシステム。
  3. 前記GPS受信手段として、前記カメラが搭載される移動体に設けられているナビゲーション装置が兼用されることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラシステム。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載のカメラシステムにおいて、該システムは、モータ駆動により前記カメラの撮影方向を可変し得る電動雲台を備え、前記制御手段は、前記電動雲台を制御することにより、当該電動雲台に取り付けられている前記カメラの向きを変更し得ることを特徴とするカメラシステム。
  5. 前記入力手段により、撮影開始位置、撮影終了位置及び撮影方向のうち少なくとも一つの情報が指定されることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のカメラシステム。
  6. 前記入力手段により、前方、左方、右方、後方及び上方向のうち複数の撮影方向を指定可能であることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のカメラシステム。
  7. 前記カメラは、光学像を電気信号に変換する撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される信号を処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段で処理された信号を画像情報として記録媒体に記録する記録手段と、
    を備えた電子カメラであることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のカメラシステム。
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