JP4238495B2 - 個別情報生成装置、個別情報生成方法、及び個別情報生成プログラム、記録媒体 - Google Patents

個別情報生成装置、個別情報生成方法、及び個別情報生成プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツ提供者から提供される各々のコンテンツにプロバイダに固有の情報を付加して個別情報を生成する個別情報生成装置、個別情報生成方法、個別情報生成プログラム、記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク上で、有料情報や無料情報等のコンテンツをネットワークのサーバからユーザへ送信することは、広く行われている。この時に問題となるのは、当該コンテンツを提供する者にとっては、コンテンツの送信、ユーザへの課金、請求を含めた対価の回収などをどのように行うかということである。すなわちコンテンツ提供者がユーザに対するこれらのシステムを独自に構築することは、大変な労力とコストが必要となる。
そこで、コンテンツ提供者は、既存の特定のプロバイダにコンテンツを提供し、該プロバイダからそのプロバイダの登録会員であるユーザに対してコンテンツを送信することが考えられる。そして、当該プロバイダが、ネットワーク接続料金などの利用料金を登録会員のユーザに請求する際に、コンテンツの送信による対価を当該ネットワーク接続料金に加算して請求してもらうことにより、コンテンツ提供者は、コンテンツの提供に応じた対価の回収を行うという方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の方法では、特定のプロバイダの登録会員であるユーザにしかコンテンツを提供することができず、コンテンツ提供者にとっては、コンテンツの受信が可能となるユーザ数をそれほど広げることができなかった。
そこで、コンテンツ提供者としては、コンテンツの受信が可能なユーザを増やすために複数のプロバイダにコンテンツを提供することも考えられるが、この場合、各々のプロバイダのサーバにコンテンツを登録してもらうためには、各々のプロバイダの仕様等に合わせたコンテンツを作成して各々のプロバイダにこれを提供しなければならず、コンテンツ提供者にとっては、非常に煩わしい作業となっていた。さらに、プロバイダ毎に、その課金処理や対価の請求、支払い処理方法が異なるため、これらに対応するためには、初期段階においても労力、コスト、及び技術的ノウハウが必要であり、また、運用においても多くの人員とコストが必要となった。
そこで、コンテンツ提供者とプロバイダとの間に新たにコンテンツ流通者を介在させ、コンテンツ提供者から提供されたコンテンツを該コンテンツ流通者を介してユーザに提供することが考えられる。このとき、コンテンツ流通者にコンテンツ流通サーバを設け、このコンテンツ流通サーバが、プロバイダが有する課金、請求等の代金決済方法や、プロバイダから送信されるコンテンツをユーザに送信する管理を行うことができる。
【0004】
しかしながら、コンテンツを複数のプロバイダに公開する場合においては、公開する複数のプロバイダに対し、それぞれ、コンテンツの少なくとも一部のページに、プロバイダ毎に異なったプロバイダに固有のロゴや課金処理を行う処理情報が設定された個別情報となるページを作成する場合、このような作成作業を人手によって行う場合、プロバイダの数が多いほど、作業者(コンテンツ提供者、コンテンツ流通者あるいはプロバイダなど)にとって、大変な手間がかかる。
また、個別情報を生成した後、作業者が手動で個別情報の設定内容を変更しようとすると、変更内容を誤って設定する可能性が生じてしまう。
また、個別情報の設定作業にミスがあった場合、コンテンツをコンテンツ提供者やコンテンツ流通者などにフィードバックして修正してもらう必要があり、時間的にも、人員的にもロスが大きい。
また、プロバイダの方針の変更に伴い、コンテンツ内に記載するプロバイダに固有の情報が変更される場合、コンテンツ提供者は、プロバイダの方針の変更にかかるコンテンツの変更部を余儀なく修正しなければならないこととなり、コンテンツ提供者に大きな負担がかかってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、各々のプロバイダに対する個別情報の生成時における設定ミスを低減させることができるとともに、手間を省くことができる個別情報生成装置、個別情報生成方法、個別情報生成プログラム、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末(例えば、実施の形態におけるコンテンツ提供者の端末151)と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置(例えば、実施の形態におけるカスタマイズ用サーバ100とコンテンツ記憶部200との組み合わせ)であって、前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成する個別情報生成手段(例えば、実施の形態におけるカスタマイズ用サーバ100)と、前記個別情報生成手段が生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶する公開用コンテンツ記憶部とを有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、上述の個別情報生成装置において、前記各プロバイダ間において共通となるコンテンツをカスタマイズ基本ファイルとして記憶する第1の記憶手段と、前記プロバイダ毎のプロバイダに固有の情報を所定の記憶領域に記憶する第2の記憶手段と、を具備し、前記個別情報生成手段は、前記第1の記憶手段に記憶されるカスタマイズ基本ファイルに前記第2の記憶手段に記憶されるプロバイダに固有の情報を設定して個別情報を生成することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上述の個別情報生成装置において、前記カスタマイズ基本ファイルは、前記プロバイダに固有の情報を設定する所定の形式に基づいて生成されることを特徴とする。
また、本発明は、上述の個別情報生成装置において、前記プロバイダに固有の情報は、コンテンツ提供時に発生する課金処理を行う支払先となるプロバイダを特定するための識別情報(ISPパラメータ)が含まれることを特徴とする。
また、本発明は、上述の個別情報生成装置において、前記プロバイダに固有の情報は、前記プロバイダに関する文字情報、画像情報、音声情報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置における個別情報生成方法であって、前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダのプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成し、前記生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置における個別情報生成プログラムであって、前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダのプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成するステップと、前記生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置における個別情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダのプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成するステップと、前記生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による個別情報生成装置を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による個別情報生成装置を適用したコンテンツ流通システムの構成を示す概略ブロック図である。
この図において、コンテンツ流通システムは、プロバイダのサーバ130と、コンテンツ提供者の端末151と、入稿サーバ310と、公開サーバ300と、ネットワーク350と、ユーザ端末400−1〜400−mとによって構成される。
【0013】
コンテンツ提供者の端末151は、コンテンツの作成及び又は提供主であるコンテンツ提供者が提供するコンテンツとテンプレートからなるカスタマイズ基本ファイルやコンテンツを入稿用サーバ310に送信する。このコンテンツは、例えば、画像、テキスト、音声などで構成されており、このコンテンツは、デジタルで流通する情報である。このコンテンツは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式等の記述言語によって記述されている。この記述言語は、例えば、SGML(Standard Generalized Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)、ポストスクリプト言語、Compact HTML、WML(Wireless Markup Language)があげられる。このコンテンツ提供者の端末151は、必要に応じて複数設けられる。
【0014】
プロバイダのサーバ130は、例えば、プロバイダから提供されるプロバイダに固有の情報(以下、固有情報ともいう)を入稿用サーバ310に送信する。ここで、プロバイダに固有の情報とは、コンテンツ提供者の端末151から提供されるコンテンツ内に設定する各々のプロバイダ毎に異なった情報であり、プロバイダの名称やロゴ、コンテンツ提供に伴うユーザに対する課金処理を行うための情報などが含まれる。このプロバイダのサーバ130は、例えば複数のプロバイダが存在する場合、プロバイダ毎に設けられる。
また、コンテンツ提供者の端末151とプロバイダのサーバ130とは、カスタマイズ用サーバ100に接続することも可能である。
【0015】
さらに、プロバイダに固有の情報を入力するための専用端末を設けて、カスタマイズ用サーバ100とネットワークを介して接続できるようにしてもよい。この専用端末は、プロバイダやコンテンツ提供者がプロバイダに固有の情報をネットワークを介して送信し、カスタマイズ用サーバ100に記録させることを行う。また、この専用端末をコンテンツ流通者が用いる場合には、予めプロバイダやコンテンツ提供者などからプロバイダに固有の情報を電子メール、FTP(File Transfer Protocol)、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などを用いて提供されている。そして、コンテンツ流通者は、適宜に提供されたプロバイダに固有の情報を、カスタマイズ用サーバ100に記録させることを行うようにしてもよい。
【0016】
入稿サーバ310は、コンテンツ提供者の端末151またはプロバイダのサーバ130から送信されるコンテンツやコンテンツとテンプレートからなるカスタマイズ基本ファイルまたはプロバイダに固有の情報を入稿用記憶部220に記憶する。
【0017】
コンテンツ記憶部200は、公開用コンテンツ記憶部210と入稿用記憶部220とから構成され、コンテンツ提供者の端末151から流通を依頼され、提供されたコンテンツやコンテンツとテンプレートからなるカスタマイズ基本ファイルを記録する。入稿用記憶部220は、入稿用サーバ310から送信されるコンテンツやコンテンツとテンプレートからなるカスタマイズ基本ファイルまたはプロバイダに固有の情報を記憶する。公開用コンテンツ記憶部210は、実際にユーザ端末400−1〜400−mに対して公開するコンテンツ等を記憶する。
【0018】
作業端末100−1は、入力装置および出力装置が接続されており、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。出力装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置、スピーカ等のことをいう。カスタマイズ用サーバ100は、作業端末100−1からの指示に応じて、作業端末入稿用記憶部220に記憶されているコンテンツやコンテンツとテンプレートからなるカスタマイズ基本ファイルにプロバイダに固有の情報を付加(設定)して、各プロバイダの個別情報を生成し、生成した個別情報を公開用コンテンツ記憶部210に記憶させる。以下、コンテンツにプロバイダに固有の情報を設定することをカスタマイズと称す。ここで、プロバイダに固有の情報とは、例えば、各プロバイダの名称やロゴなどの画像情報、プロバイダ毎のコンテンツの価格や、コンテンツの著作権表示に関する情報などのコンテンツ内に記述する文字情報、コンテンツを提供する際の課金処理に関する情報等であり、同じコンテンツにおいてもプロバイダ毎に異なる情報のことである。
【0019】
カスタマイズ情報記憶装置110は、プロバイダに固有の情報を記憶する。ここで、カスタマイズ用サーバ100とカスタマイズ情報記憶装置110とコンテンツ記憶部200とが個別情報生成装置に相当する。なお、カスタマイズ情報記憶装置110は、プロバイダに固有の情報を受け付け、記録している入稿用記憶部220から各種の情報が送信され、その送信されたこれらの情報を記録している。
【0020】
公開用サーバ300は、ユーザ端末400−1〜400−mからのコンテンツの送信要求に応じて、送信要求されたプロバイダに対応するプロバイダに固有の情報が設定されたコンテンツをコンテンツ記憶部200の公開用コンテンツ記憶部210から読み出し、ネットワーク350を介して送信要求がなされたユーザ端末400−1〜400−mに提供する。
【0021】
ネットワーク350は、例えば、有線、無線、電話線、インターネット、専用線、衛星通信等の通信手段が、少なくとも一部に利用される。
コンテンツは、無料情報または有料情報のうち、少なくともいずれか一方の情報を含むものであり、単に文字情報、画像情報、音声情報等の素材だけではなく、アプリケーションソフトやサービスを含むものである。
無料のコンテンツとは、ネットワークを介して流通可能な情報であり、特に課金の対象となる情報ではないコンテンツである。
【0022】
有料のコンテンツとは写真等の静止画像、映像、映画等の動画像、及び又は小説等の文字、等の有料のコンテンツや、パソコン、カメラ、等の有料商品、航空チケット、コンサートチケット、等の有料チケット、等の購入を画像及び又は文字等で表した物販に関する情報や、有料運送、等の有料サービスの申込みを画像及び又は文字等で表したサービス提供に関する情報等でユーザと提供者との間で有料取引される全てのものに関わる情報のことを言う。ユーザへの有料情報の提供とは、当該情報をユーザの端末へ送信し表示することで行われる。なお、有料商品、有料チケットの提供は郵便等の手段によって行われ、有料サービスはサービスの種類によってことなるが、サービスをユーザに提供することで行われる。
【0023】
また、「プロバイダ」には、消費者となり得る者等に対してサービスを提供するサービスプロバイダが相当する。このサービスプロバイダには、例えばネットワークへの接続サービスを提供するサービスプロバイダが含まれ、典型的にはインターネットへの接続サービスを提供するISP(インターネットサービスプロバイダ)が該当する。
その他、有線又は無線の通信事業者が行う類似の接続サービス(例えば、Lモード(登録商標)、iモード(登録商標)、J−sky(登録商標)、EZ−Web(登録商標))も挙げられる。
【0024】
但し、「プロバイダ」はこのネットワーク接続サービスを提供するインターネットサービスプロバイダ等に限定されず、銀行、証券会社、クレジットカード会社、その他決済サービス提供者、貸金業者、その他金融関連サービス提供者、電子マネー関連事業者、前払い証票関連事業者、地上波や衛星波やケーブル等による放送事業者あるいは放送類似事業を営む者、通信業者(有線、無線)、電力事業者、流通業者、輸送業者など、会員・契約者・口座保持者など(これらを総称してユーザと呼ぶ)に関する情報を管理し、当該ユーザに直接的あるいは間接的にコンテンツを提供する手段や当該コンテンツの代金決済手段とを有するものであれば良い。
【0025】
次に、上述の個別情報生成装置がカスタマイズを行う動作について、無料ページのトップページをカスタマイズする場合を一例として図面を用いて説明する。1.データの入稿
このデータの入稿処理は、コンテンツ提供者がコンテンツを作成し、作成したコンテンツをコンテンツ提供者の端末151から入稿サーバ310に投稿(送信)する処理について説明する。
1.1 接続
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者の端末151からFTPソフトなどを利用して入稿サーバ310に接続する。接続が完了した後、コンテンツ提供者は、トップページに関するコンテンツやテンプレートとコンテンツからなるカスタマイズ基本ファイルを入稿する。
ここで、コンテンツは、プロバイダ毎に作成されるのではなく、すべてのプロバイダに共通する情報である。また、テンプレートは、サンプル用データファイルのことであり、フォームとも言う。以下、テンプレートに、この各プロバイダに共通なコンテンツを含む情報をカスタマイズ基本ファイルと称す。また、このカスタマイズ基本ファイルには、予め決められたテンプレートに従って、仮置き換えファイルが設定すなわち仮に張り付けられる。
【0026】
ここで、テンプレートとは、プロバイダ毎又はコンテンツ毎にプロバイダに固有の情報をコンテンツ内に設定する位置が予め決められているサンプル用データファイルであり、その一例を図2に示す。ここでは、パターン1〜パターン4までが例示されている。この図2においては、(a)〜(d)に示すように、各々のプロバイダや各々のコンテンツに合わせて4種類のテンプレートが予め準備されており、図2(a)は、表示画面内にカスタマイズ部分が3つ(上段2つ、下段1つ)、図2(b)は、2つ(上段1つ、下段1つ)、図2(c)は、5つ(上段1つ、中段2つ、下段2つ)、図2(d)は、(上段1つ、中段2つ、下段1つ)設定される。このテンプレートは、1つだけでもよく、また、プロバイダやコンテンツに合わせて必要に応じて4種類以上設けられてあってもよい。ここで、カスタマイズ部分には、例えば、それぞれファイル名が図3に示すように設定されている。
【0027】
コンテンツ提供者は、上述のテンプレートの中から、所望のテンプレートをコンテンツ毎に選択して決定できる。なお、このテンプレートは、プロバイダ側から指定されるものをコンテンツ提供者が用いるようにしてもよい。なお、基本的には、テンプレートは、1つのあるコンテンツについて、1つだけ選択される。
【0028】
仮置き換えファイルとは、カスタマイズ基本ファイル内のテンプレートで予め設定されるカスタマイズ部分に仮に張り付けられている画像や文字に関する情報であり、カスタマイズ処理がなされると、プロバイダに固有の情報(以下、「置き換えファイル」とも言う)に置き換えられる。
【0029】
そして、このカスタマイズ基本ファイルは、入稿サーバ310を介して入稿用記憶部220の所定のディレクトリに記憶される。ここで、入稿用記憶部220のディレクトリは、例えば、「無料ドキュメント」、「無料CGI」、「有料ドキュメント」、「有料CGI」、「CGIが使用するデータ」を格納するための5つのディレクトリが設けられてあり、さらに、これらの5つのディレクトリ内に、プロバイダの数に応じてディレクトリが設けられている。
そして、カスタマイズ基本ファイルは、例えば、「_base_」というディレクトリ内に格納される。
【0030】
さらに、コンテンツ提供者は、カスタマイズ基本ファイル内のテンプレートに予め設定される各カスタマイズ部分に設定するための置き換えファイルを含むプロバイダに固有の情報を、コンテンツ提供者の端末151の入力装置を用いて専用線などのネットワークを介してコンテンツ記憶部200の入稿用記憶部220に入力する。さらにまた、プロバイダもしくは、プロバイダやコンテンツ提供者からプロバイダに固有の情報を受け取ったコンテンツ流通者は、専用端末の入力装置を用いてプロバイダに固有の情報をコンテンツ記憶部200の入稿用記憶部220やカスタマイズ情報記憶装置110に入力する。
【0031】
この場合、カスタマイズ部分に対応するプロバイダに固有の情報のファイル名は、設定するカスタマイズ部分のファイル名に対応するファイル名が設定される。このプロバイダに固有の情報は、プロバイダのサーバ130からダウンロードするようにしてもよいし、プロバイダに固有の情報が記録された記録媒体をプロバイダから受け取り、この記録媒体を用いるようにしてもよい。
【0032】
このようにして、公開したいコンテンツと該コンテンツ内に設定するプロバイダに固有の情報とがコンテンツ提供者やプロバイダによって、コンテンツ提供者の端末151やプロバイダから入稿サーバ310に送信され、入稿用記憶部220の所定のディレクトリ内に記憶される。
なお、コンテンツ提供者は、上述の手順で入稿用記憶部220に格納された各種データの内容を確認する場合、コンテンツ提供者の端末151を用いて入稿サーバ310からの認証情報の入力要求に応じて認証情報(例えば、ユーザ名、パスワードなど)を入力し、入稿サーバ310によって認証されると、ブラウザ上で入稿されたデータを確認することが可能である。
【0033】
2.カスタマイザ起動
コンテンツ提供者の端末151がコンテンツ(以下、カスタマイズ基本ファイルを含む)およびプロバイダに固有の情報を投稿する処理、およびコンテンツとプロバイダに固有の情報との加工を行うカスタマイズ用サーバ100の動作について、説明する。
【0034】
2.1 カスタマイズ用サーバ100にログイン
コンテンツ提供者の端末151は、コンテンツ提供者から入力される指示に応じて、カスタマイズ用サーバ100に接続要求を送信する。カスタマイズ用サーバ100は、コンテンツ提供者の端末151からの接続要求に応じて使用者を認証するための認証情報の要求を行う。カスタマイズ用サーバ100から認証要求がなされると、コンテンツ提供者の端末151には、例えば、図4に示すような表示がなされる。コンテンツ提供者の端末151から認証に必要な情報、例えば、ユーザ名やパスワードが入力された、入力された情報に基づいて、カスタマイズ用サーバ100において認証処理が行われる。
ここで、認証で利用した各ユーザ名(ユーザIDとも言う)に対して、そのユーザ名に対応したコンテンツがカスタマイズの対象となるように選択されることとなる。また、認証がなされると、コンテンツ提供者の端末151の出力装置には、図5に示すように、認証処理が完了したことを示すメッセージと、共通メニュー(符号(A))が表示される。
【0035】
2.2 共通メニューの操作
この共通メニュー(符号(A))は、常に表示され、各種ボタンがクリックされることにより、クリックされた機能の処理画面に移ることが可能である。この共通メニューでは、次の作業を選択できる。
・カスタマイザ…カスタマイズ処理を開始
・カスタマイズページ確認…カスタマイズ済みの内容を確認
・アップデータ…アップデート処理を開始
・管理画面へ…管理機能の画面へ遷移
・ログアウト…カスタマイズ処理を終了する
【0036】
3.1 コンテンツ基本情報設定
この共通メニューのうち、コンテンツ提供者によってマウスなどの入力装置を用いて「管理画面へ」のボタンがクリックされると、図6に示すような画面が出力される。図6において、カスタマイズパターンカテゴリの欄(符号(a))には、コンテンツ提供者が選択したテンプレートの種類が入力される。ここでは、一例として、画像数4であり、著作権に関する表示を行うパターン2のテンプレートが設定されている。
「背景色」の欄(符号(b))には、コンテンツの背景を指定する情報が設定される。この背景を設定することによって、コンテンツ内のロゴや画像、文字に対して、明示的に背景を設定できる。例えば、背景を白に近い色に設定したい場合は「白系」、黒に近い色に設定したい場合は「黒系」を選択できる。この他、選択できる背景として、他の色も採用するようにしてもよい。
「コンテンツ名」、「コンテンツ英語名」、「著作権表示」、「コンテンツ問い合わせ先メールアドレス」、「販売価格」の欄(符号(c))は、コンテンツ内に掲載する内容となる情報に基づいて入力される文字情報であり、プロバイダに固有の情報に相当する。これらのプロバイダに固有の情報は、カスタマイズ処理時において、これらの欄に設定された文字列が必要とされた場合に読み出され、コンテンツ内に設定される。「コンテンツ英語名」欄に入力された情報は、例えば、プロバイダ毎に設けられるディレクトリの名称としても利用される。「その他パラメータ」の各欄(符号(d))には、コンテンツを公開するプロバイダ側からの指示によって決定される、問い合わせ先などのプロバイダに固有の情報が入力される。これらの各種情報もカスタマイズ処理時において、これらの欄に設定された文字列が必要とされた場合に読み出され、コンテンツ内に設定される。これらの各種情報がコンテンツ提供者もしくはプロバイダ又は、プロバイダやコンテンツ提供者から各種情報を受けるコンテンツ流通者によって入力され、「設定」ボタンがマウスなどによってクリックされると、入力された各種情報が設定される。
【0037】
3.2 トップページカスタマイズ設定
プロバイダ毎にカスタマイズするテンプレートのパターン(図2のパターン1〜パターン4に対応)が決定される他、さらに、コンテンツのジャンルに応じてカスタマイズ内容を変更する場合、「管理機能メニュー」の「トップページカスタマイズ設定」のボタンをクリックすることによって、図7に示すようなトップページカスタマイズ設定画面が表示される。そして、「カスタマイズパターン」の欄のプルダウンメニューの中から設定したいジャンルを選択することが可能である。例えば、図8の符号(a)に示すように、複数のジャンルのなかから選択が可能である。なお、図中「−−−」は、カスタマイズ処理対象外であることを示す。
【0038】
3.3 フォームカスタマイズ設定
メニュー画面において、「フォームカスタマイズ設定」のボタンがクリックされると、図9に示すようなフォームカスタマイズ設定画面が出力される。このフォームカスタマイズ設定は、例えば、1件毎のコンテンツに課金を行う件数課金コンテンツに対しての設定を行うのに用いられる。このフォームカスタマイズ設定の画面において、設定対象の各コンテンツに対し、プロバイダに固有の情報の1つであるプロバイダ毎の戻り先となるホームページのURL(UniformResouce Locator)を示すRURL情報を「RURL」欄に入力する。入力が終了した後、「設定」ボタンがクリックされると、入力されたRURL情報がカスタマイズ情報記憶装置110内に記憶される。
このRURL情報に基づいて戻り先となるホームページに戻る場合としては、例えば、課金処理時においてエラーが生じた場合である。エラーが生じた場合とは、例えば、コンテンツの送信要求時において、ユーザ端末を用いているユーザが認証のための入力されたユーザ名(またはユーザIDという)やパスワードにエラー(不一致)が生じた場合や、入力されたパラメータにエラーが生じた場合等である。このように、コンテンツを提供する場合、課金処理時においてエラーが発生した場合にも対応できる情報が設定される。
また、RURL情報以外にフォームに関するプロバイダに固有の情報の1つとして、図10に示すようなパラメータが設けられる。例えば、この図におけるISPパラメータは、公開サーバ300から端末400−1〜400−mに有料となるコンテンツが送信された場合に、コンテンツを取得した端末に対して、コンテンツを提供するプロバイダに対価を支払うためのプロバイダを特定するための識別情報として利用される。
そして、「設定」ボタンがクリックされると、設定されたプロバイダに固有の情報がカスタマイズ情報記憶装置110内に記憶される。
図10のパラメータについての設定画面は図示しないが、内容が変更されることが少ないので、予め作業端末1を用いて、プロバイダもしくは、コンテンツ流通者によってこれらのプロバイダに固有の情報をカスタマイズ情報記録装置や入稿用記憶部に記憶しておくのが好ましい。
【0039】
以上説明した各種情報がコンテンツ提供者によって設定された後、コンテンツ提供者やプロバイダやコンテンツ流通者から入力されたプロバイダに固有の情報などの設定された内容を確認することが可能である。すなわち、図7に示すトップページカスタマイズ設定において、プロバイダの名称を示す「ISP名」欄のいずれかのプロバイダの名称部分がクリックされると、図11に示すような画面に移行し、クリックされたプロバイダの各カテゴリ別にカスタマイズのプロバイダに固有の情報などの設定される内容が確認できる。例えば、符号(a)に示す「カテゴリ」欄内の「uranai」のボタンがクリックされると、クリックされたカテゴリ「uranai」に対応するカスタマイズ内容(置き換えファイル(プロバイダに固有の情報)の内容)が出力される。このとき、カスタマイズ内容として、例えば、図12に示すような画面が表示される。図12においては、背景色を特に指定しない「白/黒共通」、背景色「白」、背景色「黒」等のように、背景色毎に設定内容が確認できる。
【0040】
3.4カスタマイズ置き換えファイルの入稿
カスタマイズ基本ファイルの1つであるトップページなどに張り込まれた仮置き換えファイルは、所定の置き換えファイル(プロバイダに固有の情報)に置き換えられる。この置き換えファイル(プロバイダに固有の情報)は、サーバ内部の置き換えファイル入稿ディレクトリに格納される。
3.4.1
変換ファイルの作成
変換ファイルとは、実際に仮置き換えファイルと置き換えファイル(プロバイダに固有の情報)との対応が記述された情報である。また、所定の定数は、各々対応した内容(置き換えファイルであり、プロバイダに固有の情報)に置き換えられる。図13に定数と置き換えられる内容の関係を示す。例えば、「$PRICE」で記述された仮置き換えファイルやカスタマイズ基本ファイルなどのHTMLの文字列は、「$PRICE」に対応する価格表示内容が表示される。
ここで、変換ファイルに従って置き換えられた置き換えファイル中の文字列や画像は、場合によっては、上述のプロバイダに固有の情報の1つであるカスタマイズ設定の背景色により見にくくなる。従って、黒系の文字で記述された白背景用の置き換えファイルと、白系の文字列で記述された黒背景用の置き換えファイルとがコンテンツ提供者によって予め作成される。また、プロバイダのロゴなどを白背景と黒背景とで使い分ける場合も、同様に、プロバイダによって白背景用と黒背景用とが置き換えファイルとして作成されている。
【0041】
そして、置き換えファイルのファイル名は、例えば、図14に示すように、設定される。すなわち、図2におけるカスタマイズ部分▲1▼に設定される背景色共通の置き換えファイルは、「1.html」として設定される。背景色共通とは、背景色が黒系でも白系でも対応できる色彩の文字が設定される置き換えファイルである。なお、ここでは、ファイル名の先頭の数字は、仮置き換えファイルのファイル名の番号に対応している。従って、置き換えファイルが2枚である場合、先頭の2つのファイル名のファイルすなわち「1.html」と「2.html」が予め準備される。
【0042】
このようにして作成し、準備された置き換えファイルは、入稿用記憶部220の該当するディレクトリ内に記憶される。この入稿用記憶部220のディレクトリの構造は、例えば、図15に示すように、「data」のディレクトリの中に、プロバイダ毎のディレクトリが設定され(符号(a))、さらに課金形態毎のディレクトリが設定され(符号(b)、(e))、さらにテンプレート毎のディレクトリが設定され(符号(c))、さらに、カテゴリ毎のディレクトリが設定される。ここで、例えば、あるプロバイダのコンテンツが、課金形態が件数課金であり、テンプレートの種類が4であり、ジャンルが「uranai」の背景色共通の置き換えファイル「1.html」〜「2.html」は、符号fに示すディレクトリ内に格納される。
【0043】
以上説明したように、カスタマイズ基本ファイルを作成し、仮置き換えファイルと、変換ファイルとを作成し、準備し、所定の入力項目に入力した後、「設定」ボタンがクリックされると、各情報がカスタマイズ情報記憶装置110の所定のディレクトリに格納される。このような各情報を所定のディレクトリに格納する作業は、コンテンツ提供者がコンテンツ提供者の端末151によって行う以外に、プロバイダの作業員がプロバイダのサーバ130や、その他の端末から行うようにしてもよく、また、コンテンツ流通者が作業端末100−1によってカスタマイズ用サーバ100にアクセスして行うようにしてもよい。
【0044】
次に、図5の「カスタマイザ」のボタンがクリックされた場合について説明する。この処理は、コンテンツ提供者の端末151、プロバイダのサーバ130、作業端末100−1から行うことが可能である。
4.1 カスタマイズファイルおよびプロバイダの指定
カスタマイズのボタンが押下されると、図16のようなカスタマイズ処理を行うカスタマイズファイル選択画面が表示され、「_base_」以下に入稿されているファイルが表示される。そして、カスタマイズ処理を行う対象となるカスタマイズ基本ファイルを選択できる。ここでは、「ファイル名」の欄にコンテンツ提供者から投稿されたトップページに関するカスタマイズ基本ファイルの名称が表示されている。ここで、作業者によって選択されたファイル名に対応するカスタマイズ基本ファイルに対してカスタマイズ処理される。
【0045】
また、図16における下段の「プロバイダ名」の欄には、カスタマイズする対象となるプロバイダを選択することができる。全部指定すると、すべてのプロバイダを対象にカスタマイズ処理が行われる。初めに一部を選択してカスタマイズ処理した後、残りのプロバイダを選択してカスタマイズ処理することにより、コンテンツの公開タイミングを遅らせることもできる。
そして、最下段の「カスタマイズ開始」ボタンがクリックされると、カスタマイズ基本ファイルに設定されている仮置き換えファイルが置き換えファイルに置き換えられるカスタマイズ処理が実行される(詳細は、後述する)。
【0046】
4.2 カスタマイズ処理結果
上述の4.1において、カスタマイズ処理が行われると、処理結果が表示される。この処理結果の一例としては、図17のように表示される。
この図において、3.1のカスタマイズ時に処理対象として指定されたカスタマイズ基本ファイル名が「ファイル名」の欄に表示されており、このファイルのカスタマイズ処理結果が「処理結果」欄に表示されている。また、すべてのカスタマイズが成功したことが画面下方に表示される(符号a)この場合、すべてのファイルについて、カスタマイズが成功している。
なお、成功しなかった場合は、「エラーが発生したため、ファイルが上書きされませんでした」や、「カスタマイズに失敗しました。エラーが発生したファイルを修正し、再度、カスタマイズ操作を行ってください」等のエラーが表示され、該当するファイルの「詳細」欄にエラーメッセージが表示される。
【0047】
この処理が行われると、カスタマイズ処理が完了し、プロバイダ毎にカスタマイズされたトップページなどが生成され、各プロバイダ別に予め設定されたディレクトリ内に、それぞれカスタマイズ処理後のデータが自動的に保存される。また同時に、「_base_」ディレクトリに入稿されていたHTML形式以外のすべてのファイルもプロバイダ名のディレクトリ以下にコピーされる。
例えば、カスタマイズ処理後には、「index.html」というファイルが、各プロバイダのディレクトリ内に格納される。これにより、特定のプロバイダにおいて、例えば、画像の修正などを行う等の対応が可能である。
【0048】
次に、図5の「カスタマイズページ確認」のボタンがクリックされた場合について説明する。
3.3 カスタマイズぺージ確認
このカスタマイズページ確認画面においては、例えば、図18に示すようにファイル毎、プロバイダ毎に、どのファイルがどのディレクトリにカスタマイズされたデータが格納されているかを確認できる。
この「カスタマイズぺージ確認」機能によれば、例えば、1つのプロバイダのディレクトリ内に格納されているカスタマイズ処理されたトップページに関する情報を閲覧(確認)することが可能であり、カスタマイズ処理されたデータを簡単にかつ素早く確認することができる。
【0049】
この画面上において、各行1列目に、カスタマイズ対象となったファイルのファイル名一覧が表示され、各列1行目に、カスタマイズ対象のプロバイダが表示されている。カスタマイズ対象のファイルが特定のプロバイダに関してカスタマイズが完了している場合、画面上の表のファイル・プロバイダに対応するマス目に「●」が表示される。この「●」が作業者によってクリックされると、ブラウザ上にカスタマイズ済みファイルが表示される。このようにして、カスタマイズを行ったカスタマイズ済みファイル(ユーザにはページ)ページの内容を確認することができる。
【0050】
また、図18において、符号(b)に示す「削除」ボタンは、各々のプロバイダのディレクトリ内のすべてのファイルを削除することができる。例えば、以前に記憶されていた10個のファイルのうち、新たに10個のファイルをカスタマイズ処理する場合に、以前からディレクトリ内に記憶されていた10つのファイルのうち、新たなファイルによって7つのファイル更新し、新たなファイルのうち、残りの3つのファイルを新規に記憶した場合に、以前に記憶されていたファイルのうち、更新されなかった3つのファイルがディレクトリ内に残ってしまい、不要なファイルが存在してしまう。このような場合に、「削除」ボタンを利用して、ディレクトリ内の全てのファイルを削除した後に再びカスタマイズ処理を行うことで、これを回避することが可能である。
【0051】
次に、図5の「アップデータ」のボタンがクリックされた場合について説明する。
5.アップデート
5.1 コンテンツ種別選択
上述のカスタマイズ処理された段階では、各プロバイダのディレクトリ内に保存されているカスタマイズ処理されたファイルは、入稿用記憶部220内にあり、まだ一般に公開されていない。ここで、最終的にチェックを行い、問題がなければ、公開用コンテンツ記憶部210にアップデートする。このアップデート機能は、アップデート処理を自動化したものである。
「アップデータ」ボタンがクリックされると、アップデート処理を行う対象のコンテンツ種別を選択するメニュー画面が表示される。このメニュー画面の一例を図19に示す。この図に示されたコンテンツ内の複数のディレクトリのうち、処理対象のディレクトリを選択可能である。
そして、「決定」ボタンがクリックされると、「アップデート設定」の処理に移行する。
【0052】
5.2 アップデート設定
アップデート設定に移行すると、図20の符号A〜符号B、図21の符号C〜符号Fに示すように、各項目が表示される。ここでは、画面が上下方向にスクロール可能であるものとして、スクロール画面の上部が図20に示す図に対応し、スクロール画面の下部が図21に示す図に対応する。図20符号Aの項目には、アップデート処理の対象とならないファイル名が表示される。このアップデート処理対象外のファイルは、コンテンツ提供者又はコンテンツ流通者によってファイルに予め付加されているにアップデート禁止を示す属性情報に基づいて表示される。符号Bの項目には、4.1において、選択されたファイルがプロバイダ毎に表示される。図21の符号Cは無料CGI領域の設定、符号Dは有料ドキュメント領域の設定、符号Eは有料CGI領域の設定、符号Fはデータ領域の設定が行われる。
そして、アップデートする対象となるファイルを指定し、「決定」ボタンがクリックされると、「アップデートの内容確認」の画面に移行する。
【0053】
5.3 アップデートの内容確認
上述の5.2において、「決定」ボタンが押下されると、図22に示すような確認画面が表示される。作業者によって、アップデータ内容が確認された後、「アップデート開始」ボタン(符号(h))がマウスなどによってクリックされると、アップデート処理の実行すなわち、入稿用記憶部220から公開用コンテンツ記憶部210に各種ファイルが転送され、コピーされる。
これにより、あるプロバイダのサーバ130に対してネットワーク350を介してユーザ端末400−1〜400−mからコンテンツの送信要求がなされた場合に、カスタマイズ処理がなされた対応するプロバイダのコンテンツがユーザ端末400−1〜400−mに送信される。
【0054】
5.4 アップデート処理確認
ここで、5.3におけるアップデート処理の実行中は、アップデート処理内容を示す画面が例えば、図23のように出力される。この図において、処理中のコンテンツは、「状態ステータス」の欄が「未処理」、アップデート処理が完了したコンテンツは、「処理終了」が出力される。そして、指定されたすべてのアップデート処理が完了すると、「現在実行中」の表示が「処理終了」に切り替わる。
また、「詳細」ボタンがクリックされると、クリックされたコンテンツのアップデート処理確認詳細として処理結果の画面が、図24に示すように出力される。
【0055】
次に、4.1におけるカスタマイズ処理について図面を用いて説明する。
まず、図25のフローチャートを用いて説明する。「カスタマイズ開始」ボタンがクリックされると、カスタマイズ用サーバ100は、図16の画面下段の「プロバイダ名」で指定されたプロバイダすべてについてカスタマイズ処理を行うように繰り返す情報を設定する(ステップS101)。そして、図16上段において設定される「ファイル名」で指定されるファイルのうち、カスタマイズ処理が未処理であるファイルを処理対象のファイルとして読み出す(ステップS102)。そして、読み出したファイルがHTML形式で記述されているか否かを検出する(ステップS103)。この検出は、ファイル名の末尾が「〜.html」または「〜.htm」であるか否かにもとづいて行われる。ここで、ファイルがHTML形式ではない場合、処理対象のファイルをカスタマイズせず、そのままプロバイダのディレクトリ内にコピーする(ステップS104)。なお、先にも記載したように、記述形式はHTML形式以外でもよい。ただし、本発明の一実施形態では、説明を簡単にするためにHTML形式を用いている。
【0056】
そして、すべてのファイルについてカスタマイズ処理が完了したか否かを検出し、完了していなければ、ステップS102に移行する。そして、次に処理対象となるファイルを読み出し(ステップS102)、読み出したファイルがHTML形式であるか否かを検出し、HTML形式のファイルである場合に、トップページであるか否かを検出する(ステップS107)。この検出は、例えば、ファイル内に「file_○○.gif」というカスタマイズ部分を示すファイル名であるか否かに基づいて行われる。ここで、トップページではない場合、課金フォームであるか否かを検出し、課金フォームでなければステップS104に移行し、課金フォームである場合に、フォームカスタマイズ処理を行う(ステップS109)。
【0057】
一方、ステップS107において、トップページであると検出された場合、テンポラリ・ファイルを開き、置き換え処理すなわち仮置き換えファイルを置き換えファイルに置き換える(ステップS111)。そして、置き換えファイル内の埋め込み文字列の置き換え処理を行う(ステップS112)。そして、ステップS111、ステップS112における処理結果をテンポラリ・ファイルに書き出し、テンポラリ・ファイルを閉じる(ステップS113)。そして、すべてのファイルについてカスタマイズ処理が完了し(ステップS105)、すべてのプロバイダについてカスタマイズ処理が完了すると(ステップS106)、各プロバイダ別のテンポラリ・ファイルを各プロバイダのディレクトリ内にコピーし(ステップS114)、処理結果を出力する(ステップS115)。
【0058】
次に、図25のステップS111における置き換えファイルの置き換え処理について図26のフローチャートを用いて説明する。特に、仮置き換えファイルが画像の場所について説明する。画像の置き換え処理が開始されると、HTML形式の記述内に、仮置き換えファイルの画像が設定されているか否かを検出し(ステップS201)、仮置き換えファイルの画像が設定されていない場合はエラーであるとして処理を終了し、仮置き換えファイルの画像が設定されている場合に、すべての仮置き換えファイルの画像について繰り返すように設定する(ステップS202)。そして、カスタマイズ基本ファイル内の仮置き換えファイルを置き換えファイルに置き換える。
【0059】
次に、アカウント設定ファイルから課金種別を取得する(ステップS203)。このアカウント設定ファイルは、例えば、図27に示すようにアカウント(符号(a))とタイトル名(符号(b))と課金種別(符号(c))とが関連づけて予め設定されている。課金種別を取得すると、次に、プロバイダに固有の情報(図6参照)からカスタマイズパターンカテゴリを取得し(ステップS204)、トップページカスタマイズ設定(図7参照)からカスタマイズパターン名を取得する(ステップS205)。そして、プロバイダに固有の情報(図6)から背景色を取得する(ステップS206)。
【0060】
そして、カスタマイズ用サーバ100は、ステップS203からステップS206において取得した情報に基づいて、入稿用記憶部220のカスタマイズ置き換えファイル入稿ディレクトリ内に記憶されている置き換えファイルを検索する。そして、検索された置き換えファイルの名称に基づいて、「$n $color.html」(nはカスタマイズ部分の番号に相当)が存在するか否かを検出する(ステップS208)。ここで、「$n $color.html」とは、「$n $W.html」または「$n $B.html」のことである。「$n $color.html」という置き換えファイルが存在する場合、仮置き換えファイルの画像にIMGタグと、背景色が指定された置き換えファイル「$n $color.html」の内容を置き換えるためにテンポラリ・ファイルに一時保存する(ステップS209)。そして、すべての仮置き換えファイルの画像についてカスタマイズ処理が完了していなければステップS202に移行する。
【0061】
一方、ステップS208において、「$n $color.html」の置き換えファイルが存在しない場合、背景色共通を示す置き換えファイル「$n .html」が存在するか否かを検出する(ステップS210)。該当する置き換えファイルがある場合、仮置き換えファイルの画像のIMGタグと、背景色共通の置き換えファイル「$n .html」の内容を置き換えるためにテンポラリ・ファイルに一時書き出し(ステップS212)、該当する置き換えファイルがない場合、エラー表示がなされる(ステップS211)。
【0062】
次に、図25ステップS112の埋め込み文字列置き換え処理について図28のフローチャートを用いて説明する。
埋め込み文字列置き換え処理が開始されると、カスタマイズ用サーバ100は、プロバイダに固有の情報(図6)から各種情報を読み出す(ステップS301)。ここで読み出される情報は、コンテンツ日本語名、コンテンツ英語名、著作権表示、問い合わせメールアドレス、価格表示、J−net用案内、J−net用問い合わせメール、S−net用問い合わせメールの内容が設定された情報である。そして、現在処理しているプロバイダに対応するプロバイダに固有の情報からプロバイダ日本語名、プロバイダ英語名を読み出す(ステップS302)。ここで、プロバイダの名称やロゴなどのプロバイダについての情報もプロバイダに固有の情報として、予め登録されている。
【0063】
そして、カスタマイズ用サーバ100は、現在の処理対象のHTML形式で記述されたカスタマイズ基本ファイル内から、記号「$」で始まる埋め込み変数を取得する(ステップS303)。そして、取得した埋め込み変数の部分と該埋め込み変数に対応する情報に対応するプロバイダに固有の情報から取得した情報とを図13に示した変換ファイルに基づいて置換する(ステップS304)。
そして、カスタマイズ基本ファイル内のすべての記号「$」で始まる埋め込み変数について処理が終了したか否かを検出し(ステップS305)、完了していなければステップS303に移行し、完了していれば、埋め込み文字列の置き換え処理を終了する。
【0064】
次に、図25のステップS109におけるフォームカスタマイズ処理について図29のフローチャートを用いて説明する。
フォームカスタマイズ処理が開始されると、カスタマイズ用サーバ100は、フォームカスタマイズ設定において設定されたRURL情報(図9)から各プロバイダのRURL情報を取得する(ステップS401)。そして、カスタマイズ基本ファイルのフォームの中にRURLパラメータがある場合、RURLパラメータを、現在処理中のプロバイダのRURL情報に置き換える(ステップS403)。次に、カスタマイズ用サーバ100は、ISPパラメータがあるか否かを検出する(ステップS404)。ISPパラメータがあれば、ISPパラメータをプロバイダに固有の情報に従ってプロバイダ名に置き換える(ステップS405)。
一方、ステップS402においてRURLパラメータがない場合とステップS404においてISPパラメータがない場合は、エラーが表示される(ステップS406)
【0065】
このフォームカスタマイズ処理が行われる以前のカスタマイズ基本ファイルのフォームの一例は、図30のように示される。ここでは、変換される前のパラメータは、符号(a)に示すような記述である。例えば、「j−net」というプロバイダのカスタマイズ基本ファイルのフォームに対して上述のフォームカスタマイズ処理が行われると、図31に示すように、フォーム内の記述が置き換わる(符号(b))。また、他のプロバイダである「big−net」というプロバイダであれば、図32の符号(c)に示すように変換され、「dio」というプロバイダである場合は、図33符号(d)に示すように変換される。
【0066】
また、置き換えファイルの置き換え処理および埋め込み文字列置き換え処理が行われる前のカスタマイズ基本ファイルは、例えば、図34に示すような画面である。この図において、符号(a)〜符号(d)のカスタマイズ部分には、仮置き換えファイルの画像として、「TEST」という文字を含んだ画像が仮に設定されている。また、符号(e)に示す部分には、埋め込み文字列が置き換わる前の変数が設定されている。
画像の置き換え処理および埋め込み文字列置き換え処理が行われると、各プロバイダのカスタマイズされたカスタマイズ基本ファイルは、図35、図36、図37のように符号(a)〜符号(e)に示す部分に各プロバイダの情報に置き換えられる。図35、図36においては、符号(a)に示すカスタマイズ部分には、特に情報が設定されていない。一方、図37に示すプロバイダのカスタマイズ基本ファイルは、符号(a)に示す部分にプロバイダのロゴが掲載されている。
【0067】
なお、上述した実施形態においては、プロバイダに固有の情報が画像又は文字情報である場合について説明したが、プロバイダに固有の情報として音声情報を設定するようにしてもよい。これにより、プロバイダの要望に広く応えることができる。
【0068】
また、図1におけるカスタマイズ用サーバ100の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発明で実現する処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0069】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
【0070】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、コンテンツ提供者から提供されるコンテンツに各プロバイダに固有の情報を一括してコンテンツ内に設定するようにしたので、プロバイダ毎に、コンテンツ内にプロバイダに固有の情報を設定するという、作業者にとっての負担を軽減させることができるとともに、プロバイダに固有の情報の設定内容を変更する場合においても、変更内容を誤って設定する可能性を低減させることができる効果が得られる。
【0072】
また、本発明によれば、カスタマイズ基本ファイルは、プロバイダに固有の情報を設定する所定の形式に基づいて生成されるので、各プロバイダが提供するプロバイダに固有の情報を所定の形式に従ってカスタマイズ基本ファイルにプロバイダに固有の情報を設定することができ、これにより、プロバイダに固有の情報の内容が変更される場合においても、コンテンツ提供者は、コンテンツの内容を変更する手間を省くことができ、時間的にも人員的にもロスを低減させることができる効果が得られる。
【0073】
また、本発明によれば、プロバイダに固有の情報としてコンテンツ提供時に発生する課金処理を行う支払先となるプロバイダを特定するための識別情報を含むようにしたので、1つのコンテンツを複数のプロバイダに提供する場合においても、コンテンツの対価を回収する場合に対価の支払先となるプロバイダを正確に特定して課金を行うことができる。
【0074】
上記構成によれば、文字情報、画像情報、音声情報のうち少なくとも1つの情報を含むようにしたので、より価値のあるコンテンツをプロバイダ毎に生成することができ、また、プロバイダの要望にも幅広く応えることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による個別情報生成装置を適用したコンテンツ流通システムの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 テンプレートの一例を示す図面である。
【図3】 カスタマイズ部分に設定されるファイル名の一例を示す図面である。
【図4】 認証要求がなされた場合における画面の一例を示す図面である。
【図5】 認証処理が完了したことを示すメッセージと共通メニューが出力される場合の画面の一例を示す図面である。
【図6】 コンテンツ基本情報設定の画面の一例を示す図面である。
【図7】 トップページカスタマイズ設定の画面の一例を示す図面である。
【図8】 コンテンツのジャンルを選択する場合について説明するための図面である。
【図9】 フォームカスタマイズ設定の画面の一例を示す図面である。
【図10】 フォームとして設定されるパラメータの一例を示す図面である。
【図11】 プロバイダの各カテゴリ別にカスタマイズの設定内容を確認する場合について説明するための図面である。
【図12】 カスタマイズなお酔うの確認画面の一例を示す図面である。
【図13】 定数と置き換えられる内容の関係を示す図面である。
【図14】 置き換えファイルのファイル名の一例を示す図面である。
【図15】 入稿用記憶部220のディレクトリの構造の一例を示す図面である。
【図16】 カスタマイズ処理を行うカスタマイズファイル選択画面の一例を示す図面である。
【図17】 カスタマイズ処理が行われた後のカスタマイズ処理結果を示す画面の一例である。
【図18】 カスタマイズページ確認画面の一例を示す図面である。
【図19】 アップデート処理を行う対象のコンテンツ種別を選択するメニュー画面の一例を示す図面である
【図20】 アップデート設定を行う場合について説明するための図面である。
【図21】 アップデート設定を行う場合について説明するための図面である。
【図22】 アップデートの内容確認について説明するための図面である。
【図23】 アップデート処理内容を示す画面の一例を示す図面である。
【図24】 アップデート処理確認詳細として処理結果が表示される画面の一例を示す図面である。
【図25】 カスタマイズ処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図26】 画像の置き換え処理について説明するためのフローチャートである。
【図27】 アカウント設定ファイルについて説明するための図面である。
【図28】 埋め込み文字列置き換え処理について説明するためのフローチャートである。
【図29】 フォームカスタマイズ処理について説明するためのフローチャートである。
【図30】 フォームカスタマイズ処理が行われる以前のフォームの一例を示す図面である。
【図31】 フォームカスタマイズ処理によってフォーム内の記述が置き換わる場合の一例を示す図面である
【図32】 フォームカスタマイズ処理によってフォーム内の記述が置き換わる場合の一例を示す図面である
【図33】 フォームカスタマイズ処理によってフォーム内の記述が置き換わる場合の一例を示す図面である。
【図34】 画像の置き換え処理および埋め込み文字列置き換え処理が行われる前のコンテンツの一例を示す図面である。
【図35】 画像の置き換え処理および埋め込み文字列置き換え処理が行われた後のコンテンツの一例を示す図面である。
【図36】 画像の置き換え処理および埋め込み文字列置き換え処理が行われた後のコンテンツの一例を示す図面である。
【図37】 画像の置き換え処理および埋め込み文字列置き換え処理が行われた後のコンテンツの一例を示す図面である。
【符号の説明】
100 カスタマイズ用サーバ
100−1 作業端末
110 カスタマイズ情報記憶装置
130 プロバイダのサーバ
151 コンテンツプロバイダの端末
200 コンテンツ記憶部
210 公開用コンテンツ記憶部
220 入稿用記憶部
300 公開サーバ
310 入稿サーバ
350 ネットワーク
400−1、400−m ユーザ端末

Claims (8)

  1. コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置であって、
    前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダのプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成する個別情報生成手段と、
    前記個別情報生成手段が生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶する公開用コンテンツ記憶部と
    を有することを特徴とする個別情報生成装置。
  2. 前記各プロバイダ間において共通となるコンテンツをカスタマイズ基本ファイルとして記憶する入稿用記憶部と、
    前記プロバイダ毎のプロバイダに固有の情報を記憶するカスタマイズ情報記憶装置と、
    を具備し、
    前記個別情報生成手段は、前記入稿用記憶部に記憶されるカスタマイズ基本ファイルに前記カスタマイズ情報記憶装置に記憶されるプロバイダに固有の情報を設定して個別情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の個別情報生成装置。
  3. 前記カスタマイズ基本ファイルは、前記プロバイダに固有の情報を設定する所定の形式に基づいて生成されることを特徴とする請求項2に記載の個別情報生成装置。
  4. 前記プロバイダに固有の情報は、コンテンツ提供時に発生する課金処理を行う支払先となるプロバイダを特定するための識別情報が含まれることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の個別情報生成装置。
  5. 前記プロバイダに固有の情報は、前記プロバイダに関する文字情報、画像情報、音声情報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の個別情報生成装置。
  6. コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置における個別情報生成方法であって、
    前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダのプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成し、
    前記生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶することを特徴とする個別情報生成方法。
  7. コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置における個別情報生成プログラムであって、
    前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダの前記プロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成するステップと、
    前記生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶するステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする個別情報生成プログラム。
  8. コンテンツを提供するコンテンツ提供者の端末と、ネットワークを介して相互に接続され、コンテンツの流通に用いられる個別情報生成装置における個別情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンテンツ提供者の端末から送信されるコンテンツに、ユーザにサービスを提供するプロバイダのうち、該コンテンツ毎に選択された少なくとも一つ以上のプロバイダのプロバイダに固有の情報である、該コンテンツについてプロバイダ毎に設定されたカスタマイズパターンと該コンテンツに設定された背景の色とに応じた置き換えファイルを付加して、プロバイダ毎に異なる個別情報を生成するステップと、
    前記生成した個別情報を、該個別情報のプロバイダに対応した領域に記憶するステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする個別情報生成プログラムを記録した記録媒体。
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