JP4237894B2 - デンタルフロス - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C15/00Devices for cleaning between the teeth
    • A61C15/04Dental floss; Floss holders
    • A61C15/046Flossing tools

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、歯間清掃具であるデンタルフロスの新規な形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のデンタルフロスは、図4に示すように、柄10の先端に二股に分かれたコ字状のフロス保持部11を形成し、フロス保持部11の間にフロス12を張設したことを基本形状とするものである。また従来は、デンタルフロスの付加価値を高めるために、柄10の先端をテーパ状に形成して楊枝と兼用としたり、また柄10の先端にブラシを植毛して歯ブラシと兼用としたり、さらにはフロス12の張り替えを容易にしたり、その張り度を調節できる構成を付属するといった工夫を施したものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、デンタルフロスに要求される最も重要な機能は、なにより歯間の清掃性を高めることである。このためには、前歯はもちろん、奥歯であってもフロス12を歯間に挿入しやすく、また柄10の操作性も良好でなければならない。
【0004】
しかし、上記従来のデンタルフロスは、フロス保持部11が両先端11a・11bとも同じ長さであり、しかも当該長さはフロス12を歯間の最も歯茎寄りに挿入したときに連結部13が歯と干渉しない長さに設定されるため、フロス保持部11が全体として大きくなる。このため、顎の開きが小さく口腔空間が狭小な箇所、即ち奥歯にフロス12を挿入することが困難であった。また、奥歯をブラッシングする際も、フロス保持部11が舌や内頬に当たるなど、十分なストロークを確保し難いといった課題があった。つまり、従来のデンタルフロスは奥歯の清掃性への配慮を欠いたものであった。
【0005】
さらに、従来のデンタルフロスは、柄10が細い棒状であったため、指の力が入りにくく、また不用意な回転を伴うなど、特に清掃しにくい奥歯での操作性の低下は顕著であった。また、柄10が撓みやすく、撓んだ状態での清掃効果は必ずしも十分なものとはいえなかったのである。
【0006】
この点、本発明は、デンタルフロスの付加価値を高めるための付属構成を完全に否定するものではないが、上述したデンタルフロスの基本機能、即ち清掃性及び操作性を高めることを最大の目的とし、より好ましくは廉価で購入しやすいデンタルフロスを消費者に提供することを目的とするものである。
【0007】
なお、従来のデンタルフロスには、図に示したフロス12と柄10が平行としたものの他に、図に示すように、フロス12が柄10に対して直交するようにフロス保持部11を形成した、いわゆるY字型のものがあるが、このY字型のものも上記従来の課題を払拭するものではなく、むしろ構造上、手首の左右動作によってブラッシングを行うといった不便を伴うものであるから、フロス12と柄10がこのような関係にある構造は本発明の予定するところではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そして上述した目的を達成するために本発明が講じた手段は、フロスを張設する二股状のフロス保持部の一方を他方より長く突成すると共に、前記フロス保持部の先端間にフロスを張設したことである。この手段によれば、フロスとフロス保持部で三角形が形成され、その頂点、即ちフロスと突成側フロス保持部のなす角は鋭角となるため、狭小な箇所への挿入および清掃が容易且つ確実となる。
【0009】
また、フロス保持部を板状のツマミ部の幅方向両端部からツマミ部の長手方向に沿う方向に一体的に延成し、ツマミ部と同幅とするという手段を用いた。板状のツマミ部は指の力が入りやすく、また回転することがない。
【0010】
さらに、ツマミ部にフック等に掛止可能な透孔を貫設し、保管の容易性を考慮した。また、透孔を設けた分、使用材料を減らすことができる。
【0011】
さらに請求項では、突成側フロス保持部の外面に、その長手方向と直交する向きにのこぎり状の刃を設けるという手段を用いた。この手段によるのこぎり状の刃は、デンタルフロスのデザイン性および審美性を高めると共に、指抑えとして機能し、その摩擦力によりブラッシング時における指の滑りが防止される。なお、刃の先端は指等を傷付けない形状とすることはもちろんである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は本発明の一実施形態であり、板状のツマミ部1とフロス2の保持部3をプラスチックにより一体成形したものである。図中、4は、ツマミ部1に形成した透孔であり、不使用時にデンタルフロスをフック等に引っ掛けるためのものである。
【0013】
フロス保持部3はフロス2を張設するために二股状に形成されるも、本実施形態ではその一方3aを他方3bよりも長く突成している。これに対してフロス2は、突成側フロス保持部3aとのなす角度が鋭角となるようにフロス保持部3の先端間に張設されている。また、本実施形態の場合、フロス2は図2に示すように、ツマミ部1とフロス保持部3の一体成形時において、フロス保持部3に埋設して固定されている。ただし、フロス2の張設方法はこれに限らず、フロス保持部3に切り溝を形成し、これにフロス2を交換可能に係止するなど、従来公知の技術を採用することができる。
【0014】
ここで本実施形態のデンタルフロスの一例として挙げる寸法は、厚さ2mmのツマミ部1の後端に半径13mmの円弧部5を設け、当該円弧部の中心から52mmのところに突成側フロス保持部3aの先端を、また27.75mmのところに他方のフロス保持部3bの先端をそれぞれ位置させたものである。また、各フロス保持部3a・3bの幅はそれぞれ5.5mmであって、フロス保持部3の根元には楕円弧を形成している。特に突成側フロス保持部3aにあっては内側に40度の傾きをもった屈曲部6を延成し、口腔内の保護を図っている。そして、フロス2は突成側フロス保持部3aと30度の角度をなすように張設している。透孔4は半径7mmで、上記円弧部5と同心に形成している。なお、上記数値はあくまでも一例であって、本発明のデンタルフロスを当該寸法に限定する必要はないことはもちろんである。
【0015】
上記構成のデンタルフロスによれば、下側の歯であればフロス2を下向きに、また上側の歯であればフロス2を上向きにして使用することはもちろんであるが、特に狭小な空間の奥歯側であっても、フロス2は突成側フロス保持部3aの先端から漸次拡開するように張設され、これにより形成される三角形の頂点は鋭角であるため、当該鋭角部分を容易に奥歯側に挿入することができる。また清掃時においても、他方のフロス保持部3bはその長さが短く奥まっているため、これと舌や内頬、他の歯と干渉することがなく、十分なストロークが確保される。これは前歯の清掃時でも同様である。さらにフロス2を段違いのフロス保持部3に斜めに張設した分、従来のように同じ長さのフロス保持部3に対してフロス2を水平に張設した場合と比較して、フロス2の長さが長くなるため、ストローク長を大きく保たつことができる。
【0016】
また、ツマミ部1は板状であるため、指の力が入りやすく、その反面、回転や撓みがないため、操作性の安定・向上に資し、確実な清掃が可能となる。さらに、ツマミ部1に貫設した透孔4は、デンタルフロスの不使用時の保管を担保する他、本実施形態に示した程度の大きさとすれば、使用樹脂の減少も顕著で、低コストに寄与する。さらに、透孔4は指の引っかかりともなり、僅かな力でストロークすることができるといった操作性の向上を得ることができる。
【0017】
ところで、上記デンタルフロスの使用方法としては、ツマミ部1をつまむほか、フロス保持部3を親指と人差し指とでつまむ方法がある。そして、後者の場合、突成側フロス保持部3aに力が入りやすいものであるが、そこで図3に示したように、突成側フロス保持部3aの外面に、その長手方向と直交するのこぎり状の刃7を設けることがある。従って、のこぎり状の刃7の摩擦力により清掃時にフロス保持部3をしっかりとつまむことができる。また、のこぎり状の刃7がアクセントとなってデンタルフロスのデザイン性を高めることにも寄与する。
【0018】
なお、使用するフロス2は、使用者の歯間サイズに応じて複数の太さのものを用意することができ、さらにはある程度の幅を有するテープ状のもの使用すれば、清掃効果の向上を期待できる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば極めて簡単な構成でありながら、特に奥歯の歯間を清掃することに従来のものでは得られない優位性があり、その清掃効果は顕著である。また、ツマミ部を板状とすることでデンタルフロスの操作性が安定・向上し、確実な清掃効果に寄与する。また、ツマミ部に設けた貫通孔は保管の容易性、指の引っかかりとして操作性の向上が図られることのみならず、ツマミ部が板状としても貫通孔の分だけ使用材料が減少され、従来のものと価格面で遜色がなく、安価にデンタルフロスを提供することができるといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデンタルフロスの側面図
【図2】同デンタルフロスの斜視図
【図3】他の実施形態に係るデンタルフロスの斜視図
【図4】従来のデンタルフロスを示した側面図
【図5】他の従来例を示した側面図
【符号の説明】
1 ツマミ部
2 フロス
3 フロス保持部
3a 突成側フロス保持部
4 透孔

Claims (3)

  1. 透孔が貫設されてなる板状のツマミ部と、
    一方が他方より長く突出するようにこのツマミ部の幅方向両端部からツマミ部の長手方向に沿う方向に一体的に延成された、ツマミ部と同幅の二股状のフロス保持部と、
    このフロス保持部の先端間に張設されたフロスと
    からなることを特徴とするデンタルフロス。
  2. 突成側フロス保持部の外面に、その長手方向と直交する向きにのこぎり状の刃が設けられた請求項1に記載のデンタルフロス。
  3. 突成側フロス保持部の先端部には、内側に傾きを持った屈曲部が延成された請求項1又は2に記載のデンタルフロス。
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