JP4234957B2 - ズームレンズ、撮像装置および携帯情報端末システム - Google Patents

ズームレンズ、撮像装置および携帯情報端末システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラやスチルビデオカメラに適した、コンパクトなズームレンズ、このズームレンズを使用したカメラ装置等の撮像装置およびこの撮像装置を具備した携帯情報端末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラやスチルビデオカメラに搭載されるズームレンズは、近年高変倍比、広画角および、高解像力化等の要求が高くなると共に、小型、軽量、低コスト化に対応するため、レンズ全長およびレンズ外径の短縮と、構成枚数の低減が必須となっている。
【0003】
このようなズームレンズとして、物体側から順に正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群および正の屈折力を有する第5群からなり、前記第2群を像面側へ移動させることにより、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍を行い、変倍に伴う第2群の移動による像面変動の補正を第4群で行うズームタイプが提案されている。
【0004】
このズームタイプの例として、特開平6−180424号公報、特許第3109342号公報、および特開平9−90221号公報記載の発明がある。これらの発明では、変倍に伴う像面位置変動の補正を第4群の移動で行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来公報に記載された5群構成のズームレンズは、何れの例も第4群は、変倍に伴う像面位置変動の補正を行うためのみに移動しており、変倍にはほとんど寄与しておらず、第2群が変倍作用の大部分を負担している。このため、第2群の変倍のための移動量が大きくなり、第3群に配置されている開口絞りから第1群を遠くに配置しなければならなくなり、第1群の大型化ひいては、ズームレンズ全体が大型化してしまうと言う欠点を有している。
【0006】
そこで本発明はこれらの点を鑑み、4.5倍を越える高変倍比で有りながら、レンズ全長およびレンズ外径が非常に小さく、短焦点距離端の半画角が30°以上と広画角で、かつ高解像力を達成可能なズームレンズ、カメラ装置等の撮像装置。及び携帯情報端末システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のズームレンズは、図1に示すように、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群、および正の屈折力を有する第5群を順次有し、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際して、第2群が第3群へ向かって移動するとともに、第4群が第3群側に向かって移動することにより変倍を行い、第2群と第4群の移動による像面変動の補正を第5群で行い、短焦点距離端の半画角が30度以上のズームレンズにおいて、長焦点距離端のレンズ第1面から結像面までの距離をΣd、短焦点距離端の全系の合成焦点距離をfw、長焦点距離端の全系の合成焦点距離をft、第1群の合成焦点距離をf1、第1群及び第2群の長焦点距離端の合成焦点距離をf12tとした場合、下記条件を満足することを特徴とする。
(1) 1.6<Σd/(ft−fw)<2.2
(2) −1.635≦ f12t/f1 ≦−1.324
【0008】
この請求項1の発明では、変倍を行うために第4群も変倍機能を負担させ、変倍に伴う像面移動は、第5群を移動させ補正を行う。このことにより、第2群の移動量を小さく抑え、第1群の開口絞りからの距離を近づけることが可能となり、第1群のレンズ外径を小さくできると共に、ズームレンズ全体の大きさを小さくすることが出来、更に第5群を移動させることにより、性能向上させるための自由度が増加し、高性能化が達成可能である。
【0009】
条件式(1)は、ズームレンズ全体の大きさを規定するもので、上限を越えるとズームレンズの全長が長くなり、第1群のレンズ外径が大きくなり、コストが大幅に上がると共に、ズームレンズを使用するカメラ装置が大型化してしまう。下限を越えると各群のパワーが強くなりすぎ、良好な結像性能を得られなくなる。これに対して、上記条件式(1)の範囲を満足することで高性能化が達成される。
条件式(2)記載のf 12 t/f 1 は、長焦点距離端の第2群の倍率を表しており、ズームレンズ全体の小型化を達成するためこの条件を満足することが望ましい。上限を越えると、第2群の変倍への寄与が小さくなり過ぎるため、変倍時の入射瞳の変化が小さくなり、開口絞りの径を固定した場合、短焦点距離端に対する長焦点距離端のFナンバの変化が大きくなる。下限を越えると第4群の変倍への寄与が小さくなり過ぎるため、第1群のパワーが強くなり過ぎ、第1群での収差の発生が過剰に大きくなり、良好な結像性能を得られなくなる。
なお、本条件式において、更なる小型化と高性能化を達成するためには、条件式のパラメータが下記の範囲を満足していることが望ましい。
(2−2) −1.7<f 12 t/f 1 <−1 .
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載のズームレンズにおいて、第1群が固定群であることを特徴とする。この固定群とは第1群がズーミング及び一部のレンズを移動する(即ち全体繰り出しではない)フォーカシングに対して移動しないレンズ群のことである。請求項1記載のズームレンズにおいて、移動群をより簡単な機構で実現するために、第1群は、移動しない構成とすることが望ましい。第1群は、本発明のズームレンズ内で最もレンズ外径が大きくなり、これに伴い重量も重くなるため、第1群を移動させるためには、機構の簡略化や省電力化が達成できなくなる。また、第1群でフォーカシングを行うと、第1群を繰り出すことで近距離の撮影距離において、周辺光量が著しく低下し、これを確保するためには、第1群が非常に大型化してしまう。請求項2のような構成とすると、当然のことながら、全ズーム域におけるレンズ第1面から結像面までの距離は一定となる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1〜2の何れかに記載のズームレンズにおいて、開口絞りは第3群の近傍に配置する事が出来、特に第3群の最も第2群側に配置することが望ましい。更に、開口絞りを含む第3群を移動させないことを特徴とする。
【0012】
開口絞りの位置には、シャッタが設けられることが一般的であり、シャッタを移動させると機構が煩雑となり、好ましくない。更にシャッタを移動させるとシャッタの駆動時の振動がレンズユニットの他の部分へ伝わりやすく、像ぶれなどの性能劣化の要因となる。このため、シャッタを含む第3群は、移動させないことが望ましい。
【0013】
請求項1〜3の何れかに記載のズームレンズにおいて、撮影距離を変更した場合のピント合わせ、所謂フォーカシングは、レンズ全体を繰り出す全体繰り出しや、CCDなどの受光素子などを移動させる方法や、第1群以外の群を移動させる所謂インナーフォーカスでも行うことが出来る。
請求項4の発明は、インナーフォーカスを行う群を第5群とすることを特徴とする。同じ撮影距離におけるフォーカス群の繰り出し量は、短焦点距離端で小さく、長焦点距離端に近づくにつれて大きくなる。本発明のズームレンズにおいては、第4群と第5群との間隔は、短焦点距離端で小さく長焦点距離端で大きくなる。
【0014】
このため、フォーカシングによる第5群の移動のためのスペースがどのズーム点においても第4群と干渉せず確保可能である。更に、第5群で変倍に伴う像面移動の補正を行う構成となっているため、像面補正とフォーカシングのための移動機構と制御機構とを共通化できるという利点がある。
【0015】
請求項1〜4の何れかに記載のズームレンズは、例えば液晶プロジェクタ等における投影用のズームレンズとして使用することが出来る。このような光学系に使用する場合は、第5群側に物体(液晶)を配置し、第1群側からの射出光を例えばスクリーン(像面)等に拡大投影して使用する。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかに記載のズームレンズにおいて、該ズームレンズが第1群を物体側とした撮影用ズームレンズであることを特徴とする。第1群の第1面を物体側とする事で、被写体を例えばCCD等の受光素子上に縮小結像する事で、良好な結像性能が得られる。
【0018】
請求項の発明は、請求項1〜の何れかに記載のズームレンズにおいて、短焦点距離端の第1群と第2群との間隔をd1w
、長焦点距離端の第1群と第2群との間隔をd1t 、短焦点距離端の第3群と第4群との間隔をd3w 、長焦点距離端の第3群と第4群との間隔をd3t
とした場合、条件式
(3) 0.3<(d3w−d3t)/(d1t−d1w) <0.8
を満足することを特徴とする。
【0019】
条件式(3)は、変倍における第4群の移動量と第2群の移動量との割合を規定するものである。本発明のズームレンズを小型化するためには、第4群の移動量をある程度大きくする必要がある。下限を越えると、条件式(3)の分母(第2群の移動量)が大きくなるか、分子(第4群の移動量)が小さくなることとなり、第4群の変倍機能の分担が小さくなり、レンズの小型化を達成できなくなる。逆に上限を越えると、第4群の移動量が大きくなり、変倍に対する第4群の機能が大きく、第2群の変倍機能への分担が小さくなってしまい、良好な変倍を行うことが困難となり、結像性能の劣化の要因となる。
なお、本条件式において、更なる小型化と高性能化を達成するためには、条件式のパラメータが下記の範囲を満足していることが望ましい。
(3−2) 0.4<(d3w−d3t)/(d1t−d1w)<0.7
【0020】
請求項の発明は、請求項1〜の何れかに記載のズームレンズにおいて、第1群と第2群とがそれぞれ3枚のレンズで構成され、第4群が4枚のレンズで構成され、第5群が1枚のレンズで構成され、少なくとも第2群から第5群のそれぞれに非球面を1面以上有していることを特徴とする。高性能なズームレンズを得るためには、各収差を小さく抑える必要がある。各収差を良好に補正するためには、レンズの構成枚数をある程度増加させ、各レンズでの収差の発生を小さく抑える必要がある。しかし、レンズの構成枚数が多くなると、各群が厚くなり、ズームレンズ全体の小型化を達成できなくなると共に、機構も複雑となりコストアップの要因となる。
【0021】
そこで、本発明のズームレンズは、第1群と第2群とをそれぞれ3枚という比較的少ないレンズ枚数とし、第4群は、群内における各レンズの偏心による結像性能劣化の影響を小さくするため、4枚構成とする。また、第5群は、1枚のレンズで構成する。第5群は、像面補正やフォーカシングのために移動するときに、レンズの構成枚数が少ないと軽量であるため少ないエネルギーで移動可能とする事が出来る。このように少ないレンズの構成枚数で、結像性能を良好に保つため、少なくとも第2群から第5群のそれぞれに非球面を1面以上有することが望ましい。
【0039】
請求項の発明は、長焦点距離端の開口絞り径を短焦点距離端の開口絞り径に対して大きくしたことを特徴とする。
近年記録画像の高画質化を達成するため、CCDの高密度化が大幅に進み、総画素数が300万画素から400万画素の物が具現化されている。高密度化とCCDの小型化を両立させるために、CCDの一画素の大きさは小型化され、例えば1/2.7型で400万画素のCCDの一画素の大きさは、2.8μm程度と非常に小さくなる。このような画素サイズが小さいCCDに使用するズームレンズとしては、評価周波数が180本/mmと言う非常な高周波数で良好な結像性能を有する必要がある。この時レンズのFナンバが暗くなると回折の影響により、レンズ系に収差が無い場合でも、結像性能が劣化してしまうと言う問題がある。本ズームレンズは、第2群と第4群の変倍に対する寄与を適切に配分することにより、短焦点距離端に対する長焦点距離端のFナンバ変化は小さく抑えることが出来ている。しかし、例えば評価周波数が180本/mmを越える高い周波数でより長焦点距離端の性能を向上させるためには、長焦点距離端のFナンバがより明るくなることが望ましい。そこで、長焦点距離端の明るさを明るくするために、長焦点距離端の開口絞りの径を短焦点距離端に対して大きくする。
【0040】
なお、本発明において、より小型、コンパクトなレンズを達成するためには、第4群の構成枚数を4枚とし、条件式のパラメータが下記の範囲を満足していることが望ましい。
(4−2) 2.25<Σd/(Z×y')<2.9
(5−2) 0.8<-f2/fW<1.45
【0041】
請求項1〜の何れかに記載のズームレンズは、例えば液晶プロジェクタ等における投影用のズームレンズとして使用することが出来る。このような光学系に使用する場合は、第5群側を物体(液晶)を配置し、第1群側からの射出光を例えばスクリーン(像面)等に投影して使用する。
【0042】
請求項の発明は、請求項1〜の何れかに記載のズームレンズにおいて、該ズームレンズが第1群を物体側とする撮影用ズームレンズであることを特徴としている。第1群の第1面を物体側とすることで、被写体を例えばCCD等の受光素子上に縮小結像することで、良好な結像性能が得られる。
【0043】
請求項10の発明は、請求項に記載のズームレンズを撮影用ズームレンズとして使用することを特徴とする撮像装置である。
請求項11の発明は、請求項10に記載の撮像装置において、撮影画像をデジタル情報に変換する手段を有することを特徴としている。
カメラ装置等の撮像装置は、被写体の像を本発明のズームレンズを介して、記録するもので、記録媒体としてフィルムを使用する所謂銀塩カメラや請求項21の発明のように、CCDなどの受光素子に結像させ、被写体の情報をデジタル情報として記録する所謂デジタルカメラやデジタルビデオに適用する事で、非常にコンパクトで高変倍、高画質、かつ省電力なカメラ装置が得られる。
【0044】
請求項12の発明は、請求項10〜11の何れかに記載の撮像装置において、ズームレンズによる被写体の像を受光する受光素子が300万画素以上の画素数を有していることを特徴とする。受光素子の画素数は、画素数が増加すればそれだけ被写体像の記録密度を向上することが可能となり、300万画素以上を有することで、プリンタにより本発明の撮像装置で記録した被写体像を出力しても、従来の銀塩カメラでの出力と同程度以上の品質のアウトプットが得られる。
【0045】
請求項13の発明は、請求項10〜12の何れかに記載の撮像装置を使用したことを特徴とする携帯情報端末システムである。携帯情報端末システムは、図26に示すようにカメラシステムに加えて、カメラシステムで記録したデータを例えば通信を介して送信する通信用I/F14を有している。
このような携帯情報端末システムにおいて、請求項10〜12の何れかに記載の撮像装置を使用することにより、携帯情報端末システムを非常に小型にでき、高品質な記録データが得られる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るズームレンズの各ズームポジションにおけるレンズ群の位置関係を示す図(図1では一例として数値実施例8の構成を示す)、図2は同ズームレンズの変倍を説明するための図である。図3は本発明の数値実施例1のズームレンズの構成を示す断面図、図4は本発明の数値実施例2のズームレンズの構成を示す断面図、図5は本発明の数値実施例3のズームレンズの構成を示す断面図、図6は本発明の数値実施例4のズームレンズの構成を示す断面図、図7は本発明の数値実施例5のズームレンズの構成を示す断面図、図8は本発明の数値実施例6のズームレンズの構成を示す断面図、図9は本発明の数値実施例7のズームレンズの構成を示す断面図、図10は本発明の数値実施例8のズームレンズの構成を示す断面図、図11は本発明の数値実施例9のズームレンズの構成を示す断面図、図12は本発明の数値実施例10のズームレンズの構成を示す断面図、図13は本発明の数値実施例11のズームレンズの構成を示す断面図である。なお、図3から図13において、符号FIはフィルタ、符号CはCCDカバーグラス、符号Kは結像面である。
【0047】
本発明の数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、正の屈折力を有する第1群G1、負の屈折力を有する第2群G2、正の屈折力を有する第3群G3、正の屈折力を有する第4群G4、および正の屈折力を有する第5群G5を順次有し、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に対して、第2群G2が第3群G3へ向かって移動するとともに、第4群G4が第3群G3側に向かって移動することにより変倍を行い、第2群G2と第4群G4の移動による像面変動の補正を第5群G5で行い、長焦点距離端のレンズ第1面から結像面Kまでの距離をΣd、短焦点距離端の全系の合成焦点距離をfw、長焦点距離端の全系の合成焦点距離をftとしたとき、下記の条件式、
. <Σd/(ft−fw)<2.2
を満足している。
【0048】
数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第1群G1が固定群である。
また、数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第3群G3の最も第2群G2側に開口絞りSを有し、第3群G3および開口絞りSが固定群を構成している。
【0049】
数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第5群G5がフォーカシング用の移動群である。
また、数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第1群G1を物体側とする撮影用ズームレンズである。
また、数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第5群G5側の結像面Kの位置に物体(液晶)を配置し、第1群G1側からの射出光を例えばスクリーン(像面)等に拡大投影して使用することにより、例えば液晶プロジェクタ等における投影用のズームレンズとして使用することもできる。
【0050】
数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第1群G1の合成焦点距離をf1、第1群G1及び第2群G2の長焦点距離端の合成焦点距離をf12tとしたとき、下記の条件式、
−1.8 < f12t/f1 < −1.1
を満足している。
【0051】
数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第1群G1と第2群G2との短焦点距離端の間隔をd1w、第1群G1と第2群G2との長焦点距離端の間隔をd1t、第3群G3と第4群G4との短焦点距離端の間隔をd3w、第3群G3と第4群G4との長焦点距離端の間隔をd3tとしたとき、下記の条件式、
0.3<(d3w−d3t)/(d1t−d1w)<0.8
を満足している。
【0052】
数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、第1群G1が3枚のレンズ(第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3)で構成され、第2群G2も3枚のレンズ(第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6)で構成され、第3群G3が1枚のレンズ(第7レンズL7)で構成され、第4群G4が4枚のレンズ(第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10、第11レンズL11)で構成され、第5群G5が1枚のレンズ(第12レンズL12)で構成され、少なくとも第2群G2から第5群G5のそれぞれに非球面を1面以上有している。
【0053】
数値実施例1から数値実施例9に係るズームレンズは、短焦点距離端の開口絞りSの径に対して、長焦点距離端の開口絞り径の方を大きくすることができる。この場合、例えば、開口絞り径をズーミング機構と連動させることができる。
【0054】
次に本発明のズームレンズの数値実施例を以下に示す。
但し、
R :各面の曲率半径(非球面にあっては近軸曲率半径)
D :面間隔
Nd :d線に対する屈折率
Vd :d線に対するアッベ数
f :全系の合成焦点距離
F :Fナンバ
ω :半画角
y' :像高
Wide:短焦点距離端
Mean:中間焦点距離
Tele:長焦点距離端
【0055】
また、非球面は下式で表す。
X=〔{(1/R)×Y2 }/{1+SQRT(1−(1+K)×(Y/R)2 )}〕+A4×Y4 +A6×Y6 +A8×Y8 +A10×Y10
【0056】
ここで、
X :光軸から高さYにおける非球面の非球面頂点における接平面からの距離
Y :光軸からの高さ
R :非球面の近軸曲率半径
K :円錐乗数
A4,A6,A8,A10:非球面係数
SQRT :平方根の意味
また、数値実施例の中で、E-XYは10-XYの意味であり、Nは面番号である。
【0057】
図14〜図24に順次数値実施例1〜数値実施例11に関する収差曲線図を示す。これらの収差図において、SAは球面収差、SCは正弦条件であり、実線が球面収差、点線が正弦条件を表す。また、Astは、非点収差であり、実線がサジタル像面、点線がメリディオナル像面を表す。Distは歪曲収差、Comaは、コマ収差である。また、dはd線(587.56nm)、gはg線(435.83nm)を表す。なお、d線(587.56nm)及びg線(435.83nm)を表す各符号は、球面収差及び非点収差については長焦点距離端のみ表示し、コマ収差については短焦点距離端のみ表示した。なお、以下の数値実施例は、像高y'が4.65mmの場合について示した。
【0058】
[数値実施例1]
【0059】
【表1】
Figure 0004234957
【0060】
【表2】
Figure 0004234957
【0061】
【表3】
Figure 0004234957
【0062】
【表4】
Figure 0004234957
【0063】
[数値実施例2]
【0064】
【表5】
Figure 0004234957
【0065】
【表6】
Figure 0004234957
【0066】
【表7】
Figure 0004234957
【0067】
【表8】
Figure 0004234957
【0068】
[数値実施例3]
【0069】
【表9】
Figure 0004234957
【0070】
【表10】
Figure 0004234957
【0071】
【表11】
Figure 0004234957
【0072】
【表12】
Figure 0004234957
【0073】
[数値実施例4]
【0074】
【表13】
Figure 0004234957
【0075】
【表14】
Figure 0004234957
【0076】
【表15】
Figure 0004234957
【0077】
【表16】
Figure 0004234957
【0078】
[数値実施例5]
【0079】
【表17】
Figure 0004234957
【0080】
【表18】
Figure 0004234957
【0081】
【表19】
Figure 0004234957
【0082】
【表20】
Figure 0004234957
【0083】
[数値実施例6]
【0084】
【表21】
Figure 0004234957
【0085】
【表22】
Figure 0004234957
【0086】
【表23】
Figure 0004234957
【0087】
【表24】
Figure 0004234957
【0088】
[数値実施例7]
【0089】
【表25】
Figure 0004234957
【0090】
【表26】
Figure 0004234957
【0091】
【表27】
Figure 0004234957
【0092】
【表28】
Figure 0004234957
【0093】
[数値実施例8]
【0094】
【表29】
Figure 0004234957
【0095】
【表30】
Figure 0004234957
【0096】
【表31】
Figure 0004234957
【0097】
【表32】
Figure 0004234957
【0098】
[数値実施例9]
【0099】
【表33】
Figure 0004234957
【0100】
【表34】
Figure 0004234957
【0101】
【表35】
Figure 0004234957
【0102】
【表36】
Figure 0004234957
【0103】
[数値実施例10]
【0104】
【表37】
Figure 0004234957
【0105】
【表38】
Figure 0004234957
【0106】
【表39】
Figure 0004234957
【0107】
【表40】
Figure 0004234957
【0108】
上記実施例の非球面は、ガラスレンズに薄い樹脂層を設け樹脂層を非球面とする所謂ハイブリッド非球面とガラスレンズの面自体が非球面の所謂ガラス非球面レンズの両方を用いている。当然のことながら、非球面は、非球面効果が得られれば、非球面の種類はどのようなものでも良く、実施例でハイブリッド非球面であるものをガラス非球面に変更することや逆にガラス非球面をハイブリッド非球面に変更することが出来る。
【0109】
下記に上記数値実施例8の第12レンズのハイブリッド非球面をガラス非球面に変更した場合の例を示す。
【0110】
[数値実施例11]
【0111】
【表41】
Figure 0004234957
【0112】
【表42】
Figure 0004234957
【0113】
【表43】
Figure 0004234957
【0114】
【表44】
Figure 0004234957
【0115】
また、全ての非球面をガラス非球面またはハイブリッド非球面で構成することが可能であるのは、言うまでもない。
数値実施例3は、長焦点距離端の開口絞りを短焦点距離端の開口絞りに対して径を大きくして、長焦点距離端のFナンバを小さくした例を示す。
【0116】
どの実施例を見ても、レンズの構成枚数が12枚と少なく、非常にコンパクトなレンズでありながら、短焦点距離端側の半画角が30°以上と広画角で、変倍比が約4.7倍以上と高変倍でありながら、ズーム域全体にわたって、良好な性能を有していることが判る。
【0117】
本発明のズームレンズを使用したデジタルカメラの概念図を図25に示す。
図25に示すように、撮像装置1は、被写体を撮影する撮影ズーム光学系2と撮影ズーム光学系2により結像された像を光電変換する例えばCCD3、CMOSセンサのような撮像素子からなる。また必要に応じて、被写体の撮影範囲を視認するためのファインダ光学系15を有していても良い。
【0118】
撮像装置の制御系の一例を図26に示す。撮影ズーム光学系2は、上述した何れかの実施例のズームレンズである撮影ズームレンズ21とメカ機構22とからなる。メカ機構は、例えばオートフォーカス機構、メカニカルシャッタ機構や、ズームレンズ群間隔を変更するズーム機構などにより、構成されている。
【0119】
光学系により結像された被写体の像は、CCD3上に結像され、CCD3上に配置されたフィルタにより色分解後光電変換され、赤(Red),緑(Green),青(Blue)のアナログ画像信号として出力される。
【0120】
出力されたアナログ信号は、信号処理部4において、相関二重サンプリング回路(CDS回路)で画像信号のノイズ低減と、オートゲイン回路(AGC回路)で画像信号レベルの調整等が行われる。
【0121】
画像処理を通った信号は、A/D変換部5において、アナログ画像データを最適なサンプリング周波数のデジタル画像データに変換する。
デジタル化された画像データは、デジタル信号処理部6において、Red,Greenのゲイン調整を行うホワイトバランス調整や、デジタル画像データを色差と輝度に分離する処理などを行う。
デジタル処理された画像データは、画像メモリ7に一時的に保存される。
【0122】
制御部8は、CPU、ROM、RAM等から構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、RAMを作業領域として、CPUがシステム全体の制御を行う。例えば、モータドライバ9は、制御部8からの制御信号に基づいて、光学系のメカ機構の駆動を行う。また、タイミング制御回路10は、CCD3に対する駆動制御信号の生成や信号処理、A/D変換のタイミング制御を行う。
【0123】
カメラ装置としては、例えば図26に示すように撮像装置1に加えて、例えばフラッシュメモリーカードなどのメディアを使用して、撮影した画像を記録するデータ記録部11を有し、必要に応じてLCD(液晶表示装置)などの撮影範囲を表示する表示装置12などを具備している。
【0124】
また、暗い被写体を撮影するために、ストロボ装置13を具備することも可能であり、光量が不足するような暗い被写体を撮影する場合、ストロボ装置により被写体を照明することで、撮影が可能となる。
【0125】
携帯情報端末システムは、図26に示すようにカメラシステムに加えて、カメラシステムで記録したデータを例えば通信を介して送信する通信用I/F14を有している。このように通信機能を付加させることで、携帯情報端末システムの大幅な小型、軽量、低コスト化かつ省電力を達成することができる。
【0126】
図27は、一眼レフタイプのデジタルカメラの要部構成を示す図である。
図27に示すように、撮影ズーム光学系2は、上記実施例の何れかのズームレンズから構成され、その後方の所定位置には、図示しないフォーカルプレーン形式のシャッタを介してCCD3が配設されている。
【0127】
このシャッタと撮影ズーム光学系2との間には、ミラー16が配設されている。このミラー16は撮影光束と観察光束とを選択的に振り分けるためのものであり、平生は、ミラー16が光軸に対して45°の傾斜を持って支持され、撮影ズーム光学系2を通過する光束をミラー16の反射面によって上方に反射させて観察光束とし、露光時にはミラー16がミラー16aの如く上方に跳ね上げられることによって撮影ズーム光学系2を通過した光束がそのまま直進されてCCD3上に結像する撮影光束となる。
【0128】
ミラー16の上方には、焦点板17が配設され、焦点板17の上方にペンタゴナルダハプリズム(以下、ペンタプリズムという)18の入射面が位置されている。このペンタプリズム18の射出面の後方に接眼レンズ19が設けられ、この接眼レンズ19を通じて正立正像でかつパララックスのない被写体像を観察できるようになっている。
【0129】
また、ミラー16の一部を測距光束分岐用のハーフミラー面とし、ミラー16の後方に周知のオートフォーカス光学系を設けるようにしてもよい。また、CCD3の代わりに銀塩フィルムを配置するようにして銀塩フィルムを用いた一眼レフカメラとしてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、正,負,正,正,正の5群ズームタイプを用いて、第2群と第4群で変倍機能を分担し、第5群で変倍による像面の変動補正とフォーカシングを行うことで、半画角30°以上と広画角で、変倍比4.5倍を越える高変倍で有りながら、非常に軽量コンパクトで高性能なズームレンズが得られる。また、Fナンバの変化を大きくすることなく、良好な結像性能が得られ、ズームレンズ全体の小型化を達成することができる。
【0131】
また、請求項2発明によれば、第1群が移動しないので、第1群が移動する場合より第1群の外径を小さくすることができるとともに、移動機構の簡略化や省電力化を達成することができる。
【0132】
また、請求項3発明によれば、開口絞りを含む第3群を移動しないので、機構が煩雑となることがなく、更にシャッタの駆動時の振動がレンズユニットの他の部分へ伝わりにくく、シャッタの作動による像ぶれなどの性能劣化を防止することができる。
【0133】
また、請求項4発明によれば、第5群でフォーカシングするので、フォーカシングによる第5群の移動のためのスペースがどのズーム点においても第4群と干渉せず確保可能であり、更に、第5群で変倍に伴う像面移動の補正を行う構成となっているため、像面補正とフォーカシングのための移動機構と制御機構とを共通化できるという利点がある。
【0134】
また、請求項5、の発明によれば、第1面を物体側としているので、被写体を受光素子、銀塩フィルム等に縮小結像する事で、良好な結像性能が得られる。
【0136】
また、請求項の発明によれば、第2群と第4群との変倍機能の分担を適切に配分できるので、さらなる小型化と高性能化とを達成することができる。
【0137】
また、請求項の発明によれば、少ないレンズ枚数で各収差を良好に補正することができるとともに、フォーカシングするためのレンズを1枚構成としたので、軽量であるため少ないエネルギーで移動可能とする事が出来る。
【0144】
また、請求項の発明によれば、評価周波数が180本/mmを越える高い周波数でより長焦点距離端の性能を向上させることができる。
【0145】
また、請求項10、11の発明によれば、非常にコンパクトで高変倍、高画質、かつ省電力なカメラ装置が得られる。
【0146】
また、請求項12の発明によれば、プリンタにより被写体像を出力しても、従来の銀塩カメラでの出力と同程度以上の品質のアウトプットが得られる。
【0147】
また、請求項13の発明によれば、携帯情報端末システムを非常に小型にでき、高品質な記録データが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズームレンズの各ズームポジションにおけるレンズ群の位置関係を示す図である。
【図2】同ズームレンズの変倍を説明するための図である。
【図3】本発明の数値実施例1のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図4】本発明の数値実施例2のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図5】本発明の数値実施例3のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図6】本発明の数値実施例4のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図7】本発明の数値実施例5のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図8】本発明の数値実施例6のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図9】本発明の数値実施例7のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図10】本発明の数値実施例8のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図11】本発明の数値実施例9のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図12】本発明の数値実施例10のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図13】本発明の数値実施例11のズームレンズの構成を示す断面図である。
【図14】本発明の数値実施例1の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図15】本発明の数値実施例2の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図16】本発明の数値実施例3の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図17】本発明の数値実施例4の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図18】本発明の数値実施例5の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図19】本発明の数値実施例6の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図20】本発明の数値実施例7の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図21】本発明の数値実施例8の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図22】本発明の数値実施例9の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図23】本発明の数値実施例10の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図24】本発明の数値実施例11の各ズームポジションにおける収差曲線図である。
【図25】本発明のズームレンズを使用したデジタルカメラの概念図である。
【図26】図25のデジタルカメラに備える撮像装置の制御系の一例を示すブロック図である。
【図27】本発明のズームレンズを使用した一眼レフタイプのデジタルカメラの概念図である。
【符号の説明】
G1 第1群
G2 第2群
G3 第3群
G4 第4群
G5 第5群
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L7 第7レンズ
L8 第8レンズ
L9 第9レンズ
L10 第10レンズ
L11 第11レンズ
L12 第12レンズ

Claims (13)

  1. 正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群、および正の屈折力を有する第5群を順次有し、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際して、第2群が第3群へ向かって移動するとともに、第4群が第3群側に向かって移動することにより変倍を行い、第2群と第4群の移動による像面変動の補正を第5群で行い、短焦点距離端の半画角が30度以上のズームレンズにおいて、
    長焦点距離端のレンズ第1面から結像面までの距離をΣd、短焦点距離端の全系の合成焦点距離をfw、長焦点距離端の全系の合成焦点距離をft、第1群の合成焦点距離をf1、第1群及び第2群の長焦点距離端の合成焦点距離をf12tとしたとき、下記の条件式、
    (1) 1.6<Σd/(ft−fw)<2.2
    (2) −1.635≦ f12t/f1 ≦−1.324
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 請求項1に記載のズームレンズにおいて、第1群が固定群であることを特徴とするズームレンズ。
  3. 請求項1〜2の何れかに記載のズームレンズにおいて、第3群の最も第2群側に開口絞りを有し、第3群および開口絞りが固定群を構成することを特徴とするズームレンズ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のズームレンズにおいて、第5群がフォーカシング用の移動群であることを特徴とするズームレンズ。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のズームレンズにおいて、該ズームレンズが第1群を物体側とする撮影用ズームレンズであることを特徴とするズームレンズ。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のズームレンズにおいて、第1群と第2群との短焦点距離端の間隔をd1w、第1群と第2群との長焦点距離端の間隔をd1t、第3群と第4群との短焦点距離端の間隔をd3w、第3群と第4群との長焦点距離端の間隔をd3tとしたとき、下記の条件式、
    0.3 < (d3w−d3t)/(d1t−d1w) < 0.8
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のズームレンズにおいて、第1群と第2群とがそれぞれ3枚のレンズで構成され、第4群が4枚のレンズで構成され、第5群が1枚のレンズで構成され、少なくとも第2群から第5群のそれぞれに非球面を1面以上有していることを特徴とするズームレンズ。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のズームレンズにおいて、短焦点距離端の開口絞り径に対して、長焦点距離端の開口絞り径の方が大きいことを特徴とするズームレンズ。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載のズームレンズにおいて、該ズームレンズが第1群を物体側とする撮影用ズームレンズであることを特徴とするズームレンズ。
  10. 請求項9に記載のズームレンズを備えていることを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項10に記載の撮像装置において、撮影画像をデジタル情報に変換する手段を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項10〜11の何れかに記載の撮像装置において、ズームレンズによる像を受光する受光素子が300万画素以上の画素数を有していることを特徴とする撮像装置。
  13. 請求項10〜12の何れかに記載の撮像装置を用いたことを特徴とする携帯情報端末システム。
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