JP4230707B2

JP4230707B2 - Hair iron

Info

Publication number: JP4230707B2
Application number: JP2002052118A
Authority: JP
Inventors: 孝向井
Original assignee: 孝向井
Priority date: 2002-02-27
Filing date: 2002-02-27
Publication date: 2009-02-25
Anticipated expiration: 2022-02-27
Also published as: KR20030071452A; KR100833087B1; JP2003250627A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪にストレートパーマ又はパーマネントウェーブをかけるため等に供するヘアーアイロンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のヘアーアイロンとしては、例えば図８に示すようなものがある（特開２００１−１３７０３８参照）。図８（ａ）はヘアーアイロンの全体構成図、図８（ｂ）は内部を示す断面図、図８（ｃ）は狭持動作方向から見た側面図である。
【０００３】
図８（ａ），（ｂ）のように、従来のヘアーアイロン１０１は、アイロン本体１０３に電源コード１０５が接続され、この電源コード１０５の中間部に温度制御装置１０７が接続され、端部に電源プラグ１０９が取り付けられたものである。
【０００４】
前記アイロン本体１０３は、一対の樹脂製の挟持アーム１１１，１１３を備えている。この挟持アーム１１１，１１３は基端側１１５，１１７が相互に回転自在に結合され、先端側１１９，１２１に矯正体１２３，１２５が対向配置されている。
【０００５】
そして、電源プラグ１０９をコンセントに差し込み、温度制御装置１０７によって矯正体１２３，１２５を発熱させ、該矯正体１２３，１２５の挟持動作により毛髪を挟みつつ該毛髪に対して滑らせ、矯正体１２３，１２５の発熱による加温作用を加えることにより毛髪を挟持矯正する。
【０００６】
従って、このようなヘアーアイロンを用いることによって生まれながらの癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直したりすることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のようなヘアーアイロン１０１では、狭持アーム１１１，１１３が図８（ｃ）のように基部側１１５から先端側に渡って同一幅で形成されているため、基部側１１５を把持して施術を行うときに、把持した手が狭持アーム１１，１１３の一側に突出した形態となり、施術中に手が被施術者の頭部に接触し易かった。
【０００８】
特に、ある程度短い髪の被施術者のときは、突出した手が頭部に当たり、施術が困難となるか、相当の施術時間を要してしまうと共に、施術に熟練を要するという問題があった。
【０００９】
本発明は、狭持アームを把持した手が施術者の頭部に接触しにくく、短い髪の被施術者であっても容易に施術することのできるヘアーアイロンの提供を課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、基端側が回転軸によって相互に回転自在に結合され中間部の把持部の把持操作で先端側が挟持動作を行う挟持アームと、前記挟持アームの先端側に対向配置され前記挟持動作で毛髪を加温しながら挟持矯正するための矯正体とを備えたヘアーアイロンにおいて、前記挟持アームの先端側を、前記把持部よりも相互の合わせ方向へ細く形成すると共に挟持動作方向の側面から見て把持部よりも細身に形成して前記把持部に対し前記回転軸の芯方向に沿う毛髪挿通方向の一側へずらし、前記先端側の矯正体厚み方向に湾曲し前記先端側に巻き付けた毛髪に接してカールの癖付けを行うためのカール形成曲面を備えた毛髪挿通方向の一端縁を、前記把持部の毛髪挿通方向端縁よりも前記毛髪挿通方向の一側へ突出形成すると共に、該先端側の他端縁は、前記毛髪挿通方向の一端縁に合わせて毛髪挿通方向で挟持アームの中央側へ入り込んで形成され、前記把持部と、前記挟持アームの先端側との間に、当該把持部よりも肥大した力点部を形成したことを特徴とする。
【００１２】
【発明の効果】
請求項１の発明では、挟持アームの中間部の把持部を把持して操作すると、基端側が回転軸によって相互に回転し、先端側が挟持動作を行う。この挟持動作によって挟持アームの先端側に対向配置された矯正体により毛髪を加温しながら挟持矯正することができる。
【００１６】
また、前記矯正体の毛髪挿通方向の一端縁に、該矯正体の厚み方向に湾曲したカール形成曲面を設けたため、癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直したりすることができるほか、カール形成曲面を用いて、カールの癖付けを行うことができる。
【００１７】
そして、前記挟持アームの先端側を、前記把持部よりも相互の合わせ方向へ細く形成すると共に挟持動作方向の側面から見て把持部よりも細身に形成して前記把持部に対し前記回転軸の芯方向に沿う毛髪挿通方向の一側へずらし、前記先端側に巻き付けた毛髪に接してカールの癖付けを行うための前記カール形成曲面を備えた毛髪挿通方向端縁を、前記把持部の毛髪挿通方向端縁よりも前記毛髪挿通方向の一側へ突出形成すると共に、該先端側の他端縁は、前記毛髪挿通方向の一端縁に合わせて毛髪挿通方向で挟持アームの中央側へ入り込んで形成され、前記把持部と前記挟持アームの先端側との間に、当該把持部よりも肥大した力点部を形成したため、把持部における力点部を把持した状態で前記先端側の毛髪挿通方向の一端縁を前記把持部の毛髪挿通方向端縁よりも被施術者の頭部へより近づけることができる。
【００１８】
従って、施術中に把持部を把持した手が被施術者の頭部に接触しづらく、短い髪の被施術者であっても、癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直し、或いはカールの癖付けを行うことを熟練を要することなく、短時間で、容易に施術することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
図１〜図４は本発明の一実施形態に係るヘアーアイロンを示し、図１は一部を省略した全体斜視図、図２は分割部分を外した状態で一部を断面にした平面図、図３は拡大側面図、図４は平面図、図５は挟持アームを開いた状態の底面図である。
【００２０】
これら図１〜図５のように、ヘアーアイロン１は、電源コード３が接続されたアイロン本体５を備えている。なお電源コード３には、例えば温度制御装置、電源プラグ等が備えられている。
【００２１】
前記アイロン本体５は、一対の挟持アーム７，９と、一対の矯正体１１，１３を備えている。前記挟持アーム７，９は、例えば線膨張係数8.8×１０^−５ｃｍ／ｃｍ／℃のシーポリエステル系エンジニアリングプラスチック等の樹脂製であり、基端側１５，１７が回転軸１９によって相互に回転自在に結合されている。各挟持アーム７，９の中間部には、把持部２１，２３が設けられている。この把持部２１，２３は把持しやすいように図２、図４、図５のように比較的太く形成され、基端側１５，１７とほぼ同一の太さとなっている。
【００２２】
前記把持部２１，２３には、その先端側に傾斜面で形成された力点部２５，２７が設けられている。この力点部２５，２７は、把持部２１，２３を把持したとき親指や人差し指を当てて力を加えるようにするものである。前記力点部２５，２７は、図３の側面から見ると前記把持部２１，２３全体よりも若干肥大して形成され、親指や人差し指を当てやすいようになっている。
【００２３】
前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１は、図２、図４、図５のように、把持部２１，２３よりも相互の合わせ方向へ細く形成されている。
【００２４】
前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１は、前記狭持動作方向の図３の側面から見て前記把持部２１，２３よりも細身に形成されている。この細身の先端側２９，３１は、前記把持部２１，２３に対し毛髪挿通方向の一側へずらして形成されている。前記先端側２９，３１の後述するカール形成曲面を備えた毛髪挿通方向端縁３３を前記把持部２１，２３の毛髪挿通方向端縁３５よりも毛髪挿通方向の一側へ突出形成している。両端縁３３，３５は、傾斜面３７で段差的に連続設定されている。
【００２５】
前記先端側２９，３１の他端縁３９は、前記一端縁３３に合わせて一側へずれて形成され、前記把持部２１，２３の中央側へ入り込んでいる。
【００２６】
かかる挟持アーム７は、中空状に形成されており、図３のように分割線４１によりそれぞれ分割部分４３ａ，４５ａ、分割部分４３ｂ，４５ｂの合わせ構造となっている。これら分割部分４３ａ，４５ａ、分割部分４３ｂ，４５ｂは、先端側２９，３１、把持部２１，２３、基端側１５，１７において締結具である例えばビス４８，４９，５１によって相互に締結結合されている。前記分割部分４３ａ，４３ｂには、先端側２９，３１において締結用の孔４７が貫通形成されている。
【００２７】
前記中空の把持部２１，２３内には、複数の補強リブ５３が設けられている。前記一方の挟持アーム７には、両アーム７，９の対向側に凸部５５が設けられ、他方の挟持アーム９には前記凸部５５が嵌合する凹部５７が設けられている。前記凸部５５は、前記凹部５７の底面に突き当たってストッパの機能を奏するようになっている。
【００２８】
こうして、前記挟持アーム７は、基端側１５，１７が相互に回転自在に結合され、中間部の把持部２１，２３の操作で先端側２９，３１が挟持動作を行う構成となっている。
【００２９】
前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１の断面は、図３のＳＡ−ＳＡ矢視の拡大断面で示す図６のようになっている。また図７は、先端側２９，３１において分割部分４３ａ，４３ｂを取り外し、矯正体１１，１３を断面にして示した要部拡大平面図である。なお、以下の説明では挟持アーム７，９の先端側２９，３１が対称形状となっているため先端側２９を主に説明し、他方の先端側３１は先端側２９の説明を参照する。
【００３０】
前記先端側２９は、図６，図７のように内部に芯材８３を収容する平坦な縦壁面５９，６１及び平坦な底壁面６３を備えている。なお、先端側３１には対称形状の芯材８５が収容されるように、前記平坦な縦壁面５９，６１及び平坦な底壁面６３と同様な面が形成されている。また先端側２９には、前記矯正体１１を他方側に対し進退自在となるように可動支持する矯正体支持穴６５が設けられている。この矯正体支持穴６５に、前記矯正体１１が可動支持されている。
【００３１】
従って、前記矯正体１１，１３は、前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１に対向配置され、前記挟持アーム７，９の挟持動作で毛髪を加温しながら挟持矯正する構成となっている。
【００３２】
前記矯正体１１は、熱板６７と、セラミックヒータ６９と、マグネットプレート７１と、第１ばね７３と、第２ばね７５とからなっている。
【００３３】
前記熱板６７は、アルミ等の軽量で熱伝導率の高い材料により対向側から見て矩形板状に形成され、表面がフッ素コーティングされている。前記熱板６７の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方（本実施形態では双方）に、該熱板６７の厚み方向に湾曲したカール形成曲面６８が設けられている。
【００３４】
前記熱板６７の背後には、収容部７７が一体に設けられ、前記矯正体支持穴６５に対し可動支持され、他方側である矯正体１３に対し進退自在となっている。このような進退自在な支持は、矯正体１３においても同様である。
【００３５】
前記収容部７７の上下壁には、係合片部７９，８１が設けられ、前記熱板６７の一定以上の突出移動を規制するようになっている。前記セラミックヒータ６９、マグネットプレート７１、第１ばね７３は、前記収容部７７内に収容されている。
【００３６】
前記セラミックヒータ６９は、矩形板状を呈し、最高温度約１８０°まで発熱し、前記熱板６７に熱伝導を行うもので、前記電源コード３側に電気的に接続されている。
【００３７】
前記マグネットプレート７１は、１５０００ガウスのネオジウム磁石等により矩形板状に形成され、両矯正体１１，１３相互でＳ極又はＮ極が対峙するように配置されている。
【００３８】
前記第１ばね７３は、板ばねで形成され、前記マグネットプレート７１を収容部７７内で熱板６７背面方向に付勢しセラミックヒータ６９を熱板６７の背面に密着させると共に、マグネットプレート７１を安定支持している。
【００３９】
前記第２ばね７５は、前記収容部７７の後端に支持され、この第２ばね７５は、前記矯正体１１，１３を付勢して矯正体１１，１３相互による挟持状態を弾性的に調節する付勢手段を構成している。前記第２ばね７５は、板ばねで形成され、両端部７５ａ，７５ｂが傾斜設定され、端縁が前記分割部分４３ａ側の突起部に図７左右方向（長手方向）で係合している。
【００４０】
次に、前記ヘアーアイロン１を用いて癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直す場合について説明する。
【００４１】
まず、前記ヘアーアイロン１の使用時には、まず毛髪に第一剤、すなわちチオグリコール酸やシステイン等のメルカプト化合物（還元剤）を主剤とする水溶液にアンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等の塩基性物質を加えてｐＨ６〜１０に調整した液剤を塗布する。この塗布により、毛髪中のケラチン蛋白質に含まれているシスチンのジスルフィド結合が還元されてメルカプト基として切断され、その後、毛髪を水洗し、順次ドライヤ等で乾燥させた後、１４０〜１８０℃に加熱したヘアーアイロン１によりこの髪を直毛に整える。
【００４２】
具体的には、挟持アーム７，９の把持部２１，２３を把持し、力点部２５，２７に親指と人差し指を当てるなどして力を加え、矯正体１１，１３の熱板６７間で毛髪を挟み込む。その後、その状態を維持して挟持アーム７，９を毛先へと滑らせる。これにより、セラミックヒータ６９により熱せられた熱板６７間で挟まれた毛髪が加熱されながら伸ばされる。
【００４３】
このとき毛髪はＳ極を対峙させたマグネットプレート７１間を所定の速度で移動するため、フレミングの右手の法則により還元エネルギが発生する。このエネルギは磁極の電子が右回転するマグネットプレート７１のＳ極から発生し、第一液の還元作用を促進させることになる。しかも、毛髪の表層部を形成するキューティクルを閉じる働きもする。キューティクルが閉じると、紫外線が毛髪の内部に入り込もうとするのを遮断し、毛髪が紫外線により損傷するのを防ぐことができる。
【００４４】
またこの還元のエネルギにより、第一液の水のクラスタが小さくなる。このクラスタが小さくなることで、第一液の毛髪への浸透性が高まる。よって、さらに第一液の還元作用が促進される。その結果、毛髪が損傷する恐れを伴う施術時間を短くすることができ、毛髪の傷みも抑制することができる。
【００４５】
なお、その後頭髪に臭素酸ナトリウム、過酸化水素等の酸化剤の水溶液からなる第二液を塗布し、この結果、メルカプト基を酸化して毛髪に新たなジスルフィド結合を生成させ、この直毛状態を固定化することができる。
【００４６】
次に、ヘアーアイロン１によってパーマネントウェーブをかける場合について説明する。
【００４７】
前記矯正体１１，１３による毛髪の狭持動作は前記と同様である。そして、パーマネントウェーブをかける場は、カール形成曲面６８に毛髪を押し付ける。従って、前記矯正体１１，１３により毛髪を狭持したままアイロン本体５を回転させ、先端側２９又は３１へ毛髪を巻き付ける。
【００４８】
これにより、例えば熱板６７の一方のカール矯正曲面６８に毛髪が巻き付けられると、毛髪がカール形成曲面６８に十分に接することにより、十分なカールの癖付けを行うことができる。
【００４９】
しかも、前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１を、前記狭持動作方向の側面から見て図３のように前記把持部２１，２３よりも細身に形成しているため、前記先端側２９，３１への毛髪の巻き付けを容易に行わせることができる。
【００５０】
前記細身の先端側２９，３１を、前記把持部２１，２３に対し毛髪挿通方向の一側へずらし、前記先端側２９，３１の前記カール形成曲面６７を備えた毛髪挿通方向端縁３３を前記把持部２１，２３の毛髪挿通方向端縁３５よりも毛髪挿通方向の一側へ突出形成したため、把持部２１，２３を把持した状態で前記先端側２９，３１の毛髪挿通方向端縁３３を前記把持部２１，２３の毛髪挿通方向端縁３５よりも被施術者のの頭部へより近づけることができる。
【００５１】
従って、施術中に把持部２１，２３を把持した手が被施術者の頭部に接触しづらく、短い髪の被施術者であっても、癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直し、或いはカールの癖付けを行うことを熟練を要することなく、短時間で、容易に施術することができる。
【００５２】
前記施術中に把持部２１，２３を把持した手が被施術者の頭部に接触しづらいという作用は、癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直す場合についても有効であることはもちろんである。
【００５３】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、矯正体１１，１３の一方又は双方を、先端側２９，３１に対し移動できない固定式にすることも可能である。マグネットプレート７１、第１ばね７３は省略することも可能である。
【００５４】
前記熱板６７に、カール形成曲面を設けたが、癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直したりすることのみに使用するのであれば、カール形成曲面６８を省略することもできる。
【００５５】
また、挟持アーム７，９の先端側２９，３１を、前記狭持動作方向の側面から見て前記把持部２１，２３よりも細身に形成することは必ずしも必要ではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るヘアーアイロンの斜視図である。
【図２】一実施形態に係り、分割部分を外した状態の平面図である。
【図３】一実施形態に係り、拡大側面図である。
【図４】一実施形態に係る平面図である。
【図５】一実施形態に係り、挟持アームを開いた状態の底面図である。
【図６】一実施形態に係り、図３のＳＡ−ＳＡ矢視拡大断面図である。
【図７】一実施形態に係り、分割部分を外した状態の先端側の要部拡大平面図である。
【図８】従来例に係り、（ａ）はヘアーアイロンの全体構成図、（ｂ）は内部を示す断面図、（Ｃ）は狭持動作方向から見た側面図である。
【符号の説明】
１ヘアーアイロン
７，９挟持アーム
１１，１３矯正体
１５，１７基端側
２１，２３把持部
２９，３１先端側
３３先端側の毛髪挿通方向端縁
３５把持部の毛髪挿通方向端縁
６７熱板
６８カール形成曲面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair iron used for applying a straight permanent or a permanent wave to hair.
[0002]
[Prior art]
As a conventional hair iron, there exists a thing as shown, for example in FIG. 8 (refer Unexamined-Japanese-Patent No. 2001-137038). FIG. 8A is an overall configuration diagram of the hair iron, FIG. 8B is a cross-sectional view showing the inside, and FIG. 8C is a side view seen from the holding operation direction.
[0003]
As shown in FIGS. 8A and 8B, the conventional hair iron 101 has a power cord 105 connected to the iron body 103, a temperature control device 107 connected to an intermediate portion of the power cord 105, and an end portion. A power plug 109 is attached.
[0004]
The iron body 103 includes a pair of resin-made clamping arms 111 and 113. The clamping arms 111 and 113 have base end sides 115 and 117 coupled to each other in a freely rotatable manner, and corrector bodies 123 and 125 are disposed opposite to the front end sides 119 and 121, respectively.
[0005]
Then, the power plug 109 is inserted into an outlet, the temperature control device 107 causes the correction bodies 123 and 125 to generate heat, and the correction bodies 123 and 125 are slid against the hair while sandwiching the hair by the clamping operation. The hair is pinched and corrected by applying a warming action of 125 heat generation.
[0006]
Therefore, by using such a hair iron, natural eyelashes can be stretched or an artificial permanent wave can be corrected.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the hair iron 101 as described above, the holding arms 111 and 113 are formed with the same width from the base side 115 to the tip side as shown in FIG. When performing the treatment, the gripped hand protruded to one side of the holding arms 11 and 113, and the hand easily touched the head of the patient during the treatment.
[0008]
In particular, for a person having a somewhat short hair, there is a problem that the protruding hand hits the head, making the treatment difficult or requiring a considerable amount of treatment time, and requiring skill.
[0009]
It is an object of the present invention to provide a hair iron that allows a hand holding a holding arm to be less likely to come into contact with the head of a practitioner and can be easily performed even by a short-haired user.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a sandwiching arm whose proximal ends are coupled to each other by a rotating shaft and the distal end side performs a sandwiching operation by a gripping operation of an intermediate gripping portion, and is disposed opposite to the distal end side of the sandwiching arm. In a hair iron provided with a straightening body for warming and fixing hair while holding the hair in a pinching operation, the tip end side of the pinching arm is formed to be narrower than the gripping portion in the mutual alignment direction and in the pinching operation direction It is formed thinner than the gripping portion when viewed from the side, and is shifted to one side of the hair insertion direction along the core direction of the rotation shaft with respect to the gripping portion, and is curved in the thickness direction of the correction body on the distal end side to the distal end side. one edge of the hair insertion direction with a curling curved for performing shaping of curl in contact with the wound hair, protruded than hair insertion direction end edge of the grip portion to the one side of the hair inserting direction as well as The other end edge of the distal end side, the combined hair insertion direction of one edge is formed enters in hair inserting direction toward the center of the clamping arm, said grip portion, between the tip end of the clamping arm, It is characterized in that a force point portion that is larger than the grip portion is formed.
[0012]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the grip portion at the intermediate portion of the sandwiching arm is gripped and operated, the proximal end sides rotate with each other by the rotation shaft, and the distal end side performs the sandwiching operation. By this clamping operation, the hair can be clamped and corrected while the hair is heated by the correction body disposed opposite to the distal end side of the clamping arm.
[0016]
Further, the hair inserting direction of the one end edge of the straightening member, for providing the curling curved surface is curved in the thickness direction of the straightening member, in addition to or can fix the artificial permanent waves or stretched Kuseke Carl Curling can be performed using the formed curved surface.
[0017]
Then, the distal end side of the clamping arm, the rotary shaft with respect to the grip portion formed in a slender than the grip portion when viewed from the clamping direction of movement of the side with the thin form into mutual mating direction than the grip portion shifted to one side of the hair insertion direction along the center direction, the hair insertion direction end edges provided with the curling curved surface for carrying out shaping of curling in contact with the hair wound around the distal end side, the hair of the gripper It protrudes to one side of the hair insertion direction from the edge in the insertion direction, and the other end edge on the tip side enters the center side of the holding arm in the hair insertion direction in accordance with one end edge of the hair insertion direction. is formed, the between the grip portion and the distal end side of the clamping arm, for the formation of the force point portion which is enlarged than the gripping portion, of the hair insertion direction of the distal-side while holding the action point portion of the grip portion one Grip the edge It can also close more to the head of the person to be treated than in the hair insertion direction edge.
[0018]
Therefore, it is difficult for the hand holding the gripping part to contact the head of the patient during the operation, and even a short-haired user can stretch the eyelashes, correct the artificial permanent wave, The brazing can be easily performed in a short time without requiring skill.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 4 show a hair iron according to an embodiment of the present invention, FIG. 1 is an overall perspective view in which a part is omitted, and FIG. 2 is a plan view in which a part is cut in a state where a divided portion is removed, 3 is an enlarged side view, FIG. 4 is a plan view, and FIG. 5 is a bottom view in a state in which the holding arm is opened.
[0020]
As shown in FIGS. 1 to 5, the hair iron 1 includes an iron body 5 to which a power cord 3 is connected. The power cord 3 is provided with, for example, a temperature control device, a power plug, and the like.
[0021]
The iron body 5 includes a pair of sandwiching arms 7 and 9 and a pair of correction bodies 11 and 13. The sandwiching arms 7 and 9 are made of a resin such as a sea polyester-based engineering plastic having a linear expansion coefficient of 8.8 × 10 ⁻⁵ cm / cm / ° C., for example. Is bound to. Grip portions 21 and 23 are provided at the intermediate portions of the holding arms 7 and 9. The grip portions 21 and 23 are formed relatively thick as shown in FIGS. 2, 4, and 5 so as to be easily gripped, and have substantially the same thickness as the base end sides 15 and 17.
[0022]
The gripping portions 21 and 23 are provided with force point portions 25 and 27 formed with inclined surfaces on the tip side. The force points 25 and 27 apply force by applying a thumb or index finger when the grips 21 and 23 are gripped. The power point portions 25 and 27 are formed slightly larger than the entire gripping portions 21 and 23 when viewed from the side surface of FIG. 3, so that the thumb or index finger can be easily applied.
[0023]
As shown in FIGS. 2, 4, and 5, the distal end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are formed to be narrower than the gripping portions 21 and 23 in the mutual alignment direction.
[0024]
The front end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are formed to be narrower than the gripping portions 21 and 23 when viewed from the side surface of FIG. The slender tip sides 29 and 31 are formed so as to be shifted to one side of the hair insertion direction with respect to the grip portions 21 and 23. A hair insertion direction end edge 33 provided with a curl forming curved surface, which will be described later, on the distal end sides 29 and 31 is formed to protrude to one side of the hair insertion direction from the hair insertion direction end edge 35 of the grip portions 21 and 23. Both end edges 33 and 35 are continuously set stepwise on the inclined surface 37.
[0025]
The other end edges 39 of the distal end sides 29 and 31 are formed so as to be shifted to one side in accordance with the one end edge 33 and enter the center side of the grip portions 21 and 23.
[0026]
The sandwiching arm 7 is formed in a hollow shape, and has a structure in which the divided portions 43a and 45a and the divided portions 43b and 45b are combined by a dividing line 41 as shown in FIG. These divided portions 43a and 45a and the divided portions 43b and 45b are fastened and connected to each other by, for example, screws 48, 49, and 51, which are fasteners, at the distal end sides 29 and 31, the gripping portions 21 and 23, and the proximal end sides 15 and 17, respectively. ing. A fastening hole 47 is formed through the split portions 43a and 43b at the distal end sides 29 and 31.
[0027]
A plurality of reinforcing ribs 53 are provided in the hollow grip portions 21 and 23. The one sandwiching arm 7 is provided with a convex portion 55 on the opposite side of both arms 7 and 9, and the other sandwiching arm 9 is provided with a concave portion 57 into which the convex portion 55 is fitted. The convex portion 55 abuts against the bottom surface of the concave portion 57 and functions as a stopper.
[0028]
Thus, the clamping arm 7 is configured such that the proximal end sides 15 and 17 are rotatably coupled to each other, and the distal end sides 29 and 31 perform a clamping operation by operation of the intermediate gripping portions 21 and 23.
[0029]
The cross sections of the tip sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are as shown in FIG. 6 which is an enlarged cross section taken along the arrow SA-SA in FIG. FIG. 7 is an enlarged plan view of a main part in which the divided portions 43a and 43b are removed from the distal end sides 29 and 31, and the correction bodies 11 and 13 are shown in cross section. In the following description, since the front end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are symmetrical, the front end side 29 will be mainly described, and the other front end side 31 will refer to the description of the front end side 29.
[0030]
As shown in FIGS. 6 and 7, the distal end side 29 includes flat vertical wall surfaces 59 and 61 and a flat bottom wall surface 63 that accommodate the core material 83 therein. In addition, a surface similar to the flat vertical wall surfaces 59 and 61 and the flat bottom wall surface 63 is formed on the distal end side 31 so that the symmetrical core material 85 is accommodated. Further, the front end side 29 is provided with a correction body support hole 65 for movably supporting the correction body 11 so as to be movable forward and backward with respect to the other side. The corrector 11 is movably supported in the corrector support hole 65.
[0031]
Therefore, the correction bodies 11 and 13 are arranged to face the distal end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 and are configured to sandwich and correct the hair while warming it by the sandwiching operation of the sandwiching arms 7 and 9. Yes.
[0032]
The correction body 11 includes a hot plate 67, a ceramic heater 69, a magnet plate 71, a first spring 73, and a second spring 75.
[0033]
The hot plate 67 is formed in a rectangular plate shape as viewed from the opposite side with a light material having high thermal conductivity such as aluminum, and the surface is coated with fluorine. A curl forming curved surface 68 that is curved in the thickness direction of the hot plate 67 is provided on at least one of the edges of the hot plate 67 in the hair insertion direction (both in this embodiment).
[0034]
A housing portion 77 is integrally provided behind the hot plate 67, is movably supported with respect to the correction body support hole 65, and is movable forward and backward with respect to the correction body 13 on the other side. Such a support that can be freely advanced and retracted is the same in the corrector 13.
[0035]
Engagement piece portions 79 and 81 are provided on the upper and lower walls of the accommodating portion 77 so as to restrict the protruding movement of the hot plate 67 beyond a certain level. The ceramic heater 69, magnet plate 71, and first spring 73 are accommodated in the accommodating portion 77.
[0036]
The ceramic heater 69 has a rectangular plate shape, generates heat up to a maximum temperature of about 180 °, conducts heat to the hot plate 67, and is electrically connected to the power cord 3 side.
[0037]
The magnet plate 71 is formed in a rectangular plate shape by a 15000 gauss neodymium magnet or the like, and is arranged so that the S poles or the N poles face each other.
[0038]
The first spring 73 is formed of a leaf spring, and urges the magnet plate 71 in the housing portion 77 toward the back surface of the heat plate 67 to bring the ceramic heater 69 into close contact with the back surface of the heat plate 67. Stable support.
[0039]
The second spring 75 is supported at the rear end of the accommodating portion 77, and the second spring 75 biases the correction bodies 11 and 13 to elastically adjust the clamping state between the correction bodies 11 and 13. The urging means is configured. The second spring 75 is formed of a leaf spring, both end portions 75a and 75b are inclined, and the end edge engages with the protruding portion on the divided portion 43a side in the left-right direction (longitudinal direction) in FIG.
[0040]
Next, a case where the hair iron 1 is used to extend eyelashes or repair an artificial permanent wave will be described.
[0041]
First, when the hair iron 1 is used, a basic agent such as ammonia, monoethanolamine, triethanolamine or the like is firstly added to an aqueous solution mainly containing a mercapto compound (reducing agent) such as thioglycolic acid or cysteine. The liquid agent which added the substance and was adjusted to pH 6-10 is apply | coated. By this application, the disulfide bond of cystine contained in the keratin protein in the hair is reduced and cleaved as a mercapto group, and then the hair is washed with water and dried in a dryer or the like and then heated to 140 to 180 ° C. The hair iron 1 is used to straighten this hair.
[0042]
Specifically, the gripping portions 21 and 23 of the sandwiching arms 7 and 9 are gripped, a force is applied by applying a thumb and an index finger to the force application points 25 and 27, and the hair between the hot plates 67 of the correction bodies 11 and 13. Is inserted. Thereafter, the holding arms 7 and 9 are slid to the hair tips while maintaining the state. As a result, the hair sandwiched between the hot plates 67 heated by the ceramic heater 69 is stretched while being heated.
[0043]
At this time, since the hair moves at a predetermined speed between the magnet plates 71 facing the south pole, reduction energy is generated according to Fleming's right-hand rule. This energy is generated from the south pole of the magnet plate 71 in which the electrons of the magnetic pole rotate to the right, and promotes the reducing action of the first liquid. Moreover, it also serves to close the cuticle that forms the surface layer of the hair. When the cuticle is closed, ultraviolet rays can be prevented from entering the hair, and the hair can be prevented from being damaged by the ultraviolet rays.
[0044]
Further, the energy of the reduction reduces the first liquid water cluster. By reducing this cluster, the permeability of the first liquid into the hair is increased. Therefore, the reducing action of the first liquid is further promoted. As a result, it is possible to shorten the treatment time with the risk of damaging the hair, and it is possible to suppress hair damage.
[0045]
After that, a second liquid composed of an aqueous solution of an oxidizing agent such as sodium bromate and hydrogen peroxide is applied to the hair, and as a result, the mercapto group is oxidized to generate a new disulfide bond in the hair, and this straight hair state Can be immobilized.
[0046]
Next, a case where a permanent wave is applied by the hair iron 1 will be described.
[0047]
The hair clamping operation by the correction bodies 11 and 13 is the same as described above. Then, when applying the permanent wave, the hair is pressed against the curl forming curved surface 68. Therefore, the iron body 5 is rotated while the hair is held by the correction bodies 11 and 13, and the hair is wound around the distal end side 29 or 31.
[0048]
Thereby, for example, when the hair is wound around one curl correction curved surface 68 of the hot plate 67, the hair is sufficiently in contact with the curl forming curved surface 68, whereby sufficient curling of the curl can be performed.
[0049]
Moreover, since the distal end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are formed thinner than the gripping portions 21 and 23 as shown in FIG. 3 when viewed from the side in the sandwiching operation direction, the distal end side It is possible to easily wind the hair around 29 and 31.
[0050]
The slender tip sides 29, 31 are shifted to one side of the hair insertion direction with respect to the gripping portions 21, 23, and the hair insertion direction edge 33 provided with the curl forming curved surface 67 of the tip sides 29, 31 is Since the hair insertion direction end edge 35 of the grip portions 21 and 23 protrudes to one side of the hair insertion direction, the hair insertion direction edge 33 of the tip side 29 and 31 is held in the state where the grip portions 21 and 23 are gripped. It can be brought closer to the head of the person to be treated than the edge 35 in the hair insertion direction of the grip portions 21 and 23.
[0051]
Therefore, it is difficult for the hand holding the grip portions 21 and 23 during the treatment to contact the head of the person to be treated, and even for a person with short hair, the eyelashes are stretched or an artificial permanent wave is corrected, Alternatively, curling can be easily performed in a short time without requiring skill.
[0052]
Of course, the effect that the hand gripping the gripping portions 21 and 23 during the treatment is difficult to contact the head of the person to be treated is also effective when the eyelashes are stretched or the artificial permanent wave is corrected. is there.
[0053]
The present invention is not limited to the above embodiment. For example, one or both of the correction bodies 11 and 13 may be fixed so that they cannot move with respect to the distal end sides 29 and 31. The magnet plate 71 and the first spring 73 can be omitted.
[0054]
The heat plate 67 is provided with a curl forming curved surface, but the curl forming curved surface 68 can be omitted if it is used only for extending eyelashes or correcting an artificial permanent wave.
[0055]
Further, it is not always necessary to form the distal end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 narrower than the gripping portions 21 and 23 when viewed from the side surface in the sandwiching operation direction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a hair iron according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a state in which a divided portion is removed according to the embodiment;
FIG. 3 is an enlarged side view according to one embodiment.
FIG. 4 is a plan view according to one embodiment.
FIG. 5 is a bottom view showing a state where a holding arm is opened according to the embodiment;
6 is an enlarged cross-sectional view taken along arrow SA-SA in FIG. 3 according to one embodiment.
FIG. 7 is an enlarged plan view of a main part on the distal end side in a state where a divided portion is removed according to the embodiment;
FIGS. 8A and 8B are related to a conventional example, in which FIG. 8A is an overall configuration diagram of a hair iron, FIG. 8B is a cross-sectional view showing the inside, and FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Hair irons 7 and 9 Clamping arms 11 and 13 Straightening body 15 and 17 Base end side 21 and 23 Grip parts 29 and 31 Tip side 33 Hair insertion direction edge 35 of the front end Hair insertion direction edge 67 of a grip part Hot plate 68 Curled surface

Claims

基端側が回転軸によって相互に回転自在に結合され中間部の把持部の把持操作で先端側が挟持動作を行う挟持アームと、前記挟持アームの先端側に対向配置され前記挟持動作で毛髪を加温しながら挟持矯正するための矯正体とを備えたヘアーアイロンにおいて、
前記挟持アームの先端側を、前記把持部よりも相互の合わせ方向へ細く形成すると共に挟持動作方向の側面から見て把持部よりも細身に形成して前記把持部に対し前記回転軸の芯方向に沿う毛髪挿通方向の一側へずらし、
前記先端側の矯正体厚み方向に湾曲し前記先端側に巻き付けた毛髪に接してカールの癖付けを行うためのカール形成曲面を備えた毛髪挿通方向の一端縁を、前記把持部の毛髪挿通方向端縁よりも前記毛髪挿通方向の一側へ突出形成すると共に、該先端側の他端縁は、前記毛髪挿通方向の一端縁に合わせて毛髪挿通方向で挟持アームの中央側へ入り込んで形成され、
前記把持部と、前記挟持アームの先端側との間に、当該把持部よりも肥大した力点部を形成したことを特徴とするヘアーアイロン。A proximal arm is rotatably coupled to each other by a rotating shaft, and a gripping arm in which a distal end side performs a clamping operation by a gripping operation of an intermediate gripping portion, and is disposed opposite to the distal end side of the clamping arm and warms hair by the clamping operation. In the hair iron equipped with the correction body for correcting pinching while
The distal end side of the clamping arm is formed to be narrower in the direction of mutual alignment than the gripping portion, and is formed to be narrower than the gripping portion when viewed from the side in the clamping operation direction, and the core direction of the rotating shaft with respect to the gripping portion To one side of the hair insertion direction along the
Hair insertion direction one edge with a curling curved to curved straightening member thickness direction of the distal-side performs shaping of curl in contact with the hair wound around the distal end side, hair insertion of the gripper The other end edge of the tip side is formed so as to enter the center side of the holding arm in the hair insertion direction in accordance with the one end edge of the hair insertion direction. And
A hair iron, wherein a force point portion that is larger than the grip portion is formed between the grip portion and the tip side of the holding arm.