JP4226553B2 - データ通信ネットワークにおけるルーティング - Google Patents

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Description

本発明は、通信およびコンピュータ・ネットワークにおけるデータ流に関する。本発明は、かかるネットワーク内にある移動ノードのためのアドレッシング/ルーティング機構に使用可能であるが、これに限定される訳ではない。
インターネットへのアクセスがコンピュータ・ネットワークや通信ネットワークを通じて得られるようになるに連れて、インターネットは増々普及しつつある。通信機がインターネットにアクセスする際に用いる標準的な通信機構は、周知のインターネット・プロトコル(IP)バージョン4およびバージョン6である。
実際、ユーザは、移動中にも、彼らの移動通信デバイス(複数のデバイス)を通じて、インターネットにアクセスしたいと思う場合が増えつつある。これらのデバイスは、IP用語では、移動ノードと呼ばれている。この目的のために、異なる種類の移動ノードが用いられる場合があり、例えば、携帯用パーソナル・コンピュータ(PC)、移動電話機、またはワイヤレス通信機能を有するパーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)がある。更に、移動ユーザは、異なる種類の固定またはワイヤレス・アクセス・ネットワークを通じて、インターネットにアクセスしており、例えば、万国移動電気通信システム(UMTS)ネットワーク、HyperLAN/2またはIEEE802.11bローカル・エリア・ネットワーク、ブルートゥース(商標)ローカル通信システムなど、セルラ無線通信ネットワーク、あるいはイーサネット(登録商標)などの固定アクセス等がある。
現在、アクセス・ネットワーク間では、例えば、移動IPとして公知のプロトコルを用いることによって、インターネットのハンドオーバ・アクセスに対応することが可能となっている。従来のモビリティ対応の目的は、移動ホストに彼らのインターネット・アクセス場所を移動する機会を与えることによって、移動ホストに連続的なインターネット接続を可能とし、これによって個々の移動ユーザが移動しつつ、インターネットに接続することができるようにすることである。最近では、デビット ビー.ジョンソン(David
B. Johnson)との共著である、IFTFインターネット草案 draft−ietf−mobileip−ipv6−18.txtという文書(2002年6月)に記載されている、移動IPv6仕様に多大な関心が寄せられており、更にその研究も大量になされている。
IPv6ネットワーク内では、ホスト・デバイスおよびクライアント・デバイスには、128ビットから成るアドレスが割り当てられ、当該デバイスを当該ネットワーク内部または外部のその他のデバイスに対して識別するようにしている。128ビットのアドレスは、インターネット・プロトコル・バージョン6アドレス(IPv6アドレス)として知られている。以下では、IPv6アドレスおよびIPアドレスという用語は、相互交換可能に用いることとする。IPアドレスは、IPネットワーク内部で送られたメッセージの発信元および宛先を特定するために、単純な機構を備えている。
従来より、IPネットワーク内部のデバイスを特定するIPアドレスは、ネットワーク設定の間に静的に割り当てられていた。この種の静的割り当てを用いると、データ・ルータおよびその他のネットワーク構成機器は、デバイスをそのIPアドレスに相関付ける、静的に割り当てられたアドレス・バインディング(address binding) を用いるように、予め設定される。
しかしながら、大型のネットワークまたは急速に変化しつつあるネットワークでは、IPアドレスの静的割り当てが適当でないことが多い。その結果、IPアドレスを自動的に割り当てることを可能にする数種類の方法が開発された。広く用いられている2つの方法には、(i)中央サーバによる自動配布、および(ii)ホストと至近ルータとの間の緊密な共同作業によるアドレス導出が含まれる。
一部のIPネットワークにおいて採用されている別の方法では、ルータが、クライアント・デバイスから受信するIPデータ・パケットを分析する。あらゆるデータ・パケットは、発信元アドレスおよび宛先アドレスを有する。これらのデータ・パケットにおける発信元アドレスを抽出し、ルータ内における経路を更新するために用い、データ・パケットの特定のデバイスへの配信および/またはデータ・パケットの特定のデバイスからの配信を行う。これら後者の形式のネットワークでは、ルータの更新は、ネットワーク内を循環するパケットに基づいて行われるが、アドレスは自動的に割り当てられない。
トンネル・パケットとは、別のデータ・パケットをその内部にカプセル化したデータ・パケットである。つまり、カプセル化データ・パケットは1対の発信元および宛先アドレスを有する。更に別のカプセル化パケットには、追加の発信元および宛先アドレス等を有するものがある。かかるトンネリング機構により、ホーム・エージェントは、移動ノードの現在位置を把握し、本拠地(home position) (IPアドレスまたはホーム・アドレスによって示される)から新たな位置(新たなIPアドレス、または気付けアドレス)にパケットを転送することが可能になる。ルーティングの観点からは、トンネリングによって、例えば、データ・パケットをディトンネリング(de-tunnelling) して各カプセル化パケットの発信元アドレスを判定することによって、データ・パケットの経路を決定することが可能になる。
インターネットRFC1541に規定される、動的ホスト設定プロトコル(DHCP:Dynamic Host Configuration Protocol )を用いて、ネットワーク内において、サーバ・システムがIPアドレスを割り当てることが増加しつつある。DHCPプロトコルを用いるネットワークでは、1つ以上のDHCPサーバは、IPアドレスを要求するメッセージを監視するように構成されている。可能であれば、DHCPサーバは、次いで、メッセージを送ったクライアント・システムにIPアドレスを割り当てる。次に、新たに割り当てられたIPアドレスは、DHCPサーバがクライアント・システムに送るメッセージ内に含まれる。IPアドレスは、実際には、時間を限定して、クライアント・システムに与えられ、これによって、同一または異なるクライアントが同じアドレスを再利用できるようにしている。
一般に、DHCPサーバを用いてIPアドレスをクライアント・システムに割り当てることは、専門家ではないユーザが長い桁のストリング(IPアドレス)を操作せずに済むため、極めて有用であることが認められている。更に、これは、アドレス・プールの管理に対して、運営者の厳しい制御を可能とし、用いる各アドレスの一意性を保証する。これは、特に、多数のクライアント・システムを含むネットワークにおいて言えることである。
これより図1を参照して、ネットワークにIETF移動IPv6プロトコルを採用した、既知のIPルーティング機構について説明する。一例として、キャンパス型移動ネットワークにおいて頻繁に見られるネットワークを示す。このネットワークは、イーサネット(登録商標)や802.11b.などのリンク技術を用いている。
これに関して、移動ノード160は、マイクロ−モビリティ(ローカル−モビリティ)コンピュータ/通信ドメインにおいて動作している。マイクロ−モビリティ・コンピュー
タ/通信ドメインは、ツリー構造として構成されており、ローカル・ドメイン内のノード間にあるゲートウェイ120と、例えば、インターネット110を備えている。例えば、移動ノードが携帯用コンピュータであり、多数のアクセス・ポイント/アクセス・ルータ140〜150のいずれかにワイヤレスで結合することによって、インターネット110と通信することができると仮定する。
アクセス・ルータは、通例、動的ホスト設定プロトコル(DHCP)リレーに結合されている。ルーティング機能性(ソフトウェアによる)およびDHCPリレー機能性(ソフトウェアによる)は、同じアクセス・ノード内において実行される。任意の選択肢として、2つの機能性を2つの異なるノード間に広げることができるが、次の制約がある。
(i)移動ノードが送るブロードキャスト・アドレス自動設定メッセージを受信するために、移動ノード直後のリンク上にリレーを配置しなければならない。
(ii)ルータ機能性は、経路の正しい伝搬を確保するために、ローカル・モビリティ・ドメインの縁端に向かってできるだけ遠くに配置しなければならない。
マイクロ・モビリティ・ドメインは、ルータ130、132、134を含み、DHCPサーバ120を有したゲートウェイに、アクセス・ルータ/DCHCPリレー140〜150をリンクする。移動ノード160がアクセス・ルータ140にログオンすると、それには一時的なIPアドレスが割り当てられ、移動ノードのホーム・エージェント105に通知される(165)。
移動ノード160が別のアクセス・ルータ/DHCPリレー150にログオンするときに、新たなIPアドレスが移動ノードに割り当てられることは、注記に値しよう。新たなIPアドレスは、メッセージ175において、移動ノードのホーム・エージェント105に通知されるので、移動ノードの本拠地(基準アドレス)に向かう通信を、移動ノード160の新たな位置(気付けアドレス)に導出することができる。これに関して、当業者であれば、IETF 移動IPv6プロトコルを採用するネットワークはマイクロ・モビリティ(またはローカル・モビリティ)ドメインを理想的に管理するには適していないことを認めよう。この非適格性は、ホーム・エージェント105への周波通通知から生ずる高い制御オーバーヘッドによって生ずる。
IPレベルでモビリティを管理するためにDHCPおよび移動IPを用いる方法が、チャールズ イー.パーキンズその他(Charles E.Perkins et al.)による次の文書に記載されている。
(i)「移動するコンピュータとのDHCPの使用」(Using DHCP with Computers that Move)、Proceedings of Ninth Annual IEEE Workshop on Computer Communications, 1944、および
(ii)「TCP/IPを用いた移動ネットワーク通信用DHCP」(DHCP for Mobile Networking with TCP/IP)、Proceedings of
the IEEE Symposium on Computers and Communications, 1995 。
DHCPは、気付けアドレス(CoA)を動的に取得する際に用いられ、その後気付けアドレスは、ホーム・エージェントに登録される。このようにして、ホーム・エージェントは、ルータ130、132、134を通じてパケットを移動ノードに配信するIPトンネルを構築し維持する。
移動ノードに伴う重大な問題の1つは、移動ノードが異なるアクセス・ポイントを通じてネットワークにアクセスする毎におよびアクセスするときに、新たなCoAを割り当て
なければならないことである。更に、かかるIPシステムにおけるトンネリングの必要性は、特にマイクロ・モビリティ・ドメインにおいては、本発明の発明者によって、更に別の重大な欠点として認められている。
「動的インターネット・プロトコル(IP)アドレス管理を可能にする遠隔アクセス装置および方法」と題する米国特許出願公開第005812819A号は、連結点を変更しながら同じCoAを用いる機構について記載している。同文献の主要な目的は、一意の個人識別子を用いて、再接続毎に、ユーザが同じCoAを得るようにすることである。しかしながら、上記文献は同じCoAの維持については記載しているが、この機構は、以上IPv6のホーム・エージェントによるドメイン間トンネリングをなおも必要とし、したがってその欠点がつきまとう。
「アドレス自動設定プロトコル」は、以下の文書において、IP移動ノードには重要な要件として認められている。
(i)IPv6用動的ホスト設定プロトコル(DHCPv6)、インターネット・ドラフト、draft-ietf-dhc-dhcpv6-19.txt、および
(ii)Third IEEE Symposium on Computer and Communications、1998年において発表された、チャールズ イー.パーキンズその他(Charles E.Perkins et al.)による「IPv6用DHCP」。
アドレス自動設定プロトコルがIP移動ノードにとって重要な要件であると認められた理由には、次の事柄が含まれる。
(a)広範なインターネットの普及のために、トランスポート・コントロール・プロトコル(TCP)/IPスタックが汎用計算機にも展開されるようになったため、かかる機械のユーザは、そのTCP/IPスタックを手作業で設定する知識を殆ど有していない(またはそれを望んでいない)。
(b)小型化が進みどこでも利用できるデバイスの出現により、デバイス・スタックを設定するユーザがいないという場合が多くなった。これらは、伏せ字(plug-n-play) として設定しなければならない。
IPv6では、2つのアドレス自動設定機構、「ステートレス」(stateless) および「ステートフル」(stateful)がある。これら2種類の機構間における重要な相違は、ステートフル自動設定は1対のホスト(サーバおよびリレー)を用いてアドレス・データベースを維持すると共に、ネットワーク全域にわたるアドレスの割り当てにおいて、ノードの要求を中継し、回答を中継することである。ステートレス自動設定では、自動設定のためのメッセージ交換は、1つのリンクに限られており、維持する状態はない。
「DHCPを用いて、ネットワークにおける学習IPアドレスを無視する方法」と題する特許文献1は、IP割り当てイベントのために、DHCPメッセージを走査する方法について記載している。あるイベントが誘発されると、予め設定されているIP経路が、中央「ルータ」テーブルにおいて更新される。
各経路は、IPアドレスとクライアント・システムとの間のマッピングを備えている。ルータがIPパケットを受信すると、パケットのヘッダからパケットの宛先アドレスを抽出する。次いで、ルータは、経路テーブルを検索し、受信したIPパケットの宛先アドレスと一致する経路を求める。ルータが一致する経路を見つけた場合、ルータはIPパケットを、一致した経路に含まれるクライアント・システムに転送する。
注記すべきことは、この方法は、ダイアルアップ環境において適用可能であり、全てのクライアントが1つのルータに接続し、アクセスされるサーバは全て同じルータに直接接続される状況にあるということである。したがって、特許文献1の適用可能性は非常に限られている。
クライアント・システムは、DHCPプロトコルを用いて、動的に割り当てられるIPアドレスを要求し、DHCPサーバ・システムから受信する。ルータは、DHCPサーバ・システムがクライアント・システムに送るDHCP ACKメッセージを監視する。DHCP ACKメッセージは、特定のクライアント・システムに割り当てられたIPアドレスを含む。ルータがDHCP ACKメッセージを検出すると、ルータはクライアント・システムに割り当てられたIPアドレスを抽出する。DHCP ACKメッセージに含まれているIPアドレスを用いて、ルータは、IPアドレスを要求したクライアント・システムのIPアドレスを「学習する」。次いで、ルータは経路をその経路テーブルに追加する。新たな経路にはマークを付けて、DHCPサーバがそれを割り当てたことを示す。その後、ルータは、このIPアドレスがDHCPサーバ・システムによって再度割り当てられた場合、これを再度学習するだけである。
場合によっては、学習したIPアドレスが、ルータの経路テーブル内で元来設定されていた経路と衝突することがある。これらの場合、衝突する経路を経路テーブルから除去する。このようにして、特許文献1では、動的に割り当てられるIPアドレスを反映する経路が、既に設定されているルートに置き換わることができる。本発明の発明者は、この方法は新たなIP経路でルータを更新することができるに過ぎず、ネットワークの状況において新たなIPルートを扱うには適していないことを認識し、確認した。
更に、この方法では、全てのクライアントおよびサーバが接続されている1つの「中央」ルータのみにおいて、それを一意の「中心」通信ノードとして用いて、更新ができるに過ぎない。かかる星型ネットワークは、数百ものクライアントおよび数千ものサーバをかかえる大型システムには実施不可能であることがわかる。本発明の発明者は、全てが格子状トポロジで接続されている、多数のルータ全体において、いずれの数のクライアントおよびサーバをも接続するルータの数を調整して、経路の更新を行う必要があることを認めた。
「デフォルト・ルーティング・テーブル・エントリにおいてゲートウェイ・アドレスに対して一意でない論理ネットワーク・アドレスのためのルータ」と題する米国特許第6249523号は、DHCPメッセージによって起動されたときに、ローカル・ブロードキャスト・リンクのみにおいて効果的に「ルーティング」を行い、ARPキャッシュ・エントリを更新する方法を提唱している。
特許文献2は、ローカル・モビリティ・ドメイン内における経路の更新方式を開示している。特許文献2は、DHCPによるローカル・モビリティ・ドメインにおける気付けアドレスの初期割り当てについて考慮する。特許文献2は、専らIPv4による経路更新用に設計されたプロトコルを開示しており、これをIPv6は適用することができない。更に、他の状況におけると同様、特許文献2は、「起動」時に基地局からの、または訪問先ドメインに入ったときに移動ノードからの、単一の経路更新メッセージの発信のみを開示するに過ぎない。
「セルラIPv6、個人的なインターネット草稿の提案」(Cellular IPv6、Internet Draft Personal Proposal)、draft−shelby−seamoby−cellular−ipv6−00.txtと題する文書が、ホスト毎にIP経路をしかるべく更新することによって、ドメイン内における
IPモビリティを管理する機構について記載していることは、注記に値する。セルラIPv6は、新しいプロトコルであり、長年の間保留となっていた標準化である。セルラIPv6は、RIPのような他のルーティング・プロトコルと同等である。セルラIP未だ標準化のために受け入れられない理由の1つは、3GPP環境では当然である、ページングの概念を使用するからである。しかしながら、かかる概念は、多数のネットワークにわたる周期的(時間がきっかけとなる)データのネットワーク氾濫(ブロードキャスト)というような、アーキテクチャ上の非効率性により、IPプロトコルでは非現実的である。更に、この文書における経路のステータスは、「個人的提唱」に限られている。したがって、この機構は、標準的なIPモビリティの状況には不適当である。
国際特許出願公開第WO9826549号 ヨーロッパ特許第1011241号
要約すれば、本発明の発明者は、IPv6の現在の実施態様では、移動ノードが移動しているときに、リモート・ホーム・エージェントに、例えば、移動ノードのCoAを規則的に通報する必要性があることを認めている。更に、IPv6は、一部の設定が必ずしもかかる複雑でしかも帯域幅/スループットに関して費用がかかる機構を付帯する必要がない場合、トンネリングの必要性に問題が生ずる。1つ以上の前述の問題を解決しようとする現在の試みは、他のIPプロトコルに必従の影響を及ぼす。
本発明の第1の態様によれば、請求項1に記載した、インターネット・プロトコル(IP)系データ・ネットワークにおいてモビリティを支援する方法を提供する。
本発明の第2の態様によれば、請求項9に記載した、DHCPリレーのようなアクセス・ノードを提供する。
本発明の第3の態様によれば、請求項10に記載した、DHCPサーバを提供する。
本発明の第4の態様によれば、請求項16に記載した、データ通信ネットワークを提供する。
本発明の第5の態様によれば、請求項20に記載した、IPv6通信メッセージを提供する。
本発明の第6の態様によれば、請求項21に記載した記憶媒体を提供する。
本発明の第7の態様によれば、請求項22に記載した装置を提供する。
本発明の第8の態様によれば、請求項23に記載した通信機を提供する。
本発明の第9の態様によれば、請求項24に記載したデータ通信ネットワークを提供する。
本発明の更に別の態様は、従属項に記載されている通りである。
要約すれば、本発明の好適な実施形態は、データ・メッセージのリモート・ホーム・エージェントへのトンネリングを全く必要とせずに、IPv6ローカル・モビリティを管理する機構について記載する。この機構は、経路維持に使用可能な、アドレス自動設定機構を利用する。新たなIPルートが決定したとき、DHCPサーバと、DHCPリレーのようなアクセス・ノードの双方から経路更新メッセージを送ることができるという利点がある。好ましくは、ローカル・モビリティ内において、古いまたは容認できないIP経路は削除される。この方法は、DHCPv6およびRIPのような、標準的なIEFTプロトコルを用いることができる。
本発明の実施形態例についてこれより、添付図面を参照しながら説明する。
これより図2を参照すると、本発明の好適な実施形態によるネットワーク構成が示されている。ネットワーク構成は、好ましくは、IETF移動IPv6プロトコルを採用する。一例として、キャンパス型移動ネットワークに頻繁に見られるネットワークを示す。このネットワークは、イーサネット(登録商標)や802.11bのようなリンク技術を用いる。
図2に示すような好適なネットワーク・トポロジは、当業者には知られているように、ツリー型構造である。しかしながら、好適な実施形態は、ツリー型構造を参照しながら説明するが、ここに記載する本発明の概念は、あらゆるメッシュ型構造にも同等に適用可能である。概念的には、ツリーのルートはDHCPサーバ(DS)に対応し、移動ノードの移動がツリーのリーフによってのみ管理される。好適な実施形態は、移動ノードに通信するための、ワイヤレス・アクセス・メディアを用いた最後のホップを示すが、いずれのアクセス機構でも受け入れることができる(ダイアルアップおよびDSLのようなその他の有線アクセス、またはプレーン・イーサネット(plain Ethernet)を含む)。
また、本発明の好適な実施形態の関連において、各アクセス・ルータ(AR)は、DHCPリレー(DR)と共に、そしてインターネット・ゲートウェイがDHCPv6サーバと共にそれぞれ配置されていると仮定する。全ての中間ルータは通常のルータである。
これに関して、移動ノード160は、マイクロ・モビリティ(ローカル)コンピュータ/通信ドメインにおいて動作している。マイクロ・モビリティ(ローカル)コンピュータ/通信ドメインは、ツリー構造として構成されており、ゲートウェイ220がローカル・ドメイン内のノードと、例えば、インターネット110との間にある。例えば、移動ノードが携帯用コンピュータであり、多数のアクセス・ポイント/アクセス・ルータ240〜250のいずれかにワイヤレスで結合することによって、インターネット110と通信可能であると仮定する。
マイクロ・モビリティ・ドメインは、ルータ203、232、234を含み、これらはアクセス・ルータ/DCHCPリレー240〜250をゲートウェイにリンクする。ゲートウェイは、DHCPサーバ220を含む。移動ノード160がアクセス・ルータ240にログオンしているとき、これには一時的なIPアドレスが割り当てられており、移動ノードのホーム・エージェント105に通知されている(165)。移動ノード160は、インターネット210、ゲートウェイ/DHCPサーバ220、および多数の任意の、またはメッシュ結合状の中間ルータ230(図示の各路上にはいずれの数の中間ルータがあってもよい)およびアクセス・ルータ240を包含する経路170を介して、アプリケーション・サーバ115からのアプリケーションにアクセスすることができる。
注記すべきこととして、本発明の実施形態によれば、移動ノード160が別のアクセス・ルータ/DHCPリレー250にログオンするときに、同じIPアドレスが用いられることがあげられる。これに関して、移動ノードが2つのアクセス・ルータ(AR)、例えば、アクセス・ルータ240とアクセス・ルータ250との間で結合点を変更する場合、その以前に取得したアドレスを、現アクセス・ルータ250と共に位置するDHCPv6リレー(DR)を介して、DHCPv6サーバ(DS)220に確認する。すると、「CONFIRM」メッセージが、DS200における経路の更新を誘発する。これは、以前のアクセス・ルータ240までの経路から、新たなアクセス・ルータ250までの経路までであり、この経路は、対応する中間ルータ234全てを含む。新たな経路は、したがって、アクセス・ルータ/DHCPリレー250によってメッセージ内に追加される。「CONFIRM」メッセージは同時にDS220にリレーされる。
移動ノード160のホーム・エージェント105への新たな経路に潜在的に新しいCoAを受け渡す代わりに、DS220は、同じCoA(「確認済み」メッセージ)を収容するDRからの「CONFIRM」メッセージを効果的に受信し、そのルーティング・テーブルを更新する。このように、インターネット110から来てゲートウェイ/DHCPサーバ220を介して送られるいずれの新しいメッセージも、傍受され、新たなアドレスに向けて導出し直されることにより、古い経路を辿らないようにしている。
このように、いずれのアクセス・ノード、例えば、動的ホスト設定プロトコル(DHCP)リレー250も、移動ノードから少なくとも1つのインターネット・プロトコル(IP)メッセージを受信する受信機能を含み、IPメッセージは、データの移動ノードへの配信および/または移動ノードからの配信を行うために、経路維持のために用いることができる移動ノード・アドレスを含むことが予見される。また、アクセス・ノードは、受信機能に動作可能に結合され、IPメッセージを傍受して分析し、データの移動ノードへの配信および/または移動ノードからの配信を行う経路を決定するプロセッサも含む。アクセス・ノード250は、多数のネットワーク・エレメント(IP系データ・ネットワークにおけるDHCPサーバへの前記アクセス・ノードの間にある中間ルータ230等)からの1つ以上の経路更新メッセージの送信を起動する。
好ましくは、一旦ゲートウェイ/DHCPサーバ220が移動ノード160までの新たなルートを受け入れたなら、ローカル・モビリティ・ドメイン内部から来るパケットを正しく転送するために、古い経路を削除する。
ネットワーク構築プロトコルは、IPv6を基本とし、したがってIPv6ステートフル・アドレス自動設定(即ち、DHCPv6)、および距離−ベクトルルーティング・プロトコルを採用する。誘発ルーティング情報プロトコル(RIP:Routing Information Protocol)のような、好ましい距離−ベクトル・ルーティング・プロトコルが用いられる。これに関して、DHCP CONFIRMメッセージは、誘発RIPを起動するために用いられる。
自動設定
ステートフル自動設定機構が選択されるのは、マイクロ・モビリティ・ルーティング・ドメインの最先端におけるDRおよびDS220の存在によって、ルーティング・パス更新の厳しい制御が可能となるからである。ステートレスの場合、ルーティング・パス更新(複数回の更新)は、ルーティング・パスの一端、即ち、アクセス・ルータ250によってのみ起動することができる。
移動ノードが新たなリンクに移動するときに、個々のメッセージ交換によって、移動ノードの既に割り当てられているIPv6アドレスの更新(またはその解放)に対処する。メッセージの交換は、次のプロセスを追跡する。移動の完了時および新たなアクセス・ルータ250に結合した後、移動ノード160は、その設定したインターフェースの種々の識別子を収容したCONFIRMメッセージを生成し、それらの中で、最初にサーバを用いてこのインターフェースを設定したときに用いたアドレスを用いる。CONFIRMメッセージはDR(新たなアクセス・ルータと共に位置すると想定する)に送られ、次にDS220に伝搬される。「CONFIRM」メッセージの受信後、DS220は「REPLY」メッセージを生成し、対応するDRを介して、移動ノード160に送る。このようにして、DHCPv6トランザクションが完了し、移動ノード160は、新たなアクセス・ルータ250の下で新たなサブネット内で、最初に割り当てられたアドレスを使い続けることができる。
起動機構
好適な起動機構は、1組のプロセッサ実装可能な命令(即ち、ソフトウェア)であり、
DHCPメッセージ(DSおよびDRによるCONFIRM、ならびにDRに対するACK)の傍受を、RIPアドレス(非要請経路更新)と結合する。標準DHCPメッセージの受信および傍受を強化し、標準RIPメッセージを発射(launch)する。ルーティング情報プロトコル(RIP)は、ルーティング・メッセージを交換し、管理運営ドメイン内において経路を計算する、標準距離ベクトル・アルゴリズムである。
本発明の好適な実施形態は、基礎となるホスト毎のルーティング・プロトコルには独立しており、RIPのわずかな修正を用いて、
(i)標準RIP v2の構造を含み、
(ii)標準起動RIP拡張を含み、
(iii)これはIPv6環境であるので、標準RIPing拡張を含み、
(iv)ルーティング・テーブル全体を送信し、完全に除去することによって、周期的に更新を行い、
(v)ホスト毎の経路の更新を、誘発更新(triggered update)の受信時に伝搬する。
従来、IPルーティング・プロトコルを設計する際、具体的なトポロジを想定しなかった。かかる状況では、基礎のモデルは、ルータ間の接続性が、例えば、グラフの形態をなし、リンクは周期的に中断し、そして立ち上がると想定する。ルーティング・プロトコルは、ネットワーク全体がこの種の中断を克服するように設計されている。
このように、ネットワークは、IP経路を設定し維持することによって、ローカル・モビリティ・ドメイン内におけるIPモビリティを得る。移動ノードが2つのアクセス・ルータ(アクセス・ルータ)間でその結合点を変更するとき、現アクセス・ルータと共に位置するDHCPv6リレー(DR)を通じて、それが以前に取得したアドレスをDHCPv6サーバ(DS)に確認する。CONFIRMメッセージは、誘発経路更新を起動し、こうしてDS内の経路、以前のアクセス・ルータ、新たなアクセス・ルータ、および全ての中間経路を変更する。
当業者であれば、図2のネットワークに示されているエレメントの数が制限されているのは、明確化を目的にするに過ぎないことは認めよう。更に、エレメントの他の設定や相互結合も使用可能であることは本発明の想定内のことである。
都合の良いことに、本発明の発明者は、小さなマイクロ・モビリティ・ドメイン内において動的にホスト毎に経路を構築し維持することによって、得られる効果が広がることを認識し確認した。即ち、発明者は、大陸間にわたり、大型のルーティング・テーブルおよび非常に頻繁な大量の移動機の更新に対処するインターネットのような大型のネットワークに従来実施されているホスト毎のルーティングは、以下の理由のために、トンネルを用いるよりも適していることを確認した。
(i)ルーティング・プロトコルの簡略さおよび実施態様の広い使用可能性、
(ii)トンネリング機構ではパケットをカプセル化するために用いられていたはずの帯域の使用効率化、
(iii)新たなプロトコル・エンティティ(ローカル・モビリティ・エージェント)を完全に導入する必要性の回避、および
(iv)以下に説明するように、既存のルータおよびDHCPv6サーバの比較的少なくて済む改造。
階層移動IPv6方式は、クロード カステリュシア(Claude Castellucia)によって4th ACTS Mobile Communications summit、1999の「階層的移動IPv6の提案」(A Hierarchica
l Mobile IPv6 Proposal)、ならびにデビット ビー.ジョンソン(David B.Johnson)およびチャールズ イー.パーキンズ(Charles E.Perkins)によって「階層的外部エージェントおよび領域別登録」(Hierarchical Foreign Agents and Regional
Registration)(Minutes of the Mobile IP作業班会議、35thIETF、1996年3月に記載されている。本発明の発明概念では、既知の階層移動IPv6方式に対して、2つの重要な効果が得られる。
(i)トンネルを不要とすることによる帯域幅の節約、
(ii)数年間IEFTの標準化が保留されているローカル・モビリティ管理エンティティ(例えば、MAP)の排除、
(iii)ローカル・モビリティ・ドメイン全体における同じCoAの使用(HMIPはCoAを変更するが、離れたホーム・エージェント(HA)までもその変更を伝搬しない。ここに記載する本発明の概念は、CoAがHAに伝搬することを回避するだけでなく、同じCoAを維持するという利点がある)。
他のマイクロ・モビリティ(またはローカル・モビリティ)管理方式全てと比較した場合、ここに記載する発明概念は、
(i)他のマイクロ・モビリティ管理方式が全て、IPアドレスを手作業で設定することを仮定しているのに対して、本質的なステートフル自動設定の設定柔軟性が可能である。
(ii)他のマイクロ・モビリティ管理方式が1地点のみから経路更新を起動するのに対して、実質的に同時に、ツリーの別個の2地点、即ち、DSおよびRDからの経路更新を起動することにより、経路更新の一層迅速化した伝搬の実施が可能である。
(iii)本発明のプロセスは、標準IETFプロトコルを用いることができる。
これより図3を参照すると、本発明の好適な実施形態にしたがって構成した動的ホスト設定プロトコル(DHCP)サーバ310が図示されている。DHCPサーバ310は、受信機能325およびメモリ・エレメント330に動作可能に結合されている信号処理機能320を含む。メモリ・エレメントは、ルータ処理機能340と、経路テーブル350とを備えている。DHCPサーバ310は、入力ポート360および出力ポート370を介して、ネットワーク内の他のデバイスと通信を行う。DHCPプロセスは、DHCPアドレス・テーブルを用いて、アドレスの移動機への割り当てを把握し、更に要求の承認および拒否を行う。
本発明の好適な実施形態によれば、受信機能は、前述のように、第1アクセス・ノードを通じて、移動ノードからの少なくとも1つの第1インターネット・プロトコル・メッセージを受信する。少なくとも1つの第1インターネット・プロトコル・メッセージはアドレスを含み、これを用いてデータ経路を構築して、第1アクセス・ノードを介してデータの移動ノードへの配信および/または移動ノードからの配信が行われる。信号処理機能320は、第1インターネット・プロトコル・メッセージを処理して、移動ノードへのデータ経路および移動ノードからのデータ経路を決定し、経路情報を格納する。
DHCPサーバ310は、第2アクセス・ノードを介して移動ノードから少なくとも1つの第2インターネット・プロトコル・メッセージを受信するように構成されており、第2インターネット・プロトコル・メッセージが、第2データ経路を構築する際に用いるアドレスを備えるようにしている。次いで、信号処理機能320は、第2データ経路が、格納されている第2データ経路と同じか否か判定を行う。判定に応答して、第2経路が受け入れられた場合、DHCPサーバ310は、その近隣ルータ全てにメッセージを発信し、
次いでルーティング・ドメインにおける全てのルータに発信し、第1データ経路を削除する。あるいは、新たな経路が受け入れられない場合、DHCPサーバ310は、第2アクセス・ノードにメッセージを発信し、第2データ経路を削除する。
好ましくは、第1および第2インターネット・プロトコル・メッセージは、IPv6ステートフル自動設定「CONFIRMATION」メッセージのような、IPv6メッセージである。本発明の改良実施形態では、信号処理機能320は、移動ノードからアクセス・ルータを介して送られる自動設定IPメッセージを傍受し、このメッセージを処理して、新たなデータ経路を決定し、移動ノードへのデータ配信および/または移動ノードからのデータ配信が行われる。これに応答して、新たな経路を用いて、処理したDHCPv6ステートフル自動設定IPメッセージに応答して、ルータ・テーブル内のデータ経路を更新する。次いで、信号処理機能320は、経路削除メッセージをデータ経路内にあるネットワーク・エレメントに送り、それらの経路記録を更新する。
これより図4を参照すると、フローチャート400はアクセス・ルータの好適な動作を示す。移動ノードは、図2に関して先に説明したように、通常のDHCPv6トランザクションとのそのインターフェースのために、アドレスを既に設定していると仮定する。更に、移動ノードは現在サブネットワーク内でアクティブであるが、そのルーティング・アドレスは、古いアクセス・ルータを介しての、移動ノードへのアクセスおよび移動ノードからのアクセスを示すことも仮定する。移動ノードは、既に、DRを介してDSへのこの古いアドレスを確認している。
新たなアクセス・ルータの動作は、ステップ410において開始する。移動ノードは新たなアクセス・ルータに移動する。ステップ420に示すように、移動ノードは、「CONFIRM」メッセージを生成し、このメッセージを新たなアクセス・ルータに送信する。ステップ430においてCONFIRMメッセージの受信時に、アクセス・ルータは、ステップ440において、「CONFIRM」メッセージを受信したインターフェース・アドレスを記憶する。
ステップ450において、DR(アクセス・ルータに動作可能に結合されている)は、「CONFIRM」メッセージをDSまで導出する。加えて、DRは、ステップ460におけるように、「CONFIRM」メッセージを受信した(記憶した)インターフェース・アドレスを通じて、新たな経路をこのアドレスに追加する。ステップ470に示すように、この「CONFIRM」メッセージに対する経路の追加は、好ましくは、未要請経路更新メッセージによって、上流に向かってDSまでの新たなパスにおける全ての中間ルータに伝搬される。このようにして、移動ノードは新たなアクセス・ポイントに移動し、移動ノードまでの新たな経路がアクセス・ルータ/DRによって生成され、「CONFIRM」メッセージ内においてDSに送られる。
これより図5を参照すると、フローチャート500は、図4に関して先に説明したアクセス・ルータ/DRからの新たな経路更新を含む「CONFIRM」メッセージの受信に応答した、DHCPv6サーバ(DS)の好適な動作を示す。
DS動作は、ステップ510において開始する。ステップ520において新たなアクセス・ルータから「CONFIRM」リレー−順方向メッセージの受信時に、DSは、ステップ530において、肯定的に(好ましくは古い経路の削除を誘発する)または否定的に(好ましくは、DRによって既に追加されている新たな経路の削除を誘発する)回答することを決定する。
尚、DSが否定的に回答するのは、アクセス・ルータ間で切り換える際に移動ノードが
費やす時間が長過ぎたと判定したときであることが考えられる。例えば、ラップトップ移動ノードがスリープ・モードになっている場合や、あるいは電源を切っている場合もあり、その場合DSはCONFIRMを否定する。何故ならその間にアドレスが別の新しい移動ノードに割り当てられたからである。あるいは、移動ノードが別のローカル・モビリティ・ドメインに接続するとき、このアドレスを所有していない別のDHCPサーバに向けたそのアドレスを確認する。
ステップ530においてDSが「CONFIRM」メッセージに対して否定的に回答すると決定した場合、DSは、ステップ540において、新たなアクセス・ルータまでの全ての中間ルータに、経路削除メッセージの伝搬を開始する。このようにして、アクセス・ルータからDSに送られた「CONFIRM」メッセージから抽出された、移動ノード・アドレスまでの新たな経路を記録したばかりの中間ルータ全ては、新たな経路記録を削除する。これに関して、ステップ550に示すように、DSは対応するアクセス・ルータ/DRを通じて、「CONFIRM」メッセージに対する回答を移動ノードに送り、移動ノードに、そして暗示的に、傍受したアクセス・ルータ/DRに否定判断を通知する。
ステップ530において、DSが「CONFIRM」メッセージに対して肯定的に回答すると決定した場合、ステップ560に示すように、DSは、その内部ルーティング・テーブルに格納されている、移動ノード割り当てアドレスまでの古い経路を除去する。ほぼ同時に、ステップ570におけるように、DSは新たな経路エントリを移動ノード割り当てアドレスに追加する。この経路は、「CONFIRM」メッセージを受信した際に通過したインターフェースを示す。次いで、DSは、ステップ580において、それ自体と古いアクセス・ルータ/DRとの間にある全ての中間ルータへの経路決定メッセージの伝搬を開始する。このように、今では古くなった移動ノード・アドレスまでの経路を記録している全ての中間ルータは、経路記録を削除する。これに関して、ステップ550において、DSは、対応するDRを通じて、移動ノードに「CONFIRM」メッセージに対する回答を送る。この回答は、移動ノードに、そして暗示的に、傍受するDR/アクセス・ルータに否定の決定を通知する。
このように、DHCPv6サーバは、移動ノードが新たなアクセス・ルータに移動するときに、同じ(CoA)アドレスを移動ノードに割り当てることができる。この手法では、移動ノードの気付けアドレスは、移動ノードがドメイン内でどのアクセス・ルータを使用するかには係わらず、マイクロ・モビリティ・ドメイン全体について有効アドレスとして維持されるという効果がある。
更に、ホーム・ネットワークへのメッセージを傍受することによって、新たなアクセス・ルータ/DRおよびDHCPv6サーバの組み合わせは、マイクロ・モビリティ・ドメイン内の新たな経路をネットワーク内の上位エンティティに伝搬する際に、貴重な帯域幅リソースを占有することなく、移動ノードへのIPアドレスを維持することができる。
この機構の更に別の利点は、ローカル・モビリティ(マイクロ・モビリティ)ドメイン全域で単一の移動ノード CoAを設けることによって、貴重なリソース(即ち、ノード上の計算リソースおよびネットワーク上の帯域幅リソース)を同様に占有する、トンネリングおよびディトンネリング動作を行う必要がないことである。
本発明の発明概念は、大学のキャンパスのような移動対応ネットワーク・ドメイン、または建物の中でノードが、例えば、多数の階にわたって広がっている会社において、特に適用することができる。かかるネットワークのトポロジは、通例、ツリー構造であり、構造内に3段階よりも多いレベルがあるのは希である。かかるドメインの移動個体数は、数百ノードに達する。これらのドメインにおける通信の大部分は、ドメイン内のノード間で
行われ、外部インターネットに対しては行われない。更に、ローカル・ノードはドメイン内で移動することができる。また、来訪ノードがこのドメインを訪問しその中で移動することは、非常に容易に受け入れることができる。
かかるドメインは、内部ゲートウェイ・プロトコル(IGP)ルーティング・プロトコル、例えば、ルーティング情報プロトコル(RIP)や、(DHCP)のようなステートフル・アドレス自動設定方式を展開することが好ましい。このため、このドメイン内では、移動IPエンティティを展開するのではなく、DHCPおよびRIP機能性を再利用する方が、一層経済的に実施の可能性がある。移動IPエンティティの場合、あらゆるクライアントPC、あらゆるサーバを変更し、ホーム・エージェントを導入しなければならない。
本発明の発明者は、かかるドメインでは、DHCPサーバ(DS)は決してCONFIRMメッセージを拒否する状況にはないことを認めている。したがって、移動するPCはこのドメイン内部では常に同じ気付けアドレスを用いる。このアドレスはその唯一のアドレスであり、したがって、移動IPv6で必要となるような、ホーム・アドレスおよび気付けアドレスを割り当てる必要はっまったくない。
更に、本発明の発明者は、例えば、DHCPメッセージの連続使用に基づいて、経路更新メッセージを連続的に発信することにより、経路更新の伝搬を更に高速化できることに気が付いた。本発明の関連では、これを達成するには、DHCPv6CONFIRMメッセージの強制かつ周期的メッセージを拠り所とする。代替実施形態では、かかる連続発信動作は、2カ所の終点からの経路更新メッセージのあらゆる規則的、周期的、または不規則的な発信動作をも包含することができる。
この場合、図5におけるアクセス・ルータ/DR、および図5におけるDSの動作を変更して実施することができる。即ち、DSおよびアクセス・ルータ双方は、全ての中間ルータに対して経路の追加を誘発すればよいことが考えられる。かかる双方向からの経路更新起動機構は、更新の高速化を進めるのに有効であるという利点がある。
以上のように、モビリティに対応するために、アドレス自動設定を経路維持と組み合わせる機構について説明した。これは、完全に自動的に、そして経路維持とは別個に行われていた従来のアドレス自動設定機構とは対照的である。ルーティング情報が最初に各ルータに手作業で導入され、次いでルータが互いに通信し合って最も短い使用可能な経路を発見するのであるから、経路維持は半手作業/半自動的に行われている。
前述の実施形態におけるインターフェース、アドレス形式、ルータなどの配置および具体的な詳細は、単なる例に過ぎず、本発明はこれらの例に限定されるのではないことは認められよう。本発明は、他の形式のデータ(コンピュータ/通信)ネットワークまたはプロトコル、およびその下位ネットにも適用可能であると見なされてしかるべきである。更に、本発明は、ツリー構造以外のドメイン、または実質的にマイクロ・モビリティ・ドメイン以外のドメインであっても、かかるネットワークが下位ネットおよびアクセス・ネットワークを有し、その機能が前述の機能に対応するのであれば、適用することもできる。
本発明、または少なくともその実施形態では、結果的に以下の利点が、単独または組み合わせで、得られることにつながる。
(i)データ・パケットの送信を遥かに効率的に行うことができ、中間ルータが実行するトンネリング動作の回数を最小限に抑えることによって、経路更新の改善を達成することができる。
(ii)階層的移動IPv6方式と比較すると、前述の発明概念では、次のことが得られる。
(a)トンネルを排除することによる帯域幅の節約、
(b)数年間IEFTの標準化が保留されているローカル・モビリティ管理エンティティ(例えば、モビリティ・アンカー・ポイント(MAP))の排除、
(c)同一CoAの使用により、離れたHAだけでなく、MAPのようないずれの新たなエンティティの更新も回避する。
(iii)他のマイクロ・モビリティ(またはローカル・モビリティ)管理方式全てと比較した場合、ここに記載する発明概念では、以下のことが得られる。
(a)他のマイクロ・モビリティ管理方式が全て、IPアドレスを手作業で設定するのに対して、本質的なステートフル自動設定の設定柔軟性、
(b)実質的に同時に、ツリーの別個の2地点、即ち、DSおよびRDからの経路更新を起動することによる、経路更新伝搬の迅速化、
(c)DHCPメッセージ伝達の連続使用に基づく、経路更新メッセージの連続的/規則的発信処理による、経路変更伝搬の迅速化。
(d)アクセス・ノードを変更する際、DHCPメッセージ伝達を用いて同じアドレスを再利用する機会を確認することによる、経路更新伝搬の迅速化。
(e)標準IETFプロトコルが使用可能であることから得られる互換性の利点。
(iv)セルラIPv6と比較した場合、本発明は、いずれの形式のページングも使用しない。したがって、データをブロードキャストする必要がなく、効率を高め帯域幅要求が少ない解決策が得られる。セルラIPとは対照的に、本発明は、既存の、完全に指定された、ソフトウェアで実現可能な解決策として、標準的なRIPおよびDHCPを拠り所とすることを注記すべき、「ホスト毎の経路」案を提唱する。
(v)前述の技法は、例えば、マイクロ・モビリティ・ドメイン内における個々の移動ノードへの全てのデータ・パケットのルーティングに同じCoAを用い、US005812819Aにおいて提案されている機構で問題となっているドメイン内トンネリングを不要とすることによって効果を得ている。
以上、本発明の実施形態の具体的かつ好適な実施態様について説明したが、当業者であれば、発明概念に該当する変形や変更を好適な実施形態に容易に適用できることは明らかである。
以上のように、TCP/IPネットワークおよび付随するネットワーク・エレメントにおけるローカル・モビリティに対応する方法について説明したが、これによって、既知の機構、装置および方法に伴う欠点は大幅に軽減された。
既知のコンピュータ/通信移動ネットワーク、および移動ノードに通信する機構を示す構成図。 本発明の好適な実施形態を実施すべく構成したコンピュータ/通信移動ネットワークを示す構成図。 本発明の好適な実施形態を実施すべく構成した動的ホスト設定プロトコル(DHCP)サーバを示す構成図。 本発明の好適な実施形態によるアクセス・ルータDHCPリレーによって実施されるプロセスを示すローチャート。 本発明の好適な実施形態による、DHCPサーバによって実施されるプロセスのフローチャート。

Claims (20)

  1. インターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)のデータ・ネットワークにおけるモビリティをサポートするための方法(400,500)であって、
    移動ノードにおいて、同移動ノードへ、および前記移動ノードからの経路維持に使用可能なアドレスを収容する、第1のステートフルIP自動設定メッセージを生成するステップと、
    前記移動ノードによって、前記生成したメッセージを第1アクセス・ノードに送信し、および前記アクセス・ノードがそのアドレスを前記メッセージに置換するステップと、
    前記生成したメッセージを、前記第1アクセス・ノードによって動的ホスト設定プロトコル(DHCP)サーバに転送するステップと、
    前記DHCPサーバにおいて前記メッセージを分析し、前記移動ノードへのデータ配信、および前記移動ノードからのデータ配信のうちの少なくとも一方を行う経路を決定するステップと、
    前記アクセス・ノードにおいて、前記メッセージを分析し、前記移動ノードへのデータ配信および前記移動ノードからのデータ配信のうちの少なくとも一方を行う経路を決定するステップと、
    前記アクセス・ノードおよび前記DHCPサーバから、前記IP系データ・ネットワーク内において前記アクセス・ノードと前記DHCPサーバとの間にある、ある数のネットワーク・エレメント(230)に、1つ以上の経路更新メッセージを発信するステップと、
    前記移動ノードが第2アクセス・ノードに結合したときに前記移動ノードのIPアドレスを確認するための第2のステートフルIP自動設定メッセージについて、前記生成するステップ、置換するステップ、および転送するステップを繰り返し、前記第2アクセス・ノードが前記第2のステートフルIP自動設定メッセージのアドレスを置換するステップと、
    前記第2のステートフルIP自動設定メッセージを受信したことにより、前記第2アクセス・ノードおよび前記DHCPサーバによって1つ以上の経路更新メッセージを生成するステップとを備える方法。
  2. 請求項1記載のモビリティをサポートするための方法(400、500)であって、前記第2のステートフルIP自動設定メッセージを受信したことにより、前記第2アクセス・ノードおよび前記DHCPサーバによって1つ以上の経路更新メッセージを生成するステップは、
    前記DHCPサーバにおいて前記第2のIPv6ステートフルIP自動設定メッセージを分析し、前記第2メッセージにおいて経路維持に用いられる前記アドレスが、前記第1メッセージにおいて分析した前記第1アドレスとマッチングが取れることを判定するステップと、
    前記判定に基づいて、経路更新メッセージを発信するステップと、
    を特徴とする方法。
  3. 請求項記載のモビリティをサポートするための方法(400、500)であって、更に、
    前記判定に応答して、削除メッセージ(540)を前記第1アクセス・ノード(240)または前記第2アクセス・ノード(250)、および前記DHCPサーバ(220)と前記第1アクセス・ノード(240)または前記第2アクセス・ノード(250)との間にある、ある数のネットワーク・エレメント(230)に送信するステップであって、前記削除メッセージが、前記ある数のネットワーク・エレメントに、前記移動ノードへおよび前記移動ノードからの経路維持に用いた旧アドレス情報を削除するように命令するステップを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載のモビリティをサポートするための方法(400、500)において、前記第1および/または第2のステートフル・インターネット・プロトコル自動設定メッセージは、DHCPv6「CONFIRM」メッセージである、方法。
  5. 請求項1記載のモビリティをサポートするための方法(400、500)において、経路維持に用いられる前記アドレス情報は、距離ベクトル・ルーティング・プロトコル、例えば、ルーティング情報プロトコル(RIP)に基づく、方法。
  6. 請求項1記載のモビリティをサポートするための方法(400、500)であって、更に、
    前記IP系データ・ネットワークにおける複数のノード、例えば、DHCPサーバ(220)、DHCPリレーまたはアクセス・ルータ(250)のようなアクセス・ノード、および中間ルータ(234)によって経路維持情報を更新するステップを特徴とする方法。
  7. インターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)のデータ・ネットワークで動作可能な、アクセス・ノードであって、
    ある移動ノードのIPアドレスを確認するための1つのステートフル・(IPv6)自動設定メッセージを前記移動ノードから受信する受信機能であって、前記メッセージが、前記移動ノードへおよび前記移動ノードからの経路維持に使用可能であるとともに、異なるアクセス・ノードから前記移動ノードが取得したIPアドレスを含む、受信機能と、
    前記受信機能に動作可能に結合されているプロセッサであって、前記IPメッセージを分析して、前記移動ノードへのデータ配信および/または前記移動ノードからのデータ配信を行うための経路を決定する、プロセッサと、
    を備えており、前記アクセス・ノードは、前記プロセッサが、前記IPv6のデータ・ネットワーク内において前記アクセス・ノードとDHCPサーバとの間にある、ある数のネットワーク・エレメントへの1つ以上の前記第2のアクセス・ノード(250)からの1つ以上の経路更新メッセージの送信を、実質的に連続的に起動することを特徴とする、アクセス・ノード。
  8. インターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)のデータ・ネットワークで動作可能な、動的ホスト設定プロトコル(DHCP)サーバ(320)であって、
    第1アクセス・ノードを介して、移動ノードから少なくとも1つのインターネット・プロトコル(IP)メッセージを受信する受信機能(325)であって、前記少なくとも1つのIPメッセージが、第1アクセス・ノードから前記移動ノードが取得したIPアドレスを確認するIPv6メッセージを含み、かつ、前記第2アクセス・ノードを介しての前記移動ノードへのデータ配信および/または前記移動ノードからのデータ配信を行うための経路維持に用いる、ある数のアドレスを含む、受信機能と、
    前記受信機能に動作可能に結合されているプロセッサ(330)であって、前記少なくとも1つの第1IPメッセージを分析して、前記移動ノードへのデータ配信および/または前記移動ノードからのデータ配信を行うための経路を決定する、プロセッサと、
    を備えており、前記DHCPサーバは、前記プロセッサが、前記IP系データ・ネットワーク内において前記DHCPサーバと第1および第2のアクセス・ノードのうちの1つ以上の間にある、ある数のネットワーク・エレメント(230)への前記DHCPサーバからの1つ以上の経路更新メッセージの送信を、実質的に連続的に起動することを特徴とする、DHCPサーバ。
  9. 請求項記載のDHCPサーバにおいて、前記DHCPサーバ(32)は、少なくとも1つのIPメッセージを受信して分析し、前記アドレスが前記移動ノードに関連してDHCPサーバに保持しているアドレス集合とマッチングが取れるか否か判定を行うようにした、DHCPサーバ。
  10. 請求項記載のDHCPサーバにおいて、前記DHCPサーバ(320)は、更に、前記プロセッサ(330)が、前記判定に応答して、前記第1アクセス・ノードに対する経路更新メッセージを発信するか、あるいは前記第2アクセス・ノードに対する経路更新メッセージを発信し、前記移動ノードへおよび前記移動ノードからの経路維持に用いられる旧アドレス情報を削除することを特徴とするDHCPサーバ。
  11. 請求項記載のDHCPサーバにおいて、前記少なくとも1つの第1IPメッセージおよび前記少なくとも1つの第2IPメッセージはIPv6メッセージである、DHCPサーバ。
  12. 請求項記載のDHCPサーバにおいて、前記少なくとも1つの第1IPメッセージおよび/または前記少なくとも1つの第2IPメッセージは、IPv6ステートフル自動設定「CONFIRM」メッセージである、DHCPサーバ。
  13. 請求項記載のDHCPサーバであって、更に、
    前記プロセッサに動作可能に結合されており、前記第1および/または第2IPメッセージから抽出した経路維持情報を格納するルータ・テーブルを収容するメモリ・エレメントを特徴とするDHCPサーバ。
  14. 請求項記載のDHCPサーバ、または請求項記載のアクセス・ノードを組み込むように構成したデータ通信ネットワーク。
  15. 請求項14記載のデータ通信ネットワークにおいて、前記第1アクセス・ノードおよび/または前記第2アクセス・ノードは、DHCPv6リレー機能によって連結されたアクセス・ルータである、データ通信ネットワーク。
  16. 請求項14または15記載のデータ通信ネットワークにおいて、前記データ通信ネットワークは、実質的にツリー型トポロジにおいて前記第1アクセス・ノードおよび/または前記第2アクセス・ノードと前記DHCPサーバとの間に配置されたある数のルータを含む、データ通信ネットワーク。
  17. 請求項14記載のデータ通信ネットワークにおいて、前記移動ノードと前記第1アクセス・ノードおよび/または前記第2アクセス・ノードとの間の通信リンクは、ワイヤレス・リンクを容易に形成できるワイヤレス・アクセス・メディア通信リンクである、データ通信ネットワーク。
  18. DHCPサーバからアクセス・ノードに、ある数のルータを介して送信されるIPv6通信メッセージであって、前記IPv6通信メッセージが、請求項または請求項10にしたがって生成された経路および/またはアドレス削除命令を含む、IPv6通信メッセージ。
  19. 請求項1による方法を実行するようにプロセッサを制御するための、プロセッサ実施可能命令を格納した記憶媒体。
  20. 請求項1記載の方法ステップを実行するように構成された装置。
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