JP4223603B2

JP4223603B2 - Endoscopic treatment tool

Info

Publication number: JP4223603B2
Application number: JP32738198A
Authority: JP
Inventors: 邦利池田
Original assignee: Hoya Corp
Current assignee: Hoya Corp
Priority date: 1998-11-18
Filing date: 1998-11-18
Publication date: 2009-02-12
Anticipated expiration: 2018-11-18
Also published as: JP2000147390A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シース内に操作線材が進退自在に挿通配置された内視鏡用処置具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
内視鏡用処置具は一般に、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されるシース内に操作ワイヤが進退自在に挿通されている。
【０００３】
そのような処置具が内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通されているとき、シースの内面と操作ワイヤとの間の隙間を介して、体腔内の圧力が漏れ出さないようにすることが望ましい。またその隙間内は、処置具を使用した後で洗浄することが望ましい。
【０００４】
図７は、そのようなことができるようにした従来の内視鏡用処置具を示しており、操作ワイヤ９１の基端部分には腰折れ防止のために外装パイプ９２が被嵌固着されている。
【０００５】
操作部に対して着脱自在に設けられたシース９３の基端口金９４には、注射器等を接続可能な注入筒９５が分岐突設され、外装パイプ９２の外周面に密接するシール用Ｏリング９６が、シース基端口金９４に装着されている。
【０００６】
このような構成により、処置具使用時には注入筒９５に栓９７を取り付けておけば、シース９３の内面と操作ワイヤ９１との間の隙間と外気との間がＯリング９６によって遮蔽されて漏れが防止され、使用後には栓９７を外して注入筒９５から洗浄液を注入すれば、シース９３の内面と操作ワイヤ９１との間の隙間を洗浄することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、注入筒９５が突設されたシース基端口金９４を製造するのに、単品切削によっていては大変なコストがかかり、モールド成形では金型が必要となるので、内視鏡用処置具において頻繁に行われるちょっとした改造等に大きなコストがかかってしまう。また、洗浄時に、シース基端口金９４とＯリング９６との間が洗浄できずに汚染されたままになってしまう欠点もある。
【０００８】
そこで本発明は、製造コストが低く、しかもシースの内面と操作ワイヤとの間の隙間を漏れなく洗浄することができる衛生的に優れた内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具は、操作線材が軸線方向に進退自在に挿通されてその操作線材を進退操作するための操作部が基端部に着脱自在に連結されたシースと、上記操作線材の外径より大きな内径を有し、上記シースの基端部の口元部分に上記操作線材を囲む状態に装着された弾力性のあるＯリングと、軸線位置に上記操作線材が緩く挿通されて上記Ｏリングを軸線方向に押しつぶす状態と押しつぶさない状態を選択自在に上記シースの基端部に螺合して取り付けられたＯリング押圧部材と、上記シースが上記操作部から取り外された状態において上記Ｏリング押圧部材の後端側に接続／離脱自在な送液管とを設け、上記シースが上記操作部から取り外された状態のときに、上記Ｏリング押圧部材が上記Ｏリングを押しつぶさない状態にして上記Ｏリング押圧部材に上記送液管を取り付けることにより、上記シースと上記操作線材との間の隙間に上記送液管から液を流し込めるようにしたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図２は、内視鏡用処置具の一つである生検鉗子を示しており、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性シース３の基端に操作部１０が着脱自在に連結されている。
【００１１】
そして、可撓性シース３内に軸線方向に進退自在に全長にわたって挿通配置されている操作ワイヤ１ａを操作部１０で進退操作することにより、可撓性シース３の先端に配置された鉗子カップ２を遠隔的に開閉させることができる。
【００１２】
図３は操作部１０を示しており、細長い棒状に形成された操作部本体１１の手元側端部には、操作者の手の親指を係合させるためのリング状指掛け１２が取り付けられ、人指し指と中指を係合させるための糸巻状指掛け１３が、操作部本体１１に沿ってスライド自在に取り付けられている。
【００１３】
操作部本体１１に軸線方向に細長く形成されたスリ割り１４内には、糸巻状指掛け１３に固定されて糸巻状指掛け１３と共に移動するワイヤ連結座１５が、軸線方向にスライド自在に配置されている。
【００１４】
１ｂは、可撓性シース３内に挿通配置されている操作ワイヤ１ａの基端に固着連結されて操作ワイヤ１ａと共に操作線材を構成する駆動ロッドであり、その基端部分が、ワイヤ連結座１５に差し込まれて手動ロックネジ１６で固定されている。したがって、手動ロックネジ１６を緩めることにより、駆動ロッド１ｂとワイヤ連結座１５との結合を任意に外すことができる。
【００１５】
操作部本体１１の先端部分に取り付けられたシース連結部材１７はプラスチック材によって形成されており、可撓性シース３の基端に取り付けられたシース基端口金３１の凹部３１１に係脱する係合片部１７１が内側位置に形成されている。
【００１６】
係合片部１７１の外側の位置に形成された突片部１７２は、その外周に軸線周りに回転自在に取り付けられたカム筒１８を回転させることにより、図４の（Ｂ）に示されるように内側に押されて係合片部１７１を凹部３１１に係合させ、それによりシース基端口金３１が操作部１０に連結されて外れない状態になる。
【００１７】
そして、カム筒１８を元に戻せば、図４の（Ａ）に示されるように係合片部１７１が自己の弾性によって凹部３１１から外れた状態に戻り、シース基端口金３１を操作部１０から取り外せる状態になる。
【００１８】
図５は、操作部１０から取り外された状態の可撓性シース３の基端部分を示している。
シース基端口金３１の軸線位置には駆動ロッド１ｂが緩く挿通される貫通孔が穿設されており、シース基端口金３１の先端部分に可撓性シース３が連結されている。
【００１９】
４は、可撓性シース３がシース基端口金３１との連結部付近で急激に曲げられて座屈するのを防止するための折れ止めチューブである。操作ワイヤ１ａと駆動ロッド１ｂとはシース基端口金３１の内側部分で連結されている。
【００２０】
可撓性シース３は、ステンレス鋼線を一定の径で密着巻きして形成された密巻きコイルパイプ３ａの外周に、熱収縮チューブ３ｂを全長にわたって水密に密着被覆して構成されている。
【００２１】
駆動ロッド１ｂが突出するシース基端口金３１の外端面の口元部分には、弾力性のあるゴム材（例えばシリコンゴム）からなるＯリング３４が、駆動ロッド１ｂを囲む状態に装着されている。
【００２２】
このＯリング３４は、図６に拡大して示されるように、自然状態では駆動ロッド１ｂの外径より大きな内径を有し、外方に拡がらないようにシース基端口金３１の端面に形成された溝３１２内に配置されている。ただし、その溝３１２はＯリング３４の側面がシース基端口金３１の端面から出っ張る程度に浅く形成されている。
【００２３】
３２は、Ｏリング３４を軸線方向に押しつぶすためのＯリング押圧ネジであり、シース基端口金３１の突端部の外周面に形成された雄ネジ部と螺合する雌ネジ筒３２ａと接合されて一体の部品になっている。
【００２４】
したがって、Ｏリング押圧ネジ３２を回転させることにより、図５に示されるように、Ｏリング押圧ネジ３２の先端面でＯリング３４が押しつぶされた状態にすることができ、Ｏリング３４は内方に膨らむことになる。
【００２５】
その結果、Ｏリング３４が駆動ロッド１ｂの外周面に圧接され、その部分がシールされるので、その状態で処置具を内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通して使用すれば、可撓性シース３と操作線材（即ち、操作ワイヤ１ａと駆動ロッド１ｂ）との間の隙間から体腔内の圧力が漏れるのを防止することができる。また、Ｏリング押圧ネジ３２でＯリング３４のつぶし量を調整することにより、操作力量をある程度任意に調整することができる。
【００２６】
Ｏリング押圧ネジ３２の外面は滑らかな円周面状に形成されている。したがって、この処置具を使用した後、可撓性シース３から操作部１０を取り外した状態にしてから、図１に示されるようにＯリング押圧ネジ３２に可撓性の送液チューブ５０の一端を接続することができる。また、接続された送液チューブ５０はＯリング押圧ネジ３２から取り外すことができる。
【００２７】
送液チューブ５０の他端側には注射筒１００が取り付けられており、注射筒１００から送液チューブ５０へ洗浄液等を押し出すと、その洗浄液は駆動ロッド１ｂの外周面とＯリング押圧ネジ３２との間の隙間へ送り込まれる。
【００２８】
したがって、Ｏリング３４を押しつぶさない状態にＯリング押圧ネジ３２をセットしておけば、Ｏリング３４と駆動ロッド１ｂの外周面との間に隙間があるので、洗浄液はシース基端口金３１内から可撓性シース３内へ送られて可撓性シース３の先端から送り出される。
【００２９】
その結果、操作ワイヤ１ａと可撓性シース３との間の隙間を含め、操作線材１ａ，１ｂが通っている部分を全長にわたって容易に洗浄することができる。また、Ｏリング３４はＯリング押圧ネジ３２を緩めることにより自由に着脱交換することができる。
【００３０】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば本発明は生検鉗子以外の各種の内視鏡用処置具に適用することができる。
【００３１】
【発明の効果】
本発明によれば、Ｏリング押圧部材がＯリングを押しつぶさない状態にしてＯリング押圧部材に送液管を取り付け、シースと操作線材との間の隙間に送液管から洗浄液を流し込むことにより、操作線材が通っている部分を全長にわたって容易に洗浄することができ、しかも構造が簡単で製造コストがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の使用後の洗浄状態にあるシースの基端部分の側面断面図である。
【図２】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の全体構成を示す側面図である。
【図３】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の操作部の側面断面図である。
【図４】本発明の実施の形態の図３におけるIV−IV断面図である。
【図５】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具のシースの基端部分の側面断面図である。
【図６】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具のシースの基端部分の側面拡大断面図である。
【図７】従来の内視鏡用処置具のシースの基端部分の側面断面図である。
【符号の説明】
１ａ操作ワイヤ（操作線材）
１ｂ駆動ロッド（操作線材）
３可撓性シース
３ａ密巻きコイルパイプ
３ｂ熱収縮チューブ
１０操作部
３１シース基端口金
３２Ｏリング押圧ネジ（Ｏリング押圧部材）
３４Ｏリング
５０送液チューブ
１００注射筒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscopic treatment tool in which an operation wire is inserted and disposed in a sheath so as to freely advance and retract.
[0002]
[Prior art]
In general, an endoscope treatment instrument has an operation wire inserted through a sheath inserted into and removed from a treatment instrument insertion channel of an endoscope so as to freely advance and retract.
[0003]
When such a treatment tool is inserted into the treatment tool insertion channel of the endoscope, it is desirable to prevent the pressure in the body cavity from leaking through the gap between the inner surface of the sheath and the operation wire. . Further, it is desirable to clean the gap after using the treatment tool.
[0004]
FIG. 7 shows a conventional endoscopic treatment tool that enables such an operation, and an exterior pipe 92 is fitted and fixed to the proximal end portion of the operation wire 91 to prevent hip breakage. .
[0005]
An injection cylinder 95 to which a syringe or the like can be connected is branched and protruded from a base end cap 94 of a sheath 93 that is detachably attached to the operation portion, and a sealing O-ring 96 that is in close contact with the outer peripheral surface of the exterior pipe 92. Is attached to the sheath base end cap 94.
[0006]
With such a configuration, if the stopper 97 is attached to the injection tube 95 when the treatment instrument is used, the gap between the inner surface of the sheath 93 and the operation wire 91 and the outside air are shielded by the O-ring 96 and leakage occurs. The gap between the inner surface of the sheath 93 and the operation wire 91 can be cleaned by removing the stopper 97 and injecting the cleaning liquid from the injection cylinder 95 after use.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to manufacture the sheath base end cap 94 with the injection tube 95 projecting, it is very expensive to cut by a single piece, and a mold is required for molding, so in the treatment instrument for endoscope A large amount of cost is required for minor modifications that are frequently made. Further, there is also a drawback that the space between the sheath base end cap 94 and the O-ring 96 cannot be cleaned and remains contaminated during cleaning.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a sanitary excellent treatment instrument for an endoscope that can be manufactured at low cost and can clean the gap between the inner surface of the sheath and the operation wire without omission.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the endoscope treatment tool according to the present invention is configured such that the operation wire is inserted into the axial direction so as to be able to advance and retreat, and an operation portion for operating the operation wire to advance and retreat is detachable from the base end portion. A connected sheath, an elastic O-ring having an inner diameter larger than the outer diameter of the operation wire, and being attached to the mouth of the proximal end of the sheath so as to surround the operation wire; An O-ring pressing member attached to the base end of the sheath so as to be freely selectable between a state in which the operation wire is loosely inserted and the O-ring is crushed in the axial direction and a state in which the O-ring is not crushed. In a state where the O-ring pressing member is detached from the operating portion, a connectable / detachable liquid feeding pipe is provided on the rear end side of the O-ring pressing member, and when the sheath is detached from the operating portion, the O-ring pressing member is O-ring By in the state of not crushed attaching the liquid supply pipe to the O-ring pressing member, characterized in that as pourable liquid from the gap to the liquid supply pipe between the sheath and the manipulation wire.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 2 shows a biopsy forceps that is one of the endoscope treatment tools, and the operation unit 10 is attached to and detached from the proximal end of the flexible sheath 3 that is inserted into and removed from the treatment tool insertion channel of the endoscope. It is connected freely.
[0011]
The forceps cup 2 disposed at the distal end of the flexible sheath 3 is moved forward and backward by the operation portion 10 through the operation wire 1a, which is inserted through the entire length of the flexible sheath 3 so as to be movable back and forth in the axial direction. Can be opened and closed remotely.
[0012]
FIG. 3 shows the operation unit 10, and a ring-shaped finger hook 12 for engaging the thumb of the operator's hand is attached to the proximal end of the operation unit main body 11 formed in an elongated bar shape. A pincushion 13 for engaging the middle finger is slidably attached along the operation unit main body 11.
[0013]
A wire coupling seat 15 fixed to the pincushion finger hook 13 and moving together with the pincushion finger hook 13 is slidably arranged in the axial direction in a slit 14 formed in the operation portion main body 11 so as to be elongated in the axial direction. .
[0014]
1b is a drive rod which is fixedly connected to the base end of the operation wire 1a inserted through the flexible sheath 3 and constitutes the operation wire together with the operation wire 1a. And is fixed with a manual lock screw 16. Therefore, by loosening the manual lock screw 16, the coupling between the drive rod 1b and the wire connecting seat 15 can be arbitrarily removed.
[0015]
The sheath connecting member 17 attached to the distal end portion of the operation portion main body 11 is made of a plastic material, and is engaged with the concave portion 311 of the sheath proximal end cap 31 attached to the proximal end of the flexible sheath 3. A piece 171 is formed at the inner position.
[0016]
The projecting piece 172 formed at a position outside the engaging piece 171 is rotated as shown in FIG. 4B by rotating the cam cylinder 18 attached to the outer periphery thereof so as to be rotatable around the axis. And the engagement piece 171 is engaged with the recess 311, whereby the sheath base end cap 31 is connected to the operation unit 10 and cannot be removed.
[0017]
When the cam cylinder 18 is returned to the original position, the engagement piece 171 returns to the state where it is detached from the recess 311 by its own elasticity as shown in FIG. It can be removed from.
[0018]
FIG. 5 shows a proximal end portion of the flexible sheath 3 in a state where it is removed from the operation unit 10.
A through hole through which the drive rod 1 b is loosely inserted is formed at the axial position of the sheath base end cap 31, and the flexible sheath 3 is connected to the distal end portion of the sheath base end cap 31.
[0019]
Reference numeral 4 denotes an anti-bending tube for preventing the flexible sheath 3 from being bent suddenly and buckled in the vicinity of the connecting portion with the sheath base end cap 31. The operation wire 1 a and the drive rod 1 b are connected to each other at the inner portion of the sheath base end cap 31.
[0020]
The flexible sheath 3 is configured by covering the outer circumference of a closely wound coil pipe 3a formed by tightly winding a stainless steel wire with a certain diameter, in a watertight manner over the entire length of the heat shrinkable tube 3b.
[0021]
An O-ring 34 made of an elastic rubber material (for example, silicon rubber) is attached to the mouth portion of the outer end surface of the sheath base end cap 31 from which the drive rod 1b protrudes so as to surround the drive rod 1b.
[0022]
As shown in an enlarged view in FIG. 6, the O-ring 34 has an inner diameter larger than the outer diameter of the drive rod 1b in the natural state, and is formed on the end surface of the sheath base end cap 31 so as not to expand outward. It is arranged in the groove 312 formed. However, the groove 312 is formed so shallow that the side surface of the O-ring 34 protrudes from the end surface of the sheath base end cap 31.
[0023]
Reference numeral 32 denotes an O-ring pressing screw for crushing the O-ring 34 in the axial direction, and is joined to a female screw cylinder 32 a that is screwed with a male screw portion formed on the outer peripheral surface of the protruding end portion of the sheath base end cap 31. It is an integral part.
[0024]
Therefore, by rotating the O-ring pressing screw 32, as shown in FIG. 5, the O-ring 34 can be brought into a state of being crushed by the front end surface of the O-ring pressing screw 32. Will swell.
[0025]
As a result, the O-ring 34 is pressed against the outer peripheral surface of the drive rod 1b and the portion thereof is sealed. Therefore, if the treatment tool is inserted into the treatment tool insertion channel of the endoscope and used in that state, the O-ring 34 is flexible. It is possible to prevent the pressure in the body cavity from leaking from the gap between the sheath 3 and the operation wire (that is, the operation wire 1a and the drive rod 1b). Further, by adjusting the crushing amount of the O-ring 34 with the O-ring pressing screw 32, the amount of operation force can be arbitrarily adjusted to some extent.
[0026]
The outer surface of the O-ring pressing screw 32 is formed into a smooth circumferential surface. Therefore, after using this treatment instrument, after the operation unit 10 is removed from the flexible sheath 3, as shown in FIG. 1, one end of the flexible liquid feeding tube 50 is attached to the O-ring pressing screw 32. Can be connected. Further, the connected liquid feeding tube 50 can be detached from the O-ring pressing screw 32.
[0027]
A syringe barrel 100 is attached to the other end of the liquid feeding tube 50, and when the cleaning liquid or the like is pushed out from the syringe barrel 100 to the liquid feeding tube 50, the cleaning liquid is transferred to the outer peripheral surface of the drive rod 1b, the O-ring pressing screw 32, and the like. It is sent to the gap between.
[0028]
Therefore, if the O-ring pressing screw 32 is set in a state where the O-ring 34 is not crushed, there is a gap between the O-ring 34 and the outer peripheral surface of the drive rod 1b. It is sent into the flexible sheath 3 and sent out from the tip of the flexible sheath 3.
[0029]
As a result, the portion through which the operation wire 1a, 1b passes, including the gap between the operation wire 1a and the flexible sheath 3, can be easily washed over the entire length. The O-ring 34 can be freely attached and detached by loosening the O-ring pressing screw 32.
[0030]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, For example, this invention is applicable to various treatment tools for endoscopes other than biopsy forceps.
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, the O-ring pressing member does not crush the O-ring, the liquid feeding pipe is attached to the O-ring pressing member, and the cleaning liquid is poured from the liquid feeding pipe into the gap between the sheath and the operation wire, The portion through which the operation wire passes can be easily cleaned over the entire length, and the structure is simple and the manufacturing cost is not required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side cross-sectional view of a proximal end portion of a sheath in a cleaning state after use of an endoscope treatment tool according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the overall configuration of the endoscope treatment tool according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view of an operation unit of the endoscope treatment tool according to the embodiment of the present invention.
4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG. 3 according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side cross-sectional view of the proximal end portion of the sheath of the endoscope treatment tool according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged side sectional view of the proximal end portion of the sheath of the endoscope treatment tool according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side sectional view of a proximal end portion of a sheath of a conventional endoscope treatment tool.
[Explanation of symbols]
1a Operation wire (operation wire)
1b Drive rod (operation wire)
3 Flexible sheath 3a Close-wound coil pipe 3b Heat-shrinkable tube 10 Operation part 31 Sheath base end cap 32 O-ring pressing screw (O-ring pressing member)
34 O-ring 50 Liquid feeding tube 100 Syringe

Claims

操作線材が軸線方向に進退自在に挿通されてその操作線材を進退操作するための操作部が基端部の外周側の領域に着脱自在に連結されたシースと、
上記操作線材の外径より大きな内径を有し、上記シースの基端部の内周側の領域の口元部分に上記操作線材を囲む状態に装着された弾力性のあるＯリングと、
軸線位置に上記操作線材が緩く挿通され、上記Ｏリングを軸線方向に押しつぶして上記操作線材に圧接させる状態と押しつぶさない状態とを選択自在に、上記シースの基端部に螺合して取り付けられたＯリング押圧部材と、
上記シースが上記操作部から取り外された状態において上記Ｏリング押圧部材の後端側に接続／離脱自在な送液管とを設け、
上記シースが上記操作部から取り外された状態のときに、上記Ｏリング押圧部材が上記Ｏリングを押しつぶさない状態にして上記Ｏリング押圧部材に上記送液管を取り付けることにより、上記シースと上記操作線材との間の隙間に上記送液管から液を流し込めるようにしたことを特徴とする内視鏡用処置具。A sheath in which an operation wire is inserted in an axial direction so as to be movable back and forth, and an operation portion for moving the operation wire forward and backward is detachably connected to a region on the outer peripheral side of the base end portion;
An elastic O-ring having an inner diameter larger than the outer diameter of the operation wire, and attached to the mouth portion of the inner peripheral region of the base end of the sheath so as to surround the operation wire;
Is the axis inserted loosely the operating wire is in position, the O-ring and a freely selected a state not crushed by grain pushed axially state for pressing on the operation wire, screwed into the proximal end of the sheath An attached O-ring pressing member;
In the state where the sheath is removed from the operation part, a liquid feeding tube which can be connected / disconnected is provided on the rear end side of the O-ring pressing member,
When the sheath is removed from the operation portion, the O-ring pressing member does not crush the O-ring and the liquid feeding tube is attached to the O-ring pressing member, whereby the sheath and the operation are A treatment instrument for an endoscope, wherein a liquid is allowed to flow from the liquid feeding pipe into a gap between the wire and the wire.