JP4223326B2 - 浴槽用枕 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸盤をもって浴槽に着脱する浴槽用枕にあって、吸盤劣化時に吸盤の取替えが可能な浴槽用枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
入浴中に浴槽内でリラックスするために、浴槽の周縁部に取り付けて、首部や頭部を持たれ掛けさせるための浴槽用枕がある。これまでに、首部や頭部をもたれかけさせるための頭部保持部材に吸盤部材を設けて、吸盤部材により浴槽の周縁部に取り付けて使用することができる浴槽用枕がある(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第3044113号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の浴槽用枕は、頭部保持部材である弾性のシート体に複数個の吸盤部材を設け、シート体を折り曲げ、吸盤部材を浴槽の周縁部に取り付け、首部や頭部をシート体にもたれ掛けさせて使用する。しかしながら、特許文献1において、吸盤部材が頭部保持部材に固着されているため、風呂蓋等を使用するため浴槽用枕を取り外す場合に、その度、吸盤部材を浴槽から外す必要がある。このため、吸盤部材が劣化しやすい。しかも、前記構造において吸盤部材は固着されているため、劣化時にも吸盤部材のみを取替えることは不可能であった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、吸盤部材が劣化した際にも吸盤部材のみを取替え可能な浴槽用枕を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の浴槽用枕は、頭部保持部材と、浴槽に着脱可能な吸盤と、前記吸盤の背面の中央から突出した凸部とを有する吸盤部材と、前記頭部保持部材に固定された吸盤固定板とを備えており、前記凸部は、外周に沿った溝部と、前記溝部よりも先端側にある頭部とを有しており、前記吸盤固定板は、前記頭部が通過可能な第1の孔と、前記頭部が通過不可能で且つ前記溝部が通過可能な第2の孔とが連なった係合孔を有しており、前記凸部が前記係合孔の前記第2の孔に係合することにより、前記吸盤部材が前記吸盤固定板に着脱可能に固定されており、さらに、吸盤固定板は、少なくとも一部が前記頭部保持部材によって埋め込まれた接着孔を備えている(請求項1)。
【0007】
この構成によると、頭部保持部材と吸盤部材とが着脱可能であるので、吸盤が劣化したときにも取替えが容易に行うことができる。また、この構造を利用して浴槽から吸盤部材を外すことなく、頭部保持部材を浴槽へ着脱することが可能である。また、頭部が通過不可能で且つ溝部が通過可能な第2の孔に凸部が係合しているために、吸盤部材を吸盤固定板から引き抜く方向の力が加えられただけでは、凸部の係合を解除することができない。このため、使用中に頭部保持部材が吸盤部材から外れる可能性を少なくすることができる。しかも、凸部を第1の孔にまでスライドさせるという容易な作業を行うだけで、凸部の係合を解除することができ、それによって、吸盤部材を容易に頭部保持部材から取り外せる。
さらに、吸盤固定板は、少なくとも一部が頭部保持部材によって埋め込まれた接着孔を備えているため、吸盤固定部を頭部保持部材に、強固に固定することができる。
【0008】
本発明の浴槽用枕において、前記頭部保持部材が、発泡層と、前記発泡層を覆う表皮層とを有しており、前記吸盤固定板が、前記発泡層と前記表皮層との間で固定されていてもよい(請求項2)。これによると、吸盤固定板を強固に固定することができる。さらに、吸盤固定板が頭部保持部材から露出しないため、見栄えがよい。
【0009】
本発明の浴槽用枕は、頭部保持部材と、浴槽に着脱可能な吸盤と、前記吸盤の背面の中央から突出した凸部とを有する吸盤部材と、前記頭部保持部材に固定された吸盤固定板とを備えており、前記凸部は、外周に沿った溝部と、前記溝部よりも先端側にある頭部とを有しており、前記吸盤固定板は、前記頭部が通過可能な第1の孔と、前記頭部が通過不可能で且つ前記溝部が通過可能な第2の孔とが連なった係合孔を有しており、前記凸部が前記係合孔の前記第2の孔に係合することにより、前記吸盤部材が前記吸盤固定板に着脱可能に固定されており、さらに、前記頭部保持部材が、発泡層と、前記発泡層を覆う表皮層とを有しており、前記吸盤固定板が、前記発泡層と前記表皮層との間で固定されている(請求項3)。
この構成によると、頭部保持部材と吸盤部材とが着脱可能であるので、吸盤が劣化したときにも取替えが容易に行うことができる。また、この構造を利用して浴槽から吸盤部材を外すことなく、頭部保持部材を浴槽へ着脱することが可能である。また、頭部が通過不可能で且つ溝部が通過可能な第2の孔に凸部が係合しているために、吸盤部材を吸盤固定板から引き抜く方向の力が加えられただけでは、凸部の係合を解除することができない。このため、使用中に頭部保持部材が吸盤部材から外れる可能性を少なくすることができる。しかも、凸部を第1の孔にまでスライドさせるという容易な作業を行うだけで、凸部の係合を解除することができ、それによって、吸盤部材を容易に頭部保持部材から取り外せる。
また、頭部保持部材が、発泡層と、発泡層を覆う表皮層とを有しており、吸盤固定板が、発泡層と表皮層との間で固定されていることにより、吸盤固定板を強固に固定することができる。さらに、吸盤固定板が頭部保持部材から露出しないため、見栄えがよい。
【0010】
本発明の浴槽用枕は、前記頭部保持部材が、前記吸盤部材の凸部を挿入可能な凹部を有していてもよい(請求項4)。この構成によると、吸盤部材の凸部を頭部保持部材内に収めることが可能である。これにより、浴槽用枕を安定して使用することができる。
【0011】
本発明の浴槽用枕は、前記吸盤部材が、前記吸盤の背面に吸盤ノブを有していてもよい(請求項5)。これによると、吸盤部材を浴槽から容易に外すことができる。
【0012】
本発明の浴槽用枕は、前記頭部支持部材が、独立発泡樹脂組成物からなっていてもよい(請求項6)。これによると、頭部保持部材が水を吸収しない独立発泡であるため、湯水が頭部保持部材の内部に含水されず、カビなどが発生する恐れが少なく、浴槽用枕を清潔に使用することができる。
【0013】
本発明の浴槽用枕は、前記頭部保持部材が、ポリエチレン発泡組成物、又は、変性ポリエチレン発泡組成物からなっていてもよい(請求項7)。この構成によると、頭部保持部材が高い断熱性と柔軟性を有すると共に、表面が平滑であるため、浴槽用枕を快適に使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0015】
図1は、本実施の形態に係る浴槽用枕が浴槽に取り付けられた状態における断面図である。図1に示すように、浴槽用枕1は、頭部保持部材2と、吸盤部材3と、頭部保持部材2に固定された吸盤固定板4とを有している。頭部保持部材2は入浴者が頭部を載せるためのものであり、頭部を載せやすい形状を有している。吸盤部材3は浴槽用枕1を浴槽8の縁に固定するためのものである。吸盤固定板4は、吸盤部材3を着脱可能に固定するためのものである。
【0016】
図2は、吸盤部材3の斜視図である。吸盤部材3は、浴槽8に吸着させる吸盤31と、吸盤31の背面(吸着面と逆の面)の中央から突出している円柱状の凸部32とを有している。凸部32は、その軸方向に垂直な平面内において凸部32の外周に沿って形成された環状の溝部33を有している。以下の説明で、凸部32において、溝部33よりも先端側にある部分を頭部35、溝部33よりも吸盤側にある部分を根部36と称する。頭部35の下面と根部36の上面との距離でもある溝部33の幅は、少なくとも吸盤固定板4の厚みよりも大きい。また、吸盤31は、背面に円柱状の吸盤ノブ34を有している。吸盤ノブ34を摘み、引くことにより、吸盤31を浴槽8から容易に取り外すことができる。
【0017】
図3は、吸盤固定板4の構造を示す平面図である。図3に示すように、吸盤固定板4は、円盤状であって、ほぼ円形の大孔41と、ほぼ円形の小孔42と、8つの接着孔44(44a〜44h)とを有している。大孔41及び小孔42は、吸盤部材3を着脱可能に固定するためのものである。接着孔44は、後述する頭部保持部材2の内部材21及び/又は表皮部材22(図4参照)の一部を埋め込むためのものである。大孔41は、吸盤部材3の凸部32を大孔41に垂直に差込んだ場合に、頭部35が通過可能な大きさを有している。小孔42は、吸盤部材3の溝部33が通過可能で、且つ、吸盤部材3の頭部35が通過不可能な大きさを有している。大孔41及び小孔42は、夫々の中心が吸盤固定板4の中心線45上に位置し、且つ、小孔42の中心が吸盤固定板4の中心近傍に位置するように配置されている。さらに、大孔41と小孔42との一部に重なり合うように、大孔41と小孔42との間に、長方形の通路47が配置されている。大孔41、小孔42、及び、通路47は、一つの係合孔43を形成している。通路47は、吸盤部材3の溝部33が通過可能で、且つ、吸盤部材3の頭部35が通過不可能な大きさを有している。
【0018】
中心線45上には、係合孔43を挟むように接着孔44a及び接着孔44bが配置されている。接着孔44a及び44bは、吸盤固定板4の中心に関して対称となっている。この中心線45に直角に交わる、別の吸盤固定板4の中心線46上には、接着孔44c及び接着孔44dが配置されている。接着孔44c及び接着孔44dも、吸盤固定板4の中心に関して対称であり、且つ、接着孔44a及び接着孔44bを通る円上に配置されている。また、中心線45に関して左右対称となるように、中心線45の右側に接着孔44e及び接着孔44f、中心線45の左側に接着孔44g及び接着孔44hが、接着孔44a〜接着孔44dを通る円の内側に配置されている。さらに、接着孔44e、接着孔44f、接着孔44g、及び接着孔44hは同一円上に配置されている。なお、中心線45及び中心線46は、各孔の位置を分りやすく示すためのものであり、実際に存在する線ではない。吸盤固定板4は、複数の接着孔44を有することにより、吸盤固定板4と内部材21及び/又は表皮部材22とを強固に接着させることができる。
【0019】
次に、吸盤部材3を吸盤固定板4に固定する方法について説明する。吸盤部材3の凸部32を吸盤固定板4の大孔41に垂直に差込み、大孔41と吸盤部材3の溝部33とを同じ位置にする。吸盤部材3を小孔42側にスライドさせて、通路47を通り溝部33と小孔42とを同じ位置にする。溝部33が小孔42に位置しているとき、小孔42の大きさは、頭部35が通過できないため、吸盤部材3を引き抜くことができない。このようにして、吸盤部材3は、頭部35と根部36とで吸盤固定板4を挟み込むようにして固定される。吸盤部材3を吸盤固定板4から取り外す場合は、吸盤部材3を大孔41側にスライドさせ、通路47を通り溝部33と大孔41とを同じ位置にする。これにより、頭部35は大孔41を通過できるため、吸盤部材3を吸盤固定板4から取り外すことができる。
【0020】
図4は、頭部保持部材2と吸盤部材3との連結部分を拡大した図である。図4に示すように、頭部保持部材2は、内部材21と内部材21を覆う表皮部材22とから構成されている。内部材21及び表皮部材22は、発泡体から構成されている。頭部保持部材2は、吸盤部材3の凸部32が頭部保持部材2に埋まるように凹部5を有している。凹部5は、吸盤部材3の吸盤31が埋まる広部分51と吸盤部材3の凸部32が埋まる狭部分52とから構成されている。広部分51と狭部分52とは、吸盤固定板4により隔てられている。頭部保持部材2が凹部5を有することにより、吸盤部材3は、頭部保持部材2から突出することがなく、浴槽用枕1の使用時においても、頭部を頭部保持部材2に安定して置くことができる。吸盤固定板4は、複数の接着孔44を有しているため、頭部保持部材2の内部材21及び/又は表皮部材22の一部が接着孔44に埋め込まれ、吸盤固定板4と内部材21及び/又は表皮部材22とを強固に固定することができる。さらに、吸盤固定板4は、頭部保持部材2の内部材21と表皮部材22との間に固定されているため、吸盤固定板4はさらに強固に固定することができ、且つ、吸盤固定板4が頭部保持部材2から露出することがないため見栄えがよい。
【0021】
頭部保持部材2の内部材21及び表皮部材22は、好ましくは発泡樹脂組成物によって形成されてなる。樹脂としては、ポリエチレン或いは、ポリエチレン・酢酸ビニルコポマリーなどの変性ポリエチレンが好ましく用いられる。これらのポリエチレン系樹脂は表面がざらつくことがないように発泡させて、表面が平滑な頭部保持部材2を形成することができる。また前記発泡樹脂で形成された頭部保持部材2は、断熱性が高く、柔軟なことから、使用者は快適な入浴を楽しむことができる。さらに、発泡体は独立気泡に形成すると、浴槽8中の湯水が表面にかかった際にも含水されず、衛生的であるといった利点がある。
【0022】
上記発泡樹脂組成物には抗菌剤を混入して、抗菌機能を付与することが可能である。抗菌剤としては、例えばリン酸カルシウムやハイドロキシアパタイト等を担体として金属銀を担持されたものを用いることができる。また必要に応じて顔料などを配合して着色することもできる。
【0023】
吸盤部材3は、好ましくは無発泡の樹脂組成物で形成される。樹脂としては一般に使用される合成樹脂が用いられる。尚、吸盤部材3、特に凸部32においては、使用時に強い負荷がかかることから、芯材等で補強することも可能である。
【0024】
浴槽用枕1の製造方法としては、発泡させた樹脂シートを適宜裁断し、メス型に挿入して頭部保持部材2を熱圧成形する。このとき、吸盤固定板4は表皮部材22と内部材21との間に挟みこまれた状態でセットされ、熱圧成形時に発泡体と溶融接着されて固定される。また、頭部保持部材2を成形する際、発泡倍率が8〜12倍になるように調節すると、高い断熱性や殉難性が得られる。
【0025】
以上説明したように、本実施の形態では、頭部保持部材2と吸盤部材3とが着脱可能であるため、吸盤部材2が劣化したときの取替えを容易に行うことができる。尚、浴槽8から浴槽用枕1を脱着させる際には、吸盤部材2と頭部保持部材2を一体的に取り外すことができるが、この構造を利用して浴槽8から吸盤部材3を外すことなく、頭部保持部材2を浴槽8へ着脱することも可能である。また、吸盤部材3の頭部35が通過不可能で且つ溝部33が通過可能な小孔42に凸部32が係合しているために、吸盤部材3を吸盤固定板4から引き抜く方向の力が加えられただけでは、凸部32の係合を解除することができない。このため、使用中に頭部保持部材2が吸盤部材3から外れる可能性を少なくすることができる。しかも、吸盤部材3の凸部32を大孔41にまでスライドさせるという容易な作業を行うだけで、凸部32の係合を解除することができ、それによって、吸盤部材3を容易に頭部保持部材2から取り外せる。
【0026】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、浴槽用枕の枕部は、水を吸収しない独立発泡からなっているが、これに限定されるものではない。また、上述の実施の形態では、吸盤部材は、円柱状の吸盤ノブを備えているが、備えていなくてもよい。また、円柱状の吸盤ノブでなくてもよい。
【0027】
上述の実施の形態では、枕部材は、吸盤部材が枕部材に収まるように凹部を有しているが、有していなくてもよい。また、上述の実施の形態では、吸盤固定板の接着孔が数又は取付位置を限定しているが、これに限定されるものではないし、接着孔を有していなくてもよい。さらに、上述の実施の形態では、吸盤固定板が枕部材の発泡体と表皮部材との間に固定されているが、発泡体と表皮部材との間でなくてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の浴槽用枕によると、吸盤部材を劣化した際にも取替えが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る浴槽用枕を浴槽に取り付けた状態における断面図である。
【図2】図1に示す吸盤部材の構造を示す図である。
【図3】図1に示す吸盤固定板の構造を示す図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 浴槽用枕
2 枕部材
3 吸盤部材
4 吸盤固定板
31 吸盤
32 凸部
33 溝部
35 頭部
41 大孔
42 小孔
43 係合孔
44 接着孔
Claims (7)
- 頭部保持部材と、
浴槽に着脱可能な吸盤と、前記吸盤の背面の中央から突出した凸部とを有する吸盤部材と、
前記頭部保持部材に固定された吸盤固定板とを備えており、
前記凸部は、外周に沿った溝部と、前記溝部よりも先端側にある頭部とを有しており、
前記吸盤固定板は、前記頭部が通過可能な第1の孔と、前記頭部が通過不可能で且つ前記溝部が通過可能な第2の孔とが連なった係合孔を有しており、
前記凸部が前記係合孔の前記第2の孔に係合することにより、前記吸盤部材が前記吸盤固定板に着脱可能に固定されており、
さらに、吸盤固定板は、少なくとも一部が前記頭部保持部材によって埋め込まれた接着孔を備えていることを特徴とする浴槽用枕。 - 前記頭部保持部材が、発泡層と、前記発泡層を覆う表皮層とを有しており、
前記吸盤固定板が、前記発泡層と前記表皮層との間で固定されていることを特徴とする請求項1に記載の浴槽用枕。 - 頭部保持部材と、
浴槽に着脱可能な吸盤と、前記吸盤の背面の中央から突出した凸部とを有する吸盤部材と、
前記頭部保持部材に固定された吸盤固定板とを備えており、
前記凸部は、外周に沿った溝部と、前記溝部よりも先端側にある頭部とを有しており、
前記吸盤固定板は、前記頭部が通過可能な第1の孔と、前記頭部が通過不可能で且つ前記溝部が通過可能な第2の孔とが連なった係合孔を有しており、
前記凸部が前記係合孔の前記第2の孔に係合することにより、前記吸盤部材が前記吸盤固定板に着脱可能に固定されており、
さらに、前記頭部保持部材が、発泡層と、前記発泡層を覆う表皮層とを有しており、
前記吸盤固定板が、前記発泡層と前記表皮層との間で固定されていることを特徴とする浴槽用枕。 - 前記頭部保持部材が、前記吸盤部材の凸部を挿入可能な凹部を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の浴槽用枕。
- 前記吸盤部材が、前記吸盤の背面に吸盤ノブを有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の浴槽用枕。
- 前記頭部支持部材が、独立発泡樹脂組成物からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の浴槽用枕。
- 前記頭部保持部材が、ポリエチレン発泡組成物、又は、変性ポリエチレン発泡組成物からなることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の浴槽用枕。
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