JP4222881B2 - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4222881B2 JP4222881B2 JP2003157426A JP2003157426A JP4222881B2 JP 4222881 B2 JP4222881 B2 JP 4222881B2 JP 2003157426 A JP2003157426 A JP 2003157426A JP 2003157426 A JP2003157426 A JP 2003157426A JP 4222881 B2 JP4222881 B2 JP 4222881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- ink jet
- gap material
- ink
- base member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電素子が発生する駆動エネルギーによって振動板を変位させ、ノズルからインク滴を吐出させるインクジェットヘッド及びインクジェット記録装置に関し、特にノズル列に対応した圧電素子間の隙間を精度良く保つことを可能とする圧電方式のインクジェットヘッド及びインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置は、記録時の騒音が小さいこと、高速印字が可能なこと、インクの自由度が高くフルカラー印字にも容易に対応できること、安価な普通紙を使用できること等多くの利点を有する。今日の主流であるオンデマンド方式のインクジェットヘッドには、駆動手段が圧電素子であるもの、インクを加熱して気泡を発生させその時の圧力でインク滴を吐出させるもの、駆動手段に静電気力を利用するもの等が実施されている。
【0003】
一般にインクジェット記録装置においては、複数の部材を接着剤により接合しインクジェットヘッドを構成している。加圧液室内のインクに圧力を加えインク滴を吐出させる駆動源として圧電素子を使用するピエゾ方式のインクジェットヘッドとして、例えば特許文献1、2に記載されたものが知られている。
特許文献1、2に記載されたインクジェットヘッドにおいては、加圧液室内のインクに圧力を加えインク滴を吐出させる圧電素子がベース上に接合され、圧電素子の上面が振動板の下面に接合されている。
【0004】
圧電素子と振動板の接合は、加工精度上の問題から、どうしても取り付け位置にずれが生じる。この位置ずれは、ずれ量にバラツキが生じ、これにより圧電素子によって発生する変位力が規定通り振動板に伝わらないことになる。この結果、液室に発生する変位力による振動板の変形にバラツキが生じ、噴射特性のばらつきとなって印字品質を損なう原因となる。
【0005】
インクジェットヘッドにおいて、圧電素子の取り付け位置のずれによる噴射特性変動に対する対策を示した従来例として、特許文献3、4に記載されたものが知られている。
特許文献3に記載されたものは、振動板の片面に凹部を形成し、これに圧電素子を当接させることによって位置精度を向上させるものであり、特許文献4に記載されたものは、圧電素子の形成を、振動板に圧電材料の分散液を印刷することによって行い、これにより振動板、液室のゆがみに圧電素子が追従して形成され位置ずれを生じないというものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−144590号公報
【特許文献2】
特開平4−345856号公報
【特許文献3】
特開平9−99553号公報
【特許文献4】
特開2001−187448号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
加圧液室内のインクに圧力を加えインク滴を吐出させる駆動源として圧電素子を使用するインクジェットヘッドの場合、加圧液室に駆動エネルギーを伝達する振動板が圧電素子上部に接合されている。振動板に圧電素子を接合するに際しては、個々の加圧液室に対応して圧電素子の個々の部分が配置されるように高精度に接合することが求められており、圧電素子間の隙間を画像処理して接合位置出しを実施している。
【0008】
そのため、圧電素子列間の隙間を一定間隔に精度良く保つことが求められており、請求項1の発明は、圧電素子列間の間隔を一定に確保することを目的とする。
請求項2の発明は、圧電素子列間に別部材を挿入することにより一定の間隔を確保することを目的とする。
請求項3の発明は、ギャップ材をベース部に設けることにより圧電素子列間を一定に保ち、且つ圧電素子接合時の位置決めとすることを目的とする。
請求項4の発明は、ギャップ材をピン形状とすることでベース加工工程の効率を良くすることを目的とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明のインクジェットヘッドを用いて、高い画像品質と信頼性を両立したインクジェット記録装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、複数のノズルからなるノズル列が平行配置されたノズル板と、前記ノズル列の各ノズルに連通する複数の加圧液室を有する流路板と、前記加圧液室に駆動エネルギーを伝達する振動板と、前記加圧液室に対応した溝が形成され前記振動板に接合される積層型の圧電素子と、該圧電素子を並列に接合するベース部材とからなるインクジェットヘッドにおいて、並列する前記圧電素子間に前記圧電素子間の間隔を決定する円柱状の棒状ギャップ材を、前記棒状ギャップ材の円形面が圧電素子とベース面の接合面に平行となる向きでベース部材上に間隔をおいて複数配置したことを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明のインクジェットヘッドにおいて、前記圧電素子間にギャップ材を挿入することを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1の発明のインクジェットヘッドにおいて、前記ギャップ材は、前記ベース部材に設けられたことを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1または3の発明のインクジェットヘッドにおいて、前記ギャップ材は、ピン形状であって、前記ベース部材に複数有することを特徴とする。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1乃至4に記載のインクジェットヘッドを用い、記録信号に応じて駆動される圧電素子の発生する駆動エネルギーに応じてノズルからインク滴を吐出するインクジェット記録装置であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用するインクジェットヘッドの実施例を示す断面図、図2は、図1に示すインクジェットヘッドの分解斜視図である。
本実施例のインクジェットヘッドは、シリコン基板等からなり複数の貫通孔1aとインク流路となる各個別の液室1bを形成した流路板1と、この流路板1の上面にはNi電鋳等で複数のノズル(吐出孔)2aを形成したノズル板2を接合し、流路板1の下面にはNi電鋳等で形成した振動板3を接合し、加圧液室部を構成している。ここで、流路板1に形成される貫通孔1a及びとインク流路となる液室1bは連通しており、複数の貫通孔1a及び液室1bが列状に形成されている。また、それぞれの列は、貫通孔1aが対向して配置されているとともに、図1の紙面に垂直方向に1/2ピッチずらされて配置されている。ノズル板2についても、ノズル2aは流路板1の液室1bの配置に対応した配置となっている。
【0018】
振動板3の下面には金属で形成したベース部材4上に積層型の圧電素子5を、2列の加圧液室部に対応して2列接合し、アクチュエータとしている。圧電素子5は、例えばPZTからなり、流路板1に形成された液室1bに対応した分割溝が形成され、液室1bの列とほぼ等しい長さである。また、圧電素子5は、圧電層と内部電極層が交互に積層され、1つ置きの内部電極層が両端で外部電極とされ、内側の外部電極が共通電極5aとして使用され、外側の外部電極が個別電極5bとして使用される。個別電極5bには、フレキシブルフラットケーブル5cが接続され、図示しない駆動回路に接続される。圧電素子5の外側には共通インク流路6aを形成したフレーム部材6を振動板3と接合し、各個別液室へインクを供給する。
【0019】
このように構成したインクジェットヘッドは、圧電素子5に駆動電圧を印加することにより、圧電素子5の積層方向(図1の上下方向)に変位が生じ、振動板3が各個別の液室側へ変形変位して液室1bの容積が減少し、液室内圧が上昇して貫通孔1aからなる連通孔を通じてノズル板2のノズル2aよりインク滴が吐出される。
【0020】
振動板3とアクチュエータを接合する際には、振動板3の所定位置に圧電素子5を位置決めする手段として画像処理を利用して実施しており、圧電素子5間にギャップが存在することで、2列の圧電素子5を画像表示したときのアスペクト比が所定の値となるようにしている。
圧電素子5同士を密着させてもアクチュエータの機能上問題は生じないが、液室1bの接合位置精度が低下し、液室1b毎の液の吐出が不均一となる影響がでる。
【0021】
図3は、図1及び図2に示すインクジェットヘッドにおいて、並列する2列の圧電素子を示す図で、図3(A)は平面図、図3(B)側面図である。
圧電素子5の共通電極5a側を凸状部に形成し、並列する圧電素子5,5の凸状部が当接するようにベース部材4上に接合することにより、圧電素子5,5間の間隔を確保し、画像処理に使用する領域が一定のアスペクト比となるようにしている。
【0022】
図4は、ベース部材とベース部材上に接合した圧電素子を示す斜視図である。ベース部材4上に並列して接合した圧電素子5,5の間にギャップ材7を挿入することにより、画像処理に使用する領域に一定の間隔を確保する例である。ギャップ材7は、セラミック材が加工に適しているが、金属・樹脂等でも問題はない。
【0023】
図5は、ベース部材及びギャップ材の例を示す斜視図である。
ベース部材4上に並列して接合される圧電素子5,5間の間隔を確保するためのギャップ材を棒状ギャップ材8とし、ベース部材4に挿入しておいて、圧電素子5の間隔を一定に保つとともに圧電素子5を接合する時の位置決めを兼ねた例である。
【0024】
図6は、ベース部材及びギャップ材の異なる例を示す斜視図である。
ベース部材4上に並列して接合される圧電素子5,5間の間隔を確保するためのギャップ材を板状ギャップ材9とし、ベース部材4に挿入し、圧電素子5の間隔を一定に保つとともに圧電素子5の接合時の位置決めを兼ねた例である。
【0025】
次に、以上説明した構成のインクジェットヘッドを少なくとも1つ含むインクジェット記録装置について説明する。
図7は、本発明のインクジェット記録装置の要部を示す斜視図、図8は、同じくインクジェット記録装置の要部を示す側断面図である。
【0026】
本実施例のインクジェット記録装置は、記録装置本体11の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ23、キャリッジ23に搭載したインクジェットヘッドからなる記録ヘッド24、記録ヘッド24へインクを供給するインクカートリッジ25等で構成される印字機構部12等を収納し、装置本体11の下方部には前方側から多数枚の用紙13を積載可能な給紙カセット(或いは、給紙トレイ)14を抜き差し自在に装着することができ、また、用紙13を手差しで給紙するための手差しトレイ15を開倒することができ、給紙カセット14或いは手差しトレイ15から給送される用紙13を取り込み、印字機構部12によって所要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ16に排紙する。
【0027】
印字機構部12は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド21と従ガイドロッド22とでキャリッジ23を主走査方向(図8で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ23にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出するインクジェットヘッドからなる記録ヘッド24を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。またキャリッジ23には記録ヘッド24に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ25を交換可能に装着している。
【0028】
インクカートリッジ25は上方に大気と連通する大気口、下方にはインクジェットヘッドからなる記録ヘッド24へインクを供給する供給口を、内部にはインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力により記録ヘッド24へ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。
【0029】
また、記録ヘッド24としてここでは各色のヘッドを用いているが、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドでもよい。また、本発明において記録ヘッド24として用いるインクジェットヘッドは、圧電素子からなる電気機械変換素子で液室壁面を形成する振動板を介してインクを加圧するピエゾ型としている。
【0030】
キャリッジ23は後方側(用紙搬送方向下流側)を主ガイドロッド21に摺動自在に嵌装し、前方側(用紙搬送方向下流側)を従ガイドロッド22に摺動自在に載置している。そして、このキャリッジ23を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ27で回転駆動される駆動プーリ28と従動プーリ29との間にタイミングベルト30を張装し、このタイミングベルト30をキャリッジ23に固定しており、主走査モータ27の正逆回転によりキャリッジ23が往復駆動される。
【0031】
一方、給紙カセット14にセットした用紙13を記録ヘッド24の下方側に搬送するために、給紙カセット14から用紙13を分離給装する給紙ローラ31及びフリクションパッド32と、用紙13を案内するガイド部材33と、給紙された用紙13を反転させて搬送する搬送ローラ34と、この搬送ローラ34の周面に押し付けられる搬送コロ35及び搬送ローラ34からの用紙13の送り出し角度を規定する先端コロ36とを設けている。搬送ローラ34は、副走査モータ37によってギヤ列を介して回転駆動される。
【0032】
そして、キャリッジ23の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ34から送り出された用紙13を記録ヘッド24の下方側で案内する用紙ガイド部材である印写受け部材40を設けている。この印写受け部材40の用紙搬送方向下流側には、用紙13を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ41、拍車42を設け、さらに用紙13を排紙トレイ16に送り出す排紙ローラ43及び拍車44と、排紙経路を形成するガイド部材45,46とを配設している。
【0033】
記録時には、キャリッジ23を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド24を駆動することにより、停止している用紙13にインクを吐出して1行分を記録し、用紙13を所定量搬送後次の行の記録を行う。記録終了信号または、用紙13の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙13を排紙する。
【0034】
また、キャリッジ23の移動方向右端側の記録領域を外れた位置には、ヘッド24の吐出不良を回復するための回復装置47を配置している。回復装置47はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手段を有している。キャリッジ23は印字待機中にはこの回復装置47側に移動されてキャッピング手段で記録ヘッド24をキャッピングされ、吐出口部を湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録途中等に記録と関係しないインクを吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する。
【0035】
吐出不良が発生した場合等には、キャッピング手段で記録ヘッド24の吐出口を密封し、チューブを通して吸引手段で吐出口からインクとともに気泡等を吸い出し、吐出口面に付着したインクやゴミ等はクリーニング手段により除去され吐出不良が回復される。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された図示しない廃インク溜に排出され、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
【0036】
【発明の効果】
以上の記載から明らかなように、本発明によれば次のような効果を奏する。
請求項1のインクジェットヘッドにおいては、振動板に圧電素子を接合する際、並列する圧電素子間の間隙を所定の値とすることができ、画像処理を利用して圧電素子の位置決め及びベース部材との接合を高精度に行うことができる。
【0038】
請求項2のインクジェットヘッドにおいては、並列する積層型圧電素子間にギャップ材を挿入することにより、画像処理に必要な間隔を確保できる。
【0039】
請求項3のインクジェットヘッドにおいては、ベース部材上にギャップ材を設けることにより、画像処理に必要な並列する圧電素子間の間隔を確保できる。また、ギャップ材を積層型圧電素子接合時の位置決めとして用いることができる。
【0040】
請求項4のインクジェットヘッドにおいては、ベース部材加工時に、同時にギャップ材を形成すると加工工数が増加することから、棒状のギャップ材を後から挿入することで、加工工程の効率を良くすることができる。
【0042】
請求項5においては、請求項1〜4に記載の噴射特性の均一なインクジェットヘッドを有することによって、画像品質が高く、かつ信頼性も高いインクジェット記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するインクジェットヘッドの実施例を示す断面図である。
【図2】 図1に示すインクジェットヘッドの分解斜視図である。
【図3】 図1及び図2に示すインクジェットヘッドにおいて、並列する2列の圧電素子を示す図で、(A)は平面図、(B)側面図である。
【図4】 ベース部材とベース部材上に接合した圧電素子を示す斜視図である。
【図5】 ベース部材及びギャップ材の例を示す斜視図である。
【図6】 ベース部材及びギャップ材の異なる例を示す斜視図である。
【図7】 本発明のインクジェット記録装置の要部を示す斜視図である。
【図8】 図7に示すインクジェット記録装置の要部を示す側断面図である。
【符号の説明】
1…流路板、1a…貫通孔、1b…液室、2…ノズル板、2a…ノズル(吐出孔)、3…振動板、4…ベース部材、5…圧電素子、5a…共通電極、5b…個別電極、5c…フレキシブルフラットケーブル、6…フレーム部材、6a…共通インク流路、7…ギャップ材、8…棒状ギャップ材、9…板状ギャップ材、11…記録装置本体、12…印字機構部、13…用紙、14…給紙カセット、15…手差しトレイ、16…排紙トレイ、21…主ガイドロッド、22…従ガイドロッド、23…キャリッジ、24…記録ヘッド、25…インクカートリッジ、27…主走査モータ、28…駆動プーリ、29…従動プーリ、30…タイミングベルト、31…給紙ローラ、32…フリクションパッド、33…ガイド部材、34…搬送ローラ、35…搬送コロ、36…先端コロ、37…副走査モータ、40…印写受け部材、41…搬送コロ、42…拍車、43…排紙ローラ、44…拍車、45,46…ガイド部材、47…回復装置。
Claims (5)
- 複数のノズルからなるノズル列が平行配置されたノズル板と、前記ノズル列の各ノズルに連通する複数の加圧液室を有する流路板と、前記加圧液室に駆動エネルギーを伝達する振動板と、前記加圧液室に対応した溝が形成され前記振動板に接合される積層型の圧電素子と、該圧電素子を並列に接合するベース部材とからなるインクジェットヘッドにおいて、並列する前記圧電素子間に前記圧電素子間の間隔を決定する円柱状の棒状ギャップ材を、前記棒状ギャップ材の円形面が圧電素子とベース面の接合面に平行となる向きでベース部材上に間隔をおいて複数配置したことを特徴とするインクジェットヘッド。
- 前記圧電素子間にギャップ材を挿入することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
- 前記ギャップ材は、前記ベース部材に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
- 前記ギャップ材は、ピン形状であって、前記ベース部材に複数有することを特徴とする請求項1または3に記載のインクジェットヘッド。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェットヘッドを用い、記録信号に応じて駆動される圧電素子の発生する駆動エネルギーに応じてノズルからインク滴を吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003157426A JP4222881B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003157426A JP4222881B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004358716A JP2004358716A (ja) | 2004-12-24 |
JP2004358716A5 JP2004358716A5 (ja) | 2006-03-09 |
JP4222881B2 true JP4222881B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=34051131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003157426A Expired - Fee Related JP4222881B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4222881B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7682000B2 (en) | 2005-03-24 | 2010-03-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Piezoelectric actuator, liquid transporting apparatus and method of producing piezoelectric actuator |
JP2007076126A (ja) | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
JP4815325B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2011-11-16 | 株式会社リコー | 液滴吐出装置及び画像形成装置 |
JP4594262B2 (ja) | 2006-03-17 | 2010-12-08 | 日本碍子株式会社 | 吐出デバイス |
-
2003
- 2003-06-03 JP JP2003157426A patent/JP4222881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004358716A (ja) | 2004-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006175845A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置 | |
JP5633200B2 (ja) | 圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド及び画像形成装置 | |
JP4222592B2 (ja) | 積層型圧電素子及びその製造方法、圧電型アクチュエータ、液滴吐出ヘッド並びにインクジェット記録装置 | |
JP5004497B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置 | |
JP2012254531A (ja) | ノズル板、液滴吐出ヘッド、液体カートリッジ、液滴吐出記録装置、およびノズル板の製造方法 | |
JP2012051236A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP4222881B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2007076264A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法及び画像形成装置 | |
JP3954813B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及び画像記録装置 | |
JP2007076126A (ja) | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 | |
JP3933506B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド、及び該インクジェット記録ヘッドを搭載したインクジェットプリンタ並びに液滴吐出装置及び画像形成装置 | |
JP3909746B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP4668020B2 (ja) | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 | |
JP4455783B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2003094649A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP4082957B2 (ja) | 液滴吐出装置及び画像形成装置 | |
JP4508683B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 | |
JP2003094651A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2003094653A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP4307808B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP4056052B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2004082517A (ja) | 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP4307795B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2003062990A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP4111726B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置、画像形成装置、液滴を吐出する装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |