JP4221779B2 - 子機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部通信回線に接続された親機および親機と通信可能な少なくとも一つの子機とを有する電話装置に係わり、特に、親機または子機の用途に応じて、優先鳴動設定を固定的に設定することを可能とした電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、外部通信回線に接続された親機および親機と通信可能な少なくとも一つの子機とを有する電話装置において、着信時にある特定の親機または子機のみを他の親機または子機よりも先に鳴動させる様に鳴動設定する優先鳴動設定が可能な電話装置が知られている。このような、優先鳴動設定を備えた電話装置では、操作者が折り返し電話連絡を受け取る場合などにおいて、あらかじめ優先鳴動させる親機または子機を指定しておけば、着信時に指定された親機または子機のみが他の親機または子機よりも先に鳴動されるので、周囲の人に迷惑をかけることや、他の人に電話に出られてしまうことなく着信に応答することが可能となる。尚、この種の電話装置では、操作者が折り返し連絡を受け取る際などの特定の着信に対し良好に対応することを目的としているため、一度外部通信回線からの着信に対して応答した時点で、優先鳴動設定が解除されるように構成されている。
【0003】
また、特開平6−311240号公報に記載された呼び出し音優先鳴動機能付電話機においては、外部通信回線に並列接続された複数の電話機にそれぞれ鳴動回数設定部を設け、この設定された鳴動回数と、回線から検出される鳴動回数とを比較し、比較した結果が一致するまで呼び出し音鳴動回路を作動させず、呼び出し音を鳴らさない様に構成されている。係る呼び出し音優先鳴動機能付電話機では、優先度の高い方の電話機から先に呼び出し音が鳴動するので、優先度の高い方の電話機をオフフックすれば、優先度の低い方の電話機の呼び出し音が鳴らないようにすることができ、着信と同時に全ての電話機の呼び出し音が鳴るということが無くなるので、騒音防止に役立つという効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電話装置において、着信に応答する毎に優先鳴動設定を解除しているため、例えば、操作者の要望により、人がいる確率が高いリビングに設置された親機または子機を常に優先鳴動設定にしておき、睡眠している人がいる寝室や仕事をしている人がいる書斎に設置された親機または子機はなるべく呼出音を鳴動させない様にしたい場合は、着信に応答する毎に優先鳴動設定を再設定する必要があり非常に面倒であった。
【0005】
また、上述した特開平6−311240号公報に開示される呼び出し音優先鳴動機能付電話機では、回線から検出される鳴動回数のカウントを各電話機で行い、その鳴動回数が所定の回数となるまで呼び出し音鳴動回路を作動させない構成となっているため、特定の電話機を他の電話機よりも優先させて鳴動させるためには、他のすべての電話機に設けられた鳴動回数設定部を設定する必要があり不便であった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、優先鳴動設定を容易に設定することを可能にするとともに、親機または子機の用途に応じて優先鳴動設定を固定的に設定することを可能にした電話装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、親機と通信可能な電話機の子機であって、呼出音を鳴動する鳴動手段と、優先鳴動設定及び優先鳴動解除の指示を受付可能な鳴動指示手段と、前記優先鳴動設定または前記優先鳴動解除の対象となる子機の識別データを受付可能な識別データ指示手段と、を備え、前記優先鳴動設定中の子機は、優先鳴動設定されていない電話機よりも優先的に鳴動し、識別データ、及び、優先鳴動設定または優先鳴動解除の指示、を受け付けた場合に、該受付けた識別データ、及び、該受付けた指示に対応する指示データを含む設定信号を前記親機に送信することを特徴とする。
【0008】
この電話装置によれば、1台の電話機の操作で他の電話機を設定変更ができるため、使い勝手を向上させることができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態におけるコードレス電話装置に設けられた親機のブロック構成図を示している。
【0017】
図1に示される親機1には、外部通信回線3から送出されてくる呼出信号を検出する呼出信号検出回路5、増幅器などを備えた音声回路7を介して通信相手と通信を行う送受話器9、子機2(図2参照)との通信を親機側アンテナ13を介して行う無線回路15、優先鳴動設定または優先鳴動設定の解除および通信相手の電話番号などを入力するキースイッチを備えた操作部17、呼出信号を検出すると同時に所定値の計測を開始する計測器19、優先鳴動設定された子機識別データなどの各種データが格納されている記憶部21、親機1の動作制御などを行う制御部23、および制御部23の指示に従い呼出音鳴動回路25を介して親機1の呼出音を鳴動させるブザー27などから構成されている。
【0018】
尚、計測器19は、例えば、タイマにより外部通信回線3からの呼出信号を呼出信号検出回路5により検出された時からの経過時間を計測するものや、カウンタにより外部通信回線3から送出されてくる交流信号のパルスをカウントするもののように、呼出信号を検出してからの特定の期間を計測するものである。
【0019】
次に、コードレス電話装置に設けられた子機2のブロック構成図を図2を参照しながら説明する。尚、子機2は、一台の親機1に対して複数台配置することが可能であり、子機2を識別すべく各子機2は、それぞれ特定の子機識別データを所持している。
【0020】
子機2には、増幅器などを備えた音声回路29を介して通信相手と通信を行う送受話器31、親機1との通信を子機側アンテナ33を介して行う無線回路35、優先鳴動設定または優先鳴動設定の解除および通信相手の電話番号などを入力するキースイッチを備えた操作部37、子機識別データなどの各種データが格納されている記憶部39、子機2の動作制御などを行う制御部41、および制御部41の指示に従い呼出音鳴動回路43を介して子機2の呼出音を鳴動させるブザー45などから構成されている。
【0021】
次に、以上のように構成されたコードレス電話装置における外部通信回線3からの呼出信号を検出した際の着信鳴動処理について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0022】
受信待機状態(S1:NO)において、外部通信回線3からの呼出信号が呼出信号検出回路5により検出される(S1:YES)と計測器19の計測が開始されるとともに、親機1の記憶部21において、優先鳴動設定されている電話機が存在しないか確認を行う(S3)。優先鳴動設定が行われている電話機が存在した場合(S3:YES)は、計測器19により所定値が計測されたかを確認する(S5)。その結果が、所定値を計測していないと判定された場合(S5:NO)、優先鳴動設定されている電話機すべてを鳴動させる指示を与える(S7)。
【0023】
ここで、優先鳴動設定されている電話機がない場合(S3:NO)や、計測器19により所定値が計測された場合(S5:YES)は、すべての電話機を鳴動させる指示を与える(s9)。S3〜S9に示される処理は、外部通信回線3からの呼出信号が途絶えずに(S11:NO)、かつ、受信側のオフフックが検出されない(S13:NO)状態においては、繰り返し実行される。尚、受信側のオフフックが検出されずに(S13:NO)、外部通信回線3からの呼出信号が途絶えた場合(S11:YES)は、電話機は待機状態(S19)となり、着信鳴動処理が終了される。
【0024】
一方、外部通信回線3からの呼出信号が検出されている際に(S11:NO)、受信側のオフフックが検出されると(S13:YES)、そのオフフックした電話機と通信相手との回線が接続され(S15)、通信が可能となる。この通信は、どちらかの電話機において、オンフックが検出されるまで継続され(S17:NO)、オンフックが検出されると(S17:YES)、通信を終了して、待機状態(S19)となるのである。
【0025】
尚、優先鳴動設定および優先鳴動解除は、電話機の待機状態(S19)において、親機1の操作部17もしくは子機2の操作部37を介して入力される。ここで、子機2から入力された優先鳴動設定および優先鳴動解除は、子機側の無線回路35を介して、子機2の識別データとともに親機側の制御部23に送信され、親機1の記憶部21に格納することにより、着信鳴動処理に関する情報として取り扱われる。このように、優先鳴動設定された親機および子機は(S3:YES)、計測器19によって所定値が計測されるまで(S5:NO)他の電話機よりも優先して鳴動されるので、周囲の人に迷惑をかけることなく着信に対応することが可能となる。また、計測器19により所定値が計測された場合(S5:YES)は、すべての親機および子機が鳴動するので、優先鳴動設定された電話機の周辺に人がいなくて、着信に対応できないと言うことは、低減されるのである。
【0026】
一方、優先鳴動設定は、電話機の待機状態(S19)において、親機1の操作部17もしくは子機2の操作部37を介して優先鳴動解除指示が与えられた時のみ設定が解除されるので、各電話機の用途に応じて、常に1または複数台の電話機を優先鳴動設定にしておくことが可能となり非常に便利である。
【0027】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、前記実施形態において、優先鳴動設定および優先鳴動解除を各電話機の操作部を介して入力する例を挙げたが、子機識別データを無線回線を介して送受信させ、他の電話機の優先鳴動設定および優先鳴動解除を可能にすることにより、一台の電話機の操作で、他の電話機を設定変更できるので、より使い勝手の良いコードレス電話装置を実現可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の電話装置によれば、1台の電話機の操作で他の電話機を設定変更ができるため、使い勝手を向上させることができる。
【0029】
【0030】
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のコードレス電話装置における親機のブロック構成図である。
【図2】 コードレス電話装置における子機のブロック構成図である。
【図3】 着信鳴動処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 親機
2 子機
3 外部通信回線
5 呼出信号検出回路
13 親機側アンテナ
15 無線回路
17 操作部
19 計測器
21 制御部
27 ブザー
33 子機側アンテナ 35 無線回路
37 操作部
41 制御部
45 ブザー
Claims (1)
- 親機と通信可能な電話機の子機であって、
呼出音を鳴動する鳴動手段と、
優先鳴動設定及び優先鳴動解除の指示を受付可能な鳴動指示手段と、
前記優先鳴動設定または前記優先鳴動解除の対象となる子機の識別データを受付可能な識別データ指示手段と、
を備え、
前記優先鳴動設定中の子機は、優先鳴動設定されていない電話機よりも優先的に鳴動し、
識別データ、及び、優先鳴動設定または優先鳴動解除の指示、を受け付けた場合に、該受付けた識別データ、及び、該受付けた指示に対応する指示データを含む設定信号を前記親機に送信する、
ことを特徴とする。
Priority Applications (1)
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JP20610198A JP4221779B2 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 子機 |
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JP2000041082A JP2000041082A (ja) | 2000-02-08 |
JP4221779B2 true JP4221779B2 (ja) | 2009-02-12 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20610198A Expired - Fee Related JP4221779B2 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 子機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4221779B2 (ja) |
-
1998
- 1998-07-22 JP JP20610198A patent/JP4221779B2/ja not_active Expired - Fee Related
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