JP4221260B2 - 熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

熱交換器及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、 本発明は熱交換器及びその製造方法に関し、特に、プレート式の熱交換器及びその製造方法に関する。
従来、熱交換器の一つのタイプとして、冷却流体及び被冷却流体をそれぞれ層状に流通させ、熱交換を行わせるプレート式の熱交換器がある。
この種の熱交換器1は、例えば、図5に示されているように、交互に積層される波形フィン2及びプレート3と、波形フィン2の端部に接続される第1ヘッダー4と、流体の流れ方向を変えるために波形フィン2の端部に設けられたディストリビュータ5と、ディストリビュータ5に接続される第2ヘッダー6とから概略構成されている。
そして、この熱交換器1の製作は、波形フィン2の端部をサイドバー7で挟持し、サイドバー7とプレート3の接触部を一体でロー付けした後、第1及び第2ヘッダー4,6を溶接接合することにより行っていた(例えば、特許文献1参照)。
また、別の熱交換器10は、図6に示されているように、扁平な外管11に扁平な内管12を内設して形成された2重管13と、外管11と内管12との間に形成された流路14に挿入されたインナーフィン15と、外管11の両端部長面16側に接続された流路14への出入口管17とから概略構成されている。
そして、この熱交換器10の製作は、各2枚のプレートをそれぞれロウ付けすることにより別々に外管11と内管12を扁平に形成させ、外管11に内管12を内設した後、外管11及び内管12の両端部にエンドキャップ(図示せず)を冠着し、外管11の両端部長面16側に出入口管17を接合することにより行っていた(例えば、特許文献2参照)。
実開昭55−167084号公報 実開昭58−52462号公報
ところが、上記した各熱交換器1,10の場合、部品点数、接合箇所、及び製作工数が多く、また、ロウ付け作業を必要とするため、製作に手間が掛かり、製作コストの低減化が図り難く、流体の漏洩も発生し易いといった問題があった。
また、前者の熱交換器1の場合には、波形フィン2とプレート3を積層し、一体でロー付けする構造となっており、一層単位で検圧をすることができないため、漏洩等の不良箇所を検出することが難しく、製品の信頼性の向上が図り難いといった問題があった。
さらに、後者の熱交換器10の場合、流路14への出入口管17が外管11の長面16側に接続されているため、出入口管17接続箇所の反対側部分18に流体が十分に廻らず、流路14内の流量分布が不均一となり、熱交換能力が不足するおそれがあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、部品点数、接合箇所、及び製作工数を削減でき、製品の信頼性及び熱交換性能の向上を図ることのできる熱交換器及びその製造方法を提供するものである。
本発明に係る熱交換器は、扁平な外管に扁平な内管を内設した2重管から成る伝熱プレートを備え、前記外管と前記内管との間に形成された流路を流通する流体の出入口がそれぞれ前記外管の短面側に設けられ、前記扁平な2重管は、円筒形状の2重管を同時に押圧し、前記外管と前記内管の各端部同士を接合し、前記流路の両端部を閉塞することにより形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る熱交換器の製造方法は、1枚のプレートから1個の円筒体を形成する工程と、該円筒体を押圧し、扁平な筒体を形成する工程と、該扁平な筒体の両端部を閉塞する工程と、前記扁平な筒体の内部を流通する流体の出入口を前記扁平な筒体の短面側に形成する工程とを備えていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る熱交換器の製造方法は、2枚のプレートから円筒状の2重管を形成する工程と、該円筒状の2重管を同時に押圧し、扁平な2重管を形成する工程と、該扁平な2重管の外管と内管の各端部同士を接合し、前記外管と前記内管との間に形成された流路の両端部を閉塞する工程と、短面側の流路がタンクとして機能可能なように前記流路の出入口を前記外管の短面側に形成する工程とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る熱交換器によれば、流路内の流量分布を均一に保つことができるため、熱交換性能を向上させることができる。
また、本発明に係る熱交換器の製造方法によれば、部品点数、接合箇所、及び製作工数を削減でき、製作コストの低減化が可能となる。さらに、漏洩の発生を抑制でき、検圧を確実に行うことができるため、製品の信頼性を向上させることができる等種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、本発明を排熱回収型熱交換器に適用した場合について説明する。
図1及び図2はその排熱回収型熱交換器21を示しており、排熱回収型熱交換器21には、平板状の伝熱プレート22が積層されている。伝熱プレート22は、扁平な外管23に扁平な内管24を内設した2重管25から成り、外管23と内管24の間に扁平な筒状の空気流路26(図3(b)参照)が形成されている。それぞれの伝熱プレート22の間及び伝熱プレート22の内管24内には、排ガス流路27が形成され、排ガス流路27には伝熱効率を高めるためそれぞれ波形フィン28が挿入されている。伝熱プレート22の外管23の短面29側には対角を成す位置に、絞り加工により形成されたノズル30が取付けられ、ノズル30にはヘッダープレート31を介してそれぞれ空気入口ヘッダー32、空気出口ヘッダー33が取付けられている。また、伝熱プレート22の両端部には、それぞれ排ガス入口ヘッダー34、排ガス出口ヘッダー35が取付けられている。
このような構成において、高温の排ガスは、排ガス入口ヘッダー34を介して排ガス流路27内を流通し、空気入口ヘッダー32を介して空気流路26内を流通する空気と熱交換を行う。この結果、空気は、高温の排ガスから熱を回収し、空気出口ヘッダー33を介して所定の場所に供給され、低温となった排ガスは、排ガス出口ヘッダー35を介して外部に排出される。この場合、ノズル30が外管23の短面29側に取付けられており、短面29側の空気流路26がタンクとして機能するため、空気流路26内を均一に空気が分布し、熱交換性能の向上を図ることができる。
次に、図1及び図3を参照しつつ、排熱回収型熱交換器21の製造方法について説明する。
図3(a)に示すように、各1枚のプレートをそれぞれ円筒状に曲成し、その各周縁部36,37をそれぞれ溶接接合し、円筒状の外管23及び内管24を形成させた後、外管23に内管24を内設させ、円筒状の2重管25を形成させる。その2重管25を押圧し、図3(b)に示すように、扁平な筒状に加工し、外管23の短面29側の対角を成す位置にノズル30を溶接接合すると共に、外管23と内管24の両端部を溶接接合し、空気流路26の両端部を閉塞させる。その後、このようにして形成した伝熱プレート22を波形フィン28と交互に積層し、内管24に波形フィン28を挿入し、ノズル30にヘッダープレート31を介して空気入口ヘッダー32、空気出口ヘッダー33を取付けると共に、伝熱プレート22の両端部に排ガス入口ヘッダー34、排ガス出口ヘッダー35を取付ける。
このように、外管23及び内管24をそれぞれ1枚のプレートから同時に形成することができるため、部品点数及び接合箇所を削減することができ、また、ロウ付けを行わずに、溶接接合だけで製作することもできる。そのため、製作工数を削減でき、製作コストの低減化が可能となり、また、流体の漏洩の発生を抑制することもできる。さらに、伝熱プレート22単位で検圧することができるので、不良箇所を事前に確実に発見することができ、製品の信頼性を向上させることができる。さらにまた、伝熱プレート22の積層数の変更にも容易に対応でき、伝熱プレート22のサイズも容易に変更できるため、製品の設計変更にも柔軟に対応することができる。
なお、上記実施の形態では、伝熱プレート22が2重管25から成る場合について説明したが、本発明は、図4(a)及び(b)に示すように、単管38の場合にも実施可能である。また、ノズル30の取付位置は、短面29側であれば、対角を成す位置に限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示すように、互いに同一側に設けられていてもよい。
さらに、外管23及び内管24は、波形に成形したウェーブプレートを用いて製作してもよい。この場合、排ガス流路27に波形フィン28を挿入しなくても熱交換性能を十分高めることができるので、部品点数をさらに削減することができ、上記した効果をより一層高めることができる。
さらにまた、上記実施の形態では、排熱回収型熱交換器21について説明したが、これは単なる例示であり、本発明は、オイルクーラやインタークーラ等、他の熱交換器にも適用可能であり、熱交換される流体は、液体同士、或いは、液体と気体であってもよい。
本発明の実施の形態に係る熱交換器を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態における伝熱プレートを示す正面図である。 (a)及び(b)は共に、本発明の実施の形態に係る熱交換器の製作手順を示す斜視図である。 (a)及び(b)は共に、本発明の実施の形態に係る他の熱交換器の製作手順を示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す正面図である。
符号の説明
21 排熱回収型熱交換器
22 伝熱プレート
23 外管
24 内管
25 2重管
26 空気流路
29 短面

Claims (2)

  1. 扁平な外管に扁平な内管を内設した扁平な2重管から成る伝熱プレートを備え、前記外管と前記内管との間に形成された流路を流通する流体の出入口がそれぞれ前記外管の短面側に設けられ、前記扁平な2重管は、円筒形状の2重管を同時に押圧し、前記外管と前記内管の各端部同士を接合し、前記流路の両端部を閉塞することにより形成されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 2枚のプレートから円筒状の2重管を形成する工程と、
    該円筒状の2重管を同時に押圧し、扁平な2重管を形成する工程と、
    該扁平な2重管の外管と内管の各端部同士を接合し、前記外管と前記内管との間に形成された流路の両端部を閉塞する工程と、
    短面側の流路がタンクとして機能するように前記流路の出入口を前記外管の短面側に形成する工程と、
    を備えていることを特徴とする熱交換器の製造方法。
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