JP4220847B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP4220847B2
JP4220847B2 JP2003193740A JP2003193740A JP4220847B2 JP 4220847 B2 JP4220847 B2 JP 4220847B2 JP 2003193740 A JP2003193740 A JP 2003193740A JP 2003193740 A JP2003193740 A JP 2003193740A JP 4220847 B2 JP4220847 B2 JP 4220847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
information
recorded
electronic camera
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003193740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005033325A (ja
Inventor
円美 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2003193740A priority Critical patent/JP4220847B2/ja
Publication of JP2005033325A publication Critical patent/JP2005033325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4220847B2 publication Critical patent/JP4220847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
静止画や動画をCCDイメージセンサ等のイメージセンサで撮影し、得られる画像データをメモリカード等の記憶媒体に保存する電子カメラが普及している。このような電子カメラ等において、エラー解析や故障判断,修理を容易にするために発生したエラー情報を記録するものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0003】
特許文献1は、電子機器の操作内容を操作順に不揮発性の操作履歴記憶用メモリに記憶するとともに、エラーが発生したときに、そのエラー内容と、そのエラーの発生直前に行われた操作が記憶されている操作履歴記憶用メモリのアドレスとを、不揮発性のエラー履歴記憶用メモリに記憶し、操作履歴記憶用メモリの内容とエラー履歴記憶用メモリの内容とから自己診断を行うようにしたものである。
【0004】
特許文献2は、ユーザ用のエラー表示とメンテナンス用の詳細なエラー表示とに切り換えることができるようにしている。また、特許文献3では、発生したエラーに相当するエラーコードとともに、電子カメラの操作に相当する操作コードとを画像データとともに着脱可能な記録媒体に記録している。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−249925号公報
【特許文献2】
特開平11−266386号公報
【特許文献3】
特開2001−109030号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電子カメラなどの電子機器に発生するエラーは、操作に依存して発生するものばかりではないため、上述のように発生したエラーの内容と、それまでに行われた操作内容とからでは、情報が乏しくエラーの原因を特定するのが難しい場合があった。このため、エラー解析に長い時間がかかったり、詳細な使用状況をユーザに聞かなければならない等のように修理を行う上での問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、各種のエラー原因をより容易に特定できる電子カメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、操作部の操作に応じた操作内容を時系列に記憶する操作履歴記憶手段と、エラーの発生を検出するエラー検出手段と、不揮発性のエラー情報メモリと、エラー検出手段によってエラーが検出されたときに、発生したエラーの内容と、操作履歴記憶手段に記憶されているエラー発生直前までの操作内容と、発生したエラーの内容に基づいて選択したエラー発生時のカメラの動作に関わる動作関連情報とを前記エラー情報メモリに記録する記録制御手段とを備えたものである。
【0009】
請求項2記載の発明では、操作部の操作に応じた操作内容を時系列に記憶する操作履歴記憶手段と、エラーの発生を検出するエラー検出手段と、不揮発性のエラー情報メモリと、エラー検出手段によってエラーが検出されたときに、発生したエラーの内容と、操作履歴記憶手段に記憶されているエラー発生直前までの操作内容と、エラー発生時のカメラの動作に関わる動作関連情報とを前記エラー情報メモリに記録する記録制御手段と、エラーを再現するために、前記エラー情報メモリに記録されている操作内容、及び動作関連情報に基づいてカメラ各部を動作させるエラー再現手段とを備えたものである。
【0010】
請求項3記載の発明では、記録制御手段、発生したエラーの内容に基づいて動作関連情報を選択して前記エラー情報メモリに記録するようにしたものである。
【0011】
請求項4記載の発明では、エラー情報メモリが、複数のエラーに対応した操作内容及び動作関連情報が記録可能であり、エラー再現手段を、前記エラー情報メモリに記録された複数のエラーのうちで外部から指定されたエラーに対応した操作内容及び動作関連情報とに基づいてエラーを再現するようにしたものである
【0012】
請求項5記載の発明では、エラー再現手段を、特定の操作が外部から行われることに応答して、エラー再現のための動作を行うようにしたものである。
【0013】
請求項6記載の発明では、エラー再現手段を、エラー情報メモリに記録されている動作関連情報を始点に、記録されている全操作内容を順番に遡ることにより、または記録されている操作内容を電源がオンとされた直後まで遡ることによりエラー再現のための動作を開始すべき動作状態及び設定状態を求め、この求めた動作状態及び設定状態に変更した後に記録された操作内容に基づいてカメラ各部の動作を順次に行うようにしたものである。
【0014】
請求項7記載の発明では、エラー発生時には発生したエラーの内容を表示し、エラー再現時には再現中のエラーに対応するエラー情報を表示する表示手段を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を実施した電子カメラの正面を図1に、背面を図2にそれぞれ示す。カメラボディ2の前面には、撮影レンズ3,ストロボ発光部4,光学式ファインダ5の対物窓5a,レリーズボタン6が設けられている。背面には、光学式ファインダ5の接眼窓5b,LCD7,キー入力部8が設けられている。さらに、上面には動作モード選択ダイル9が配されている。
【0017】
カメラボディ2の側面には、メモリスロットと通信端子の蓋(図示せず)が設けられている。メモリスロットには、メモリカード10(図3参照)が装着され、装着されたメモリカード10には撮影で得られる画像データが記録される。また、通信端子は、外部機器、例えばコンピュータとの間でデータ通信を行う際にデータ通信用のケーブルが接続される。
【0018】
光学式ファインダ5は、撮影レンズ3のズーミングに応じて観察可能な範囲が変化する。LCD7は、撮影レンズ3を通して撮影される被写体画像をリアルタイムで表示するいわゆる電子ビューファインダを構成するとともに、画像の再生に使用される。また、このLCD7には、セッットアップモードでは動作設定等を行うためのメニュー画面が表示される。さらに、エラー発生時には、その発生したエラーに関する情報がLCD7に表示される。
【0019】
キー入力部8には、電源ボタン12,キャンセルボタン13,ズーム用のTeleボタン14aとWideボタン14b、UPボタン15a,DOWNボタン15b,LEFTボタン15c,RIGHT15d,OKボタン16が設けられている。
【0020】
電源ボタン12を押圧操作することより、電子カメラの電源がオン・オフされる。Teleボタン14aを操作することにより望遠側に、Wideボタン14bを操作することにより広角側に撮影レンズ3がズーミングされる。各ボタン13,15a〜15d,16は、セットアップモード時に表示されるメニュー画面での各種設定操作や、再生画像のコマ送りや選択操作,消去操作等に用いられる。
【0021】
動作モード選択ダイアル9を操作することにより、静止画撮影モード,動画撮影モード,再生モード,セットアップモードを選択できる。静止画撮影モードでは、レリーズボタン6の押圧操作に応答して静止画の撮影が行われ、動画撮影モードでは、レリーズボタン6を押圧操作すると動画の撮影が開始され次にレリーズボタン6を押圧操作すると動画の撮影が停止される。再生モードでは、メモリカード10に記録されている画像がLCD7に表示される。セットアップモードでは、電子カメラのメニュー画面がLCD7に表示され、各種設定を行うことができる。また外部機器との間で通信を行う場合には、セットアップモードでの操作により通信モードを選択する。
【0022】
また、静止画撮影モード下では、メニュー画面より、1コマ撮影,通常連写,サイクル連写,ブラケット連写を選択することができる。1コマ撮影は、レリーズボタン6の押圧操作毎に1フレームの静止画の撮影が行われる。通常連写では、レリーズボタン6を押圧操作している間に連続的に静止画の撮影が行われ、サイクル連写では、通常連写と同様に連続撮影を行うが、レリーズボタン6を押圧解除の時点の直前までの例えば4コマ分の静止画がメモリカード10に記録される。ブラケット連写では、1回のレリーズ操作で露光量をずらした複数フレームの静止画の撮影が行われる。
【0023】
ストロボ発光部4は、静止画の撮影に同期してストロボ光を被写体に向けて照射する。ストロボ発光は、メニュー画面で設定される発光モードに応じてその発光が制御される。ストロボモードとしては、被写体輝度が所定レベル以下であるときに自動的にストロボ発光させる自動発光モード、被写体輝度にかかわらずストロボ発光を行う強制発光モードやストロボ発光をしない発光禁止モード,夜景などを背景にしてストロボ撮影をするスローシンクロモード等がある。
【0024】
上記電子カメラの構成を図3に示す。システムコントロ−ラ20は、操作部21からの操作信号に応じて電子カメラの各部を所定のシーケンスで制御する。操作部21は、レリーズボタン6,キー入力部8,動作モード選択ダイアル9から構成されており、それらの操作に応じた操作信号をシステムコントローラ20に送る。
【0025】
システムコントローラ20には、ROM20a,RAM20bが接続されている。ROM20aには、電子カメラの各種動作を制御するためのプログラムが記憶されており、システムコントローラ20は、そのプログラムにしたがって各部を制御する。RAM20bは、プログラム実行時に必要な各種変数などが一時的に書き込まれるワークメモリとして利用される。
【0026】
電源部22は、電池23を電源として、電子カメラの各部に電力を供給する。この電源部22は、電池23の残容量に応じた残容量情報をシステムコントローラ20に送る。
【0027】
レンズ駆動部24は、システムコントローラ20に制御されて、撮影レンズ3のフォーカスレンズ,変倍レンズを駆動し、フォーカシング,ズーミングを行う。このレンズ駆動部24は、撮影レンズ3のフォーカスレンズ,変倍レンズの位置であるフォーカス位置,ズーム位置を検出するセンサを備えており、各位置に応じたフォーカス位置情報,ズーム位置情報をシステムコントローラ20に送る。システムコントローラ20は、フォーカス位置情報,ズーム位置情報に基づき被写体までの撮影距離,撮影レンズ3の焦点距離を検出する他、フォーカスエラー,ズームエラーを検出する。
【0028】
撮影レンズ3の背後に、CCDイメージセンサ25が配されており、この撮影レンズ3とCCDイメージセンサ25との間には絞り機構26の絞りと、シャッタ機構27のシャッタ羽根とが配されている。CCDイメージセンサ25は、CCD駆動部28によって駆動され、光学的な被写体画像を電気的な撮影信号に変換して出力する。CCDイメージセンサ25からの撮影信号は、A/D変換器29に送られ画像データに変換される。
【0029】
CCDイメージセンサ25の露光量は、動画を撮影しているとき及び連続撮影のときには、CCDイメージセンサ25の電子シャッタと、絞り機構26の絞りとで調節され、1コマ撮影のときには、絞り機構26の絞りとシャッタ機構27のシャッタ羽根とよって調節される。絞り機構26の絞りと、電子シャッタ及びシャッタ機構27のシャッタ速度は、後述するAE信号に基づいてシステムコントローラ20によって制御される。
【0030】
システムコントローラ20,A/D変換器29,AE・AF処理部31,画像処理部32,メディアI/F(インタフェース)33,LCDドライバ34,通信制御部35は、データバス39を介して接続されており、相互間でのデータの授受が可能になっている。
【0031】
AE・AF処理部31は、A/D変換器28からの画像データに基づき、撮影中の被写体輝度に応じたAE信号,画像のコントラストに応じたAF信号をシステムコントローラ20に送る。システムコントローラ20は、AE信号に基づき適正な露光量となるように、シャッタ速度及び絞りをフィードバック制御する。また、システムコントローラ20は、AF信号に基づきコントラストが最大となるようにレンズ駆動部24を制御し撮影中の被写体にピントを合致させる。
【0032】
画像処理部32は、ガンマ補正,ホワイトバランスの調節,設定された画素数への変更,設定された画質に応じた圧縮率でのデータ圧縮,圧縮されたデータの伸長等のデータ処理を行う。ホワイトバランスの調節は、画像データに基づいて自動的にパラメータを設定するオートホワイトバランスの他に、セットアップモードで表示されるメニュー画面からユーザが光源の種類を指定することができる。画素数・画質は、メニュー画面からユーザにより設定される。
【0033】
メディアI/F33は、メモリスロットに装着されたメモリカード10の書き込み、読み出しを行う。レリーズボタン6の押圧操作に応答して得られる画像データは、画像処理部32で処理された後にメディアI/F33に送られ、所定のファイル名が付与されてメモリカード10に書き込まれる。また、再生時には、メディアI/F33によってメモリカード10から画像データが読み出され、画像処理部32で処理された後にLCDドライバ34に送られることでメモリカード11に記録されている画像がLCD7に表示される。
【0034】
メディアI/F33は、メモリカード9の装着の有無や記録可能な残り容量などのカード情報をシステムコントローラ20に送る。また、メディアI/F33は、メモリカード10へのデータの記録,メモリカード10からの読み出しにエラーが生じたときに、そのエラーに応じたエラー信号をシステムコントローラ20に送る。システムコントローラ20は、カード情報,エラー信号に基づいてメモリカード10に関するエラーを検出する。
【0035】
LCDドライバ34は、画像データに基づいてLCD7に画像を表示する。また、LCDドライバ34は、システムコントローラ20の制御の下でLCD7にメニュー画面,カーソル,操作案内,エラーに関する情報等を表示する。
【0036】
通信I/F36は、接続端子を備え、通信ケーブルを介して外部機器と接続される。通信モード下では、通信制御部35は、通信I/F36を介して外部機器との間でのデータ通信を制御する。これにより、メモリカード10の内容を接続された外部機器、例えばコンピュータから読み出すことができる。この通信制御部36は、外部機器との間での通信状態を示す通信状態信号をシステムコントローラ20に送る。システムコントローラ20は、通信状態信号に基づいて通信エラーを検出する。
【0037】
ストロボ装置37は、ストロボ発光部4の内部に設けられたストロボ放電管,ストロボ発光に先立って充電されるメインコンデンサ,このメインコンデンサを充電する充電回路などから構成されている。このストロボ装置37は、例えばメインコンデンサの充電電圧を周期的に監視して、静止画の撮影開始時にメインコンデンサの充電電圧が所定の充電レベルとなっているように、その充電を制御する。ストロボ装置37は、静止画の撮影に同期したシンクロ信号がシステムコントローラ20から入力されると、ストロボ発光を行う。ストロボ放電管からのストロボ光はストロボ発光部4から被写体に向けて照射される。ブザー38は、操作部21が操作されたときに操作音を発生し、また電子カメラのエラーが発生したときに、警告音を発生してユーザに知らせる。
【0038】
システムコントローラ20には、操作履歴記憶手段としての履歴メモリ40と、エラー情報メモリ41とが接続されている。エラー情報メモリ41としては、不揮発性のメモリ、例えばEEPROMが用いられており、電池23が外された状態になる等しても、それに保存されている内容が消失されないようにしてある。
【0039】
履歴メモリ40には、システムコントローラ20によって、操作ログと、動作関連情報とが記録される。操作ログは、操作時刻とともに操作部21の操作内容を時系列に記録したものであり、図4(a)に一例を示すように、操作内容とともに操作時刻がコード化された操作コードで記録されている。なお、図4(a)の操作コードに対応する操作時刻と操作内容とを図4(b)に示す。
【0040】
図4(a)に示される操作コードのうちの上4桁のコードが操作内容を示しており、残りの下8桁のコードが操作時刻を示している。操作内容に対応するコードは、操作部21の各操作に対して予め決められており、その一例を図5に示す。また、操作時刻を示す8桁のコードは、年,月,日,時,分,秒を、7ビット,4ビット,5ビット,5ビット,6ビット,5ビットの計32ビットで表現したものである。なお、「年」に対応する7ビットの値は1980年を「0」とされており、秒の桁は60/32秒毎にカウントアップされる。
【0041】
操作ログを記録するための履歴メモリ40の領域は、エラー解析を行うために十分な操作コードを記録できる記憶容量を有するが、その記憶容量が一杯になると最も古い履歴コードを消去して新たな履歴コードを書き込むことで操作ログが更新される。
【0042】
図6(a)に示すように、エラー情報メモリ41には、エラーが発生したときに、そのエラー内容を示すエラーコードと、履歴メモリ40から読み出されたエラー発生直前までの操作ログ及びエラー発生時における動作関連情報とがシステムコントローラ20によって記録される。なお、エラー内容,操作ログ,動作関連情報(以下、これをまためてエラー情報という)は、各種情報がコード化されて書き込まれるが、図6(b)では説明の便宜上、情報の内容を記してある。
【0043】
図7に一例を示すように、エラーコードは、エラー内容に対して予め決められており、システムコントローラ20は、検出したエラーに応じたエラーコードをエラー情報メモリ41に記録する。システムコントローラ20は、上述した各部からの情報や信号に基づいて、また各部の動作状態を監視することによってエラーの発生を検出し、またエラー内容を判断する。
【0044】
例えば、メモリカード9が装着されているにもかかわらず、そのメモリカード9からの画像データの読み出しができなかったり、その記憶容量などの情報を正常に取得できないときにはメモリカードエラーを記録し、撮影によって得られた画像データを正しく記録できないときにはメモリカード書き込みエラーが記録される。また、フォーカス位置情報,ズーム位置情報に基づいて検出されるフォーカス位置,ズーム位置がシステムコントローラ20の制御しようとする目標位置に達しないとき等の場合ではフォーカスエラー,ズームエラーが記録される。
【0045】
動作関連情報は、エラー内容や操作内容以外の電子カメラの動作に関わる各種の情報である。この例では、図8に一例を示すように、装着されている電池23のバッテリ残容量,動作モード選択ダイアル9で選択されているモード,日付が設定済であるか否か、一定時間操作がされないときに電源を自動的にオフとするオートパワーオフ設定等の電子カメラのシステム状態や設定に関する情報(以下、システム情報という)が動作関連情報として記録される。動作関連情報は、随時更新されて履歴メモリ40に記録されており、この履歴メモリ40からエラー発生時に読み出されてエラー情報メモリ41に記録される。
【0046】
なお、図7に示されるエラー内容は一例であり、その他のエラーを記録することができる。また、図8に示されるシステム情報の項目は一例であり、電子カメラの仕様,構成等に応じて適宜に項目を設定することができる。例えば、システム情報としては、NTSC/PAL形式などの外部モニタへの出力するビデオ信号の形式を設定できる場合には、その設定された形式、種類の異なる記録媒体が装着可能な場合には装着された記録媒体の種類、画像データを記録する際に付与するファイル名のうちの番号の付与の仕方の設定などを加えてもよい。さらに、動作関連情報としては、上記のシステム情報以外のものについても記録してもよく、また後述する例のようにエラー内容に応じて記録する動作関連情報を選択してもよい。
【0047】
上記構成の作用について説明する。撮影を行う場合や、メモリカード10に記録されている画像をLCD7に表示したり、削除したり、あるいは電子カメラの設定を変更する場合には、電源ボタン12を押圧操作して電源をオンとしてから、操作部21を操作する。
【0048】
システムコントローラ20は、電源がオフのときにも、操作部21の電源ボタン12の操作を監視しており、電源ボタン12の押圧操作が所定時間以上継続されたことを検知すると、電子カメラの電源をオンとして動作可能な状態にする。このようにして電源がオンとなると、システムコントローラ20は、電源ボタン12が押圧操作され、そして解除されたことをその操作時刻とともに操作コードとして履歴メモリ40に記録する。
【0049】
この後、図9に示すように、システムコントローラ20によって操作部21の操作,システム情報の変化が監視されるとともに、各部の動作状態が監視されてエラーの検出が開始される。そして、操作部21の操作が行われると、その操作と操作時刻に対応する操作コードが履歴メモリ40に追加記録される。また、操作部21の操作や時間の経過によってシステムの動作状態や設定が変化したときには、それに応じて履歴メモリ40に記録されているシステム情報が更新される。例えば、電池23の残容量が十分にある状態からほぼ半分の状態に低下すると、システム情報の電池容量の項目が「フル」から「ハーフ」に書き換えられる。
【0050】
上記のように操作部21が操作される毎に操作ログが作成されるとともに、システムの動作状態や設定が変化したときにはそれに応じてシステム情報が更新される。そして、この操作ログの記録及びシステム情報の更新は電源がオフとなるまで継続される。また、電源をオフとした後に電源をオンとすれば、上記のようにして操作ログの記録及びシステム情報の更新が再開され、操作ログにはそれまで記録されていた内容に操作コードが追記される。
【0051】
電源のオンに応答して行われる初期動作や操作部21の操作に応答した動作が行われる等した際に、各部からの信号や情報に基づきエラーの発生をシステムコントローラ20が検出すると、その発生したエラー内容がLCD7に表示され、またブザー38によって警告音が発生されるとともに、エラー内容に対応したエラーコードがエラー情報メモリ41に記録される。また、そのエラーが発生した時点で記録されている操作ログとシステム情報とが履歴メモリ40からシステムコントローラ20によって読み出され、それぞれエラー情報メモリ41に記録される。
【0052】
結果として、図6(b)に示されるように、エラー情報(エラー内容,操作ログ,動作関連情報)がエラー情報メモリ41に記録される。この図6(b)に示される例では、メモリカード10へのデータの書き込みにエラーが発生したことがわかる。また、そのエラーは、電源ボタン12による電源のオン操作、動作モード選択ダイアル9によるセットアップモードの選択操作、UPボタン15a,DOWNボタン15b,LEFTボタン15c,RIGHT15d,OKボタン16等による各種設定操作、レリーズボタン6の2回の押圧操作による静止画の2回の撮影操作、動作モード選択ダイアル9での動画モードを選択操作、レリーズボタン6による動画の撮影操作を順次に行った後に発生したことがわかる。さらに、動作関連情報からは、エラー発生時には、電池残容量が少ない状態であったこと、LCD7の表示がオンとされていたこと等がわかる。
【0053】
上記のようにエラーが発生すると、エラーコード,エラー発生の直前までの操作ログとともに、システム情報(動作関連情報)が記録されるから、エラー発生時の電子カメラの状態を知ることが可能となってエラー解析や故障判断,修理が容易となる。
【0054】
図10は、複数のエラー情報をエラー情報メモリに書き込む例を示すものである。この例では、エラーが発生する毎に、発生したエラーに対応したエラーコード,エラー発生の直前までの操作ログ,動作関連情報からなるエラー情報がエラー情報メモリ41に追記される。
【0055】
図11は、エラー情報に基づいてエラーを再現させる例を示すものである。なお、以下に説明する他は、最初の実施形態と同じであり、実質的に同じ構成部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。また、この例では、図10の例のように複数のエラー情報がエラー情報メモリに記録される場合について説明するが、1つのエラー情報が記録される場合であってもよい。
【0056】
システムコントローラ20は、特定のキー操作、例えばキャンセルボタン13が押圧されながらレリーズボタン6が押圧操作されると、発生したエラーを再現するためのエラー再現モードとなって図11に示される処理を行う。エラー再現モードに移行させるための特定のキー操作は、通常では操作しないボタン操作の組み合せとして通常の使用時にエラー再現モードに移行することがないようにするのが好ましい。また、メニュー画面からエラー再現モードを選択する操作ためのキー操作が特定のキー操作であってもよい。
【0057】
エラー再現モードとなると、システムコントローラ20によってエラー情報メモリ41に記録されている各エラーコードが読み出され、各エラーコードに応じたエラー内容の一覧がLCD7に表示される。各ボタン15a〜15d,OKボタン16を操作して再現すべきエラー内容をLCD7上の一覧から選択して確定する。
【0058】
再現すべきエラー内容が確定されると、システムコントローラ20によって、選択されたエラー内容に対応する操作ログ,動作関連情報としてのシステム情報がエラー情報メモリ41から読み出される。そして、システム情報と、操作ログの操作内容に基づいて、エラー再現を開始する設定や各部の状態である初期状態がシステムコントローラ20によって算出される。このときに、例えばシステム情報に示される電子カメラの設定状態等を始点として、操作ログに記録されている操作コードを遡って設定状態,各部の状態等の変化を調べていくことにより初期状態を算出する。なお、初期状態を求める際には、操作ログの全内容を順番に遡ってもよく、電源がオンとされた直後の状態まで遡ってよい。
【0059】
上記のようにして、初期状態が算出されると、この初期状態となるようにシステムコントローラ20によって各部が動作されて電子カメラが初期化されるとともに、その初期状態の内容がLCD7に表示される。
【0060】
初期化の完了後に、記録されている順番で操作ログに記録されている操作コードにしたがい、その操作コードに示される操作内容の操作が行われたものとして、各部の動作,設定の変更などのエラー再現動作がシステムコントローラ20の制御されて行われる。また、このエラー再現動作中では、そのエラー再現動作の内容がLCD7に表示される。
【0061】
エラー再現動作は、操作ログに記録されている最後の操作コードに対応する動作または設定変更まで行われる。そして、このエラー再現動作でエラーが発生すると、その発生したエラーの内容がLCD7に表示されてエラー再現モードが終了する。なお、エラー再現動作を行ってもエラーが発生しなかったときには、「エラー発生なし」がLCD7に表示されてエラー再現モードが終了する。
【0062】
上記のようにエラー再現モードでは、エラー情報に基づいてエラー再現動作が行われるから、再現性のあるエラーであるか否かを容易に調べることができ、故障解析をより容易にすることができる。なお、エラー再現性を高めるために操作ログに、より詳細な情報、例えばズーム操作の開始時と終了時の撮影レンズ3の焦点距離をそれぞれ記録するのも好ましい。
【0063】
図12は、発生したエラーの内容に応じて動作関連情報を選択する例を示すものである。なお、以下に説明する他は、最初の実施形態と同じであり、実質的に同じ構成部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0064】
この例では、システム情報の他に撮影情報が動作関連情報とされており、例えばフォーカシングエラー,ズーミングエラー,撮影で得られた画像データを書き込む際のメモリカード書き込みエラー等の撮影に関するエラー(以下、撮影エラーという)が発生したときには、システム情報と撮影情報とを選択して、これら動作関連情報としてエラー情報メモリ41に書き込む。それ以外のエラーが発生した場合には、動作関連情報としてシステム情報だけを選択して、これをエラー情報メモリ41に書き込む。
【0065】
撮影情報は、撮影動作関連情報,撮影画像関連情報がある。撮影動作関連情報は、図13に一例を示すように、撮影時の撮影動作に関連した設定内容や状態を示す情報であり、例えば、撮影時に設定されているストロボ発光モード,ズーム位置や、撮影時の露出状態や撮影レンズ3の合焦状態等の項目からなる。
【0066】
また、撮影画像関連情報は、エラー発生時に撮影された画像に関連する情報であり、図14に一例を示すように、撮影後に記録される画像データに付与されるファイル名や撮影に用いられたシャッタ速度,絞り値,ホワイトバランスの調節に用いられたパラメータ等の項目がある。
【0067】
このように動作関連情報をエラー内容に応じて選択的に記録するようにすることで、必要な情報を過不足なく記録することができ、エラー解析や修理をより容易にすることができる。
【0068】
なお、図13,図14に示される撮影動作関連情報,撮影画像関連情報の項目は一例であり、電子カメラの仕様,構成等に応じて適宜に項目を設定することができる。例えば、撮影動作関連情報としては、オ−ト/マニュアル/シャッタ速度優先/絞り優先といった露出制御モードを選択できる場合にはその選択された露出制御モードの項目、シャッタ速度や絞り値を手動で設定できる場合にはその設定値の項目を加えることができる。また、これらのシステム情報,撮影情報に限らず、例えば再生時の設定や再生画像に関連する情報を動作関連情報として、再生に関するエラーが発生したときに選択するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、エラーが検出されたときに、発生したエラーの内容と、時系列に記憶されたエラー発生直前までの操作内容と、エラー発生時のカメラの動作に関連する動作関連情報とを不揮発性のエラー情報メモリに記録するようにしたから、故障判断,エラー解析,修理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電子カメラの正面を示す正面図である。
【図2】電子カメラの背面を示す背面図である。
【図3】電子カメラの構成を示すブロック図である。
【図4】操作コードの一例を示す表である。
【図5】操作内容に応じたコードの一例を示す表である。
【図6】エラー情報メモリに記録されるエラー情報の内容を示す説明図である。
【図7】エラーコードの一例を示す表である。
【図8】動作関連情報として記録さえるシステム情報の一例を示すものである。
【図9】エラー情報の記録手順を示すフローチャートである。
【図10】複数のエラー情報を記録する例を示す説明図である。
【図11】エラー再現を行う例を示すフローチャートである。
【図12】動作関連情報を選択する例を示すものである。
【図13】撮影動作関連情報の一例を示す表である。
【図14】撮影画像関連情報の一例を示す表である。
【符号の説明】
10 メモリカード
20 システムコントローラ
21 操作部
25 CCDイメージセンサ
40 履歴メモリ
41 エラー情報メモリ

Claims (7)

  1. 被写体を撮影し得られる画像データを記録媒体に記録する電子カメラにおいて、
    操作部の操作に応じた操作内容を時系列に記憶する操作履歴記憶手段と、エラーの発生を検出するエラー検出手段と、不揮発性のエラー情報メモリと、エラー検出手段によってエラーが検出されたときに、発生したエラーの内容と、操作履歴記憶手段に記憶されているエラー発生直前までの操作内容と、発生したエラーの内容に基づいて選択したエラー発生時のカメラの動作に関わる動作関連情報とを前記エラー情報メモリに記録する記録制御手段とを備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 被写体を撮影し得られる画像データを記録媒体に記録する電子カメラにおいて、
    操作部の操作に応じた操作内容を時系列に記憶する操作履歴記憶手段と、エラーの発生を検出するエラー検出手段と、不揮発性のエラー情報メモリと、エラー検出手段によってエラーが検出されたときに、発生したエラーの内容と、操作履歴記憶手段に記憶されているエラー発生直前までの操作内容と、エラー発生時のカメラの動作に関わる動作関連情報とを前記エラー情報メモリに記録する記録制御手段と、エラーを再現するために、前記エラー情報メモリに記録されている操作内容、及び動作関連情報に基づいてカメラ各部を動作させるエラー再現手段を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  3. 前記記録制御手段は、発生したエラーの内容に基づいて動作関連情報を選択して前記エラー情報メモリに記録することを特徴とする請求項記載の電子カメラ。
  4. 前記エラー情報メモリは、複数のエラーに対応した操作内容及び動作関連情報が記録可能であり、前記エラー再現手段は、前記エラー情報メモリに記録された複数のエラーのうちで外部から指定されたエラーに対応した操作内容及び動作関連情報とに基づいてエラーを再現することを特徴とする請求項2または3記載の電子カメラ。
  5. 前記エラー再現手段は、特定の操作が外部から行われることに応答して、エラー再現のための動作を行うことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の電子カメラ。
  6. 前記エラー再現手段は、前記エラー情報メモリに記録されている動作関連情報を始点に、記録されている全操作内容を順番に遡ることにより、または記録されている操作内容を電源がオンとされた直後まで遡ることによりエラー再現のための動作を開始すべき動作状態及び設定状態を求め、この求めた動作状態及び設定状態に変更した後に記録された操作内容に基づいてカメラ各部の動作を順次に行うことを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の電子カメラ。
  7. エラー発生時には発生したエラーの内容を表示し、エラー再現時には再現中のエラーに対応するエラー情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の電子カメラ。
JP2003193740A 2003-07-08 2003-07-08 電子カメラ Expired - Fee Related JP4220847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003193740A JP4220847B2 (ja) 2003-07-08 2003-07-08 電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003193740A JP4220847B2 (ja) 2003-07-08 2003-07-08 電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005033325A JP2005033325A (ja) 2005-02-03
JP4220847B2 true JP4220847B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=34205116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003193740A Expired - Fee Related JP4220847B2 (ja) 2003-07-08 2003-07-08 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4220847B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5463780B2 (ja) * 2009-07-31 2014-04-09 ブラザー工業株式会社 情報処理装置
JP5300089B2 (ja) * 2010-12-13 2013-09-25 エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 情報処理装置、情報処理装置障害再現方法および情報処理装置障害再現プログラム
JP5768964B2 (ja) * 2011-03-31 2015-08-26 日本電気株式会社 障害調査支援装置、方法およびプログラム
JP5885524B2 (ja) * 2012-02-08 2016-03-15 キヤノン株式会社 カメラ
JP6250993B2 (ja) * 2013-09-11 2017-12-20 株式会社東芝 センサ情報管理装置、センサ情報管理方法
JP6645726B2 (ja) * 2014-07-04 2020-02-14 株式会社Fuji 部品実装機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005033325A (ja) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3959690B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
US8537243B2 (en) Display control apparatus
US20080030593A1 (en) Continual-image processing device
JP2006270868A (ja) 撮像装置及び画像記録方法
JP2012235231A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4501927B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4492345B2 (ja) カメラ装置、及び撮影条件設定方法
JP4220847B2 (ja) 電子カメラ
JP5743512B2 (ja) 撮像装置とその制御方法
JP4345668B2 (ja) 撮像装置
JP2010081561A (ja) 電子カメラ
JP2000196954A (ja) 写真フィルム画像識別装置及びカメラ
JP5207930B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP4384094B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP5151865B2 (ja) 電子機器および電子カメラ
JP5379449B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US7733386B2 (en) Method of controlling digital photographing device and digital photographing device using the same
JP4063313B2 (ja) カメラ装置
JP2003125239A (ja) デジタルカメラ
JP2005101951A (ja) 表示部を備えたデジタルカメラ
JP6095727B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4063312B2 (ja) カメラ装置
JP2010206755A (ja) 撮像装置
JP2006217312A (ja) 画像処理装置、画像処理装置制御方法及び記憶媒体
JP2000047320A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060302

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4220847

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees