JP4217696B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル複合機等の画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関し、特に、バリアブルプリント時に明瞭な画像を印刷する画像処理装置等に関する。
従来から、バリアブルプリントという印刷機能がある。この印刷機能は、マスタページと呼ばれる背景にあたる画像と、バリアブルページと呼ばれる画像(飾り文字、写真画像等)を組み合わせて印刷する機能である。実際の印刷では、複数のマスタページと複数のバリアブルページが用意され、それぞれを自動的に組み合わせて印刷する。
特開2002−342039号公報
しかしながら、従来のバリアブルプリント機能は、バリアブルページとマスタページを組み合わせた際の「見易さ」を判定することが出来なかった。このため、マスタページとバリアブルページに使用されている色が近い場合、印刷した結果、マスタページとバリアブルページの境目が不明瞭になり、バリアブルページがマスタページの中に視覚的に埋没し、又は、マスタページがバリアブルページの中に視覚的に埋没してしまうという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ユーザがバリアブルプリントを行う際に、マスタページとバリアブルページの色が近い場合に、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除することによりマスタページとバリアブルページの境界を明瞭にする画像処理装置、画像処理方法、プログラムを提供することにある。
また、本発明の目的は、バリアブルプリントにおいて、印刷するとバリアブルページがマスタページの中に視覚的に埋没してしまう可能性がある場合、または、マスタページがバリアブルページの中に視覚的に埋没してしまう可能性がある場合に、それをユーザに警告することによりバリアブルページとマスタページの組み合わせの変更をユーザに促す画像処理装置、画像処理方法、プログラムを提供することにある。
そこで、上記の課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、マスタページとバリアブルページとを組み合わせて印刷するバリアブルプリントを行う画像処理装置において、前記マスタページと第一の前記バリアブルページの境目近傍の色を比較する比較手段と、前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、前記マスタページの色と類似しない色の複数種類のバリアブルページを提示する提示手段と、前記第一のバリアブルページを、前記提示された複数種類のバリアブルページの中からユーザにより選択された第二のバリアブルページに変更する変更手段と、前記マスタページと前記第二のバリアブルページを組み合わせて印刷する印刷手段とを備え、前記変更手段は、前記第一のバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれかの処理又はそれらの組み合わせの処理を行うことにより得られた前記複数種類のバリアブルページの中から、前記提示手段を介してユーザにより選択されたバリアブルページを前記第二のバリアブルページとすることを特徴とする。
また本発明の画像処理方法は、マスタページとバリアブルページとを組み合わせて印刷するバリアブルプリントを行う画像処理方法において、前記マスタページと第一の前記バリアブルページの境目近傍の色を比較する比較ステップと、前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、前記マスタページの色と類似しない色の複数種類のバリアブルページを提示する提示ステップと、前記第一のバリアブルページを、前記提示された複数種類のバリアブルページの中からユーザにより選択された第二のバリアブルページに変更する変更ステップと、前記マスタページと前記第二のバリアブルページを組み合わせて印刷する印刷ステップとを含み、前記変更ステップは、前記第一のバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれかの処理又はそれらの組み合わせの処理を行うことにより得られた前記複数種類のバリアブルページの中から、前記提示手段を介してユーザにより選択されたバリアブルページを前記第二のバリアブルページとすることを含むことを特徴とする。
また本発明のプログラムは、コンピュータに、マスタページとバリアブルページとを組み合わせて印刷するバリアブルプリントを実行させるプログラムにおいて、前記マスタページと第一の前記バリアブルページの境目近傍の色を比較する比較ステップと、前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、前記マスタページの色と類似しない色の複数種類のバリアブルページを提示する提示ステップと、前記第一のバリアブルページを、前記提示された複数種類のバリアブルページの中からユーザにより選択された第二のバリアブルページに変更する変更ステップと、前記マスタページと前記第二のバリアブルページを組み合わせて印刷する印刷ステップとを実行させるプログラムであって、前記変更ステップは、前記第一のバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれかの処理又はそれらの組み合わせの処理を行うことにより得られた前記複数種類のバリアブルページの中から、前記提示手段を介してユーザにより選択されたバリアブルページを前記第二のバリアブルページとすることを含むことを特徴とする。
本発明によれば、バリアブルプリントを行う際に、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除でき、これによって、バリアブルページがマスタページの中に埋没すること及びマスタページがバリアブルページの中に埋没することを回避することができ、ひいては、バリアブルプリントの印刷失敗コストを軽減できる。
特に、本発明によれば、バリアブルプリントを行う際に、バリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれか又はそれらの組み合わせの処理等のレイアウト変更を行うことでマスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除でき、これによって、バリアブルページがマスタページの中に埋没すること及びマスタページがバリアブルページの中に埋没することを回避することができ、ひいては、バリアブルプリントの印刷失敗コストを軽減できる。
さらに、本発明によれば、バリアブルプリントを行う際に、バリアブルページがマスタページの中に視覚的に埋没してしまう可能性がある場合、または、マスタページがバリアブルページの中に視覚的に埋没してしまう可能性がある場合に、バリアブルページとマスタページの組み合わせの変更をユーザに促すことができ、ひいては、バリアブルプリントの印刷失敗コストを軽減できる。
(第1の実施形態)
最初に、デジタル複合機の構成、機能を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、ホストコンピュータとデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図2におけるホストコンピュータ1401の構成を、図14の1401のブロックに示す。ホストコンピュータ1401は、ROM1403等に格納されているプログラムに従ってCPUバス2aを介して、画像処理装置と間の制御を行うCPU1402と、CPU1402のワークエリアとして使用され、その内部にワーク領域4aを有するRAM1404と、他のホストコンピュータやプリンタ等との間で双方向通信処理を行う通信制御部1405と、操作部(キーボード等の入力装置)1406と、ハードディスク等の外部記憶装置1407と、表示部1408(例えばCRT表示装置など)と、ホストコンピュータ1401と画像処理装置141515を接続する外部通信ポート1409とを備える。
一方、図2によると、デジタル複合機202は、デジタル複合機全体の動作を制御する制御ユニット204、出力画像の記録紙への印刷を行うプリンタ装置214、記録紙から入力画像を読み取り、データとして装置内部に取り込むリーダ装置218、ユーザ毎にコマンドの制限を行う情報の入力や、機器全体の操作、および、エラーや操作ガイドなどの表示を行う操作パネル部208、外部メモリ210を備える。
制御ユニット204は、ネットワーク201と繋がる通信線203を介して個々のホストコンピュータ1401(クライアント、サーバ等)との入出力動作を行う入出力部205を通じて、ホストコンピュータ1401との通信を行う。
入出力バッファ206は、ネットワークより入力される印刷のための制御コードや各種PDLデータを含む各種データや装置内の各種データの送受信を行う。
CPU207は、制御ユニット全体の動作を制御する。
プログラムROM222は、CPUの動作を記述するプログラムを格納する。
RAM212は、制御コード、データの解釈や印刷、画像の読み込みに等に必要な計算、入出力される画像データの処理のためのワークメモリとしての役割を果たす。
不揮発性RAM(NVRAM)233は、デジタル複合機の電源が遮断されても保持しておく必要のあるデータを格納する。
プログラムROM222には、ホストコンピュータ1401から受信した印刷制御データを解釈する制御データ解釈部223、PDL(ページ記述言語)を解釈するPDLデータ解釈部224、各種の画像オブジェクトを生成する画像情報生成部225、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開するビットマップ画像展開部226、それぞれの処理により得られたビットマップ画像を圧縮/解凍を行う画像圧縮/解凍部227、画像データの印刷時の制御を行う画像データ印刷部228、画像データの送信時の制御を行う画像データ送信部229、画像データのスキャン時の制御を行う画像データ読み取り部230、展開された画像や、PDLのデータを再利用して印字し、又は、定型のフォームとして利用するオーバレイのデータを外部メモリ210に保持して管理する登録画像管理部231、機器を利用できるユーザのユーザ名、パスワード等のユーザ情報を管理するユーザ管理部232、データやパネルにより機器にアクセスされた場合にユーザの認証を行うユーザ認証部236、バリアブルプリント時の色処理不具合の警告とその色処理不具合の解消を行う画像合成部237が、各々、プログラムとして格納される。
ビットマップ画像転送部217は、ビットマップ画像展開部226によって展開されたビットマップ画像や、リーダ装置218より読み込まれたビットマップ画像等をプリンタ装置214に転送する。
エンジンインタフェース部216は、プリンタ装置214と制御ユニット204との間のインタフェースをとる。スキャナインタフェース部220は、リーダ装置218と制御ユニット204との間のインタフェースをとる。
ビットマップ画像受信部221は、リーダ装置218から読み込まれたビットマップ画像を取り込む。
パネルインタフェース部209は、制御ユニット204と操作パネル208との間のインタフェースをとる。
メモリインタフェース部211は、印刷データや外部より入力された画像データ、プリンタ装置214の各種情報等を保存する外部メモリ210と、制御ユニット204との間のインタフェースをとる。
システムバス213は、上記の各ユニット間のデータ転送を行う。
操作パネル208は、登録されている登録画像を表示し、又は、印刷状況等、デジタル複写機202の各種情報を表示する液晶パネルである。この液晶パネルは、同時にタッチパネルとなっており、ユーザが触れた場合に、その入力を検知して、画面から、文字情報の入力等を行うことが可能となっている。また、この液晶パネルは、コピー等のスタートを指示するスタートキー、機器のリセットを行うリセットキー、電源ON/OFFのスイッチ、コピー枚数等を指定するためのテンキー、液晶パネルに表示されているカーソルの移動や表示されている機能の選択を行うときに利用するカーソルキーと決定キー、デジタル複合機202の機能をコピー、画像送信、文書管理のそれぞれのモードに切り替える機能キー、また、利用するユーザを識別し、認証するためのログインキーを備える。
プリンタ装置214は、紙の給紙から印刷、排出までの印刷の制御を行うエンジン制御部215を備える。
リーダ装置218は、画像を読み込むための記録紙の給紙、画像の読み込み、排出までの画像読み込みの制御を行うスキャナ制御部219を備える。
図2に示すデジタル複合機202は、図3に示すように、プリンタ装置214の筐体301と、リーダ装置218とから構成される。
リーダ装置218は、原稿用紙を給送するための原稿給紙ユニット328と、原稿を読み取るためのスキャナユニット327を備える。
筐体301は、プリンタ装置214を構成するための各機構と、その各機構による各印刷プロセス処理に関する制御を行うエンジン制御部215、図2に示す制御ユニット204を収納する制御ボード収納部303を備える。
スキャナユニット327は、原稿給紙ユニット328およびスキャナユニット327の各機構による各読み取りプロセス処理に関する制御を行うスキャナ制御部219を備える。
プリンタ装置214は、当該装置に垂直方向に併設された像担持体として、4個の感光体ドラム310(310K、310M、310C、310Y)を備える。
感光体ドラム310は、駆動手段(図示せず)によって、図3において時計回りの方向に回転駆動される。感光体ドラム310の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム310の表面を均一に帯電する帯電装置311(311K、311M、311C、311Y)、画像情報に基いてレーザビームを照射し、感光体ドラム310上の静電潜像を形成する印刷スキャナ部312(312K、312M、312C、312Y)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置313(313K、313M、313C、313Y)、感光体ドラム310上のトナー像を転写材304に転写させる静電搬送転写装置314、転写後の感光体ドラム310表面に残った転写後トナーを除去するクリーニング装置315 は(315K、315M、315C、315Y)、一体的にカートリッジ化され筐体301に着脱可能なプロセスカートリッジ316(316K、316M、316C、316Y)が備わっている。
次に各部の構成について順次説明する。
感光体ドラム310は、有機光伝導体層(OPC感光体)を流布して構成したものである。感光体ドラム310は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(図示せず)からの駆動力が伝達されることにより、時計回りに回転駆動される。
各帯電装置311は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム310表面に当接させるとともに、このローラに電源(図示せず)によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム310表面を一様に帯電させる。
印刷スキャナ部312は、感光体ドラム310の水平方向に配置され、レーザダイオード(図示せず)によって画像信号に対応する画像光がスキャナモータによって高速回転されるポリゴンミラー318(318K、318M、318C、318Y)に照射される。ポリゴンミラーに反射した画像光は、結像レンズ317(317K、317M、317C、317Y)を介して帯電済みの感光体ドラム310表面を選択的に露光して静電潜像を形成する。
現像装置313(313K、313M、313C、313Y)はそれぞれ転写材304の搬送方向上流側(図中の下側)から順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納した現像器から構成される。感光体ドラム310上の静電潜像の現像時には、対応する現像器の容器内のトナーを送り機構によって塗布ローラ313k1、313m1、313c1、313y1に送りこみ、回転する現像ローラ313k2、313m2、313c2、313y2の外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現像ローラと、静電潜像が形成された感光体ドラム310との間に現像バイアスを印加することにより、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する。
クリーニング装置315は、現像装置313によって感光体ドラム310上に現像されたトナーが転写材304に転写された後、転写されないで感光体ドラム310表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去する。
全ての感光体ドラム310K、310M、310C、310Yに対向し、接するように循環移動するベルト部材としての静電搬送ベルト308が配設されている。この静電搬送ベルト308は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材304を静電吸着して感光体ドラム310に転写材304を接触させるべく循環移動する。また、静電搬送ベルト308の転写材搬送方向上流(図中下側)には吸着ローラ309が当接している。転写材304の搬送に際しては、吸着ローラ309にバイアス電圧を印加することで、接地されたローラ318aとの間に電界を形成し、静電搬送ベルト308および転写材304の間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせる。これにより、転写材304は静電搬送ベルト308により転写位置まで搬送され、感光体ドラム310上のトナー像が順次転写される。
静電搬送ベルト308の内側(裏面側)に当接し、4個の感光体ドラム310K、310M、310C、310Yに対応して転写部材としての転写ローラ319(319k、310m、310c、310y)が併設されている。転写ローラ319には転写バイアス用電源(図示せず)が接続されている。転写ローラ319は、感光体ドラム310と対向し、転写部を形成する。転写ローラ319から正極性の電荷が静電搬送ベルト308を介して転写材304に印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム310に接触中の転写材304に、感光体ドラム310上の負極性のトナー像が転写される。
静電搬送ベルト308は、駆動ローラ320、従動ローラ318a、318b、テンションローラ321の4本のローラにより掛け渡され、図の時計回りの方向に回転する。これにより、上述した静電搬送ベルト308が循環移動して転写材304が従動ローラ318a側から駆動ローラ320側へ搬送される間に感光体ドラム上のトナー像を転写される。
給送部322は、画像形成部に転写材304を給送するものであり、複数枚の転写材304が給送カセット305に収納されている。画像形成時には、給送ローラ306(半月ローラ)、レジストローラ対307が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット305内の転写材304を1枚ずつ分離給送するとともに、転写材304の先端は、レジストローラ対307に突き当たり、一旦停止し、ループを形成した後、静電搬送ベルト308へと再給送されていく。
定着部323は、転写材304に転写された複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転する加熱ローラ324とこれに圧接して転写材304に熱及び圧力を印加する加圧ローラ325とからなる。すなわち、感光体ドラム310上のトナー像を転写した転写材304は定着部323を通過する際に定着ローラ対324、325で搬送されると共に、定着ローラ対324、325によって熱及び圧力を印加される。これによって複数色のトナー像が転写材304の表面に定着される。
また、イエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ316Y、316M、316Cは図示しない昇降機構によって感光体ドラム310Y、310M、310Cが静電搬送ベルト308に当接した状態から左方へ移動し、静電搬送ベルト308から離間した位置へ移動可能に構成されている。そして、選択された印刷モードに応じて昇降機構が動作するようになっている。すなわち、前述のエンジン制御部215におけるカラー/モノクロ印刷制御において、カラー文書を印刷する場合には、カラーモードとして動作し、感光体ドラム310Y、310M、310Cが静電搬送ベルト308に当接した状態となり、各転写ローラ319Y、319M、319C、319Kからの電圧印加により、感光体ドラム310のトナー像がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で順次転写される。一方、モノクロ文書を印刷する場合には、モノクロモードとして動作し、昇降機構によって、感光体ドラム310Y、310M、310Cを静電搬送ベルト308から離間させることによって、感光体ドラム310Kのみが静電搬送ベルト308に当接した状態となり、転写ローラ319Kからの電圧の印加により、感光体ドラム310Kのトナー像がブラックのみで転写されることになる。
このようにして、トナー像を転写された転写材304は、駆動ローラ320で静電搬送ベルト308から分離され、定着器323に至り、転写材304は、上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対326によって排出部Fに排出されることになる。
また、本デジタル複合機は、リーダ装置218から原稿用紙を読み取り画像を取り込むことができる。リーダ装置218の原稿給紙ユニット(DFユニット)328は、原稿329を先頭順に1枚ずつプラテンガラス330上へ給送し、スキャナユニット327による原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス330上の原稿を排出トレイ331に排出する。
原稿給紙ユニット328は、原稿の有無を検知するためのセンサ332を設けている。
スキャナユニット327は、原稿がプラテンガラス330上に搬送されると、ランプ333を点灯し、光学ユニット334の移動を図中左から右方向に開始して原稿を露光走査する。このときの原稿からの反射光は、ミラー335、336、337およびレンズ338を介してCCDイメージセンサ(以下、CCDという)339へ導かれる。このように走査された原稿の画像は、CCD339によって読み取られる。
CCD339から出力される画像データは、所定の処理が施された後、図2に示すスキャナインタフェース部220を通して、制御ユニット204へ転送される。
原稿給紙ユニット328上には、図2に示す操作パネル部208を構成するための操作パネル302が取り付けられている。操作パネル302には、各機能および各機能に必要な情報の指示入力操作のためのスイッチ群、情報表示のためのLED表示器、LCD表示器が設けられている。また、プリンタコントローラにより印刷データ等の記憶に利用される図2に示す外部メモリ部210を構成するための外部メモリユニットが取り付けられている。
次に、図2を用いて、上述したシステム構成でのデジタル複合機のコントローラの機能、動作、ホストコンピュータ1401との連携動作を説明する。ここでは、例として、デジタル複合機とホストコンピュータ1401との動作を説明するが、ホストコンピュータ1401は、任意のコンピュータでよく、ネットワーク上のホストコンピュータであってもよい。
<ユーザ認証>
本デジタル複合機は、制御データの解釈中にユーザIDおよびパスワードを検出すると、そのユーザIDおよびパスワードを入力したユーザが本デジタル複合機を利用してよいかどうかのチェックがユーザ認証部236において行われる。 ユーザがホストコンピュータ1401で作成した文書の印刷の実行を指示すると、ホストコンピュータ1401から通信線203を介して制御コード、印刷データ(PDLで記述されたデータ等)が送信され、入出力部205、入力バッファ206を経由してRAM212に格納される。例えば、データは、パケットデータとして送信される。
パケットデータのヘッダにはパケットの種類を表すIDが格納されている。第1の実施形態においては、データは印刷データであるため、ヘッダには印刷データを示すIDが格納される。また、ヘッダの次には、機器制御データが格納されている。機器制御データは、機器の制御命令や、機器のデフォルト設定の変更、機器の管理状況等を設定するコマンド列である。また、機器制御データ中には、ホストコンピュータ1401において、予め機器を利用するために発行されているユーザIDと、IDに対応したパスワードがデータの一部として埋め込まれている。更に、パケットデータには、機器制御データに続く、あるいは機器制御データに挟まれる形で、印刷データとしてPDLのデータが含まれる。ユーザ認証部236は、入力されたパケットデータに格納されている機器制御データの解釈中にユーザIDを認識すると、NVRAM233上に現在登録してあるユーザ情報を管理するユーザ情報管理テーブル234を参照してユーザIDおよびパスワードを確認する。確認した結果、認証が得られた場合には、機器制御データは、処理の終了まで、認証されたユーザ(以下、認証ユーザ)のモードで処理される。これに対して、ユーザIDが存在しない、パスワードが間違っているなどの理由により認証が得られない場合には、認証が得られないユーザ(以下、非認証ユーザ)に許される範囲で動作する。通常、ユーザ認証が完了するまで処理が待ち状態になるため、第1の実施形態で示すようにユーザによって処理が変わるような場合には、ユーザの認証処理はなるべく早く行えば他の処理を待たせなくてすむ。第1の実施形態においては、ユーザID、パスワードのデータは、他のコマンドよりも先に設定されていると仮定する。また、操作パネル部208においてもユーザ認証が行われる。操作パネル部208上でログインキーを押下すると、ユーザ名およびパスワードを入力するための画面が液晶パネルに現れ、カーソル等を使ってユーザIDおよびパスワードを入力することにより、ユーザ認証が行われ、各認証ユーザに応じた処理を行ってもよい。これに対して、ログインキーが押されずに操作された場合には、非認証ユーザとして許された範囲の操作を行ってもよい。
<画像生成機能>
本デジタル複合機は、ホストコンピュータ1401で指定した文書を印刷、あるいは、登録するための画像生成機能を備えている。CPU207は、プログラムROM222に格納されたプログラムに従い、受信したパケットデータから機器制御データの部分を切り出し、制御データ解釈部223によって機器の各種制御命令により実行される機能の指示や、機器のデフォルト情報の設定などを行う。このときに、ユーザ認証部236は、前述のユーザ認証を行う。ユーザ認証部236によるユーザ認証の処理と、制御データ解釈部223による処理が終ると、PDLコマンド解釈部224は、PDLデータの解釈を行う。次に、画像情報生成部225は、PDLデータを処理し、オブジェクトや文字、イメージデータ等の1つ1つの画像オブジェクトについての画像情報を生成する。そして、画像情報生成部225によって印刷を行う1ページ内の全ての画像オブジェクトの画像情報が生成された後、ビットマップ画像展開部226は、ページ内の画像オブジェクトを実際に印刷可能なビットマップ画像に展開し、RAM212に格納する。次に、画像圧縮/解凍部227は、ビットマップ画像を圧縮して、圧縮画像としてRAM212に格納する。また、制御コードの指定によって、後述する画像登録機能と共に動作させることを目的として、制御データ解釈部223やPDLデータ解釈部224からの処理が行われていないデータや、ビットマップ画像展開部226によって展開されていない画像(中間オブジェクト画像)をRAM212上に格納しておくことも可能である。
<スキャン画像読み取り機能>
本デジタル複合機は、リーダ装置部218を通して、原稿からの読み取り画像を印刷、あるいは登録するためのスキャン画像読み取り機能を備えている。ユーザからの指定により操作パネル部208から、あるいは、ホストコンピュータ1401からの制御コマンドによりスキャンの指示が行われる。操作パネル部208からの指示の場合には、操作パネル部208からパネルインタフェース部209を介して入力されたユーザ指示に従い、CPU207は、プログラムROM222に格納された画像データ読み取り部230のプログラムを用いてスキャナインタフェース部220を通してリーダ装置218を動かし、リーダ装置218から原稿文書のスキャン画像を、スキャナインタフェース部220を通して取り込み、取り込んだ画像をビットマップ画像受信部221を介してRAM212に格納し、画像圧縮/解凍部227を用いてビットマップ画像を圧縮し、圧縮画像としてRAM212に格納する。
<画像登録機能>
本デジタル複合機は、前述の画像生成機能、あるいは、前述のスキャン画像読み取り機能によって得られた画像を外部メモリ部210に登録して保存する画像登録機能を備えている。 画像生成機能、あるいは、スキャン画像読み取り機能によって得られた画像の外部メモリ部210への登録が指定されると、RAM212に格納されていた圧縮画像は、メモリインタフェース部211を介して外部メモリ部210に、例えばFile0001のファイル名でそのまま保存され、さらに、登録画像管理部231によりRAM212上の各種設定情報が共に外部メモリ部210に登録される。この各種設定情報は、適宜、不揮発性のNVRAM233に書き込まれるため、デジタル複合機の電源がオフとなった場合でも、各種設定情報は保存される。
また、本画像登録機能においては、前述のビットマップが圧縮された圧縮画像を登録する方式と共に、制御データ解釈部223、PDLデータ解釈部224によって解釈されていないデータや、ビットマップ画像展開部226によって展開されていない中間オブジェクト画像をそのまま外部メモリ210に登録することも可能である。
<画像印刷機能>
本デジタル複合機は、前述の画像生成機能、あるいは、前述のスキャン画像読み取り機能によりRAM212上に保持された圧縮画像を印刷する画像印刷機能を備えている。画像生成機能、スキャン画像読み取り機能によって得られた画像の印刷が指定されると、CPU207は、プログラムROM222に格納された画像データ印刷部228のプログラムに従い、RAM212に記憶されている圧縮画像を、画像圧縮/解凍部227を用いてビットマップ画像に展開し、そのまま印刷することが可能である。CPU207は、設定されている給紙口や、排紙口、印刷モード等の各種印刷設定をエンジンインタフェース部216を介してエンジン制御部215に設定すると共に、選択された画像を、ビットマップ画像転送部217を用いてエンジンインタフェース部216を介して、プリンタ装置214のエンジン制御部215に送る。これにより、選択された画像の印刷が行われて指定された排紙口より排紙される。
また、前述の画像登録機能によって、登録されていた画像を印刷することも可能である。その場合には、RAM212上に格納されている画像データが制御データを含むデータであれば、制御データ解釈部223がデータの解釈を行い、画像データがPDLデータであればPDLデータ解釈部224がデータの解釈を行う。画像情報生成部225は、データを処理し、 中間オブジェクト画像を生成する。そして、ビットマップ画像展開部226は、ページ内の画像オブジェクトを実際印刷できるビットマップ画像に展開する。ビットマップ画像転送部217は、エンジンインタフェース部216を介してビットマップ画像をプリンタ装置214のエンジン制御部に送り、印刷が行われる。
また、中間オブジェクト画像であれば、ビットマップ画像展開部226は、ページ内の画像オブジェクトを実際印刷できるビットマップ画像にページ単位で展開し、ビットマップ画像転送部217は、エンジンインタフェース部216を介してプリンタ装置214のエンジン制御部215に送り、印刷が行われる。
<プリント機能>
本デジタル複合機では、前述の画像生成機能および、前述の画像印刷機能を連続して印刷する機能によりプリント機能を実現している。ユーザによるホストコンピュータ1401からのプリント指示は、このプリント機能により実現されることになる。プリント指示が行われると、CPU207は、画像生成機能および画像印刷機能を実行し、ホストから送られた文書の画像が、画像生成機能により展開されて蓄えられると共に、画像印刷機能による印刷が実行され、プリンタ装置214によってホストコンピュータ1401で生成された文書が印刷されることになる。
<コピー機能>
本デジタル複合機では、前述のスキャン画像読み取り機能と前述の画像印刷機能を連続して印刷する機能によりコピー機能を実現している。ユーザがコピーしたい原稿をリーダ装置218にセットし、操作パネル部208でコピーキーを選択し、スタートキーを押す、あるいは、ホストコンピュータ1401から送られる制御データのコマンドにより、コピー指示がされると、CPU207は、スキャン画像読み取り機能および画像印刷機能を実行する。スキャン画像読み取り機能によって原稿のスキャン画像がRAM212に蓄えられると共に、画像印刷機能によって印刷が実行され、プリンタ装置214から、読み取られた画像が印刷される。
<画像送信機能>
本デジタル複合機では、前述の画像登録機能により登録されている画像をコンピュータや他のデジタル複合機に送信する機能を有している。ユーザが送信したい原稿を操作パネル部208で選択して、液晶パネルに表示される原稿の送信指示をした場合や、ホストコンピュータ1401が選択した原稿の送信指示をすると、CPU207は、プログラムROM222に格納された画像データ送信部229のプログラムに従い、画像圧縮/解凍部227を用いて画像をビットマップ画像に変換して、RAM212に保存する。その後、RAM212に保存された画像を、ユーザが操作パネル部208上で指定しメールアドレスや、ホストコンピュータ1401により指定されたメールアドレスに対して、入出力バッファ206、入出力部205を介して、電子メールに画像を添付して送信する。
以上が、デジタル複合機の構成、機能である。
図1は、本発明の第1の実施形態を示すフローチャートである。
第1の実施形態は、マスタページとバリアブルページを合成して印刷を行うバリアブルプリントにおいて、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色が近い場合、マスタページあるいはバリアブルページを互いに類似しない色に変更する実施形態である。ここでマスタページは、背景にあたる画像である。マスタページは、印刷する画像それぞれの背景として印刷される。また、バリアブルページは印刷のメインとなる画像である。実際の印刷においては、複数のマスタページと複数のバリアブルページが用意され、それぞれを自動的に組み合わせて印刷される。
ステップS101において、ユーザは、ホストコンピュータ1401上の表示部1408からマスタページとバリアブルページの合成モードを指定する。
ステップS102において、ユーザがホストコンピュータ1401上で所望のバリアブルプリント指示を出すと、ユーザが選択したマスタページとバリアブルページが、そのユーザが使用予定のプリンタ等の画像処理装置に送られる。バリアブルページとマスタページの合成モードとして画像処理装置に送られてきたバリアブルページとマスタページは、ページ単位で主に画像合成部237で処理される。
ステップS103において、画像合成部237は、送られてきたバリアブルページの中で、マスタページと重なり合うエッジ部分の色のサンプリングを行う。
このステップS103の詳細な動作を図4のフローチャートを用いて以下に説明する。
ステップS401において、当該バリアブルページの1つのオブジェクト(例えば、図形または文字など)の色をカラー画像処理装置の印刷色成分であるY、M、C、Bkの各成分毎にサンプリングする。
ステップS402において、このようにしてY、M、C、Bkの各成分毎にサンプリングした濃度データを順次RAM212に格納する。
ステップS403において、1ページのバリアブルページ中の全オブジェクトについてサンプリングが終了したか否かを判断し、終了するまでステップS401とステップS402を繰り返し行う。
図1に戻り、ステップS104において、ステップS101でユーザが最初に指定したマスタページの色のサンプリングを行う。
このステップS104の詳細な動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
ステップS501において、マスタページのページ内での画像状況により処理が異なるため、まずはマスタページが均一な色のベタ画像であるか否かを判断する。
ステップS501においてマスタページが均一な色のベタ画像と判断された場合には、ステップS502において、カラー画像処理装置の印刷色成分であるY、M、C、Bkの各成分毎に画像の中心と4つの端点の濃度データをサンプリングする。
ステップS503において、Y、M、C、Bkの各成分毎にサンプリングした濃度データを平均化して、これらの平均化したデータを順次RAMに格納する。
ステップS501においてマスタページが均一な色のベタ画像と判断されない場合には、ステップS504において、当該マスタページの1つのオブジェクト(例えば図形または文字など)について、エッジ部分の色をカラー画像処理装置の印刷色成分であるY、M、C、Bkの各成分毎にサンプリングする。
ステップS505において、Y、M、C、Bkの各成分毎にサンプリングした濃度データを順次RAMに格納する。
ステップS506において、1ページのマスタページ中の全エッジ部についてサンプリングが終了したか否かを判断し、終了するまでステップS504とステップS505を繰り返し行う。
図1に戻り、ステップS105において、ステップS103とステップS104でサンプリングされた、バリアブルページのオブジェクトとマスタページの重なる近傍の濃度データをY,M,C,Bkの各成分毎に比較する。なお、比較はマスタページとバリアブルページのオブジェクトの近傍の色を比較してもよいし、マスタページとバリアブルページのオブジェクトのエッジ近傍の色を比較してもよい。
このステップS105の詳細な動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS601において、マスタページのページ内での画像状況により処理が異なるため、マスタページが均一な色のベタの画像であるか否かを判断する。
ステップS601においてマスタページが均一な色のベタ画像と判断された場合には、ステップS602において、前述のステップS502で画像の中心と4つの端点の濃度データをサンプリングして、S503で平均化して、S507でカラー画像処理装置の印刷色成分であるY,M,C,Bkの各成分毎に格納された平均化された濃度データをMST−Y,M,C,BkとしてRAM212から読み出す。
ステップS601においてマスタページが均一な色のベタ画像と判断されない場合には、ステップS603において、前述のステップS504で当該マスタページの1つのオブジェクト(例えば図形または文字など)について、エッジ部分の色をカラー画像処理装置の印刷色成分であるY,M,C,Bkの各成分毎にサンプリングして、ステップS505でY,M,C,Bkの各成分毎に格納された濃度データをMST−Y,M,C,BkとしてRAM212から読み出す。
ステップS604において、前述のステップS401で当該バリアブルページの1つのオブジェクト(例えば、図形または文字など)について、エッジ部分の色をカラー画像処理装置の印刷色成分であるY,M,C,Bkの各成分毎にサンプリングして、ステップS402でY,M,C,Bkの各成分毎に格納された濃度データをVBL−M,C,Y,BkとしてRAM212から読み出す。
ステップS605において、ステップS602またはステップS603でRAM212から読み出されたMST−M,C,Y,Bkのマスタの濃度データと、ステップS604でRAM212から読み出されたVBL−M,C,Y,Bkのバリアブルの濃度データを各色成分毎に比較する。
ステップS606において、各色の濃度差の少なくとも一つが16以内か否かを判定する。
ステップS606において少なくとも一つが16以内であると判定された場合には、ステップS607において、マスタページ変更bitをONにする。
ステップS608において、1つ1つのバリアブルページに関してステップS604からステップS607までを全てのバリアブルページに関して、ある1つのマスタページとの比較が終了したか否かを判断し、終了するまでステップS604からステップS607までを繰り返し行う。そして、終了した場合には、ステップS609に進む。
ステップS609において、1つ1つのバリアブルページに関してステップS604からステップS607までを全てのバリアブルページに関して、全てのマスタページとの比較が終了したか否を判断し、終了するまでステップS601からステップS608までを繰り返し行う。
図1に戻り、ステップS106において、Y,M,C,Bk各成分の濃度比較の結果から、マスタページとバリアブルページの重なり部分の濃度が近いかどうかを判断する。
ステップS106において濃度が近いすなわちマスタページとバリアブルページの重なり部分の濃度差が所定の閾値よりも小さいと判断された場合には、ステップS107において、ホストコンピュータ1401の表示部1408に図20に示される警告表示を行なうことでユーザに対して警告を行い、当該バリアブルページに対して推奨すべきマスタページの候補を複数ピックアップする。
このステップS106、S107の詳細な動作を図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップS701において、ステップS607でマスタページ変更bitがONになっているか否かを判断する。
ONの場合には、ステップS702において、マスタページが均一な色のベタの画像であるか否かを判断する。
ステップS702においてマスタページが均一な色のベタ画像と判断された場合には、ステップS703において、例えば、マスタページのY,M,C,Bkの各色濃度が全て32以下の薄いものを複数ピックアップする。
ステップS702においてマスタページが均一な色のベタ画像と判断されない場合には、 ステップS704において、バリアブルページの色とは対照的な色のもの(例えば、バリアブルページが暖色系のものならば変更すべきマスタページとしては寒色系のもの)をピックアップする。
ステップS705において、ステップS703かステップS704でピックアップしたマスタページの各色成分の情報をMST(n)−Y,M,C,Bk(nは自然数)に格納する。
ステップS706において、全てのマスタページに関して検索したかどうかを判断する。
図1に戻り、ステップS108において、ピックアップされたマスタページ候補に基づいて、ユーザに推奨すべき複数のマスタページの候補を提示する。
このステップS108の詳細な動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップS801において、マスタページの候補が必要か否かを判断する。
必要な場合には、ステップS802において、MST(n)−Y,M,C,Bk(nは自然数)に格納された複数のマスタページ候補の情報を読み出す。
ステップS803において、この読み出された情報に基づいて、ホストコンピュータ1401の表示部1408にその複数のマスタページ候補の画像情報(色や模様など)を表示する。
ステップS804において、このホストコンピュータ1401の表示部1408に表示された複数のマスタページ候補からユーザが1つを選択することで、マスタページを最適なものに変更可能となる。
次に、図9を用いて、マスタページの変更が必要な場合の画像例とその変更方法の例を説明する。マスタページの変更が必要な場合とは、最初に選択されていたマスタページ(A)がバリアブルページのマークの部分と色が近似しており、このままではバリアブルページが埋没してしまうおそれがある場合である。そして、変更方法とは、マスタページ(A)とバリアブルページとの比較を行い、マスタページ(A)がバリアブルページのマークの部分と色が近似する場合には、マスタページの推奨候補として、バリアブルページと色が近似しないマスタページ(B)、(C)をピックアップしてホストコンピュータ1401の画面上に表示して、この中からどちらかをユーザに選択させることによりマスタページを変更させることである。
以上のようにして、ユーザがバリアブルプリントを行う際に、マスタページとバリアブルページの色が近い場合には、これを検知してユーザに対して警告し、推奨マスタページを当該ユーザに提示し、これをユーザに選択させることでマスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除することができる。
上述の第1の実施形態においてはマスタページを変更したが、バリアブルページを変更してもよい。すなわち、ユーザがバリアブルプリントを行う際に、マスタページとバリアブルページの色が近い場合には、これを検知してユーザに対して警告し、一般的な画像処理技術を用いてバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれか又はそれらの組み合わせの処理等のレイアウト変更を行うことでマスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除することもできる。図10は、バリアブルページを副走査方向へ移動することにより、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除する例である。図11は、バリアブルページを90度回転することにより、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除する例である。図12は、バリアブルページ鏡像化することにより、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除する例である。図13は、バリアブルページを縮小することにより、マスタページとバリアブルページの境目近傍の色の類似を排除する例である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面を用いて説明する。
図14において、1401は、ホストコンピュータであり、1415は、デジタル複合機等の画像処理装置である。
ホストコンピュータ1401は、ROM1403等に格納されているプログラムに従ってCPUバス2aを介して、画像処理装置と間の制御を行うCPU1402と、CPU1402のワークエリアとして使用され、その内部にワーク領域4aを有するRAM1404と、他のホストコンピュータやプリンタ等との間で双方向通信処理を行う通信制御部1405と、操作部(キーボード等の入力装置)1406と、ハードディスク等の外部記憶装置1407と、表示部1408(例えばCRT表示装置など)と、ホストコンピュータ1401と画像処理装置141515を接続する外部通信ポート1409とを備える。
画像処理装置1415は、本体操作用の液晶パネル1410と、ネットワークに画像処理装置15を接続するためのネットワークボード1411と、画像処理部1412と、印刷部1413と、ハードディスク等の外部記憶装置1414とを備える。画像処理部1412は、バリアブルプリント時にバリアブルページとマスタページとの境目が不明瞭になるか否か(バリアブルページがマスタページの中に視覚的に埋没し、又は、マスタページがバリアブルページの中に視覚的に埋没する可能性の有無)を判断するプログラムと、境目が不明瞭になるおそれがある場合に実施する警告処理の内容を示す警告処理一覧表とを格納し、画像処理全般を制御する。
図15は,バリアブルプリント時に、バリアブルページとマスタページとの境目が不明瞭になる場合に実施する警告処理を記した警告処理一覧表の一例である。警告処理一覧表の項目は、「登録No.」、「埋没条件(色差)」、「警告先」、「警告に伴う動作」、「メモ」である。「埋没条件(色差)」とは、バリアブルとマスタとの境目が不明瞭になる条件のことである。この警告処理一覧表はホストコンピュータ1401と、画像処理装置1415内の画像処理部1412の両方に格納されており、その内容は両者で整合がとられている。この警告処理一覧表は、バリアブルページとマスタページとの境目が不明瞭になる「埋没条件(色差)」を基準として、例えば5段階の警告レベルが設定されている。その理由は、マスタページとバリアブルページとの色差の値に応じてマスタページとバリアブルページとの境目が不明瞭になる可能性は上下するため、警告レベルを複数段階に分けることにより「警告先」や「警告に伴う動作」に差異を持たせることができるからである。またこの警告処理一覧表の内容は、ユーザが任意に設定することが可能である。次に、この警告処理一覧表の各項目の内容を以下に示す。
「登録No.」は、登録時の目安として使用する項目であるが、第2の実施形態では、警告レベルの高さも示している。第2の実施形態ではマスタページとバリアブルページの境目が不明瞭になる条件が規定値(ユーザが予め設定している値)以下である場合に警告処理が実施される。第2の実施形態ではその条件として色差(デルタE)を用い、色差(デルタE)が規定値以下の場合に、「登録No.」の昇順に1からその条件を確認する。またその他には、印刷時に「登録No.」を指定して、どの埋没条件を使用するかを指定することが可能である。
「埋没条件(色差)」(マスタページとバリアブルページとの境目が不明瞭になる条件)は、バリアブルプリント時にバリアブルページとマスタページとの境目が不明瞭と判断する基準を数値で示したものである。当該項目の数値は、警告を出す基準として使用される。本例では当該条件を色差(デルタE)として定めている。第2の実施形態では、バリアブルページとマスタページの色差が規定値以下であった場合、警告処理一覧表の「埋没条件(色差)」を照会する。照会は、「登録No.」の昇順に色差を比較して、当該色差が「埋没条件(色差)」に設定されている色差より小さい場合に、その「登録No.」の警告処理が選択される。
「警告先」は、警告先のユーザを示す項目である。上記警告処理が選択された「登録No.」に対応するユーザに対して警告が送信される。その場合、「警告先」の項目に複数のユーザが登録されていれば、それらの複数ユーザに対して警告処理を送信する。また、画像処理装置1415に装備されている液晶パネル1410等の表示パネルを使って「警告先」の登録を行うことができる。「警告先」のユーザは、例えば、文字列“D”と、任意の文字列と、送信先インタフェースとの組み合わせで登録される。文字列“D”は、印刷データの送信元を示す。本例では、“Usr X”(Xは、1、2、4又は5)は、ユーザが使用するホストコンピュータ名を示す。警告処理一覧表の「警告先」の項目には、任意の文字列が登録され、警告時には、組になっているインタフェースアドレスへ送信される。「警告先」が例えばネットワーク上のコンピュータ等である場合には、ネットワークアドレス(IPアドレス等)が任意の文字列に割り当てられる。また、「警告先」が複数ある場合には各警告先を“/”で区切る。例えば、「警告先」が「D/Usr1 」である場合には、印刷データの送信元と、“Usr1“として登録されているホストコンピュータに警告が送信される。本例では、「警告先」への登録数が最大で4件となっているが、4件より多くてもよい。
「警告に伴う動作」は、警告処理が起動した場合に、警告送信以外に行う動作又は制御を示す。ここに登録された内容によって、画像処理装置の動作停止又は指示待ち状態への移行等の制御を行うことが可能である。本例では、動作例として4例あげられているが、様々な動作を予め設定しておくことで、より複雑な動作又は制御を行わせることができる。
「メモ」は、「警告に伴う動作」以外の特殊な警告動作の内容であるか 又は、登録者によるメモ書きの内容である。
図16は、本発明の第2の実施形態における処理の流れの概略の一例を示すフローチャートである。
ステップS1601において、画像処理装置1415はバリアブルプリントデータを受信する。
ステップS1602において、バリアブルプリント時に、バリアブルページとマスタページの境目の色差を求め、バリアブルページとマスタページの視認の容易性を確認する。すなわち、本ステップでは色差の数値を算出し、その値に基づいてバリアブルがマスタの境目が不明瞭になるおそれがあるか否かを確認する。
ステップS1603において、ステップS1602において算出された色差の値と、規定値(ユーザが予め設定している色差の値)とを比較する。バリアブルページとマスタページの境目において、ステップS1602で算出された色差の数値が規定値以上の場合には、バリアブルページとマスタページの境目の区別は容易であると考えられる。
ステップS1603でバリアブルページとマスタページの境目の区別が容易でないと判断された場合は、ステップS1604において印刷データの送信元又は予めユーザが設定した警告先へ警告を送信する警告処理を実施する。また、予め設定されていた場合は、警告送信と共に印刷処理の停止又はユーザからの指示によるデータ差し替え又はデータ破棄等の処理を行う。
ステップS1604で警告処理が行われた後に、ステップS1605において、ユーザの指示又は自動処理によりマスタページとバリアブルページとの境目を明瞭にする処理が行われる。
次に、図16に示すステップS1604の警告処理の動作等の一例を、図17に示すフローチャートを用いて説明する。本例は、前述の警告処理一覧表を使用しない例である。
バリアアブルプリントの際に、マスタページとバリアブルページの境目の色差の数値が、規定値(ユーザが予め定めた数値)以下である場合、以下の動作を行う。
ステップS1702において、印刷データの送信元又は予めユーザが設定した警告先に警告を送信する。
ステップS1703において、警告送信の後に画像処理装置を一時停止状態にしてユーザからの指示を待つという設定がされているかどうかを判断する。
ステップS1703においてユーザからの指示は待たないという設定がされていると判断された場合、ステップS1704に進み、警告の対象となったページデータを破棄する。
ステップS1703においてユーザからの指示を待つという設定がされていると判断された場合、ステップS1705において、ユーザからの指示を受信する。
ステップS1706において、ステップS1705で受信したユーザの指示が印刷データの差し替え指示かどうかを判断し、印刷データの差し替え指示でない場合は、ステップS1704に進み、警告の対象となったページデータを破棄する。
ステップS1706においてユーザの指示が印刷データの差し替え指示である場合は、ステップS1707において、差し替えデータがマスタページかバリアブルページかどうかを判断し、差し替えデータがマスタページである場合にはステップS1708に進み、差し替えデータがバリアブルページである場合にはステップS1709に進む。
ステップS1708において、送信元等が希望するデータにマスタページを差し替える。
ステップS1709において、送信元等が希望するデータにバリアブルページを差し替える。
ステップS1710において、印刷データに、差し替えたマスタページ又はバリアブルページを付与する。この場合、差し替えたマスタページ又はバリアブルページを付与する位置は、印刷データ全体において、ユーザの設定により自由に設定することができる。
次に、図16に示すステップS1604の警告処理の動作等の別の例を、図18に示すフローチャートを用いて説明する。本例は、前述の警告処理一覧表を使用する例である。
ステップS1801において、バリアブルプリント時にマスタページとバリアブルページの境目の色差を算出する。
ステップS1802において、ステップS1801で算出された色差の数値が規定値(ユーザが予め定めた色差の数値)以下かどうかの判断をし、ステップS1801で算出された色差の数値が規定値以下の場合にはステップS1803に進む。
ステップS1803において、ステップS1801で算出された色差からどのレベルの警告処理を行うかを判断するために、図15に示す警告処理一覧表を参照する。
ステップS1804において、ステップS1803で警告処理一覧表を参照した結果、警告対象であるバリアブルページとマスタページの組み合わせに対してどのレベル(「登録No.」)の警告処理を実行すべきかを選択する。
ステップS1805において、ステップS1804で選択された「登録No.」に登録されている「警告先」へ警告を送信する。
ステップS1806において、「警告に伴う動作」の項目に、印刷動作の継続又は停止が指示されているかどうかを判断し、印刷動作の継続が指示されている場合には、ステップS1809に進み、印刷動作の停止が指示されている場合には、ステップS1807に進む。
ステップS1807において、画像処理装置の印刷処理を停止し、印刷データの送信元からデータの差し替え等の指示を待つ指示待ち状態となる。
ステップS1808において、印刷データの送信元からデータの差し替え等の指示が送られてきたかどうかを任意の時間の間隔で判断し、指示が送られてきた場合には、ステップS1809に進む。
ステップS1809において、「メモ」に「警告に伴う動作」に設定されている指示以外の指示が設定されているかどうかを判断し、当該指示が設定されている場合にはステップS1810に進む。当該指示が設定されていない場合には終了する。
ステップS1810において、「メモ」に設定されている指示を実行する。例えば、「登録No.」が1の警告処理の場合は、ユーザから指示待ち状態にある画像処理装置は、本体表示パネルからの指示も受け付ける状態に移行する。
次に、図16に示すステップS1604の警告処理の動作等のさらに別の例を、図19に示すフローチャートを用いて説明する。本例は、前述の警告処理一覧表を使用し、印刷データのマスタページとバリアブルページの色差を、警告処理一覧表の「埋没条件(色差)」に記載されている色差と比較して、警告を送信するか否かを決定する例である。
ステップS1901において、マスタページとバリアブルページの境目の色差を算出する。
ステップS1902において、警告処理一覧表の「登録No.」が1の「埋没条件(色差)」の数値をXとし、算出したマスタページとバリアブルページの色差の数値をYと設定する。
ステップS1903において、X−Yの計算を行い、その結果が0以上になるかどうかを判断し、0以上の場合には、ステップS1905に進み、そうでない場合には、ステップS1904に進む。0以上の場合とは、印刷データのマスタページとバリアブルページの色差の数値が「登録No.」が1の色差の数値以下の場合であり、この場合、マスタページとバリアブルページの境名が不明瞭になる可能性があるため、警告処理を要する。
一方、そうでない場合とは、印刷データのマスタページとバリアブルページの色差の数値が「登録No.」が1の色差の数値より大きい場合であり、この場合、マスタページとバリアブルページの境名は明瞭であると考えられる。
ステップS1904において、参照する警告処理一覧表の「登録No.」に1をプラスし、ステップS1902で、印刷データのマスタページとバリアブルページの色差の数値と、1がプラスされた「登録No.」に対応する「埋没条件(色差)」を比較する。
ステップS1905において、警告処理を行うことが確定し、その警告処理のレベルが決定される。
ステップS1906において、「警告先」に“パネル”が設定されているかどうかを判断し、設定されている場合にはステップS1907に進み、設定されていない場合には、ステップS1908に進む。
ステップS1907において、画像処理装置本体の操作パネルへ警告表示を行う。
ステップS1908において、「警告先」に“Usr”が設定されているかどうかを判断し、設定されている場合にはステップS1909に進み、設定されていない場合にはステップS1910に進む。
ステップS1909において、“Usr”として登録されているホストコンピュータに警告ダイアログ表示を送信する。
ステップにS1910において、“Usr”と組になっているインタフェースへダイアログ表示を送信する。ここでインタフェース種類がネットワーク等のアドレスを持つ場合には、そのアドレスのホストコンピュータにて警告ダイアログを送信する。
ステップS1911において、当該ホストコンピュータは、警告ダイアログをディスプレイに表示する。
第2の実施形態では、警告処理一覧表は色差の順に並んでいたが、印刷データの送信元別に警告処理一覧表を作ることも可能である。そうすることで、複数のユーザがバリアブルプリントを行う場合、それぞれの印刷データの送信元が希望するバリアブルプリントでの視認性の基準又は警告処理を作成することが可能である。またその場合は、図18に示されているステップS1802で判断するのではなく、警告処理一覧表で警告処理を管理することが可能である。
第2の実施形態では、バリアブルページとマスタページの色差から、警告処理一覧表の中の適用すべき警告処理を決定していたが、データ送信時点で警告処理一覧表の「登録No.」を指定することも可能である。そうすることで、ユーザがバリアブルプリント毎に任意のバリアブルプリントの視認性基準を設定することが出来る。これにより、ユーザの警告処理適用基準への自由度を向上させることが可能である。
本発明では、マスタページとバリアブルページの境目の色差で、視認性の良し悪しを判断しているが、それ以外の方法で視認性を判断することも可能である。例えば、予めマスタページとバリアブルページとに数字のタグを付けておき、その数字を比較することにより視認性の良し悪しを判断することも可能である。具体的には、マスタページとバリアブルページに、それらの絵柄の中で最も多く使用されている色の色相に応じてタグを各々付けておく。そしてタグの数字が同じ又は近似する場合に、マスタページとバリアブルページの境界が不明瞭になると判断し、それをユーザに警告することも可能である。
前述した各種実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムを、インターネット又はイントラネット等の通信ネットワークを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できる。
本発明の第1の実施形態のフローチャートを示す図である。 ホストコンピュータとデジタル複合機のシステム構成を示すブロック図である。 デジタル複合機の内部構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページの中でマスタページと重なりあうエッジ部分の色のサンプリング方法を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態において、最初にユーザが指定したマスタページの色のサンプリング方法を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページとマスタページの両者のサンプリングデータの濃度による比較方法を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページに対して推奨すべきマスタページの候補を複数ピックアップする方法を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態において、推奨すべき複数のマスタページ候補をユーザに提示する方法を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態において、マスタページを変更する例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページを副走査方向へ移動する例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページを90度回転する例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページを鏡像化する例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、バリアブルページを縮小化する例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、ホストコンピュータと画像処理装置のブロック図である。 本発明の第2の実施形態において、警告処理一覧表の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態において、警告処理の一例を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態において、警告処理の一例を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態において、警告処理の一例を表すフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施形態において、マスタページとバリアブルページの重なり部分の濃度差が所定の閾値よりも小さいと判断された場合にユーザに発する警告を表示する表示部の表示例を示す図である。
符号の説明
201 ネットワーク
202 デジタル複合機(画像処理装置)
203 通信線
204 制御ユニット
205 入出力部
206 入出力バッファ
207 CPU
208 操作パネル部
209 パネルインタフェース部
210 外部メモリ部
211 メモリインタフェース部
212 RAM
213 システムバス
214 プリンタ装置
215 エンジン制御部
216 エンジンインタフェース部
217 ビットマップ画像転送部
218 リーダ装置
219 スキャナ制御部
220 スキャナインタフェース部
221 ビットマップ画像受信部
222 プログラムROM
223 制御データ解釈部
224 PDLデータ解釈部
225 画像情報生成部
226 ビットマップ画像展開部
227 画像圧縮/解凍部
228 画像データ印刷部
229 画像データ送信部
230 画像データ読み取り部
231 登録画像管理部
232 ユーザ管理部
233 NVRAM
234 ユーザ情報管理テーブル
235 制御コマンド管理テーブル
236 ユーザ認証部
237 画像合成部
301 筐体
303 制御ボード収納部
304 転写材
305 給送カセット
306 給送ローラ(半月ローラ)
307 レジストローラ対
308 静電搬送ベルト
309 吸着ローラ
310 感光体ドラム(310K、310M、310C、310Y)
311 帯電装置(311K、311M、311C、311Y)
312 印刷スキャナ部(312K、312M、312C、312Y)
313 現像装置(313K、313M、313C、313Y)
313k1、313m1、313c1、313y1 塗布ローラ
313k2、313m2、313c2、313y2 現像ローラ
314 静電搬送転写装置
315 クリーニング装置(315K、315M、315C、315Y)
316 プロセスカートリッジ(316K、316M、316C、316Y)
317 結像レンズ(317K、317M、317C、317Y)
318 ポリゴンミラー(318K、318M、318C、318Y)
318a、318b 従動ローラ
319 転写ローラ(319k、310m、310c、310y)
320 駆動ローラ
321 テンションローラ
322 給送部
323 定着部
324 加熱ローラ
325 加圧ローラ
326 排出ローラ対
327 スキャナユニット
328 原稿給紙ユニット
329 原稿
330 プラテンガラス
331 排出トレイ
333 ランプ
334 光学ユニット
335、336、337 ミラー
338 レンズ
339 CCDイメージセンサ
1401 ホストコンピュータ
1402 CPU
1403 ROM
1404 RAM
1405 通信制御部
1406 操作部
1407 外部記憶装置
1408 表示部
1409 外部通信ポート
1410 液晶パネル
1411 ネットワークボード
1412 画像処理部
1413 印刷部
1415 画像処理装置

Claims (13)

  1. マスタページとバリアブルページとを組み合わせて印刷するバリアブルプリントを行う画像処理装置において、
    前記マスタページと第一の前記バリアブルページの境目近傍の色を比較する比較手段と、
    前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、前記マスタページの色と類似しない色の複数種類のバリアブルページを提示する提示手段と、
    前記第一のバリアブルページを、前記提示された複数種類のバリアブルページの中からユーザにより選択された第二のバリアブルページに変更する変更手段と、
    前記マスタページと前記第二のバリアブルページを組み合わせて印刷する印刷手段と
    を備え、
    前記変更手段は、前記第一のバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれかの処理又はそれらの組み合わせの処理を行うことにより得られた前記複数種類のバリアブルページの中から、前記提示手段を介してユーザにより選択されたバリアブルページを前記第二のバリアブルページとすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、ユーザに対して警告を送信する警告手段とを更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記比較手段は、前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色のY、M、C、Bk各成分の濃度を比較することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記警告手段は、複数の警告先に警告を送信することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記警告手段は、前記類似度の程度に応じて警告先又は警告に伴う動作を選択することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. 前記警告に伴う動作は、印刷停止、印刷続行又は印刷データの破棄であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. マスタページとバリアブルページとを組み合わせて印刷するバリアブルプリントを行う画像処理方法において、
    前記マスタページと第一の前記バリアブルページの境目近傍の色を比較する比較ステップと、
    前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、前記マスタページの色と類似しない色の複数種類のバリアブルページを提示する提示ステップと、
    前記第一のバリアブルページを、前記提示された複数種類のバリアブルページの中からユーザにより選択された第二のバリアブルページに変更する変更ステップと、
    前記マスタページと前記第二のバリアブルページを組み合わせて印刷する印刷ステップと
    を含み、
    前記変更ステップは、前記第一のバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれかの処理又はそれらの組み合わせの処理を行うことにより得られた前記複数種類のバリアブルページの中から、前記提示手段を介してユーザにより選択されたバリアブルページを前記第二のバリアブルページとすることを含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、ユーザに対して警告を送信する警告ステップとを更に含むことを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  9. 前記比較ステップは、前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色のY、M、C、Bk各成分の濃度を比較することを含むことを特徴とする請求項7または請求項8記載の画像処理方法。
  10. 前記警告ステップは、複数の警告先に警告を送信することを含むことを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  11. 前記警告ステップは、前記類似度の程度に応じて警告先又は警告に伴う動作を選択することを含むことを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  12. 前記警告に伴う動作は、印刷停止、印刷続行又は印刷データの破棄であることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. コンピュータに、マスタページとバリアブルページとを組み合わせて印刷するバリアブルプリントを実行させるプログラムにおいて、
    前記マスタページと第一の前記バリアブルページの境目近傍の色を比較する比較ステップと、
    前記マスタページと前記第一のバリアブルページの境目近傍の色が類似する場合には、前記マスタページの色と類似しない色の複数種類のバリアブルページを提示する提示ステップと、
    前記第一のバリアブルページを、前記提示された複数種類のバリアブルページの中からユーザにより選択された第二のバリアブルページに変更する変更ステップと、
    前記マスタページと前記第二のバリアブルページを組み合わせて印刷する印刷ステップとを実行させるプログラムであって、
    前記変更ステップは、前記第一のバリアブルページに対して主走査または副走査方向に移動、任意の角度に回転、鏡像化、拡大縮小のいずれかの処理又はそれらの組み合わせの処理を行うことにより得られた前記複数種類のバリアブルページの中から、前記提示手段を介してユーザにより選択されたバリアブルページを前記第二のバリアブルページとすることを含むことを特徴とするプログラム。
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