JP4217294B2 - 光学素子の接着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ディスク装置のベース等に光学素子を取り付けるための接着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に、従来の光学素子の接着方法の一例を示す。ここでは、光ディスク装置のベース500上の座面510に光学素子520を接着するものとする。従来の接着装置は、ベース500を載せる架台550と、光学素子520を保持して架台550に向けて移動するホルダ560とを具備している。
【0003】
座面510には予め接着剤が塗布されており、光学素子520を座面510に押し当てることにより、光学素子520の接着面(下面)525と座面510との間で接着剤を加圧する。この接着剤に紫外線を照射すると、接着剤が硬化して、光学素子520が座面510に接着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示すように、製造誤差などのため座面510が光学素子520の接着面525に対して傾斜している場合もある。このような場合、光学素子520の接着面525と座面510が平行にならないため、座面510の上の接着剤層530の厚みにむらができるという問題点がある。
【0005】
上記のような事情に鑑み、本発明は、光学素子を座面に接着する際に、接着剤層の厚みむらを防止することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1による光学素子の接着装置は、(1)所定の座面を持つ部材を支持する支持手段と、(2)光学素子を保持する保持部と、(3)光学素子を座面に押し当てるように保持部を移動させる駆動部と、(4)駆動部と保持部の間に介在するジョイントと、を備えている。そして、ジョイントを変形可能とし、該ジョイントの変形によって光学素子の接着面が座面に追従できるよう構成したものである。
【0007】
このように構成することにより、座面が傾斜していた場合でも、光学素子の接着面を座面と平行にすることが可能になる。つまり、光学素子の接着面と座面の間の接着剤層の厚みむらを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は実施形態の光ディスク装置の概略構成を示す平面図であり、図2は光ディスク装置の光学系を示す概略図である。図1及び図2に示すように、光ディスク装置は、光ディスク2の記録面にレーザー光束を収束させる対物レンズ10を搭載した可動部3と、光ディスク装置の本体(図示せず)に固定された固定光学ユニット6により構成されている。
【0009】
図1に示すように、可動部3は、光ディスク装置本体(図示せず)に固定された一対のセンターヨーク41,42によって水平に直進案内されている。センターヨーク41,42の夫々の両端には、コの字状のサイドヨーク43,44が取り付けられている。そして、サイドヨーク43,44の夫々のセンターヨーク側には、マグネット45,46が固定されている。
【0010】
可動部3には、前述のマグネット45,46に対向する一対の駆動用コイル47,48が設けられている。そして、駆動コイル47,48に電流を流すと、マグネット45,46により形成される磁界との作用により、可動部3が図中左右方向に直進移動する。
【0011】
図2に示すように、固定光学ユニット6には光源モジュール7が設けられている。光源モジュール7は、レーザー光束を発する半導体レーザー18,(半導体レーザー18からの)発散光を平行光に変換するコリメートレンズ20,複合プリズムアッセイ21,結像レンズ23,データ検出/フォーカス/トラッキング検出センサー24,およびAPCセンサー25を有している。
【0012】
コリメートレンズ20から射出される平行光束の断面形状は半導体レーザー18の特性のため長円状であり、レーザー光束を光ディスク2上に微小に絞り込むには都合が悪いため略円形断面に変換する必要がある。このため、複合プリズムアッセイ21の入射面21aは入射光軸に対して所定の傾斜を有しており、入射光を屈折させることにより平行光束の断面形状を長円形状から略円形形状に整形する。
【0013】
固定光学ユニット6の光源モジュール7から出射されたレーザー光束は、空間中を直進して可動部3に入射する。可動部3に導かれたレーザー光束は、偏向ミラー31で上方に反射され、対物レンズ10に入射する。
【0014】
図3に、対物レンズ10と光ディスク2の関係を示す。対物レンズ10に入射したレーザー光束は、光ディスク2の保護層2Bを通過して記録面2Aに収束する。なお、可動部3と光ディスク2の記録面2Aとの距離を常に一定に保つため、可動部3に搭載された対物レンズ10は、光ディスク2の面ぶれに追従させるべく上下に移動制御される。このフォーカスサーボと呼ばれる対物レンズ10の移動制御方法については、説明を省略する。
【0015】
光ディスク2から反射されて戻ってきた復路のレーザー光束は、往路と逆に進んで光源モジュール7に戻り、複合プリズムアッセイ21に入射する。複合プリズムアッセイ21のハーフミラー面21bは、透過光と、データ検出/フォーカス/トラッキング検出センサー24へ向かう反射光を生成し、復路のレーザー光束を分離する。データ検出/フォーカス/トラッキング検出センサー24は、光ディスク2に記録されているデータ情報を読みとりデータ信号を出力し、且つフォーカス/トラッキング誤差信号を出力する複合型のセンサーである。なお、正確にはフォーカス/トラッキング誤差信号およびデータ信号は図示しないヘッドアンプ回路によって生成され、制御回路又は情報処理回路に送られる。
【0016】
次に、固定光学ユニット6などのベースに光学素子を接着する装置について説明する。ここで、光学素子200は、複合プリズムアッセイ21、コリメートレンズ20等のいずれであっても良い。また、ベース300は四角形の箱で表す。
【0017】
図4は、接着装置100の斜視図である。ベース300には、光学素子200を接着する座面310が設けられている。接着装置100は、ベース300を載置する架台110と、光学素子200を保持して架台110上のベース300の座面310に押し当てるホルダ120とを備えている。なお、ホルダ120は、真空吸着により光学素子200の上面を吸着しこれを保持するよう構成されている。
【0018】
ホルダ120が座面310に向けて移動できるよう、ホルダ120は昇降可能に設けられた昇降台130に保持されている。この昇降台130は、支柱115に設けられた図示しないガイドレールに沿って上下に案内されている。そして、図示しない駆動装置を作動させることにより、昇降台130が昇降駆動される。
【0019】
図5に、光学素子200を座面310に接着している状態を拡大して示す。昇降台130(図4)の下方に固定された第1の軸部材135と、ホルダ120の上方に固定された第2の軸部材125とは、フレキシブルジョイント140によって連結されている。フレキシブルジョイント140は、光学素子200を座面310に鉛直方向(スラスト方向)に力を伝達することができ、なおかつスラスト方向以外の方向に弾性変形可能に構成されたものである。
【0020】
図5に示すフレキシブルジョイント140は、コイルばね141を2つのリング142,143で挟んで構成されたものであり、リング142,143の夫々に上記の軸部135,125が固定されている。なお、フレキシブルジョイント140は、蛇腹状の部位を持ついわゆるベローズカップリングであっても良い。
【0021】
このように構成された接着装置100を用いて光学素子200を接着する場合には、座面310に予め接着剤を塗布しておき、ベース300を架台110の所定の位置に置く。そして、ホルダ120で光学素子200を保持(吸着)し、ハンドル118を操作して昇降台130を下方に移動させる。昇降台130に加えられるスラスト方向の力は、フレキシブルジョイント140、軸部135,125を介してホルダ120に伝わり、光学素子200を座面310に対して押圧する。
【0022】
この時、製造誤差等のために座面310が傾いていたとしても、フレキシブルジョイント140がスラスト方向以外にも弾性変形可能なため、光学素子200の接着面210が座面310に追従して平行になる。この状態で接着面210と座面310の間の接着剤にUV照射装置150(図4)からの紫外線を照射すると、接着剤が硬化する。これにより、光学素子200は座面310に接着される。
【0023】
このように本実施形態によると、座面が310が傾斜していた場合でも、フレキシブルジョイント140の弾性変形によって光学素子200の接着面210を座面310と平行にすることができる。つまり、光学素子210と座面310の間の接着剤層220の厚みを均一にすることができる。
【0024】
なお、この発明は、実施形態の光ディスク装置に限らず、様々なタイプの光ディスク装置に適用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光学素子の接着装置によると、座面が傾斜していた場合でも、光学素子の接着面を座面と平行にすることができる。これにより、接着剤層の厚みむらを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の光磁気ディスク装置の基本構成を示す図である。
【図2】図1の光ディスク装置の光学系を示す概略図である。
【図3】対物レンズと光ディスクを拡大して示す図である。
【図4】実施形態の接着装置を示す斜視図である。
【図5】図4の接着装置を拡大して示す図である。
【図6】従来の接着方法を示す図である。
【符号の説明】
100 接着装置
110 架台
120 ホルダ
130 移動台
140 フレキシブルジョイント
160 UV照射装置
200 光学素子
210 接着面
300 ベース
310 座面

Claims (4)

  1. 所定の座面を持つ部材を支持する支持手段と、
    光学素子を保持する保持部と、
    前記光学素子を前記座面に押し当てるよう前記保持部を移動させる駆動部と、
    前記駆動部と前記保持部の間に介在する、圧縮コイルバネ状の部位を有するジョイントと、を備え、
    前記ジョイントが、前記駆動部と前記保持部とのジョイント角度が可変となるように変形可能であり、該ジョイントの変形によって前記光学素子の接着面が座面の傾きに追従できるようにしたこと、を特徴とする光学素子の接着装置。
  2. 前記駆動部と前記保持部は夫々軸部を有し、両軸部が前記ジョイントによって連結されていること、を特徴とする請求項1に記載の光学素子の接着装置。
  3. 前記保持部は真空吸引により前記光学素子を保持するよう構成されていること、を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の光学素子の接着装置。
  4. 前記光学素子と前記座面の接触部に紫外線を照射するUV照射装置をさらに具備したこと、を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学素子の接着装置。
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