JP4215887B2 - 基地局アンテナ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,携帯電話や携帯情報端末と基地局との通信において基地局アンテナの放射パターンを送受信共に制御して通信品質の向上を実現する基地局アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は,IEICE Trans.Communication vol.E81−B,No.7,July,1998に開示された従来の基地局アンテナ装置を示すブロック図である。図12において、101はアンテナ、116は整合フィルタ,117は遅延タップ線路、118は振幅位相調整器である。
【0003】
次に、動作について説明する。
受信においてはアンテナ入力を整合フィルタ116と遅延タップ線路117に通すことでマルチパス信号をそれぞれ分離し、振幅位相調整器118によりそれらすべてを所定の重み付けにより同相合成することでCNRの改善を図っている。
また、送信時には受信時に設定した重み付けをそのまま用いることで所望移動局へ正確に送信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の基地局アンテナ装置は以上のように構成されていたので、送受信で周波数が同じであるシステムにのみ適用可能であり、送受信で周波数が異なるシステムにおいては受信に用いた重み付けを送信にそのまま用いると周波数の差による位相誤差が発生するため、送信時に所望移動局へ正確に電力を放射できず、移動局でのCNRを改善する十分な効果が得られない課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、送受信で周波数が異なるシステムにおいて正確に所望移動局への放射電力を増大させ、送信時のCNRの改善を図ることで効率の良い移動体通信システムを実現できる基地局アンテナ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る基地局アンテナ装置は、複数のアンテナと、前記アンテナを介し所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、前記各アンテナでそれぞれ受信した、複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、前記信号分離回路で分離した信号の中で最も受信電力が大きい信号を選択する信号選択装置と、該信号選択装置が選択した前記信号のアンテナ間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、該遅延時間測定装置により推定した前記位相差をもとに、送信時に、送信用振幅位相調整回路での位相調整を、前記選択した信号について前記受信用振幅位相調整回路が同相合成する位相を調整することで行い、前記送信周波数での前記選択した信号の到来方向への送信を可能にする位相補償装置とを備えるようにしたものである。
【0007】
この発明に係る基地局アンテナ装置は、複数のアンテナと、前記アンテナを介し所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、前記各アンテナでそれぞれ受信した、複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、前記信号分離回路で分離した各信号についてアンテナ間での到来遅延時間を測定して各信号のアンテナ間の経路長差を計算し、さらに、前記各アンテナにおける信号間の遅延時間差を測定し、前記経路長差に基づいて送信周波数での前記各信号の前記アンテナ間の位相差を推定するとともに、前記測定した信号間の遅延時間差から前記送信周波数での信号間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、該遅延時間測定装置による遅延時間の測定による位相推定と同時に、アンテナ間および信号間の受信位相を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、前記遅延時間測定装置により推定した前記送信周波数での前記位相差と、前記位相測定装置で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に、前記送信周波数での前記信号の全てについて送信用振幅位相調整回路での位相調整を行う位相補償装置とを備えるようにしたものである。
【0008】
この発明に係る基地局アンテナ装置は、複数のアンテナと、前記アンテナを介し所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、前記各アンテナでそれぞれ受信した、複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、前記信号分離回路で分離した信号の中で最も受信電力が大きい信号を選択する信号選択装置と、該信号選択装置が選択した前記信号のアンテナ間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、該遅延時間測定装置による到来遅延時間の測定による位相推定と同時に、前記信号選択装置が選択した前記信号の前記アンテナ間および信号間の受信位相を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、前記遅延時間測定装置により推定した前記送信周波数での前記位相差と、前記位相測定装置で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に送信周波数での前記選択した信号について送信用振幅位相調整回路での位相調整を行う位相補償装置とを備えるようにしたものである。
【0009】
この発明に係る基地局アンテナ装置は、ダイバーシチ効果を十分得られるような間隔で配置された複数のアンテナと、前記アンテナを介して所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、前記各アンテナでそれぞれ受信した複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、受信時のアンテナ出力レベルの最も大きいアンテナを前記複数のアンテナから送信用として選択するアンテナ選択手段と、該アンテナ選択手段により選択した前記アンテナのアンテナ入力に含まれる各信号の到来遅延時間差を測定し、前記測定した到来遅延時間差に基づいて送信周波数との位相差を推定する遅延時間測定装置と、
該遅延時間測定装置が、受信時に到来遅延時間差を測定して送信周波数との位相差を推定するのと同時に、各信号の受信位相を測定し、該測定結果をもとに前記送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、前記遅延時間測定装置による前記位相差の推定結果および前記位相測定装置による位相誤差の推定結果をもとに、前記アンテナ選択手段で選択したアンテナを使用する前記送信周波数での信号について送信用振幅位相調整回路の位相調整を行う位相補償装置とを備えるようにしたものである。
0010
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。図1において、1はアンテナ、2は信号分離回路、3は受信用振幅位相調整回路、4は送受信回路、5は遅延時間測定装置(調整手段)、6は位相補償装置(調整手段)、7は送信用振幅位相調整回路である。
0011
また、図2は、この実施の形態1の基地局アンテナ装置における受信の状態を示した概念図、図3は同様に送信の状態を示した概念図である。これらの図において、12は基地局アンテナ装置、13は基地局アンテナの放射特性の空間分布、14は所望移動局、15は反射物を表わしている。
また、図4は、アンテナ1間の経路長差を示す説明図である。
0012
次に、動作について説明する。
図1に示すように、各アンテナ入力から信号分離回路2で各信号の成分を分離し、所望信号群のみを同相合成するように受信用振幅位相調整回路3を調整する。このとき、受信用振幅位相調整回路3の振幅成分をすべて一様とした場合には等利得合成ダイバーシチとなり、各アンテナ1での受信レベルに比例させ、所望信号電力対干渉電力を最大とした場合は最大比合成ダイバーシチとなる。
一方、信号分離回路2で分離した各信号のアンテナ1間での到来遅延時間差および各アンテナ1における信号間の遅延時間差を遅延時間測定装置5により測定し、さらに送信周波数における位相差を推定しておく。
0013
図4に示すXはアンテナ間の経路長の差であり、この距離に応じて周波数の差による位相誤差が発生する。この誤差を各信号について補償するために、受信時にアンテナ1間での到来時間の差を信号毎に検出する。このようにすることで、アンテナ1間の経路長差が以下の式(1)から計算できる。
0014
X=dsinθ=C・τ ・・・・・・(1)
0015
ここで、Cは光速、τはアンテナ間の遅延時間差、dはアンテナ間隔、θは到来角である。
経路長差が判明すれば、送信周波数での各アンテナ1間の位相差を次式(2)のように推定することが可能となる。
0016
Δφ=kX=(2π/λ)X ・・・・・・(2)
0017
ここで、Δφは位相差、kは波数、λは送信周波数の波長である。送受信で周波数が異なるとλに起因して位相差Δφが変化する。この位相誤差を補償するために、送信時には受信時に前記推定した位相差に基づき送信用振幅位相調整回路7の位相を調整することで正確に所望移動局14へ放射でき、CNRを改善することができることから効率の良い通信を行うことが可能となる。
すなわち、図2および図3に示すように、受信時にすべてのパスからの信号を利用するのと同様に、送信時においても周波数差による位相誤差を補償してすべてのパスを利用することで、効率良く通信を行うことができる。
0018
以上のように、この実施の形態1によれば、受信時において所望信号群を分離しそれぞれを同相合成するように受信用振幅位相調整回路3を調整することと並行して、受信時に分離した前記各信号のすべてにおいて前記送信周波数との位相差を推定し、送信時に前記送信周波数に応じて送信用振幅位相調整回路7の位相を調整することで、正確に所望移動局への放射を行うことができる。このように同じ情報を有する信号をすべて利用して送信を行うことで、効率の良い移動体通信システムを実現できる基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0019
実施の形態2.
前記実施の形態1では、受信時に分離した各信号のすべての位相差を推定し、送信用振幅位相調整回路7を調整して送信を行うようにしたものであるが、この実施の形態2では受信電力が最大の信号のみを考慮する。
0020
図5は、この実施の形態2における基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。図5において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図5において、8は信号分離回路2で分離した信号の中で最も受信電力の大きい信号を選択する信号選択装置(調整手段)である。
また、図6はこの実施の形態2における基地局アンテナ装置の受信の状態を示す概念図、図7は送信の状態を示す概念図である。これらの図において図2および図3と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
0021
次に、動作について説明する。
図5に示すように、受信においては前記実施の形態1と同様に、すべてのパスの所望信号を考慮して合成を行うが、送信においては信号分離回路2で分離した信号の中で最も受信電力の大きい信号を信号選択装置8により選択し、該選択した信号についてのみアンテナ1間の到来時間差を遅延時間測定装置5で測定する。この測定結果から前記選択した信号についての経路長差が判明するので、送信周波数において正確に前記選択した信号の到来方向に送信できるように送信用振幅位相調整回路7の位相を調整して送信を行う。
0022
すなわち、この実施の形態2の基地局アンテナ装置は、信号分離回路2で分離した信号の中で最も受信電力が大きい信号を信号選択装置8で選択し、前記信号選択装置8で選択した前記信号のアンテナ1間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ1間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ1間の位相差を遅延時間測定装置5で推定する。そして、該遅延時間測定装置5により推定した前記位相差をもとに、位相補償装置6は、送信時に送信用振幅位相調整回路7での位相調整を、前記選択した信号について、受信用振幅位相調整回路3が同相合成する位相を調整することで行い、前記送信周波数での前記選択した信号の到来方向への正確な送信を行う。
0023
以上のように、この実施の形態2によれば、受信時は分離した信号をすべて利用して処理を行うが、送信においては受信電力の最も大きい信号のみを考慮するため、受信用振幅位相調整回路3の中の前記選択した信号を同相合成する振幅、位相だけを調整するように送信用振幅位相調整回路7を使用すればよいことから処理が簡易になり、一方向、つまり前記選択した信号の到来方向のみに強く放射することになることから不要な方向への放射を減少させることができ、また、移動局の移動にも影響を受けにくく、追従性に優れている基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0024
実施の形態3.
前記実施の形態1では、遅延時間差に基づいて送信周波数における位相差を推定していたが、この実施の形態3では、より高精度の推定を行うために遅延時間差と同時に位相差も測定し、これら情報を用いて送信で用いる送信用振幅位相調整回路7の位相を調整する。
0025
図8は、この実施の形態3における基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。図8において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図8において9は遅延時間測定装置5の遅延時間の測定による位相推定と同時に、アンテナ1間および信号間の受信位相差を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置(調整手段)である。16は遅延時間測定装置5により推定した送信周波数での位相差と、位相測定装置9で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に、前記送信周波数での信号分離回路2で分離した前記信号について送信用振幅位相調整回路7での位相調整を行う位相補償装置(調整手段)である。
0026
次に、動作について説明する。
この実施の形態3では、受信時における合成方法は前記実施の形態1と同様であるが、送信周波数との位相差を推定するために遅延時間測定による位相推定と同時に、アンテナ1間および信号間の受信位相差を位相測定装置9により直接測定し、それから送信周波数との位相誤差を次式から計算する。
0027
Δφ1 =2π/λ1 ・X ・・・・・・(3)
0028
Δφ2 =2π/λ2 ・X=λ1 /λ2 ・Δφ1 ・・・・・・(4)
0029
ここで、Δφ1はアンテナ間の測定受信位相差、λ1は受信周波数の波長、Xは経路長差、Δφ2は推定された送信周波数での位相差、λ2は送信周波数の波長である。
そして、両方の推定結果を用いて最終的に送信用振幅位相調整回路7を調整することで、より精度の高い位相補償を行い正確に所望移動局への送信を可能とする。
0030
以上のように、この実施の形態3では、送信時における位相補償を、遅延時間測定装置5の遅延時間の測定による位相推定と、位相測定装置9によるアンテナ1間および信号間の受信位相差の測定による送信周波数との位相誤差推定の二種類の手段により決定することで、より精度の高い送信周波数との位相誤差推定を行い、正確に所望移動局へ送信を行える移動体通信システムが実現できる基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0031
実施の形態4.
前記実施の形態3においては、分離した所望信号群すべてを利用して送信するために各信号それぞれに対応する位相を調整する必要があった。そこで、この実施の形態4では、前記実施の形態3のように受信電力が最大の信号のみを考慮することで処理の簡易化を図る。
0032
図9は、この実施の形態4における基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。図9において図5および図8と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この実施の形態4の基地局アンテナ装置は、前記実施の形態2の信号選択装置8を前記実施の形態3の構成に追加した構成である。
0033
次に、動作について説明する。
図9において、受信については前記実施の形態1から前記実施の形態3までと同様にすべてのパスを考慮して合成を行う。さらに、信号選択装置8により受信電力が最大の信号を選択し、その信号についてアンテナ1間の遅延時間測定による位相推定と同時に、アンテナ1間の受信位相差を直接測定し、それから送信周波数との位相誤差を計算する。そして、これら両方の推定結果を用いて位相調整量を決定し、送信には受信用振幅位相調整回路3の中で前記選択した信号を同相合成する振幅および位相のみを調整し送信用振幅位相調整回路7に使用する。この結果、所望移動局への正確な送信が可能になる。
0034
以上のように、この実施の形態4では受信時は分離した信号をすべて利用して処理を行うが、送信においては受信電力の最も大きい信号のみを考慮するため、受信用振幅位相調整回路3の中の前記選択した信号を同相合成する振幅および位相だけを調整して使用すればよいので処理が簡易になり、不要な方向への放射も減少でき、また、一方向に強く放射するために移動局の移動にも影響を受けにくく、追従性に優れた移動体通信システムを実現できる基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0035
さらに、信号選択装置8により選択した信号についてのアンテナ1間の遅延時間測定による位相推定と、アンテナ1間の受信位相差の直接測定による送信周波数との位相誤差の推定との二種類の位相誤差推定方法を用いることで精度の高い位相補償を行うことができるので、より正確に所望移動局への送信が可能となる基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0036
実施の形態5.
次に、この実施の形態5の基地局アンテナ装置について説明する。この実施の形態5の基地局アンテナ装置は、アンテナ間隔を大きく取り、ダイバーシチ効果が十分に得られるようにした場合の各アンテナ出力レベルを比較し、最大受信レベルのアンテナを用いて送信を行うものである。
0037
図10は、この実施の形態5の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。図10において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図10において、10はアンテナ選択装置(アンテナ選択手段)、11はアンテナ切替スイッチ(アンテナ選択手段)である。
0038
次に、動作について説明する。
図10に示すように、受信については前記実施の形態1から前記実施の形態4までと同様にすべてのパスを考慮して合成を行う。このとき、アンテナ1の間隔が大きいため各アンテナ1でのフェージングは独立であり、その受信レベルにはかなりばらつきがある。そこで、受信時にアンテナ出力レベルをアンテナ選択装置10により比較し、最もレベルの大きいアンテナを送信用として選択する。
0039
次に、遅延時間測定装置5により前記選択したアンテナの各信号の遅延時間差を測定し、送信周波数での位相差を推定し、位相補償装置6により送信用振幅位相調整回路7の位相を調整する。
そして、アンテナ切替スイッチ11により送信に用いるアンテナを切り替えながら送信を行う。
0040
以上のように、この実施の形態5によれば、アンテナ1の間隔を大きく取りダイバーシチ効果が十分に得られる場合には出力レベルの最も大きいアンテナのみを用いて送信を行うことで移動局におけるCNRの改善を実現できる基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0041
実施の形態6.
前記実施の形態5では、信号間の遅延時間差に基づいて送信周波数における位相差を推定していたが、この実施の形態6では、より高精度の推定を行うために前記実施の形態3で説明したように遅延時間差と同時に位相差も測定して双方の情報を用いて送信で用いる送信用振幅位相調整回路7の位相を調整する。
0042
図11は、この実施の形態6の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。なお、図11において図8および図10と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
0043
次に、動作について説明する。
受信時における合成方法は前記実施の形態1から前記実施の形態5と同様である。このとき、アンテナ1の間隔が大きいため各アンテナ1でのフェージングは独立であり、その受信レベルにはかなりばらつきがある。そこで、受信時にアンテナ出力レベルをアンテナ選択装置10により比較し、最も受信レベルの大きいアンテナを送信用として選択する。
0044
そして、送信周波数との位相差を推定するために遅延時間測定装置5の遅延時間測定による位相推定と同時に、信号間の受信位相差を位相測定装置9により直接測定し、該測定結果から送信周波数との位相誤差を計算する。さらに、両方の推定結果を用いて最終的に送信用振幅位相調整回路7を調整することで、より精度の高い位相補償を行い、移動局でのCNRの改善を図る。
0045
以上のように、この実施の形態6によれば、アンテナ1の間隔を大きく取り、ダイバーシチ効果が十分に得られる場合には出力レベルの最も大きいアンテナのみを用いて送信を行うことで移動局におけるCNRの改善を実現できる基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0046
また、送信時における位相補償を、遅延時間測定装置5の遅延時間の測定による位相推定と、位相測定装置9による信号間の受信位相差の測定との二種類の手段により決定することで、より精度の高い位相誤差推定を行うことが可能な基地局アンテナ装置が得られる効果がある。
0047
【発明の効果】
以上のように、信号分離回路で分離した信号の中で最も受信電力が大きい信号を選択する信号選択装置を備え、前記信号選択装置が選択した前記信号のアンテナ間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、該遅延時間測定装置により推定した前記位相差をもとに、送信時に、送信用振幅位相調整回路での位相調整を、前記選択した信号について受信用振幅位相調整回路が同相合成する位相を調整することで行い、前記送信周波数での前記選択した信号の到来方向への送信を可能にする位相補償装置とを調整手段として備えるように構成したので、送受信で周波数が異なる場合において、受信時の受信電力の最も大きい信号のみを考慮して、受信用振幅位相調整回路の中の前記選択した信号を同相合成する振幅、位相だけを調整するように送信用振幅位相調整回路を使用すればよく、処理が簡易になり、一方向のみに強く放射することになることから不要な方向への放射を減少させることができ、また、移動局の移動にも影響を受けにくく、追従性を向上できる効果がある。
0048
この発明によれば、遅延時間測定装置による遅延時間の測定による位相推定と同時に、アンテナ間および信号間の受信位相を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、前記遅延時間測定装置により推定した前記送信周波数での前記位相差と、前記位相測定装置で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に、前記送信周波数での前記信号の全てについて送信用振幅位相調整回路での位相調整を行う位相補償装置とを調整手段として備えるように構成したので、送受信で周波数が異なる場合でも精度の高い送信周波数との位相誤差推定を行うことが可能となり、正確に所望移動局へ送信を行える移動体通信システムが実現できる効果がある。
0049
この発明によれば、信号選択装置が選択した最も受信電力が大きい信号のアンテナ間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、該遅延時間測定装置による到来遅延時間の測定による位相推定と同時に、前記信号選択装置が選択した前記信号の前記アンテナ間および信号間の受信位相を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、前記遅延時間測定装置により推定した前記送信周波数での前記位相差と、前記位相測定装置で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に送信周波数での前記選択した信号について送信用振幅位相調整回路での位相調整を行う位相補償装置とを調整手段として備えるように構成したので、送信においては受信電力の最も大きい信号のみを考慮することになり、受信用振幅位相調整回路の中の前記選択した信号を同相合成する振幅および位相だけを調整して使用すればよく、処理が簡易になり、不要な方向への放射も減少でき、また、一方向に強く放射するために移動局の移動にも影響を受けにくく、追従性に優れた移動体通信システムを実現でき、さらに、前記選択した信号についての前記アンテナ間の遅延時間測定による位相推定と、前記アンテナ間の受信位相差の直接測定による送信周波数との位相誤差の推定との二種類の位相誤差推定方法を用いるため、送受信で周波数が異なる場合でも精度の高い位相補償を行うことができ、より正確な所望移動局への送信が実現できる効果がある。
0050
この発明によれば、遅延時間測定装置が、受信時に到来遅延時間差を測定して送信周波数との位相差を推定するのと同時に、各信号の受信位相を測定し、該測定結果をもとに前記送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置を備え、前記遅延時間測定装置による前記位相差の推定結果および前記位相測定装置による位相誤差の推定結果をもとに、アンテナ選択手段で選択したアンテナを使用する前記送信周波数での信号について位相補償装置が送信用振幅位相調整回路の位相調整を行うように構成したので、ダイバーシチ効果が十分に得られる場合の出力レベルの最も大きいアンテナのみを用いて送信を行うことによる移動局におけるCNRの改善と、より精度の高い位相誤差推定を行うことが可能になり、送受信で周波数が異なる場合でも効率の良い移動体通信システムを実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の基地局アンテナ装置における受信の状態を示した概念図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の基地局アンテナ装置における送信の状態を示した概念図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の基地局アンテナ装置におけるアンテナ間の経路長差を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の基地局アンテナ装置における受信の状態を示した概念図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の基地局アンテナ装置における送信の状態を示した概念図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態5の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態6の基地局アンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 従来の基地局アンテナ装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 信号分離回路、3 受信用振幅位相調整回路、4 送受信回路、5 遅延時間測定装置(調整手段)、6 位相補償装置(調整手段)、7 送信用振幅位相調整回路、8 信号選択装置(調整手段)、9 位相測定装置(調整手段)、10 アンテナ選択装置(アンテナ選択手段)、11 アンテナ切替スイッチ(アンテナ選択手段)、14 所望移動局、16 位相補償装置(調整手段)。

Claims (4)

  1. 複数のアンテナと、
    前記アンテナを介し所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、
    前記各アンテナでそれぞれ受信した、複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、
    該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、
    前記信号分離回路で分離した信号の中で最も受信電力が大きい信号を選択する信号選択装置と、
    該信号選択装置が選択した前記信号のアンテナ間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、
    該遅延時間測定装置により推定した前記位相差をもとに、送信時に、送信用振幅位相調整回路での位相調整を、前記選択した信号について前記受信用振幅位相調整回路が同相合成する位相を調整することで行い、前記送信周波数での前記選択した信号の到来方向への送信を可能にする位相補償装置と、
    を備えた基地局アンテナ装置。
  2. 複数のアンテナと、
    前記アンテナを介し所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、
    前記各アンテナでそれぞれ受信した、複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、
    該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、
    前記信号分離回路で分離した各信号についてアンテナ間での到来遅延時間を測定して各信号のアンテナ間の経路長差を計算し、さらに、前記各アンテナにおける信号間の遅延時間差を測定し、前記経路長差に基づいて送信周波数での前記各信号の前記アンテナ間の位相差を推定するとともに、前記測定した信号間の遅延時間差から前記送信周波数での信号間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、
    該遅延時間測定装置による遅延時間の測定による位相推定と同時に、アンテナ間および信号間の受信位相を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、
    前記遅延時間測定装置により推定した前記送信周波数での前記位相差と、前記位相測定装置で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に、前記送信周波数での前記信号の全てについて送信用振幅位相調整回路での位相調整を行う位相補償装置と、
    を備えた基地局アンテナ装置。
  3. 複数のアンテナと、
    前記アンテナを介し所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、
    前記各アンテナでそれぞれ受信した、複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、
    該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、
    前記信号分離回路で分離した信号の中で最も受信電力が大きい信号を選択する信号選択 装置と、
    該信号選択装置が選択した前記信号のアンテナ間での到来遅延時間を測定し、前記アンテナ間の経路長差を計算し、該経路長差に基づいて送信周波数での前記アンテナ間の位相差を推定する遅延時間測定装置と、
    該遅延時間測定装置による到来遅延時間の測定による位相推定と同時に、前記信号選択装置が選択した前記信号の前記アンテナ間および信号間の受信位相を測定し、該測定結果をもとに送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、
    前記遅延時間測定装置により推定した前記送信周波数での前記位相差と、前記位相測定装置で推定した前記位相誤差をもとに、送信時に送信周波数での前記選択した信号について送信用振幅位相調整回路での位相調整を行う位相補償装置と、
    を備えた基地局アンテナ装置。
  4. ダイバーシチ効果を十分得られるような間隔で配置された複数のアンテナと、
    前記アンテナを介して所望移動局と送受信で周波数の異なる信号の送受を行い、前記所望移動局と通信を行う送受信回路と、
    前記各アンテナでそれぞれ受信した複数の伝播経路により前記所望移動局から到来した前記信号をそれぞれ分離する信号分離回路と、
    該信号分離回路により分離された前記信号の中の所望の信号群に対し同位相化処理を行なって、所定の重み付け処理と合成処理を行うように調整された受信用振幅位相調整回路と、
    受信時のアンテナ出力レベルの最も大きいアンテナを前記複数のアンテナから送信用として選択するアンテナ選択手段と、
    該アンテナ選択手段により選択した前記アンテナのアンテナ入力に含まれる各信号の到来遅延時間差を測定し、前記測定した到来遅延時間差に基づいて送信周波数との位相差を推定する遅延時間測定装置と、
    該遅延時間測定装置が、受信時に到来遅延時間差を測定して送信周波数との位相差を推定するのと同時に、各信号の受信位相を測定し、該測定結果をもとに前記送信周波数との位相誤差を推定する位相測定装置と、
    前記遅延時間測定装置による前記位相差の推定結果および前記位相測定装置による位相誤差の推定結果をもとに、前記アンテナ選択手段で選択したアンテナを使用する前記送信周波数での信号について送信用振幅位相調整回路の位相調整を行う位相補償装置と、
    を備えた基地局アンテナ装置。
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