JP4214556B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばインターバルタイマ機能、多重露出機能、オートブラケット撮影機能等の撮影モードを設定可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種のカメラにおいて、インターバルタイマ機能、多重露出機能、オートブラケット撮影機能等の撮影モードを任意に設定可能に構成したものが知られている。
【0003】
前記インターバルタイマ機能は、撮影時間間隔と露出回数(撮影回数、撮影コマ数)とを設定することにより、レリーズ操作に伴って設定した回数に相当するコマ数に前記撮影時間間隔をおいて撮影を行えるものである。
また、前記多重露出機能は、撮影回数を設定することにより、同一コマに何度でも撮影できるものである。
【0004】
さらに、オートブラケット機能は、適正露出を得るために露出変化量と撮影コマ数とを設定することにより、レリーズ操作に伴って複数の露出段差をもって複数のコマへ撮影を行えるものである。
そして、従来のカメラでは、上述した各機能を使用者が被写体や希望する写真撮影に応じて任意に設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のカメラによれば、たとえばインターバルタイマ機能を利用した撮影を行う時に、多重露出機能を利用した撮影、あるいは多重露出機能とオートブラケット機能とを利用した撮影を組合わせて設定することはできなかった。
【0006】
すなわち、上述したインターバルタイマ機能やオートブラケット機能は、複数コマに撮影を連続して行う機能であって1コマへの多重撮影は行えないのに対し、多重露出機能は同一コマへの撮影を複数回行う機能である。しかも、上述した多重露出機能は、使用者が時計を見ながら手動操作で順次撮影を行うという煩雑さは避けれないものである。
そして、これらの機能はそれぞれ相違することから、そのいずれかが設定されている場合には他の機能が設定されても、その設定をキャンセルするものであった。
【0007】
しかし、動きのある被写体の状況によっては、写真撮影を行うにあたって1コマに任意の時間間隔で任意の回数の多重露出を行えるような機能、あるいは1コマに任意の時間間隔で任意の露出段差と露出回数との多重露出を行えるような機能をもたせることが望まれることもあり、このような要請に応えることが望まれている。
【0008】
たとえば1コマへの多重露出をインターバルタイマ機能に類似する機能を組合わせて行ったり、1コマへの多重露出をインターバルタイマ機能とオートブラケット機能にそれぞれ類似する機能を組合わせて行ったりすると、撮影した写真の多用化を図ることができるため、このような要請に応えることができる機能を付け加えることが望まれている。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、インターバルタイマ機能、多重露出機能、オートブラケット撮影機能を任意に設定可能なカメラにおいて、同一コマに任意の時間間隔をおいて任意の回数の多重露出による撮影を行ったり、同一コマに任意の時間間隔をおいて任意の露出段数と露出回数の多重露出による撮影を行ったりすることにより、写真撮影の多様化を図ることができるカメラを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的に応えるために本発明に係るカメラは、予め設定した撮影時間間隔をおいて予め設定した撮影回数に相当するコマ数への撮影が可能なインターバルタイマ機能と、1コマに予め設定した撮影回数での撮影が可能な多重露出機能を有するカメラにおいて、前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数を設定可能な設定部と、前記設定部により設定された、前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数を記憶する記憶部と、前記インターバルタイマ機能と前記多重露出機能とが同時に設定された場合には、前記インターバルタイマ機能での撮影回数の内の1コマへの撮影を、その撮影時間間隔をおいて、前記多重露出撮影回数での多重露出で行なうとともに、この撮影を、前記撮影時間間隔をおいて、前記インターバルタイマ機能での撮影回数に相当するコマ数に繰返して行う制御部とを有するものである。
【0011】
また、本発明によれば、前記撮影時間間隔と撮影時に設定された前記露出時間とを比較する手段を備え、前記露出時間が前記撮影時間間隔よりも長い場合に警告を行うように構成したものである。
さらに、本発明によれば、前記多重露出機能で設定された撮影回数による多重露出撮影が終了したときに、フィルムを巻上げるように構成したものである。
【0012】
また、本発明に係るカメラは、予め設定した撮影時間間隔をおいて予め設定した撮影回数に相当するコマ数への撮影が可能なインターバルタイマ機能と、1コマに予め設定した撮影回数での撮影が可能な多重露出機能と、予め設定した露出段差をもって予め設定した撮影回数に相当するコマ数の撮影を行うオートブラケット機能とを有するカメラにおいて、前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数、前記オートブラケット機能での撮影回数および露出段差を設定可能な設定部と、前記設定部により設定された、前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数、前記オートブラケット機能での撮影回数および露出段差を記憶する記憶部と、前記インターバルタイマ機能と前記多重露出機能と前記オートブラケット機能とが同時に設定された場合には、前記インターバルタイマ機能での撮影回数の内の1コマへの撮影を、撮影時に設定されている露出時間での撮影および、前記オートブラケット機能で設定した露出段差に基づいて該露出時間での露出から露出をずらした撮影を、前記インターバルタイマ機能で設定された撮影時間間隔で前記オートブラケット機能での撮影回数だけ多重露出を行なうとともに、この機能を前記インターバルタイマ機能で設定した撮影回数に相当するコマ数に繰返して行なう制御部とを有するものである。
【0013】
また、本発明によれば、オートブラケット機能による撮影時に設定された最大露出時間とインターバルタイマ機能で設定された撮影時間間隔とを比較する手段を備え、前記最大露出時間が前記撮影時間間隔よりも長い場合に警告を行なうように構成したものである。
また、本発明によれば、オートブラケット機能で設定された撮影回数による撮影が終了したときに、フィルムを巻上げるように構成したものである。
さらに、本発明によれば、オートブラケット機能と多重露出機能とが同時に設定されていた場合には、前記多重露出機能による撮影回数を無効にするように構成したものである。
【0014】
本発明によれば、インターバルタイマ機能による撮影と多重露出機能による撮影、あるいはインターバルタイマ機能による撮影とオートブラケット機能による撮影と多重露出機能による撮影とを組合わせることによって、1コマあるいは複数のコマに所定の露出時間、所定の撮影時間間隔、所定の撮影回数等による多重露出での撮影を簡単に行える。
【0015】
このような本発明によれば、たとえば星の軌跡を表す星夜写真のように動きのある被写体を撮影するにあたって、1コマに星の動きを表す軌跡を破線状態で撮影したり、その破線の長さを時間とともに変化させるような特殊な効果をもたせた撮影を行える。
【0016】
インターバルタイマ機能とは、時間間隔と露出回数(撮影コマ数)とを設定することにより、一度のレリーズ操作に伴い、設定回数に相当する複数コマに所定の時間間隔をおいて撮影を行う機能をいう。
多重露出機能とは、同一コマに何度も撮影できるようにする機能をいう。
オートブラケット機能とは、適正露出を得るために、一度のレリーズ操作に伴い、基準露出値を中心としてオーバ側とアンダ側とに自動的に露出をずらして複数コマへの撮影を行う機能をいい、露出変化量と撮影コマ数とを任意に設定可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1ないし図7は本発明に係るカメラの第1の実施の形態を示すものである。これらの図において、図1は本発明を採用したカメラにおける制御系の概要を示すブロック図であり、このカメラ1は、カメラの撮影動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、MCUという)2を備え、このMCU2には、広く知られている通り、操作部材3、表示装置4、さらには測光装置5、駆動装置6、計時装置7、記憶装置8等が付設されている。
【0018】
ここで、前記MCU2にはプログラムを記憶するROM、データを扱うRAM、外部との信号の入出力を行うI/O端子、演算装置等から構成されている。
また、前記操作部材3はシャッタレリーズを行うためのレリーズ釦やシャッタスピードを設定するコマンドダイアル等が含まれる。さらに、前記表示装置4はシャッタスピードや絞り値等の撮影情報を表示する。
【0019】
前記測光装置5は被写体の輝度を測定し、その値をMCU2に出力する。前記駆動装置6はフィルムの巻上げやシャッタ、絞り等の駆動制御を行う。また、前記計時装置7はカメラ1の撮影動作時において時間を計時するためのタイマである。さらに、記憶装置8は種々の設定情報等を記憶するための半導体メモリである。
【0020】
図2は本発明に係るカメラでの種々の設定情報のメモリの状態を示す図である。同図において、シャッタスピードデータは1バイトの情報であり、たとえば図3に示すようなフォーマットで定義される。また、撮影時間間隔データは、インターバルタイマ機能の撮影時間間隔に関するデータであり、1LSBが1秒で、2バイト確保されている。したがって、設定できる時間は65535秒以内、すなわち18時間12分15秒まで設定可能である。
【0021】
また、撮影コマ数データは多重露出撮影やオートブラケット撮影のコマ数を設定する領域で、1LSB当たり1コマで定義される。さらに、ブラケット段差データは、オートブラケット撮影を行う際の露出段差を示すデータであり、図4に示すように1LSB当たり1/6Evで、2Evまで定義されている。また、特殊撮影フラグは多重露出撮影やインターバルタイマ撮影の設定情報を示すフラグである、図5に示すように、ビット0が多重露出撮影、ビット1がオートブラケット撮影、ビット2がインターバルタイマ撮影の設定情報であり、それぞれのビットが「1」であればその該当する機能が設定されており、「0」であれば設定されていないことを示す。
【0022】
図6は本発明に係るカメラにおける撮影動作において特徴となる特殊撮影を行う場合のフローチャートである。なお、このフローチャートはカメラでの通常の撮影動作を行うメインフローの機能設定部分(図示せず)に組込むとよい。
同図において、ステップ(以下、単に「S」を付す)101では前述した特殊撮影フラグの値を判断する。たとえばインターバルタイマ機能とオートブラケット機能と多重露出機能がセットされていたとすると、図5においてビット0、1、2が全て「1」となり、このとき特殊撮影フラグの値は「07h」となる。すなわち、このS101ではインターバルタイマ機能とオートブラケット機能と多重露出機能との3つがセットされているか否かを判断している。もしセットされていればS102に進む。
【0023】
S102では最長の露出時間を計算する。オートブラケット撮影は露出を変えながら複数回の露出を行う機能である。ここで、このように露出を変えるときにシャッタスピードが変化する場合は、カメラ1に設定されているシャッタスピードが露出の動作に伴って高速側および低速側に変化する。
低速側に変化するときとはシャッタスピードが長くなる方向である。たとえばオートブラケット情報として0.5段毎に5コマの撮影しようとした場合、「−1.0、−0.5、0.0、+0.5、+1.0」の露出で撮影を行うことになる。ここで、シャッタスピードが「+1.0」になると、設定されているシャッタスピードが2秒の時は最大4秒の露出がなされることになる。このS102ではこの最長露出時間を計算する。そして、次のS103に進む。
【0024】
一方、前述したS101で特殊撮影フラグが「07h」でなかった場合はS115に進み、この値が「05h」であるか否かを判断する。「05h」とはビット0、2、すなわち多重露出撮影とインターバルタイマ撮影との2つが設定されている状態である。もしこの状態の場合はやはりS103に進む。
このS115で特殊撮影フラグが「05h」でもなかった場合は、通常の撮影、あるいはインターバルタイマ、多重露出などの単独の機能による撮影と判断される。
【0025】
次のS103ではインターバルタイマ機能で設定されている撮影間隔と露出時間の最長時間とを比較する。オートブラケット機能が設定されていた場合は最長時間を計算しているが、これが設定されていなかった場合には、カメラに設定されているシャッタスピードが比較の対象になる。もし、最長露出時間が撮影間隔よりも長い場合は正常な撮影が不可能なため、S116に進みエラー表示を行い、使用者に警告を発する。
【0026】
上述したS103において、最長の露出時間が撮影間隔より短いと判断された場合はS104へ進み、インターバルタイマ機能の露出回数をセットする。次に、S105へ進み、レリーズ釦が押されたか否かを判断する。レリーズ釦が押されるとS106に進み、多重露出されるコマ数データをセットする。
ここでセットされる値は、多重露出とインターバルタイマの同時設定の場合は多重露出の回数であり、多重露出とオートブラケットとインターバルタイマの同時設定の場合はオートブラケットの露出回数である。
【0027】
次に、S107へ進み、露出時間を計算する。これはオートブラケット撮影が設定されていた場合に前述した段差とコマ数から計算する。オートブラケットが設定されていない場合には処理の必要はない。次に、S108においてインターバルタイム(撮影間隔)をタイマに設定して、S109に進んでシャッタレリーズを行う。このシャッタレリーズが終了すると、S110でS106で設定した多重露出回数から「1」を減算する。
【0028】
そして、S111でこの多重露出回数が「0」であるか否かを判断する。もし「0」であれば1コマの撮影は終了したので、S112に進みフィルムを巻上げる。S111で多重撮影が終了していないと判断された場合は前述したS107に戻る。
このS107に戻った後はS107で次の撮影の露出時間を計算し、S108に進み、設定されたインターバルタイム(撮影間隔)の経過を待ってからS109へ進み、上述したようにシャッタレリーズを行い、S110での多重露出回数の「1」の減算、S110での多重撮影が終了したか否かの判断を行う。
【0029】
S111で多重撮影が終了したと判断されたら、S112へ進み、フィルムを1コマ巻上げる。次に、S113へ進み、前述したS104で設定された撮影回数から「1」を減算する。次に、S114でこの値が「0」であるか否かを判断し、「0」であれば撮影を終了し、「0」でなければ次のコマで撮影を続行するために前述したS106に戻る。そして、再度次のコマでの多重露出回数が設定される。
【0030】
ここで、たとえばインターバルタイマ機能で撮影回数を「1」に設定すれば、1コマに所定の時間間隔で複数コマの多重露出撮影が可能であり、また撮影回数を「2」以上の値に設定すれば、設定した複数のコマに所定時間間隔で複数コマの多重露出が可能である。
【0031】
図7(a)は従来から知られている長時間露出で撮影した場合であり、同図(b),(c)は本発明に係るカメラにおいてインターバルタイマ機能、オートブラケット機能、多重露出機能を適宜設定したときに行った撮影写真を説明するためのものである。
すなわち、ゆっくり動く被写体、たとえば星の周回運動を従来からよく知られている長時間露出で撮影した場合は、同図(a)に示すようになる。この図では、北極星を中心に円弧状に他の星の軌跡が写し込まれている。
【0032】
これに対して、同図(b)は本発明に係るカメラにおいて、前述したインターバルタイマ機能と多重露出機能との2つを組合わせた場合であり、露出を所定の時間間隔をおいて行うことにより、同図(a)と比べて星の軌跡が破線で示すような写真を得ることができる。
さらに、同図(c)は本発明に係るカメラにおいて、インターバルタイマ機能、オートブラケット機能、多重露出機能の3つを組合わせた場合であり、同図(a),(b)と比べて星の軌跡が長さの違う破線で示されるような写真を得ることができる。
【0033】
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
たとえば上述した実施の形態では、星の周回軌跡を写真撮影する場合に本発明を適用した場合を説明したが、本発明はこれに限らず、たとえば花の開花状況、蝶の孵化、あるいはゴルフスイングの軌跡等のように動きのある被写体を連続的に撮影する際に用いて効果がある。特に、人物や車の動きを多重撮影する場合は効果的である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るカメラによれば、インターバルタイマ機能、多重露出機能、オートブラケット撮影機能という個々の機能を巧みに組合わせた特殊撮影を行えるように構成したので、従来の撮影方法よりも効果的な写真撮影を行うことができる。
【0035】
本発明によれば、たとえば星等のような動きのある被写体を連続して撮影するにあたって、露出時間や撮影間隔を適宜設定することにより、被写体の軌跡を所定の間隔をおいた破線形状や露光条件によって破線の濃淡、太さ等を変化させることができる。
【0036】
そして、このような本発明によれば、露出時間や撮影間隔により星の軌跡の破線の長さから同時に写し込まれる流星の速度の概略の測定等、学術的な応用も可能となる。さらに、月食のように時間と共に被写体の明るさが変化するものの撮影時には、時間の経過ととともに露出を変化させることにより適正な露出を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカメラの第1の実施の形態を示し、カメラの制御系の概要を説明するためのブロック図である。
【図2】 図1に示す本発明に係るカメラにおいて、記憶装置(メモリ)の状態を説明するための図である。
【図3】 図2におけるメモリの状態において、シャッタスピードのデータテーブルを示す図である。
【図4】 図2におけるメモリの状態において、オートブラケット撮影の露出段差データを説明するための図である。
【図5】 本発明に係るカメラにおけるフラグの状態を説明するための図である。
【図6】 本発明に係るカメラにおいて、特殊撮影を行うときのフローチャートである。
【図7】 (a)は従来から知られている長時間露出で星の周回運動を撮影した場合の説明図、(b),(c)は本発明に係るカメラにおいてインターバルタイマ機能、オートブラケット機能、多重露出機能を適宜設定したときに行った撮影写真を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…カメラ、2…MCU(カメラ制御用マイクロコンピュータ)、3…操作装置、4…表示装置、5…測光装置、6…駆動装置、7…計時装置(タイマ)、8…記憶装置。
Claims (7)
- 予め設定した撮影時間間隔をおいて予め設定した撮影回数に相当するコマ数への撮影が可能なインターバルタイマ機能と、1コマに予め設定した撮影回数での撮影が可能な多重露出機能を有するカメラにおいて、
前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数を設定可能な設定部と、
前記設定部により設定された、前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数を記憶する記憶部と、
前記インターバルタイマ機能と前記多重露出機能とが同時に設定された場合には、前記インターバルタイマ機能での撮影回数の内の1コマへの撮影を、その撮影時間間隔をおいて、前記多重露出撮影回数での多重露出で行なうとともに、
この撮影を、前記撮影時間間隔をおいて、前記インターバルタイマ機能での撮影回数に相当するコマ数に繰返して行う制御部と、
を有することを特徴とするカメラ。 - 請求項1記載のカメラにおいて、
前記撮影時間間隔と撮影時に設定された前記露出時間とを比較する手段を備え、
前記露出時間が前記撮影時間間隔よりも長い場合に警告を行うことを特徴とするカメラ。 - 請求項1記載のカメラにおいて、
前記多重露出機能で設定された撮影回数による多重露出撮影が終了したときに、フィルムを巻上げるように構成したことを特徴とするカメラ。 - 予め設定した撮影時間間隔をおいて予め設定した撮影回数に相当するコマ数への撮影が可能なインターバルタイマ機能と、1コマに予め設定した撮影回数での撮影が可能な多重露出機能と、予め設定した露出段差をもって予め設定した撮影回数に相当するコマ数の撮影を行うオートブラケット機能とを有するカメラにおいて、
前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数、前記オートブラケット機能での撮影回数および露出段差を設定可能な設定部と、
前記設定部により設定された、前記インターバルタイマ機能での撮影回数および前記撮影時間間隔、前記多重露出機能での撮影回数、前記オートブラケット機能での撮影回数および露出段差を記憶する記憶部と、
前記インターバルタイマ機能と前記多重露出機能と前記オートブラケット機能とが同時に設定された場合には、前記インターバルタイマ機能での撮影回数の内の1コマへの撮影を、撮影時に設定されている露出時間での撮影および、前記オートブラケット機能で設定した露出段差に基づいて該露出時間での露出から露出をずらした撮影を、前記インターバルタイマ機能で設定された撮影時間間隔で前記オートブラケット機能での撮影回数だけ多重露出を行なうとともに、
この機能を前記インターバルタイマ機能で設定した撮影回数に相当するコマ数に繰返して行なう制御部と、
を有することを特徴とするカメラ。 - 請求項4記載のカメラにおいて、
前記オートブラケット機能による撮影時に設定された最大露出時間と前記インターバルタイマ機能で設定された撮影時間間隔とを比較する手段を備え、
前記最大露出時間が前記撮影時間間隔よりも長い場合に警告を行なうことを特徴とするカメラ。 - 請求項4記載のカメラにおいて、
前記オートブラケット機能で設定された撮影回数による撮影が終了したときに、フィルムを巻上げるように構成したことを特徴とするカメラ。 - 請求項4記載のカメラにおいて、
前記オートブラケット機能と前記多重露出機能とが同時に設定されていた場合には、前 記多重露出機能による撮影回数を無効にするように構成したことを特徴とするカメラ。
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