JP4209476B2 - プリンタ・システムおよびその動作制御方法 - Google Patents

プリンタ・システムおよびその動作制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
この発明は,バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,プリンタ・コントローラは描画データをバスを通してプリンタに供給し,プリンタはプリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ・システムに関する。この発明はまたこのプリンタ・システムを構成するプリンタおよびプリンタ・コントローラに関する。この発明はさらにプリンタ・システムの動作制御方法,プリンタの動作制御方法およびプリンタ・コントローラの動作制御方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
プリンタ・コントローラからプリンタに描画データを送信するにはセントロニクス,SCSI(Small Computer system interface )などのパラレル通信,RS232C,RS422,USB(Universal Serial Bus)などのシリアル通信が利用される。これらの通信方式ではいずれもプリンタの印画速度と無関係にプリンタ・コントローラからプリンタに描画データが送信される。プリンタには少なくとも一駒分の画像(一枚の用紙上に印画される画像)を表わす描画データを記憶できる容量をもつ画像メモリを設けておく必要がある。このためプリンタのコスト・ダウンを図ることは困難である。
【0003】
【発明の開示】
この発明は,比較的小容量の画像メモリを用いてプリンタを構成できるようにすることを目的とする。またこの発明は,プリンタ・コントローラによってプリンタを制御できるようにすることを目的とする。
【0004】
この発明は,プリンタ・コントローラからプリンタに描画データを供給するために,現在検討されつつある高速シリアル伝送のためのIEEE標準1394(IEEE Standard 1394,IEEE=The Institute of Electrical and Electronic Engineers,Inc.)を利用するものである。このIEEE標準1394ではアイソクロナス(Isochronous )転送とアシンクロナス(Asynchronous)転送とが可能である。
【0005】
アイソクロナス転送ではバスによって接続された複数のノードのいずれかからサイクル・スタート・パケット・データと呼ばれるデータが原則としてアイソクロナス・サイクル( 125μs周期)で発生する。アイソクロナス・サイクルごとにあるノード(このノードは後述のようにサイクル・マスタである)から他のノードにデータが送信される。アイソクロナス転送ではアイソクロナス・サイクル内に必ずデータ送信を行なうことが可能である。アイソクロナス転送は送信装置から受信装置に一方的にデータを送信する転送である。アシンクロナス転送は受診装置が送信データを受信すると,受信した旨を送り返す転送である。
【0006】
第1の発明はプリンタとプリンタ・コントローラとから構成されるプリンタ・システムを提供している。このプリンタ・システムにおいてプリンタとプリンタ・コントローラとはバス接続されており,プリンタ・コントローラは描画データをバスを通してプリンタに供給する。プリンタはプリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するものである。
【0007】
上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタおよび出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタが備えられている。また上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方に描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生する手段が設けられている。
【0008】
上記プリンタ・コントローラは,上記スタート信号の発生から所定の期間経過後にパケット単位での上記プリンタへの描画データの送信を開始する描画データ送信開始制御手段,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリの少なくとも一方のバッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタへの描画データの送信をパケット単位で繰返す描画データ送信制御手段ならびに上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データを上記プリンタに送信する切換制御データ送信手段をさらに備えている。
【0009】
上記プリンタは,上記切換制御データ送信手段から送信される上記入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタを切換え,上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶させる記憶制御手段ならびに上記切換制御データ送信手段から送信される上記出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタを切換え,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する印画制御手段をさらに備えている。
【0010】
第1の発明は上記プリンタ・システムに適した動作制御方法も提供している。すなわち,バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ・システムの動作を制御する方法である。
【0011】
上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタおよび出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタを設け,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方から描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生させる。
【0012】
そして,上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に上記プリンタ・コントローラから上記プリンタへのパケット単位での描画データの送信を開始し,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリの少なくとも一方のバッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタ・コントローラから上記プリンタへの描画データの送信をパケット単位で繰返し,上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データを上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに送信する。
【0013】
さらに,上記プリンタ・コントローラから送信される上記入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタを切換え,上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶させ,上記プリンタ・コントローラから送信される上記出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタを切換え,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する。
【0014】
第1の発明によると,プリンタには一駒の画像(一駒分の画像とは上述のように一枚の用紙上に印画される画像をいう)を表わす描画データのデータ量よりも少ない描画データの記憶容量をもつ第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリが備えられている。
【0015】
上記プリンタ・コントローラにおいて,上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に,パケット単位での描画データの送信が開始され,かつ上記バッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないようにパケット単位での上記プリンタへの送信が繰返される。上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データも上記プリンタに送信される。
【0016】
プリンタでは送信された入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタが切換えられ,描画データが上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶される。また送信された出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタが切換えられ上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データが読出され,読出された描画データによって表わされる画像が一定速度で印画される。
【0017】
プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量を記憶できる大きな容量をもつメモリを設ける必要がなく,容量の少ない第1および第2のバッファ・メモリを備えれば足りコスト・ダウンを図ることができる。
【0018】
第1または第2のバッファ・メモリのデータが無くならないうちに次のデータが上記プリンタ・コントローラから送信されるので描画データの連続性を保つことができる。したがってプリンタは一定速度で画像を印画するものを用いることができる。
【0019】
第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに描画データを入力し書込んでいるときには,他方のバッファ・メモリから描画データを出力しているので同時に読書き可能なバッファ・メモリを用いる必要がない。バッファ・メモリはたとえばDRAMなどの比較的安価なメモリを用いることができ,FIFOメモリのような高価なメモリを用いる必要がない。プリンタのコスト・ダウンができる。
【0020】
一実施態様としては,上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データの少なくとも一方のデータを上記プリンタ・コントローラから送信される描画データに付加する。この付加の態様としてはたとえば上記描画データ送信制御手段から送信される描画データのうち上記プリンタに対応してあらかじめ定められている部分に付加する。
【0021】
上記プリンタ・システムを構成するプリンタおよびプリンタ・コントローラを単独で構成してもよい。
【0022】
第2の発明もバス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成されるプリンタ・システムを提供している。このプリンタ・システムにおいて,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する。
【0023】
上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶するバッファ・メモリが備えられており,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方に描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生する手段が設けられてる。
【0024】
上記プリンタ・コントローラは,上記スタート信号の発生から所定の期間経過後にパケット単位での上記プリンタへの描画データの送信を開始する描画データ送信開始制御手段,上記バッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタへの描画データの送信をパケット単位で繰返す描画データ送信制御手段,および上記プリンタにおける印画に関する制御のための印画制御データを上記プリンタに送信する印画制御データ送信手段をさらに備えている。
【0025】
上記プリンタは,上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記バッファ・メモリに記憶させる記憶制御手段,および上記印画制御データ送信手段から送信される上記出力切換制御データにしたがって印画に関する動作を制御し,かつ上記バッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する印画制御手段をさらに備えている。
【0026】
第2の発明はプリンタ・システムの動作制御方法も提供している。バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成されるプリンタ・システムの動作制御方法である。このプリンタ・システムにおいて,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する。
【0027】
上記プリンタに一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶するバッファ・メモリを設け,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方から描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生する。
【0028】
上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に上記プリンタ・コントローラから上記プリンタへのパケット単位での描画データの送信を開始し,上記バッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタ・コントローラから上記プリンタへの描画データの送信をパケット単位で繰返し,上記プリンタにおける印画に関する制御のための印画制御データを上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに送信する。
【0029】
上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記バッファ・メモリに記憶させ,上記プリンタ・コントローラから送信される上記印画制御データにしたがって上記プリンタにおける印画に関する動作を制御し,上記バッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を上記プリンタにおいて一定速度で印画する。
【0030】
第2の発明においては,上記印画制御データが上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに送信される。上記プリンタにおいて上記印画制御データにもとづく印画制御が行なわれる。プリンタ・コントローラによってプリンタが制御されることとなる。
【0031】
上記印画制御データは,たとえば上記描画データに付加する。
【0032】
【実施例の説明】
(1) IEEE標準1394にもとづくデータ転送
この実施例によるプリンタ・システムについて説明する前にIEEE標準1394にもとづくデータ転送について説明する。
【0033】
図8はバスを用いて複数の機器(コンピュータ,プリンタ,ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダなど)A,B,C,D,EおよびFを接続した様子を示している。各機器は1または複数個のポートをもつことができる(図8の例ではすべての機器が3個のポートをもっている)。各機器のポートを接続することにより,最大63台の機器の接続が可能である。IEEE標準1394ではデイジー・チェイン接続が16を越えない限り機器を接続できる。ループ接続は無い。
【0034】
IEEE標準1394ではアイソクロナス転送とアシンクロナス転送との2種類のデータ転送が可能である。アイソクロナス転送およびアシンクロナス転送のいずれにおいてもパケット単位でデータ転送が行なわれる。
【0035】
図11はサイクル・スタート・パケットのフォーマットを示している。サイクル・スタート・パケット・データはアイソクロナス・サイクル周期(この期間は原則として 125μs)の開始を表わすもので,後述のようにサイクル・マスタからアイソクロナス転送によって送信される。
【0036】
サイクル・スタート・パケットには,送信先のID(機器に固有のものである),トランザクション・ラベル,リトライ・コード,アシンクロナス転送データかアイソクロナス転送データかを示すtコード,送信データの優先度を示すプライオリティ,送信元ID,読書きするアドレスのオフセット,データ長,拡張トランザクション・コード,サイクル・タイム・データおよびデータCRC(Cyclic Redundansy Check )が含まれている。
【0037】
IEEE標準1394では,後述のサイクル・マスタが電源立上げ時から時間の計測を開始する。この計測時間を表わすデータがサイクル・タイム・データである。後述の各ノードはカウンタを有しており,時間の計測ができる。各ノードのカウンタはサイクル・マスタから送信されるサイクル・スタート・パケット・データを受信するとリセットされる。サイクル・スタート・パケットは上述のように 125μsごとに出力されるのが原則であるが,遅延することも許される(詳しくは後述する)。この遅延時間はサイクル・スタート遅延時間と呼ばれる。サイクル・スタート遅延時間は,サイクル・タイム・データによって表わされるサイクル・マスタの計測時間と,各ノードの計測時間との差にもとづいて各ノードにおいて算出される。例えばサイクル・マスタの計測時間が 130μsであり,サイクル・スタート・パケット・データが与えられたときの各ノードの計測時間が 125μsであれば,サイクル・スタート遅延時間は130 μs− 125μs=5μsとなる。
【0038】
1台の被制御機器に対してこれを制御する2台以上の制御機器がある場合,1台の制御機器のみが被制御機器を制御することも可能であり,これを排他的制御という。この排他的制御が行なわれているかどうかをチェックするのに用いられる演算を特定するのが拡張トランザクション・コードである。
【0039】
アシンクロナス転送によってデータを送信する場合に用いられるのが図12に示すアシンクロナス・データ・パケット・フォーマットである。このフォーマットはサイクル・スタート遅延時間を表わすデータに代えて送信データがパケットに含まれる点でのみサイクル・スタート・パケット・フォーマットと異なっている。
【0040】
図13および図14はアイソクロナス転送で用いられるパケットのフォーマットを示すものである。図13はコマンドを送る場合に用いられるアイソクロナス・コマンド・パケットのフォーマットを,図14は画像データ(描画データ)を送信する場合に用いられるアイソクロナス・データ・パケットのフォーマットをそれぞれ示している。
【0041】
これらのパケット・フォーマットには,データの長さを示すデータ長,コマンドまたは画像データに付与されるチャネル番号,tコード,同期ビットを示すSy ,データ長から同期ビットSy までのデータの誤り検出コードであるヘッダCRC,コマンドまたは画像データ,およびコマンドまたは画像データの誤り検出コードであるデータCRCが含まれている。後述のようにアイソクロナス転送ではチャネル番号が各機器に割当てられ,機器に割当てられたチャネル番号と送信されるパケットに含まれているチャネル番号とが一致するときに,その一致するチャネル番号が割当てられた機器が送信されたコマンドまたは画像データを受信する。またTg は現在のIEEE標準1394の規格では使用目的は定められておらず,「00」が記録される。
【0042】
図8に戻ってIEEE標準1394ではバスによって接続された各機器間における親子関係が決定される。この親子関係の決定方法は次の通りである。
【0043】
各装置の電源が投入されると,ある装置から他の機器に親子関係の問い合わせが行なわれる。親子関係を問い合わせた機器が子となり,親子関係の問い合わせを受けた機器が親となる。
【0044】
すべての機器について親子関係が決まると,図9に示すように,全体はツリー構造となる。図9の例では,機器Bが親(ルート)である。機器AおよびCは機器Bの子となっており,機器DおよびFは機器Aの子(機器Bからみれば孫),機器Eは機器Cの子(機器Bからみれば孫)となっている。
【0045】
IEEE標準1394では上述のようにアイソクロナス転送のデータを受信するために各機器にチャネル番号が割当てられ,かつアシンクロナス転送のデータを受信するために各機器にIDが割当てられる。図示の例では機器Aにチャネル番号AおよびIDa が割当てられ,機器Bにチャネル番号BおよびIDb が割当てられ,機器Cにチャネル番号CおよびIDc が割当てられ,機器Dにチャネル番号DおよびIDd が割当てられ,機器Eにチャネル番号EおよびIDe が割当てられ,機器Fにチャネル番号FおよびIDf が割当てられている。
【0046】
図10はアイソクロナス転送のタイム・チャートである。
【0047】
アイソクロナス転送の制御はサイクル・マスタと呼ばれる機器によって行なわれる。ルートがサイクル・マスタとなる。
【0048】
サイクル・スタート・パケットがサイクル・マスタ(ルート)から出力されることによりサイクル期間が開始する。サイクル・スタート・パケットはルートに接続されているすべての機器(孫の機器を含む)に与えられる。
【0049】
サイクル・スタート・パケットの送出の後にアイソクロナス・データの転送が開始する。
【0050】
サイクル・スタート・パケットの送出後から第1の期間(ショート・ギャップの期間)Sg 経過すると,アイソクロナス転送したいすべての機器の間でアービトレーションが行なわれる。アービトレーションはバスの使用許可を受けることであり,次のようにして行なわれる。
【0051】
まずアイソクロナス転送をしようとする機器からその親機器にバスの使用の要求信号が送信される。この要求信号はルートに近い機器から順に送信される。要求信号を受信した親機器はさらにその親機器に要求信号を中継する。結果的には,アイソクロナス転送したいすべての機器からの要求信号がサイクル・マスタにまで到達する。サイクル・マスタにはどの機器が優先的にバスの使用をできるかが記憶されており,その優先順位にしたがってショート・ギャップSg の経過時点でバスを使用できる機器が決定される。この決定された機器にのみ,バスの使用を許可する信号がショート・ギャップSg の経過時点のタイミングでサイクル・マスタから出力される。他の機器にはショート・ギャップSg の経過時点のタイミングにおいてバスの使用を拒否する信号がサイクル・マスタから送信される。バスの使用を許可する信号を受信した機器がデータを送信できる。
【0052】
図9に示す例では,機器A,CおよびFからバスの使用を要求する要求信号が送信され,これらの要求信号はルートである機器Bが受信している。ルートである機器Bから機器Cにバスの使用を許可する許可信号が送信され,機器Cからデータの送信が可能となる。機器Aおよび機器Fにはバスの使用を拒否する拒否信号が送信され,機器Aおよび機器Fからはその時点においてデータの送信はできないこととなる。機器Aおよび機器Fは,機器Cが1パケット分のデータを送信した後,再びアービトレーションを行ない,バスの使用を許可する許可信号を受信したときにデータの送信を行なうこととなる。
【0053】
図10に戻ってサイクル・スタート・パケットの送出後からショート・ギャップSg の経過の時点においてバスの使用権を得た機器からアイソクロナス転送データがパケット単位で送信される。このパケット(図13または図14に示すフォーマットをもつ)のデータの前にはデータの始まりを表わすプレフィクス・データが付加され,パケットの後にはデータの終りを表わすエンド・データが付加される。
【0054】
エンド・データはすべての機器に与えられる。これによりすべての機器はバスが空いていることを認識する。エンド・データの受信後からショート・ギャップSg の期間が経過した時点においてアイソクロナス転送データを送信したい機器が上述のように再びバスの使用の要求信号を送信する(アービトレーション)(アイソクロナス・サイクル期間内において1度バスの使用権を得た機器はそのアイソクロナス・サイクル期間内では再び要求信号は出力しない。アイソクロナス転送するすべての機器がアイソクロナス・サイクル期間内のいずれかの時点において1パケット分のデータを送信できる)。
【0055】
アイソクロナス期間内における,アイソクロナス転送が終ると第2の期間(ロング・ギャップlg )が経過した時点においてアシンクロナス転送のためのバスの使用権の確保が行なわれる。バスの使用権を得た機器からアシンクロナス転送のデータがパケット単位で送信される。アシンクロナス転送においても,パケットの前にデータの始まりを表わすプレフィクス・データが付加され,パケットの後にエンド・データが付加される。アシンクロナス転送においては,アシンクロナス転送において受信した機器からアシンクロナス転送データを送信した機器に受信した旨を表わすアクナリッジ・データACKが出力される。このアクナリッジ・データの前後にもプレフィクス・データおよびエンド・データが付加される。
【0056】
アシンクロナス転送するデータ量が多いとサイクル・スタート・パケットの送出間隔が 125μsよりも遅れる。サイクル・スタート・パケットの送出間隔が 125μs期間を越えた場合,上述のように送出サイクル・スタート・パケットの遅延時間Δtはサイクル・タイム・データによって表わされる計測時間と各ノードの計測時間にもとづいて算出される(図11参照)。
【0057】
(2) プリンタ・システム
この実施例によるプリンタ・システムは,プリンタ20とプリンタ20によるプリントを制御するプリンタ・コントローラ10とがIEEE標準1394にもとづくケーブルによって互いに接続されることにより構成される。
【0058】
図1はプリンタ・コントローラ10の電気的構成を示すブロック図である。
【0059】
プリンタ・コントローラ10はメインCPU11によって全体の動作が統括される。プリンタ・コントローラ10にはメイン・メモリ12が含まれている。このメイン・メモリ12にはプリンタ・コントローラ10の動作プログラム,プリンタ20に送信し,プリンタ20によってプリントすべき画像を表わす画像データ,その他のデータが格納されている。またプリンタ・コントローラ10には上述したアイソクロナス転送およびアシンクロナス転送を行なうための通信制御回路13が含まれている。この通信制御回路13には送信すべき1パケット分のデータを一時記憶するための送信用転送メモリ13A,プリンタ20から送信されてきた1パケット分のデータを一時記憶するための受信用転送メモリ13B,ならびにプリンタ・コントローラ10のIDを表わすデータおよびチャネル番号を表わすデータを記憶するレジスタ13Cが含まれている。アイソクロナス転送が行なわれるときは,アイソクロナス期間ごとに通信制御回路13からメインCPU11に割込みが行なわれる。この割込みに応答してメインCPU11によってメイン・メモリから画像データの読出しが行なわれる。
【0060】
図2はプリンタ20の電気的構成を示すブロック図である。
【0061】
プリンタ20の全体の動作はシステム・コントローラ21によって統括される。
【0062】
プリンタ20には第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32が含まれている。第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32は,プリンタ・コントローラ10から送信されてきた画像データを一時記憶するメモリである。これらの画像メモリ31および32は一方の画像メモリに画像データを入力しているときには他方の画像メモリから画像データの出力が行なわれる。第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32への画像データの入力を制御するために第1の切換スイッチ27が設けられ,第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32からの画像データの出力を制御するために第2の切換スイッチ28が設けられている。
【0063】
システム・コントローラ21にはプリント用紙の有無を含むプリンタ20の現在の状態を表わすデータなどを一時記憶するRAM22およびプリンタ20の動作プログラム,プリンタ20の印画速度,後述する送信用転送メモリ25A,受信用転送メモリ25B,第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32のメモリ容量を含むプリンタの仕様データその他のデータが記憶されているROM23が接続されている。さらにプリンタ20には操作キーおよび状態表示回路24が含まれている。操作キーによる設定を表わす信号はシステム・コントローラ21に与えられ,かつプリンタ20の状態が状態表示回路24に表示される。
【0064】
プリンタ20にも上述したアイソクロナス転送およびアシンクロナス転送を行なうための通信制御回路25が含まれている。この通信制御回路25には送信すべき1パケット分のデータを一時記憶するための送信用転送メモリ25A,およびプリンタ・コントローラ10から送信されてきた1パケット分のデータを一時記憶するための受信用転送メモリ25Bならびにプリンタ20のIDを表わすデータおよびチャネル番号を記憶するレジスタ25Cが含まれている。
【0065】
プリンタ20にはデコード回路26が含まれている。このデコード回路26は上述したように図11〜図14に示すパケット・フォーマットにしたがうデータを入力し,入力データの種類(コマンドが画像データかなど),入力データによって表わされる制御内容を解析する回路である。デコード回路26に入力したデータのうち画像データは第1の切換スイッチ27の入力端子に与えられる。またデコード回路26に入力したデータに後述の制御データが含まれているとこの制御データにもとづいて入力切換制御信号および出力切換制御信号が生成される。入力切換制御信号は第1の切換スイッチ27に与えられ,出力切換制御信号は第2の切換スイッチ28に与えられる。これにより切換スイッチ27および28が切換制御され,画像メモリ31および32における画像データの書込みおよび読出しが制御される。デコード回路26における詳細な動作は後述する。通信制御回路25において1パケット分のデータを受信すると通信割込みが発生し,システム・コントローラ21に与えられる。この割込みに応答して,受信したデータのデコード回路26への転送が行なわれる。
【0066】
第1の画像メモリ31または32から出力されたデータはデータ処理回路29に与えられ,システム・コントローラ21によって設定された色変換係数にもとづく色変換処理を含むデータ処理が行なわれ,出力される。データ処理回路29から出力された画像データがプリント・エンジン30に与えられ,プリント・エンジン30に含まれる印画ヘッドによって一定速度でプリントされる。
【0067】
図3は,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20に画像データを送信するときのタイム・チャート,図4(A) はアイソクロナス・パケット・フォーマットを示し(図14に対応している),図4(B) は図3に示すタイム・チャートの一部を示している。図5は,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20に画像データを送信するときにプリンタ・コントローラ10とプリンタ20との間において行なわれるコマンドおよびデータの送受信の様子を表わしている。ここでは簡単のために1台のプリンタ・コントローラ10と1台のプリンタ20とが接続されているものとする。上述したようにIEEE標準1394では合計63台の機器の接続が可能であるので,プリンタ・コントローラとプリンタを含めて合計63台の機器を接続し,所望のプリンタに画像データを送信し,プリントすることもできる。図1および図2の例ではたとえばプリンタ・コントローラ10が親(サイクル・マスタ)であり,プリンタ20が子である。
【0068】
図4(A) を参照して,アイソクロナス・データ・パケット・フォーマットには上述のようにヘッダ領域とデータ記録領域とが規定されている。ヘッダ領域には上述したデータ長,Tg ,チャネル番号,レコード,同期ビットSy およびヘッダCRCが記録される。データ記録領域にはプリンタ20によって記録する画像を表わす画像データおよびデータCRCが記録される。さらにこの実施例では,データ記録領域に制御コードが付加される。この制御コードはプリンタ20に含まれる第1の切換スイッチ27および28の切換を制御するためのものである。図4(A) に示す例では制御コードは画像データの最後の部分に付加されている。
【0069】
まず,レディ信号の出力要求コマンドがプリンタ・コントローラ10から出力され,プリンタ20に与えられる。プリンタ20においてレディ信号出力要求信号が受信されると,システム・コントローラ20によってRAM22が参照されレディ状態であればレディ信号が出力される。プリント・コントローラ10においてレディ信号が受信されると,第1のプリンタ仕様データ要求コマンドがプリンタ・コントローラ10から出力されプリンタ20に与えられる。プリンタ20において第1のプリンタ仕様データ要求コマンドが受信されるとシステム・コントローラ21によってプリンタ20の印画速度,第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32の記憶容量を含むプリンタ20の固定仕様データがROM23から読出される。この固定の仕様データはプリンタ20からプリント・コントローラ10に与えられる。
【0070】
つづいてプリンタ・コントローラ10からプリンタ20にプリンタ予約データが与えられる。プリンタ予約データはプリンタ20がプリンタ・コントローラ10からの画像データの送信を受付けるようにプリンタを設定するデータであり,プリンタ20のRAM22に書込まれる。さらに第2のプリンタ仕様データ要求コマンドがプリンタ・コントローラ10から出力されプリンタ20に与えられる。プリンタ20において第2のプリンタ仕様データ要求コマンドが受信されるとシステム・コントローラ21によってプリンタ20の現在の状態を表わすデータがRAM22から読出される。この現在の状態を表わすデータはプリンタ20からプリンタ・コントローラ10に与えられる。
【0071】
ここまでのプリンタ・コントローラ10とプリンタ20とのデータまたはコマンドの送受信は図12に示すフォーマットにしたがってアシンクロナス転送で行なわれる。もっともアシンクロナス転送ではなく,アイソクロナス転送を用いるようにしてもよい。次に述べるプリント・スタンバイ・コマンド以降の転送データはアイソクロナス転送となる。
【0072】
つづいてプリント・コントローラ10とプリンタ20との間においてアイソクロナス転送を行なうためにプリンタ・コントローラ10およびプリンタにチャネル番号の設定が行なわれる。プリンタ・コントローラ10に設定されたチャネル番号を表わすデータはレジスタ13Cに記憶され,プリンタ20に設定されたチャネル番号を表わすデータはレジスタ25Cにも記憶される。
【0073】
チャネル番号が設定されると,図13に示すパケット・フォーマットにしたがって,メインCPU11の制御のもとに通信制御回路13においてプリンタ・スタンバイ・コマンドが生成され,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20に送信される。プリンタ20においてプリンタ・スタンバイ・コマンドが受信されると,プリンタ用紙のホーム・ポジションへの位置決めなどのプリント準備が開始する。プリンタ20においてプリント準備が終了するとプリント準備完了データがプリンタ20から出力され,プリンタ・コントローラ10に与えられる。
【0074】
プリンタ・コントローラ10においては,プリント準備完了データを受信するとプリント・スタート・コマンドが生成される。プリント・スタート・コマンドでは,プリント・スタート・コマンドを表わすために同期ビットSy の内容をたとえば「3」としてもよい。このプリント・スタート・コマンドはプリンタ・コントローラ10からプリンタ20に与えられる。
【0075】
プリント・スタート・コマンドがプリンタ・コントローラ10から出力されると,1パケットで送信できるデータ量の送信データがメイン・メモリ12から読出され通信制御回路13に含まれる送信用転送メモリ13Aに与えられ一時記憶される。通信制御回路13において図14のフォーマットにしたがってパケットが生成される。画像の最初の部分を表わす画像データを送信するときにはその旨を表わすように同期ビットSy を「1」としてもよい。このようにして生成されたパケット・データはプリント・スタート・コマンドの出力後一定のディレイ期間経過後にプリンタ・コントローラ10から送信され,プリンタ20において受信される。一定のディレイ時間を確保しているのでプリンタ20に含まれる印画ヘッドが実際に動き出すときに画像データが送られてくることとなる。少ない容量の第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32を使用できる。
【0076】
図1および図2に示す例では1台のプリンタ・コントローラ10に1台のプリンタ20が接続されているので,アイソクロナス・サイクル期間内におけるデータの送受信をこれらのプリント・コントローラ10とプリンタ20とだけで使用できる。プリント・コントローラ10からプリンタ20に送信する画像データのデータ量をアイソクロナス転送において許容される範囲まで大きくできる。画像データの転送が迅速となる。
【0077】
プリンタ・コントローラ10から送信された1パケット分のデータは,通信制御回路25に含まれる受信用転送メモリ25Bに一時記憶される。通信用制御回路25において1パケット分のデータに含まれるチャネル番号を表わすデータとレジスタ25に記憶されているチャネル番号を表わすデータとの比較により自分宛に送信されたデータかどうかが判断される。自分宛に送信されたデータであることが判断されると通信割込みが発生し,システム・コントローラ21の制御のもとデコード回路26に与えられる。
【0078】
デコード回路26において入力したデータの解析が行なわれる。デコード回路26に入力したデータのうち制御コードにもとづいて入力切換制御信号および出力切換制御信号がそれぞれ生成される。入力切換制御信号と出力切換制御信号とはHレベルとLレベルとが互いに逆の関係となっている。第1の切換スイッチ27が,a端子が接続されているときは第2の切換スイッチ28はb端子接続され,第2の切換スイッチ27がb端子が接続されているときは第2の切換スイッチ28はa端子が接続される。これにより第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32のうち一方の画像メモリに画像データを書込んでいるときは他方の画像メモリから画像データの読出しができる。同時に読書き可能な画像メモリを用いる必要がない。
【0079】
図4(A) に示す例では制御コードは画像データの最後の部分に付加されているので,その制御コードが付加されている画像データが第1の画像メモリ31または第2の画像メモリ32に書込まれたあとに切換スイッチ27および28が切換え制御される。
【0080】
デコード回路26から出力された画像データは第1の画像メモリ31または第2の画像メモリ32に書込まれる。またデコード回路26から読出開始制御信号が出力されデータ処理回路29に与えられる。データ処理回路29に読出開始制御信号が入力すると,第1の画像メモリ31または第2の画像メモリ32に書込まれた画像データが読出される。画像データは,データ処理回路27を介してプリント・エンジン28に与えられる。これによりプリント・エンジン28に含まれる印画ヘッドによって一定速度で画像がプリントされていく。
【0081】
プリンタ・コントローラ10からプリンタへのデータのアイソクロナス転送が1パケットずつ繰返され,デコード回路26におけるデータの解析,第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32のうち一方の画像メモリへの画像データの書込みならびに第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32のうち他方の画像メモリからの画像データの読出しが行なわれ一定速度での画像のプリントが続けられる。
【0082】
画像の最後の部分を表わす画像データがメイン・メモリ12から読出されると,同期ビットSy が「2」に設定されて,通信制御回路13においてパケット・データが生成される。この最後の画像データがプリンタ・コントローラ10からプリンタ20に送信されて一駒分の画像データの送信が終了する。
【0083】
画像データの送信が終了すると,プリントの終了を表わすデータがプリンタ20からプリンタ・コントローラ10に与えられる。プリンタ・コントローラ10においてプリンタの終了を表わすデータが受信されると,プリンタ動作解除コマンドがプリンタ・コントローラ10からプリンタ20に与えられる。プリンタ20においてプリンタ動作解除コマンドが受信されると,RAM22に記憶されたプリンタのデータなどが消去され,プリンタ20は初期化される。
【0084】
画像メモリ31または32に空領域が無くなったときには空パケットを送信することにより,画像メモリ31および32に記憶されている画像データ量を調整してもよい。空パケット(送信データが0のパケット)を送信するときには同期ビットSy を「4」に設定してもよい。これにより同期ビットSy の内容を読取ることによって空パケットか否かを検出できる。空パケットの検出により,プリンタ20が受信したデータの画像メモリ31および32への転送が不要となる。
【0085】
プリンタ・コントローラ10からは常に一定の周期で画像データが送信されてくるので,プリンタ20には一駒分の画像データを格納する大容量の画像メモリを備える必要がない。わずか数ライン分の画像データを格納できる第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32を備えておくだけで一定速度のプリントが可能となる。
【0086】
とくにこの実施例においては第1の画像メモリ31および第2の画像メモリ32のうち一方の画像メモリに画像データを入力し書込んでいるときには,他方の画像メモリから画像データを出力しているので同時に読書き可能な画像メモリを用いる必要がない。画像メモリ31および32はたとえばDRAMなどの比較的安価なメモリを用いることができる。
【0087】
図6(A) および(B) は他の実施例を示すもので,(A) は図14に対応するアイソクロナス・パケット・フォーマットを示し,(B) は,図3に示すタイム・チャートの一部を示している。
【0088】
図4(A) および(B) に示す例では,制御コードは画像データの最後の部分に付加されているが,図6(A) および(B) に示す例では制御コードは画像データの最初の部分に付加されている。したがって図6(A) および(B) に示す例では制御コードが付加された画像データがデコード回路26から出力する前に第1の切換スイッチ27および第2の切換スイッチ28が切換えられる。
【0089】
図7(A) および(B) は他の実施例を示すもので,(A) は図14に対応するアイソクロナス・パケット・フォーマットを示し,(B) は,図3に示すタイム・チャートの一部を示している。
【0090】
図4(A) および(B) に示す例では,制御コードは画像データの最後の部分のみに付加されているが,図7(A) および(B) に示す例では制御コードは画像データの最初の部分および最後の部分に付加されている。このため図7(A) に示すようにデータ記録領域に画像データ以外のデータ(たとえば音声データ)が混在していても,比較的簡単に画像データのみを抽出し,画像メモリ31または32に書込むことができる。
【0091】
制御コードはプリンタ20に応じてあらかじめ定められた位置に付加されるのはいうまでもない。
【0092】
また制御コードによって切換スイッチを切換えるだけでなく,プリント開始,メモリへの画像データの書込み制御など印画に関する制御を行なわせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ・コントローラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタ・コントローラからプリンタに画像データを送信する場合のタイム・チャートである。
【図4】 (A) はアイソクロナス・パケット・フォーマットの一例を示し,(B) は図3に示すタイム・チャートの一部を示している。
【図5】プリンタ・コントローラからプリンタに画像データを送信する場合にプリンタ・コントローラとプリンタとの間で送受信されるコマンドおよびデータを示している。
【図6】 (A) はアイソクロナス・パケット・フォーマットの一例を示し,(B) は図3に示すタイム・チャートの一部を示している。
【図7】 (A) はアイソクロナス・パケット・フォーマットの一例を示し,(B) は図3に示すタイム・チャートの一部を示している。
【図8】IEEE1394によって接続された機器のブロック図である。
【図9】IEEE1394によって接続された機器をツリー構造にして示すブロック図である。
【図10】アイソクロナス転送のタイム・チャートである。
【図11】サイクル・スタート・パケット・フォーマットを示す。
【図12】アシンクロナス転送されるデータのパケット・フォーマットを示す。
【図13】アイソクロナス・コマンド・パケット・フォーマットを示す。
【図14】アイソクロナス・データ・パケット・フォーマットを示す。
【符号の説明】
10,10A プリンタ・コントローラ
11 メインCPU
12 メイン・メモリ
13,25 通信制御回路
13A,25A 送信用転送メモリ
13B,25B 受信用転送メモリ
20 プリンタ
21 システム・コントローラ
26 デコード回路
27,28 切換スイッチ
30 プリンタ・エンジン
31,32 画像メモリ

Claims (8)

  1. バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ・システムにおいて,
    上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタおよび出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタが備えられており,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方に描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生する手段が設けられており,
    上記プリンタ・コントローラは,
    上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に,描画データが格納されているパケットを一定周期で上記プリンタに送信するパケット送信を開始する描画データ送信開始制御手段,ならびに
    上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリの少なくとも一方のバッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタに,最初または最後の少なくとも一方に上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データが付加されている描画データが格納されているパケットを一定周期で送信する描画データ送信制御手段をさらに備え,
    上記プリンタは,
    上記描画データ送信制御手段から送信されるパケットに格納されている描画データに付加されている上記入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタを切換え,上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶させる記憶制御手段,ならびに
    上記描画データ送信制御手段から送信されるパケットに格納されている描画データに付加されている上記出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタを切換え,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する印画制御手段をさらに備えている,
    プリンタ・システム。
  2. バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画し,上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタおよび出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタが備えられており,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方に描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生するプリンタ・システムにおいて用いられるプリンタ・コントローラであり,
    上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に,描画データが格納されているパケットを一定周期で上記プリンタに送信するパケット送信を開始する描画データ送信開始制御手段,ならびに
    上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリの少なくとも一方のバッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタに,最初または最後の少なくとも一方に上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データが付加されている描画データが格納されているパケットを一定周期で送信する描画データ送信制御手段をさらに備えている,
    プリンタ・コントローラ。
  3. 一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつプリンタ・コントローラから一定周期で供給されるパケットに格納されている描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリ,
    入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタ,
    出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタ,
    上記プリンタ・コントローラから供給されるパケットに格納されている描画データの最初または最後の少なくとも一方に付加されている上記入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタを切換え,上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶させる記憶制御手段,ならびに
    上記プリンタ・コントローラから供給されるパケットに格納されている描画データの最初または最後の少なくとも一方に付加されている上記出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタを切換え,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する印画制御手段,
    を備えたプリンタ。
  4. バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ・システムにおいて,
    上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶するバッファ・メモリが備えられており,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方に描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生する手段が設けられており,
    上記プリンタ・コントローラは,
    上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に,描画データが格納されているパケットを一定周期で上記プリンタに送信するパケット送信を開始する描画データ送信開始制御手段,および
    上記バッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタに,最初または最後の少なくとも一方に上記プリンタにおける印画に関する制御のための印画制御データが付加されている描画データが格納されているパケットを一定周期で送信する描画データ送信制御手段をさらに備え,
    上記プリンタは,
    上記プリンタ・コントローラから送信されるパケットに格納されている描画データを上記バッファ・メモリに記憶させる記憶制御手段,および
    上記描画データ送信制御手段から送信されるパケットに格納されている描画データに付加されている上記出力切換制御データにしたがって印画に関する動作を制御し,かつ上記バッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する印画制御手段をさらに備えている,
    プリンタ・システム。
  5. バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ・システムの動作を制御する方法であり,
    上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタおよび出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタを設け,
    上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方から描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生させ,
    上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに描画データが格納されているパケットを一定周期で送信するパケット送信を開始し,
    上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリの少なくとも一方のバッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに,最初または最後の少なくとも一方に上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データが付加されている描画データが格納されているパケットを一定周期で送信し,
    上記プリンタ・コントローラから送信されるパケットに格納されている描画データに付加されている上記入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタを切換え,上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶させ,
    上記プリンタ・コントローラから送信されるパケットに格納されている描画データに付加されている上記出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタを切換え,上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する,
    プリンタ・システムの動作制御方法。
  6. バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ・システムにおいて,
    上記プリンタに一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶するバッファ・メモリを設け,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方から描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生し,
    上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに描画データが格納されているパケットを一定周期で送信するパケット送信を開始し,
    上記バッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに,最初または最後の少なくとも一方に上記プリンタにおける印画に関する制御のための印画制御データが付加されている描画データが格納されているパケットを一定周期で送信することをパケット単位で繰返し,
    上記プリンタ・コントローラから送信されるパケットに格納されている描画データを上記バッファ・メモリに記憶させ,
    上記プリンタ・コントローラから送信されるパケットに格納されている描画データに付加されている上記印画制御データにしたがって上記プリンタにおける印画に関する動作を制御し,
    上記バッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を上記プリンタにおいて一定速度で印画する,
    プリンタ・システムの動作制御方法。
  7. バス接続されたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントローラは描画データをバスを通して上記プリンタに供給し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給される描画データによって表わされる画像を一定速度で印画し,
    上記プリンタには一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタ,出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタが備えられており,上記プリンタおよび上記プリンタ・コントローラのいずれか一方に描画データの供給の開始を示すスタート信号を発生するプリンタ・システムにおいて用いられるプリンタ・コントローラの動作方法であり,
    上記スタート信号の発生から所定の期間経過後に上記プリンタ・コントローラから上記プリンタに描画データが格納されているパケットを一定周期で送信するパケット送信を開始し,
    上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリの少なくとも一方のバッファ・メモリに記憶されている描画データが無くならないように,上記プリンタに,最初または最後の少なくとも一方に上記入力切換制御データおよび上記出力切換制御データが付加されている描画データが格納されているパケットを一定周期で送信する,
    プリンタ・コントローラの動作制御方法。
  8. 一駒分の画像を表わす描画データのデータ量よりも少ない数ライン分の描画データの記憶容量をもち,かつプリンタ・コントローラから一定周期で供給されるパケットに格納されている描画データを一時記憶する第1のバッファ・メモリおよび第2のバッファ・メモリならびに入力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリへの入力を切換える第1のセレクタおよび出力切換制御データにしたがって上記第1のバッファ・メモリまたは上記第2のバッファ・メモリからの出力を切換える第2のセレクタを設け,
    上記プリンタ・コントローラから供給されるパケットに格納されている描画データの最初または最後の少なくとも一方に付加されている入力切換制御データにしたがって上記第1のセレクタを切換え,
    上記プリンタ・コントローラから送信される描画データを上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち一方のバッファ・メモリに記憶させ,
    プリンタ・コントローラから供給されるパケットに格納されている描画データの最初または最後の少なくとも一方に付加されている上記出力切換制御データにしたがって上記第2のセレクタを切換え,
    上記第1のバッファ・メモリおよび上記第2のバッファ・メモリのうち他方のバッファ・メモリに記憶された描画データを読出し,読出された描画データによって表わされる画像を一定速度で印画する,
    プリンタの動作制御方法。
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