JP4207636B2 - ディスク装置及びこれを備えたカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク状記録媒体に対する記録再生を行うディスク装置及びこれを備えたカメラに関し、更に詳しくは、装填部と蓋とを機械的に連結させない構造とすることで装填部に対する防振と防塵の両立を図ったディスク装置及びこれを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、撮像したデータを、書き込み可能なディスク状記録媒体に記録するためのディスク装置を備えたカメラ一体型記録再生装置(以下、単にカメラと呼ぶ)が知られている。例えば、特許文献1、2に示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−101855号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2001−101675号公報
【0005】
一般にカメラは屋外で使用される(特に放送局などが取材で用いるカメラ)ことも多々あり、防振性、防塵性、防滴性を具備している必要がある。特に、ディスク装置は光ピックアップなどの振動や塵に弱い光学部品を使用していることなどから、磁気テープを記録媒体として用いたカメラに比べよりいっそうの防振性、防塵性、防滴性が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は、ディスクカートリッジの挿入口を塞ぐ蓋及びその蓋の閉位置を保持するロック部材は共に、ディスク装置の装填部(光ピックアップやディスクカートリッジの回転駆動機構、ディスクカートリッジのロード・アンロードを行うローダーなどが備えられた部分)に設けられている。そして、蓋の開閉動作や閉位置を保持するロック動作やその解除動作は、ローダーの動作と機械的に連動して行われている。
【0007】
装填部の防振を図るため、装填部を筐体に対して堅固に取り付けずに、例えば防振ゴムを装填部と筐体との間に介在させた構造とすると、装填部は防振ゴムによって多少の動きを許容された状態となるため、このような装填部に対して蓋及びそのロック部材が連結されていると、閉位置への位置決めにずれが生じたり、閉位置で筐体に対して十分な圧接力が得られなくなったり、完全にロックされなかったりして微小な隙間が生じ、その隙間から挿入口を介して装填部へと塵や水滴などが侵入してしまうおそれがある。
【0008】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、装填部に対する防振性と、蓋の密閉性の確保との両立を図ったディスク装置及びこれを備えたカメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するにあたり、本発明のディスク装置は、筐体に開口された挿入口から挿入されるディスクカートリッジを収容可能な装填部を、防振部材を介在させて筐体に取り付け、蓋を装填部と分離させて筐体に取り付け、挿入口を覆う閉位置にある蓋と係合する係合位置と、その係合が解除される解除位置との間で移動自在なロック部材を、装填部と分離させて筐体に取り付けたことを特徴としている。
【0010】
また、本発明のカメラは上記ディスク装置を備えていることを特徴としている。すなわち、本発明のカメラでは、撮像されたデータは、上記ディスク装置の装填部に装填されたディスクカートリッジ内のディスク状記録媒体に記録可能となっている。
【0011】
防振部材は筐体に加わった衝撃を緩衝して、ディスクカートリッジに対する記録・再生が行われる装填部へと衝撃が伝わらないようにする、あるいは減衰させる。これによって、ディスクカートリッジに対する記録・再生エラーの防止が図れる。防振部材としては、例えばゴム材料からなるものを用いることができるが、緩衝機能を有するものであればそれに限らず、例えばコイルばねなどを用いてよい。
【0012】
蓋はその閉位置にて、挿入口を外部環境から保護する機能を有し、また開位置をとると挿入口からのディスクカートリッジの挿入あるいは取出を可能とする。ロック部材は閉位置にある蓋に係合することで蓋の閉位置を保持する。これら蓋及びロック部材は筐体に取り付けられ、装填部とは機械的に連結されていない。よって、装填部と筐体との間に介在された防振部材の影響(緩衝作用に伴う変形や振動などの影響)を何ら受けることなく、その開閉動作及びロック部材と蓋との係合・解除動作を安定して行うことができる。
【0013】
また、ロック部材を蓋との係合位置から解除位置まで移動させる電動モータを設けることで、例えばディスクカートリッジへのデータの書き込み中はその電動モータを動作させずに、書き込み終了後に動作させる、あるいはディスクカートリッジがローダーの動作によって挿入口付近にまで移動してきたときにその電動モータを動作させるなど、蓋のロック(閉位置の保持)解除の自動制御が可能になる。このことにより、蓋が開いている時間を必要最小限に制御でき、ディスクカートリッジや光ピックアップに対する防滴、防塵を徹底できる。もちろん、ロック部材の動作を手動で行うようにしてもよい。
【0014】
なお、上記電動モータにてロック部材を動作させるようにした場合でも、手動による動作手段は設けることが好ましい。例えば、ロック部材と一体的に係合位置と解除位置との間を移動されるスライド片を筐体の外部に臨ませて設けると、電動モータへの電力供給手段であるバッテリが切れたり、電動モータ自体が故障したりした場合でも、上記スライド片を例えば何らかの治具を用いて手動にて動かしてこのスライド片と一体的なロック部材を解除位置へと移動させることができる。
【0015】
また、閉位置にある状態で、挿入口が形成された筐体の挿入口形成面に対して向き合わされる蓋の内表面において、少なくとも挿入口形成面に当接する箇所にシール材を設ければ、蓋の密閉力をよりいっそう高めることができる。シール材としては、蓋の内表面と挿入口形成面との間で押しつぶされて両者に密接される材料であれば何でもよいが、例えばゴム材料、樹脂材料などを用いることができる。
【0016】
また、本発明でディスクカートリッジとは、扁平状のカートリッジ内に形成される空間内に1枚のディスク状記録媒体(光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク)が回転可能に収容された構造に限らず、ケーシング内に1枚あるいは複数枚の磁気ディスクと、この磁気ディスクに対する読み書きを行う磁気ヘッドを収容した構造のもの(いわゆる可搬性のハードディスク)も含む。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一例としての実施の形態に係るディスク装置及びこのディスク装置を備えたカメラついて図面を参照して説明する。
【0018】
(カメラの全体構成)
図1は、本発明の一つの実施形態としてのカメラ1の外観斜視図を示す。カメラ1は、大別して本体3とレンズ2からなる。本体3の筺体4内には、レンズ2によって結像された光学情報を電気信号に変換する撮像素子や各種信号処理回路、更には前記電気信号をデジタル化したデータをディスク状記録媒体に光学的に記録・再生するディスク装置が内蔵されている。
【0019】
以下、ディスク装置について説明する。
【0020】
(装填部の構成)
ディスク装置は、図1においてカメラ本体3の右側面側に内蔵されている。図4は、右側面筐体4bが本体3から取り外され、ディスク装置の装填部24が露出された状態を示す。装填部24は、チャッキングテーブル19、光ピックアップ(図示省略)、枠体21、ローダー20などを1つのユニットとして構成される。
【0021】
次に、図5も参照して、装填部24の筐体4に対する取付構造について説明する。装填部24の4隅には外方へ張り出した取付部23が設けられている。各取付部23は、筐体4側に形成されたボス部26(図4参照)に対して、そのボス部26と取付部23との間に防振部材27を介在させて段付きねじ22でねじ止めされる。
【0022】
防振部材27は例えば円筒形状のゴム材料からなり、その外周面には周方向に沿って溝27aが形成されている。そして、防振部材27はその溝27aを、取付部23に形成された貫通孔の縁部に係合させると共に、下面をボス部26の上面に当接させている。段付きねじ22は防振部材27を貫通し、その先端の小径部がボス部26に形成されたねじ孔に螺着している。なお、装填部24に対して、所望の取付強度及び防振作用が得られればねじ止め箇所は4隅の4箇所に限ることはない。
【0023】
以上の装填部24の他に、ディスクカートリッジを装填部24へと挿入するための挿入口と、この挿入口を開閉する内扉と、挿入口及び内扉を覆うようにして密閉可能な蓋と、この蓋の閉位置を保持するロック機構などを備えて本実施の形態に係るディスク装置が構成される。
【0024】
(挿入口付近の構造)
図2は挿入口10付近の斜視図を示す。カメラ本体3の上面筐体4aと右側面筐体4bとの接続部に、これら筐体4a、4bの他の外表面よりくぼんだ挿入口形成面9が形成されている。この挿入口形成面9に、カメラ本体3の前後方向に細長く延在する挿入口10が開口されている。上面筐体4aに対して右側面筐体4bは例えばねじ止めにて取り付けられるが、この際、上面筐体4aに形成された略コ字状の切欠き10aと右側面筐体4bに形成された略コ字状の切欠き10bどうしを向き合わせるようにすることで、略長方形状の挿入口10が得られる。
【0025】
挿入口10の長さは、挿入すべきディスクカートリッジ8の幅よりわずかに大きく、挿入口10の幅はディスクカートリッジ8の厚さよりわずかに大きくされており、挿入口10を介してのディスクカートリッジ8の装填部24への挿入あるいは取出を可能としている。
【0026】
挿入口形成面9において内方寄りの箇所には、上面筐体4aを貫通するくり抜き部13a、13bが形成されている。それぞれのくり抜き部13a、13bには、後述するロック部材58a、58b及びこのロック部材58a、58bを蓋5との係合位置へと動作させる屈曲部40a、40bが配置される。
【0027】
(内扉の構造)
図3は右側面筐体4bの内面側(装填部24に向き合う側)を示す。上記挿入口10の半分を構成するコ字状の切欠き10bの縁部裏面には図示しないヒンジ機構を介して、挿入口10の大きさよりも大きな長方形状の内扉12が取り付けられている。内扉12は図示しないねじりコイルばねにて上方へと付勢され、通常の状態では挿入口10の縁部裏面に当接して挿入口10を閉塞している。ディスクカートリッジ8の挿入時には、ディスクカートリッジ8の挿入側端面で内扉12の外表面が押されて、前記したヒンジ機構を中心に右側面筐体4bの内面側へと傾動して、挿入口10からのディスクカートリッジ8の挿入を許容する。
【0028】
(蓋の構造)
また、右側面筐体4bには、挿入口10を含む挿入口形成面9全体を覆う閉位置(図1の状態)と、挿入口10及び挿入口形成面9を開放する開位置(図2の状態)との間を回動可能な蓋5が取り付けられている。蓋5において挿入口形成面9と向き合う内面側には、右側面筐体4bを貫通する1対のヒンジ11a、11bのそれぞれの一端部が連結されている。蓋5は図示しないねじりコイルばねにて挿入口形成面9を開放する方向に付勢されている。
【0029】
一方のヒンジ11bの他端部は、右側面筐体4bの内面に設けられた複数のギア14と羽根車を内蔵したダンパー15と連結され、これにより、閉位置から、上記コイルばねの付勢力による開位置への回動速度を減衰させている。
【0030】
また、蓋5の内表面には、1対の金具16a、16bがねじ17で取り付けられている。各金具16a、16bは内表面との間に凹状の空間を形成するコ字状を呈している。また、内表面の縁部にはシール材18が取り付けられている。シール材18は例えばゴム材料からなり、蓋5が閉位置となったときに挿入口形成面9に密着して蓋5が閉位置となったときの密閉性を向上させる。
【0031】
(ロック機構の構成)
次にロック機構について説明する。図7は上記蓋5を閉位置に保持する係合位置にあるロック機構30の底面図を示す。図6は蓋5との係合が解除された解除位置にあるロック機構30の底面図を示す。図9、10は係合位置にあるロック機構30の正面図を示す。図8は解除位置にあるロック機構30の正面図を示す。図12は係合位置にあるロック機構30の裏面斜視図を示す。図11は解除位置にあるロック機構30の裏面斜視図を示す。
【0032】
ロック機構30は、主として、筐体4に固定されるベースプレート31と、このベースプレート31に対して摺動自在なスライドプレート32と、ベースプレート31に対して回転自在に支持されたロック解除ギア37と、ロック解除ギア37を回転駆動させるロック解除モータ65(図13参照)とから構成される。ベースプレート31及びスライドプレート32は共に、例えばステンレス材料からなる板金を折り曲げて構成される。また、スライドプレート32には摺動性を高めるため例えばフッ素樹脂塗料が塗装されている。
【0033】
ベースプレート31において細長い帯板状を呈する第1板部33の両端部には図8に示すように丸孔57a、57bが形成されている。この丸孔57a、57bにねじを通すことでベースプレート31は筐体4に対してねじ止めされる。図4に示すように、ロック機構30は装填部24の上方位置で、ベースプレート31の第1板部33及びスライドプレート32の第1板部32を図において正面に向けて(図示では取り外されている右側面筐体4bに向けて)、筐体4に対して取り付けられる。
【0034】
図8に示すように、ベースプレート31の第1板部33の表面には、スライドプレート32の長尺方向に沿う移動をガイドするための1対のガイドピン39が設けられている。
【0035】
ベースプレート31の第1板部33に対してほぼ直角に折り曲げられた第2板部34には、例えば樹脂材料からなる部材46(図6、11参照)がねじ止めで取り付けられている。部材46にはスライドプレート32の移動方向に沿う長孔46aが貫通孔として形成されている。なお、部材46はベースプレート31の第2板部34と別体としたが、第2板部34と一体的構成としてもよい。
【0036】
スライドプレート32は、ベースプレート31と同様、細長い帯板状の第1板部35に対して第2板部36がほぼ直角に折り曲げられた形状を呈する。ベースプレート31の第1板部33表面にスライドプレート32の第1板部35裏面が重ねられ、ベースプレート31の第2板部34表面にスライドプレート32の第2板部36裏面が重ねられている。
【0037】
スライドプレート32の第1板部35には、長尺方向に沿った長円状の1対のガイド孔59(図8参照)が形成され、各ガイド孔59に上述したベースプレート31に形成されたガイドピン39が嵌合している。
【0038】
図8に示すように、スライドプレート32の第1板部35において、各ガイド孔59の近傍に一体的に1対のロック部材58a、58bが形成されている。各ロック部材58a、58bは、上方に突出すると共に右方に屈曲したL字状を呈している。
【0039】
スライドプレート32の第2板部36には、裏面側へと屈曲したスライド片47(図6、11参照)が一体的に形成されており、このスライド片47は上述した長孔46aを貫通している。
【0040】
図11に示すように、ベースプレート31の第1板部33には、例えばステンレス材料からなる1対のレバー61、62がピン63、64を中心に揺動可能に取り付けられている。各レバー61、62には以下に説明する複数の屈曲部が一体的に形成されている。
【0041】
先ず、レバー61について説明すると、レバー61の一端側にはベースプレート31の第1板部33から突き出るようにしてL字状に屈曲した屈曲部40aが形成されている。屈曲部40aはロック部材58aの近傍でロック部材58aの内側面に対向して位置している。
【0042】
レバー61の他端側には、ベースプレート31の第2板部34を貫通して第2板部34の表面側へと突き出るようにして屈曲した屈曲部42が形成されている。屈曲部42は、スライドプレート32の第2板部35表面側に折り返されて形成された折返部41(図6、8参照)に当接し、スライドプレート32の右方への(蓋5との係合位置への)移動を規制するストッパとして機能する。
【0043】
ピン63の近傍には、ベースプレート31の第2板部34及びスライドプレート32の第2板部36を貫通して第2板部36の表面側へと突き出るようにして屈曲した屈曲部45(図6、8参照)が形成されている。この屈曲部45にはコイルばね43の一端が掛けられている。コイルばね43の他端は、ベースプレート31の第2板部34表面側に折り返された折返部44に掛けられている。
【0044】
このコイルばね43は屈曲部45を左方へと引っ張って付勢している。すなわち、コイルばね43によってレバー61は図11においてピン63を中心に反時計方向へ回動するよう付勢されている。屈曲部42とレバー61との接続境界部がベースプレート31の第2板部34裏面に当接することで、それ以上の回動は規制されレバー61は図11に示す状態で保持される。
【0045】
他方のレバー62についても、その一端側にはベースプレート31の第1板部33から突き出るようにしてL字状に屈曲した屈曲部40bが形成されている。屈曲部40bはロック部材58bの近傍でロック部材58bの内側面に対向して位置している。
【0046】
レバー62の他端側には、ベースプレート31の第2板部34を貫通して第2板部34の表面側へと突き出るようにして屈曲した屈曲部56が形成されている。屈曲部56は、スライドプレート32の第2板部36表面側に折り返されて形成された折返部55(図6、8参照)に当接し、スライドプレート32の右方への(蓋5との係合位置への)移動を規制するストッパとして機能する。
【0047】
ピン64の近傍には、ベースプレート31の第2板部34を貫通して第2板部34の表面側へと突き出るようにして屈曲した2つの屈曲部54、53(図6、8参照)が形成されている。このうち、屈曲部54にはコイルばね51の一端が掛けられている。コイルばね51の他端は、ベースプレート31の第2板部34表面側に折り返された折返部50に掛けられている。
【0048】
コイルばね51は屈曲部54を左方へと引っ張って付勢している。すなわち、コイルばね51によってレバー62はピン64を中心に図11において反時計方向へ回動するよう付勢されている。屈曲部56とレバー62との接続境界部がベースプレート31の第2板部34裏面に当接することで、それ以上の回動は規制されレバー62は図11に示す状態で保持される。
【0049】
もう一方の屈曲部53は、レバー62の揺動に伴って後述するフォトカプラ72(図15参照)を遮光・透光するシャッターとして機能する。
【0050】
図6に示すように、ベースプレート31の第2板部34表面のほぼ中央には、例えば樹脂材料からなるロック解除ギア37が取り付けられている。ロック解除ギア37は、ベースプレート31の第2板部34に支持された軸37aを中心に回転自在となっている。
【0051】
図8に示すように、ロック解除ギア37において、ベースプレート31の第2板部34と対向する裏面には作動子60が第2板部34側に突出して形成されている。作動子60はロック解除ギア37裏面の外周部に、ロック解除ギア37に一体的に形成されている。よって、ロック解除ギア37が回転するとこの回転に伴って作動子60も軸37aを中心に円の軌跡を描いてその位置を変えていく。
【0052】
図6、8に示すように、ロック解除ギア37の表面側にはリブ38が一体的に形成されている。リブ38は、ロック解除ギア37表面の外周部に位置し、円周方向に沿って延在している。その延在長さは円周全長の例えば1/5ほどである。リブ38は、ロック解除ギア37の回転に伴って軸37aを中心に円の軌跡を描いてその位置を変えていき、後述するフォトカプラ71(図15参照)を遮光・透光するシャッターとして機能する。
【0053】
図13に示すように、ロック解除ギア37の側方には、このロック解除ギア37と噛み合っている第1のウォーム68が配設されている。この第1のウォーム68の一端部には、第1のウォーム68と一体的に回転するギア69が取り付けられている。このギア69の側方にはロック解除モータ65が配設されている。ロック解除モータ65は回路基板66と電気線67を介して接続された電動モータである。
【0054】
ロック解除モータ65の回転軸は第2のウォーム70と連結され、この第2のウォーム70は上記ギア69と噛み合っている。したがって、ロック解除モータ65の回転駆動力は、第2のウォーム70、ギア69、第1のウォーム68を介してロック解除ギア37へと伝達される。
【0055】
これら第1のウォーム68、ギア69、第2のウォーム70、ロック解除モータ65は一体的なユニットとして構成され、例えばねじ止めにてベースプレート31の第2板部34に取り付けられる。
【0056】
ロック解除ギア37の、第1のウォーム68と噛み合っている側と軸37aを挟んだ反対側には、例えば樹脂材料からなる被作動体49が配設されている。被作動体49はスライドプレート32の第2板部36表面に例えばねじ止めされ、スライドプレート32と一体的に移動される。なお、被作動体49を別体ではなくスライドプレート32と一体的に形成してもよい。
【0057】
被作動体49の一端面(図8、13において右側端面)は、スライドプレート32の長尺方向に沿う移動に伴って、ロック解除ギア37と第2板部36との間の空間内を左右に移動される。
【0058】
ベースプレート31の第2板部34には表面側に折り返された取付部48、52が形成され、この取付部48、52に回路基板66が図14〜図17に示すように取り付けられる。回路基板66にはロック解除モータ65の制御回路などが形成されている。更に、2つのフォトカプラ71、72が実装されている。
【0059】
各フォトカプラ71、72はコ字状を呈し、投光素子とこの投光素子からの光を受光可能な受光素子とを備えている。フォトカプラ72は、上述した屈曲部53によって遮光・透光の切替が行われ、フォトカプラ71はロック解除ギア37のリブ38によって遮光・透光の切替が行われる。
【0060】
次に、以上のように構成されるディスク装置の動作について、図20、図21に示すタイミングチャートも合わせて参照しながら説明する。
【0061】
なお、図20、図21に表記される用語と上述した各構成部材との対応関係について説明すると、ロック解除ギアセンサはフォトカプラ71に対応し、ロック/解除センサはフォトカプラ72に対応する。その他表記された用語については以下の動作説明と合わせて説明する。
【0062】
(ディスクカートリッジの挿入動作)
挿入動作を説明する前に、ロック機構30は図7、9、12、15、19に示す状態にあり、蓋5は挿入口形成面9を覆う閉位置にあるとする。すなわち、図19に示すように、ロック部材58a、58bが蓋5の金具16b、16aに係合している係合位置にある状態である。なお、ロック部材58a、58bは図2に示すくり抜き部13a、13b内に位置し閉位置にある蓋5の金具16b、16aとの係合が可能な状態となっている。
【0063】
ロック部材58a、58bはその屈曲した部分を、金具16b、16aと蓋5内表面との間の空間に入り込ませており、これによって蓋5はその金具16b、16aがロック部材58a、58bに引っかかって開位置への移動が規制され閉位置が保持される。
【0064】
この状態で、先ず、図1に示す、本体3の上面筐体4aに設けられた取出ボタン6を押すと、電気信号がロック解除モータ65に送られ、ロック解除モータ65が回転駆動を開始する。
【0065】
ロック解除モータ65の回転駆動力は、第2のウォーム70、ギア69、第1のウォーム68を介してロック解除ギア37に伝達され、ロック解除ギア37は図9に示す状態から軸37aを中心に反時計方向に回転する。
【0066】
ロック解除ギア37の回転と共に作動子60も軸37aを中心に反時計方向に回転し、図10に示す、被作動体49の右側端面と当接する位置に至る。そして、更なる回転により、作動子60は被作動体49を左方へと押して移動させる。これにより、被作動体49と一体的なスライドプレート32及びロック部材58a、58bが左方へと移動し、図8、18に示す解除位置に至る。この結果、ロック部材58a、58bは、金具16b、16aと蓋5内表面との間の空間から外れ、金具16b、16aとの係合が解除される。
【0067】
なお、図15の状態からロック解除ギア37が回転し始めると、そのリブ38がフォトカプラ71を遮光する位置から透光する位置(図16)、そして1回転して再び遮光する位置(図17)へと戻ると、この検出信号を受けてロック解除モータ65の回転駆動は停止される。すなわち、ロック解除ギア37はフォトカプラ71を遮光する位置で停止する。
【0068】
以上のようにして、ロック部材58a、58bと金具16b、16aとの係合が解除されると、蓋5は上述したようにねじりコイルばねによって開位置へと付勢されているので、自動的に開き、挿入口形成面9を開放させる(図2の状態)。
【0069】
この状態で、ディスクカートリッジ8の挿入側端面にて内扉12を筐体4内部へと傾動させて、挿入口10からディスクカートリッジ8を挿入する。ディスクカートリッジ8が正しい姿勢で挿入され、ディスクカートリッジ8の上端面が挿入口10とほぼ面一となった位置で、装填部24に設けられた図示しないローダINスイッチがオンとなる。
【0070】
そして、手動で蓋5を閉じる。このとき、図18に示すように、蓋5の内表面に取り付けられた金具16b、16aの下端面がレバー61、62の一端部に形成された屈曲部40a、40bを押す。これにより、レバー61、62は図11の状態から図12の状態へとピン63、64を中心に時計方向に揺動する。
【0071】
この揺動により、レバー61、62の他端部に形成された屈曲部42、56と、スライドプレート32に形成された折返部41、55との当接が外れ、スライドプレート32はコイルばね43、51の付勢力によって図19に示す係合位置へと移動する。これにより、ロック部材58a、58bはその屈曲した部分を、金具16b、16aと蓋5内表面との間の空間に入り込ませて、蓋5はその金具16b、16aがロック部材58a、58bに引っかかって開位置への移動が規制され閉位置が保持される。
【0072】
なお、屈曲部40a、40bの両方共が、それぞれ金具16b、16aによって押されないと屈曲部42、56と折返部41、55との当接は解除されず、片方だけでは解除されなかった方の屈曲部と折返部との当接によりスライドプレート32は係合位置へと移動されない。このことにより、半ロックによる不完全な蓋5のロックを防げる。
【0073】
蓋5は、防振部材27によって多少の動きを許容される構造にて筐体4に取り付けられた装填部24とは完全に分離されて、筐体4に直接取り付けられているので、閉位置をとるにあたって位置ずれを起こすようなことはなく、また密閉力も低下させることなく挿入口形成面9を覆うことができる。更に、内表面に形成されたシール材18によって気密性、液密性をよりいっそう高めた状態で挿入口10を外部から遮断する。このことにより、挿入口10から装填部24への塵や水分の侵入を防ぐ防塵性、防水性を高めて、光ピックアップなどの精密部品の保護が図れる。
【0074】
上記動作によるレバー62の揺動と共に、レバー62と一体的な屈曲部53も揺動し、図16に示すようにフォトカプラ72を遮光していた位置から図17に示すようにフォトカプラ72を透光する位置に外れる。このことにより、蓋5のロック状態(閉位置の保持状態)が検出される。
【0075】
以上のように、ローダーINスイッチがオンとなり、なおかつフォトカプラ72の透光状態(蓋5のロック状態)が検出されると、図4に示すローダー20がディスクカートリッジ8を保持して下降(ローダーダウン)し始める。
【0076】
そして、ローダーH−END位置まで下降すると装填部24に設けられたローダーH−ENDスイッチ(図示せず)がオンになり下降が停止され、チャッキングテーブル19の方へと移動する。これにより、ディスクカートリッジ8内に収容されたディスク状記録媒体はその中心孔がチャッキングテーブル19に係合されて、ディスク状記録媒体への記録再生が可能な状態となる。
【0077】
このとき、装填部24は防振部材27を介在させて筐体4に取り付けられているので、筐体4に衝撃が加わっても防振部材27にて緩衝され、記録再生の動作不良を抑制できる。
【0078】
(再生、停止、早送り、巻戻しモードから取出ボタン6を押した場合)
ローダー20がチャッキングテーブル19から離れ、ローダーH−END位置に至ってローダーH−ENDスイッチがオンとなると、ロック解除モータ65が回転駆動を開始する。
【0079】
ロック解除モータ65の回転駆動力は、第2のウォーム70、ギア69、第1のウォーム68を介してロック解除ギア37に伝達され、ロック解除ギア37は図9に示す状態から軸37aを中心に反時計方向に回転する。
【0080】
ロック解除ギア37の回転と共に作動子60も軸37aを中心に反時計方向に回転し、図10に示す、被作動体49の右側端面と当接する位置に至る。そして、更なる回転により、作動子60は被作動体49を左方へと押して移動させる。これにより、被作動体49と一体的なスライドプレート32及びロック部材58a、58bが左方へと移動し、図8、18に示す解除位置に至る。この結果、ロック部材58a、58bは、金具16b、16aと蓋5内表面との間の空間から外れ、金具16b、16aとの係合が解除される。
【0081】
なお、図15の状態からロック解除ギア37が回転し始めると、そのリブ38がフォトカプラ71を遮光する位置から透光する位置(図16)、そして1回転して再び遮光する位置(図17)へと戻ると、この検出信号を受けてロック解除モータ65の回転駆動は停止される。すなわち、ロック解除ギア37はフォトカプラ71を遮光する位置で停止する。
【0082】
以上のようにして、ロック部材58a、58bと金具16b、16aとの係合が解除されると、蓋5は上述したようにねじりコイルばねによって開位置へと付勢されているので、自動的に開き、挿入口形成面9を開放させる(図2の状態)。以上の動作の間、例えば筐体4に設けられた取出LEDが点滅する。
【0083】
また、以上の動作と平行して、ディスクカートリッジ8を保持したローダー20が上昇(アンロード動作)すると共にこのローダー20の動きと連動して内扉12が傾動して挿入口10を開放する。これにより、挿入口10からディスクカートリッジ8の上部が露出してディスクカートリッジ8の取り出しが可能になる。
【0084】
ディスクカートリッジ8を取り出した後、手動で蓋5を閉じる。このとき、上述したように、図18に示すように、蓋5の内表面に取り付けられた金具16b、16aの下端面がレバー61、62の一端部に形成された屈曲部40a、40bを押す。これにより、レバー61、62は図11の状態から図12の状態へとピン63、64を中心に時計方向に揺動する。
【0085】
この揺動により、レバー61、62の他端部に形成された屈曲部42、56と、スライドプレート32に形成された折返部41、55との当接が外れ、スライドプレート32はコイルばね43、51の付勢力によって図19に示す係合位置へと移動する。これにより、ロック部材58a、58bはその屈曲した部分を、金具16b、16aと蓋5内表面との間の空間に入り込ませて、蓋5はその金具16b、16aがロック部材58a、58bに引っかかって開位置への移動が規制され閉位置が保持される。
【0086】
(記録モード(RECモード)動作後、取出ボタン6を押した場合)
ディスク状記録媒体にデータを書き込み、アンマウント処理を行った後、上述した(再生、停止、早送り、巻戻しモードから取出ボタン6を押した場合)と同様に、蓋5のロック解除による開位置への移動、及びローダー20によるディスクカートリッジ8のアンロードが行われる。
【0087】
(RECモード中に取出ボタン6を押した場合)
この場合には、取出ボタン6が押されても、ロック解除モータ65を駆動させる信号は送られずに、よって上述した蓋5の開動作及びローダー20のアンロード動作は行われない。これにより、書き込みエラーを防げる。
【0088】
(ローダー20がローダーダウン動作中にローダーINスイッチがオフになった場合、あるいはローダーダウン動作時にディスクカートリッジのID違いでアンロードさせる場合)
フォトカプラ72の遮光状態が検出され蓋5が閉じている場合には、先ず、ローダー20はローダーH−END位置に移動して待機する。そして、人が取出ボタン6押すと上述した蓋5の開動作及びローダー20のアンロード動作が行われる。なお、この間、ランプの点灯や点滅などで警報するようにする。
【0089】
フォトカプラ72の透光状態が検出され蓋5が開いている場合には、ローダー20をローダーH−END位置に移動させた後、再度、自動的にアンロード動作させる。
【0090】
(ローダー20が動作中に異常な電源遮断され、再度電源がオンされた場合)
(1)ローダーINスイッチがオンの場合。
フォトカプラ72の遮光状態が検出され蓋5が閉じている場合には、ローダー20をダウンさせる。
【0091】
フォトカプラ72の透光状態が検出され蓋5が開いている場合には、蓋5を閉じたら(フォトカプラ72の遮光状態が検出されたら)ローダー20をダウンさせる。そして、取出ボタン6が押されたら、アンロードさせる。この間、ランプの点灯や点滅などで警報するようにする。
【0092】
(2)ローダーINスイッチがオフの場合(ディスクカートリッジ8とローダー20の位置関係がずれているためローダーダウン不可)。
フォトカプラ72の遮光状態が検出され蓋5が閉じている場合には、先ず、ローダー20はローダーH−END位置に移動して待機する。そして、人が取出ボタン6押すと上述した蓋5の開動作及びローダー20のアンロード動作が行われる。なお、この間、ランプの点灯や点滅などで警報するようにする。
【0093】
フォトカプラ72の透光状態が検出され蓋5が開いている場合には、ローダー20をローダーH−END位置に移動させた後、再度、自動的にアンロード動作させる。
【0094】
また、装填部24にディスクカートリッジ8が装填され、蓋5がロックされて閉位置にある状態で、例えばバッテリ切れなどで上記ロック解除モータ65を駆動させることができない場合に備えて、手動によるロック解除手段が設けられている。
【0095】
具体的には、図1に示すように、上面筐体4aに内部と連通する孔7を形成し、この孔7に、スライドプレート32と一体的に形成されたスライド片47を配置させている。孔7は、通常は例えばゴム材料からなるキャップが嵌め込まれて塵や水分の侵入から保護されているが、そのキャップを取り外すと図1い示すようにスライド片47が筐体外部に露出する。そして、そのスライド片47を例えばドライバーなどのような先細のものでスライドさせることで、ロック部材58a、58bを金具16b、16aとの係合解除位置へと移動させることができる。これにより、蓋5は上述したようにねじりコイルばねによって開位置へと付勢されているので、自動的に開き、ディスクカートリッジ8の取出が可能になる。
【0096】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0097】
本実施の形態のディスク装置は、カメラに採用することに限らず、その他の機器に備えさせてもよい。もちろん、ディスク装置単独の構成としてもよい。特に、防振性、防塵性が要求される、屋外での使用や、車両に搭載する用途、携帯させる用途に本発明は有効である。
【0098】
また、蓋5の内表面に設けるシール材18は、縁部のみに限らず、内表面全体に設けてもよい。
【0099】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ディスクカートリッジを収容可能な装填部を、防振部材を介在させて筐体に取り付け、蓋を装填部と分離させて筐体に取り付け、挿入口を覆う閉位置にある蓋と係合する係合位置と、その係合が解除される解除位置との間で移動自在なロック部材を、装填部と分離させて筐体に取り付けたので、蓋及びロック部材の動作安定性を損なわせることなく装填部に対する防振が図れる。この結果、防振部材による防振効果と、蓋の確実な密閉性による防塵、防滴効果により、装填部に装填されたディスクカートリッジに対する記録再生動作の不良を防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカメラの外観斜視図である。
【図2】同実施の形態においてディスクカートリッジ挿入口付近の拡大斜視図である。
【図3】同実施の形態において筐体に対する蓋の取付構造を示す斜視図である。
【図4】同実施の形態に係るディスク装置内部の概略平面図である。
【図5】同実施の形態に係る装填部の筐体に対する取付構造を示す断面図である。
【図6】同実施の形態に係るロック機構の底面図である(ロック解除状態)。
【図7】同ロック機構の底面図である(ロック状態)。
【図8】同ロック機構の正面図である(ロック解除状態)。
【図9】同ロック機構の正面図である(ロック状態)。
【図10】図9の状態からロック解除ギアが作動した状態を示す図である。
【図11】同ロック機構の裏面斜視図である(ロック解除状態)。
【図12】同ロック機構の裏面斜視図である(ロック状態)。
【図13】図6に示すロック機構にロック解除モータを取り付けた状態を示す図である。
【図14】図13に示すロック機構に更に回路基板を取り付けた状態を示す図である。
【図15】図9に示すロック機構に回路基板を取り付けた状態を示す図である。
【図16】図10に示すロック機構に回路基板を取り付けた状態を示す図である。
【図17】図8に示すロック機構に回路基板を取り付けた状態を示す図である。
【図18】蓋の閉位置への移動に伴うロック作用を説明する図である。
【図19】図18から続く動作にて蓋がロックされた状態を示す図である。
【図20】ディスクカートリッジ取出時のタイミングチャートである。
【図21】RECモード終了後のディスクカートリッジ取出時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…カメラ、2…レンズ、3…本体、4,4a,4b…筐体、5…蓋、6…取出ボタン、8…ディスクカートリッジ、9…挿入口形成面、10…挿入口、12…内扉、18…シール材、20…ローダー、22…段付きねじ、23…取付部、24…装填部、26…筐体側ボス部、27…防振部材、37…ロック解除ギア、47…スライド片、58a,58b…ロック部材、65…電動モータ、66…回路基板、71,72…フォトカプラ。

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に開口された挿入口と、
    防振部材を介在させて前記筐体に取り付けられた、前記挿入口から挿入されるディスクカートリッジを収容可能な装填部と、
    前記装填部と分離させて前記筐体に取り付けられた、前記挿入口を覆う閉位置と前記挿入口を開放する開位置との間で回動される蓋と
    前記装填部と分離させて前記筐体に取り付けられた、前記閉位置にある前記蓋と係合する係合位置と、前記係合が解除される解除位置との間で移動自在なロック部材と、
    前記ロック部材を前記係合位置から前記解除位置まで移動させる電動モータと、
    前記筐体の外部に臨ませて設けられた、前記ロック部材と一体的に前記係合位置と前記解除位置との間を移動されるスライド片と
    を備えることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記閉位置にある状態で前記挿入口が形成された前記筐体の挿入口形成面に対して向き合わされる前記蓋の内表面において、少なくとも前記挿入口形成面に当接する箇所にシール材を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 請求項1又は請求項の何れかに記載のディスク装置を備えたカメラ。
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