JP4205874B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに嵌合するプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタを備えたコネクタに関し、詳しくは、基板間を直接接続するプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタとしては、図14乃至図16に示すものが提案されている。(実開平7−18364号公報参照、以下、従来技術1と呼ぶ)。
【0003】
図14乃至図16を参照すると、この電気コネクタでは、第1コネクタ部材(レセプタクル)101のコンタクト103の接触面(テーパ面)103dに第2コネクタ部材(プラグコネクタ)102のコンタクト203が押圧当接すると、このコンタクト203は、上記接触面103dから第2コネクタ部材102の嵌合方向に作用する成分を有する反力を受ける。このため、第2のコネクタ部材102は、上記反力成分によって、第1コネクタ部材101との嵌合をより深くする方向に引っ張られる形となる。したがって、両コネクタ部材101,102間にロック機構を設けなくても、上記反力成分を超える力が加わらない限り、嵌合状態を維持することができるというものである。
【0004】
また、図20は従来技術によるコネクタの他の一例を示す断面図である(特開平11−204214号公報、実用新案第3023276号公報、参照)。
【0005】
図20に示すように、電気コネクタ120は、絶縁ハウジング123の内側面123aに沿って複数のコンタクト127が所定ピッチで並列状態に配設されている。各コンタクト127が前記内側面123aから露出する接点部128aと、この接点部128aの下端に連設され、絶縁ハウジング123の底壁124から電気コネクタにおいて、各コンタクト127が、接点部128aの上端から外側へ屈曲し、先端部が絶縁ハウジング123の外側面123bまで延びる屈曲係止部129を有し、この屈曲係止部129が絶縁ハウジング123に埋め込まれている。
【0006】
図21乃至図24は従来技術によるコネクタのさらにもう一つの例を示す図である(以下、図20の例も含めて、従来技術2と呼ぶ)。図21乃至24を参照して、コネクタ130は、互いに嵌合するプラグコネクタ131と、レセプタクルコネクタ134とを備えている。プラグコネクタ131は、インシュレータ133と、インシュレータ133の長さ方向の両側に装着されたコンタクト132とを備えている。レセプタクルコネクタ134は、インシュレータ136と、インシュレータ136設けられた開口部135と、この開口部135の両側に設けられたコンタクト13を備えている。
【0007】
図23に示すように、プラグコネクタ131は、インシュレータ133の長さ方向中央部に開口部137を有している。コンタクト132は、U字形状を備え、インシュレータ133の壁部を跨ぐように、装着されている。コンタクト132の外側の一端側は水平方向に延在し、SMT端子132dを形成している。このSMT端子は、基板面に形成されたパッド142aに半田付けされている。
【0008】
一方、レセプタクルコネクタ134は、長さ方向中央に、断面略T字状の隔壁部138を備えている。インシュレータの両側の開口部135には、コンタクトが互いに接点部137aを対向させるように、収容されている。コンタクト137は、プラグコネクタのコンタクトと接触する接点部137aと、弾性を備えたバネ部137bと、U字状の固定部137cと、外方に延在するSMT部137dとを備えている。SMT部137dは、第2の基板141のパッド141aに半田付けされている。
【0009】
図25乃至図28は従来技術によるコネクタの別の一例を示す図(特許第3068477号公報、参照)で、図25は雌側コネクタの斜視図、図26は雌側コネクタの断面図、図27は雄側コネクタの斜視図、図28は雄側コネクタの断面図である。
【0010】
図25及び図26を参照すると、雌側コネクタ140は、底壁部143と、この底壁部143からその内部に嵌合空間が形成されるように立設された側壁部144,145とからなるハウジング146と、一端部側がこのハウジング146内に導入され、他端部側がこのハウジング146の外方へ導出された雌側導体147とを有する。
【0011】
一方、図27及び図28を参照すると、雄側コネクタ150は、プラグ本体151と、このプラグ本体151の外面に配設された雄側導体152とを有し、前記プラグ本体151は、先端面が平坦とされ、この先端の縁部から後方に延在する側面に前記雄側導体152が配設され、前記プラグ本体151が、前記雄側導体152が前記雌側導体142に接続される状態に前記嵌合空間内に嵌着自在とされている構成を有している。
【0012】
図29は従来技術によるプラグコネクタのもう一つの別の一例を示す図である(図25乃至図28の例も含めて、従来技術3と呼ぶ)。
【0013】
図29を参照すると、プラグコネクタ160は、インシュレータ161の両側にコンタクト162が植設されるようにインサート成形されている。
【0014】
側面に設けられた溝163には、コンタクト162の接点部162aが外側に露出し、また、コンタクト162の一端は外方に延在して、FPC基板等の基板に半田付けするためのSMT端子162が形成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術1では、プラグコンタクトは、プラグ・レセプタクルコネクタの挿入方向に対して平行か又は部品寸法公差内でばらつくため、抜去力が低下する寸法関係にもなり得た。
【0016】
また、従来技術2では、プラグコネクタについて述べると,吸着面が必ず成形部材のフラットな面として設けてある。そのため,吸着面、プラスコンタクト部となり、コンタクト左右方向の寸法を縮めることが困難であった。また、コンタクト左右方向の寸法を縮められたとしても、吸着面の寸法を小さくした場合であった。
【0017】
さらに、従来技術3では、プラグコンタクトの剥がれ,変形及びSMT端子部と接触位置が近いため実装時半田上がりが起こり得る構造であった。しかしながら、このようなプラグコネクタでは、プラグコンタクトの成形部材に対する剥がれが生じたり、プラグコンタクトが変形したり、半田上がりによる接触不良が生じたり、半田上がりによる半田強度の低下などの問題があった。
【0018】
そこで、本発明の一技術的課題は、製品毎に抜去力が安定し、コネクタ嵌合時にはずれにくく、例えば、振動落下で外れにくく、基板、FPCに実装後の反りに対してはずれにくく、部品の出来具合によるばらつきが少ないコネクタを提供することにある。
【0019】
また、本発明のもう一つの技術的課題は、コネクタ左右寸法の縮小化が可能であり、吸着面の寸法を変えることなくコネクタ左右方向の寸法の縮小化が可能で、実装面積の縮小化が可能となり、部品搭載が多くとれる。また、小型化が可能であるコネクタを提供することにある。
【0020】
また、本発明のさらに、もう一つの技術的課題は、プラグコンタクト成形部材に対する剥がれ防止が可能で、プラグコンタクトの変形防止が可能で、半田上がりによる接触不良を防ぐことが可能で、半田上がりによる半田強度の低下が軽減可能であり、接続信頼性の向上することができるコネクタを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、コンタクトとインシュレータとを備えたコネクタにおいて、前記コンタクトは、接続相手側と接続する接点部と、前記接点部の一端から連設され、前記インシュレータに保持固定される吸着部と、前記接点部の他端から連設され、前記インシュレータに保持固定されるU字状の保守部とを有し、前記インシュレータは断面略4角形状に形成され、対向する側壁のそれぞれにコンタクトの接点部が配設され、前吸着部をインサート成形によりインシュレータと一体成形し、かつ前記接続相手側との嵌合側に位置する前記インシュレータ上面と前記吸着部の外面のそれぞれを略同一平面になるように一体成形し、ノズルの吸着面とするとともに、前記インシュレータ上面と前記インシュレータ上面に対向するインシュレータ下面の内の少なくとも一方に穴を設け、前記接点部は、前記吸着部の外側から下方に延びるとともに、前記U字状の保守部の一端に連設され、前記コンタクトは、前記U字状の保守部の他端から連設され接続対象物と接続する端子部を更に備え、前記U字状の保守部をインサート成形により前記インシュレータと一体成形して、前記U字状の保守部のU字状内に樹脂が充填するようにしたことを特徴とするコネクタが得られる。
【0022】
本発明によれば、前記コネクタにおいて、前記インシュレータは前記接続相手側との嵌合部を有し、前記接続相手側との嵌合側を広く、反対側が狭くなるように、前記接続相手側と前記反対側との間の前記嵌合部の外壁を傾斜させて形成し、前記コンタクトの接点部を前記嵌合部の前記外壁に沿って配設し、当該コネクタの嵌合方向において、前記コンタクトの接点部が傾斜するように構成し、前記コンタクトの接点部が当該コネクタの接続相手側との嵌合方向に対して傾斜するように形成したことを特徴とするコネクタが得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図17は本発明の第1の実施の形態によるコネクタの断面図である。図18は図17のコネクタの嵌合状態を示す断面図である。図19は図18のE部分の拡大断面図である。
【0025】
図17を参照すると、本発明の第1の実施の形態によるFPC等の基板間を接続するコネクタ110は、互いに嵌合するレセプタクルコネクタ111と、プラグコネクタ112とを備えている。
【0026】
プラグコネクタ112は、インサート成形によって設けられたコンタクト113を備え、コンタクト113は、吸着部113cと保守部113dの一部とによってC字形状に形成され、インシュレータ114の外壁面114aに沿って形成された接点部113aと、接点部113aの一端から外側水平方向に延びるSMT端子部113bとを備えている。このコンタクト113は互いに対称的にインシュレータ114の外側に接点部113aを露出するように設けられている。
【0027】
一方、レセプタクルコネクタ111は、中央に開口を備えたレセプタクルインシュレータを為す成形部材11と、成形部材11の両側に圧入されたレセプタクルコンタクト118を備えている。
【0028】
レセプタクルコンタクト118は、接点部118aと、弾性を備えた接続部118bと、U字状に形成されインシュレータ117の上下面間を連絡する外壁117aを挟み込む支持部118cと、支持部118cの下端から外方に突出したSMT端子118dとを備えている。このレセプタクルコンタクト118は、長さ方向に並んで設けられるとともに接点部118aは開口内で幅方向に互い対向して設けられる。
【0029】
図18を参照すると、プラグコネクタ112とレセプタクルコネクタ111とが嵌合した場合、コンタクト113の接点部113aとレセプタクルコンタクト118の接点部118aとが互いに接触する。
【0030】
図17、図18、及び図19を参照すると、プラグコネクタ112のコンタクト113が挿入方向に対して傾きを持たない場合、次の数1式によって示される。
【0031】
【数1】
Figure 0004205874
【0032】
図1は本発明の第2の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。図2(a)及び(b)は図1のプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタの夫々を示す斜視図である。なお、第1の実施の形態とはプラグコネクタのプラグインシュレータの形状が異なるのみである。図1及び図2(a)及び(b)を参照すると、コネクタ10は、互いに嵌合するプラグコネクタ11と、レセプタクルコネクタ12とを備えている。図2(a)においては、上面が基板(FPC側)に設けられ、図2(b)においては、下面が基板(FPC)側に設けられる。
【0033】
プラグコネクタ11は、プラグインシュレータ2と、このプラグインシュレータ2の長さ方向両側に沿って、左右を一対とするプラグコンタクト1をピッチ方向(横並び)に複数組配置するようにプラグコンタクト1とを備えている。プラグインシュレータ2とプラグコンタクト1とはモールドインサート成形によって一体に形成されている。しかし、組立てるには、必ずしも、モールドインサート成形とは限らず、別にプラグインシュレータ2を作製し、これにプラグコンタクト1を圧入することも可能である。
【0034】
また、レセプタクルコネクタ12は、中央に開口部6を備えたレセプタクルインシュレータ3と、両側に開口周囲の壁部を挟み込むように圧入され、左右を一対とするレセプタクルコンタクト4をピッチ方向(横並び)に複数組配置したレセプタクルコンタクト1とを備えている。
【0035】
プラグコネクタ11と、レセプタクルコネクタ12は、それぞれ基板またはFPC等に、半田実装され、プラグコネクタ及びレセプタクルコネクタ11,12を互いに嵌合することにより電気的接続が得られる。
【0036】
図3は図1及び図2のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。図4は図3のコネクタの嵌合後の状態を示す斜視図である。
【0037】
図3に示すように、プラグコンタクト1は、嵌合の際、レセプタクルコンタクト4と接触する接点部1a、プラグインシュレータ2に保持されるU字形状に内側に湾曲した保守部1cと、保守部1cから、外方に延在するSMT部1dとを備えている。また、接点部1aの下端は内側に折れ曲がり水平に延びてその先端部が上方に折れ曲がった吸着部1bとを備えている。プラグコンタクト1のSMT部1dは、FPC等の第2の基板21のパッド21aに半田付けされている。また、レセプタクルコンタクト4は、プラグコンタクト1の接点1aと接触する先端が丸くなった接点部4aと、接点部からU字状に延在するバネ性の基部4bと、基部4bの一端からU字状に延在して、レセプタクルインシュレータ3の外壁に圧入される圧入部4cと、圧入部4cの一端から、レセプタクルインシュレータ3の下面に沿って外方に延在するSMT部4dとを備えている。レセプタクルコンタクト4のSMT部4dはFPC等の第1の基板22のパッド22aに半田付けされている。
【0038】
図3の状態から、レセプタクルインシュレータ3の開口部6にプラグコネクタ11を嵌合すると、図4の接続状態となる。図4に示すように、嵌合の際には、レセプタクルコンタクト4の接点部4aと、プラグコンタクト1の接点部1aとが互いに接触して、外側に接点部を押圧するとともに、レセプタクルコンタクト4の復帰力によって、プラグコンタクト1を押圧して、電気接触がなされる。
【0039】
図5及び図6は本発明の第2の実施の形態によるコネクタの原理の説明に供せられる断面図で、図5は嵌合前の状態を示す図、及び図6は嵌合した後の状態を示す図である。図7は図6のC部分を示す断面図である。
【0040】
図5に示すように、抜去力向上のため、プラグコネクタ11のプラグコンタクト1を挿入方向に対してある角度θだけ傾けて(プラグコネクタ11の吸着面側のコンタクト間寸法:Aと、プラグコネクタ11のSMT端子側のコンタクト間寸法:Bの関係がA>Bをなす角度θ)モールドインサート成形することにより、傾斜した外壁2aに沿って形成された接点部1aを有するプラグコンタクト1によって、抜去力の向上が得られ、プラグコネクタ11及びレセプタクルコネクタ12の嵌合時のハズレ、振動落下に対してのハズレ等の防止を得ることができる。
【0041】
図6及び図7を参照すると、プラグコネクタ11のプラグコンタクト1が挿入方向に対して傾きを持たない場合と、上記角度θを持つ場合のプラグコネクタ11の抜去力は、角度θをつけることの効果が得られる。
【0042】
前述した実施の形態 1による、プラグコネクタ11のプラグコンタクト1が挿入方向に対して傾きを持たない場合の抜去力は次の数2式で示される。
【0043】
【数2】
Figure 0004205874
【0044】
図7を参照すると、角度θを持つ場合の抜去力F2は、次の数3式で求められる。
【0045】
【数3】
Figure 0004205874
上記数3式より、次の数4式が成り立つ。
【0046】
【数4】
Figure 0004205874
さらに、F2>F1が得られ抜去力の向上が得られる。
【0047】
このように、本発明の第2の実施の形態によるコネクタにおいては、図5の矢印8の挿入離脱方向に示すようにプラグコネクタ11レセプタクルコネクタ12に挿入することにより、レセプタクルコネクタ12のレセプタクルコンタクト4が弾性変形し、プラグコネクタ11との接続が得られるが、本発明の第1の実施の形態ではプラグコネクタレセプタクルコネクタとの嵌合状態を保持する(抜去力)は、レセプタクルコンタクトの弾性変形力(接触力)による摩擦力に依存するが、本発明の第2の実施の形態では、摩擦力のアップ,しいては抜去力のアップをプラグコネクタ11のプラグコンタクト1の角度(寸法)により得られる構造である。
【0048】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0049】
本発明の第3の実施の形態によるコネクタの概観は図1乃至4に示されるプラグ及びレセプタクルコネクタと同様であるので、その説明は省略する。
【0050】
図8及び図9は本発明の第3の実施の形態によるコネクタの原理の説明に供せられる断面図、図10は図9の部分拡大断面図である。
【0051】
図8を参照すると、本発明の第2の実施の形態と同様に、本発明の第の実施の形態によるプラグコネクタ11の傾斜したインシュレータ2の外壁2aに接点部1aを有するように形成されたプラグコンタクト1をモールドインサート成形時、成形部材に確実に固定するために、プラグコンタクト1の一部(SMT端子1d側)を湾曲形状として成形材が充分に充填する構造として、プラグコンタクト11の変形、成形部材の剥がれを防ぐプラグコネクタ11のモールドインサート構造をとる。
【0052】
また、本発明の第2の実施の形態と同様に、本発明の第3の実施の形態においては、図9に示すように、インシュレータ2の上下面間の端部を結ぶ傾斜した外壁2aに沿って接点部1aを形成しているプラグコンタクト1の一部(SMT端子側)である保守部1cを湾曲形状としているため、レセプタクルコンタクト4とプラグコンタクト1の接点位置16とSMT端子部1dとの距離18(太線部分)が充分に長く取れ、実装時の半田15が接点まで上がりにくく、接続信頼性が得られるコネクタ構造が得られる。
【0053】
また、本発明の第2の実施の形態と同様に本発明の第3の実施の形態においては、図10に示すように、プラグインシュレータ2を構成する成形部材に確実に固定するために、プラグコンタクト1のインシュレータ2の傾斜した外壁2aに沿うように設けられた接点部1aに連続する一部(保守部)1c(SMT端子部1d側)を湾曲形状として成形材が充分に充填する構造としているため、SMT端子部1dの実装時の半田上がりが成形材で防止可能となり、半田強度の低減を防ぐことができるコネクタ構造を提供することができる。
【0054】
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0055】
本発明の第4実施の形態によるコネクタは、図1乃至4に示した本発明の第の実施の形態によるものと同様な外観を有するので、その詳細な説明については、省略する。
【0056】
図11(a)は本発明の第の実施の形態によるプラグコネクタの一例を示す斜視図、図11(b)は図11(a)のプラグコネクタの断面図である。
【0057】
図11(a)及び図11(b)に示すように、プラグコネクタ20は、プラグインシュレータ23の両側にプラグコンタクト25,25が対称形に長さ方向に沿って設けられている。プラグインシュレータ23の上下面の一対のプラグコンタクトに挟まれる部分は、角型の穴26が設けられている。プラグコンタクト25は、上端が平らで基板に自動実装するためのコンタクト吸着部25aと、吸着部25aの外側から下方に延びる接点部25bと、U字状に内側に向かってくびれこんだ支持部(保守部)25cと、下端から外側に向かって延在し、下方に下がってまた、水平に延在するSMT部25dとを備えている。SMT部25dは、FPC等の基板21に設けられたパッド21aに半田付けされる。
【0058】
プラグコネクタ20は、プラグコンタクト25とインシュレータ23をなす成形部材とがモールドインサート成形構造をとるため、プラグコンタクト25とインシュレータ23は、隙間なく密着し、吸着面24として使用が可能である。この吸着面24の寸法は、長さL1、幅W1である。そのため、マウンターを用いて自動実装する場合のプラグコネクタ20の吸着面24を左右一対のプラグコンタクト25とプラグインシュレータ23で行うことで、プラグコネクタ20のプラグコンタクト25の左右方向の縮小化が可能となり、基板(FPC)実装面積を小さくすることが可能である。
【0059】
図12(a)は本発明の第の実施の形態によるプラグコネクタのもう一つの例を示す斜視図、及び図12(b)は図12(a)のプラグコネクタの断面図である。
【0060】
図12(a)及び図12(b)に示すように、プラグコネクタ30は、プラグインシュレータ31の両側にプラグコンタクト32,32が対称形に長さ方向に沿って設けられている。プラグインシュレータ31の下面の一対のプラグコンタクト32に挟まれる部分は、角型の穴36が設けられている。プラグコンタクト32は、上端が平らで基板に自動実装するためのコンタクト吸着部32aと、吸着部32aの外側から下方に延びる接点部32bと、U字状に内側に向かってくびれこんだ支持部(保守部)32cと、下端から外側に向かって延在し、下方に降りて、また、水平に延在するSMT部32dとを備えている。SMT部32dは、FPC等の基板21に設けられたパッド21aに半田付けされる。
【0061】
プラグコネクタ30は、プラグコンタクト32とプラグインシュレータ31をなす成形部材とがモールドインサート成形構造をとるため、プラグコンタクト32とプラグインシュレータ31は、隙間なく密着し、吸着面34として使用が可能である。この吸着面34の寸法は、長さL2、幅W2である。そのため、マウンターを用いて自動実装する場合のプラグコネクタ30の吸着面34を左右一対のプラグコンタクト32とプラグインシュレータ31で行うことで、プラグコネクタ30のプラグコンタクト32の左右方向の縮小化が可能となり、基板(FPC)実装面積小さくすることが可能である。
【0062】
図13(a)は本発明の第4の実施の形態によるプラグコネクタのさらに、もう一つの例を示す斜視図、図13(b)は図13(a)のプラグコネクタの断面図である。
【0063】
図13(a)及び図13(b)に示すように、プラグコネクタ40は、プラグインシュレータ41の両側にプラグコンタクト42,42が対称形に長さ方向に沿って設けられている。プラグインシュレータ41の下面の一対のプラグコンタクト42に挟まれる部分は、角型の穴46が設けられている。プラグコンタクト42は、上端が平らで基板表面に自動実装するためのコンタクト吸着部42aと、コンタクト吸着部42aの外側から下方に延びる接点部42bと、U字状に内側に向かってくびれこんだ支持部(保守部)42cと、下端から外側に向かって延在し、下方に下がってまた、水平に延在するSMT部42dとを備えている。SMT部42dは、FPC等の基板21に設けられたパッド21aに半田付けされる。
【0064】
プラグコネクタ40は、プラグコンタクト42とプラグインシュレータ41をなす成形部材とがモールドインサート成形構造をとるため、プラグコンタクト42とプラグインシュレータ41は、隙間なく密着し、吸着面43として使用が可能である。この吸着面43の寸法は、長さL3、幅W3である。そのため、マウンターを用いて自動実装する場合のプラグコネクタ40の吸着面43を左右一対のプラグコンタクト42とプラグインシュレータ41で行うことで、プラグコネクタ40のプラグコンタクト42の左右方向の縮小化が可能となり、基板(FPC)実装面積小さくすることが可能である。
【0065】
尚、本発明の第4の実施の形態においては、プラグコンタクト42の一部分と成形部を一体とした吸着面43とみなしているため、プラグコンタクト42の形状、モールドインサート成形による成形部材の形状には依存しない。
【0066】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、製品毎に抜去力が安定するコネクタを提供することができる。
【0067】
また、本発明によれば、コネクタ嵌合時にはずれにくく、また、振動落下で外れにくく、さらに、基板、FPCに実装後の反りに対してはずれにくいコネクタを提供することができる。
【0068】
また、本発明によれば、部品の出来具合によるばらつきが少ないコネクタを提供することができる。
【0069】
また、本発明によれば、プラグコンタクト成形部材に対する剥がれ防止が可能であるコンタクトを提供することができる。
【0070】
また、本発明によれば、プラグコンタクトの変形防止が可能なコネクタを提供することができる。
【0071】
また、本発明によれば、半田上がりによる接触不良を防ぐことが可能であり且つ接続信頼性の向上を図ることができるコネクタを提供することができる。
【0072】
また、本発明によれば、半田上がりによる半田強度の低下が軽減可能なコネクタを提供することができる。
【0073】
また、本発明によれば、コネクタ左右寸法の縮小化が可能であるコネクタを提供することができる。
【0074】
また、本発明によれば、吸着面の寸法を変えることなくコネクタ左右方向の寸法の縮小化が可能であるコネクタを提供することができる。
【0075】
さらに、本発明によれば、実装面積の縮小化が可能となり、部品搭載が多くとれ、また、小型化が可能であるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第2の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。
【図2】 図1のプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタの夫々を示す斜視図である。
【図3】 図1及び図2のコネクタの嵌合前の状態を示す断面図である。
【図4】 図3のコネクタの嵌合後の状態を示す断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態によるコネクタの原理の説明に供せられる断面図で、嵌合前の状態を示している。
【図6】 本発明の第2の実施の形態によるコネクタの原理の説明に供せられる断面図で、嵌合した後の状態を示している。
【図7】 図6のC部分を示す断面図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態によるコネクタの原理の説明に供せられる断面図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態によるコネクタの原理の説明に供せられる半分断面図である。
【図10】 図9の部分拡大断面図である。
【図11】 (a)は本発明の第の実施の形態によるプラグコネクタの一例を示す斜視図である。
(b)は(a)のプラグコネクタの断面図である。
【図12】 (a)は本発明の第4の実施の形態によるプラグコネクタのもう一つの例を示す斜視図である。
(b)は(a)のプラグコネクタの断面図である。
【図13】 (a)は本発明の第4の実施の形態によるプラグコネクタのさらに、もう一つの例を示す斜視図である。
(b)は(a)のプラグコネクタの断面図である。
【図14】 従来技術によるプラグコネクタの一例を示す一部切欠き斜視図である。
【図15】 図14に嵌合される従来技術によるソケットコネクタの一例を示す一部切欠き斜視図である。
【図16】 (A),(B),(C)は図14及び図15のコネクタを嵌合した状態を示す断面図である。
【図17】 本発明の第1の実施の形態によるプラグコネクタを示す断面図である。
【図18】 図17のコネクタの嵌合状態を示す断面図である。
【図19】 図18のE部分の拡大断面図である。
【図20】 従来技術によるコネクタの他の一例を示す断面図である。
【図21】 従来技術によるコネクタのさらにもう一つの例を示す斜視図である。
【図22】 図21のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。
【図23】 図21のコネクタの嵌合前の状態を示す断面図である。
【図24】 図21のコネクタの嵌合した状態を示す断面図である。
【図25】 従来技術によるコネクタの別の一例を示す図で、雌側コネクタの斜視図ある。
【図26】 図25の雌側コネクタの断面図である。
【図27】 従来技術によるコネクタの別の一例を示す図で、雄側コネクタの斜視図である。
【図28】 図27の雄側コネクタの断面図である。
【図29】 従来技術によるプラグコネクタのもう一つの別の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 プラグコンタクト
1a 接点部
1d SMT部
2 プラグインシュレータ
2a 外壁
3 レセプタクルインシュレータ
4 レセプタクルコンタクト
4a 接点部
4b 基部
4c 圧入部
4d SMT部
6 開口部
10 コネクタ
11 プラグコネクタ
12 レセプタクルコネクタ
15 半田
16 接点位置
18 距離
20 プラグコネクタ
21 第2の基板
21a パッド
22 第1の基板
22a パッド
23 プラグインシュレータ
25 プラグコンタクト
25a 吸着部
25b 接点部
25c 支持部
25d SMT部
26 穴
30 プラグコネクタ
31 プラグインシュレータ
32 プラグコンタクト
32a 吸着部
32b 接点部
32c 支持部
32d SMT部
36 穴
40 プラグコネクタ
41 プラグインシュレータ
41a パッド
42 プラグコンタクト
42a 吸着部
42b 接点部
42c 支持部
42d SMT部
46 穴
110 コネクタ
111 レセプタクルコネクタ
112 プラグコネクタ
113 コンタクト
113a 接点部
113b SMT端子部
117 成形部材(インシュレータ)
117a 外壁
118 レセプタクルコンタクト
118a 接点部
118b 接続部
118c 支持部
118d SMT端子

Claims (2)

  1. コンタクトとインシュレータとを備えたコネクタにおいて、前記コンタクトは、接続相手側と接続する接点部と、前記接点部の一端から連設され、前記インシュレータに保持固定される吸着部と、前記接点部の他端から連設され、前記インシュレータに保持固定されるU字状の保守部とを有し、前記インシュレータは断面略4角形状に形成され、対向する側壁のそれぞれにコンタクトの接点部が配設され、前吸着部をインサート成形によりインシュレータと一体成形し、かつ前記接続相手側との嵌合側に位置する前記インシュレータ上面と前記吸着部の外面のそれぞれを略同一平面になるように一体成形し、ノズルの吸着面とするとともに、前記インシュレータ上面と前記インシュレータ上面に対向するインシュレータ下面の内の少なくとも一方に穴を設け、前記接点部は、前記吸着部の外側から下方に延びるとともに、前記U字状の保守部の一端に連設され、前記コンタクトは、前記U字状の保守部の他端から連設され接続対象物と接続する端子部を更に備え、前記U字状の保守部をインサート成形により前記インシュレータと一体成形して、前記U字状の保守部のU字状内に樹脂が充填するようにしたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項 1 に記載のコネクタにおいて、前記インシュレータは前記接続相手側との嵌合部を有し、前記接続相手側との嵌合側を広く、反対側が狭くなるように、前記接続相手側と前記反対側との間の前記嵌合部の外壁を傾斜させて形成し、前記コンタクトの接点部を前記嵌合部の前記外壁に沿って配設し、当該コネクタの嵌合方向において、前記コンタクトの接点部が傾斜するように構成し、前記コンタクトの接点部が当該コネクタの接続相手側との嵌合方向に対して傾斜するように形成したことを特徴とするコネクタ。
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