JP4203968B2 - 無線送信器に関する装置および方法 - Google Patents
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Description
本発明は、チャネル周波数にアップ・コンバージョンされて増幅される前に、位相成分および振幅成分に分離されている情報信号を送信する無線送信器に関する。また本発明は、無線チャネルを介して遠方に送信するため、情報信号を変調して増幅する無線送信器の送信器ステージにおける方法に関する。
先行技術
例えば、移動体電気通信システムにおける情報チャネルには、2進化(binaryencoded)情報プロトコルおよび/または2進化信号プロトコルが含まれている。中間周波数またはチャネル周波数をもつ搬送波に変調される前は、この信号をベースバンド信号と呼称する。ディジタル情報信号を送信するためのいくつかの既知の無線送信器においては、ベースバンド信号はI信号およびQ信号に分離される。これらの2つの信号が一緒になって、情報ベクトルを定義する。直角座標系における情報ベクトルの位置または動きが情報信号を表している。一例は、いわゆるπ/4・QPSK変調である。I信号およびQ信号はIQ変調器を使用して搬送波に変調される。後続の周波数混合器を使用して、IQ変調器からの出力をさらにアップ・コンバージョンすることができる。これによって、変調信号の振幅成分および位相成分が搬送波に含まれることになる。この変調器は、アンテナを介して送信されるレベルと比べると、比較的低レベルの電力で動作する。IQ変調器とアンテナとの間に必要な増幅は線形でなければならない。非線形増幅はアンテナ信号に歪みを発生する。この歪みは、情報信号を運ぶベクトルにベクトル誤差を発生し、最悪の場合、送信された信号の周波数スペクトルを広くする。
一般に、IQ変調器の出力信号の信号対雑音比は非常に小さいので、広帯域雑音の送出を防止するためには、搬送波信号のフィルタリングが必要である。
上述の線形性に関する課題を解決するため、各種の方法が試行されている。線形増幅器が使用されているが、非線形増幅器の代わりになるためには、線形増幅器の効率は低すぎる。試行されている他の解決方法は、歪みのない信号がアンテナで受信されるように、あらかじめI成分およびQ成分をそれぞれ歪ませることであるが、この方法は実現が難しい。使用された第3の方法は直角フィードバック(Cartesian feedback)であって、これは、最終増幅器の出力のI信号およびQ信号がフィードバックされ、望ましいI信号およびQ信号と比較されることを意味する。
上述のどの解決方法も、広帯域雑音に関する課題と低すぎる能率に関する課題との双方を解決しない。
情報信号を位相基準成分および振幅基準成分の極性成分(polar components)に分離する方法は、以前から知られている。この技術は、例えば、国際特許出願WO,A1,95/23453の中で以前から知られている。この資料には、出力信号がフィードバックされる電力増幅器が開示されている。この増幅器は、位相変調された成分と振幅変調された成分との両方をもっている信号を送信するための無線送信器における最終ステージである。この増幅器には位相変調回路および振幅変調回路の双方が必要である。
この以前から知られている無線送信器には、以下に説明する、ある種の重大な欠点がある。
振幅変調の制御は、振幅成分信号と、増幅器の出力信号の一部の差から誤差信号を発生することによって達成される。これらの2つの信号は非常に違っている。フィードバック信号は、増幅されるとともに無線周波数(RF)が含まれている。したがって、これらの2つの信号に適合して誤差信号を発生する回路には厳しい必要条件がつくられる。高周波数無線信号の処理を可能にするためには特殊な回路が必要になる。この種の回路を使用することは、製造にかなり多額の費用をかけることになる。
上述の無線送信器におけるRF信号のフィードバックは、動特性が限定された包絡線検波器を使用するので、無線送信器の動特性を劣化させるとともに、温度安定性を劣化させる。移動体電話の場合でも、ある種の別の用途でも、動特性および温度安定性に対する必要条件は非常に高度である。また、包絡線検波器は非線形要素であるから、フィードバック信号および振幅変調された信号がともに歪むことを意味する。
電力増幅器の圧縮の程度(compression point)は、アンテナの負荷によって決まるので、この種の制御システムは、いわゆる飽和の危険がかなり高くなる。またフィードバックは出力信号の電力損失を意味するから、バッテリ駆動の無線送信器では望ましくない。広帯域の雑音を除くためには、増幅器の後段にフィルター装置を追加する必要がある。
同様に、資料「極性ループ送信器(Polar-Loop Transmitter)」(V.Petrovic,W.Goslingによる、1979年5月10日発行のElectronic Letters、Vol.15、286頁〜287頁)からも、位相ループ、振幅ループおよび振幅検波器を備えた送信機が以前から知られている。
発明の要約
これまでに試行された課題のうち、本発明によって解決された課題は、電力消費と、無線送信器に非線形増幅器を使用する場合の出力信号の非線形性とを低減し、非線形増幅器の後段にフィルター装置を設置することなく出力信号の信号対雑音比を大きくする場合の難しさである。
また本発明は、無線送信器、特に無線周波数信号(RF信号)をフィードバックする無線送信器の動特性と温度安定性とに関する前述の課題を解決しようとするものである。
本発明の目的は、非線形であってもよい非常に電力効率の良い増幅器の使用を可能にし、さらに、最終増幅器の後段に電力を消費するフィルター装置を使用せず、大きな信号対雑音比を得ることである。
また本発明の目的は、例えば、Petrovics他による特許出願WO,A1,9523452で説明されており、以前から知られている無線送信器で判明している上述の欠点や技術的に不十分な点を除くことである。
本発明の別の目的は、無線送信器における動特性および温度安定性に関する上述の課題に対する解決方法を提案することにある。
この創造的な方法および装置による解決は、前のほうのステージで極性成分、即ち位相基準成分および振幅成分に分離された情報信号を使用する。位相基準成分は、一定振幅の信号源を位相変調する。得られた信号の振幅は、制御可能な増幅器において形成される。この増幅器の電流消費量は登録され、電流の制御値と比較される。増幅器は、この制御値になるように制御される。前に知られていないことは、この種の送信器における電流消費量を登録することによって、出力電力を制御するとともに監視することである。
以下、この創造的な方法および装置による解決をより詳細に説明する。この創造的な無線送信器には、変換装置、増幅器制御装置、電力増幅器および電力検出器を含む送信器ステージが含まれている。情報信号は、送信器ステージの前で2つの成分、位相基準成分信号および振幅成分信号に分離される。位相基準成分信号が変換装置に接続されると、変換装置は、増幅器に対し適切な搬送周波数を使用して一定振幅の位相変調されたきれいな信号を発生し、増幅器はこの信号を増幅し、関連回路を使用して、この信号をアンテナ信号としてアンテナに出力する。この信号は、アンテナ信号を位相基準成分信号に位相ロックするため、変換装置にフィードバックされる。増幅器の出力電力およびアンテナ信号の振幅は、振幅成分信号および出力電力に対する制御値信号によって制御される。電力検出器は、増幅器の電流消費量を感知して、増幅器の制御装置に真値信号(true value signal)を出力する。出力電力と電流消費量との間には特殊の相関関係が存在するので、真値信号は出力電力の尺度になっている。
これらの信号が増幅器制御装置に接続されると、増幅器制御装置はこれらの信号に依存して、増幅器に接続される増幅器制御信号を発生する。
無線周波数検波器のような要素、または包絡線検波器のような非線形要素が送信器の設計に含まれていない場合、各種の利点が得られる。このために、温度変動、飽和および動特性に関する課題が少なくなる。したがって、増幅器のステップアップおよびステップダウンを、より速く、より安定にすることができる。出力信号の包絡線の過渡現象が小さくなるので、出力信号の帯域幅が限定される。
電流を登録することは、電力増幅器の飽和の危険を小さくする。
したがって、この創造的な送信器および増幅器に関するその他の利点は、信号特性の改善と効率の改善である。また送信器の寸法は、以前から知られている送信器よりも小型になる。とくに、急速なステップアップやステップダウンが行われたり、大電力を出力するときに、線形性の改善、必要な帯域幅の最小化、さらには隣接チャネル間の干渉の低減が達成されることである。
この創造的な送信器および方法に関する別の利点は、位相検波器より前にある信号源からの広帯域雑音がうまく除かれることである。
またこの創造的な送信器および方法は、出力電力に急速な変化や大きな変化が生じたときにも、また出力電力が高レベルのときにも、高速かつ高信頼度で位相ロッキングが行われたり、位相歪みが小さいなどの利点を提供する。
添付の図面を参照するとともに、好適実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
図1は、出力信号をフィードバックする電力増幅器を含む既知の無線送信器のブロック図である。
図2は、この創造的な送信器ステージの原理をブロック図の形式で示している。
図3は、この創造的な送信器ステージの詳細なブロック図である。
図4は、送信器ステージの増幅器制御装置に関する別の実施例のブロック図である。
図5は、この創造的な方法の流れ図である。
好適実施例
既知の送信器のブロック図が図1に示されている。この送信器は、位相変調制御ループ117と振幅変調制御ループ115とに大きく分割されている。振幅変調制御ループには、電力増幅器107、方向性結合器109、包絡線検波器111および差動増幅器113が含まれている。方向性結合器109は、電力増幅器の出力端子の出力電力の一部をフィードバックする。方向性結合器は包絡線検波器111に接続されているので、包絡線検波器は、差動増幅器113の信号入力端子の1つに接続される。信号入力端子の他の1つには振幅基準信号125が接続される。差動増幅器113は、2つの信号入力端子の差の結果として電圧差信号を発生する。この差動増幅器は、電力増幅器107の振幅変調入力端子に接続されている。電力増幅器の出力信号の振幅変調は、振幅基準信号の電圧を変化させることによって行われる。
位相基準信号121の適切なチャネル周波数への周波数変換は、この先行技術による装置の位相変調制御ループ117によって解決されている。このループには、混合器101、位相検波器103および電圧制御発振器、VCO、105と、発振器の出力端子からスイッチング回路130に至るフィードバック接続131とが含まれている。前述のように、非線形増幅器は、大電力のとき大きな位相歪みを示す。このフィードバック接続131は電力増幅器の出力端子109に接続されているため、位相変調制御ループに電力増幅器が含まれるようにするフィードバック接続132によって、この歪みを打ち消すことができる。位相変調制御ループにスイッチング回路130を導入することにより、2つのフィードバックループ131および132の間をスイッチングすることが可能になる。フィードバック信号のどちらか1つが混合器101にフィードバックされる。混合器は中間周波数信号127を発生するが、信号127の周波数は、周波数基準信号123と、スイッチング回路130からのフィードバック信号の差に等しい。位相検波器103は誤差信号を発生するが、この誤差信号は、中間周波数信号127と位相基準信号121の差によって決まる。この誤差信号は、発振器の周波数制御入力端子に接続される。したがって、発振器の出力信号は、位相基準信号121の位相にほぼ等しい位相になるから、出力信号が位相基準信号121によって位相変調されていることを意味している。出力信号の周波数は、周波数基準信号の周波数と、位相基準信号の周波数との和、または両周波数の差によって決定される。
しかし、既知の方法でスイッチングすることによって急速に正しい位相にロックすることは、実際には不可能である。出力電力のステップアップまたはステップダウンが非常に速く行われると、問題が発生する。このスイッチは、十分な速さで消滅しない位相の乱れ(phase disturbance)を発生するであろう。最悪の場合、ループは、そのロッキングを保つことができなくなるであろう。
図2は、創造的送信器ステージ1の構造の全体像を示している。送信器ステージ1は、この図の中でPHCと表されている位相変調制御ループ5、信号処理と出力電力の制御のためのPACと表されている増幅器制御装置8、電力増幅器2および電力検出器13に大きく分割されている。送信器ステージ1は、その入力端子3,6,9および10を介して、無線送信器の示されていない他の部分に接続される。また、送信器ステージ1は、電力増幅器と送信器ステージとに共通の出力端子4を介して、アンテナ50に接続される。
供給電流入力端子を介して、(バッテリなど)電圧源のような(この図には示されていない)電源装置から、電力増幅器2に電流Isupが給電される。電力増幅器の役割は、入力端子I1に着信する変調された信号Upmを、電力増幅器の入力端子SI1の増幅器制御信号Ictrlによって決定される電力に増幅することである。位相変調制御ループ5、PHCは、位相ロッキングおよび周波数変換のための変換装置として機能し、電力増幅器2への接続を介して、出力端子7の信号Upmを送出する。位相変調された情報と正しいチャネル周波数とを保持するとともに一定の振幅をもつ信号Upmは波形整形され(ある用途では、これが必要な場合は振幅変調される)、増幅器2によってアンテナ信号Ypmに増幅される。信号Ypmは、一部は入力端子I1の位相変調された信号Upmによって決定され、一部は増幅器の入力端子SI1の増幅器制御信号Ictrlによって決定される。電力増幅器の出力端子4は、直接、または(フィルター、適応型回路など)適切な回路を介してアンテナ50に接続される。
本発明によれば、電力検出器13によって電流消費量Isupが検出されると、電力検出器13は、電流Isupに正比例する電気の値Itrueを出力する。電力検出器には、増幅器制御装置8の入力端子の1つである入力端子11に接続されている出力端子がある。増幅器制御装置8は、振幅成分信号Aamp並びに出力電力の制御値を表す信号である制御値ICVSと信号Itrueを比較する。信号ICVSは増幅器制御装置入力10に接続される。振幅成分信号Aampは、入力端子9で制御装置8に接続される。
制御装置8は、異なる入力信号の寄与(contributions)を1つに結合して、出力端子12から電力増幅器の制御入力端子SI1に増幅器制御信号Ictrlを送出する。この創造的無線送信器においては、位相変調制御ループ5の中で位相基準成分信号Ephrから変調されたRF信号Upmが発生するが、位相変調制御ループ5は変換装置であって、着信信号Ephrを周波数変換するとともに位相ロックする。
位相変調制御ループ5、PHCと、信号処理および出力電力の制御のための増幅器制御装置8、PACとは、いくつかの方法で実現することができる。以下に説明する送信器ステージ1の好適実施例が図3に示されている。
この実施例においては、ディジタル・アナログ変換器20、DAC、補償回路21、CMP、振幅制御装置22、REGおよびフィルター23、Fが増幅器制御装置8に含まれている。これらの要素が建設的に協調動作して、増幅器の出力電力と振幅とを制御する方法を次に説明する。
それぞれ入力端子9および10の振幅成分信号Aampおよび制御値ICVSは、それぞれ電力増幅器2の出力信号の振幅と出力電力とを決定する2進化信号である。振幅成分信号Aampおよび制御値ICVSは、加算装置24で加算され新しい2進化信号adacを形成する。
電力増幅器2はアナログ技術を使用して作られているのであるから、ディジタル信号はアナログ信号に変換されなければならない。この変換は、信号adacを電圧信号acmpに変換するディジタル・アナログ変換器20、DACを使用して実行される。この電圧が次に続く振幅制御装置22に対する基準電圧になる。変換器の出力信号acmpは、dBで表された振幅に正比例する。
高能率電力増幅器の電流消費量と(dBで表された)出力電圧の非線形関係を補償するため、ディジタル・アナログ変換器20、DACと振幅制御装置22との間の補償回路21、CMPに信号acmpが接続される。この回路の伝達関数は、前記関係が線形になるように電力増幅器に適応している。
この場合は、指数関数が適切な適応になるであろう。
このように振幅制御装置22に対する補償回路21の出力信号aCVSは適応された基準電圧であるから、以下、振幅制御値信号と呼称する。制御装置22には別の信号も接続されるが、このれについては真値(true value)Itrueと呼称する。この信号は、電力増幅器2の電力消費量を感知、即ち測定する電力検出器13の出力信号である。電力検出器13は、電力増幅器の電力入力端子3に接続されているので、電力増幅器2に対する電流入力の電流に正比例する電圧信号、真値Itrueを送出する。振幅制御値信号aCVSおよび真値Itrueは、振幅制御装置13の入力端子に接続される。振幅制御装置22は例えば差動増幅器でよく、このことは2つの入力信号の差が誤差信号aerrになることを意味している。この誤差信号は、制御フィルター23で雑音が除かれ、増幅器の制御入力端子SI1に接続される増幅器制御信号Ictrlになる。
以下、位相基準成分信号Ephrを正しいチャネル周波数にする周波数変換について説明する。
位相変調制御ループ5の好適実施例が図3に示されているが、位相変調制御ループ5は、その機能のために、位相ロッキングおよび周波数変換のための変換装置だと理解してもよい。またこの実施例は、位相歪みの非常に効率的な補償を提供している。
この装置に対する入力信号として位相基準成分信号Ephrが使用されているが、位相基準成分信号Ephrは、情報が位相で保持されている信号である。位相基準成分信号には、適切な搬送周波数で変調されて送信される位相情報が含まれている。
位相基準成分信号Ephrを正しいチャネル周波数にする周波数変換は、位相ロッキングおよび周波数変換のための位相変調制御ループで実行される。このループには、混合器30、位相検波器31、電圧制御発振器32(VCO)、積分フィルター回路34、結合回路35と、第1の分岐装置37を介して発振器32の出力端子から結合回路35の第1の入力端子に至るフィードバック接続33とが含まれている。発振器32は、電力増幅器2の入力端子I1に接続されており、増幅器2の出力端子4はアンテナ50に接続されている。また位相変調制御ループ5には、第2の分岐装置38を介して、電力増幅器2の出力端子4から結合回路35の第2の入力端子に至る第2のフィードバック接続36がある。
結合回路35は、受動部品だけがある回路でも、能動部品(トランジスタ)がある回路でもよい。構成部品として抵抗器だけが使用されている分圧器は、受動部品だけがある回路の一例である。ある状況では能動部品を使用するほうが有利であろう。結合回路は、増幅器で実現することができる。結合回路の設計方法には、上述の解決とは別の解決があることを指摘しなければならない。
混合器30は中間周波数信号eifsを発生するが、その周波数は、周波数合成器39からの周波数基準信号efrsと、結合回路35からのフィードバック信号efdbの差に等しい。
位相検波器31は誤差信号ephfを発生するが、この信号は中間周波数信号eifsと位相基準成分信号Ephrとの位相差によって決定される。位相歪み、雑音の送信の危険と、広帯域雑音の結果としての帯域幅の拡大の危険とを低減するために、位相検波器31と電圧制御発振器32との間に積分フィルター回路34が接続されている。
このフィルター回路は、広帯域雑音を効率的に除去する。雑音は、位相検波器の前にある各種信号源から発生する。このような信号源は、ある形式の無線送信器で使用されるIQ変調器であろう。
誤差信号ephfがフィルター回路34の入力に接続されると、この回路から電圧制御発振器32の周波数制御入力に信号eVCOが接続される。このように、発振器32の出力信号Upmは、位相基準成分信号Ephrの位相にほぼ等しい位相になるから、出力信号Upmが位相基準成分信号Ephrによって位相変調されることを意味している。出力信号Upmの周波数は、周波数基準信号efrsの周波数と、位相基準成分信号Ephrの周波数との和、または両周波数の差に等しい。
信号Upmが電力増幅器2に接続されると、電力増幅器2は、増幅器制御信号Ictrlに依存して信号Upmを増幅する。増幅器2の出力4のアンテナ50に対するアンテナ信号Ypmは、増幅器制御信号Ictrlによって決定された波形になる。
結合する回路、即ち結合回路35は、それぞれ信号を分岐する装置37および装置38を介して、信号Upmの一部であってepm1で表される大きさ(figure)の信号と、信号Ypmの一部であってepm2で表される大きさの信号との双方を受け取る。これらの装置は、方向性結合器または(コンデンサまたは抵抗器ピンの)分圧器として設計することができる。2つのループ33および36は、結合回路35の入力端子のそれぞれに、装置37および38をそれぞれ接続する。この回路は、該当するループからの2つの信号、epm1およびepm2を結合して、このループの上述のフィードバック信号efdbにする。装置37および38は、信号UpmおよびYpmの一定部分をそれぞれ分岐する。またこれらの装置は制御可能である。このように分岐され各信号の一部を個別に制御することができることは利点であろう。上述の装置の一例は制御可能な方向性結合器である。
電力増幅器PA2のステップアップが開始する前に、このループは、第1のフィードバックループ33によって電圧制御発振器32の出力信号にロックされる。制御信号Ictrlに依存して出力電力が大きくなるのに伴い、第2のフィードバックループ36を経由する電力増幅器の出力からのフィードバック信号epm2は、第1のフィードバックループ33を経由する発振器のフィードバック信号epm1よりも、フィードバック信号efdbにおける貢献度が徐々に大きくなるであろう。
ループ33がなければ、電力増幅器が十分な出力を出す前の適当な時間に送信器を起動するときに、位相ロックは得られない。ループの帯域幅が十分に広いと、このループには、出力電力のステップアップ中に電力増幅器2における移相を補償する時間があるであろう。ループ36を経由するフィードバック接続は確定されているにちがいないので、全出力電力のとき、望ましくは約10dBの位相歪みの補償が達成されるように、上記ロッキングが得られる。
本実施例による位相歪みの補償方法は、各ループ33および36からのそれぞれの信号epm1およびepm2を結合して、このループに新しいフィードバック信号efdbを形成することを意味している。増幅器2の増幅が変わると、位相ロックおよびアップ・コンバージョンのループに対するフィードバック信号において、分岐されてフィードバックされる信号の分担(share)および貢献度(dominance)も変わる。この方法は、全フィードバック信号における各フィードバック信号の分担と、それによって決まる全フィードバック信号における貢献度との間を円滑かつ連続的に遷移できるようにするので、位相変調制御ループは、電力増幅器の出力電力の急速な変化が始まる前にちょうど位相ロックすることができる。またこの方法は、電力増幅器2の出力電力が大きくなるのに伴い、新しいフィードバック信号において、電力増幅器2の出力端子から分岐されてフィードバックされる信号の貢献度が大きくなることを意味している。電力増幅器が全出力電力で増幅する場合は、新しいフィードバック信号において、電力増幅器の出力端子からのフィードバック信号の貢献度が大きくなるが、電力増幅器の出力電力が低い場合は、新しいフィードバック信号において、電力増幅器の入力端子からのフィードバック信号が貢献度が大きくなる。
この説明された方法によれば、電力増幅器の出力電力が大きくなる前に、位相変調制御ループ5は電力増幅器の入力端子の変調信号Upmにロックされる。増幅器のステップアップが始まってしまうと、位相ロッキングおよびアップ・コンバージョンのループは、電力増幅器の出力電力が全出力電力に到達してしまう前に、電力増幅器の入力端子の増幅されかつ変調された信号にロックされる。
送信器ステージ1の別の実施例が図4に示されている。修正されている増幅器制御装置8だけが示されている。送信器ステージの他の側面はすべて図33に示す送信器ステージと同様である。
比較すると、説明されているように、先行技術と本発明との間には明らかな相違点がある。先行技術による装置では、出力信号の振幅が検出されると、この出力信号のフィードバックに関連して増幅が制御される。また、このような方法や設計に関する不利な点は前に説明されている。本発明においては、電力増幅器に対する供給電流が検出されるとともに制御される。本発明は、出力電力と供給電流との間の関係を利用して、振幅と出力電力とを制御することを可能にする。また本発明による方法と設計の利点も前に説明されている。比較すると、増幅器制御装置8の設計と機能における相違点が明らかになる。先行技術による装置には、2つのフィードバック信号を結合して新しいフィードバック信号efdbにすることを可能にする結合回路35がない。この結合回路は、2つのフィードバック信号が相互に貢献度が大きくなることを円滑に変更する。
増幅器制御装置8に関するこの実施例には、加算装置24、ディジタル・アナログ変換器20、DAC、補償回路21、CMP、振幅制御装置22、REGおよび制御フィルター23、Fが含まれている。また増幅器制御装置8には、振幅成分信号Aampのための入力端子9、制御値ICVSのための入力端子10、真値信号Itrueのための入力端子11および増幅器制御信号Ictrlのための出力端子12が含まれている。この出力端子は、増幅器の制御入力端子SI1に接続されている。前に示された図3による実施例とこの実施例を区別することは、回路の解決方法にルックアップテーブル25、LUTが含まれていることである。テーブルユニット25は、加算装置24とディジタル・アナログ変換器20との間に接続されている。以下の記述において、この実施例におけるテーブルユニット25の機能を説明する。
2つの2進化信号、入力9の振幅成分信号Aampおよび入力10の制御値ICVSは、加算装置24で相互に加算されて新しい2進化信号adacになる。この新しい信号には、振幅成分信号Aampからの振幅情報と、電力増幅器の出力電力と動作点に関する情報とが含まれている。高能率の電力増幅器の電力消費量と(dBで表された)出力電圧との間には非線形の関係が存在する。この関係は知られているが、電力増幅器の動作点の変動によって変化する。動作点に対する曲線として、電力消費量と(dBで表された)出力電圧との間の関係をグラフに描くと、この変動を図示することができる。しかし、テーブルユニット25のメモリが、異なる動作点ごとに格納された補償値を保持しているので、テーブルユニット25によってこの関係の変動を補償することができる。したがって、テーブルユニット25により、増幅器2の適切な動作領域に対して一定の関係を保持することができる。テーブルユニット25は、いわゆるルックアップテーブル、LUTでよい。これらの装置は動作が速いので、特に便利である。テーブルユニットの出力はディジタル・アナログ変換器20に接続される。これを除けば、増幅器制御装置8に関する本実施例は、前に図3に示した方法と同様に機能する。
図5は、この創造的方法を表す流れ図を1ステップづつ示している。
この方法は情報信号によって開始するが、この情報信号は、無線送信器の送信器ステージ1に着信する位相基準成分信号Ephrと振幅成分信号Aampとに分離されている。最初のステップ202において、位相基準成分信号Ephrは、変換装置5でアップ・コンバージョンされ、位相変調されたRF信号Upmになる。次にステップ204において、変換装置5に含まれている電圧制御発振器32によって位相ロッキングが実行され、位相変調されたRF信号Upmを発生する。
2進化された振幅成分信号Aampと2進化された制御値信号ICVSとが加算され、ステップ206で述べるように、新しい2進化信号adacを形成する。次にステップ208において、この2進化信号adacは、ディジタル・アナログ変換器20で2進化信号adacの変換が実行されアナログ信号acmpになる。次にステップ210において、供給電流Isupと、アンテナ信号Ypmの、単位「dBm」で測定された出力電力Poutとの間の非線形関係に対する補償が実行されるが、前記補償は、補償回路21で実現される適切な補償機能を使用して実行される。補償回路21は、アナログ信号acmpを訂正して、電力増幅器の(dBmで表された)出力電力に正比例する振幅制御値信号aCVSを発生する。
ステップ212で述べるように、電力検出器13は増幅器2に対する供給電流Isupを検出する。次にステップ214において、電力検出器13は真値信号Itrueを発生する。振幅制御値信号aCVSおよび真値信号Itrueは、次ステップ216において振幅制御装置22によって比較され、振幅制御装置22で、この比較の結果として誤差信号aerrが発生する。ステップ218において、制御フィルター23は、この誤差信号aerrをフィルタリングして増幅器制御信号Ictrlを発生する。ステップ220において、この増幅器制御信号Ictrlは、電力増幅器がアンテナ信号Ypmを発生するように、増幅器2と、位相変調されたRF信号Upmの電力増幅とを制御する。最後にステップ222において、無線チャネルを介して遠方に送信するため、アンテナ50にアンテナ信号Ypmが接続される。この方法はステップ224で終了し、このとき送信が終了する。移動体電話に応用する場合、これは時間スロットの終了に対応するであろう。
最後に、無線送信器について上に掲げた課題を解決するためには、説明されている実施例および方法による位相変調制御ループ5および増幅器制御装置8の双方が必要であることを指摘しなければならない。また、提案した解決方法は、各種利点を提供するとともに、説明された目的と、先行技術から見て以前から可能であったことに加え、望ましいとされている目的とを達成している。
Claims (10)
- 無線チャネルを介して情報信号を送信するための無線送信器であって、前記送信器に配列された送信器ステージ(1)は、
電流供給(3)と、位相変調された信号(Upm)のための少なくとも1つの入力(I1)と、制御入力(SI1)と、アンテナ(50)にアンテナ信号(Ypm)を送出するためのアンテナ信号出力(4)とを備えた電力増幅器(2)と、
前記情報信号の成分信号である位相基準成分信号を受信するための位相信号入力端子(6)と、一定の振幅と、望ましいチャネル周波数とをもつ位相変調されたRF信号(Upm)を前記電力増幅器(2)の前記入力端子(I1)に送出するためのRF信号出力端子(7)とを備えた、位相ロッキングおよび周波数変換のための変換装置(5)と、
前記情報信号の成分信号である振幅成分信号(Aamp)を受信するための振幅入力端子(9)と、前記電力増幅器(2)の望ましい出力電力を指定する制御値信号(ICVS)を受信するための制御値入力端子(10)と、前記電力増幅器(2)の前記出力電力の尺度である真値(Itrue)を受信するための真値入力端子(11)と、前記電力増幅器の前記制御入力(SI1)に接続された出力端子(12)とを備えた、信号処理および出力電力制御のための増幅器制御装置(8)と、
を備え、
電力検出器(13)は、前記電力増幅器の電流供給(3)に接続され、前記電流消費量を検出するとともに前記真値信号(Itrue)を形成して、この信号を前記増幅器制御装置(8)に送出し、前記増幅器制御装置(8)において前記振幅成分信号Aamp、前記真値信号(Itrue)および前記制御値信号(ICVS)の関数として増幅器制御信号(Ictrl)が発生し、前記電力増幅器の前記制御入力(SI1)
に送出されることを特徴とする無線送信器。 - 請求項1記載の、チャネルを介して情報信号を送信する無線送信器であって、前記電力増幅器(2)、前記電力検出器(13)、および信号処理および出力電力制御のための前記増幅器制御装置(8)は、閉ループを形成することを特徴とする無線送信器。
- 請求項1記載の無線送信器であって、低雑音、大電力発振器である電圧制御発振器(32)は、位相ロッキングおよび周波数変換のための前記変換装置(5)に含まれていることを特徴とする無線送信器。
- 請求項1記載の無線送信器であって、信号処理および出力電力制御のための前記増幅器制御装置(8)は、ディジタル・アナログ変換器(20)を備えていることを特徴とする無線送信器。
- 請求項1〜請求項4記載の無線送信器であって、周波数基準信号(efrs)は、周波数合成器(39)によって発生することを特徴とする無線送信器。
- 請求項1〜請求項5記載の無線送信器であって、前記無線送信器(1)は、移動体電話用無線チャネルで送信することを特徴とする無線送信器。
- 請求項1〜請求項6記載の無線送信器であって、位相ロッキングおよび周波数変換のための前記変換装置(5)は、前記電力増幅器(2)の前記入力から分岐された信号(epm1)と、前記電力増幅器(2)の前記出力から分岐された信号(epm2)とを結合してフィードバック信号(efdb)にするための結合回路(35)を備えていることを特徴とする無線送信器。
- 請求項1〜請求項7記載の無線送信器であって、前記増幅器制御装置(8)は、異なる動作点ごとに格納された、前記電力増幅器(2)の電流消費量と出力電圧の非線形関係の補償値を保持するテーブルユニット(25)を備えていることを特徴とする無線送信器。
- 請求項8に記載の無線送信器であって、前記増幅器制御装置(8)は、前記電力増幅器(2)の前記電流消費量と出力電圧の非線形関係を補償するための補償回路(21)を備えていることを特徴とする無線送信器。
- 請求項1〜請求項4記載の無線送信器であって、位相ロッキングおよび周波数変換のための前記変換装置(5)は、前記変換装置(5)の外部に配列された信号源から周波数基準信号(efrs)を取得することを特徴とする無線送信器。
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