JP4203662B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は冷蔵庫の冷蔵室の冷却に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫は一般に圧縮機、絞り弁、蒸発器を順次に接続し、これに冷媒を循環させることで冷凍サイクルが構成されている。そして、この冷凍サイクルの蒸発器で冷蔵室内を冷却するのであるが、その冷却方式には、間冷式と直冷式がある。間冷式は、蒸発器で冷却された冷気を冷却ファンで冷蔵室に供給し、この冷気を循環させることによって冷蔵室内を冷却する方式である。一方、直冷式は、蒸発器で冷蔵室の壁面を冷却し、冷却されたこの壁面からの輻射冷却で冷蔵室内を冷却する方式である。(例えば、特許文献1参照)
図7は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図7に示すように、内箱1と外箱2との間に断熱材3が充填された断熱箱体4によって構成された冷蔵庫5を示している。冷蔵庫5は上から冷蔵室6、野菜室26、第1冷凍室7、第2冷凍室8を有しており、前面は開閉扉9となっている。
冷蔵室6と野菜室26は冷蔵室仕切り板27によってそれぞれ仕切られると共に、野菜室26と第1冷凍室7は断熱箱体4と同一構成の断熱仕切壁10によって仕切られている。
冷蔵室6と野菜室26の内箱1を構成する、上下、左右、後の壁面には、壁面に接して冷却パイプ28(蒸発器)が配置され、庫内は冷却パイプ28によって冷却される複数(天井、左右、後壁等)の冷却壁面を有する構成となっている。
第2冷凍室内8には冷却ファン16と冷凍室蒸発器17が配置されている。
図8は冷凍サイクルを示しており、28は冷却パイプ、17は冷凍室蒸発器を示しており、圧縮機18から吐出された冷媒は、点線で示すが如く凝縮器19、三方弁20を通過した後、第1キャピラリチューブ21で減圧されて、冷却パイプ28(蒸発器)に入り、再び圧縮機18に戻る第1冷凍サイクルが構成される。また、圧縮機18から吐出された冷媒は、実線で示す如く凝縮器19を通り、三方弁20によって冷媒流露が切替えられ、第2キャピラリチューブ22で減圧されて、冷凍室蒸発器17に入り、再び、圧縮機18に戻る第2冷凍サイクルが構成される。冷媒は、冷却パイプ28又は冷凍室蒸発器17を通過するときの蒸発潜熱によって冷却され、冷却パイプ28にあっては内箱1の壁面を冷却する。
また、再び図7に示すように冷蔵室6の庫内側となる後壁の内箱1壁面には、冷気ダクト29が配置され、冷気ダクト29の上方には冷蔵用の冷却ファン15が配置されている。
以上のように構成された冷蔵庫において、以下その動作、作用について説明する。
圧縮機18の運転により、冷却パイプ28又は冷凍室蒸発器17に冷媒が流れることで、庫内の冷却が行なわれる。まず、冷蔵室6側にあっては、冷却パイプ28によって内箱1の壁面が直接冷却され上下、左右、後壁が冷却壁面となる。この時、庫内温度が設定範囲内で安定している時は、冷却ファン15を停止し、冷却壁面による冷却を行なう。次に、食品を投入し庫内温度が上昇した時には、冷却ファン15を運転し、冷気ダクト29を介して冷気を循環させて庫内の冷却を行い、庫内温度を下げる。また、冷却ファン15の運転後、庫内が設定温度に達したときには、冷却ファン15を停止し、冷却壁面のみによる冷却に戻る。第2冷凍室8内の冷凍室蒸発器17にあっては、冷却ファン16によって冷凍室蒸発器17を通過する空気を冷却し、第1冷凍室7及び第2冷凍室8内の独立した冷却が可能となっている。
特開2000−28257号公報
しかしながら、上記のような構成では冷却された冷却パイプが内箱に熱伝導する際にロスが発生し、また、内箱表面に限った冷却面積しか確保できないため、庫内に温かい食品等の非常に大きな負荷が入ったときの冷却能力が不足するという課題を有していた。
更に、一般に冷蔵室内の下部に、パーシャル冷凍室、チルド室といったやや低めの温度の部屋を設けることが多い。冷機の循環に関しては一般には、冷蔵室の奥面の下部から吸い込んで、冷蔵室冷却器と熱交換した後奥面上部や天面から吹き出すよう設計される。従って、低温室は冷気吹き出し口から遠いために低温度に維持することが難しく、設計に無理が生じ冷却効率も低下していた。
本発明は上記課題を解決するもので、冷却ファンを適宜運転することで食品保存に適した恒温高湿状態で冷却を行いつつ、大きな負荷が投入された場合でも冷却管から冷却板に熱伝導する際のロスが発生しにくく、必要な冷却能力が不足することのない冷蔵庫を提供することを目的とするとともに、上吸い込み・下吹き出しの風路を形成するため下部の低温室を効率よく所望の温度に冷やすことができる。
更に、冷却管、冷却板についた結露水が確実によどむことなく、上から下へと流せるため庫内への水流出を確実に防ぐとともに冷蔵室蒸発器を水や霜がほとんどない状態で使用できるためロスのない冷却を実現する。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷却板に冷却管を熱接触的に配置してなる冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板と、冷却ファンとを備え、前記内箱と化粧板の間に冷蔵室蒸発器を設置し、冷蔵室蒸発器と前記化粧板を同一の方向に前後傾斜させ、内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を上から下への冷気循環風路としたものである。
これによって、冷却ファンを適宜運転して、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能とするとともに冷却器と化粧板を前後にわずかに傾斜させて設置するので、庫内空気を冷却する際に発生する冷却管や冷却板表面に付着した結露水をよどみなく流すことができる。
また、本発明の冷蔵庫は、断熱仕切壁により仕切られた冷蔵室と冷凍室と、冷蔵室奥面の平板状の冷蔵室蒸発器と、冷凍室を冷却する冷凍室蒸発器と、冷気を循環させる冷蔵用の冷却ファンと冷凍用の冷却ファンと、各検出温度と設定温度の差から圧縮機及び冷却ファンの回転数を可変する制御手段とを備え、前記冷蔵用の冷却ファンを適宜運転し、冷蔵室の上部から庫内の空気を吸い込み、冷凍室蒸発器で冷やされた後、下部から吹き出すものであるので、冷蔵室の下部に設置した低温室を冷却することが容易になるものである。
本発明の冷蔵庫は、冷却ファンを適宜運転することにより、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることが可能となるとともに冷蔵室蒸発器についた結露水をよどみなく排出口に向けて流すことができるので、効率よく冷却できるとともに、庫内への結露水流出や、冷蔵室に入れた食品への水濡れ等の発生を未然にふせぐものである。
請求項1に記載の発明は、冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷却板に冷却管を熱接触的に配置してなる冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板と、冷却ファンとを備え、前記内箱と化粧板の間に冷蔵室蒸発器を設置し、冷蔵室蒸発器と前記化粧板を同一の方向に前後傾斜させ、内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を上から下への冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることができる。
更に、冷蔵用の冷却ファンを適宜運転し、冷蔵室の上部から庫内の空気を吸い込み、冷凍室蒸発器で冷やされた後、下部から吹き出すものであるので、冷蔵室下部の低温室を容易に冷やすことを可能にしている。
また、冷蔵室蒸発器を前後方向にわずかに傾斜させているため、冷却管と冷却板の熱接触部に水が溜まりにくく、熱交換性能を高く維持するとともに、積年の凍結・融解の繰り返しによる冷却管と冷却板の剥がれを未然に防ぐものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記冷蔵室蒸発器の冷却管の位置面を前後傾斜の下面とするものであり、更に冷蔵室蒸発器の熱交換効率を向上できるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記冷却管の断面形状を、カマボコ断面状に管の円周方向の一部を平面部とし、前記平面部を冷却板に密着配置したものであり、冷却管と冷却板の熱交換の効率を向上させるだけでなく、前記冷却管と冷却板の接触面の接触角度が大きくなるためこの接触部への結露水の溜まる量を更に少なくでき、更に一層冷蔵室蒸発器の熱交換効率を向上できるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記冷却管の配置パターンを、水平U字状につづら折りに曲げ、かつそのR部から伸びる両直管を扇状に広げて配設したものであり、冷却管と冷却板に付着した結露水は重力により前記冷却管と冷却板の接触部を伝って下方へと流れ、確実に排出口へと導かれる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記冷却板の一部を切り起した複数個の切り起し部を、前記冷却管に機械的に巻きつけて固定したものであり、万が一冷却管と冷却板の隙間に結露水が侵入し凍結・融解を繰り返したとしても、冷却管が冷却板から脱落せず、最低限の熱交換を維持できるので冷蔵室が冷えないといった最悪の事態を未然予防するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図を示すものである。図2は本発明の実施の形態1における冷凍サイクル図である。
図1において、内箱1と外箱2との間に断熱材3が充填された断熱箱体4によって構成された冷蔵庫5を示している。冷蔵庫5は上から冷蔵室6、第1冷凍室7、第2冷凍室8を有しており前面は開閉扉9となっている。冷蔵室6と第1冷凍室7は断熱箱体4と同一構成の断熱仕切壁10によって仕切られている。
冷蔵室6の内箱1の形状はドア側から見たときに上が手前になるようにわずかに傾斜させている。その内箱1の形状に沿って略平行に冷蔵室蒸発器11が傾斜配置され、冷蔵室蒸発器11は平板状の冷却板12に冷却管13が熱的に接触する形で構成されている。
また冷蔵室蒸発器11を覆うように、傾斜した化粧板14を庫内側に配置し、冷蔵室蒸発器11と化粧板14、及び冷蔵室蒸発器11と内箱1との間、すなわち冷蔵室蒸発器11の前面と後面に空間を設け、冷蔵室6から戻ってくる冷気を熱交換する冷気循環風路を有している。
また、冷気循環風路上方に冷気を流すための冷蔵室冷却ファン15を有し、冷蔵室上方の開口部24aより、冷蔵室庫内空気を吸い込み、冷蔵室蒸発器11に沿って下方に冷気を循環させ、化粧板14の下部の冷気吐出口24bより熱交換して冷却された冷気を吐出する。なお、冷蔵室蒸発器11の構成は前記構成に限らず、ロールボンドのようなものでも構わない。
第2冷凍室7内には、冷凍室冷却ファン16と冷凍室蒸発器17が配置されている。
図2は冷凍サイクルを示しており、圧縮機18から吐出された冷媒は、凝縮器19、三方弁20を通過した後、第1キャピラリチューブ21で減圧されて、冷蔵室蒸発器11で蒸発し、再び圧縮機18に戻る第1冷凍サイクルが構成される。また、圧縮機18から吐出された冷媒は、凝縮器19を通り、三方弁20によって冷媒流露が切替えられ、第2キャピラリチューブ22で減圧されて、冷凍室蒸発器17に入り、再び圧縮機18に戻る第2冷凍サイクルが構成される。
なお、図3に示すように、冷蔵室蒸発器11を平板状の冷却板12に冷却管13を圧着したチューブオンシートで構成し、その冷却管13を内箱側に設置する方法もある。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、圧縮機18の運転により、冷蔵室蒸発器11又は冷凍室蒸発器17に冷媒が流れることで、庫内の冷却が行われる。すなわち、第1冷凍サイクル中に、冷蔵室6側にあっては、冷蔵室蒸発器11が冷却面となり、冷蔵室冷却ファン15を運転することにより、冷蔵室蒸発器11を通過する際に熱交換した冷気が冷蔵室6内に吐出され、冷蔵室6を冷却する。なお、冷蔵室冷却ファン15はこの第1冷凍サイクル中に設定温度に達するまで運転する。一方、冷凍室蒸発器17側にあっては、冷凍室冷却ファン16によって冷気が庫内を循環し、第1冷凍室7及び第2冷凍室8内の冷却が行われる。なお、冷凍室冷却ファン16は、この第2冷凍サイクル中に設定温度に達するまで運転する。
このように本実施の形態1の冷蔵庫は、冷蔵室蒸発器11の前後両面に冷気を通過させることから、冷蔵室蒸発器11の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることができる。
そして冷却管13を、傾斜した冷却板12の下面12aに配置しているので、空気との熱交換時に付着する結露水26は、冷却管13と冷却板12の接合部12bには溜まりにくく溜まる量を最小限にできる。
また、上から下への冷気の循環風路としているため、付着した結露水26は上から下へとスムースに排水口へと導くことが可能となる。
さらに、内箱1と内箱1の後壁に沿って配置された冷蔵室蒸発器11と冷蔵室蒸発器11を覆う化粧板14とを備え、冷蔵室上方の開口部24aより、冷蔵室庫内空気を吸い込み、冷蔵室蒸発器11に沿って下方に冷気を循環させ、化粧板14下部の冷気の吐出口より熱交換して冷却された冷気を吐出するので化粧板14のあらゆる箇所から冷気を庫内に吐出させるとともに、例えば吐出する冷気の風量配分を変化させることが容易に可能となる。
このため冷蔵室の下部に設置した低温室は小さな冷気吐出口24bを設けるだけで非常に効率よく冷却することができるものである。その上、冷蔵室蒸発器11を、冷却管13の断面をカマボコ断面状にし、その平面部を冷却板12に密着させたもので構成し、その冷却パイプ13を傾斜面12aの下側に設置することにより、冷蔵室蒸発器11の表面積を確保するとともに、冷却管13や冷却板12に付着した結露水26をよどみなく確実に排水するものであり、冷蔵室蒸発器11での結露を確実なものとしながら、冷蔵室蒸発器11のコンパクト化を図ることができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における蒸発器11を示すものである。
図5において、化粧板14と内箱1と冷蔵室6内の冷気を循環する冷却ファン15を設け、冷却管の配置パターンを、水平U字状につづら折りに曲げ、かつそのR部から伸びる両直管を扇状に広げて配設し、上から下への冷気の循環風路としたことを特徴とする。なお、冷凍サイクルの動作は実施の形態1と同じため省略する。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷蔵室冷却ファン15は、前記第1冷凍サイクル中に運転し、化粧板14と内箱1との間の冷気循環風路を通り、冷蔵室蒸発器11の前後両面を通過する際に、冷気が熱交換されて冷蔵室6内に吐出し、冷蔵室6内を冷却する。
冷蔵室蒸発器11の冷却管13を傾斜面12aの下側に設置することにより、冷蔵室蒸発器11の表面積を確保するとともに、冷却管と冷却板に付着した結露水は重力により前記冷却管と冷却板の接触部を伝って下方へと流れ、確実に排出口へと導かれるので、前記請求項1から3の効果を更に向上させるものである。
従って、冷却管の配置パターンを、水平U字状につづら折りに曲げ、かつそのR部から伸びる両直管13a、13bを扇状に広げて配設し、冷却管13や冷却板12に付着した結露水をよどみなく確実に排水するものであり、冷蔵室蒸発器11での結露を確実なものとしながら、冷蔵室蒸発器11のコンパクト化を図ることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の断面図を示すものである。
冷却板の一部を切り起した複数個の切り起し部25を、前記冷却管13に機械的に巻きつけて固定する。
以上のように構成された冷蔵庫について以下その動作、作用を説明する。
図6において、前記実施の形態1と2に記載した効果を得る上に、万が一冷却管と冷却板12の隙間に結露水が侵入し凍結・融解を繰り返すと、水のとく正常凍結時に体積が増加するため、長年にわたって冷却管13と冷却板12の熱接触を徐々に引き離す現象がおこることがあり、冷却管13が剥がれて脱落する危険性があった。
そのため冷却板の一部を切り起した複数個の切り起し部25を、前記冷却管13に機械的に巻きつけて固定しているので、冷却管13が冷却板12から脱落せず、最低限の熱交換を維持できるので冷蔵室が冷えないといった最悪の事態を未然予防するものである。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫は、冷却ファンを適宜運転して、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることが可能とする上に、熱交換時に冷却板や冷却管の表面に付着した結露水を下方の排水口に誘導する構造であり、常に最高の状態で熱交換させることができ、更に積年にわたる使用に対して確実に冷却性能を確保できる。この技術は冷凍機器全般の冷却方式として利用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態1における冷凍サイクル図 本発明の実施の形態1における冷蔵室蒸発器の断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵室蒸発器の拡大図 本発明の実施の形態2における蒸発器の平面図 本発明の実施の形態3における蒸発器の平面図 従来の冷蔵庫の断面図 従来の冷蔵庫の冷凍サイクル図
符号の説明
1 内箱
6 冷蔵室
10 断熱仕切壁
11 冷蔵室蒸発器
12 冷却板
13 冷却管
14 化粧板
15 冷蔵室冷却ファン
16 冷凍室冷却ファン
17 冷凍室蒸発器
23 フィン
24a 開口部
24b 冷気吐出口
25 切り起し部
26 結露水

Claims (5)

  1. 冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷却板に冷却管を熱接触的に配置してなる冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板と、冷蔵室冷却ファンとを備え、前記内箱と化粧板の間に冷蔵室蒸発器を設置し、冷蔵室蒸発器と前記化粧板を同一の方向に前後傾斜させ、内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を上から下への冷気循環風路とした冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵室蒸発器の冷却管の位置面を前後傾斜の下面とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷却管の断面形状を、カマボコ断面状に管の円周方向の一部を平面部とし、前記平面部を冷却板に密着配置してなる請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷却管の配置パターンを、水平U字状につづら折りに曲げ、かつそのR部から伸びる両直管を扇状に広げて配設したことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷却板の一部を切り起した複数個の切り起し部を、前記冷却管に機械的に巻きつけて固定してなる請求項2記載の冷蔵庫。
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