JP4203456B2 - こんろバーナ - Google Patents

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Description

本発明は、こんろバーナに関し、詳しくは、火力の強弱によって生じる加熱ムラを防止できるこんろバーナに関する。
従来、ガスこんろには、こんろバーナが設けられ、様々な種類のものが利用されている。例えば、環状のバーナ本体を備え、その内周面の周方向に複数の炎口が列設された内向きバーナや、略円盤状のバーナ本体を備え、その外周面の周方向に複数の炎口が列設された外向きバーナが知られている。そして、内向きバーナでは、内周面に列設された各炎口から内側の空間の中心部に向かって火炎が噴出される。一方、外向きバーナでは、外周面に列設された各炎口から外方に向かって火炎が噴出される。そして、何れのバーナにおいても、各炎口から噴出された火炎によって、バーナの上方に設けられた五徳の上部に載置された調理鍋が加熱される。また、最近では、上記のような内向きバーナと、外向きバーナとを互いに組み合わせて一体化して構成された内部炎口親子バーナが開発されている。
例えば、内周面に炎口を設けた環状の親バーナ(内向きバーナ)と、当該親バーナの内側に設けられ、親バーナの内周面に向かって第2炎口を設けた子バーナ(外向きバーナ)と、親バーナの内周面および子バーナの外周面に形成されたリング状空間部を備えた内部炎口親子バーナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この内部炎口親子バーナでは、各炎口から噴射される火炎はリング状空間部において衝突し、被加熱体の底部の中心に向けて火炎が吹き上がり、さらに底部表面に沿って被加熱体の外周に向かって移動することにより、火炎が被加熱体の底部全面に対して略均一に接触するため、被加熱体を効率よく加熱することができる。
特開平10−220715号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内部炎口親子バーナによれば、火力が強火力側に設定されている場合は、各炎口から噴射される火炎の噴射距離は長くなり、親バーナおよび子バーナの各炎口から噴射される各火炎が、リング状空間部において互いに衝突して干渉しあうため、熱効率が悪くなるという問題点があった。また、火炎同士が接触して干渉しあうリング状空間部の酸素濃度が低下するため、各炎口における燃焼状態が悪化するなどの問題点もあった。さらに、被加熱体の底部の中心に火炎が集中すると、被加熱体の底部の中心が周囲に比べて高温となることから、被加熱体に加熱ムラが生じるなどの問題点もあった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、火力の強弱によって生じる被加熱体の加熱ムラを防ぐとともに、熱効率を向上させることができるこんろバーナを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のこんろバーナは、内周面の周方向に複数の炎口が列設された環状の内向きバーナと、当該内向きバーナの内側、かつ前記内向きバーナと同軸上に配設され、外周面の周方向に複数の炎口が列設された外向きバーナとを備えたこんろバーナにおいて、前記内向きバーナの火力が強火力側に設定されている場合は、前記外向きバーナの炎口には、二次空気のみ又は空気過剰のガス混合気体が供給されることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のこんろバーナは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記内向きバーナの火力が弱火力側に設定されている場合は、前記外向きバーナの炎口には、前記内向きバーナの炎口に供給される燃料ガスおよび一次空気からなる混合気体と同等の空気比を有する混合気体が供給されることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のこんろバーナは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記内向きバーナの火力を強火力から弱火力まで調整する火力調整手段と、前記内向きバーナに接続され、燃料ガスおよび一次空気からなる混合気体を、前記内向きバーナの炎口に供給する第1の供給管と、前記外向きバーナに一端側が接続され、混合気体又は二次空気のみを、前記外向きバーナの炎口に供給する第2の供給管と、当該第2の供給管の前記一端側とは反対の他端側に接続された切替弁と、当該切替弁に一端側が接続され、当該一端側とは反対の他端側が、前記第1の供給管の中間に接続された第3の供給管と、前記切替弁に一端側が接続された第4の供給管と、当該第4の供給管の前記一端側とは反対の他端側に接続され、二次空気を強制的に送風する二次空気強制送風手段と、前記火力調整手段によって調整された火力によって、前記切替弁の開閉を制御する切替弁開閉制御手段とを備え、前記火力調整手段が強火力側に調整された場合、前記切替弁制御手段は、前記第2の供給管に前記第4の供給管からの二次空気を供給し、前記火力調整手段が弱火力側に調整された場合、前記切替弁制御手段は、前記第2の供給管に前記第3の供給管からの混合気体を供給するように前記切替弁の開閉を制御することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のこんろバーナは、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記第4の供給管内に燃料ガスを注入するガス注入手段を備え、前記第4の供給管内に空気過剰のガス混合気体を生成し、前記火力調整手段が強火力に調整された場合、前記切替弁制御手段は、前記第2の供給管に前記第4の供給管からの空気過剰のガス混合気体を供給することを特徴とする。
請求項1に係る発明のこんろバーナでは、火力が強火力側に設定され、内向きバーナの内側に火炎が集中した場合、外向きバーナの炎口から内向きバーナの内側に向かって二次空気のみが供給されるので、内向きバーナの炎口における火炎形成に必要な二次空気を十分供給することができる。したがって、内向きバーナの内側の酸素濃度を十分確保できるので、各炎口における火炎の燃焼状態を良好に維持できる。また、炎口から噴出するガスの燃焼に対して不足なく二次空気を供給できるので、不完全燃焼を防止できる。したがって、燃焼状態を良好に維持するために内向きバーナの外径を過剰に大きくする必要がなく、高熱効率で熱分布のよいこんろバーナとすることができる。さらに、火炎の先端が集中する部分に対して、二次空気のみを供給できるので、強火力時に高温となりやすい火炎集中部分の温度を周囲に分散して低下させることができる。よって、熱分布のよいこんろバーナとなり、被加熱体に生じる加熱ムラを防止できる。また、内向きバーナの内側に空気過剰のガス混合気体を供給した場合は、外向きバーナの炎口から噴出する火炎形成に関与しない余剰分の空気を、内向きバーナの炎口から噴出される火炎に対して二次空気として供給できる。よって、二次空気のみを供給した場合と同様に、内向きバーナの炎口における燃焼性能を向上させることができる。
また、請求項2に係る発明のこんろバーナでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、火力が弱火力側に設定された場合は、内向きバーナの内側中心に火炎の先端が届かず、当該内側中心の温度が低下するが、外向きバーナの炎口に混合気体が供給されるので、内向きバーナの炎口から噴出する火炎と同等のブンゼン火炎を形成することができる。したがって、弱火力時に温度の低下しやすい内向きバーナの内側中心部分の温度を上昇させることができるので、被加熱体に生じる加熱ムラの発生を防止することができる。
また、請求項3に係る発明のこんろバーナでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、火力調整手段によって調整された火力が強火力側に調整された場合、切替弁制御手段は、第2の供給管に対して、第4の供給管から流れる二次空気のみを供給するよう、切替弁の開閉を制御する。すると、二次空気強制送風手段から送風された二次空気は、外向きバーナの炎口から噴出されるので、内向きバーナの炎口から噴出する火炎に必要な二次空気を十分供給することができる。したがって、内向きバーナの内側における酸素濃度を十分確保できるので、内向きバーナの外径を過剰に大きくしなくても、各炎口における燃焼状態を良好とすることができ、高熱効率で熱分布のよいバーナとすることができる。さらに、火炎の先端が集中する部分に二次空気のみを供給できるので、高温となりやすい内向きバーナの内側の温度を周囲に分散し低下させることができる。一方、弱火力側に調整された場合、切替弁制御手段は、第2の供給管に対して、第3の供給管から流れる混合気体を供給するよう、切替弁の開閉を制御する。すると、第1の供給管を流れる混合気体の一部は、第3の供給管を流れ、さらに切替弁を介して第2の供給管を流れ、外向きバーナの炎口に供給される。そして、外向きバーナの各炎口には、内向きバーナと同程度のブンゼン火炎が形成されるため、弱火力時に温度の低下しやすい内向きバーナの内側中心部分の温度を上昇させることができる。したがって、被加熱体に生じる加熱ムラの発生を防止することができる。
また、請求項4に係る発明では、請求項3に記載の発明の効果に加え、ガス注入手段によって、第4の供給管内を流れる二次空気内に燃料ガスを注入し、第4の供給管内に空気過剰のガス混合気体を形成できる。よって、火力調整手段によって調整された火力が強火力側に調整された場合、外向きバーナの炎口には空気過剰のガス混合気体が供給される。そして、外向きバーナの炎口に全一次空気式の火炎を形成するとともに、当該全一次空気式の火炎の形成に関与しない余剰分の空気を、内向きバーナの炎口から噴出される火炎に対して二次空気として供給することができる。したがって、内向きバーナの各炎口における燃焼状態を良好にすることができるので、熱効率を向上できるこんろバーナを提供することができる。
以下、本発明の第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10について、図面に基づいて説明する。図1は、ガスこんろ1の斜視図であり、図2は、第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10の斜視図であり、図3は、内部炎口親子バーナ10の内部構造を示す模式図であり、図4は、内部炎口親子バーナ10の燃焼状態を示す説明図(弱火力状態)であり、図5は、内部炎口親子バーナ10の燃焼状態を示す説明図(強火力状態)である。
なお、図2に示すように、本実施形態である内部炎口親子バーナ10は、親バーナ12および子バーナ18が一体的に構成され、火力に対応して、子バーナ18の動作モードを切り替えることにより、被加熱体に生じる加熱ムラを防止するものである。
また、以下の説明において、「強火力側」および「弱火力側」とは、例えば、内部炎口親子バーナ10の火力において、火力調節レバー3で調整できる火力調整範囲の最小から最大までを「1」と仮定したとき、「0から0.5未満の範囲」を弱火力側、「0.5以上1までの範囲」を強火力側とよぶことにする。なお、この弱火力側と強火力側の境界値は0.5に限らず、0.5より高くても低くてもよく、例えば、0.6、0.4などでもよい。
はじめに、ガスこんろ1について説明する。図1に示すように、ガスこんろ1は、略直方体の箱型に形成され、その天面にはトッププレート2が設けられている。そして、トッププレート2の左右両側には略円形状の開口部4,4が各々開口されている。さらに、それら開口部4,4の下方には、本発明の特徴である内部炎口親子バーナ10が各々配設されている。また、トッププレート2の開口部4の外周縁近傍には、内部炎口親子バーナ10の上部周囲を上方から覆うようにして五徳5が設けられ、その五徳5の上部には、調理鍋29が載置される。
また、ガスこんろ1の使用者に対向する前面側には、内部炎口親子バーナ10の点火動作をおこなう操作スイッチ6と、当該操作スイッチ6の上方に設けられ、内部炎口親子バーナ10の火力を手動操作によって調整できる火力調節レバー3とが設けられている。さらに、ガスこんろ1の内部において、操作スイッチ6の後方には、該操作スイッチ6の押圧操作に連動して、火力調節レバー3によって調整された火力に相当するガス量を内部炎口親子バーナ10に供給するガス量制御ユニット8(図3参照)が設けられている。さらに、このガス量制御ユニット8には、上述した火力調節レバー3が接続されている。なお、図3に示す火力調節レバー3と、ガス量制御ユニット8とが、「火力調整手段」に相当する。
次に、本発明の特徴である内部炎口親子バーナ10の概略的構造について説明する。図2に示すように、内部炎口親子バーナ10は、上下方向に軸線を有し、略リング状の円盤型に形成された親バーナ12と、当該親バーナ12の内側に、かつ親バーナ12と同軸上に配設され、略円柱状に形成された子バーナ18とから構成されている。そして、親バーナ12の内周面15と、子バーナ18の外周面19とに挟まれた隙間には、火炎が噴出されるリング状空間部23が形成されている。そして、リング状空間部23および内部炎口親子バーナ10と調理鍋29との間が、内部炎口親子バーナ10の燃焼空間となる。なお、本実施形態における親バーナ12は、内側に向かって火炎を噴出する内向きバーナであり、子バーナ18は、親バーナ12の内周面15に向かって火炎を噴出する外向きバーナである。以下、各バーナの構造に関して順次説明する。なお、図2に示す親バーナ12が、「内向きバーナ」に相当し、子バーナ18が、「外向きバーナ」に相当し、内部炎口親子バーナ10が、「こんろバーナ」に相当する。
まず、親バーナ12について説明する。図2および図3に示すように、親バーナ12は、略リング状の円盤型に形成されたバーナ本体13を備えている。そして、そのバーナ本体13の内部には、燃料ガスと一次空気とが流入し混合される混合気室25(図3参照)が、バーナ本体13のリング形状に沿って設けられている。さらに、そのバーナ本体13の内周面15は、リング状空間部23の下方に向かって縮径するように斜めに傾斜している。そして、その内周面15には、リング状空間部23に向かって火炎を噴出する第1炎口16が、内周面15の周方向に沿って多数列設されている。なお、この第1炎口16は、スリット状に形成され、混合気室25と挿通している。
また、図3に示すように、バーナ本体13の底面には、混合気室25と挿通し、燃料ガスと一次空気との混合気体を導入する混合気体導入口25a,25bが各々設けられ、これら混合気体導入口25aおよび25bは、リング状空間部23を介して、互いに対向する場所に各々設けられている。そして、混合気体導入口25aには、混合気室25に混合気体を供給する混合気体供給管28の一端部が接続されている。一方、混合気体導入口25bには、混合気体供給管27の一端部が接続され、当該一端部と反対の他端部は、混合気体供給管28の管路途中に設けられた連結部35に接続されている。そして、混合気体供給管28の他端部には、略円錐状の接続部38が設けられ、当該接続部38には、ガス量制御ユニット8から延設されたガス管50の噴射ノズル50aが接続されている。そして、その噴射ノズル50aの外周を囲繞するように略リング状の一次空気吸引口38aが設けられている。
次に、子バーナ18について説明する。図2および図3に示すように、子バーナ18は、上下方向に延設された略円柱状のバーナ本体17と、当該バーナ本体17の長手方向上方側一端部には、略円盤状のバーナヘッド20とから構成されている。そして、バーナ本体17の内部には、該バーナ本体17の軸線に沿って延設され、混合気体又は空気過剰ガスが流入する混合気体流入管17aが設けられている。さらに、バーナヘッド20の内側には、混合気体流入管17aと挿通する混合気室26が設けられている。一方、バーナヘッド20の外周面19は、リング状空間部23の下方に向かって拡径するように斜めに傾斜している。さらに、その外周面19には、リング状空間部23に向かって火炎を噴出する第2炎口21が、外周面19の周方向に沿って多数列設されている。なお、この第2炎口21は、スリット状に形成され、混合気室26と挿通している。
さらに、バーナ本体17の長手方向下方側一端部には、混合気体供給管34の一端部が接続されている。そして、混合気体供給管34の当該一端部とは反対の他端部には、三方弁30の出口が接続されている。さらに、三方弁30の2つの入り口のうちの1つには、混合気体供給管33の一端部が接続されている。そして、混合気体供給管33の当該一端部とは反対の他端部は、混合気体供給管28の連結部36に接続されている。また、三方弁30の他の入り口には、強制空気供給管31の一端部が接続され、当該一端部とは反対の他端部には、強制的に一次空気を供給する強制ファン40が接続されている。さらに、三方弁30には、三方弁30の開閉を制御する弁コントローラ43が接続されている。なお、弁コントローラ43は、火力調節レバー3が接続されたガス量制御ユニット8に接続され、火力調節レバー3で調節された火力位置から、該火力位置で設定された火力が「弱火力側の範囲」か「強火力側の範囲」かを検知し、その結果に基づいて三方弁30の開閉を制御する。
なお、図3に示す混合気体供給管27および混合気体供給管28が、「第1の供給管」に相当し、混合気体供給管34が、「第2の供給管」に相当し、混合気体供給管33が、「第3の供給管」に相当し、強制空気供給管31が、「第4の供給管」に相当する。さらに、弁コントローラ43が、「切替弁制御手段」に相当する。
次に、上記構成からなる内部炎口親子バーナ10の燃焼動作について説明する。はじめに、図1に示すガスこんろ1の操作スイッチ6を押圧する。すると、図3に示すように、操作スイッチ6の押圧操作に連動して、ガス量制御ユニット8に連結されたガス管50の噴射ノズル50aからガスが噴出する。このとき、噴射ノズル50aからは、火力調節レバー3(図1参照)で調整された火力に相当するガス量が噴出される。そして、噴射ノズル50aから混合気体供給管28の接続部38に向かってガスが噴出されると、そのガスの噴出の勢いにともなって一次空気吸引口38aから一次空気が吸引される。したがって、混合気体供給管28内では、燃料ガスと一次空気とが混合されて混合気体が形成される。また、混合気体供給管28へ供給される混合気体の一次空気比λ(λ=一次空気量/理論空気量;理論空気量とは、燃料ガスが完全燃焼するために必要な空気量)が通常のブンゼン火炎が形成される0.7程度となるように、噴射ノズル50aと一次空気吸引口38aが設計される。
そして、図3に示すように、混合気体供給管28内を流れる混合気体は、一方の流れは混合気体導入口25aから親バーナ12の混合気室25内に流入する。一方、他方の混合気体の流れは、連結部35から分流して混合気体供給管27を流れ、混合気体導入口25bから混合気室25内に流入する。そして、親バーナ12において、バーナ本体13の混合気室25内に流入した混合気体は、親バーナ12の内周面15に列設された第1炎口16に各々供給される。このとき、ガスこんろ1の操作スイッチ6の押圧操作に連動して、内部炎口親子バーナ10の下方に配設された点火電極(図示外)がスパークする。すると、点火電極のスパークにより、親バーナ12の第1炎口16に点火され、次いで、当該第1炎口16に隣接する他の第1炎口16に火移りが生じる。よって最終的には、親バーナ12の第1炎口16全てが点火され、火力調節レバー3で調整された火力に基づいて、第1炎口16からリング状空間部23に向かって火炎が噴出される。こうして、親バーナ12の燃焼状態が形成される。
一方、子バーナ18においては、火力調節レバー3で調整された火力が、「弱火力側の範囲」か「強火力側の範囲」かによって、「火炎噴出状態」および「二次空気噴出状態」の何れかの状態が形成される。したがって、火力調節レバー3で調整された火力が、「弱火力側の範囲」の場合と、「強火力側の範囲」の場合とで分け、以下順次説明する。
はじめに、火力調節レバー3が「弱火力側の範囲」に調整された場合について説明する。図4に示すように、火力調節レバー3が「弱火力の範囲」に設定されると、親バーナ12の第1炎口16から噴出される火炎の噴出距離は短いため、それら各火炎の先端は、子バーナ18までは届かずそのまま上方に吹き上がる。そのため、開口部4の略中央付近の温度が低くなるので、以下の動作にて子バーナ18を「火炎噴出状態」とする。
まず、図4に示すように、図1に示す火力調節レバー3が、手動によって「弱火力側の範囲」に調整されると、その調整された火力位置に基づいてガス量制御ユニット8は、噴射ノズル50aから混合気体供給管28内に向けてその火力に基づいたガス量を噴出する。一方、弁コントローラ43は、ガス量制御ユニット8において火力調節レバー3で調整された火力が、「弱火力側の範囲」内であることを判断する。すると、弁コントローラ43は、三方弁30に対して、混合気体供給管33側の入り口の弁を開放するとともに、強制空気供給管31側の入り口の弁を閉塞するように制御信号を出力する。そして、三方弁30は、その制御信号に基づいて、混合気体供給管33側の入り口の弁を開放するとともに、強制空気供給管31側の入り口の弁を閉塞する。
すると、混合気体供給管28を流れる混合気体の一部は、連結部36を介して混合気体供給管33を流れ、三方弁30を介して、混合気体供給管34を流れる。次いで、混合気体供給管34から子バーナ18のバーナ本体17内の混合気体流入管17aに混合気体が流入する。さらに、混合気体流入管17aからバーナヘッド20の混合気室26内に混合気体が流入し、子バーナ18の外周面19に列設された第2炎口21に各々供給される。そして、親バーナ12の第1炎口16と同様にして、点火電極(図示外)のスパークにより、子バーナ18の第2炎口21に点火され、次いで当該第2炎口21に隣接する他の第2炎口21に火移りが生じる。よって最終的には、子バーナ18の第2炎口21全てが点火され、第2炎口21からリング状空間部23に向かって火炎が噴出される。
なお、第2炎口21には、第1炎口16と同じ一次空気比(λ=0.7程度)の混合気体が供給されるので、第2炎口21には、第1炎口16と同程度のブンゼン火炎が噴出される。したがって、親バーナ12の各第1炎口16から噴出される火炎が届かない開口部4の略中央付近では、子バーナ18の各第2炎口21から噴出される火炎が形成されるため、調理鍋29の鍋底全体をムラなく加熱することができる。こうして、子バーナ18の「火炎噴出状態」が形成されることによって、内部炎口親子バーナ10の燃焼状態が形成される。
次に、火力調節レバー3が「強火力側の範囲」に調整された場合について説明する。図5に示すように、火力調節レバー3が「強火力の範囲」に設定されると、狭いリング状空間部23における親バーナ12の第1炎口16から噴出される火炎の噴出距離は長いため、それら各火炎の先端は子バーナ18付近まで届く。そして、各火炎は、開口部4の略中央で衝突してそのまま上方に吹き上がる。そのため、開口部4の略中央付近の温度が高くなり、熱効率も悪くなる。そこで、第1の実施形態の内部炎口親子バーナ10では、子バーナ18を「二次空気噴出状態」に設定する。
まず、図5に示すように、図1に示す火力調節レバー3が、手動によって「強火力側の範囲」に調整されると、その調整された火力位置に基づいてガス量制御ユニット8は、噴射ノズル50aから混合気体供給管28内に向けてその火力に基づいたガス量を噴出する。一方、弁コントローラ43は、ガス量制御ユニット8において火力調節レバー3で調整された火力が、「強火力側の範囲」内であることを判断する。すると、弁コントローラ43は、三方弁30に対して、混合気体供給管33側の入り口の弁を閉塞するとともに、強制空気供給管31側の入り口の弁を開放するように制御信号を出力する。そして、三方弁30は、その制御信号に基づいて、混合気体供給管33側の入り口の弁を閉塞するとともに、強制空気供給管31側の入り口の弁を開放する。
すると、三方弁30によって、混合気体供給管28から混合気体供給管34への流路が閉塞されるため、混合気体供給管28を流れる混合気体は、子バーナ18には流れない。一方、強制ファン40から強制的に供給される空気が、強制空気供給管31を流れ、三方弁30を介して、子バーナ18のバーナ本体17内の混合気体流入管17aに流入する。さらに、混合気体流入管17aからバーナヘッド20の混合気室26内にその空気が流入し、子バーナ18の外周面19に列設された第2炎口21に各々供給される。そして、各第2炎口21に供給された空気は、二次空気として、親バーナ12の各第1炎口16から噴出する火炎に対して噴出される。このとき、各火炎が密集するリング状空間部23の略中央付近では、酸素が大量に消費されるが、第2炎口21から燃焼用空気が供給されるので、燃焼に不足する酸素を十分確保できる。したがって、第1炎口16から噴出する火炎の燃焼性能を向上させることができる。この結果、燃焼状態を良好に維持したまま、燃焼空間を狭くすることが可能となり、例えば、調理鍋29と内部炎口親子バーナ10との距離を縮めて、鍋底と火炎との接触面積を広くして熱効率を向上させることができる。また、第1炎口16の火炎の先端同士が集中する開口部4の中央付近に二次空気が供給されるので、開口部4の中央付近の温度をその周囲に分散させることができる。したがって、調理鍋29の鍋底が均一に加熱されるため、鍋底の焦げ付き等を防ぐことができる。
以上説明したように、第1の実施形態の内部炎口親子バーナ10によれば、火力調節レバー3で調整された火力が、「弱火力側の範囲」が「強火力側の範囲」かによって、子バーナ18において「火炎噴出状態」および「二次空気供給状態」の何れかの状態が形成される。例えば、火力が「弱火力側の範囲」に設定された場合、子バーナ18の第2炎口21には、親バーナ12の第1炎口16と同量の混合気体が供給され、第1炎口16と同程度の火炎が噴出される。したがって、親バーナ12の各第1炎口16から噴出される火炎が届かない開口部4の略中央付近では、子バーナ18の各第2炎口21から噴出される火炎が形成されるため、調理鍋29の鍋底全体をムラなく加熱することができる。また、火力が「強火力側の範囲」に設定された場合、第2炎口21には、強制ファン40から空気が送風されるので、第1炎口16から噴出される火炎に対して二次空気を供給することができる。したがって、リング状空間部23の略中央付近において不足しやすい酸素濃度を十分確保できるので、第1炎口16から噴出する火炎の燃焼性能を向上させることができる。また、第1炎口16の火炎の先端同士が集中する開口部4の中央付近に二次空気が供給されるので、開口部4の中央付近の温度をその周囲に分散させることができる。したがって、調理鍋29の鍋底が均一に加熱されるため、鍋底の焦げ付き等を防ぐことができる。
次に、第2の実施形態である内部炎口親子バーナ100について、図6を参照して説明する。図6は、第2の実施形態である内部炎口親子バーナ100の模式図である。この第2の実施形態の内部炎口親子バーナ100は、第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10の変形例であり、強制空気供給管310を流れる空気内にガスを注入する構造を備えたものである。したがって、それ以外の構造においては、第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10と同じ構造であるため、強制空気供給管310を流れる空気内にガスを注入する構造についてのみ説明し、その他の説明については上記説明を援用する。なお、第2の実施形態である内部炎口親子バーナ100では、火力調節レバー300が、「強火力側の範囲」内に調整された場合、子バーナ180の第2炎口210からは、空気過剰のガス混合気体を噴出する「空気過剰のガス混合気体噴出状態」とすることを特徴とするものである。
図6に示すように、内部炎口親子バーナ100は、第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10と同様の、親バーナ120と、子バーナ180とを備えている。そして、強制ファン400に接続された強制空気供給管310の管路の途中には、管路内を流れる燃焼用空気内に燃料ガスを注入するためのガス注入口310aが設けられている。さらに、ガス量制御ユニット80には、第1ガス管500の他に第2ガス管510が接続されている、そして、この第2ガス管510の燃料ガスが流れる下流側の一端部には、燃料ガスが噴出する噴射ノズル510aが設けられている。さらに、この噴射ノズル510aの先端は、強制空気供給管310のガス注入口310aの内側に嵌入されている。なお、図6に示す第2ガス管510および噴射ノズル510aが、「ガス注入手段」に相当する。
次に、内部炎口親子バーナ100の動作について説明する。なお、内部炎口親子バーナ100では、第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10の動作を基本とする。そして、火力調節レバー300が、「強火力側の範囲」に調整されている場合、子バーナ180の混合気室260内に対して、第1の実施形態のような空気のみではなく、空気過剰のガス混合気体(例えば、一次空気比λ=1.3〜1.4程度)を供給するものである。よって、火力調節レバー300が、「強火力側の範囲」内に調整されている場合における内部炎口親子バーナ100の動作について説明する。
まず、図6に示すように、火力調節レバー300が、手動によって「強火力側の範囲」に調整されると、その調整された火力位置に基づいてガス量制御ユニット80は、噴射ノズル500aから混合気体供給管280内に向けてその火力に基づいたガス量を噴出する。一方、弁コントローラ430は、ガス量制御ユニット80において火力調節レバー300で調整された火力が、「強火力側の範囲」内であることを判断する。すると、弁コントローラ430は、三方弁333に対して、混合気体供給管330側の入り口の弁を閉塞するとともに、強制空気供給管310側の入り口の弁を開放するように制御信号を出力する。そして、三方弁333は、その制御信号に基づいて、混合気体供給管330側の入り口側の弁を閉塞するとともに、強制空気供給管310側の入り口の弁を開放する。
すると、ガス量制御ユニット80の第1ガス管500を流れる燃料ガスは、混合気体供給管280内に流れる。そして、混合気体供給管280を流れる混合気体は、三方弁333によって、混合気体供給管340への流路が閉塞されるため、子バーナ180には流れず、親バーナ120の混合気室250内に流れる。一方、第2ガス管510を流れる燃料ガスは、噴射ノズル510aから、強制空気供給管310のガス注入口310a内に向かって噴射される。すると、強制空気供給管310内を流れる空気中に、燃料ガスが注入される。そして、強制空気供給管310内には、空気過剰のガス混合気体が形成される。なお、強制空気供給管310に供給される混合気体の一次空気比λが、1.3〜1.4程度となるように、噴射ノズル510aが設計される。さらに、空気過剰ガス混合気体は、強制空気供給管310を流れ、三方弁333を介して、混合気体供給管340に流入し、子バーナ180のバーナ本体170内の混合気体流入管170aに流入する。さらに、空気過剰ガス混合気体は、混合気室260内に流入し、子バーナ180の外周面190に列設された第2炎口210に各々供給される。そして、各第2炎口210には、各第1炎口160から噴出する火炎によって火移りが発生し、第1炎口160から噴出される火炎よりも小さい火炎が噴出される。さらに、空気過剰ガス混合気体の中で、第2炎口160における火炎形成に関与しない空気は、第1炎口160から噴出される火炎の二次空気として利用される。
したがって、第1の実施形態のように、子バーナ180を単に消火して二次空気を供給するだけでなく、第2炎口210で、全一次空気燃焼して全一次空気式の火炎を形成するように、空気過剰のガス混合気体を供給することで、調理鍋290の鍋底をより均一に加熱することができる。また、リング状空間部230に、二次空気が供給されるので、酸素濃度を十分確保することができるので、親バーナ120の火炎の燃焼状態を良好にすることができ、熱効率のよいバーナとすることができる。このように、バーナの外径を大きくしなくても、リング状空間部230の熱分布を良好にすることができ、熱効率のよい内部炎口親子バーナ100とすることができる。
以上説明したように、第2の実施形態である内部炎口親子バーナ100によれば、第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10の構造および動作を基本とし、強制空気供給管310を流れる空気内に燃料ガスを注入する構造を備えるものである。そして、火力調節レバー300が、「強火力側の範囲」内に調整された場合、子バーナ180の第2炎口210からは、空気過剰のガス混合気体を噴出することを特徴とするものである。したがって、空気過剰のガス混合気体を供給することで、第2炎口210に通常のブンゼン火炎を形成することができるので、調理鍋290の鍋底をより均一に加熱することができる。また、リング状空間部230に、二次空気が供給されるので、酸素濃度を十分確保することができるので、親バーナ120の火炎の燃焼状態を良好にすることができ、熱効率のよいバーナとすることができる。このように、バーナの外径を大きくしなくても、リング状空間部230の熱分布を良好にすることができ、熱効率のよい内部炎口親子バーナ100とすることができる。
なお、本発明は、以上詳述した上記実施の形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能なことはいうまでもない。
例えば、第1の実施形態の弁コントローラ43は、火力調節レバー3の調整された火力に基づいて、三方弁30の開閉を制御するようにしたが、火力調節レバー3の操作とは独立した切替ツマミ等の切替手段を新たに設け、その手動操作によって、三方弁30の開閉を制御するようにしてもよい。
本発明のガスこんろは、調理台に載置して使われるテーブルこんろや、調理台に組み込んで使われるビルトインこんろ等に適用可能である。
ガスこんろ1の斜視図である。 第1の実施形態である内部炎口親子バーナ10の斜視図である。 内部炎口親子バーナ10の内部構造を示す模式図である。 内部炎口親子バーナ10の燃焼状態を示す説明図(弱火力状態)である。 内部炎口親子バーナ10の燃焼状態を示す説明図(強火力状態)である。 第2の実施形態である内部炎口親子バーナ100の模式図である。
符号の説明
1 ガスこんろ
3 火力調節レバー
8 ガス量制御ユニット
10 内部炎口親子バーナ
12 親バーナ
15 内周面
16 第1炎口
18 子バーナ
19 外周面
21 第2炎口
27 混合気体供給管
28 混合気体供給管
30 三方弁
31 強制空気供給管
33 混合気体供給管
34 混合気体供給管
40 強制ファン
43 弁コントローラ
80 ガス量制御ユニット
100 内部炎口親子バーナ
120 親バーナ
160 炎口
180 子バーナ
190 外周面
210 炎口
280 混合気体供給管
333 三方弁
300 火力調節レバー
310 強制空気供給管
310a ガス注入口
330 混合気体供給管
400 強制ファン
430 弁コントローラ
510 第2ガス管

Claims (4)

  1. 内周面の周方向に複数の炎口が列設された環状の内向きバーナと、
    当該内向きバーナの内側、かつ前記内向きバーナと同軸上に配設され、外周面の周方向に複数の炎口が列設された外向きバーナとを備えたこんろバーナにおいて、
    前記内向きバーナの火力が強火力側に設定されている場合は、前記外向きバーナの炎口には、二次空気のみ又は空気過剰のガス混合気体が供給されることを特徴とするこんろバーナ。
  2. 前記内向きバーナの火力が弱火力側に設定されている場合は、前記外向きバーナの炎口には、前記内向きバーナの炎口に供給される燃料ガスおよび一次空気からなる混合気体と同等の空気比を有する混合気体が供給されることを特徴とする請求項1に記載のこんろバーナ。
  3. 前記内向きバーナの火力を強火力から弱火力まで調整する火力調整手段と、
    前記内向きバーナに接続され、燃料ガスおよび一次空気からなる混合気体を、前記内向きバーナの炎口に供給する第1の供給管と、
    前記外向きバーナに一端側が接続され、混合気体又は二次空気のみを、前記外向きバーナの炎口に供給する第2の供給管と、
    当該第2の供給管の前記一端側とは反対の他端側に接続された切替弁と、
    当該切替弁に一端側が接続され、当該一端側とは反対の他端側が、前記第1の供給管の中間に接続された第3の供給管と、
    前記切替弁に一端側が接続された第4の供給管と、
    当該第4の供給管の前記一端側とは反対の他端側に接続され、二次空気を強制的に送風する二次空気強制送風手段と、
    前記火力調整手段によって調整された火力によって、前記切替弁の開閉を制御する切替弁開閉制御手段と
    を備え、
    前記火力調整手段が強火力側に調整された場合、前記切替弁制御手段は、前記第2の供給管に前記第4の供給管からの二次空気を供給し、
    前記火力調整手段が弱火力側に調整された場合、前記切替弁制御手段は、前記第2の供給管に前記第3の供給管からの混合気体を供給するように前記切替弁の開閉を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のこんろバーナ。
  4. 前記第4の供給管内に燃料ガスを注入するガス注入手段を備え、
    前記第4の供給管内に空気過剰のガス混合気体を生成し、前記火力調整手段が強火力に調整された場合、前記切替弁制御手段は、前記第2の供給管に前記第4の供給管からの空気過剰のガス混合気体を供給することを特徴とする請求項3に記載のこんろバーナ。



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