JP4197603B2 - ボンネット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車両のボンネットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクタ等の作業車両の機体前部にボンネットを具備して、エンジンやラジエータ等を内部に収納し、これら装置の外部への露出を防止して防護するとともに、騒音の低減を図る技術は公知となっている。ボンネットは、通常上部を覆うボンネットアッパと、前方を覆うフロントグリルと、左右両側を覆うボンネットロアから構成され、それぞれ回動したり着脱可能としたりしているが、メンテナンス性を向上するために、ボンネットアッパとフロントグリルを一体的に構成し、該フロントマスクを樹脂により構成して空気取入れ口にネット(網)を配置し、上部にヘッドライトを配置したボンネットが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来のボンネットでは、ボンネット構成部品を組み立てたとき個々の部材間に隙間ができやすく、外観上見栄えがせず、気密性もよくないという不具合があった。また、大型の機種へ展開する際、ボンネットの幅を広くする場合には、フロントグリル(フロントマスク)を新たに製作しなければならず、コストアップとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、エンジン(5)を覆い開閉可能とした作業車両のボンネットにおいて、該ボンネット(8)は、エンジンルーム上方を覆うボンネットアッパ(16)と、エンジンルームの前部と側部を覆い、左右に二分割されるボンネットロア(17L・17R)にて構成し、該ボンネットロア(17L・17R)は左右対称で、かつ、上から見た 場合に平面視略L字状に構成し、該ボンネットロア(17L・17R)の上端部において、前後方向の上辺から内側へ水平方向の縁部(17a・17a)を突出形成し、該縁部(17a・17a)を、前記ボンネットアッパ(16)の両側下面に連結固定するための接合部とし、適宜間隔を開けてネジ孔を開口し、前記ボンネットアッパ(16)の外周下面にも、前記縁部(17a・17a)の形状に合わせた縁部を形成してネジにより固定し、該ボンネットロア(17L・17R)には、前上部から後水平方向にヘッドライト載置面(17b・17b)を突出形成し、該ボンネットロア(17L・17R)の前端の内側に、前後上下方向に合わせ面(17e・17e)を形成し、該合わせ面(17e・17e)にボルト孔を開口して、左右のボンネットロア(17L・17R)をボルトで結合して合体させ、その上面にボンネットアッパ(16)を組み付けることで一体的に構成したものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載のボンネットにおいて、前記ボンネットロア(17L・17R)の前面部及び角部及び前側部には開口部(17c・17c)を形成して空気取入れ口とし、該開口部(17c・17c)の外側は、網部材(19)で覆ってゴミ等がボンネット内に入らないようにしてフロントグリルを形成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係るボンネットを備えたトラクタの全体側面図、図2は本発明に係るボンネットを示した斜視図、図3はボンネットロアの分割状態を示す斜視図、図4はヘッドライト部の平面断面図、図5はセンターポストを示す図であり、(a)は正面図で、(b)は側面図である。図6はセンターポスト装着状態を示す図、図7はセンターポストの別実施例を示す図であり、(a)は正面図で、(b)は側面図である。図8はバッテリ固定構造を示す斜視図、図9は同じく側面図、図10は従来のバッテリ固定構造を示す斜視図。
【0007】
まず、トラクタ1の全体構成について、図1を用いて説明する。トラクタ1は、車体の前端部に車体フレーム21を設け、該車体フレーム21の前下部にフロントアクスルケースを介して前輪3・3が支承され、該車体フレーム21後端に固設されたミッションケース9にリアアクスルケースを介して後輪4・4が支承されている。該車体フレーム21の前部には、該車体フレーム21に固設されたエンジン支持部材に、防振部材を介してエンジン5が載置され、該エンジン5の前方にはラジエータ6及びバッテリ7が配置されている。そして、エンジンルーム内に配置されるエンジン5やラジエータ6やバッテリ7等はボンネット8で被装されている。また、車体フレーム21の後端部にはミッションケース9が締結固定され、該エンジン5と該ミッションケース9とは伝動軸やユニバーサルジョイント等の動力伝達機構を介して連結されている。キャビン12は、車体フレーム21の後部からミッションケース9にかけての上方に載置されている。そして、該キャビン12内部に操向ハンドル13、座席14等からなる運転部が設置されている。
【0008】
本発明のボンネットの構成について図1乃至図3を用いて説明する。前記ボンネット8は、ボンネットアッパ16と左右に二分割されるボンネットロア17L・17Rにて構成され、該ボンネットロア17L・17Rの後両側下部にサイドカバー15・15が配置され、エンジン5の左右両側をボンネットロア17L・17Rとサイドカバー15・15にて覆い、上方と前方をボンネットアッパ16とボンネットロア17L・17R前部にて覆っている。そして、左右のボンネットロア17L・17Rは前部をボルト等で結合して合体させ、更に、その上面にボンネットアッパ16を組み付けることで一体的に構成し、ボンネットアッパ16後部を中心に上方へ回動して開けることを可能としている。前記ボンネットアッパ16は左右方向断面視で逆U字状に構成し、前端部にヘッドライト20を配置する空間が形成されている。後部の左右略中央には燃料タンクの給油口を突出するための開口部16aが設けられ、後端にヒンジが配置されて、上方へ回動自在としている。前1ボンネットロア17L・17Rは左右対称に構成され、平面視略L字状に構成して、上端部において前後方向の上辺から内水平方向へ縁部17a・17aが突出して形成され、該縁部17a・17aを前記ボンネットアッパ16の両側下面に連結固定するための接合部として、適宜間隔を開けてネジ孔が開口されている。なお、図示しないがボンネットアッパ16の外周下面にも前記縁部17aの形状に合わせた縁部が形成されて固定できるようにしている。ボンネットロア17L・17Rの前上部から後水平方向にヘッドライト載置面17b・17bが形成されている。ボンネットロア17L・17Rの後側面は下部をL字状に切り欠かれて、前記サイドカバー15上部の外周形状に合う形状とし、ボンネットロア17L・17Rとサイドカバー15・15によりエンジンルーム側部を覆うようにし、ボンネットアッパ16の両側下部とボンネットロア17L・17R上部は、上下方向へ延長する如く取り付けられて、ボンネット8上側部の収容量が大きくなり、剛性もアップするようにしている。ボンネットロア17L・17Rの前面部及び角部及び前側部には開口部17c・17cが形成されて空気取入れ口とし、該開口部17c・17cの外側は網部材19で覆ってゴミ等がボンネット内に入らないようにしてフロントグリルを形成している。なお、開口部17cには適宜リブ17dが上下方向または水平方向に配置される。そして、ボンネットロア17L・17Rの前端の内側に前後上下方向に合わせ面17e・17eが形成されて、該合わせ面17e・17eにボルト孔を開口して、ボルト等で連結固定できるようにしている。こうして、従来のトラクタのボンネットにおいてはフロントグリルは別部材で構成していたが、本発明ではボンネットロア17L・17Rを側部から前方左右内側方向に延設し、一体的に構成することによって、覆う面積を大きくし、部品点数を削減して、製作も容易にできるようにしている。
【0009】
このような構成にすることによって、大型の機種へ展開する際にも容易に対応できる。つまり、前記ボンネットロア17L・17Rの合わせ面17e・17eの間に幅を広くする大きさの拡張部材を介在させることで、ボンネットロア17L・17Rをそのまま使用して、大型機種と互換が容易にできるのである。また、ボンネット8組立時において、位置合わせが容易になり、部材間に生じる隙間を殆ど解消され、外観品質及び気密性の向上を図ることができる。
【0010】
次に、ヘッドライト20について図3及び図4を用いて説明する。ヘッドライト20は、前記ボンネットアッパ16前部切欠とヘッドライト載置面17b・17b上の間に形成される空間に配置され、該ヘッドライト20のレンズ25は透明な合成樹脂またはガラスを平面視略U字状に構成し、該レンズ25の内側の正面側の左右に、左右一対の走行ライト用反射板22L・22Rを配置し、レンズ25内側の側面側に作業灯用反射板50L・50Rが固定されている。該走行ライト用反射板22L・22Rの中央に走行用電球23L・23Rを配置して前方を照らすようにして走行ライトを形成し、作業灯用反射板50L・50Rの中央に作業用電球24L・24Rを配置して側方を照らすようにして作業ライトを形成している。つまり、正面に前記走行ライトを配置してその両側に作業ライトを配置し、これらを左右一体型のレンズ25で覆う構成となっている。従来においては、作業灯はキャビン仕様のトラクタや後付けで取り付ける等して、夜間の作業時等では前輪近傍や側方が見づらかった。しかし、上記のように構成することによって、ヘッドライト20に、走行用電球23L・23Rと作業用電球24L・24Rを一体的に構成することができ、外観を損なうことなく、前輪側方を照らすことができて夜間作業も容易にできるようになった。そして、別構成で作業ライトを追加するのに比べて、部品点数を削減でき、それに伴い組立工程の簡略化が図れ、コスト的にも優れたものとなる。なお、前記作業用電球24L・24Rの配置位置及び個数等は、前輪3近傍を照らされる位置であり、かつ意匠的な外観を損ねることがないならば、本実施例に限られるものではない。また、走行用ライトと作業用ライトは別々にON・OFFできるようにしており、作業用ライトは低速走行に変速した時を検知して、制御回路を介して作業時のみONできるように制御している。
【0011】
次に、必要時に本機に取り付けることができるセンターポスト26について図5乃至図7を用いて説明する。図5に示すように、該センターポスト26は、ポール27と該ポール27下部に設ける正面視略逆U字形状の取付フレーム28とが一体的に構成されており、該取付フレーム28には固定手段であるグリップ付きボルト29が、左右に同数個ずつ回動可能に螺合されている。前記車体フレーム21の前部に取り付けられるウエイト30使用時に、該ウエイト30をはさみ込むようにして取付フレーム28を取付け、前記グリップ付きボルト29により締め付けて固定する。つまり、該センターポールを装着することによって、前記ポール27が本機前方の中心部において略垂直上方に立設された状態となる。なお、該グリップ付きボルト29は、前記センターポスト26を取り付ける際、工具を必要とせず装着できる構造となっている。また、前記ポール27は伸縮自在な構造とすることもでき、そうすることにより収納時等のコンパクト化を図ることができる。また、該センターポスト26を、前記ウエイト30使用時以外でも使用可能とするために、前記取付フレーム28が前記車体フレーム21(バンパー)を直接はさみ込む状態にして取り付けることができる。そのため、前記グリップ付きボルト29のボルト部は、車体フレーム21に直接固定するに十分な長さを有している。
【0012】
前記センターポスト26は次のような構造にすることもできる。図7にセンターポストの別実施例を示す。本実施例のセンターポスト31は、取付部32に強力磁石を用いた切替スイッチ方式を取り入れている。つまり、該切替スイッチ33を回動させることによって磁石部34にはたらく磁力を切り替え、脱着する構造となっている。このような構造にすることにより、センターポスト31の脱着が容易となり、鉄製であり装着可能な面積を有する部材であれば、どのような部材にでも装着でき、作業機も選ばない。
【0013】
前記センターポスト26または31を装着することにより、操縦席から直接目視できない作業機の先端部を確認することが容易になり、前方の障害物との衝突が避けられ、また畦との距離も確認し易くなり、同じ位置での旋回が容易になる。また、未耕地部分も減少することができる。さらに、従来の直進の指標となっていたボンネット8上のトップマーク35(図8に図示)よりも目線に近い高さにポール27があるため、より直進時の目安として走行し易くなる。
【0014】
次に、バッテリ固定構造について図8乃至図10を用いて説明する。トラクタ等のボンネットであって、該ボンネット後方上部に開閉するための回転軸51が配設され、該ボンネット8の前部内にバッテリ7が収納されている。該バッテリ7は、車体フレーム21の前部上に固設したバッテリ載置台36の上に載置されており、従来のバッテリ7の固定構成は図10に示すように、バッテリ載置台36に左右一対の固定バー37の下端に形成したフックを掛止し、該固定バー37をバッテリ7側面視後方下部から前方上部への対角線方向に向けて延出して、該固定バー37の上部にはネジ部を形成して、側面視略L字形状に形成したプレート状の固定部材38に固定バー37の上端を挿入してナット39等で螺合して固定するようにしていた。また、通常ボンネット8は、該ボンネット8を開ける際、ボンネットロック40を解除したときにある程度の範囲自動的に開き、閉じる時に衝撃を吸収するようにロックスプリング(図示せず)等の弾性体をボンネット8の当接部に配置していた。このように、ボンネットのロックとバッテリ7の固定は完全に独立したものであった。
【0015】
そこで、本実施例では、ボンネットのロックスプリング等でバッテリ7を固定するようにしている。図8及び図9に示すように、ボンネットロア17L・17Rの前方中央部に配設される前記合わせ面17eの前面に支柱42が立設され、該支柱42の上部はクランク状に折り曲げられてボンネットアッパ16の前部下面に固定され、ボンネットアッパ16とボンネットロア17L・17Rを連結固定して互いに補強して剛性をアップしている。なお、支柱42下部にはボンネットロック40の係合体が配置されている。該支柱42の折れ曲がり部42aの下面にステー44を横設してボンネットアッパ16に支持し、該ステー44両側にボルト43・43を挿通して、該ステー44の両側下面のボルト43・43にバネ等の弾性体46・46を支持し、該ボルト43・43下端に固定板45を固定し、該固定板45とステー44の間に弾性体46・46を配置する構成としている。そして、該固定板45の下面にゴム等の弾性部材47を固定し、該弾性部材47の下面がバッテリ7の前上部の側面形状に合わせた形状としている。なお、バッテリ7を載置するバッテリ載置台36の上面にバッテリ7の後下部が当接する突起36aが形成されて後方へずれることを防止している。
【0016】
つまり、前記バッテリ7は、ボンネット8を閉じた状態において、バッテリ7の前上部両側が弾性体46・46によって付勢されながら固定される。なお、該弾性体46は、本実施例では左右に一つずつ配置する構成としているが、バッテリ7の固定及びボンネット8の付勢をする弾性力が左右均等となればこれに限られるものではない。また、固定板45と弾性部材47は予めバッテリ7に固定する構成としてもよい。
【0017】
このような構造にすることにより、ボンネット8を閉じることによって同時にバッテリ7を押圧固定することができる。また、左右均等に弾性力がはたらくように前記弾性体46・46を配設することによって、ボンネット8のヒンジ部は構造上完全に拘止されておらず、舗装されていない道等を走行するときに該ボンネット8が傾いたりしたときも、安定してバッテリ7を固定することが可能となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0019】
請求項1に示す如く、エンジン(5)を覆い開閉可能とした作業車両のボンネットにおいて、該ボンネット(8)は、エンジンルーム上方を覆うボンネットアッパ(16)と、エンジンルームの前部と側部を覆い、左右に二分割されるボンネットロア(17L・17R)にて構成し、該ボンネットロア(17L・17R)は左右対称で、かつ、上から見た場合に平面視略L字状に構成し、該ボンネットロア(17L・17R)の上端部において、前後方向の上辺から内側へ水平方向の縁部(17a・17a)を突出形成し、該縁部(17a・17a)を、前記ボンネットアッパ(16)の両側下面に連結固定するための接合部とし、適宜間隔を開けてネジ孔を開口し、前記ボンネットアッパ(16)の外周下面にも、前記縁部(17a・17a)の形状に合わせた縁部を形成してネジにより固定し、該ボンネットロア(17L・17R)には、前上部から後水平方向にヘッドライト載置面(17b・17b)を突出形成し、該ボンネットロア(17L・17R)の前端の内側に、前後上下方向に合わせ面(17e・17e)を形成し、該合わせ面(17e・17e)にボルト孔を開口して、左右のボンネットロア(17L・17R)をボルトで結合して合体させ、その上面にボンネットアッパ(16)を組み付けることで一体的に構成したので、大型の機種へ展開する際、左右のボンネットロアの間に拡張部材を介在させることで、ボンネットの幅の変更が容易となるので、フロントマスクを新たに製作することなく大型機種との互換性を持たせることができる。
また、ボンネットの組立時において、位置合わせが容易になり、部材間に生じる隙間を容易になくすことができ、外観品質及び気密性の向上を図ることができる。
【0020】
請求項2に示す如く、請求項1記載のボンネットにおいて、前記ボンネットロア(17L・17R)の前面部及び角部及び前側部には開口部(17c・17c)を形成して空気取入れ口とし、該開口部(17c・17c)の外側は、網部材(19)で覆ってゴミ等がボンネット内に入らないようにしてフロントグリルを形成したので、該フロントグリルを別部材を用いず構成することが可能となり、部品点数を削減できるので、製作が容易となり、コストも抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るボンネットを備えたトラクタの全体側面図。
【図2】 本発明に係るボンネットを示した斜視図。
【図3】 ボンネットロアの分割状態を示す斜視図。
【図4】 ヘッドライト部の平面断面図。
【図5】 センターポストを示す図であり、(a)は正面図で、(b)は側面図である。
【図6】 センターポスト装着状態を示す図。
【図7】 センターポストの別実施例を示す図であり、(a)は正面図で、(b)は側面図である。
【図8】 バッテリ固定構造を示す斜視図。
【図9】 同じく側面図。
【図10】 従来のバッテリ固定構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1 トラクタ
5 エンジン
7 バッテリ
8 ボンネット
16 ボンネットアッパ
17L・17R ボンネットロア
Claims (2)
- エンジン(5)を覆い開閉可能とした作業車両のボンネットにおいて、該ボンネット(8)は、エンジンルーム上方を覆うボンネットアッパ(16)と、エンジンルームの前部と側部を覆い、左右に二分割されるボンネットロア(17L・17R)にて構成し、該ボンネットロア(17L・17R)は左右対称で、かつ、上から見た場合に平面視略L字状に構成し、該ボンネットロア(17L・17R)の上端部において、前後方向の上辺から内側へ水平方向の縁部(17a・17a)を突出形成し、該縁部(17a・17a)を、前記ボンネットアッパ(16)の両側下面に連結固定するための接合部とし、適宜間隔を開けてネジ孔を開口し、前記ボンネットアッパ(16)の外周下面にも、前記縁部(17a・17a)の形状に合わせた縁部を形成してネジにより固定し、該ボンネットロア(17L・17R)には、前上部から後水平方向にヘッドライト載置面(17b・17b)を突出形成し、該ボンネットロア(17L・17R)の前端の内側に、前後上下方向に合わせ面(17e・17e)を形成し、該合わせ面(17e・17e)にボルト孔を開口して、左右のボンネットロア(17L・17R)をボルトで結合して合体させ、その上面にボンネットアッパ(16)を組み付けることで一体的に構成したことを特徴とするボンネット。
- 請求項1記載のボンネットにおいて、前記ボンネットロア(17L・17R)の前面部及び角部及び前側部には開口部(17c・17c)を形成して空気取入れ口とし、該開口部(17c・17c)の外側は、網部材(19)で覆ってゴミ等がボンネット内に入らないようにしてフロントグリルを形成したことを特徴とするボンネット。
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