JP4197163B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4197163B2
JP4197163B2 JP2004029927A JP2004029927A JP4197163B2 JP 4197163 B2 JP4197163 B2 JP 4197163B2 JP 2004029927 A JP2004029927 A JP 2004029927A JP 2004029927 A JP2004029927 A JP 2004029927A JP 4197163 B2 JP4197163 B2 JP 4197163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
area
content
management unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004029927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005222623A (ja
Inventor
薫 菱川
良治 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004029927A priority Critical patent/JP4197163B2/ja
Publication of JP2005222623A publication Critical patent/JP2005222623A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4197163B2 publication Critical patent/JP4197163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

本発明は、データ処理装置、より詳細には、静止画,動画,音楽,音声等のコンテンツを符号化した符号化データについて、記録,再生,編集等のデータ処理を行うデータ処理装置に関するものである。
従来、記録媒体にデータの記録,再生,編集などを行う媒体として、DVD−RW,DVD−RAMのような書き込み/書き換え可能な光ディスクが開発されている。このようなディスクにおいては、ユーザが容易に編集(コンテンツの削除,挿入,新規作成など)を行えるような機能が要望されていた。現在では一般家庭用で、かつ、ユーザが編集などのために容易に取り扱うことのできる記録再生装置が普及しつつある。
これまでユーザによる編集はファイル単位でしか行えず、また、編集などにより削除された領域が有効活用できないという問題があった。これに対し、編集作業が容易に行え、きめ細かな編集作業が可能であり、特に、編集後のデータに対する管理が可能なセル分割処理方法と呼ばれる技術が開示されている。
例えば、特許文献1において開示されている技術は、映像ストリームデータ(映像コンテンツの符号化データ)の記録,管理を前提として、再生可能なセルの集合を管理すると共に、セルを含むVOBの再生順序を管理するプログラムチェーンを指定することで、コンテンツの再生を制御する。
上記特許文献1に記載の発明では、編集によるコンテンツの削除(消去)においては、消去レベルを設定し、再生時にこの消去レベルが付与されたデータを再生しないことで、見かけ上消去したように見せかけている。消去レベルを設定したセルはリストによって管理されている。さらに、このリストに登録されているセルの消去レベルをクリアすることで、削除等の編集処理を行う前の状態に戻すことができる。
特許第3356773号公報
しかしながら、上述のごとくの方法では、映像ストリームの再生単位での領域管理(編集方式)となっており、特性の異なるデータ(例えば、映像コンテンツと音声コンテンツ、あるいは、高解像度の映像コンテンツと低解像度の映像コンテンツなどの互いに別種のコンテンツ)が混在するような状況において、空き領域の管理を柔軟に行うことが想定されていなかった。このような柔軟な領域管理を、編集済みコンテンツを再生するアプリケーションによって行おうとすると、アプリケーションの構成が複雑となり、システム全体の処理速度が低下するという問題があった。
また、一般に、上記のような特性の異なるデータ間では、削除済みの領域を相互に利用し合うことを想定しておらず、コンテンツの追加や、新規コンテンツの作成時に、空き領域を効率的に利用できないという問題があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、コンテンツが記録された記録媒体の記録領域を複数の管理単位(エリア)で管理することにより、コンテンツの部分削除や削除取り消し等の編集処理を制御すると共に、異なる種別(特性)のコンテンツが存在する場合に記録領域の管理を効率的に行えるようにすること、
また、データ記録,再生を行うアプリケーションの構成を簡略化し、削除対象とされた領域や、コンテンツにより使用中の領域を、予め定めた優先順位に基づいて新たなコンテンツ領域に割り当てるようにすること、を目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、記録媒体に記録されたコンテンツデータの編集処理を制御する編集制御部と、前記記録媒体の記録領域を複数の管理単位に分割して管理する管理部とを備えたデータ処理装置において、前記記録媒体に種別の異なる複数のコンテンツデータが記録されている場合、前記管理部が管理対象とする管理単位に割り当て可能なデータ量は、前記編集制御部によって編集処理可能な少なくとも1種類のコンテンツデータの単位データ量より小さく、前記管理部は、前記編集制御部によってコンテンツデータの一部が削除対象とされた際に、該削除対象のデータに対応する管理単位を書き込み可能状態とし、該管理単位に応じた前記記録媒体上の位置情報を、前記コンテンツデータの一部が削除対象とされた後も保持する手段を備え、該保持した位置情報に従って、前記管理単位を前記コンテンツデータの追加データ又は新規のコンテンツデータに割り当てることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第の技術手段において、前記管理部は、前記編集制御部によって削除対象とされたコンテンツデータの一部の削除処理を取り消し、該削除処理を取り消したデータに対応する管理単位を書き込み不可状態に戻すことを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記管理部は、前記書き込み可能状態にある管理単位を取得できない場合、コンテンツデータに割り当て済みの管理単位を書き込み可能状態とし、該管理単位に応じた前記記録媒体上の位置情報を保持することを特徴としたものである。
コンテンツが記録された記録媒体の記録領域を複数の管理単位(エリア)で管理することができるため、削除対象とされたデータそのものを別の領域に移動したり、コピーするなどの退避処理を行うことなく、コンテンツの部分削除や削除取り消し等の編集処理を容易に制御できると共に、異なる種別(特性)のコンテンツが存在する場合に記録領域の管理を効率的に行うことができる。
また、データ記録,再生を行うアプリケーションの構成を簡略化し、削除対象とされた領域や、コンテンツにより使用中の領域を、予め定めた優先順位に基づいて新たなコンテンツ領域として割り当てることができるため、コンテンツへのデータ追加や、新規コンテンツの生成の際に当該コンテンツ領域を繰り返し利用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ処理装置の構成例を示すブロック図で、図中、10はデータ処理装置で、該データ処理装置10は、音声入力部11,映像入力部12,入力切替部13,出力切替部14,映像表示部15,音声出力部16,符号化部17,復号部18,主制御部19,ユーザ入力装置20,記録制御部21,再生制御部22,編集制御部23,エリア管理部24,デバイス制御部25,ハードディスク(HD)26を備えている。
音声入力部11は音声や音楽を含む音声信号を入力し、映像入力部12は静止画や動画を含む映像信号を入力する。入力切替部13では、音声信号と映像信号が主制御部19からの制御信号に基づいて切り替えられ、いずれかの信号が出力切替部14、符号化部17に入力される。
出力切替部14は、入力切替部13あるいは復号部18からの音声信号あるいは映像信号を、主制御部19からの制御信号に基づいて切り替える。切り替えの結果、映像信号の場合はブラウン管、液晶表示装置等の映像表示部15に、音声信号の場合はスピーカ、ヘッドフォン等の音声出力部16にそれぞれの信号が入力される。
符号化部17は、入力された映像信号あるいは音声信号を、各信号に適した方式で符号化する。映像信号の符号化方式としては、例えばJPEGによる静止画符号化方式、あるいは、MPEG2のビデオ符号化や、H.263などの動画像符号化の国際標準方式が好適に用いられ、音声信号の符号化方式としては、例えばMPEG1のオーディオ符号化や、ITU−T勧告のGシリーズなどの音声符号化の国際標準方式が好適に用いられる。あるいは、動画像をWindows(R) Media Videoや、Real Video、音声をドルビーAC3などを用いて符号化してもよい。復号部18では、符号化部17で用いられた符号化方式に対応した復号方式によって、符号化データを復号する。
記録制御部21は、符号化データを記録する際に、その符号化データをエリア管理部24に入力する処理を制御し、再生制御部22は、符号化データを再生する際に、その符号化データをエリア管理部24から読み出す処理を制御する。
編集制御部23は、リモートコントローラ等のユーザ入力装置20を介してユーザから要求された、コンテンツの削除,コンテンツの追加,新規コンテンツの作成等を含む編集処理の制御を行う。
エリア管理部24は、後述する方法によってコンテンツデータの記録領域を管理する。例えば、記録制御部21からの制御信号に従って、入力された符号化データを新規コンテンツとしてそのコンテンツに対応する記録領域を割り当てる。また、再生制御部22からの制御信号に従って、読み出し要求がなされた符号化データに対応するコンテンツ及びそのコンテンツに割り当てられた記録領域を特定し、符号化データをハードディスク26から読み出して再生制御部22に入力する。この際、ハードディスク26の代わりに、DVDやメモリカード等の他の記録媒体を適用してもよい。
デバイス制御部25は、ハードディスク26へのデータの書き込み、ハードディスク26からのデータの読み出しをそれぞれ制御する。本実施形態のデータ処理装置10は、エリア管理部24によって、ハードディスク26に記録されたコンテンツの一部を削除した場合、削除処理の取り消し、削除領域の新規コンテンツへの割り当て等を、簡易に実現することを可能としている。
図2は、映像コンテンツとそれを記録したハードディスク26における使用エリアの関係について説明するための図で、図中、31,32,33はコンテンツA(本例では動画像コンテンツとする)の映像ストリーム(映像コンテンツを符号化した符号化データ)の編集可能な単位である。例えば、MPEG2の符号化データは、映像コンテンツに含まれる各フレームを符号化しており、単独で復号可能なフレーム内符号化フレーム(Iフレーム),過去の復号済みフレームからの予測を伴う予測符号化フレーム(Pフレーム)を含んでいる。ただし、説明を簡単にするため、過去及び未来のフレームからの予測を伴う両方向予測符号化フレーム(Bフレーム)は無いものとして説明する。
映像ストリームにおいて編集可能な単位とは、Iフレームから始まり、一般に複数フレームを含む単位をいう。図2ではこれを模式的に示している。MPEG2規格ではこのような単位はGOP(Group of Pictures)と呼ばれるので、図2について編集可能な単位を、以後「GOP31」のように呼ぶ。なお、図2に示す「時間」を示す矢印は、GOPの表示時間の順を示す。
図2に示す使用エリアは、ハードディスク26上の記録領域を示し、その記録領域を小さな単位に区切ったものに、a,b,c,…等の記号を付している。これらの単位(以後、各単位をエリアと呼ぶ)はハードディスク26上で必ずしも連続した領域ではなく、飛び飛びになっている場合もある。
図2において、GOP31はエリアa,b,c,dに記録され、GOP32はエリアd,e,f,g,hに記録されている。このとき、エリアdの前半部分にはGOP31のデータが、エリアdの後半部分にはGOP32のデータが記録されている。
本発明では、上記のようにコンテンツが記録された記録領域を割り当てた使用エリアを、図1に示したエリア管理部24で管理する。
図3は、図1に示したエリア管理部24の構成例を示すブロック図で、エリア管理部24は、エリアテーブル24a,コンテンツエリアテーブル24b,フリーエリア管理テーブル24c,管理処理部24dを備えている。以下の図4乃至図7に各テーブルの構成例を示し、詳細に説明する。
図4は、図3に示したエリアテーブル24aの構成例を示す図である。
エリアテーブル24aは、ハードディスク26上の記録領域に割り当てたエリア毎(エリア単位)に付されたエリア番号と、各単位のステータス(状態)の関係を管理するためのテーブルである。本例では、エリア番号として0からNまでの番号が付されており、0からNの途中に、a〜zの記号で示すエリア番号が付されているものとする。ステータスがfreeの場合、そのエリアには有効なデータが書き込まれていないことを示す。また、ステータスがbusyの場合、有効なデータが書き込まれているため、そのエリアには新たにデータを書き込めないことを示している。
図5は、図3に示したコンテンツエリアテーブル24bの構成例を示す図である。
コンテンツエリアテーブル24bは、記録されているコンテンツの符号化データ(映像ストリームあるいは音声ストリーム)が、ハードディスク26上のどのエリアを使用しているかを示すテーブルである。図5(A)に示すエリア管理番号は、コンテンツの先頭から0,1,2,…のように付された番号であり、本例では、その途中にn−4〜n+6までの記号を付している。エリア番号a〜kは、前述の図2において説明した映像ストリームの使用エリアのエリア番号を示している。本例では、例えば、コンテンツAのエリア管理番号nに対応する部分のデータはエリア番号eに割り当てられている。
図6は、図3に示したコンテンツエリアテーブル24bの他の構成例を示す図である。
図6(A)に示すコンテンツエリアテーブル24b′に対応するコンテンツBは、図5(A)に示したコンテンツAと種別(特性)の異なるコンテンツであり、コンテンツAに比べ、符号化後のデータ量が小さいコンテンツであるとする。例えば、音声データや、コンテンツAよりも低解像度の映像データ等を想定している。本例では、コンテンツBの符号化データはエリア管理番号0〜6までの7エリア分に記録され、各エリア管理番号にはm〜sまでのエリア番号が逆順に付されている。このように、エリア番号はコンテンツの先頭から番号順でない方法で付されることもある。
次に、図5(B)及び図6(B)は、それぞれ図5(A)及び図6(A)に示すコンテンツの一部を削除対象とするような編集をした場合、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)がどのように変更されるかを示している。
図5(B)は、図2に示したコンテンツAのGOP32が削除対象とされた場合の例である。図2に示したD_ASは映像ストリーム上でGOP31とGOP32の境界、D_AEは映像ストリーム上でGOP32とGOP33の境界を示す。この映像ストリームにおいて、D_AS〜D_AEの区間を削除(すなわちGOP32を削除)した場合、使用エリアのエリアe,f,gのデータについての情報が、後述のフリーエリア管理テーブル24cに登録される。このとき、コンテンツエリアテーブル24bでは図5(B)に示すように、エリア番号e,f,gに相当する番号が「−1」に書き換えられ、コンテンツAから当該部分が削除対象とされる。
同様に、図6(A)に示すコンテンツエリアテーブル24b′において、コンテンツBの符号化データのエリア管理番号2〜6に対応する部分を削除対象とする編集をした場合、図6(B)に示すように、エリア番号m〜qに相当する番号が「−1」に書き換えられると共に、削除対象とされた部分に関連する情報がフリーエリア管理テーブル24cに登録される。
図7は、図3に示したフリーエリア管理テーブル24cの構成例を示す図である。
本例に示すフリーエリア管理テーブル24cは、コンテンツから削除対象とされたデータに関する情報を管理するテーブルである。本例のフリーエリア管理番号は、フリーエリア管理テーブル24cで管理する情報に、0から始まる通し番号を付したものである。
図7において、コンテンツIDは、削除対象としたデータが元々どのコンテンツに属していたかを示す情報である。本例では、フリーエリア管理番号0に図6に示したコンテンツBから削除対象とされたデータに関する情報が、フリーエリア管理番号1に図5に示したコンテンツAから削除対象とされたデータに関する情報が記録されている。コンテンツIDは、文字データで表現してもよいし、コンテンツに対する通し番号で表現してもよい。
また、ステータスは、削除対象としたデータが復元可能か否かを示す情報である。コンテンツを削除対象とする処理の直後には、上記ステータスは「復元可」となり、削除対象としたデータが復元可能であることを示す。一方、後述するように削除対象としたデータの一部を、他のコンテンツの記録のために使用(すなわち、上書き)した場合などは、上記ステータスは「復元不可」となり、削除対象としたデータが復元出来なくなったことを示す。このステータスを示す情報は0,1のフラグ等で表現することができる。
また、削除範囲は、削除対象としたデータが元のコンテンツの符号化データの、どの部分に相当するかを示す情報である。例えば、コンテンツAについては、図2に示したGOP32の開始点および終了点(D_AS及びD_AE)が記録される。また、コンテンツBについては、同様に削除開始点(D_BS)と削除終了点(D_BE)が記録される。この削除範囲は、例えば、コンテンツ先頭からのデータ長(例えばバイト長)や、再生時間を用いて表現することができる。
また、エリア数は、削除対象としたデータが何個のエリアに相当するかを示す情報である。本例では、コンテンツBが5個、コンテンツAが3個のエリアが削除対象とされている。エリアリストは、削除対象としたデータのエリアのリストを示す情報である。本例で、コンテンツBについてはエリア番号m〜qがエリアリストに登録され、コンテンツAについてはエリア番号e,f,gがエリアリストに登録されている。
図3に示した管理処理部24dは、コンテンツの削除処理,新規コンテンツの生成処理等があったときに、エリアテーブル24a,コンテンツエリアテーブル24b(24b′),及びフリーエリア管理テーブル24cの更新処理を管理する。
以上のように構成された本発明の第1の実施形態において、コンテンツの部分削除,部分削除されたデータの復元,コンテンツへのデータ追加,新規コンテンツの生成の各処理について、以下に説明する。
コンテンツの部分削除処理については、前述の図2,図5,図6及び図7に基づいて説明した。すなわち、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)において、削除対象とする部分のみを含むエリア番号が「−1」に書き換えられ、これに伴って、フリーエリア管理テーブル24cが更新される。このとき、コンテンツID,ステータス,削除範囲,エリア数,エリアリストなどの付加情報がフリーエリア管理テーブル24cに保持される。この中で、エリアリストは削除対象(この削除対象とすることによって、該当領域を他のコンテンツが利用できるようになるため、この削除のことを以後、開放と呼ぶことがある)とされたデータの、ハードディスク26上での対応位置を示す情報であり、開放されたエリアの位置情報と考えることができる。また、削除範囲の情報も、コンテンツ上のどの位置が削除されたかを示す位置情報であるといえる。
次に、部分削除対象とされたデータを復元する場合、まず、フリーエリア管理テーブル24cのステータスが「復元可」であることを確認する。例えば、図7に示したフリーエリア管理番号1のエリアを復元する場合、エリア管理部24の管理処理部24dは、フリーエリア管理テーブル24cの付加情報から、エリア番号e,f,gのデータがコンテンツAの範囲(D_AS〜D_AE)のデータであったことを判定する。次に、図5(B)に示したコンテンツエリアテーブル24bでエリア番号「−1」となっている箇所に、上記のエリア番号e,f,gをそれぞれ書き込み、図7に示したフリーエリア管理番号1のエントリを削除する。これによって、コンテンツAのコンテンツエリアテーブル24bは、図5(A)に示した状態に復元され、図2の「削除」と示された部分が削除前の状態に戻る。
本発明によれば、削除対象とされたデータそのものを、別の領域に移動したり、コピーするなど、データの退避処理を行うことなく、データの削除および復元を容易に行うことが可能となる。
次に、コンテンツへのデータの追加について説明する。
図6(B)で説明したコンテンツBが音声データであるとし、さらに録音等によって音声データとして2エリア分のデータを追加するときに、記録領域が足りなくなった場合(すなわち、エリアテーブル24aのステータスが全てbusyとなった場合)を考える。このとき、図1に示したエリア管理部24は、フリーエリア管理テーブル24cを参照し、使用可能な領域として、コンテンツBから削除対象としたエリアと、コンテンツAから削除対象としたエリアを認識する。2エリア分のデータを追加するエリアとして、いずれを用いるかについてはいくつかの方法がある。例えば、(1)フリーエリア管理番号順に用いる方法、(2)エリア数が追加エリア数になるべく近いものを優先させる方法、(3)追加予定のコンテンツ(本例ではコンテンツB)から削除対象とされたエリアがあればそれを優先する方法、などが考えられる。
2エリア分のデータを追加するエリアとして、上記(1)、(3)の場合はフリーエリア管理番号0のエリアを、(2)の場合はフリーエリア管理番号1のエリアが選択される。フリーエリア管理番号0のエリアが選択された場合、図7に示したエリアリスト中、例えばp,qの2エリア分が、音声データの追加に用いられる。このように、エリアリストの一部が新たなデータに用いられると、エリアリストの残りは削除対象データの復元に用いることが出来なくなるため、フリーエリア管理番号0のステータスは「復元不可」に変更される。エリアリストには、m,n,oの3エリアが開放エリアとして残される。これと共に、図6(B)に示したコンテンツエリアテーブル24b′には、エリア管理番号7,8が追加され、それぞれに対応するエリア番号としてp,qが書き込まれる。
コンテンツへのデータの追加の別の実施形態として、コンテンツAに映像データを6エリア分追加する場合を考える。ここで、記録領域として3エリア分のみが使用可能で、残りの3エリア分はフリーエリア管理テーブル24cで管理されたエリアを使用するものとする。この場合、最初の3エリアとしてはエリアテーブル24a上のステータスがfreeとなっている3エリアを選択する。選択されたエリア番号はx,y,zであるとする。残りの3エリアは、図7に示したフリーエリア管理テーブル24cから、上記(3)の方法で選択したとする。この場合、フリーエリア管理番号1に登録された3エリア分(e,f,g)が選択される。すなわち、登録された3エリアが全て追加エリアとして使用されるため、フリーエリア管理テーブル24cからフリーエリア管理番号1のエントリそのものが削除される。これと共に、図5(B)に示したコンテンツエリアテーブル24bのエリア管理番号には6つのエントリが追加され、対応するエリア番号として、x,y,z及びe,f,gが書き込まれる。
このようにして、削除対象とされたエリア(すなわち、開放されたエリア)をコンテンツへのデータ追加の際に簡単に再利用することができる。なお、上記の例では、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)に削除の履歴としてエリア番号が「−1」となったエントリができるが、データの追加、削除を繰り返すとこのエントリが増加して、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)のサイズが大きくなってしまう。これを抑えるため、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)のリフレッシュを行うようにしてもよい。すなわち、削除対象とすることによってフリーエリア管理テーブル24cに登録され、さらに、コンテンツの追加等で使用されてしまったエリア(例えば、上記のエリアe,f,gなど)については、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)のエントリ自体を削除して、テーブルサイズを小さくするようにしても良い。また、データ先頭からのオフセット位置が重要なコンテンツデータにおいては、元々のオフセット位置を取得できる様、削除されたエントリ分のエリア数情報を保持しておく特殊なエントリを挿入しておく様にしてもよい。
次に、新規コンテンツを生成する例として、コンテンツC(本例では7エリア分)を生成する場合を考える。ここでは、エリアテーブル24aのステータスは全てbusyであったとする。図7に示したフリーエリア管理テーブル24cに登録されているエリアのうち、どれを優先的に使用するかは前述のようにいろいろな方法がある。ここでは、フリーエリア管理番号0の5エリア分(m〜q)と、フリーエリア管理番号1の2エリア分(e,f)を選択したとする。この場合、フリーエリア管理番号0に登録されていた5エリアは全て利用されることになるため、このエントリは削除される。また、フリーエリア管理番号1の2エリア分を利用するため、ステータスは「復元不可」に変更される。開放エリアとしてはフリーエリア管理番号1のエリアリストにエリア番号gのみが残る。一方、コンテンツCのコンテンツエリアテーブルが新たに作成され、エリア番号としてm〜q及びe,fが割り当てられる。
本発明によれば、新規コンテンツの生成において特性(種別)の異なるデータから削除対象とされたエリアであっても、区別無く統一的に割り当てに利用することが出来るため、データの割り当てを効率的に実施することが可能となる。
前述の第1の実施形態では、エリアテーブル24aのステータスが全てbusyのときは、利用可能な記録領域がないものとして、フリーエリア管理テーブル24cに登録された開放エリアを探していたが、開放されたエリアが全く登録されていない場合は、記録されたコンテンツの一部を削除対象とし、新たな(空き)領域として利用する必要がある。記録されたコンテンツのうち、どのコンテンツを優先的に削除対象とするかについては、いろいろな方法が考えられる。例えば、このような優先順位をコンテンツのファイルそのものに付しておき、その順番に削除対象とする方法、記録された時間順に削除対象とする方法、ユーザのアクセス頻度の低い順に削除対象とする方法などである。
削除対象とするコンテンツにおけるどの部分を優先的に削除対象とするかについても、同様に、いろいろな優先順位付けの方法がある。本発明では、コンテンツエリアテーブル24b(24b′)のエリア管理番号を、このような優先順位付けに利用し、エリア管理番号の大きい順に(つまりコンテンツの後方から)エリアを削除対象とする方法をとることができる。この他にも、コンテンツを途中まで視聴して停止している場合は、通常レジューム情報と呼ばれる再生開始位置が記録されるため、このような付加情報を利用しても良い。すなわち、再生開始位置より前のデータを優先的に削除対象として、新たなデータの記録に利用する。
本発明によれば、コンテンツデータを割り当て済みのエリアを優先順位に従って開放し、新たなデータの記録に利用することが可能となる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、部分削除対象とされたコンテンツの符号化データを読み出して、復号部18へ入力するデータを生成する再生制御部22について説明する。
図8は、図1に示した再生制御部22の構成例を示すブロック図で、再生制御部22は、読み出し部22a,パディングデータ生成部22b,パディングデータ挿入部22cを備えている。
読み出し部22aは、図1に示したエリア管理部24から再生用の符号化データを読み出す。例えば、図2に示したように、部分削除対象とされたコンテンツAを再生する場合、読み出し部22aは、エリア番号a,b,c,d,h,i,j,kのデータを順に読み出す。これは、エリア管理部24がコンテンツエリアテーブル24bを参照しながら符号化データを出力することにより実現される。例えば、図5(B)に示したコンテンツエリアテーブル24bを参照すれば、コンテンツAのエリア管理番号n−4〜n−1まではエリア番号a,b,c,dに対応しているため、各エリアのデータを出力すればよいことがわかる。次に、エリア管理番号n〜n+2まではエリア番号が「−1」であるため部分削除対象とされていることがわかるためデータ出力を行わない。さらに、エリア管理番号n+3以降はエリア番号h以降に対応しているため、各エリアのデータを出力する。このようにして、上述のエリア番号a〜kのデータが読み出される。
パディングデータ生成部22bは、図1に示した復号部18で読み捨てることが可能なパディングデータを生成する部分である。例えば、MPEG2システム規格で用いられるTSパケットにおいて規定されているnullパケットをパディングデータとして生成する。パディングデータとしては、この他にもMPEG4ビデオ規格で用いられるスタッフィングデータを用いてもよい。
パディングデータ挿入部22cは、読み出し部22aが読み出したデータのうち、削除対象とされたデータを含む可能性があるデータをパディングデータに置き換えることによって、符号化データにパディングデータを挿入する。例えば、図2において、GOP32が削除対象とされているため、エリア番号d及びhに含まれるGOP32の符号化データがパディングデータに置換される。
エリア番号d及びhに、削除対象とされたデータが含まれる可能性があることは、図1に示したエリア管理部24がコンテンツエリアテーブル24bを参照し、参照結果を再生制御部22に通知することで実現可能である。すなわち、図5(B)に示したコンテンツエリアテーブル24bで、エリア番号が「−1」となっているエリアに近接するエリアとして、エリア番号d及びhを特定することが出来る。エリア管理部24は、これらのエリア番号を、削除対象とされたデータが含まれる可能性があるエリアとして、再生制御部22に通知する。
また、同様の処理は、読み出し部22aにおいて行うことも可能である。すなわち、エリア管理部24から符号化データを受け取る際に、部分削除対象とされた区間はデータ転送が一時中断するため、この中断の直前のエリア番号d及び中断の直後のエリア番号hを、削除対象とされたデータが含まれる可能性があるエリアとして特定する。
パディングデータ挿入部22cでは、削除対象とされたデータが含まれる可能性があるエリアについて、削除対象とされたデータと、再生すべきデータの境界を判定し、パディングデータを挿入する。例えば、図2に示したエリア番号dのデータについては、前半にGOP31の符号化データ(再生すべきデータ)が、後半にGOP32の符号化データ(削除対象とされたデータ)がある。この場合、GOP32の先頭のIフレームのスタートコードを識別することで、容易に両者の境界を判定できる。同様に、図2に示したエリア番号hのデータでは、GOP33の先頭のIフレームのスタートコードを識別する。ただし、このような判定が可能となるためには、一つのGOPの符号化データ量に比べて一つのエリアで管理可能なデータ量が小さく、一つのエリアにGOPの境界が2以上含まれないことが必要である。本発明では、エリアにより管理可能なデータサイズがGOPのデータ量より小さく設定されているため、この条件が満たされている。
図9は、本実施形態の再生制御部22によって生成される復号部18への入力データの一例を示す図である。
本実施形態における入力データは、図2に示したエリア番号c,d,h,iに該当する部分を示し、エリア番号dとhのデータの一部にパディングデータが挿入されている。復号部18ではパディングデータを読み飛ばして復号処理を継続するため、パディングデータを用いない場合に比べ、余分なデータ(すなわち、エリア番号dの後半部分のデータや、エリア番号hの前半部分のデータ)の復号処理をする必要が無く、高速に処理することができる。
本発明によれば、部分削除対象とされた符号化データを含む符号化データを再生する際に、復号部の構成に変更を加えることなく、再生可能な符号化データを簡単に生成し、且つ、その符号化データを高速に処理することが出来る。
本発明の一実施形態に係るデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。 映像コンテンツとそれを記録したハードディスクにおける使用エリアの関係について説明するための図である。 図1に示したエリア管理部の構成例を示すブロック図である。 図3に示したエリアテーブルの構成例を示す図である。 図3に示したコンテンツエリアテーブルの構成例を示す図である。 図3に示したコンテンツエリアテーブルの他の構成例を示す図である。 図3に示したフリーエリア管理テーブルの構成例を示す図である。 図1に示した再生制御部の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の再生制御部によって生成される復号部への入力データの一例を示す図である。
符号の説明
10…データ処理装置、11…音声入力部、12…映像入力部、13…入力切替部、14…出力切替部、15…映像表示部、16…音声出力部、17…符号化部、18…復号部、19…主制御部、20…ユーザ入力装置、21…記録制御部、22…再生制御部、22a…読み出し部、22b…パディングデータ生成部、22c…パディングデータ挿入部、23…編集制御部、24…エリア管理部、24a…エリアテーブル、24b,24′…コンテンツエリアテーブル、24c…フリーエリア管理テーブル、24d…管理処理部、25…デバイス制御部、26…ハードディスク、31,32,33…GOP。

Claims (3)

  1. 記録媒体に記録されたコンテンツデータの編集処理を制御する編集制御部と、前記記録媒体の記録領域を複数の管理単位に分割して管理する管理部とを備えたデータ処理装置において、
    前記記録媒体に種別の異なる複数のコンテンツデータが記録されている場合、前記管理部が管理対象とする管理単位に割り当て可能なデータ量は、前記編集制御部によって編集処理可能な少なくとも1種類のコンテンツデータの単位データ量より小さく、
    前記管理部は、前記編集制御部によってコンテンツデータの一部が削除対象とされた際に、該削除対象のデータに対応する管理単位を書き込み可能状態とし、該管理単位に応じた前記記録媒体上の位置情報を、前記コンテンツデータの一部が削除対象とされた後も保持する手段を備え、
    該保持した位置情報に従って、前記管理単位を前記コンテンツデータの追加データ又は新規のコンテンツデータに割り当てることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、前記管理部は、前記編集制御部によって削除対象とされたコンテンツデータの一部の削除処理を取り消し、該削除処理を取り消したデータに対応する管理単位を書き込み不可状態に戻すことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1に記載のデータ処理装置において、前記管理部は、前記書き込み可能状態にある管理単位を取得できない場合、コンテンツデータに割り当て済みの管理単位を書き込み可能状態とし、該管理単位に応じた前記記録媒体上の位置情報を保持することを特徴とするデータ処理装置。
JP2004029927A 2004-02-05 2004-02-05 データ処理装置 Expired - Fee Related JP4197163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029927A JP4197163B2 (ja) 2004-02-05 2004-02-05 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029927A JP4197163B2 (ja) 2004-02-05 2004-02-05 データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005222623A JP2005222623A (ja) 2005-08-18
JP4197163B2 true JP4197163B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=34998130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004029927A Expired - Fee Related JP4197163B2 (ja) 2004-02-05 2004-02-05 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4197163B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7965736B2 (en) * 2005-08-24 2011-06-21 Qualcomm Incorporated Transmission of multiplex protocol data units in physical layer packets

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005222623A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100530410C (zh) 数据记录方法、数据显示方法和记录装置
EP1892716B1 (en) File splitting by splitting clusters and management information
JP4684522B2 (ja) 静止画のための情報の記録及び/または再生装置
JP4014656B2 (ja) ディスク形の記録担体上の実時間情報の記録、再生及び編集
KR100374032B1 (ko) 이동통신시스템의코딩및주파수다이버시티구현방법및장치
JP4241839B2 (ja) データ及びファイルシステム情報の記録装置及び記録方法
JP4251219B2 (ja) 編集装置及び編集方法
US20090324204A1 (en) Information processing method and information processing apparatus
JP4197163B2 (ja) データ処理装置
KR100382639B1 (ko) 실시간기록/재생정보를저장하는기록매체,실시간기록재생방법과장치및이정보를이용한파일조작방법
US7877688B2 (en) Data processing apparatus
JP2002373480A (ja) データ記録方法及びデータ記録装置ならびに記録媒体
JP4289403B2 (ja) 編集装置及び編集方法
KR100467615B1 (ko) 실시간 기록/재생 정보를 저장하는 기록 매체, 실시간기록재생방법과 장치 및 이 정보를 이용한 파일 조작 방법
RU2303823C2 (ru) Способ обработки, записи и воспроизведения файлов реального времени
JP4654161B2 (ja) 記録装置及び記録方法
JP5060279B2 (ja) データ記録装置
RU2300148C2 (ru) Носитель записи для хранения информации о записи/воспроизведении в реальном масштабе времени, способ и устройство для записи и воспроизведения в реальном масштабе времени и способ обработки файлов с их использованием
JP2006352180A (ja) 映像情報記録装置
JPWO2006008952A1 (ja) 情報記録制御装置、情報記録制御方法、情報再生制御装置、情報再生制御方法、情報記録媒体、情報記録制御用プログラム、及び情報再生制御用プログラム
JP4352323B2 (ja) 記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR20000004860A (ko) 정지화를 위한 가상 삭제 정보를 저장하는 기록 매체 및 기록재생방법과 장치
JP2006313602A (ja) 録画再生装置
JP2006079707A (ja) 記録装置、記録再生装置およびデータ管理方法
JP2005285164A (ja) データ記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4197163

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees