JP4196468B2 - 表示機能付き操作スイッチ回路及びそれを用いたアクチュエータ駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば操作スイッチ一体型LEDユニットのごとき表示機能付き操作スイッチ回路及びそれを用いた車両用ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ドアロック制御装置の操作側の部分を図6に示すブロック図を参照して説明する。
1Aは運転席近傍に設けられた操作スイッチ一体型LEDユニット、2Aは操作スイッチ一体型LEDユニットから離れて車体に搭載されたドアロック制御用のドアロックコントローラである。
【0003】
操作スイッチ一体型LEDユニット1Aは、3点切換型の切換スイッチ11AとLED12Aとからなり、切換スイッチ11Aの共通端子及びLED12Aの一端は接地されている。ドアロックコントローラ2Aは、トランジスタ21A、23A、ロック端子及びアンロック端子への給電制御用のコントローラA、LED駆動制御用のコントローラC及び各種抵抗素子を有している。これらコントローラA〜Cは、それぞれCPU24Aからの指令により各トランジスタを個別に制御し、トランジスタ21A、23Aは負荷電流制限抵抗rcを通じて切換スイッチ11Aのロック位置端子111、アンロック位置端子112及びLED12Aへケーブル3〜5を通じて個別に給電する。これにより、CPU24Aは負荷電流制限抵抗rcの反コレクタ側の一端の電位により、切換スイッチ11Aの動作状態を確認することができ、LED12AはコントローラCを通じてCPU24Aの指令どうりのオン、オフ動作を行う。
【0004】
また、車両には上記のドアロック制御装置以外にも、上述のごとき操作スイッチ一体型LEDユニットを用いる多くのアクチュエータ駆動装置が搭載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の操作スイッチ一体型LEDユニットを用いるアクチュエータ駆動装置では、遠隔側の操作スイッチ一体型LEDユニット1Aと中央側のコントローラ2Aとの間に、LED駆動用のケーブル5と操作スイッチの操作信号送信用のケーブル3、4とが必要であるため、工数及び重量の観点からその削減が長く望まれていたものの、複雑な信号多重システムを用いずにそれを実現することがいままでできなかった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、簡素な回路構成で操作信号伝送と表示素子駆動とを単一ケーブルで実現可能な表示機能付き操作スイッチ回路及びそれを用いたアクチュエータ駆動装置を実現することをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の表示機能付き操作スイッチ回路について以下に説明する。
操作回路部は、アクチュエータ駆動用の操作スイッチと、このアクチュエータの動作状態を表示する表示素子の他に、定電圧素子をもつ。この定電圧素子としては、通常、ツエナダイオードやアバランシエダイオードなどと呼ばれる定電圧ダイオードの他、同一のしきい値電圧以上で導通する機能を有する周知の種々の回路がある。たとえば接合ダイオードやLEDを適数個直列接続してもよい。表示素子は印加電圧の変化で表示状態を変更するものであればなんでもよい。定電圧素子と表示素子は直列に接続されて、配線(ケーブル)を通じて給電される。操作スイッチはこれら定電圧素子及び表示素子に対して並列接続される。
【0008】
配線の他端には、表示素子の表示を制御する表示制御部と、操作スイッチの操作状態を電圧信号としての操作指令信号として外部に出力する操作信号形成部とが接続される。表示制御部は、配線を通じてLED及び定電圧素子にLED駆動のための高い電圧を出力する。操作信号形成部は、直列接続された負荷素子及びダイオードを有し、表示制御部よりも低い電圧を配線を通じて操作スイッチに印加する。ダイオードは表示制御部側の高電圧が、操作スイッチの動作状態をその電圧降下による電圧信号に返還する負荷素子側に印加されるのを防止するためである。
【0009】
上記構成を採用することにより、以下の動作を行うことができる。
まず、操作スイッチのオフ時には、表示制御部は表示素子に給電してそれを表示(たとえば点灯)させる。操作スイッチがオンして表示素子/定電圧素子を短絡動作する場合には、表示素子は上記とは「別の表示(たとえば非点灯)」となるが、これは操作スイッチのオン操作によるアクチュエータの動作状態を、表示素子の「この別の表示(たとえば非点灯)」に対応させることにより、なんら支障は生じない。
【0010】
次に、表示制御部が表示素子に給電する、しないにかかわらず、操作スイッチが表示素子/定電圧素子を短絡動作する場合には、表示制御部又は操作信号形成部から操作スイッチに電流が流れて、操作信号形成部の負荷素子の電圧降下が増大するので、操作信号形成部は操作スイッチの状態を検出できる。
ダイオードは、操作スイッチのオフ時において表示制御部から操作信号形成部への直流電流の逆流を阻止するので、電力消費を低減することができる。
【0011】
最後に、表示制御部が表示素子に給電しない状態で、かつ、操作スイッチがオフ時には、操作信号形成部から表示素子/定電圧素子に低い電圧を印加するが、この時、定電圧素子はそのしきい値により電流を遮断するので、表示素子が誤って上記表示(たとえば点灯)させることがない。
結局、本構成によれば、表示機能付き操作スイッチ回路とコントローラとの間の操作信号伝送及び表示制御という二つの動作を、回路構成をそれほど複雑化させることなく一本の配線を共用して行うことができ、作業工数、装置(特にケーブル)重量、外部端子数の削減を実現することができる。
【0012】
請求項2記載の構成によれば請求項1記載の表示機能付き操作スイッチ回路において更に、スイッチ及び前記表示素子は一体に形成されているので、操作回路部は全体として一個の外部端子をもてばよい。同様に、操作信号形成部及び表示制御部を一体に形成することによりこちら側でも外部端子は一個でよい。
請求項3記載の構成によれば、請求項1又は2記載の表示機能付き操作スイッチ回路を複数用いる。これら複数の表示機能付き操作スイッチ回路は共通のコントローラ3を経由して複数のアクチュエータを個別に操作する。
【0013】
この構成では特に、コントローラは、複数のアクチュエータを作動させるための指令信号の入力に対して、複数のアクチュエータを順次に作動させる。
このようにすれば、給電線は、複数のアクチュエータの起動電流を同時に給電する必要がないので、給電線の細径化、フューズ容量の縮小による安全性の向上を図ることができる。
【0014】
【発明を実施するための態様】
本発明の表示機能付き操作スイッチ回路を用いたアクチュエータ駆動装置の好適な態様として車両用ドアロック装置を以下の実施例を参照して説明する。
【0015】
【実施例】
この実施例の車両用ドアロック装置を図面を参照して説明する。
(チャイルドロック操作・表示回路の構成)
図1は、この車両用ドアロック装置のチャイルドロック(後部ドアロック)制御兼状態表示用の操作表示部分を示す回路図である。
【0016】
1は運転席近傍に設けられたチャイルドロック制御用の操作スイッチ一体型LEDユニット、2は操作スイッチ一体型LEDユニット1から離れて車体に搭載されたドアロック制御用のドアロックコントローラである。
操作スイッチ一体型LEDユニット1は、3点切換型の切換スイッチ(本発明でいう操作スイッチ)11、LED12、定電圧ダイオード13及び抵抗素子14とからなり、一体に形成されている。LED12、定電圧ダイオード13及び抵抗素子14は直列接続されており、定電圧ダイオード13の一端は接地されている。なお、抵抗素子14は通電電流制限用のものであるが、LED12の他の素子で十分に電流制限を行う場合には必須ではない。切換スイッチ11の共通端子110は接地され、そのロック位置端子111はケーブル3の一端に、そのアンロック位置端子112及びLED12の一端はケーブル4の一端に接続されている。
【0017】
ドアロックコントローラ2は、トランジスタ21、23、ロック端子給電制御用のコントローラA、LED駆動制御用のコントローラC、抵抗素子(本発明でいう負荷素子)R、逆流防止用のダイオードD、CPU24及び後述する電流制限用の各種抵抗素子からなる。
トランジスタ21はバッテリから給電されて、そのコレクタ側の電流制限抵抗素子rc1を通じて切換スイッチ11のロック位置端子111に給電しており、この給電は、CPU24の指令を伝達するコントローラAによりベース電流制限用抵抗rb1を通じてトランジスタ21のベースに印加されるロック制御信号電圧により制御される。ロック位置端子111の電位すなわちロック位置端子111の開閉状態は抵抗素子rs1を通じてCPU24に読み込まれる。
【0018】
トランジスタ23は、図示しないバッテリから給電されて、そのコレクタ側の電流制限抵抗素子rc2及びケーブル3を通じて切換スイッチ11のアンロック位置端子112及びLED12に給電している。また、制御電源(5V)も抵抗素子(本発明でいう負荷素子)R、ダイオードD及びケーブル4を通じて切換スイッチ11のアンロック位置端子112及びLED12に給電している。ダイオードDのアノード電位すなわちアンロック位置端子112の開閉状態は抵抗素子rs2を通じてCPU24に読み込まれる。
【0019】
トランジスタ23、コントローラC、抵抗素子rc1、rb2は、本発明でいう表示制御部を構成し、抵抗素子R、rs2、ダイオードDは本発明でいう操作信号形成部を構成している。
上記した操作スイッチ一体型LEDユニット1の動作を以下に説明する。
(車両用ドアロック装置の全体構成)
図2はこの車両用ドアロック装置全体を示すブロック図である。
【0020】
5は上記チャイルドロック制御用の操作スイッチ一体型LEDユニットと同一構成のドアロック制御兼状態表示用の操作スイッチ一体型LEDユニット、6はイグニッションスイッチ、7は図示しないエアバッグの作動を制御するエアバッグコントローラ、8はドアロック用のアクチュエータ、9はチャイルドロック用のアクチュエータ、10はスイッチである。ドアロック用のアクチュエータ8は車両全部のドアのロック、アンロックを行い、チャイルドロック用のアクチュエータ9は車両後部のドアのロック、アンロックを行い、スイッチ10はチャイルドロック用のアクチュエータ9がロック状態かアンロック状態かを検出して対応する信号をCPU24に出力する。
(チャイルドロック操作・表示回路の動作)
上記構成を採用することにより、以下の動作を行うことができる。
【0021】
ロック発令動作
CPU24は、イグニッションスイッチ6のオンによりコントローラAを通じてトランジスタ21をオンし、これにより、CPU24は切換スイッチ11がロック位置端子111側に操作されたか、そうでないかを、抵抗素子rs1を通じての抵抗素子rc1の電圧降下量検出により読み込む。切換スイッチ11がロック位置端子111側に操作されたと判定した場合(ローレベル電位読み込みの場合)はチャイルドロック用のアクチュエータ9に後部ドアのロック動作を開始させ、これにより、リミットスイッチ10はロック動作を検出して後部ドアのロック、アンロック状態(チャイルドロック)を検出する。
【0022】
LED12の表示制御
この実施例では、チャイルドロック用のアクチュエータ9がロック動作していることをスイッチ10から読み込んだ場合に、LED12の点灯を行い、それ以外はLED12を消灯する。ただし、電力節減のためにイグニッションスイッチ6がオンしていない場合にはこの点灯は5秒間に制限する。すなわち、CPU24は、アクチュエータ10のロック動作をスイッチ10から読み込むと、イグニッションスイッチ6の状態に無関係にとりあえず5秒間LED12を点灯し、その後は、イグニッションスイッチ6がオンの間だけ点灯を持続する。
【0023】
アンロック動作発令
まず、トランジスタ23オン時のアンロック動作発令について以下に説明する。
この場合には、切換スイッチ11がアンロック位置端子112側に操作されると、ケーブル4の電位低下が生じるので、この電位低下をダイオードD及び抵抗素子rs2を通じてCPU24に読み込み、この読み込んだアンロック指令信号により、チャイルドロック装置9をアンロック動作させる。また、切換スイッチ11による接地短絡動作によりLED12が消灯する。チャイルドロック用のアクチュエータ9のこのアンロック動作はスイッチ10で検出されてCPU24に読み込まれ、CPU24はコントローラCを通じてトランジスタ23を遮断し、トランジスタ23を通じての高い電圧をもつバッテリからのLED12への給電を遮断される。ただ、制御電源電圧(+5V)は抵抗素子R、ダイオードD、切換スイッチ11を通じて電流を流す。この電流を減らすには抵抗素子Rの抵抗値を大きく設定すればよい。
【0024】
次に、トランジスタ23オフ時のアンロック動作発令について以下に説明する。
この直前には、制御電源電圧(+5V)が抵抗素子R、ダイオードDを通じて切換スイッチ11のアンロック位置端子112に印加されているので、切換スイッチ11をアンロック位置端子112側に倒すと、ダイオードDのアノード電極電位が低下し、CPU24は抵抗素子rs2を通じてこの電位低下を読み込んで切換スイッチ11からのアンロック指令を認識する。
【0025】
制御電源によるLED12の誤点灯防止
次に、トランジスタ23オフ時(CPU24によりアンロック状態表示時)で、かつ、切換スイッチ11がアンロック位置端子112に倒れていない場合のLED12の誤点灯防止について説明する。
この場合には、定電圧ダイオード13のしきい値電圧、ダイオードDの順方向しきい値電圧及びLED12の順方向しきい値電圧の合計より制御電源電圧(5V)が小さく設定してあるので、LED12には通電されず、LED12は制御電源電圧(5V)により誤って点灯(ロック状態表示)を行うことがない。
(ドアロックコントローラ2の動作説明)
上記説明した動作をドアロックコントローラ2の動作の観点から図3に示すフローチャートを参照して再度説明する。
【0026】
まず、コントローラAにトランジスタ21をオンさせ(ステップ100)、その後、イグニッションスイッチ6、エアバッグコントローラ7、切換スイッチ11、アクチュエータ8、9、スイッチ10の状態などを読み込み(ステップ102)、所定時間待機後、節電のためにコントローラAにトランジスタ21をオフさせ(ステップ104)、後述するロックフラグを0にリセットする(ステップ106)。
【0027】
次に、読み込んだd点電位がローレベルかどうかを判定し(ステップ108)、そうであれば切換スイッチ11はロック位置端子111側に倒れているとして、アクチュエータ9をロック駆動させ(ステップ110)、そのロック状態を示すロックフラグを立て(ステップ112)、ステップ118へ進む。ステップ108でd点電位がハイレベルであれば、f点電位がローレベルかどうかを判定し(ステップ114)、そうであれば切換スイッチ11はアンロック位置端子112側に倒れているとして、アクチュエータ9をアンロック駆動させ(ステップ116)、ステップ118へ進む。
【0028】
ステップ118では、スイッチ10の状態がロック側かどうかを判定し、そうでなければアンロック状態であるのでステップ136へ進んでLED12を消灯し、そうであればイグニッションスイッチ6の状態を判定し、イグニッションスイッチ6がオンであればステップ122へ進んでLED12を点灯する。ステップ120にてイグニッションスイッチがオフであれば、ロックフラグが1かどうかを調べ(ステップ124)、1であれば切換スイッチ11はロックを指令しているのでLED12を消灯し(ステップ136)、0であれば切換スイッチ11はアンロックを指令しているのでLED12を点灯する(ステップ126)。
【0029】
次に、5秒タイマがカウント中かどうかを調べ(ステップ128)、そうでなければステップ130でそれをスタートさせてから、そうでなければ直接、ステップ132へ進み、5秒タイマが5秒に達していなければS100へリターンし、達していればステップ134で5秒タイマを停止し、クリアしてから、LED12の消灯を行う(ステップ136)。
【0030】
この制御動作による各部状態を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
(フューズ20の溶断防止)
次に、図2に示すフューズ20の溶断防止のための制御動作を図5に示すフローチャートを参照して説明する。このルーチンは割り込みルーチンであって所定インタバルで実行される。
【0031】
エアバッグコントローラ7がエアバッグの膨張を指令する時、ドアロックコントローラ2はそれをステップ102で読み込んでホールドする。
次に、図5に示す割り込みルーチンが実行されると、まずエアバッグコントローラ7がエアバッグの膨張を指令しれいしたかどうか、すなわち衝突が検出されたかどうかを判定し(ステップ200)、そうでなければ図3に示すメインルーチンへリターンし、検出されたならドアロック用のアクチュエータ8をアンロック側に作動させ(ステップ202)、所定時間ΔT(ここでは2秒)待機後(ステップ204)、チャイルドロック用のアクチュエータ9をアンロック側に作動させる(ステップ206)。
【0032】
このようにすれば、衝突検出時でもアクチュエータ8、9が同時に起動することがないので、両者同時起動における大きな起動電流に耐えるようにフューズ(または過電流リレー)の設定を行う必要がなく、それよりも小さい電流によりフューズ(または過電流リレー)が作動するように設定でき、アクチュエータ8又は9のどちらかに上記両起動電流よりは小さいけれど許容値を超える大電流が流れてしまうということを防止することができ、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この車両用ドアロック装置のチャイルドロック制御兼状態表示用の操作表示部分を示す回路図である。
【図2】この車両用ドアロック装置全体を示すブロック図である。
【図3】図1の回路の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1の回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】図2の回路の他の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来の車両用ドアロック装置の操作表示部分を示す回路図である。
【符号の説明】
1はチャイルドロック制御用の操作スイッチ一体型LEDユニット(操作回路部)、2はドアロック制御用のドアロックコントローラ、4はケーブル(配線)、9はアクチュエータ、11は切換スイッチ(操作スイッチ)、12はLED(表示素子)、13は定電圧ダイオード、23はトランジスタ(表示制御部)、Cはコントローラ(表示制御部)、Rは抵抗素子(負荷素子、操作信号形成部)、Dはダイオード(操作信号形成部)
Claims (3)
- アクチュエータの動作状態を表示する表示素子(12)、前記表示素子(12)と直列接続された定電圧素子(13)、及び、前記表示素子(12)及び定電圧素子(13)に対して並列接続されて前記アクチュエータ(9)への操作指令信号を出力する操作スイッチ(11)を有し、一端が共通低位電源端に、他端が配線(4)の一端に接続される操作回路部(1)と、
所定電位の高電圧電源端と前記配線(4)の他端との間に介設されて前記表示素子(12)への給電及び給電遮断の切換により前記表示素子(12)の表示を制御する表示制御部(23、 C )と、
カソード端が前記配線(4)の他端に接続される逆流防止用のダイオード( D )、及び、所定の抵抗値を有して前記ダイオード( D )のアノード端と前記高電圧電源端よりも低電位の中電圧電源端との間に介設される負荷素子( R )を有し、前記ダイオード( D )と前記負荷素子( R )との接続点(f)の電位を前記操作スイッチ(11)の前記操作指令信号として前記アクチュエータ側へ出力する操作信号形成部(R、rs2、D、)と、
を備え、
前記定電圧素子(13)は、前記表示制御部(23、 C )から前記表示素子(12)への前記給電遮断時における前記操作信号形成部( R 、rs2、 D 、)からの給電を遮断するしきい値を有することを特徴とする表示機能付き操作スイッチ回路。 - 請求項1記載の表示機能付き操作スイッチ回路において、
前記スイッチ及び前記表示素子は、一体に形成されていることを特徴とする表示機能付き操作スイッチ回路。 - 複数の前記表示機能付き操作スイッチ回路からそれぞれ入力された前記指令信号に応じて複数の前記アクチュエータを個別に制御するコントローラを有し、前記コントローラは、前記複数のアクチュエータを作動させるための前記指令信号の入力に対して、前記複数のアクチュエータを順次に作動させることを特徴とする請求項1又は2記載の表示機能付き操作スイッチ回路を用いたアクチュエータ駆動装置。
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